JPS6317689Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317689Y2 JPS6317689Y2 JP1981151879U JP15187981U JPS6317689Y2 JP S6317689 Y2 JPS6317689 Y2 JP S6317689Y2 JP 1981151879 U JP1981151879 U JP 1981151879U JP 15187981 U JP15187981 U JP 15187981U JP S6317689 Y2 JPS6317689 Y2 JP S6317689Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- support
- elastic member
- rubber
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はラジエータの支持構造に係り、特に、
水冷式内燃機関を有する自動車に積載されるラジ
エータに適用するに最適なラジエータの支持構造
に関する。
水冷式内燃機関を有する自動車に積載されるラジ
エータに適用するに最適なラジエータの支持構造
に関する。
エンジンの冷却用水を強制的に取込んだ外気に
より熱交換し所定の温度に冷却するラジエータ
は、ボデー(メンバ)に取付ける際、振動等に対
する配慮のためゴム等の弾性部材を介して行なう
構造をとる形式がある。取付けに際しては、ラジ
エータの上、下または、そのいずれかに弾性部材
を介在させるのであるが、弾性部材の圧縮代、ば
ね定数を適当に保つためには、各部の寸法精度を
向上させる必要がある。
より熱交換し所定の温度に冷却するラジエータ
は、ボデー(メンバ)に取付ける際、振動等に対
する配慮のためゴム等の弾性部材を介して行なう
構造をとる形式がある。取付けに際しては、ラジ
エータの上、下または、そのいずれかに弾性部材
を介在させるのであるが、弾性部材の圧縮代、ば
ね定数を適当に保つためには、各部の寸法精度を
向上させる必要がある。
過去に発表された構造のものは、米国特許
3123170に見られる如くラジエータとサポートメ
ンバーとの間に、所定の厚みを有したU字状のゴ
ムをラジエータ周囲の複数ケ所に介在させるもの
である。しかしながら、かかる構造では表面が平
担形状を有しているために、組付時の位置決めが
難かしく、作業能率を低下させる要因となつてい
る。
3123170に見られる如くラジエータとサポートメ
ンバーとの間に、所定の厚みを有したU字状のゴ
ムをラジエータ周囲の複数ケ所に介在させるもの
である。しかしながら、かかる構造では表面が平
担形状を有しているために、組付時の位置決めが
難かしく、作業能率を低下させる要因となつてい
る。
このような欠点を解消しようとすると、形状を
複雑にせざるを得ず、生産性の悪化を招くととも
に製造コストの上昇を招いていた。
複雑にせざるを得ず、生産性の悪化を招くととも
に製造コストの上昇を招いていた。
本考案の目的は、ばね定数を任意に設定しうる
と共に組付時の位置決めを容易にし、上記した従
来の欠点を解消したラジエータの支持構造を提供
するにある。
と共に組付時の位置決めを容易にし、上記した従
来の欠点を解消したラジエータの支持構造を提供
するにある。
本考案は、ラジエータとサポートとの間に介在
させる弾性部材の少くとも一方の接触面に少くと
も1個の溝(空隙)を設け、弾性部材の材質を変
えることなくばね定数を任意に選定しうるように
したものである。
させる弾性部材の少くとも一方の接触面に少くと
も1個の溝(空隙)を設け、弾性部材の材質を変
えることなくばね定数を任意に選定しうるように
したものである。
第1図は本考案の第1の実施例を示す正面図で
あり第2図は第1図の実施例の−面断面図で
ある。ラジエータ本体1とメンバ2との結合は、
メンバ2より突出し先端部が半円筒形を成すサポ
ート3および該サポートの半円筒形部内に収納さ
れる弾性部材としてのゴム4を介して行なわれ
る。サポート3とラジエータ1との間に密着介在
するゴム4はラジエータ側の面にラジエータ1の
長手方向に複数の溝41,42が設けられる。ま
た、サポート側の面にはサポート3の突起31に
嵌合する凹部43が設けられており、位置決め部
材として機能する。メンバ2にサポート3を取付
けるに際しては、ボルト5とナツト6により締付
固定するにともない、ラジエータ1とサポート3
との間に適度の弾性力が付与されるものとする。
従つて、ゴム4は空隙41,42の形状寸法を適
宜選定する必要がある。空隙41,42の形状寸
法を変えることにより、弾性力を任意に変えるこ
とができるから、同一材質でありながら任意のば
ね定数を得ることができる。また、空隙41,4
2はラジエータ1とメンバ2との相対的な振動に
より発生するゴム4の歪(たわみ)の逃げとな
り、ゴム4の硬度に対する実質的なばね特性の低
減を図ることができる。なお、サポート3はメン
バ2に沿つてL字形に加工することにより、ボル
トを締付ける際の廻り止め効果を得ることができ
る。
あり第2図は第1図の実施例の−面断面図で
ある。ラジエータ本体1とメンバ2との結合は、
メンバ2より突出し先端部が半円筒形を成すサポ
ート3および該サポートの半円筒形部内に収納さ
れる弾性部材としてのゴム4を介して行なわれ
る。サポート3とラジエータ1との間に密着介在
するゴム4はラジエータ側の面にラジエータ1の
長手方向に複数の溝41,42が設けられる。ま
た、サポート側の面にはサポート3の突起31に
嵌合する凹部43が設けられており、位置決め部
材として機能する。メンバ2にサポート3を取付
けるに際しては、ボルト5とナツト6により締付
固定するにともない、ラジエータ1とサポート3
との間に適度の弾性力が付与されるものとする。
従つて、ゴム4は空隙41,42の形状寸法を適
宜選定する必要がある。空隙41,42の形状寸
法を変えることにより、弾性力を任意に変えるこ
とができるから、同一材質でありながら任意のば
ね定数を得ることができる。また、空隙41,4
2はラジエータ1とメンバ2との相対的な振動に
より発生するゴム4の歪(たわみ)の逃げとな
り、ゴム4の硬度に対する実質的なばね特性の低
減を図ることができる。なお、サポート3はメン
バ2に沿つてL字形に加工することにより、ボル
トを締付ける際の廻り止め効果を得ることができ
る。
なお、第1図の如くゴム4の凹部43と突起3
1とは、サポート3の装着に際し、締付けの進行
にともなつてゴム4に対する圧着力が強くなるた
め、特に作業者による正確な位置決めを行なうこ
となく結合することができる。
1とは、サポート3の装着に際し、締付けの進行
にともなつてゴム4に対する圧着力が強くなるた
め、特に作業者による正確な位置決めを行なうこ
となく結合することができる。
第3図a,b,cは本発明の他の実施例を示す
もので、ゴム4の種々の形状を示す。第3図aは
ゴム4を平板状にした場合であり、一方の面に複
数の溝(図では44,45の2本)を設けたもの
である。当然ながら該ゴム4に当接するラジエー
タ面およびサポート面の形状は、ゴム4の形状に
沿つた形状となる。また、第3図bは第3図aの
形状のものの両面に適度のずれを持たせて複数の
溝46,47,48,49,50(設定数は任意
にできる)の各々を設けたもので、このようにす
ることにより圧縮代及びばね定数を両面で任意に
設定でき、片寄りを無くすことができる。更に、
第3図cは第1図に示した実施例の変形例であ
り、ラジエータ側面のみならず、サポート面側に
も溝51,52を設けたものであり、第3図bと
同様の効果が得られる。なお、第1図の実施例お
よび第3図aの実施例は共に、溝加工面をラジエ
ータ側面とした場合を示したが、逆にサポート側
面に設けても良い。
もので、ゴム4の種々の形状を示す。第3図aは
ゴム4を平板状にした場合であり、一方の面に複
数の溝(図では44,45の2本)を設けたもの
である。当然ながら該ゴム4に当接するラジエー
タ面およびサポート面の形状は、ゴム4の形状に
沿つた形状となる。また、第3図bは第3図aの
形状のものの両面に適度のずれを持たせて複数の
溝46,47,48,49,50(設定数は任意
にできる)の各々を設けたもので、このようにす
ることにより圧縮代及びばね定数を両面で任意に
設定でき、片寄りを無くすことができる。更に、
第3図cは第1図に示した実施例の変形例であ
り、ラジエータ側面のみならず、サポート面側に
も溝51,52を設けたものであり、第3図bと
同様の効果が得られる。なお、第1図の実施例お
よび第3図aの実施例は共に、溝加工面をラジエ
ータ側面とした場合を示したが、逆にサポート側
面に設けても良い。
以上より明らかな如く本考案によれば、ラジエ
ータ支持部に設けられる弾性部材の材質を変える
ことなく、ばね定数を任意に選ぶことができる。
ータ支持部に設けられる弾性部材の材質を変える
ことなく、ばね定数を任意に選ぶことができる。
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は第1図の実施例の−面断面図、第3図a,
b,cは本考案の他の実施例を示す要部断面図で
ある。 1…ラジエータ、2…メンバ、3…サポート、
4…ゴム、31…突起部、41,42,44,4
5,46,47,48,49,50,51,52
…溝、43…凹部。
は第1図の実施例の−面断面図、第3図a,
b,cは本考案の他の実施例を示す要部断面図で
ある。 1…ラジエータ、2…メンバ、3…サポート、
4…ゴム、31…突起部、41,42,44,4
5,46,47,48,49,50,51,52
…溝、43…凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サイドメンバーの一部にサポートを当接し、
弾性部材を該サポートにより適度に圧接しなが
らラジエータを車体に固定する支持構造におい
て、前記弾性部材とラジエータとの間、あるい
はサポートとの間に少くとも一条の空間を有す
る溝部を設けたことを特徴とするラジエータの
支持構造。 (2) 前記弾性部材の当接面形状は、円弧状である
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載のラジエータの支持構造。 (3) 前記弾性部材の当接面形状は、平板状である
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載のラジエータの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15187981U JPS5854924U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | ラジエ−タの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15187981U JPS5854924U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | ラジエ−タの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854924U JPS5854924U (ja) | 1983-04-14 |
JPS6317689Y2 true JPS6317689Y2 (ja) | 1988-05-19 |
Family
ID=29944558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15187981U Granted JPS5854924U (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | ラジエ−タの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854924U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046335U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-04-01 | マツダ株式会社 | 自動車のラジエ−タ支持構造 |
JPS6052128U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-04-12 | マツダ株式会社 | 自動車のラジエ−タ支持構造 |
JPS6078619U (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-01 | トヨタ自動車株式会社 | ラジエ−タ支持装置 |
JPS60156028U (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-17 | 東海ゴム工業株式会社 | ラジエ−タのアツパ−マウント |
JPS63169858U (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-04 | ||
JPH0231450U (ja) * | 1988-04-12 | 1990-02-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS445047Y1 (ja) * | 1964-09-07 | 1969-02-24 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS559738U (ja) * | 1978-07-06 | 1980-01-22 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP15187981U patent/JPS5854924U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS445047Y1 (ja) * | 1964-09-07 | 1969-02-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5854924U (ja) | 1983-04-14 |
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