JPS63179749A - バツフアメモリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバッファメモリに係り、特にレーザプリンタに
好適なパップアメモリに関する。

〔従来の技術〕

電子写真方式のレーザプリンタは、１ペ一ジ分の印刷が
始まると、そのページの全部が印刷し終わるまで一定速
度で印刷し続ける。従ってレーザプリンタに印刷データ
を供給するホスト側は、レーザプリンタの印刷速度以上
のデータ転送能力を持つものでなければならない。とこ
ろが多くのホストが１台のレーザプリンタを共有する場
合や、ホストのデータ転送速度が原稿によって変わる場
合は、ホストからのデータ転送速度がレーザプリンタの
印刷速度を下まわる場合が出てくる。一般にレーザプリ
ンタの印刷速度は容易に変更するこ時記憶しておくバッ
ファメモリが必要であった。

（文献にＣＲＴＣのバッファメモリの構成図であるがレ
ーザプリンタも同様である。） しかし一般にレーザプリンタは解像度が高いため、１ペ
一ジ分のバッファメモリの量は莫大になる、従来装置は
この点について配慮がされておらず、スペース的、金額
的に問題があった。

本発明の目的は、数行分のバッファメモリでありながら
、印刷データが極めて低速に送られる特殊な場合の印刷
に対しても対応できる、フレキシブルなバッファメモリ
を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ホストから転送される印刷データが、用意
された数行分（１ページの数分の１程度）のバッファメ
モリ全部に蓄積される時間を計数する手段を設け、この
結果によってバッファメモリのデータ配置を変更する手
段を設けることによつ′〔作用〕 バッファメモリへの蓄積時間を計数することによって、
ホストからの転送速度を検出することができる。これに
よりデータ転送がプリンタによる印刷に対して間に合わ
なくなるかどうかを判断できる。もしも間に合わないと
判断した場合、バッファメモリ内のデータ配置を変更す
るが、これはメモリ内部の画像情報の解像度を低下させ
、擬似的にその容量を前記判断に応じて増加させる。こ
れにより、１ページの数分の１のバッファメモリでも、
１ペ一ジ分のバッファメモリと同じようにレーザプリン
タに印刷データを安定して転送できる。また一般にホス
トの転送速度が遅い時はホストの性能が悪い場合が多く
、解像度も低下しているため、バッファメモリの解像度
を下げても出力画像に大きな変化はない。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１〜５図により説明する。

第１図は本発明の構成図である１本装置はホスト装置１
０１によって作り出された画像データ１０９を、レーザ
プリンタ１０３によって印刷する装置である。まず第２
図によって装置１０１から送信される画像データ１０９
について説明する。なお本例ではデータ１０９は用紙上
人から右へのラスクスキャン型で送信されるものとする
。

従って用紙上に例えば横１６．縦１６．計２５６の画像
データ１０９が存在する時は、第２図の用紙上の数字（
１６進）が示す順序でデータ１０９が送信される。この
横−例を１ラインと定義すると１ページは１６ラインと
なる。つぎに第１図に戻りバッファメモリ１０５の説明
をする。装置１０１からの送信が開始されると、バッフ
ァコントローラ１０２は制御信号１１０を使いデータ１
０９を装置ｉ！１０１から読み出し、それをアドレスＡ
Ｏ−Ａ７および制御信号１１５を使って順次バッファメ
モリ１０５に書き込む、メモリ１０５の容量は従来だと
１ペ一ジ分（１６ライン分、データ数２５６）必要であ
ったが１本例では１７４ペ一ジ分（４ライン分、データ
数６４）であると仮定する。従ってメモリ１０５のアド
レスはＡＯ〜Ａ５となりコントローラ１０２の出力アド
レスの方が数が多くなる。そこでコントローラ１０２と
メモリ１０５との間にデータセレクタ１０４を挿入しコ
ントローラ１０２のＡＯ，ＡｌまたはＡ６．Ａ７のいず
れか一方を選択してメモリ１０５のＡＯ，Ａｌに導くよ
うにする０選択基準は後述するがここではＡＯ，Ａｌが
選択されているとする。するとメモリ１０５の内部には
、第３図が示すようにデータ１０９のはじめの４ライン
分がそのまま記憶される。つぎに第１図に戻り、時間計
数器について説明する。コントローラ１０２は装置ｉ！
１０１からデータ１０９を受信開始するのと同時にデジ
タルタイマ１０６に信号１１２を送信する。タイマ１０
６は計算を開始し受信開始（つまりメモリ１０５への書
き込み開始）からの時間Ｔ１１６をコンパレータ１０７
に送信する。コンパレータ１０７は外部から入力される
時間に１１７と上記時間Ｔ１１６とを比較し、もしもＴ
≦にな−レベルになっており、セレクタ１０４はＡＯ。

Ａ１を選択している０時間が経過しメモリ１０５内に１
／４ペ一ジ分（４ライン分、データ数６４）のデータが
記録されるコントローラ１０２はＦＦ１０８に対し信号
１１３を送信する。ＦＦ１０８は信号１１３を受信した
時のコンパレータ１０７出力１１８をラッチし、それを
セレクタおよびコントローラ１０２に送信する。もしも
装置１０１の送信速度が速ければ、Ｔ≦にとなるので以
後セレクタ１０４はＡＯ，Ａｌを選択するようになり。

またコントローラ１０２はレーザプリンタ１０３を始動
させ、装置１０１からの入力データ１０９のメモリ１０
５への書き込みとプリンタ１０３への出力データ１０９
のメモリ１０５からの読み出しを時分割で行なう、これ
は通常のラインバッファコントロールである。一方もし
も装置ｔｌＯ１の送信速度が遅い時は、Ｔ＞Ｋとなりセ
レクタ１０４装置１０１からの入力データ１０９のメモ
リ１０５への書き込みのみを継続して行なう、この場合
、コントローラ１０２はメモリ１０４が１ペ一ジ分（１
６ライン、データ数２５６）の容量を持っているものと
してアドレスＡＯ〜Ａ７および制御信号１１５を発生す
る。ところがセレクタ１０４が前述したように動作して
いるので実際のメモリ１０５の内部は、第４図が示すよ
うに記憶されていく、従ってはじめに記録した１／４ペ
一ジ分（４ライン、データ数６４）のうち３／４（デー
タ数４８）は消去され、かわりに次の１／４ペ一ジ分の
１７４（データ数１６）及びその次の１／４ペ一ジ分の
１／４（データ数１６）、最後の１／４ペ一ジ分の１７
４（データ数１６）がその上に書き込まれ、結局１ペ一
ジ分のデータが４つおきに順次書き込まれる。書き込み
が終了するとコントローラ１０２はプリンタ１０３を始
動させ。

プリンタ１０３への出力データ１０９のメモリ１０５か
らの読み出しを行なう、読み出し時も、および制御信号
１１５を発生する。さらにセレクタ１０４も前の通りで
あるので、メモリ１０４から読み出されてプリンタ１０
３によって用紙上に書かれるデータは、第５図が示すよ
うにたて２よこ２の計４つのデータは同じものになる。

換言すると空間の解像度が１７２になったことになる。

但し一般に送信速度の低いホスト１０１は解像度も悪い
し、またレーザプリンタ１０３の解像度は十分に高いた
め出力画像の画質はあまり低下しない。

本実施例によれば、コントローラ１０２のメモリ１０５
に対する動作は、メモリ１０５の容量いかんにかかわら
ず、メモリ１０５が１ペ一ジ分の容量の時と同様である
ため、ユーザは必要に応じてバッファメモリの容量を拡
張することができる。

なお本例において画像データ送信の型をラスクスキャン
型２画像データ数を横１６．縦１６に限定したが、他の
送信型式やデータ数であっても本例は同様に有効である
。またバッファメモリの容量も本例では１７４ページと
したが、何分の１であっても本発明の効果は得られる。

以下１本発明の一実施例を第６〜８図により説明する。

第６図は本発明の構成図であるが、第１図と同じところ
は省略しである。第１図との相違点はセレクタ１０４が
個々のセレクタ２０１゜２０２になった点コンパレータ
１０７とＦＦＩＯ３がもう１組（２ｏ３と２０４）並置
された点である。なおコンパレータ２０３には外部から
適当な時間に２　（２１２）が入力されている。

本例でも前例と同様にメモリ１０５への書き込みが始ま
るとタイｖ１０６とＦＦ１０８，２０４がクリアされる
。従ってセレクタ２０１および２０２はそれぞれＡＯ，
Ａ４を選択するので、メモリ１０５の内部には第３図の
ように記憶される。

１／４ペ一ジ分のデータを送信後コントローラ１０２は
ＦＦ１０８に信号１１３を送信する。

ＦＦ１０８にラッチされた信号１１４はコントローラ１
０２に導かれる。もしもＴ≦にならばコンなり、メモリ
１０５への書き込みは継続される。

この時メモリ１０５の内部には第７図のように記憶され
る。再び１／４ペ一ジ分のデータを送信後コントローラ
１０２は今度はＦＦ２０４に信号２１４を送信する。Ｆ
Ｆ２０４にラッチされた信号２１１もコントローラ１０
２に導かれており、もしもＴ≦に２ならばコントローラ
１０２はプリントを開始し、Ｔ＞Ｋならばセレクタ２０
１および２０２がそれぞれＡＯ，Ａ７を選択するように
なり、メモリ１０５への書き込みは継続される。

この時メモリ１０５の内部には第４図のように記憶され
る。再び残りの１／２ペ一ジ分のデータの送信が終了す
ると、コントローラ１０２はプリントを開始する。プリ
ントされた用紙上のデータはメモリ１０５内部が第７図
の場合は第８図が示すようによこ２つのデータは同じも
のになる。

本実施例によれば、ホスト装置１０１の送信速度に合っ
たバッファメモリ１０５の構成を採ることができるので
解像度の犠牲も最小限度に抑えられる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、１ページの数分の１の容量のバッファ
メモリしか持たないレーザプリンタ印刷装置において、
ホストからの転送速度が極めて遅い場合に印刷不能にな
ることを回避できる。また逆に高速転送が可能なホスト
に対しては高解像度に印刷することができる。よって比
較的高価なバッファメモリを有効に利用することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第】０図は本発明の一実施例の構成図、第２図は原稿画
像データの説明図、第３図、第４図はバッファメモリ内
のデータ配置図、第５図はプリント後の画像データの説
明図、第６図は別の実施例の構成図、第７図はバッファ
メモリ内のデータ配置図、第８図はプリント後の画像デ
ータの説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホスト装置からの画像データを１度１ページより小
   さな容量のバッファメモリに記憶し、レーザプリンタに
   よつて印刷する装置において、バッファメモリにデータ
   が書き込まれる時間を計測する手段と、その時間によつ
   てメモリ内のデータ配置を変更する手段とを設けたこと
   を特徴とするバッファメモリ。 ２、特許請求の範囲第１項において、メモリに入力され
   るアドレスの順序を変更することにより、メモリの解像
   度を調節することを特徴とするバッファメモリ。