JPS63178099A - 図画の転写方法 - Google Patents

図画の転写方法

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JPS63178099A
JPS63178099A JP1113087A JP1113087A JPS63178099A JP S63178099 A JPS63178099 A JP S63178099A JP 1113087 A JP1113087 A JP 1113087A JP 1113087 A JP1113087 A JP 1113087A JP S63178099 A JPS63178099 A JP S63178099A
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JP
Japan
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layer
paper layer
adhered
transparent film
carrier
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JP1113087A
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English (en)
Inventor
肇 中藤
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FUJI COLOR NAKAFUJI KK
Original Assignee
FUJI COLOR NAKAFUJI KK
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Publication date
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、紙層を具備する基材紙担体表面上に文字1図
形、写真画像等の図画を他の担体に転写する方法に関す
るものである。
(ロ)従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 近年、乗車券を自動券売機で購入する際に用いる券売用
カード(日本国有鉄道が販売している、いわゆるオレン
ジカード)や公衆電話を使用する際に用いる電話用カー
ド(日本電信電話株式会社が販売している、いわゆるテ
レフォンカード)等が多数販売されている。これらのカ
ード類は、裏面は残余金額等を記憶させるための磁気記
録体であり、表面には需要者の趣向に合致するように美
麗な図柄が印刷されている。
最近になり、これらのカード類の表面に個人が好みの図
柄を描いて使用しうるように、表面が白紙のカード類が
販売されている。この白紙のカード類は個人独自の図柄
が楽しめる点で需要者の趣向に最も合致するものである
しかし、この白紙のカード類に個人の写真や気に入った
印刷物等を貼着して楽しむことは困難であった。なぜな
ら、写真や印刷物には紙層が存在するため、白紙のカー
ド類にそのまま貼着すると厚みが厚くなって、自動券売
機や公衆電話のカード差し込み口に挿入できなくなるか
らである。
このようなことから、写真表面に透明性フィルムを貼着
した後、裏面の紙層等を祇ヤスリで人手によって擦り落
として写真の厚みを薄<シて、白紙のカード類に貼着す
ることが行われている。しかし、この方法は紙層を擦り
落とすのに多大な時間(約20分程度)及び労力を必要
とするという欠点があった。また、写真をガラス板上に
1j2Wして擦り落とすため、写真表面に貼着されてい
る透明性フィルムや写真画像が傷つき綺麗に仕上げるこ
とができないという欠点があった。
そこで本発明は、写真画像の背面に存在する紙層を祇ヤ
スリで擦り落とす前に特殊な処理を行い、紙層を短時間
で簡単に取り除くことができ且つ写真画像等が傷つかな
い方法を提供しようとするものである。
(ハ)問題点を解決するための手段及び作用即ち本発明
は、紙層を具備する基材紙担体表面上に文字1図形、写
真画像等の図画が描かれた原図の表面に、透明性フィル
ムを接着時において透明性を呈する接着剤で接着すると
共に原図の裏面を被接着担体に接着固定し、次いで表面
に接着された前記透明性フィルムに剥離力を加えて前記
基材紙担体中の前記紙層を剥離させて、剥離された残存
紙層、前記図画及び前記透明性フィルムを具備する図画
剥離層を作成し、前記図画剥離層中の前記残存紙層にア
ルカリ性水溶液を含浸させて前記残存紙層を取り除き、
その後前記図画及び前記透明性フィルムを具備する図画
層を他の担体に接着させることを特徴とする図画の転写
方法に関するものである。
まず、本発明においては紙層を具備する基材紙担体表面
上に文字9図形、写真画像等の図画が描かれた原図を準
備する。基材祇担体としては、紙層のみからなるものも
あるし、紙層以外の他の層を含有するものもある。例え
ば、名刺の基材祇担体は紙層のみよりなっているし、写
真の基材祇担体は樹脂層、紙層及び保護膜層よりなって
いる。
この原図の表面に接着剤を用いて透明性フィルムを接着
する。表面の接着に用いる接着剤は接着時に透明性を具
備するものでなければならない。
接着時に不透明となる接着剤を用いると転写された図画
を観賞することができなくなるからである。
接着時に透明性を呈する接着剤としては、アクリル酸系
樹脂、ビニル系樹脂、アミド系樹脂、オレフィン系樹脂
等のホットメルト接着剤やアミノ系樹脂1石炭酸系樹脂
、エステル系樹脂、エポキシ樹脂、イソシアナート樹脂
等の加熱若しくは常温硬化性樹脂等が用いられる。また
、透明性フィルムとしては、ポリオレフィン系フィルム
、ポリエステル系フィルム等が用いられる。透明性フィ
ルムは接着剤の加熱溶融又は加熱硬化等の際に劣化若し
くは変質しないものが好ましい。なお、透明性フィルム
を原図の表面に二枚重ねで接着することも好ましい。こ
れは、後の処理により透明性フィルムが傷つく場合があ
り、この際最表面の透明性フィルムを剥がせば、傷のな
い透明性フィルムが露出するからである。
原図の裏面には被接着担体が接着固定される。
被接着担体としては、原図の表面に用いた透明性フィル
ムであってもよいし、金属箔、金属板、不透明性フィル
ム、プラスチック板等のどのようなものでも差し支えな
い。また、接着固定に用いる接着剤としては、原図の表
面に用いたホットメルト接着剤等であってもよいし、他
のどのような接着剤であってもよい。
原図の表面や裏面に接着される透明性フィルム等の強度
やその接着に用いる接着剤の接着強度は、基材低損体中
の低層の剥離強度よりも大きいものが好ましい。これは
、紙層の剥離時に透明性フィルムが引き裂けたり、接着
が剥がれたりするのを有効に防止しうるからである。
さて、原図の表裏が透明性フィルム等で接着された後、
原図の表面に接着された透明性フィルムに剥離力を加え
て基材紙担体中の紙層を剥離させる。ここで、剥離力と
いうのは紙層を剥離するために加えられる力を言い、特
別な方向の力を指すものではない。例えば、原図の表裏
面に透明性フィルムが接着された場合に、表裏のフィル
ムを引き離す方向に力を加えれば、それが剥離力に相当
する。従って、表のフィルムを固定しておいて裏のフィ
ルムを引っ張って力を加えた場合でも、表のフィルムに
剥離力を加えたことになる。このようにして、基材板担
体中の紙層を剥離させると、剥離された残存紙層と図画
と透明性フィルムとを具備する図画剥離層を作成するこ
とができる。写真等の如く残存剥離層と図画の間に保護
膜層があるときは、保護膜層を含んだ図画剥1Fili
層となる。
この後、図画剥離層中の残存紙層にアルカリ性水溶液を
含浸させる。アルカリ性水溶液としては、水酸化ナトリ
ウム水溶液、水酸化カリウム水溶液。
水酸化カルシウム水溶液、水酸化リチウム水溶液。
アンモニア水等が用いられる。アルカリ性水溶液を含浸
させるには残存紙層にアルカリ性水溶液を滴下してもよ
いし、図画剥離層をアルカリ水溶液中に浸漬させてもよ
い。なお、残存紙層にアルカリ性水溶液が浸透し易いよ
うに、アルカリ性水溶液中に界面活性剤を溶解させてお
くのが好ましい。
また、紙層に界面活性剤を付与した後、アルカリ水溶液
を紙層に含浸させることも好ましい。界面活性剤として
はどのような種類のものでも用いうるが、アルカリ性水
溶液中で比較的安定なノニオン性界面活性剤を用いるの
が好ましい。残存紙層にアルカリ性水溶液を含浸させる
と、紙は膨潤し、紙を構成しているバルブ繊維に分解す
る。この後、紙ヤスリまたは不織布タワシ等で擦ること
により簡単に残存紙層を取り除くことができる。また、
残存紙層にアルカリ性水溶液を含浸させた後、水で洗う
とバルブ繊維が水で洗い落とされ、残存紙層を取り除く
ことができる。更に、図画剥離層をアルカリ性水溶液中
に浸漬して、その中で図画剥離層に振動を加えると自動
的にバルブ繊維がアルカリ性水溶液中に洗い落とされ残
存紙層を取り除くことができる。
このようにして、図画剥離層から残存紙層が取り除かれ
るわけであるが、図画剥1i511層の背面に若干少量
のバルブ繊維が付着している場合もあるので、その部分
を軽く紙ヤスリ等で擦り、バルブ繊維を除去する。この
祇ヤスリ等での擦り落としの作業は、従来技術の場合と
異なり、少量のバルブ繊維を擦り落とすのみであるので
短時間で簡単に行なえるものである。
最後に、残存紙層が取り除かれた図画層を他の担体、例
えば白紙のカード類の表面に接着することにより図画が
転写されるわけである。図画層は図画及び透明性フィル
ムよりなる場合もあるし、写真等の如く図画の背面に保
護膜層が積層されてなる場合もある。なお、図画の表面
に透明性フィルムを二枚重ねて接着した場合において、
最表面の透明性フィルムを剥がすことにより、綺麗な透
明性フィルムで覆われた図画を転写しうるものである。
(ニ)実施例 実施例ル ジンコート層2紙層及び保護膜層よりなる基材祇担体と
この保護膜層表面上に写真画像が形成された写真を準備
した。また、ポリエステルフィルムに加熱硬化型のエポ
キシ樹脂が塗布されたラミネートフィルムを三枚準備し
た。このラミネートフィルムを写真の表面には二枚重ね
で、写真の裏面には一枚のみ積層し、100°Cに加熱
すると共にローラで押圧しラミネートフィルムを写真に
接着した。
次いで、表面に接着された二枚のラミネートフィルムと
裏面に接着されたラミネートフィルムとを相互に引き離
す方向に引っ張ることにより、基材板担体中の紙層を剥
離した。この結果、裏面のラミネートフィルムにはレジ
ンコート層と紙層の一部が移行し、表面のラミネートフ
ィルムには写真画像、保護膜層及び残存紙層が移行した
ラミネートフィルム、写真画像、保護膜層及び残存紙層
からなる図画剥離層を下記の組成よりなるアルカリ性水
溶液中に約5分間浸漬させた。
水酸化ナトリウム         10重量部ソルビ
タンモノオレイン酸エステル 5重量部水      
          80重量部この後、1000番の
紙ヤスリで残存紙層を数回擦ることにより残存紙層は取
り除かれ、ラミネートフィルム、写真画像及び保護膜層
からなる図画層を得た。この図画層を予め準備した白紙
の電話用カードの表面にポリオレフィン系のホットメル
ト型接着剤で接着した。この後、写真画像の表面に接着
されている二枚のラミネートフィルムのうち、最表面の
一枚のラミネートフィルムを剥がした。
このようにして、個人の写真を電話用カードの表面に転
写することができた。
実施例2 紙層のみよりなる基材板組体上に文字が印刷された名刺
を準備した。また、ポリエステルフィルムに加熱硬化型
のエポキシ樹脂が塗布されたラミネートフィルムを二枚
準備した。このラミネートフィルムをそれぞれ名刺の表
裏面に一枚づつ積層し、100″Cに加熱すると共にロ
ーラで押圧しラミネートフィルムを写真に接着した。
次いで、表面に接着されたラミネートフィルムと裏面に
接着されたラミネートフィルムとを相互に引き離す方向
に引っ張ることにより、基材紙担体である紙層を剥離し
た。この結果、裏面のラミネートフィルムには紙層の一
部が移行し、表面のラミネートフィルムには印刷文字及
び残存紙層が移行した。
ラミネートフィルム、印刷文字及び残存紙層からなる図
画剥離層を下記の組成よりなるアルカリ性水溶液中に約
5分間浸漬させた。
水酸化ナトリウム         10重量部水  
              80重量部この後、10
00番の紙ヤスリで残存紙層を数回擦ることにより残存
紙層は取り除かれ、ラミネートフィルム、印刷文字から
なる図画層を得た。この図画層を予め準備した白紙の電
話用カードの表面にポリオレフィン系のホットメルト型
接着剤で接着した。このようにして、個人の名刺を電話
用カードの表面に転写することができた。
(ホ)発明の詳細 な説明したように本発明の方法によれば、基材紙担体上
に描かれた図画を、基材板組体中の紙屑を取り除いて他
の担体に転写する際、紙層を剥離して月つこの残存紙層
にアルカリ性水溶液を含浸させて紙を膨潤1分解させる
ので、極めて簡単に残存紙層を取り除くことができるや
従って・従来の如く多大な労力を要することなく合理的
に図画を転写することができる。具体的に言えば、従来
の紙ヤスリで擦り落とす方法のみであれば1時間5枚/
1人の作業性であったのが、本発明の方法によればその
10〜20倍程度の作業性になるのである。更に、紙ヤ
スリ等で擦り落とす作業が極めて少なくなるので、図画
や積層された透明性フィルムを傷つけることがなく綺麗
な図画が転写されるという効果をも奏する。従って、本
発明の方法は極めて薄い図画を合理的に転写することが
でき、裏面に磁気記録体を具えた券売用カードや電話用
カードへの図柄付与に好適に利用できるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙層を具備する基材紙担体表面上に文字、図形、写真画
    像等の図画が描かれた原図の表面に、透明性フィルムを
    接着時において透明性を呈する接着剤で接着すると共に
    原図の裏面を被接着担体に接着固定し、次いで表面に接
    着された前記透明性フィルムに剥離力を加えて前記基材
    紙担体中の前記紙層を剥離させて、剥離された残存紙層
    、前記図画及び前記透明性フィルムを具備する図画剥離
    層を作成し、前記図画剥離層中の前記残存紙層にアルカ
    リ性水溶液を含浸させて前記残存紙層を取り除き、その
    後前記図画及び前記透明性フィルムを具備する図画層を
    他の担体に接着させることを特徴とする図画の転写方法
JP1113087A 1987-01-20 1987-01-20 図画の転写方法 Pending JPS63178099A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090188913A1 (en) * 2008-01-30 2009-07-30 Kenji Kimura Cooking device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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