JPS6317873A - エチレンオキシドの回収方法 - Google Patents

エチレンオキシドの回収方法

Info

Publication number
JPS6317873A
JPS6317873A JP61159672A JP15967286A JPS6317873A JP S6317873 A JPS6317873 A JP S6317873A JP 61159672 A JP61159672 A JP 61159672A JP 15967286 A JP15967286 A JP 15967286A JP S6317873 A JPS6317873 A JP S6317873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene oxide
column
tower
liquid
absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61159672A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655734B2 (ja
Inventor
Yukihiko Kakimoto
行彦 柿本
Masayuki Sawada
沢田 雅行
Nobuaki Kajimoto
梶本 宣明
Isamu Kiguchi
木口 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP61159672A priority Critical patent/JPH0655734B2/ja
Publication of JPS6317873A publication Critical patent/JPS6317873A/ja
Publication of JPH0655734B2 publication Critical patent/JPH0655734B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エチレンを分子状酸素含有ガスにより接触気
相酸化して得られるエチレンオキシドを精製する方法に
関するものである。ざらに詳しくは、エチレンを銀触媒
の存在下、分子状酸素合有ガスにより接触気相酸化して
得られるエチレンオキシドを含む反応生成ガスをエチレ
ンオキシド吸収塔へ導びき吸収液に吸収させてエチレン
オキシドを回収し、ついでエチレンオキシドを含む吸収
液をエチレンオキシド放散塔へ送り、エチレンオキシド
放散塔底部を加熱することによりエチレンオキシド放散
塔頂よりエチレンオキシドを放散し、エチレンオキシド
放散塔底部より抜き出した液の一部はエチレンオキシド
吸収塔へ尋き吸収液として循環使用する工程よりなるエ
チレンオキシドの回収方法においてエチレンオキシド放
散塔及びエチレンオキシド精留塔及び軽質分分離塔の加
熱エネルギーを低減させるエチレンオキシドの回収方法
に関するものである。
(従来の技術) エチレンオキシドを回収する工程において、反応生成ガ
スを水を主とする吸収液に吸収させエチレンオキシド水
溶液として回収し、この水溶液からエチレンオキシドを
放散せしめ又エチレンオキシドを得ている。エチレンオ
キシドは一般につざのようにして回収される。エチレン
と分子状酸へ含有ガスとを銀触媒上で接触気相酸化して
生成するエチレンオキシドを含む反応生成ガスをエチレ
ンオキシド吸収塔へ導びき水を主とする吸収液と向流接
触さtソエチレンオキシド水溶液として回収し、ついで
エチレンオキシド放散塔へ送り、エチレンオキシド放散
塔底部を加熱蒸気で111熱するごとによってエチレン
オキシドを水溶液から放散させ、エチレンオキシド放散
塔底部より実質的にエチレンオキシドを含まない水溶液
は吸収液とじて循環使用し、エチレンオキシド放散塔頂
部より放散されるエチレンオキシド、水、二酸化炭木、
不活性ガス(窒素、アルゴン、メタン、エタン、)の他
ホルムアルデヒド等の低沸点不純;IIJ 83よびア
セトアルデヒド、醋V秀の高沸点不1111!物を含む
放散物を脱水工程、軽質分分離工程J3よび車質分分加
工程の各々を経て精製しエチレンオキシドを製)Δりる
ことができる。エチレンオキシドの回収方法については
種々の提案がされている。たとえば、米国!4!を前箱
3.165.539号、米国特許第2゜771.473
号、米国特許第4,028,070号、米国特許第3.
097.215弓、米国特許第3.217.466翼、
米田持−1第3.745.092号、米国特許第3.7
29,899’;、米国特許第3.766.71/1弓
、13よび米11特訂第3,964,980号等が挙げ
られる。
従来公知の方法を具体的に説1IIltろと、怜1えば
第1図にd3いてエチレンを銀触媒の存在下、分子状酸
木含イjガスにより接触気相酸化して生成するエチレン
オキシドを含む反応生成ガスを導管1を通して、充填塔
あるいは棚段塔型式のエチレンオキシド吸収塔2の下部
へ供給し、導管3よりエチレンオキシド吸収塔2の上部
へ吸収液を導入し、反応生成ガスと向流接触させ、反応
生成ガス中の99重量%以上のエチレンオキシドを回収
し、エチレンオキシド吸収塔2の塔頂より吸収しなかっ
たエチレン、酸素、二酸化炭素、不活性ガス(窒素、ア
ルゴン、メタン、エタン)アルデヒド類、酸性物質等の
ガスtま導管4を通して二酸化炭素吸収工程および/ま
たは酸化反応工程へ循環される。
この吸収工程においてエチレンオキシドの他、エチレン
、酸素、二酸化炭素、不活性ガス(窒素、アルゴン、メ
タン、エタン、)ならびにエチレン酸化反応工程で生成
したホルムアルデヒド等の低沸点不純物、アセトアルデ
ヒド、酢酸等の高沸点不純物もその実質量が同時に吸収
される。エチレンオキシド吸収塔2の塔底液を導管5を
通して熱交換器6へ送りエチレンオキシド放散塔底液と
熱交換して温度70〜110℃に高め、導管7によりフ
ラッシュタンク8へ送られ一部エチレンオキシド、水を
含む不活性ガスの軽質分ガスが導管9により分離される
。軽質分ガスをフラッシュした残部の吸収液を導管10
を通して塔頂圧力0.1〜2 K9 / ci G、塔
頂温度85〜120℃のエチレンオキシドt!1数基1
1の上部へ供給し、エチレンオキシド放散塔11の加熱
器12より水蒸気またはダウサム(ダウ社、熱媒体商品
)等の加熱媒体で導管13を通して加熱するか、または
直接エチレンオキシド放散塔11の底部へ水蒸気を導入
する加熱方式により加熱し、吸収液中に含まれるエチレ
ンオキシドの99重量%以上を放散せしめ、エチレンオ
キシド放散塔11の底部よりエチレンオキシドを実質的
に含まない温度100〜150℃のエチレンオキシド放
散塔底液の一部は導管14および導管15を通して熱交
換器6でエチレンオキシド吸収塔2の塔底液と熱交換し
、導管16を通して、さらに導管18および導管19に
冷却水が通る冷2JI器17により冷却し、ついで吸収
液中のエチレングリコール濃度を調節するため新鮮な水
を導管21を通して尋人し、必要により、吸収液中のD
 Hを調節するため水酸化カリウム水溶液を添加し、吸
収液中の消泡剤濃度を調節するため消泡剤をエチレンオ
キシド吸収塔2へそれぞれ導入することができる。エチ
レンを分子状Witで酸化する酸化工程およびエチレン
オキシド放散工程の間で吸収液中にエチレンオキシドと
水との加水反応で生成する副生エチレングリコールおよ
びホルムアルデヒド等の低沸点不純物、アセトアルデヒ
ドおよびM酸等の高沸点不純物の増加を防ぐためエチレ
ンオキシド放散塔11の塔底部より導管14および22
を通してエチレンオキシド放散塔11の底液を抜き出し
、副生エチレングリコール濃縮工程に送られる。
一方、エチレンオキシド放散塔11の塔頂部より放散さ
れるエチレンオキシドを含む放散蒸気は導管23を通し
て、導管25および導管26に冷却水が通る凝縮器24
へ送り、凝縮液は導管27を通してエチレンオキシド放
散塔11の塔頂部へ還流し、未凝縮蒸気は導管28を通
して脱水塔29へ供給される。
脱水塔29の加熱器30により水蒸気またはダウサム(
ダウ社商品)等の加熱媒体で導管31を通して加熱する
か、または直接脱水塔29の下部へ水蒸気を導入する加
熱方式により加熱し、脱水塔29の塔底より導管32を
通して実質的にエチレンオキシドを含まない水が抜き出
される。
脱水塔2つの塔頂部よりエチレンオキシドを含む蒸気は
導管33を通して、導管35および導管36に冷却水ま
たはブラインが通る凝縮器34へ送り、凝縮液は導管3
7を通して脱水塔29の塔頂部へ還流し、凝縮器34の
未凝縮蒸気は導管39を通して再エチレンオキシド吸収
塔(図示していない)へ供給される。凝縮器34の凝縮
液の他部は導管38を通して重質分分離塔40へ供給さ
れる。
重質分分離塔40の加熱器41により水蒸気またはダウ
サム(ダウ社商品)等の加熱媒体で々管42を通して加
熱する方式により加熱し、重質分分離塔40の塔頂部よ
り重質分を含むエチレンオキシド蒸気は導管43を通し
て凝縮器44へ送り、凝縮液は導管47を通して重質分
分離塔40の塔頂部へ運流し、未凝縮蒸気は導管48を
通してエチレンオキシドを回収するため再エチレンオキ
シド吸収塔(図示してない)へ供給される。
一方、重質分を分離されたエチレンオキシドは重質分分
離塔40の塔底より導管49を通してエチレンオキシド
精留塔50へ供給される。
エチレンオキシド精留塔50の加熱器58へ導管59よ
り圧力0.5〜3.0に9/r:iGの水蒸気を供給し
、エチレンオキシド精留塔50の塔底温;度 35〜8
5℃、エチレンオキシド精留塔底圧力1.2〜8.27
(y/C!iGで精留を行ない、エチレンオキシド精留
塔頂より塔頂温度29〜81℃、塔頂圧力1.0〜8.
0Aff10jGのエチレンオキシド蒸気を導管51を
通して、凝縮器52へ送りエチレンオキシド蒸気は液化
し、液化した一部は導管56を通してエチレンオキシド
精留塔50の塔頂部へ還流液として導入し、液化した他
部は導管57を通してエチレンオキシド製品として抜き
出される。
エチレンオキシド精留塔50の凝縮器52の未凝縮蒸気
は導管55を通してエチレンオキシドを回収するため再
エチレンオキシド吸収塔(図示してない)へ供給される
エチレンオキシド精留塔50の塔底液はアセトアルデヒ
ド、水、および酢酸等の高沸点不純物の重質分分離のた
め必要により導管67を通して抜き出される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなエチレンオキシドの精製方法
は、エチレンオキシド放散塔頂蒸気の凝縮熱の回収やエ
チレンオキシド放散塔底部より抜き出された液が有する
熱エネルギーを回収する点については十分でなく、大(
6)の熱量が系外に廃棄されるという問題があった。従
来の方法は100〜150℃のエチレンオキシド放散塔
底液をエチレンオキシド吸収塔底液と熱交換させ、熱量
の回収を行なった後、冷加してエチレンオキシド吸収塔
の吸収液としていた。また、エチレンオキシドの精製方
法はエチレンオキシド放散塔及びエチレンオキシド精留
塔及び軽質分分離塔における加熱蒸気量を多聞に消費す
る問題があった。
したがって、本発明の目的は、エチレンオキシドの新規
な精製方法を提供することにある。
本発明の俵の目的は、エチレンオキシド放散塔底液の有
するエネルギーの有効利用をはかったエチレンオキシド
の精製方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) これらの諸目的は、エチレンを分子状酸素含有ガスと接
触気相酸化して生成したエチレンオキシドを含有する反
応生成ガスをエチレンオキシド吸収塔へ導入し吸収液と
向流接触さ゛せ、吸収塔頂部よりのガスの一部はエチレ
ン酸化反応工程へ循環し、エチレンオキシドを含む吸収
塔底液はエチレンオキシド放散塔へ供給し、エチレンオ
キシド放散塔頂部からエチレンオキシドを放散せしめ、
エチレンオキシド放散塔底部より抜き出した液はエチレ
ンオキシド吸収塔へ導き吸収液として循環使用する工程
よりなるエチレンオキシド回収方法において、エチレン
オキシドの放rfiR5底部より抜き出した液をフラッ
シュ処理して気相部と液相部に分離し、気相部は圧縮し
てエチレンオキシド放散塔底部の気相部へ導入し、液相
部はエチレンオキシド精留塔および/または軟質分分離
塔の加熱源とした後、エチレンオキシド吸収塔の吸収液
とすることを特徴とするエチレンオキシドの回収方法に
より達成される。
これらの諸目的は、前記方法において、液相部はエチレ
ンオキシド精留塔の加熱源として使用することよりなる
エチレンオキシドの精製方法によっても達成される。前
記方法において、液相部は軽質分分離塔の加熱源として
用いることよりなるエチレンオキシドの精製方法によっ
ても達成される。さらに前記方法において、液相部はエ
チレンオキシド精留塔および軽質分分離塔の両者に供給
されてその加熱源として使用することよりなるエチレン
オキシドの精製方法によっても達成される。
また、前記方法において、液相部はエチレンオキシド精
留塔の加熱源として使用したのち、さらに軽質分分離塔
に供給してその加熱源として使用することよりなるエチ
レンオキシドの精製方法によっても達成される。
第1図は、公知のエチレンオキシドの精製方法の一例を
示すフローチャートであり、 第2〜5図は、本発明によるエチレンオキシドの精製方
法の実施態様を示すフローチャートである。
本発明においてエチレンオキシド吸収塔へ供給される吸
収液の温度は5〜40℃、好ましくは10〜35℃であ
り、吸収液の組成はpl−1が5〜12、好ましくは6
〜11、エチレングリコール濃度が1〜40重量%、好
ましくは5〜30重量%、消泡剤濃度がo、ippm以
上、好ましくは1〜1100pp、残り水の範囲にtI
Il 御される。吸収液中のエチレングリコール濃度を
一定に保持するためエチレンオキシド吸収塔とエチレン
オキシド放散塔とを循環する吸収液の一部をエチレンオ
キシド放散塔底部から抜き出し副としエチレングリコー
ル濃度塔へ送り、必要により新鮮な水が尋人され$す御
される。pHの調節は、たとえばカリウム、ナトリウム
のようなアルカリ金属の水酸化物や炭酸塩等の吸収液に
溶解する化合物を添加することにより行うのが好ましく
、添加剤は具体的には水酸化カリウムまたは水酸化ナト
リウムが好ましい。
消泡剤は、エチレンオキシド、aj生エチレングリコー
ル等に不活性であり、吸収液の消泡効果をfiするもの
であればいかなる消泡剤でも使用でき、代表的な例とし
ては水溶性シリコンエマルション  。
が吸収液への分散性、希釈安定性、熱安定性が優れてい
るので効果的である。
エチレンオキシド吸収塔の操作条件は、反応生成ガス中
のエチレンオキシド濃度が0.5〜5容t11%、好ま
しくは1.0〜4容艶%であり、エチレンオキシド吸収
塔の操作圧は2〜4 Q Kg/ ai G、好ましく
は10〜30 Kg / cIiGである。エチレンオ
キシド放rli塔の操作条件は、エチレンオキシド放散
塔頂圧力0 、 1〜2 Kg / ci G、好まし
くは0゜3〜0.6句/ ci G、エチレンオキシド
放散塔頂温度85〜120℃、エヂレンオキシド放散塔
底温度100〜150℃、エチレンオキシド放散塔底エ
チレンオキシド濃度はl0DI)III以下、好ましく
は0.5ppm以下である。
本発明の第1の特徴はエチレンオキシド放散塔底部より
出る液をエチレンオキシド放散塔底部の圧力より低い圧
力で操作されるフラッシュタンクへ導入し、低圧蒸気を
発生させる。この蒸気の発生は吸熱的であり溶液の温度
の低下をもたらす効果がある。発生した水蒸気は、電気
駆動の遠心式圧縮機またはスクリュウ式圧縮機あるいは
往復動式圧縮機により昇圧され、エチレンオキシド放散
塔底部の気相部へ供給されエチレンオキシド放散塔の加
熱源の一部となり、エチレンオキシド放散塔の加熱ぬの
水蒸気の削減を持たらす。さらに低圧蒸気を発生した残
部の液はエチレンオキシド吸収塔底部からの液と熱交換
され熱回収される。
一方、エチレンオキシド吸収塔底液は低圧蒸気を発生し
たエチレンオキシド放散塔底液の残部と熱交換された後
、フラッシュタンクにて軽質弁ガスを分離した後、エチ
レンオキシド放散塔頂部へ供給されてエチレンオキシド
は放散される。本発明においてエチレンオキシド放散塔
頂部より放散されるものは、大部分がエチレンオキシド
および水、少部分が二酸化炭素および微61の酸素、エ
チレン、不活性ガス(窒素、アルゴン、メタン、エタン
)、ホルムアルデヒド等の低沸点不純物、アセトアルデ
ヒドおよび酢V等の高沸点不純物からなる放散物である
本発明の他の特徴覧よ、エチレンオキシド放散塔底部よ
り抜き出した液が有する熱エネルギーを回収し、その回
収熱エネルギーの有効利用を計ることである。
その手段として、エチレンオキシド放散塔底部より出る
液をエチレンオキシド放散塔底部の圧力より低い圧力で
操作されるフラッシュタンクへ導入し、低圧蒸気を発生
させる。この蒸気の発生は吸熱的であり溶液の温度の低
下をもたらす効果がある。発生した蒸気は、電気駆動の
遠心式圧縮機またはスクリュウ式圧縮機あるいは往復動
式圧縮機により昇圧されエチレンオキシド放散塔底部の
気相部へ供給されエチレンオキシド放散塔の加熱源の一
部となり、°エチレンオキシド放散塔の加熱源の水蒸気
の削減を持たらす。さらに低圧水蒸気を発生した残部の
液はエチレンオキシド吸収塔底部からの液と熱交換器に
より熱交換され熱回収される。
一方、エチレンオキシド吸収塔底液は低圧蒸気を発生し
たエチレンオキシド放散塔底液の残部と熱交換された後
、フラッシュタンクにて軽質弁ガスを分離した後、エチ
レンオキシド放散塔頂部へ供給されてエチレンオキシド
は放散される。本発明においてエチレンオキシド放散塔
より放散されるものは、大部分がエチレンオキシドおよ
び水、少部分が二酸化炭素および微1■の酸素、エチレ
ン、不活性ガス(窒素、アルゴン、メタン、エタン)、
ホルムアルデヒド等の低沸点不純物、アセトアルデヒド
および酢酸等の高沸点不純物からなる放散物である。
また、熱回収されたエチレンオキシド放散塔底液は、さ
らに熱エネルギーを有しているため、エチレンオキシド
精留塔の加熱源として利用され、エチレンオキシド精留
塔加熱源の水蒸気の削減をもたらす。一方エヂレンオキ
シド放散塔頂より放散される放散物も熱エネルギーを有
しているためエチレンオキシド精留塔加熱源として利用
することができ、エチレンオキシド精留塔加熱源の水蒸
気の削減をもたらす。
本発明においてエチレンオキシド脱水塔へ供給される供
給蒸気の温度は5〜60℃、好ましくは10〜50℃で
あり、供給蒸気のエチレンオキシド濃度は80〜98手
昂%の範囲である。
エチレンオキシド脱水塔の操作条件は、脱水塔頂点1[
力0〜2 KFi / cti G、好ましくは0.3
〜0゜689 / ci G、脱水RS Ws Q度1
0〜40℃、脱水塔底温度100〜130℃の範囲であ
る。脱水船底エチレンオキシド濃度は100ppI!1
以下、好ましくはl0CDI以下の範囲である。
本発明において軽質弁分離塔へ供給される供給液の温度
は0〜50℃、好ましくは5〜30℃であり、供給液の
組成は大部分がエチレンオキシドで、わずかのホルムア
ルデヒド等のアルデヒド類及び水を含んでいる。
軽質分分離塔の操作条件は、軟質分分離塔頂圧力1〜1
0Kg/cdG好ましくは3〜789 / ci Gの
範囲である。
IIf質分分離塔頂温度30〜90℃、軽質分分離塔底
温度30〜90℃の範囲である。
軽質分分離塔底エチレンオキシド濃度は99.5虫堡%
以上、好ましくは99.95車量%以上の範囲である。
本発明においてエチレンオキシド精留塔は棚段塔型式お
よび充填塔型式がある。
棚段塔型式の蒸留塔のa段としては種々あるがバブルキ
ャップトレイ、ユニフラックストレイ、ターボグリッド
トレイ、リップトレイ、フレキシトレイ、シープトレイ
、パラストトレイ等が挙げられる。また、充填塔型式の
精留塔の充填物としては、ラシヒリング、ボールリング
、サドル型リング、スパイラルリング、マクマホンバッ
キング、インターロックスメタルバッキング、−論理段
数あたり10mm1−1a以下の圧力損失を布する充填
物、織物または編物構造の金網積FJ仮等が挙げられる
本発明においてエチレンオキシド精留塔および軽質分分
離塔は一理論段数あたり20mmHg以下、好ましくは
15顛H(+以下の圧力損失を有する棚段塔形式および
一理論段数あたり10mH(]以下、好ましくは85t
ys H(+以下の圧力損失を有する充填塔形式が好ま
しい。
本発明においてエチレンオキシド精留塔へ供給される供
給液の温度は30〜90℃、好ましくは50〜70℃で
あり、供給液の組成はエチレンオキシド濃度が99.5
重量%以上、好ましく(ま99.95重量%以上の範囲
に制御される。
エチレンオキシドの精留塔の操作条件は、精留塔頂圧力
1 、0〜8 、0 K9 / ci G、好ましくは
1゜2〜5.0に9/ciG、精留塔Tli温度29〜
81℃、精留塔底温度35〜85℃、精留塔底エチレン
オキシド濃度は30〜90重品%、好ましくは40〜8
01聞%の範囲である。
本発明において、エチレンオキシド精密塔底液はアセト
アルデヒド、水および酢酸等の高沸点不純物からなる重
質分である。
したがって前記特徴は、エチレンを銀触媒の存在下、分
子状Mffi含有ガスと接触気相酸化して生成したエチ
レンオキシドを含有する反応生成ガスをエチレンオキシ
ド吸収塔へ導入し吸収液と向流接触させ、エチレンオキ
シド吸収塔偵部よりのガスの一部はエチレン酸化反応工
程へ循環し、エチレンオキシドを含むエチレンオキシド
吸収塔底液はエチレンオキシド放散塔へ供給し、エチレ
ンオキシド放散塔Ft部からエチレンオキシドを放rl
!せしめ、エチレンオキシド放散塔底部より抜き出した
液の一部は熱交換器にてエチレンオキシド吸収塔底部と
熱交換した復、冷却器にて冷却した後、エチレンオキシ
ド吸収塔へ導き吸収液として循環使用し、残部はその液
に含まれるエチレングリコールを濃縮づるため副生エチ
レングリコール濃縮塔へ送る工程において、エチレンオ
キシド放@、塔頂部より放散する蒸気が有する熱エルネ
ギ−を回収し、その回収熱エネルギーの有効利用を計る
ことである。その手段として、エチレンオキシド放散塔
頂部より放@する蒸気をエチレンオキシド精留塔の加熱
器に送り、熱交換し放散物を液化し、凝縮した液はエチ
レンオキシド放散塔へ還流し、未凝縮ガスは脱水塔へ供
給する方法が採用されろ。
さらにエチレンオキシド放散塔底部より抜き出した液は
エチレンオキシド放散塔底部の圧力より低い圧力で操作
されるフラッシュタンクへ導入し低圧蒸気を発生させ、
電気駆動の圧縮機により昇圧されエチレンオキシド放散
塔底部の気相部へ供給し、エチレンオキシド放散塔の加
熱源の一部となり、エチレンオキシド放散塔加熱用水蒸
気の削減をもたらす。一方、低圧蒸気を発生させたエチ
レンオキシド放散塔底液はエチレンオキシド吸収塔底液
と熱交換して熱量を回収した後、エチレンオキシド放散
塔底液はエチレンオキシド精留塔の加熱器に導かれ、エ
チレンオキシド精留塔の加熱源の一部として利用され、
ついで冷IJI水で冷却されエチレンオキシド吸収塔へ
りかれる。
一方、エチレンオキシド吸収塔底液はエヂレンオキシド
放rli塔底部よりの液と熱交換された後、フラッシュ
タンクにて軽質弁ガスを分離した慢、エチレンオキシド
放散塔頂部へ供給されてエチレンオキシドは放散される
。本発明においてエチレンオキシド放散塔より放散され
るものは、大部分が水、エチレンオキシド、受部分が二
酸化炭素、@量の酸素、エチレン、不活性ガス(窒素、
アルゴン、メタン、エタン)、ホルムアルデヒド等の低
沸点不純物、アセトアルデヒドおよび酢MWの高沸点不
純物からなる放散物である。
本発明の第2の特徴は、前記第1の特徴の方法において
、フラッシュ処理後の液相部はエチレンオキシドを含む
エチレンオキシド吸収塔底液と熱交換後、エチレンオキ
シド精留塔の加熱源に使用し、ついで軽質弁分離塔の加
熱源に使用した後、冷却器にて冷却し、エチレンオキシ
ド吸収塔へ導き吸収液として循環使用することにある。
本発明の第3の特徴は、前記第1の特徴の方法において
、フラッシュ処理後の液相部はエチレンオキシドを含む
エチレンオキシド吸収塔底液と熱交換後、軽質弁分離塔
の加熱ぬに使用した後、冷却し、エチレンオキシド吸収
塔へ′4さ吸収液として循環使用することにある。
本発明の第4の特徴は、前記第1の特徴の方法において
、フラッシュ処理後の液相部はエチレンオキシドを含む
エチレンオキシド吸収塔底液と熱交換後、エチレンオキ
シド精留塔の加熱′&および軽質弁分離塔の加熱源に使
用した後、冷却器にて冷却し、エチレンオキシド吸収塔
へ導き吸収液として循環使用することにある。本発明を
さらに詳しく述べるために図面に基づいて説明する。
第2図においてエチレンを銀触媒の存在下、分子状酸素
含有ガスにより接触気相酸化して生成するエチレンオキ
シドを含む反応生成ガスを導管301を通して、充填塔
あるいは棚段塔形式のエチレンオキシド吸収塔302の
下部へ供給し、導管303より吸収塔302の上部へ、
温度40’C以下、pH=6以上、エチレングリコール
濃度=1〜20重量%、消泡剤(水溶性シリコーンエマ
ルション)濃度=1〜500 ppmおよび残部は水か
ら成る吸収液を導入し、反応生成ガスと向流接触させ反
応生成ガス中のエチレンオキシドを吸収液に吸収させる
。ここで反応生成ガス中の99重量%以上のエチレンオ
キシドが回収される。吸収塔302の塔頂より吸収しな
かったエチレン、酸素、二酸化炭素、不活性ガス(窒素
、アルゴン、メタン、エタン)、アルデヒド、酸性物質
等のガスは導管304を通して炭酸ガス吸収工程および
/または酸化反応工程へ循環される。
エチレンオキシド吸収工程においてエチレンオキシドの
他、エチレン、酸素、二酸化炭素、不活性ガス(窒素、
アルゴン、メタン、エタン、)ならびにエチレン酸化反
応工程で生成したホルムアルデヒド等の低沸点不純物、
アセトアルデヒド、酢酸等の高沸点不純物もその実質M
が同時に吸収される。
エチレンオキシド吸収塔302の塔底液を導管305、
熱交換器306へ送り放散塔底液と熱交換し温度70〜
110℃に高め、導管307により、フラッシュタンク
308へ送られ、一部のエチレンオキシド、水を含む不
活性ガスの軽質弁ガスが導管309により分離される。
軽質弁ガスをフラッシュした残部の吸収液を導管310
を通して圧力0.1〜2υ/cIi・G1温度90〜1
20℃のエチレンオキシド放散塔311の上部へ供給し
、放散塔311の加熱器312へ導管313を通して水
蒸気またはダウサム(米国ダウ社熱媒体商品)等の加熱
媒体を供給して、加熱するかまたは直接エチレンオキシ
ド放散塔の底部に水蒸気を導入して加熱し、エチレンオ
キシド放散塔311の底部よりエチレンオキシドを実質
的に含まない湿度100〜150℃の放散塔底液の一部
は導管314および導管315を通してフラッシュタン
ク385へ供給され、エチレンオキシド放散塔底部の圧
力より低い圧力(例えば0.3〜2.0に9/ ci−
a bS 、好ましくは0.5〜1 、8に9/ci・
abs)迄圧力が下げられ低圧蒸気を発生させ、溶液の
温度の低下をもたらす。フラッシュタンク385で発生
した低圧蒸気は導管386を通して蒸気圧縮機387に
送られエチレンオキシド放散塔311の塔底圧力0.5
8g/cti ・G〜2.4N5/IJi−Gよりわず
かに高い圧力(例えば0.6〜2.5に9/cnj−G
)まで圧縮され、導管386aによりエチレンオキシド
族1IiR5311の底部の気相部に送入される。
フラッシュタンク385でフラッシュした残部の液は導
管316aを通して熱交換器306で、エチレンオキシ
ドを舎むエチレンオキシド吸収塔底液と熱交換後、導管
316bよりエチレンオキシド精留塔350の加熱器3
58に導かれ、加熱源として使用した復、η管316C
より冷II器317を通して、導管321より水、水酸
化カリウム水溶液および消泡剤(水溶性シリコーンエマ
ルション)を添加し、導管303を通してエチレンオキ
シド吸収塔302に4人することができる。
一方、エチレンを分子状酸素で酸化する酸化工程J5よ
びエチレンオキシド放散工程の間で吸収液中のエチレン
オキシドと水との加水反応で生成するa1生エチレング
リコールおよびホルムアルデヒド等の低沸点不tk物、
アセトアルデヒドおよび酢酸等のrSS沸点不動物増加
を防ぐためエチレンオキシド放散塔311の塔底より導
管314を通して汰き出した残部の吸収液は導管322
を通してAvI生エチレングリコール溌縮塔に送られる
一方、エチレンオキシド放散塔311の塔頂部より放散
されるエチレンオキシドを含む放散蒸気は導管323を
通して、エチレンオキシド15留塔350の加熱器36
0へ送り加熱源とした後、凝縮液および未凝縮蒸気は導
管361を通して導管362 J3よび導管363に冷
却水が通る凝縮器364へ送り、凝縮液は導管327を
通してエチレンオキシド放散塔311の塔頂部へ還流し
、未凝縮蒸気は導管328を通して脱水塔329へ供給
される。
脱水塔329の加熱器330により水蒸気またはダウサ
ム(ダウ社商品)等の加熱媒体で導管331を通して加
熱するか、または直接脱水塔329の下部へ水蒸気を尋
人する加熱方式により加熱し、脱水塔329の塔底より
導管332を通して実質的にエチレンオキシドを含まな
い水が抜き出される。
脱水塔329の塔頂部よりエチレンオキシドを含む蒸気
は導管333を通して、導管335および導管336に
冷に1水またはブラインが通る凝縮器334へ入り、凝
縮液の一部は39管337を通して脱水塔329の塔頂
部へ還流し、凝縮器334の未凝縮蒸気は導管339を
通して再エチレンオキシド吸収塔(図示してない)へ供
給される。
凝縮液の他部は導管338を通して重質分分離塔340
へ供給される。重質分分離塔340の塔頂部より重質分
ガスを含むエチレンオキシド熱気は導管343を通して
凝縮器344へ送り、凝縮液は導管347を通して重質
分分離塔340の塔Ifj部へ還流し、未凝縮蒸気は導
管348を通してエチレンオキシドを回収するため再エ
チレンオキシド吸収塔(図示してない)へ供給される。
軽質分会m塔340(7)塔底液は導管349を通して
エチレンオキシド精留塔350へ供給される。
エチレンオキシド精留塔350の加熱器360ヘエチレ
ンオキシド放散塔311の塔頂部からの放散物を供給し
、エチレンオキシド精留塔350の加熱2S358に導
管316bよりエチレンオキシド族rfi塔底液を尋人
し、加熱する方式により加熱し、エチレンオキシド精留
塔350の塔底温度35〜85℃、エチレンオキシド精
留塔底圧力1゜2〜8.2Kg/C1i・Gで精留を行
ない、エチレンオキシド精留塔頂より塔頂温度29〜8
1℃、塔頂部圧力1〜889 / ci・Gのエチレン
オキシド蒸気を導管351を通して、エチレンオキシド
凝縮5352へ送り、エチレンオキシドを液化し、−部
は導管356を通してエチレンオキシド精留塔350の
塔頂部へ還流液として供給し、他部は導管357を通し
てニブーレンオキシド製品として夫さ出した。
エチレンオキシド精留塔350の塔底液はアセトアルデ
ヒドおよび酢酸等の高沸点子に物の重質分分離のため必
要により導管367を通して抜き出される。
第3図は、本発明の別の実施態様を示すもので、第2図
に示す方法において、エチレンオキシド精留塔450の
加熱器458に供給されて加熱源として利用されたフラ
ッシュタンク485からのエチレンオキシド放散塔底液
を、さらに導管442aより軽質分分離塔440の加熱
器441に供給して軽質分会Iil塔440の加熱源と
して利用し、ついで導管442bを経て熱交換器417
へ戻した以外は同様な方法である。なお、第2図におけ
る符号に100をプラスした符号は第3図において同一
の部材を表わす。
第4図は、本発明のさらに別の実施態様を示すもので、
第2図に示覆一方法において、フラッシュタンク585
でフラッシュして得られる液を熱交換器506を通した
のち、軽質分分離塔540の加熱源として使用した場合
であり、例えば加熱器541に導管516bより9人し
て利用したのち、導管516Cにより熱交換器517へ
送られる。
なお、第3図における符号に100をプラスした符号は
第4図において同一の部材を表わす。
第5図は、本発明の他の実施態様を示すもので、第4図
に示す方法において、フラッシュタンク685でフラッ
シュして得られる液を熱交換器606を通したのち、エ
チレンオキシド精留塔650および軽質分分離塔640
の両方の加熱源として使用した場合であり、例えば導管
616Cを経て加熱器658、また導管642aを経て
加熱器641に供給され、ついでいずれも導管616e
を経て熱交換器617へ送られる。なJ3、第4図にお
ける符号に100をプラスした符号は第5図において同
一の部材を表わす。
(実 施 例) 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明づ−る。
しかし本発明はこの実施例のみによって本発明の範囲を
規制づるものでない。
実施例1 第2図においてエチレンを銀触媒の存在下、分子状酸素
含有ガスにより接触気相酸化して生成するエチレンオキ
シドを含む反応生成ガスを導管301を通して、棚段塔
形式のエチレンオキシド吸収塔302の下部へ供給し、
導管303よりエチレンオキシド吸収塔302の上部へ
、温度29゜6℃、1)H=6、エチレングリコール濃
度−9゜0重量%、消泡剤(水溶性シリコーンエマルジ
ョン)fA度= 3 pawおよび残部tま水から成る
吸収液を導入し、反応生成ガスと向流接触させ、反応生
成ガス中のエチレンオキシドを吸収液i吸収させた。こ
こで反応生成ガス中の99重量%以上のエチレンオキシ
ドが回収された。エチレンオキシド吸収塔302の塔頂
より吸収しなかったエチレン、酸素、二酸化炭素、不活
性ガス(窒素、アルゴン、メタン、エタン)、アルデヒ
ド、酸性物質等の不純物塔のガスは導管304を通して
二酸化炭素吸収工程および/または酸化反応工程へ循環
した。
この吸収工程においてエチレンオキシドの他、エチレン
、酸素、二酸化炭素、不活性ガス(窒素、アルゴン、メ
タン、エタン、)ならびにエチレン酸化反応工程で生成
したホルムアルデヒド等の低沸点茶IiI!物、アセト
アルデヒド、酢酸等の高沸点不純物もその実質ωが同特
に吸収された。
エチレンオキシド吸収塔302の塔底液を導管305を
通して、熱交換器306へ送りエチレンオキシド放@、
塔底液と熱交換し温度82.7℃に高め、導管307に
より、フラッシュタンク308へ送り、一部エチレンオ
キシド、水を含む軽質分ガスを導管309により分離し
た。軽質分ガスをフラツユした残部の吸収液を導管31
0を通して塔頂圧力゛0.4に9/ciG、塔頂温度8
7℃のエチレンオキシド吸収塔311の上部へ供給し、
エチレンオキシド放散塔311の加熱器312へ導管3
13を通して加熱用水蒸気を供給する加熱方式によりエ
チレンオキシドはエチレンオキシド放散塔頂部より放散
した。
一方、エチレンオキシド放散塔311の塔底より導管3
14を通して抜き出した残部の吸収液は導管322を通
して副生エチレングリコール′IA縮塔に送った。
エチレンオキシド放散塔311の底部より実質的にエチ
ンオキシドを含まない放散塔底液を専管314を通して
抜き出し、その一部はW?ff315を通してフラッシ
ュタンク385へ供給し、0、35に3/cri−Gの
圧力まで圧力が下げられて低圧蒸気を発生させ、溶液の
温度の低下をもたらした。フラッシュタンク385で発
生した低圧蒸気は導管386を通して蒸気圧縮機387
に送られエチレンオキシド放散塔311の塔底圧力0゜
5に5/ci・Gよりわずかに高い圧力0.6に’i/
ci・G迄11縮され導@ 386 aによりエチレン
オキシド放散塔311の底部の気相部に導入した。フラ
ッシュタンク385でフラッシュした残部の液は¥!4
管316aを通して熱交換器306によりエチレンオキ
シドを含むエチレンオキシド吸収塔底液と熱交換後、導
管316bによりエチレンオキシド精留塔の加熱器35
8に導かれエチレンオキシド精留塔の加熱源に使用した
後、専管316Cより冷fJ器317を通して、導管3
21より水、水酸化カリウム水溶液および消泡剤(水溶
性シリコーンエマルション)を添加し、導管303を通
してエチレンオキシド吸収塔302に導入した。
一方、エチレンオキシド族mJ?l311の塔1+I 
NSより放散されるエチレンオキシドを含む放散蒸気k
L導管323を通して、エチレンオキシド精留塔“ 3
50の加熱Z360へ送り加熱源とした後、凝縮液及び
未凝縮蒸気は導管361を通して導管362および導管
363に冷却水が通る凝縮器364へ送り、凝縮液は導
管327を通してエチレンオキシド放散塔311の塔頂
部へ還流し、未遷縮蒸気は導管328を通して脱水塔3
29へ供給した。
脱水塔329の加熱器330に導管331により水蒸気
を導入する加熱方式により加熱し、脱水塔329の塔底
より導管332を通して実業′i的にエチレンオキシド
を含まない水を扱さ一部した。
脱水塔329の塔頂部よりエチレンオキシドを含む蒸気
は専管333を通して、η管335および導管336に
ブラインが通る凝縮器334・\送り、凝縮液の一部は
導管337を通して脱水塔329の塔頂部へ還流し、凝
縮器334の未凝縮蒸気は導管339を通して再エチレ
ンAキシド吸収塔(図示してない)へ供給した。凝縮液
の他部は専管338を通して一理論段数あたり5 m 
Hg以下の圧力損失を有するボールリングを充填した充
填塔型式の軽質分分離塔340へ供給した。軽質分分離
塔340の塔頂部より軽質分ガスを含むエチレンオキシ
ド蒸気は導管343を通して凝縮器344へ送り、凝縮
液は導管347を通して軽質分分離塔340の塔頂部へ
還流し、未凝縮蒸気は導管348を通してエチレンオキ
シドを回収するため再エヂレンオキシド吸収塔(図示し
てない)へ供給した。軽質分分離塔340の塔底液は導
管349を通して一理論段数あたり5 m HQ以下の
圧力損失を有するボールリングを充填した充fil型式
のエチレンオキシド精留塔350へ供給した。
エチレンオキシド精留塔350の加熱器360へ、エチ
レンオキシド放rIi塔311の塔頂部からの放散物を
供給し、エチレンオキシド精留塔350の加熱器358
に専管316bを通してエチレンオキシド放散塔底液を
導入し、加熱する方式により加熱し、エチレンオキシド
精留塔350の塔底温度45℃、エチレンオキシド精留
塔底圧力2.0tJ / ci Gで精密を行ない、エ
チレンオキシド精留塔頂より塔頂温度39℃、塔頂部圧
力1.E14F/ci Gのエチレンオキシド蒸気をど
)管351を通して、エチレンオキシド凝縮各352へ
送り、エチレンオキシドを液化し、一部は導管356を
通してエチレンオキシド精留塔350の塔頂部へ還流液
として供給し、@部は専管357を通して工fレンオキ
シド製品として抜き出した。
エチレンオキシド精留塔凝縮器352の未纂縮蒸気Gj
l管355を通してエチレンオキシドを回収するため再
エヂレンオキシド吸収塔(図示してない)へ供給した。
エチレンオキシド精留塔350の塔底液はアセトアルデ
ヒドおよび酢酸等の高沸点不純物の分離のため必要によ
り導管367を通して抜き出された。
表−1にこのプロセスの連続操作条件を一括して表示す
る。
実施例2 第3図に示すように実施例1と同様な方法において、−
理論段数あたり20 mtn ト1 g以下の圧力損失
を為するパラストトレイを備えた棚段塔型式のvi質分
分分画440およびエチレンオキシド精留塔450を用
い、エチレンオキシド放散塔底液は熱交換器406によ
りエチレンオキシド吸収塔402からの吸収液と熱交換
したのち導管416bおよび416Cを経てエチレンオ
キシド精留塔450の加熱器458に供給してエチレン
オキシド精留塔450内の液を加熱し、ついで導管44
2aを経て軽質分分謎塔440の加熱器441に供給し
て軽質分分離塔440の液を加熱し、さらに導管442
bを経て冷却器417に送り、エチレンオキシド吸収塔
402に循環した以外tユ同様な方法を行なった。表−
2にこのプロセスの連続条件を一括して表示する。
実施例3 第4図に示すように、実施例1と同様な方・法において
、エチレンオキシド放散塔底液は熱交換器506により
エチレンオキシド吸収L’S 502からの液と熱交換
したのち導管516bを経て軽質分分離塔540の加熱
3541に供給して加熱源として使用し、ついで導管5
16Cを経て冷却器517に送って冷却し、さらに導管
520および503を経てエチレンオキシド吸収塔50
2に循環した以外は同様な方法を行なった。表−3にこ
のプロセスの連続条件を一括して表示する。
実施例4〜9 第5図に示すように、実施例1と同様な方法において、
エチレンオキシド放散塔底液はフラッシュタンク685
にて、低圧蒸気をフラッシュ後熱交換器606によりエ
チレンオキシド吸収塔602からの液と熱交換したのち
、導管616Cおよび642aを経てエチレンオキシド
精留塔650の加熱器658および軽質分分離塔640
の加熱器641にそれぞれ並列的に供給して加熱源とし
て使用し、ついで導管616dおよび642bを経て導
管616eにより熱交換器617に送って冷却し、さら
に導管620および603を経てエチレンオキシド吸収
塔602に循環した以外は同様な方法を行なった。また
、第5図に示すような方法で各部の操作条件を変えた以
外は同様の方法を行ったプu tスの連続条件を表−4
〜9に一括して表示する。
比較例1 第1図に示すように、実施例1と同様な方法において、
lヂレンオキシド放散塔11の塔頂部より放散されるエ
チレン第1シトを含む放@蒸気は導管23を通し〔、¥
)管25よ3よび導管26に冷却水が通る凝縮器24へ
送り、凝縮液は導管27を通してエチレンオキシド吸収
!511の塔頂部へ遠流し、未凝縮蒸気は導管28を通
して脱水塔へ供給され、また、エチレンオキシド放散塔
11の塔底液をフラッシュ処理することなく、その一部
を熱交換器6にてエチレンオキシド吸収塔底からの液と
熱交換した後、さらに熱交換器17で冷141し、つい
でエチレンオキシド吸収塔2に循環してその吸収液とし
て使用した以外は同様な方法を行なった。表−10にこ
のプロセスの連続条件を一括して表示する。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、エチレンオキシド放散塔底液を
フラッシュするときに発生した蒸気がフラッシュドラム
から分離され、圧縮手段によりエチレンオキシド放散塔
底部の圧力より少し高い圧力に圧縮されエチレンオキシ
ド放散塔底部に導入寸ろことにより、エチレンオキシド
吸収塔を加熱するに要する加熱熱量を大幅に減少するこ
とが可能となる効果を発揮するものである。また、エチ
レンオキシド放散塔底液をフラッシュさせた後の波とエ
チレンオキシド吸収塔底液とを熱交換後、エチレンオキ
シド放散塔底液をエチレンオキシド精留塔及び軽質分分
離塔の加熱源として利用することにより、エチレンオキ
シド精留塔及び軽買分分離塔の省エネル1′−とも達成
できる。また、エヂレンオ卑シト敢m塔迫蒸気をエチレ
ンオキシド精留塔の力U熱源とすることにより、エチレ
ンオキシド精留塔の省エネルギーとも達成できる。さら
にこの方法を実施ツることによってエチレンオキシド吸
収塔に送る吸収液を冷却する冷却水の熱負荷及び、エチ
レンオキシド放散塔頂蒸気の凝縮器に通ずる冷却水の熱
負荷が低減される効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に関連する公知のエチレンキシド回収
方法を示す一例である。 第2〜5図は、本発明のエチレンオキシド回収方法の好
ましい具体例を示す一例である。 (302)  エチレンオキシド吸収塔(317)  
冷却器 (308)  フラッシュタンク (311)  エチレンオキシド放散塔(312>  
エチレンオキシド放散塔加熱器(329)  脱水塔 (330)  脱水塔加熱器 (334)  脱水塔凝縮器 (340)  軽質分分離塔 (341)  4If質分分離塔加熱器(34,1) 
 軽質分分離塔凝縮器 (350)  エチレンオキシド精留塔(352)  
エチレンオキシド精留塔凝縮器(358)  エチレン
オキシド精留塔加熱器(360)  エチレンオキシド
精留塔加熱器<384)  エチレンオキシド成数基凝
縮器(306)  熱交換器 (387)  蒸気圧縮機

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレンを分子状酸素含有ガスと接触気相酸化し
    て生成したエチレンオキシドを含有する反応生成ガスを
    エチレンオキシド吸収塔へ導入し吸収液と向流接触させ
    、吸収塔頂部よりのガスの一部はエチレン酸化反応工程
    へ循環し、エチレンオキシドを含む吸収塔底液はエチレ
    ンオキシド放散塔へ供給し、放散塔頂部からエチレンオ
    キシドを放散せしめ、放散塔底部より抜き出した液は吸
    収塔へ導き吸収液として循環使用する工程よりなるエチ
    レンオキシドの回収方法において、エチレンオキシド放
    散塔底部より抜き出した液をフラッシュ処理して気相部
    と液相部に分離し、気相部は圧縮してエチレンオキシド
    放散塔底部へ導入し、液相部はエチレンオキシドを含む
    エチレンオキシド吸収塔底液と熱交換し、エチレンオキ
    シド精留塔の加熱源および/または軽質分分離塔の加熱
    源とした後、吸収塔の吸収液とすることを特徴とするエ
    チレンオキシドの回収方法。
  2. (2)液相部はエチレンオキシドを含むエチレンオキシ
    ド吸収塔底液と熱交換後、エチレンオキシド精留塔の加
    熱源に使用し、ついで冷却器により冷却後エチレンオキ
    シド吸収塔へ導き吸収液として循環使用してなる特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)エチレンオキシド精留塔は一理論段数あたり20
    mmHg以下の圧力損失を有する棚段塔型式の精留塔で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
  4. (4)エチレンオキシド精留塔は一理論段数あたり10
    mmHg以下の圧力損失を有する充填塔型式の精留塔で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
  5. (5)液相部はエチレンオキシドを含むエチレンオキシ
    ド吸収塔底液と熱交換後エチレンオキシド精留塔の加熱
    源に使用し、ついで軽質分分離塔の加熱源に使用したの
    ち、冷却器にて冷却後エチレンオキシド吸収塔へ導き吸
    収塔液として循環使用してなる特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  6. (6)エチレンオキシド精留塔は一理論段数あたり20
    mmHg以下の圧力損失を有する棚段塔型式の精留塔で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法
  7. (7)エチレンオキシド精留塔は一理論段数あたり10
    mmHg以下の圧力損失を有する充填塔型式の精留塔で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法
  8. (8)エチレンオキシド軟質分分離塔は一理論段数あた
    り20mmHg以下の圧力損失を有する棚段塔型式の分
    離塔であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の方法。
  9. (9)エチレンオキシド軟質分分離塔は一理論段数あた
    り10mmHg以下の圧力損失を有する充填塔型式の分
    離塔であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の方法。
  10. (10)エチレンオキシド放散塔頂から放散される放散
    物をエチレンオキシド精留塔の加熱源に使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. (11)液相部はエチレンオキシドを含むエチレンオキ
    シド吸収液と熱交換後、軟質分分離塔の加熱源に使用し
    たのち、エチレンオキシド吸収塔へ導き吸収液として循
    環使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  12. (12)エチレンオキシド軟質分分離塔は一理論段数あ
    たり20mmHg以下の圧力損失を有する棚段塔型式の
    分離塔であることを特徴とする特許請求の範囲第10項
    記載のエチレンオキシドの精製方法。
  13. (13)エチレンオキシド軟質分分離塔は一理論段数あ
    たり10mmHg以下の圧力損失を有する充填塔型式の
    分離塔であることを特徴とする特許請求の範囲第10項
    記載のエチレンオキシドの精製方法。
  14. (14)液相部はエチレンオキシドを含むエチレンオキ
    シド吸収液と熱交換後、エチレンオキシド精留塔および
    軒質分分離塔の加熱源として使用したのち、冷却器にて
    冷却後エチレンオキシド吸収塔へ導き吸収液として循環
    使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  15. (15)エチレンオキシド精留塔は一理論段数あたり2
    0mmHg以下の圧力損失を有する棚段塔型式の精留塔
    であることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の
    方法。
  16. (16)エチレンオキシド精留塔は一理論段数あたり1
    0mmHg以下の圧力損失を有する充填塔型式の精留塔
    であることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の
    方法。
  17. (17)エチレンオキシド軟質分分離塔は一理論段数あ
    たり20mmHg以下の圧力損失を有する棚段塔型式の
    分離塔であることを特徴とする特許請求の範囲第14項
    記載の方法。
  18. (18)エチレンオキシド軟質分分離塔は一理論段数あ
    たり10mmHg以下の圧力損失を有する充填塔型式の
    分離塔であることを特徴とする特許請求の範囲第14項
    記載の方法。
  19. (19)エチレンオキシド放散塔頂から放散される放散
    物をエチレンオキシド精留塔の加熱源に使用することを
    特徴とする特許請求の範囲第14項記載の方法。
JP61159672A 1986-07-09 1986-07-09 エチレンオキシドの回収方法 Expired - Lifetime JPH0655734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61159672A JPH0655734B2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09 エチレンオキシドの回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61159672A JPH0655734B2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09 エチレンオキシドの回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6317873A true JPS6317873A (ja) 1988-01-25
JPH0655734B2 JPH0655734B2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=15698810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61159672A Expired - Lifetime JPH0655734B2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09 エチレンオキシドの回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0655734B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064070A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sumitomo Chem Co Ltd プロピレンオキサイドの製造方法
JP2003064069A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sumitomo Chem Co Ltd プロピレンオキサイドの製造方法
WO2003027086A1 (en) * 2001-08-22 2003-04-03 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing propylene oxide
WO2014157699A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社日本触媒 エチレンオキシドの製造方法
CN113620909A (zh) * 2020-05-07 2021-11-09 北京诺维新材科技有限公司 一种皂化方法及皂化装置
CN113620910A (zh) * 2020-05-07 2021-11-09 北京诺维新材科技有限公司 一种皂化方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320005A (en) * 1976-08-08 1978-02-23 Nippon Soken Inc Internal combustion engine
JPS5744674A (en) * 1980-08-29 1982-03-13 Nippon Paint Co Ltd Resin composition for coating material

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320005A (en) * 1976-08-08 1978-02-23 Nippon Soken Inc Internal combustion engine
JPS5744674A (en) * 1980-08-29 1982-03-13 Nippon Paint Co Ltd Resin composition for coating material

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064070A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sumitomo Chem Co Ltd プロピレンオキサイドの製造方法
JP2003064069A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Sumitomo Chem Co Ltd プロピレンオキサイドの製造方法
WO2003027086A1 (en) * 2001-08-22 2003-04-03 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing propylene oxide
US7030254B2 (en) 2001-08-22 2006-04-18 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing propylene oxide
WO2014157699A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 株式会社日本触媒 エチレンオキシドの製造方法
JP2014198694A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社日本触媒 エチレンオキシドの製造方法
US9518036B2 (en) 2013-03-29 2016-12-13 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for producing ethylene oxide
CN113620909A (zh) * 2020-05-07 2021-11-09 北京诺维新材科技有限公司 一种皂化方法及皂化装置
CN113620910A (zh) * 2020-05-07 2021-11-09 北京诺维新材科技有限公司 一种皂化方法
CN113620909B (zh) * 2020-05-07 2023-06-16 北京诺维新材科技有限公司 一种皂化方法及皂化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0655734B2 (ja) 1994-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4778567A (en) Method for purification of ethylene oxide and recovery of heat thereof
JP2778878B2 (ja) エチレンオキシドの製造方法
SU831076A3 (ru) Способ извлечени окиси этилена изгАзОВОгО пОТОКА
JPS6121603B2 (ja)
US3950369A (en) Methanol production
US11939286B2 (en) Method for producing vinyl acetate
JPS6112646A (ja) 酢酸ビニルの分離方法
EP2980081B1 (en) Method for producing ethylene oxide
JPS6317873A (ja) エチレンオキシドの回収方法
JP2013209255A (ja) エチレンオキシドの製造プロセスにおける炭酸ガスの回収方法
JPS62103072A (ja) エチレンオキシドの精製方法
JPS63170206A (ja) 高純度二酸化炭素の回収方法
JPS5920233A (ja) 1,2−ジクロルエタンの製法
KR920001767B1 (ko) 에틸렌옥사이드의 정제방법
EA027382B1 (ru) Способ получения смеси, содержащей циклогексанол и циклогексанон
JPS6330476A (ja) エチレンオキシドの精製方法
KR100276334B1 (ko) 이산화탄소의 효율적인 일패스 처리방법
JPS6212771A (ja) エチレンオキシドの精製方法
US3646128A (en) Oxidation of butane
JPH0345057B2 (ja)
RU2477268C1 (ru) Способ получения винилацетата
JPS59130517A (ja) 酸性ガスを含む高温生成ガスの処理方法
JPS6216474A (ja) エチレンオキシドの精製方法
CN113277924A (zh) 一种用于丙烯制备的高效热交换系统
JPH0291044A (ja) 酢酸/水/酢酸ビニル混合物の分離法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term