JP3288981B2 - コンクリート製側溝ブロック - Google Patents
コンクリート製側溝ブロックInfo
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- JP3288981B2 JP3288981B2 JP33338098A JP33338098A JP3288981B2 JP 3288981 B2 JP3288981 B2 JP 3288981B2 JP 33338098 A JP33338098 A JP 33338098A JP 33338098 A JP33338098 A JP 33338098A JP 3288981 B2 JP3288981 B2 JP 3288981B2
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- Japan
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- gutter
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- container
- concrete
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製側
溝ブロックとその蓋の当接面の改良に関する。
溝ブロックとその蓋の当接面の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート製側溝ブロックの構造とし
て、側溝容体と側溝蓋との接触部にパッキングを介在さ
せて当接面の密着性を図り、車両等が乗り上げた際に生
ずる側溝蓋のガタツキを吸収して騒音の発生を防止する
ようにしたもの(実開昭62−176280号公報)、
側溝容体と側溝蓋との当接部を幾何学的に相似な曲面と
し、車両等の乗り上げによる騒音の発生や側溝容体と側
溝蓋の破損等を防止するようにしたもの(特開平6−2
48688号公報)、側溝容体と側溝蓋との接触が線接
触となるように互いの面を傾斜形状にしてクサビ効果を
生じさせ、車両等の乗り上げによる騒音の発生や側溝容
体と側溝蓋の破損等を防止するようにしたもの(実用新
案登録第3026678号公報、実用新案登録第303
1035号公報)等が知られている。
て、側溝容体と側溝蓋との接触部にパッキングを介在さ
せて当接面の密着性を図り、車両等が乗り上げた際に生
ずる側溝蓋のガタツキを吸収して騒音の発生を防止する
ようにしたもの(実開昭62−176280号公報)、
側溝容体と側溝蓋との当接部を幾何学的に相似な曲面と
し、車両等の乗り上げによる騒音の発生や側溝容体と側
溝蓋の破損等を防止するようにしたもの(特開平6−2
48688号公報)、側溝容体と側溝蓋との接触が線接
触となるように互いの面を傾斜形状にしてクサビ効果を
生じさせ、車両等の乗り上げによる騒音の発生や側溝容
体と側溝蓋の破損等を防止するようにしたもの(実用新
案登録第3026678号公報、実用新案登録第303
1035号公報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の側溝では、例えば、実開昭62−176280号公報
に記載のものでは、パッキングを側溝蓋に一体的にコン
クリート打設することが必要で、作業工程が増加し、製
作コストが嵩み、他方、敷設施工時にパッキングを取り
付ける場合は、現場作業が増加し、施工の煩雑化及びコ
ストの上昇が生じた。また、特開平6−248688号
公報に記載のものや、実用新案登録第3026678号
公報及び実用新案登録第3031035号公報に記載の
ものでは、側溝容体及び側溝蓋の製作に高精度の型枠を
必要とすることから、型枠作製費が高くなり、更に、作
製歩止まりの低下が生じ、全体のコストアップが否めな
かった。
の側溝では、例えば、実開昭62−176280号公報
に記載のものでは、パッキングを側溝蓋に一体的にコン
クリート打設することが必要で、作業工程が増加し、製
作コストが嵩み、他方、敷設施工時にパッキングを取り
付ける場合は、現場作業が増加し、施工の煩雑化及びコ
ストの上昇が生じた。また、特開平6−248688号
公報に記載のものや、実用新案登録第3026678号
公報及び実用新案登録第3031035号公報に記載の
ものでは、側溝容体及び側溝蓋の製作に高精度の型枠を
必要とすることから、型枠作製費が高くなり、更に、作
製歩止まりの低下が生じ、全体のコストアップが否めな
かった。
【0004】本発明は、コンクリート製側溝ブロックの
製造において、高精度を必要としない型枠によって低コ
ストで製作し得るようにし、しかも、側溝蓋と側溝容体
との当接部の歪みを吸収し、密着性を高めてガタツキを
無くし、騒音の発生や破損の防止を目的とする。
製造において、高精度を必要としない型枠によって低コ
ストで製作し得るようにし、しかも、側溝蓋と側溝容体
との当接部の歪みを吸収し、密着性を高めてガタツキを
無くし、騒音の発生や破損の防止を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、コンクリート製側溝蓋と側溝容体との一方
/または双方の当接面に圧砕可能な尖端部を有する複数
の突起を点在させ、高精度の型枠を使用することなく側
溝蓋のガタツキを解消した。
に本発明は、コンクリート製側溝蓋と側溝容体との一方
/または双方の当接面に圧砕可能な尖端部を有する複数
の突起を点在させ、高精度の型枠を使用することなく側
溝蓋のガタツキを解消した。
【0006】
【実施例】図1の断面図に示すように、コンクリート製
側溝の湾曲状の承面21及び側溝蓋1当接面に多数の突
起22が点在するように形成されている。側溝容体2の
開口の上方から承面21に側溝蓋1を落し込むと、突起
22は側溝蓋1の重量によって突起22の尖端部が圧砕
され、突起22の頂部に部分的な崩壊部23が形成され
る。崩壊部23は粗面となり、これらの粗面部分同士の
摩擦によって側溝容体2と側溝蓋1の密着性が高まり、
しかも当接面に歪みがあっても、突起22の尖端部の崩
壊により吸収されるので側溝容体2と側溝蓋1がピッタ
リ合致し、ガタツキが発生しない。
側溝の湾曲状の承面21及び側溝蓋1当接面に多数の突
起22が点在するように形成されている。側溝容体2の
開口の上方から承面21に側溝蓋1を落し込むと、突起
22は側溝蓋1の重量によって突起22の尖端部が圧砕
され、突起22の頂部に部分的な崩壊部23が形成され
る。崩壊部23は粗面となり、これらの粗面部分同士の
摩擦によって側溝容体2と側溝蓋1の密着性が高まり、
しかも当接面に歪みがあっても、突起22の尖端部の崩
壊により吸収されるので側溝容体2と側溝蓋1がピッタ
リ合致し、ガタツキが発生しない。
【0007】図2は、載置棚24を備えた側溝容体2の
斜視図であり、載置棚24の表面にに多数の突起22、
22を点在させている。この側溝容体2に側溝蓋を落し
込むと、載置棚24上に設けた多数の突起22、22の
尖端部が側溝蓋の重量で圧砕され微細に崩壊する。この
崩壊により、側溝蓋と載置棚24との密着性の高い当接
状態が得られ、通常、載置棚24を備えた側溝容体及び
側溝蓋が有するコンクリートの宿命である歪みを吸収
し、ガタツキの発生を無くすことができた。複数の突起
を点在させたので側溝蓋1に偏荷重がかかる場所では極
めて有効である。
斜視図であり、載置棚24の表面にに多数の突起22、
22を点在させている。この側溝容体2に側溝蓋を落し
込むと、載置棚24上に設けた多数の突起22、22の
尖端部が側溝蓋の重量で圧砕され微細に崩壊する。この
崩壊により、側溝蓋と載置棚24との密着性の高い当接
状態が得られ、通常、載置棚24を備えた側溝容体及び
側溝蓋が有するコンクリートの宿命である歪みを吸収
し、ガタツキの発生を無くすことができた。複数の突起
を点在させたので側溝蓋1に偏荷重がかかる場所では極
めて有効である。
【0008】なお、敷設に際して、側溝蓋の重量だけで
も、上述した作用効果は十分発揮されるが、車両重量を
タイヤを介して蓋にかけたり、アウトリガーによる押圧
等も有効である。
も、上述した作用効果は十分発揮されるが、車両重量を
タイヤを介して蓋にかけたり、アウトリガーによる押圧
等も有効である。
【0009】
【発明の効果】コンクリート製側溝の側溝容体と側溝蓋
の当接面に複数の突起を点在させたので、突起の尖端部
が側溝蓋の重量によって幅広く崩壊して当接面が密着す
るので、製造の際に高精度の型枠を必要とせず、また、
側溝蓋のガタツキが防止され、騒音の発生や破損が防止
されるという利点を有する。
の当接面に複数の突起を点在させたので、突起の尖端部
が側溝蓋の重量によって幅広く崩壊して当接面が密着す
るので、製造の際に高精度の型枠を必要とせず、また、
側溝蓋のガタツキが防止され、騒音の発生や破損が防止
されるという利点を有する。
【図1】本発明の側溝の断面図。
【図2】側溝の斜視図。
1 側溝蓋 2 側溝容体 21 承面 22 突起 23 崩壊部 24 載置棚
Claims (1)
- 【請求項1】蓋受け面及び/または蓋の当接面に圧砕可
能な尖端部を有する複数の突起を点在させたコンクリー
ト製側溝ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338098A JP3288981B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | コンクリート製側溝ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338098A JP3288981B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | コンクリート製側溝ブロック |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001076420A Division JP3466161B2 (ja) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | コンクリート製側溝ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144874A JP2000144874A (ja) | 2000-05-26 |
JP3288981B2 true JP3288981B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18265478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33338098A Expired - Fee Related JP3288981B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | コンクリート製側溝ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3288981B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080345A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Masatake Oshima | プレキャストコンクリート側溝 |
JP2011174353A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Masatake Oshima | プレキャストコンクリート側溝 |
DE102012111960A1 (de) * | 2012-12-07 | 2014-06-12 | ACO Severin Ahlmann GmbH & Co Kommanditgesellschaft | Zarge einer Entwässerungsrinne |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP33338098A patent/JP3288981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000144874A (ja) | 2000-05-26 |
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