JPS6317037A - 難燃性構造体 - Google Patents

難燃性構造体

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JPS6317037A
JPS6317037A JP61161206A JP16120686A JPS6317037A JP S6317037 A JPS6317037 A JP S6317037A JP 61161206 A JP61161206 A JP 61161206A JP 16120686 A JP16120686 A JP 16120686A JP S6317037 A JPS6317037 A JP S6317037A
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flame
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foam
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surfactant
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正継 関口
勉 豊田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、構造体の製造時の作業性にすぐれ。
かり難燃性にすぐれた難燃性構造体に関する。
(従来の技術) 最近、建築用材料とくに住宅用外壁材に対する難燃性の
要求は厳しさを増しており、建設省告示第1231号準
不燃試験に同第1372号模型箱試験が追加されるに至
った。前記建設省告示第1372号模型箱試験とは同第
1231号準不燃試験における残炎、温度時間面積1発
煙係数の規制値を満たした上で、試験体を大型化し、燃
焼時の発熱量、燃焼後の形状を判定するという大変厳し
いものである。工業用ポリオールを原料として発泡させ
たイソシアヌレート環を有する従来のインシアヌレート
発r包体(ポリウレタン発泡体の一種)を用いた構造体
は燃焼後の形状変化が著しく発熱量も大きい友め、前記
第1372号模型箱試験に合格するのは難しい。
一方、公知のフェノール発泡体を用いた構造体は、燃焼
後の形状変化は少ないが、燃焼後の残炎時間が長いとい
う欠点を持つ。従来イソシアヌレート環を有するイソシ
アヌレート発泡体(ポリウレタン発泡体の一種)を成形
するのに使用している製造設備をフェノール発泡体成形
用に切替える場合は1発泡時及び発泡後の加熱装置を高
温で且つ長時間加熱できる装置に変更しなければならず
又この装置を用いたフェノール発泡体の製造法も極めて
作業性の悪いものである。一方、炭水化物を原料として
発泡させた発泡体を用いた構造体は工業用ポリオールを
原料とするイソシアヌレート発泡体を用いた構造体に比
べ難燃性は向上するが。
とくに発泡時の液の流動性が劣るため、パネル製造時に
端部への充てん性が悪く、また高密度の発泡体しか得ら
れずコスト高となり、生産性も劣っている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、構
造体製造時の作業性にすぐれ、かつ難燃性にすぐれた難
燃性溝i体を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、炭水化物の水溶液及び/又はスラリー、反応
触媒、イソシアネート化合物、シリコーン整泡剤、界面
活性剤および必要〈応じて難燃剤を含有する組成物より
得られる発泡体の少なくとも片面に難燃もしくは不燃性
の板又はシートを設けてなる難燃性構造体に関する。
本発明における発泡体に使用する炭水化物の水溶液及び
/又はスラリーとは、果糖、ぶどう糖。
砂糖、麦芽糖、セルロース等を単独で、又は2種以上を
組み合わせて水に溶解させた水溶液、水に分散させたス
ラリー又はその水溶液とスラリーの混合溶液である。市
販品として入手し得るものとしては、王子コンスターチ
株式会社製、異性化糖F−42,F−55およびHCが
ある。例えばHCは果糖55.9重量%、ぶどう糖39
.2重量%。
その他の糖分4.9重量%を含むものであシ、さらに水
分を全体として24.5重量%含む混合物である。また
参松工業株式会社製、サンクラフト550は糖成分とし
て果糖55.6重量%、ぶどう糖39.3重量%、オリ
ゴ塘5.1重量%を含むものであシ。
さらに水分を全体として24.5重量%含む混合物であ
る。
本発明に用いられる反応触媒としては、ジブチルスズジ
ラウレート、ジブチルスズジオクトエート等のスズ化合
物、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、トリエ
タノールアミン、2−ジメチルアミノ−2−メチル−1
−プロパツール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパ
ツール等のアミン化合物々どがある。
本発明に用いられる界面活性剤としては、ノニオン界面
活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤およ
び両性界面活性剤のいずれも使用可能であり、これらを
単独であるいけ組み合わせて使用することができる。
ノニオン系界面活性剤としては1日本油脂株式会社製の
ノニオンLP−2OR,ノニオン0P−85R,ノニオ
ンLT−221,ノニオンPT−221゜ノニオンA−
13P、ノニオンMN−811,ノニオンE−206,
ノニオンP−208,ノニオンP−215、ノニオンに
−204,ノニオンT−208,5゜パーソフトNK−
60.パーソフトNK−100゜ノニオンNS−202
,ノニオンNS−240,ノニオン−206,ノニオン
MS−208,ノニオンL−2.ノニオンS−2,ノニ
オン5−10゜ノニオンO−2.ノニオン0−6.ノニ
オンT−4、プロノン102.7’ロノン201.ディ
スパノールL8−100.ディスパノールに−3,スタ
ホームF、スタホームPK、スタホームDL。
スタホームDO,スタホームDo−8,スタホームT、
ベネゾールH−100,カーボダッシュシリーズ、住友
スリーエム株式会社製のFC−170C,FC−430
,FC−431,三洋化成工業株式会社袈のノニボール
20.ノニポール60゜ノニポール140.ノニポール
800.ノニポールD−160,オクタボール45.オ
クタボール80、オクタボール100.オクタボール4
00゜ノーポールソフト5M−55,ノニボールソフト
SMH−30,エマルミノ40.エマルミン70゜エマ
ルミノ240.エマルミンL−380,イオネットMS
−400,イオネットMO−400。
イオネットDo−200,イオネット5−20゜イオネ
ット8−85.イオネットT−200,イオネットT−
800,ニューボールPR−61゜ニューボールPE−
71,ニューボールPE108゜ニューボールNPE−
2700,プロファンEX−24,グロファン2012
E、プロファン1281などが用いられる。
アニオン系界面活性剤としては9日本油脂株式会社製の
ダイヤポンS、)ラックスH−45,)ラックスH−4
5W、)ラックスに−40,)ラックスに−300,ト
ランクスN−300,ニユーレツクスR8゜ニューレッ
クスR,ノニサール0K−1,ノニサール0K−2,ナ
イリューぺ、パーソフト8 FT。
パーソフト8LT、パーソフトEF、パーソフトELT
、パーソフトEDO,ラピゾールB −30゜ラピゾー
ルB−90,ポリスターA−1060゜ポリスター8M
X−1,オレオイルザルコシン221 F、サンアミド
C−3,フィレットL、ツルノンSS、ロイヤルM、ツ
ルノンP、住友スリーエム株式会社製のFC−93,F
C−95゜FC−98,FC−129などが用いられる
。カチオン系界面活性剤としては9日本油脂株式会社製
のカチオンSA、カチオンMA、カチオンD’I’A。
カチオンAB、カチオンAB−600,カチオンABT
!−500,カチオンBB、カチオンFB。
カチオンPB−40,カチオンVB、カチオンF!−2
OR,カチオンF!−50E 、カチオンE鵞−40P
O,カチオンL−207,ナイミーンL−201、ナイ
ミーンL−202,ナイミーンF−215、ティミーン
S−202,ナイミーンS−220、ナイミーンT*2
02.  ナイミーンTz−260、ナイミーンDT−
208,フィレットQ。
アスクアゾール10.住友スリーエム株式会製のFC−
135などが用いられる。両性界面活性剤としては9日
本油脂株式会社製のアノンBF、アノンBL、アノンL
Gなどがある。
本発明において用いられるシリコーン整泡剤には特に制
限はないが1組成物の相溶性及び流動性の点から好まし
くは、けい素に結合したメチル基。
し、けい素に結合したメチル基のモル数t−X。
Hs ものが好ましい。
このようなシリコーン整泡剤としては9例えば次式に示
されるものがおる。
上式において几はアルキレン基等、R′はアルキル基等
、m、n、z、yは0又は正の整数である。
本発明に使用されるシリコーン整泡剤としては。
東芝シリコーン株式会社製のTF’A−4200゜TS
F−4450,TSF−4452,TFA−4310,
TSF−4445,日本ユニカー株式%式% −1610,信越化学株式会社製のF−318゜F−3
41,F−347,F−3508などがある。
シリコーン整泡剤の各セグメントのモル数X。
Y、Zは通常NMR分光法で測定される。テトラメチル
シランのメチル基のピークをOPPMとすると (a)  けい素に結合するメチル基のピークFi0.
05〜0.30PPMK;J)られれるので、このピー
クの積分値をメチル基のプロトン数3で割った値をXと
する。
チル基)のピークが0.90〜1.30 PPMにあら
れれるので、このピークの積分値をメチル基のプロトン
数3で割り九値をYとする。
f’)  −イCH*CHzO→一単位においては、3
.10〜3.90 PPMにCH,のピークがあられれ
るので。
このピークの積分値をプロトン数4で割った値をZとす
る。
本発明において、必要に応じて使用される難燃剤トシて
はトリス(2−クロロエチル)フォスフニー)、)!J
ス(2−クロロプロピル)フォスフェート、塩素化パラ
フィン、ヘキサブロムベンゼン等の有機系難燃剤、二酸
化アンチモン、水酸化アルミニウム等の無機系難燃剤な
どがあり、これらを単独で、又は組み合わせて使用する
ことができる。
本発明におけるイソシアネート化合物としてはトリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,
4′−ジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネート等、これらの混合物、これらのイソシアネ
ートの誘導体などがらり精製又は粗製の何れのイソシア
ネート化合物も使用でき、フェニルイソシアネート等の
モノイソシアネート化合物を併用することもできる。
また本発明になる構造体を造る場合に9発泡体の少なく
とも片面に設ける難燃若しくは不燃性の板又はシートと
しては、アルミクラフト紙、アルミニウム箔、銅箔等の
金属箔、アルミアスベストシート、木毛セメント板、鉄
板、鋼板、ステンレス板、アルミニウム板、銅板等の金
属板、スレート板、ケイ酸カルシウム板2石膏ボード、
セメント板、ガラス繊維強化セメント板等の無機質不燃
板などがおる。
これら難燃若しくは不燃性の板又はシートは外観上又は
腐食防止等の理由で塗装をしても差し支えがない。塗装
に使用する塗料は難燃性を低下させないよう、その材質
又は塗膜の厚みを充分考慮する必要があるが、塗膜が薄
ければその材質に特に制限はなく9通常市販されている
カラー鉄板でも充分不燃性の板として使用できる。
本発明における組成物中の各成分の配合割合には特に制
限はないが (a)  炭水化物の水溶液及び/又はスラリー50〜
200重量部 (bl  反応触媒      0.1〜 5重量部(
C)  界面活性剤     0.1〜 5重量部(d
)  シリコーン整泡剤  0.1〜 5重量部tel
  インシアネート化合物 50〜200重量部(fl
  M燃剤(選択的)   0.1−100重量部の割
合で使用することが好ましく。
(a)  炭水化物の水溶液及び/又はスラリー50〜
150重量部 (b)  反応触媒      0.5〜4.0重量部
(C)  界面活性剤     0.5〜4.0重量部
(d)  シリコーン整泡剤  0.5〜4.0重量部
(e)  イソシアネート化合物 50〜150重量部
(f)  難燃剤(選択的)   5〜50重量部の割
合で使用することがさらに好ましい。また作業性の関係
で9例えば(a)、 (b)及び(C)の混合物と(d
)。
(e)及び(flの混合物を準備しておき、この両者を
混合し1反応させ発泡させることも可能である。反応温
度は特に制限はないが、10〜50℃が好ましく、混合
時の攪拌機の回転数も特に制限はないが1.000〜7
. OOO回転/分が好ましい。発泡体を形成するのに
際しては、特に制限はないが型を使用するのが好ましく
9例えば、上部が開放され底を有する型を用い、この下
面に難燃若しくは不燃性の板又はシートを置き、型を均
一な発泡体を得るのに好ましい30℃〜90℃に加温し
ておく。次に前記の各材料を攪拌し混合して、この型内
に流し込む。ついで難燃若しくは不燃性の板又はシート
を備え、均一な発泡体を得るのに好ましい306C〜9
0℃に加温しておいた上型をこの板又はシートの面を溶
液の混合物に向けて載せ、型締めし1発泡させることK
より1発泡体と難燃若しくは不燃性の板又はシートとが
密着した構造体を得ることが出来る。ここで難燃若しく
は不燃性の板又はシートは発泡体の片面又は両面の何れ
に設けても良いが9両面に設はサンドインチ構造にした
ものの方が難燃特性を高める上で好ましい。
この場合1発泡体の両面に設ける難燃若しくは不燃の板
又はシートは同一のものでも異稲のものの組み合わせで
も良い。
(実施例) 本発明の詳細な説明する。実施例においてX。
Y、Zは前記の基のモル数を示す。
実施例1 果糖75重量部、水道水25重量部9両性界面活性剤(
日本油脂社製、商品名ニッサンアノンBF)1.0重量
部にトリエタノールアミン1.5重量部を加えよく混合
し溶液Aを得た。
ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン
社製、商品名ミリオネートMR−100)80重量部に
シリコーン整泡剤(日本ユニカー社製、商品名整泡剤5
Z−1623,NMR,分光法量部、トリス(2−クロ
ロエチル)フォスフェートを20重置部を加え混合し溶
液Bを得た。
流動性を評価するためにパネル充てん性等を調べた。パ
ネルのコーナ一部への充てん性(流れ性)を5段階評価
(点数が高い方が充てん性がすぐれている)するもので
次のような方法で調べた。
溶液A100重量部と溶液B150重量部を加え、ター
ビン羽根の付いた攪拌機を用いてa000回転/分で5
秒間攪拌、混合したものを70℃に保温した平板パネル
作成型(鉄製、内寸335−0nr×2501[1mX
高さ15mm)に流し込む。90秒後に脱型してパネル
(厚さ15 mm )を得た。パネル 充てん性は5点
であつ九。
溶液A 100重量部と溶液B150重量部を加え、タ
ービン羽根の付い友攪拌機を用いて2,000回転/分
で5秒間攪拌、混合したものを25℃に保温した上部が
開放され底を有する本型製箱(内寸250mX 250
mmX高さ250mm)内に流し込み、120秒後の発
泡体の高さは350mmであった。
溶液A 100重量部と溶液B150重量部を加え、タ
ービン羽根の付いた攪拌機を用いて2,000回転/分
で5秒間攪拌、混合したものを第1図に断面図を示すく
さび型(横@!200..型温度70℃)内に流し込み
、*をして発泡させ90秒後に脱型し流れ距離を測定し
たところ、この発泡体の流れ距離は230mmであった
次に溶液A 100重量部と溶液B 100重量部を加
え、タービン羽根の付いた攪拌機で2,000回転/分
で5秒間攪拌、混合したものを40”CK保温した上部
が開放され底を有する本望(220■X220mmX高
さ15−)内に流し込みこれに40℃に保温した上型を
載せて型締めした。10分後に脱型して発泡体(厚さ1
5 mm )を得た。この発泡体の密度は0.024.
小口吸水量は90g/mであった。
上部i開放され底を有する木型(内容積220鵬X 2
20mmX 15an )の下面にカラー鉄板(厚さ0
.270)を置いて型を40℃に加温しておく。
次に参考例で得た溶液A100重量部に参考例で得た溶
液B150重量部を加えタービン羽根の付いた攪拌機で
2,000回転/分で5秒間攪拌、混合し、これを上記
型内へ流し込み、これに、上面にアルミクラフト紙を貼
り付け40℃に加温した上型をアルミクラフト紙を溶液
A、Bの混合物に向けて載せ型締めした。10分後に脱
型して発泡体(厚さ15工)の表面にカラー鉄板(厚さ
0.27−コ)、裏面にアルミクラフト紙が接着した難
燃性構造体を得た。この構造体を用いて建設省告示第1
231号に基づく不燃試験を行った結果を表1に示す。
表1から明らかなようにこの構造体は燃焼後の外観形状
、残炎2発煙係数、温度係数、温度時間面積の各点にお
いて極めて優れていた。またこの構造体はカラー鉄板お
よびアルミクラフト紙に対する接着性は優れていた。
実施例2 果糖75重量部、水道水25重量部、ノニオン系界面活
性剤(日本油脂社製、商品名ノニオンNS−200)1
.0重量部にトリエタノールアミン1.5重量部を加え
よく混合し溶液Cを得た。
実施例1で得牧nた溶液A 100重量部に溶液015
0重量部を加え、タービン羽根の付いた攪拌機を用いて
2,000回転/分で5秒間攪拌、混合し以下実施例1
と同様にして発泡体(厚さ15mm)の表面にカラー鉄
板、裏面にアルミクラフト紙が接着した構造体を得た。
この場合9発泡体のパネル充てん性は5点9発泡高さ3
50mm、<さび屋流れ距離225mm+発泡体の密度
は0.026g/an”、小口吸水量は130g/mで
あり均一で微細なセル構造を有する発泡体であった。ま
たこの構造体を用いて建設省告示第1231号に基づく
準不燃試験を行った結果を表1に示す。表1から明らか
なように実施例1と比べ小口吸水量が大きくなっている
が、流動性、難燃性は同等であし。
この構造体はカラ鉄板およびアルミクラフト紙に対する
接着性は優れていた。
比較例1 果糖75重量部、水道水25重量部にトリエタノールア
ミン1.5重量部を加えよく混合し溶液りを得た。
ジフェニルメタジインシアネート(日本ポリウレタン社
製、商品名ミリオネートMR−Zoo)80重量部にシ
リコーン整泡剤(東芝シリコーン社製、商品名TSF−
4450,NMR分光法にa、)IJス(2−クロロエ
チル)フォスフェートを20重量部を加え混合し溶液E
を得た。
溶液D 100重量部に溶液8150重量部を加え、タ
ービン羽根の付いた攪拌機を用いて4000回転/分で
5秒間攪拌、混合し、以下実施例1と同様にして発泡体
(厚さ15mm)の表面にカラー鉄板、裏面にアルミク
ラフト紙が接着した構造体を得た。この場合9発泡体の
パネル充てん性は2点2発泡高さは290胴、流れ距離
は180an。
発泡体の密度は0.0359/C♂、小口吸水量は10
0g/mで均一で微細なセル構造を有する発泡体であっ
た。またこの構造体を用いて建設省告示第1231号に
基づく準不燃試験を行った結果を表1に示す。表1から
明らかなように本比較例になる構造体はイソシアヌレー
ト発泡体や、フェノール発泡体を用いた構造体に比べ燃
焼後の外観形状2発煙係数、5分後の排気温度の各点に
おいて向上しているものの、流動性に劣っていた。
比較例2 ヘテロフオーム28264 (フッカ−社s、 商品名
)21.1重量部、ヘテロフオーム29696(フッカ
−社製、商品名) 23.5重量部、DC−193(ダ
ウコーニング社製、商品名)1重量部。
ポリキャット41(サンアボンド社製、商品名)1.4
2を置部、フレオン11(三井フロロケミカル社製、商
品名)25重量部を混合した溶液にイソネート580(
アップジョン社製、商品名)101重量部を加えタービ
ン羽根の付いた攪拌機で2,000回転/分で5秒間攪
拌、混合し以下比較例1と同様にしてイソシアヌレート
発泡体(厚さ15 mm )の表面にカラー鉄板、裏面
にアルミクラフト紙が接着した構造を得た。この場合、
インシアヌレート発泡体のパネルの充てん注は4〜5点
9発泡高さは290mm、<さび型流れ距離は210m
m、発泡体の密度はo、o 3s 9/C1113,小
口吸水量は40g/mであった。またこの構造体を用い
て建設省告示第1231号に基づく準不燃試験を行った
結果を表1に示す。表1から明らかなように本比較例に
なる構造体は流動性(パネル充てん性)、小口吸水量に
おいては実施例の発泡体に比べすぐれているが、燃焼後
の外観変化は著しくほとんどの発泡体が焼失していた。
発煙係数。
時間温度面積の点においても著しく劣っていた。
比較例3 ダンフェノンll0A(保土谷化学社製、商品名)10
0重量部とフレオン11(三井フロロケミカル社製、商
品名)15重量部を混合した溶液にダンフェノン110
B硬化剤(保土谷化学社製。
商品名)40重量部、ダンフェノン110C整泡剤(保
土谷化学社製、商品名)15重量部を混合した溶液を加
えタービン羽根の付いた攪拌機で2.000回転/分で
5秒間攪拌、混合し以下実施例1と同様にしてフェノー
ル発泡体(厚さ15mm)の表面にカラー鉄板、裏面に
アルミクラフト紙が接着した構造体を得た。しかし、フ
ェノール発泡体は硬化性が著しく劣るため100℃30
分でアフターキュアを行った。この場合、フェノール発
泡体のパネルの充てん性は2点9発泡高さ230閣、く
さび型流れ距離は100mm、発泡体の密度は0.04
0 g/cIIr1.小口吸水量は210g/mであっ
た。フェノール発泡体の表面にプライアビリティが生じ
るため該発泡体とアルミクラフト紙及びカラー鉄板との
接着は劣っていた。
この構造物を用いて建設省告示第1231号に基づく準
不燃試験を行った結果を表1に示す。表1より明らかな
ように本比較例の構造体は燃焼後の外観は良好であった
が残炎が長く劣っていた。
以下余白 1)パネル充てん性(5点法) 内寸350X250X15■の平板パネル作製型(鉄板
)K樹脂を注入(樹脂量39g)Lパネル(型温度70
℃)コーナ一部への流れ性を評価した。
5点・・・コーナ一部へ完全に充てんした。
4点・・・コーナ一部へ1ケ所未充てん。
3点・・・コーナ一部へ2〜3ケ所未充てん。
2点・・・コーナ一部へ全く充てんしない(但しコーナ
一部付近まで流動) 1点・・・コーナ一部近くまでも流動しない。
2)発泡高さくmm) 内寸250X250X250閣の木型(型温度250℃
)に樹脂3009を注入9発泡し、最高発泡高さを測定
した。
3)くさび型流れ距離(=) 第1図に示す先端が細くなったくさび状の型(型温度7
0℃)に混合物(15g)を注入し流れ距離を測定した
4)小口吸水量 発泡体(スキン層なし)を100X50X15 mに切
断し、JIS  A  1414に準じて72時間水浸
漬後の吸水量を測定した。
(発明の効果) 本発明になる難燃性構造体は、従来のフェノール発泡体
、工業用ポリオールを原料とするインシアヌレート発泡
体等を用いた構造体に比べ、流動特性および離燃性にす
ぐれた構造体である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例および比較例においてくさび型流れ距離
の測定に用いた型の略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭水化物の水溶液及び/又はスラリー、反応触媒、
    イソシアネート化合物、シリコーン整泡剤、界面活性剤
    および必要に応じて難燃剤を含有する組成物より得られ
    る発泡体の少なくとも片面に難燃若しくは不燃性の板又
    はシートを設けてなる難燃性構造体。 2、界面活性剤がノニオン系界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の難燃性構造体。 3、界面活性剤がアニオン系界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の難燃性構造体。 4、界面活性剤がカチオン系界面活性剤である特許請求
    の範囲第1項記載の難燃性構造体。 5、界面活性剤が両性界面活性剤である特許請求の範囲
    第1項記載の難燃性構造体。 6、シリコーン整泡剤を、けい素に結合したメチル基、
    ▲数式、化学式、表等があります▼単位及び−(CH_
    2CH_2O)−単位を有し、けい素に結合したメチル
    基のモル数をX、▲数式、化学式、表等があります▼単
    位のモル数をY及び−(CH_2CH_2)−単位のモ
    ル数をZとしたときに、(Y+Z)/X=0.5〜11
    、およびY/Z=0〜1.8であるシリコーン整泡剤と
    した特許請求の範囲第1項記載の難燃性構造体。 7、シリコーン整泡剤を(Y+Z)/X=0.5〜11
    およびY/Z=0〜1.0であるシリコーン整泡剤とし
    た特許請求の範囲第6項記載の難燃性構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8420974B2 (en) 1997-03-20 2013-04-16 Tadahiro Ohmi Long life welding electrode and its fixing structure, welding head, and welding method

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