JPS6317920A - 発泡用樹脂組成物 - Google Patents

発泡用樹脂組成物

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JPS6317920A
JPS6317920A JP61162687A JP16268786A JPS6317920A JP S6317920 A JPS6317920 A JP S6317920A JP 61162687 A JP61162687 A JP 61162687A JP 16268786 A JP16268786 A JP 16268786A JP S6317920 A JPS6317920 A JP S6317920A
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foam
surfactant
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resin composition
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Tsutomu Toyoda
勉 豊田
Masatsugu Sekiguchi
正継 関口
Etsuji Iwami
悦司 岩見
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は得られる発泡体の難燃特性に優れ、かつ発泡時
の液の流動性の優れた発泡用樹脂組成物に関する。
(従来の技術〕 最近、建築用材料とくに住宅用外壁材に対する難燃性の
要求は厳しさを増しており、郷設省告示第1231号準
不燃試験に同第1372号模型箱試験が追加されるに致
りました。前記建設省告示第1372号模型箱試験とは
同第1231号準不燃試験における残炎、温度時間面積
2発煙係数の規制値を満たした上で、試験体を大型化し
、燃焼時の発熱量、燃焼後の形状を判定するという大変
厳しいものである。工業用ポリオールを原料として発泡
させたイソシアヌレート環を有する従来のイソシアヌレ
ート発泡体(ポリウレタン発泡体の一種)を用いた構造
体は燃焼後の形状変化が著しく発熱量も大きいため、前
記第1372号模型箱型試験に合格するのは難しい。
一方、公知のフェノール発泡体を用いた構造体は、燃焼
後の形状変化は少ないが、燃焼後の残炎時間が長いとい
う欠点を持つ。従来インシアヌレート環を有するイソシ
アヌレート発泡体(ポリウレタン発泡体の一種)を成形
するのに使用している製造設備をフェノール発泡体成形
用に切替える場合は1発泡時及び発泡後の加熱装置を高
温で且つ長時間加熱できる装置に変更しなければならず
又この装置を用いたフェノール発泡体の製造法も極めて
作業性の悪いものである。一方、炭水化物を原料として
発泡させた発泡体を用いた構造体は工業用ポリオールを
原料とするイソシアヌレート発泡体を用いた構造体に比
べ難燃性は向上するが。
とくに発泡時の液の流動性が劣るため、パネル製造時に
端部への充てん性が悪く、また高密度の発泡体しか得ら
れずコスト高となり、生産性も劣っている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、ポ
リウレタン発泡体の優れた作業性を生かして、得られる
発泡体の難燃特性に優れ、かつ発泡時の液の流動性の優
れた発泡用樹脂組成物を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、炭水化物の水溶液及び/又はスラリー、反応
触媒、インシアネート化合物、シリコーン整泡剤、界面
活性剤および必要に応じて難燃剤を含有してなる発泡用
樹脂組成物に関する。
本発明になる発泡用樹脂組成物に使用する炭水化物の水
溶液及び/又はスラリーとは、果糖、ぶどう糖、砂糖、
麦芽糖、セルロース等を単独で。
又は2種以上を組み合わせて水に溶解させた水溶液、水
に分散させたスラリー又はその水溶液とスラリーの混合
溶液である。市販品として入手し得るものとしては、王
子コンスターチ株式会社製。
異性化糖F−42,F−55およびHCがある。
例えばHCは果糖55.9重量%、ぶどう糖39.2重
量%、その他の糖分4.9重量%を含むものであり。
さらに水分を全体として24.5重量%含む混合物であ
る。また参松工業株式会社製、サンクラフト550は糖
成分として果糖55.6重量%、ぶどう糖39.3重量
係、オリゴ糖5.1重量%を含むものであシ、さらに水
分を全体として24.5重量%含む混合物である。
本発明における反応触媒としては、ジブチルスズジラウ
レート、ジブチルスズジオクトエート等のスズ化合物、
トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、トリエタノ
ールアミン、2−ジメチルアミノ−2−メチル−1−プ
ロパツール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツー
ル等のアミン化合物などがある。
本発明に用いられる界面活性剤としてはノニオン界面活
性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤および
両性界面活性剤のいずれも使用可能であり、これらを単
独であるいは組合せて使用することができる。
ノニオン系界面活性剤には9日本油脂株式会社製のノニ
オンLP−2OR,ノニオン0F−8SR,ノニオンL
T−221,ノニオンPT−221゜ノニオンA−13
P、ノニオンMN−811,ノニオンE−206,ノニ
オンP−208,ノニオンP−215,ノニオンに−2
04,ノニオンT−20&5.パーソフトNK−60.
パーソフトNK−100,ノニオンNS−202,ノニ
オンNS−240,ノニオン−206,ノニオンH8−
2081ノニオンL−2,ノニオンS−2,ノニオン5
−10.ノニオンO−2,ノニオンO−6、ノニオンT
−4,プロノン102.7”ロノン201、ディスパノ
ールLS−100,ディスパノールに−3,スタホーム
F、スタホームF’I(。
スタホームDL、スタホームDO,スタホームDO−8
,スタホームT、ペネゾールH−100,カーボダッシ
ュシリーズ、住友スリーエム株式会社製のFC−170
0,FC−430,PC−431゜三洋化成工業株式会
社製のノーポール20.ノニポール60.ノニボール1
40.ノニポール800゜ノニボールD−160.オク
タポール45.オクタポール80.オクタポール100
.オクタポール400.ノニボールソフト5M−55,
ノニポールン7)SMH−30,エマルミン40. エ
マルミン70. エマルミノ240.エマルミンL−3
80、イオネットMS−400,イオネットMO−40
0,イオネットDO−200,イオネット8−20.イ
オネット5−85.イオネットT−200,イオネット
T−800,ニューポールPE−61,ニューポールP
E−71,二ニーポールPE−108,ニューボールN
PE−2700、プセファンEX−24,プロファン2
012E、プロファン1281などが用いられる。アニ
オン系界面活性剤としては2日本油脂株式会社&のダイ
ヤボンS、)ラックスH−45゜トランクス)l−45
W、)ラックスに−40,)ラックスに−300,トラ
ンクスN−300,ニユーレツクスR8,ニューレック
ス几、ノニサール0K−1,ノニサール0K−2,ナイ
リューベ。
バーソフト8FT、パーソフト8LT、パーソフ)EF
、 パーyフ)ELT、 パー:/7 )EDO*ラピ
ゾー/l/B−30,ラピゾールB−90t ポリスタ
ーA−1060.ポリ、l’−8MX−1,オレオイル
ザルコシン221 P、サンアミドc−3゜フィレット
L、 ツルノンSS、ロイヤルM、 ツルノンP、住友
スリーエム株式会社製のFC−93゜)”C−95,P
C−98,PC−129などが用いられる。カチオン系
界面活性剤としては日本油脂株式会社製のカチオンSA
、カチオンMA、カチオンDTA、カチオンAB、カチ
オンAB−600、カチオンABT冨500. tJチ
オ7BB。
カチオンFB、  カチオンPB−40,カチオンV 
B、 力fオyF鵞−2OR,力fオニ/P*−50E
カチオン&  40 P O,カチオンL−207,ナ
イミーンL−201,ナイミーンL−202,ナイミー
ンF−215,ティミーンS−202,ナイミーンS−
220,ナイミーンTz202.ナイミーンT*260
.ナイミーンDT−208゜フィレットQ、アスファゾ
ール10.住友スリーエム株式会社製のFC−135な
どが用いられる。
両性界面活性剤としては2日本油脂株式会社製のアノン
BF、アノンBL、アノンLGなどがある。
本発明に用いられるシリコーン整泡剤には特に制限はな
いが9組成物の相溶性および流動性の点から好ましくは
けい素に結合したメチル基Hs ? −Jr CH−ChhO+−単位及び−+C出CHx 
O←年単位有し、けい素に結合したメチル基のモル数を
CH3 ■ X、  −+CH−CルO+−単位のモル数をX。
C1(3 一+CH−CHt O+−単位のモル数Y、及び−4−
CHtいられる。
囲のものがさらに好ましい。
このようなシリコーン整泡剤としては2例えば次式に示
されるものがある。
上式においてRはアルキレン基等、R’ハアルキル基等
、 m、、 n、、 7.、 yは0又は正の数である
本発明に使用されるシリコーン整泡剤としては。
東芝シリコーン株式会社製のTFA−4200゜TSF
−4450,TSF−4452,TFA−4310、T
SF−4445,日本ユニカー株式会社製(DSZ−1
605,8Z−1623,5Z−1610,信越化学株
式会社製のF−318゜F−341,F−347,F−
3508などがある。
シリコーン整泡剤の各セグメントのモル数X。
Y、Zは通常NMR分光法で測定される。テトラメチル
シランのメチル基のピークをo ppmとすると +8)  けい素に結合するメチル基のピークは0.0
5〜0.30 ppmFCあられれるので、このピーク
の積分値をメチル基のプロトン数3で割った値をXとす
る。
?H3 fb)  →CHCH2O+単位ニオイテハcH3−(
メチル基)のピークが0.90〜1.30pI)mにあ
られれるので、このピークの積分値をメチル基のプロト
ン数3で割った値をYとする。
(C)  A CHz CH2O+−単位にオイテは3
.10〜3.90ppmにC&のピークがあられれるの
で、このピークの積分値をプロトン数4で割った値をZ
とする。
本発明において必要に応じて使用される難燃剤としては
トリ゛ス(2−クロロエチル)フォスフェ−)、トリス
(2−クロロプロピル)7オスフエート、塩素化パラフ
ィン、ヘキサブロムベンゼン等の有機系難燃剤、三酸化
アンチモン、水酸化アルミニウム等の無機系難燃剤など
があり、これらを単独で、又は組み合わせて使用するこ
とができる。
本発明におけるインシアネート化合物としてはトリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
インホロンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,
4′−ジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネート等、これらの混合物、これらのインシアネ
ートの誘導体などがあり精製又は粗製の何れのイソシア
ネート化合物も使用でき、フェニルイソシアネート等の
モノイソシアネート化合物を併用することもできる。
また本発明になる発泡用樹脂組成物を用いて構造体を造
る場合には、該樹脂組成物から得られる発泡体の少なく
とも片面に難燃若しくは不燃性の板又はシートが設けら
れるが、この板又はシートとしてはアルミクラフト紙、
アルミニウム箔、銅箔等の金属箔、アルミアスベストシ
ート、木毛セメント板、鉄板、鋼板、ステンレス板、ア
ルミニウム板、銅板等の金属板、スレート板、ケイ酸カ
ルシウム板9石膏ボード、セメント板、ガラス繊維強化
セメント板等の無機質不燃板などがある。
これら難燃若しくは不燃性の板又はシートは外観上又は
腐食防止等の理由で塗装をしても差し支えがない。塗装
に使用する塗料は難燃性を低下させないよう、その材質
又は塗膜の厚みを充分考慮する必要があるが、塗膜が薄
ければその材質に特に制限はなく9通常市販されている
カラー鉄板でも充分不燃性の板として使用できる。
本発明になる発泡用樹脂組成物中の各成分の配合割合に
は特に制限はないが (al  炭水化物の水溶液及び/又はスラリー50〜
200重量部 (b)  反応触媒      0.1〜 5重量部(
C)  界面活性剤     9.1〜 5重量部(d
)  シリコーン整泡剤  0.1〜 5重量部(e)
  インシアネート化合物50〜200重量部(f) 
 難燃剤(選択的)0.1〜100重量部の割合で使用
することが好ましく。
(a)  炭水化物の水溶液及び/又はスラリー50〜
150重量部 (b)  反応触媒      0.5〜4.0重量部
IcI  界面活性剤     0.5〜4.0重量部
(d)  シリコーン整泡剤  0.5〜4.0重量部
(e)  インシアネート化合物 50〜150重量部
(f)  難燃剤(選択的)   5〜50重量部の割
合で使用することがさらに好ましい。また作業性の関係
で9例えば(a)及び(b)の混合物と(C1,(d)
(e)及び(f)の混合物を準備しておき、この両者を
混合し2反応させ発泡させることも可能である。反底温
度は特に制限はないが、10〜50℃が好ましく、混合
時の攪拌機の回転数も特に制限はないが1,000〜7
.000回転/分が好ましい。発泡体を成形するのに際
しては、特に制限はないが型を使用するのが好ましく9
例えは、上部が開放され底を有する型を用い、この下面
に難燃若しくは不燃性の板又はシートを置き、型を均一
な発泡体を得るのに好ましい30℃〜90℃に加温して
おく。次に前記の各材料を攪拌し混合して、この型内に
流し込む、ついで難燃著しくは不燃性の板又はシートを
備え、均一な発泡体を得るのに好ましい30℃〜90℃
に加温しておいた上型をこの板又はシートの面を溶液の
混合物に向けて載せ、型締めし2発泡させることによシ
1発泡体と難燃若しくは不燃性の板又はシートとが密着
した構造体を得ることが出来る。ここで難燃若しくは不
燃性の板又はシートは発泡体の片面又は両面の何れに設
けても良いが2両面に設はサンドインチ構造にしたもの
の方が難燃特性を高める上で好ましい。
この場合9発泡体の両面に設ける難燃若しくは不燃の板
又はシートは同一のものでも異種のものの組み合わせで
も良い。
(実施例〉 実施例1 本発明の詳細な説明する。実施例においてX。
Y、Zは前記の基のモル数を示す。
果糖75重量部、水道水25重量部1両性界面活性剤(
日本油脂社製、商品名ニッサンアノンBF)1.0重量
部にトリエタノールアミン1.5重量部を加えよく混合
し溶液Aを得た。
ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン
社製、商品名ミリオネートMR−100)80重量部に
シリコーン整泡剤(日本ユニカー社製、商品名整泡剤8
Z−1623,NMR分光法トリス(2−クロロエチル
)フォスフニートラ20重量部を加え混合し溶液Bを得
た。
流動性を評価するためにパネル充てん性等を調べた。パ
ネルのコーナ一部への充てん性(流れ性)を5段階評価
(点数が高い方が充てん性がすぐれている)するもので
次のような方法で調べた。
溶液A100重量部と溶液B150重量部を加え、ター
ビン羽根の付いた攪拌機を用いて2,000回転/分で
5秒間攪拌、混合したものを70℃に保温した平板パネ
ル作成型(鉄製、内寸350薗X250■×高さ15謳
)に流し込む。90秒後に脱型してパネル(厚さ15閣
)を得た。パネル充てん性は5点であった。
溶液A100重量部と溶液B150重量部をタービン羽
根の付いた攪拌機を用いて2,000回転/分で5秒間
攪拌、混合したものを25℃に保温し上部が開放され底
を有する木型製箱(内寸250■X250111X高さ
250un)内に流し込み。
120秒後の発泡体の高さは350mであった。
溶液A100重量部と溶液B150重量部をタービン羽
根の付いた攪拌機を用いて4000回転/分で5秒間攪
拌、混合したものを第1図のくさび型(型温度70℃)
内に流し込み、90秒後に脱型し流れ距離を測定したが
、この発泡体の流れ距離は230onoであった。
次に溶液A100重量部と溶液B100重量部を加え、
タービン羽根の付いた攪拌機で2,000回転/分で5
秒間攪拌、混合したものを40℃に保温した上部が開放
され底を有する木型(220gX 220 a++oX
高さ15 mm )内に流し込みこれに40℃に保温し
た上型を載せて型締めした。10分後に脱型して発泡体
(厚さ15mu+)を得た。この発泡体の密度は0.0
246/cm” 、小口吸水量は90g/mであった。
以下9本発明になる発泡用樹脂組成物を用いた難燃性構
造体の参考例を示す。
参考例1 上部が開放され底を有する木型(内容積220■X22
0anXIFznm)の下面にカラー鉄板(厚さ0.2
7 trm )を置いて型を40℃に加温しておく。
次に実施例1で用いた溶液A100重量部に溶液B15
0重量部を加えタービン羽根の付いた攪拌機で2,00
0回転/分で5秒間攪拌、混合し、これを上記型内へ流
し込み、これに、上面にアルミ=18− クラフト紙を貼υ付け40℃に加温した上型をアルミク
ラフト紙を溶液の混合物に向けて載せ型締めした。10
分後に脱型して発泡体(厚さ15mm)の表面にカラー
鉄板(厚さ0.27 m ) 、裏面にアルミクラフト
紙が接着した難燃性構造体を得た。
この構造体の芯材である発泡体の密度は0.0246 
/cm” 、小口吸水量は90g/mであ凱均−で微細
なセル構造を有する発泡体で、従来の発泡体と比べ小口
吸水量、流動性の点において遜色ないものであった。こ
の構造体を用いて建設省告示第1231号に基づく不燃
試験を行った結果を表1に示す。表1から明らかなよう
にこの構造体は燃焼後の外観形状、残炎9発煙係数、温
度係数、温度時間面積の各点において極めて優れていた
またこの構造体はカラー鉄板およびアルミクラフト紙に
対する接着性は優れていた。
実施例2 果糖75重量部、水道水25重量部、ノニオン系界面活
性剤(日本油脂社製、商品名ノニオンNS−200)1
.0重量部にトリエタノールアミン1.5重量部を加え
よく混合し溶液Cを得た。
実施例で得られた溶液A100重量部に溶液0150重
量部を加え、タービン羽根の付いた攪拌機を用いて2,
000回転/分で5秒間攪拌、混合し以下参考例1と同
様にして発泡体(厚さ15鵬)の表面にカラー鉄板、裏
面にアルミクラフト紙が接着した構造体を得た。この場
合の発泡体のパネル充てん性は5点9発泡高さ350m
、流れ距離225m、発泡体の密度は0.026 g/
an” 、小口吸水量は130g/mでちゃ均一で微細
なセル構造を有する発泡体であった。またこの構造体を
用いて建設省告示第1231号に基づく準不燃試験を行
った結果を表1に示す。表1から明らかなように参考例
1と比べ小口吸水量が大きくなっているが、流動性、難
燃性は同等の結果が得られた。
比較例1 果糖75重量部、水道水25重量部にトリエタノールア
ミン1.5重量部を加えよく混合し溶液りを得た。
ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン
社製、商品名ミリオネートMR−100)80重量部に
シリコーン整泡剤(東芝シリコーン社製、商品名T8F
−4450,NMR,分光法にトリス(2−クロロエチ
ル)フォスフェートを20重量部を加え混合し溶液Eを
得た。
溶液D100重量部に溶液8150重量部を加え、ター
ビン羽根の付いた攪拌機を用いて4000回転/分で5
秒間攪拌、混合し以下参考例1と同様にして発泡体(厚
さ15肛)の表面にカラー鉄板、裏面にアルミクラフト
紙が接着した構造体を得た。この場合2発泡体のパネル
充てん性は2点。
発泡高さは290■、流れ距離は180■9発泡体の密
度は0.035 g/cm” 、小口吸水量は100g
 / mで均一で微細なセル構造を有する発泡体であっ
た。またこの構造体を用いて建設省告示第1231号に
基づく準不燃試験を行った結果を表1に示す。表1から
明らかなように本比較例になる構造体はイソシアヌレー
ト発泡体や、フェノ−ル発泡体を用いた構造体に比べ燃
焼後の外観形状。
発煙係数、5分後の排気温度の各点において向上してい
るものの、流動性が劣っていた。
比較例勉 ヘテロフオーム28264 (7ツ力−社g、 商品名
)21.1重量部、ヘテロフオーム29696(7y力
−社H,商品名)23.5重量部、DC−193(ダウ
コーニング社製、商品名)1重量部。
ポリキャット41(サンアボット社製、商品名)1.4
2重量部、フレオン11(三井フロロケミカル社製、商
品名)25重量部を混合した溶液にイソネート580(
アップジョン社製、商品名)101重量部を加えタービ
ン羽根の付いた攪拌機で2.ooo回転/分で5秒間攪
拌、混合し以下参考例1と同様にしてイソシアヌレート
発泡体(厚さ15 mm )の表面にカラー鉄板、裏面
にアルミクラフト紙が接着した構造を得た。この場合9
発泡体のパネル充てん性は4〜5点9発泡高さは290
−2くさび型流れ距離は210■9発泡体の密度は0.
0359/C1++”、小口吸水量は40g/mであつ
た。またこの構造体を用いて建設省告示第1231号に
基づく準不燃試験を行った結果を表1に示す。表1から
明らかなように本比較例になる構造体の小口吸水量は参
考例の発泡体に比べすぐれているが、燃焼後の外観変化
全署しくほとんどの発泡体が焼失していた。発煙係数2
時間源度面積の点においても著しく劣っていた。
比較例3 ダンフェノンll0A(保土谷化学社製、商品−110
0重量部と7レオン11(三井フロロケミカル社製、商
品名)15重量部を混合した溶液にダンフェノン110
B硬化剤(保土谷化学社製。
商品名〕40重量部、ダンフェノン110C整泡剤(保
土谷化学社製、商品名)15重量部を混合した溶液を加
えタービン羽根の付いた攪拌機でλOOO回転/分で5
秒間攪拌、混合し以下参考例1と同様にしてフェノール
発泡体(厚さ15■)の表面にカラー鉄板、裏面にアル
ミクラフト紙が接着した構造体を得た。しかし、フェノ
ール発泡体は硬化性が著しく劣るため100℃30分て
アフターキュアを行った。この場合9発泡体のパネル充
てん性は2点9発泡高さは230 I[1mt  <さ
び型流れ距離は100ann*発泡体の密度は0.04
06/am3μ小ロ吸水量は210g/mであった。フ
ェノール発泡体の表面にフライアビリティが生シるため
該発泡体とアルミクラフト紙及びカラー鉄板との接着は
劣っていた。
この構造物を用いて建設省告示第1231号に基づく準
不燃試験を行った結果を表1に示す。表1よシ明らかな
ように本比較例の構造体は燃焼後の外観は良好であった
が残炎が長く劣っていた。
以下余白 1)パネル充てん性(5点法) 内寸350X250X15−の平板パネル作製型(鉄板
)に樹脂を注入(樹脂量39s)Lパネル(型温度70
℃)コーナ一部への流れ性を評価した。
5点・・・・・・コーナ一部へ完全に充てんした。
4点・・・・・・コーナ一部へ1ケ所未充てん。
3点・・・・・・コーナ一部へ2〜3ケ所未充てん。
2点・・・・・・コーナ一部へ全く充てんしない(但し
コーナ一部付近まで流動する。)。
1点・・・・・・コーナ一部近くまでも流動しない。
2)発泡高さくwin) 内寸250X250X250mmの木型(型温度250
℃)に樹脂300gを注入2発泡し、最高発泡高さを測
定した。
3)くさび型流れ距離(rmn ) 第1図に示す先端が細くなったくさび状の型(型温度7
0℃)に混合物(15g)を注入し流れ距離を測定した
4)小口吸水量 発泡体(スキン層なしンを100X50X15■に切断
し、JIS  A  1414 に準じて72時間水浸
漬後の吸水量を測定した。
(発明の効果) 本発明になる発泡用樹脂組成物は、得られる発発体の難
燃特性に優れ、かつ発泡時の液の流動性の優れた発泡用
樹脂組成物である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例および比較例においてくさび型流れ距離
の測定に用いた型の略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭水化物の水溶液及び/又はスラリー、反応触媒、
    イソシアネート化合物、シリコーン整泡剤、界面活性剤
    および必要に応じて難燃剤を含有してなる発泡用樹脂組
    成物。 2、界面活性剤がノニオン系界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の発泡用樹脂組成物。 3、界面活性剤がアニオン系界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の発泡用樹脂組成物。 4、界面活性剤がカチオン系界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の発泡用樹脂組成物。 5、界面活性剤が両性界面活性剤である特許請求の範囲
    第1項記載の発泡用樹脂組成物。 6、シリコーン整泡剤をけい素に結合したメチル基、▲
    数式、化学式、表等があります▼単位及び−(CH_2
    CH_2O)−単位を有し、けい素に結合したメチル基
    のモル数をX、▲数式、化学式、表等があります▼単位
    のモル数をY及び −(CH_2CH_2O)−単位のモル数をZとしたと
    き、Y+Z/X=0.5〜11およびY/Z=0〜1.
    8であるシリコーン整泡剤とした特許請求の範囲第1項
    記載の発泡用樹脂組成物。 7、シリコーン整泡剤をY+Z/X=0.5〜11およ
    びY/Z=0〜1.0であるシリコーン整泡剤とした特
    許請求の範囲第6項記載の発泡用樹脂組成物。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6320314A (ja) * 1986-07-11 1988-01-28 Hitachi Chem Co Ltd 発泡用樹脂組成物

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