JPS63176410A - 異層内物質同時測定方法 - Google Patents

異層内物質同時測定方法

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JPS63176410A
JPS63176410A JP62007210A JP721087A JPS63176410A JP S63176410 A JPS63176410 A JP S63176410A JP 62007210 A JP62007210 A JP 62007210A JP 721087 A JP721087 A JP 721087A JP S63176410 A JPS63176410 A JP S63176410A
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Atsushi Eba
江場 篤
Shoki Minami
南 昭喜
Hiroaki Kosaka
博昭 小坂
Akira Mochizuki
亮 望月
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YAMAZATO EREKUTORONAITO KK
Nippon Steel Corp
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YAMAZATO EREKUTORONAITO KK
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転炉内各層の物質の成分測定を高さ方向複数
層について同時に行う方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より転炉内におけるガス層、スラグ層及びメタル層
等各層に位置する物質の成分測定は、各種センサやサン
プラー等の測定部を先端に設けたプローブを用い、前記
測定部を各層に位置づけることによって各層毎に行って
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
吹錬途上の転炉内各層の状態は、時々刻々変化しており
、又、各層の化学反応は相互に関連していることから吹
錬反応を正確且つ総合的に把握するためには、メタル層
、スラグ層、ガス層等の各層の反応状態を同時に測定す
ることが好ましいとの認識が高まりつつあり、そのため
に転炉内における異層的物質の同時測定を可能にする方
法の開発が研究者の間で強く望まれている。しかしなが
ら、従来のプローブでは測定部が1箇所だけであったり
、又、複数であったとしても各測定部間の距離は極めて
近接していることから異層的物質の測定を同時に行うこ
とはできなかった。又、異層的物質の同時測定を可能と
するための具体的な方法も検討されたことはなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、転炉内高
さ方向異層に位置する物質の測定を同時に行なうことに
より、転炉内反応の総合的な解析を可能にするとともに
転炉操業に有用なデータを入手することを目的とするも
ので、その要旨とするところは長さ方向多点位置に複数
の測定部を有するプローブを構成し、該プローブを転炉
内に垂直方向に挿入するとともに各測定部をそれぞれ異
層の被測定対象に位置づけて転炉内高さ方向異層に位置
する物質の成分測定を複数層同時に行ってなる点にある
〔作 用〕
本発明にかかる異層内物質同時測定方法によれば、異層
白物質の成分測定は一度の浸漬作業で複数層同時に行な
えるので、時々刻々変化する各層の反応状態を相互に関
連づけて測定することができ、転炉操業を効率化するた
めの有用なデータの入手が可能となるものである。
〔実施例〕
次に本発明の詳細を図示した実施例に基づき説明する。
第1図は本発明を実施するために用いるプローブの一実
施例の構造を示す断面図である。
図中1はプローブ本体であり、先端には下位測定部2が
、又、該下位測定部2から所定距離離間した位置には上
位測定部3が取付けられている。
下位測定部2と上位測定部3の離間距離lは測定対象に
よって適宜決定されるもので、例えばメタル層とスラグ
層の測定を行う場合には第2図に示す如く、下位測定部
2はメタル層A内所定位置に、上位測定部3はスラグ層
B内所定位置に位置づけられるよう設定し、又スラグ層
とガス層の測定を行う場合には第3図に示すように、下
位測定部2はスラグ層B内所定位置に、他方上位測定部
3はガス層Cに位置づけられるように設定するものであ
る。
第1図として示したものは、メタル層Aとスラグ層Bの
同時測定を目的としたプローブであることから、浸漬時
に下位測定部2はメタル層Aに、又、上位測定部3はス
ラグ層Bに位置させることを前提とした構成としている
。下位測定部2は、熱電対及び酸素濃淡電池等を一体的
に内装したインサート4と真空ピンサンプラー5とから
構成し、メタルの酸素分圧測定とメタルの試料採取が可
能な構成としている。他方、上位測定部3はプローブ本
体1の側壁に流入口6を設けたサンプラー7と該サンプ
ラー7に内設された酸素濃淡電池8とから構成し、スラ
グの酸素分圧測定とスラグの試料採取が可能な構成とし
ている。そしてインサート4及び真空ピンサンプラー5
はメタル測定用に、又サンプラー7及び酸素濃淡電池8
はスラグ測定用に適したものを用いるものである。特に
サンプラー7は採取したスラグを徐々に冷却させる必要
からセラミックスで形成し、又、酸素濃淡電池8の溶鋼
側電極9はスラグ測定に適した白金電極を用いることと
している。下位測定部2及び上位測定部3には他のサン
プラーや、他のセンサーを配置することも勿論可能であ
る。
下位測定部2と上位測定部3はそれぞれ異層に位置づけ
ることは上述したが、メタル層Aとスラグ層Bは境界で
明確に区分されるものではなくメタル層Aとスラグ層B
の間には両者が混在する領域が存在し、又メタル層A及
びスラグ層Bはそれぞれ吹錬により激しく流動している
ことから、測定部の各層への位置づけには注意を要する
。即ち、下位測定部2と上位測定部3との離間距離lは
、このことを考慮したものである必要がある。発明者は
種々実験を試み、下位測定部2と上位測定部3間の距離
を300〜40cm程度に設定してメタル・スラグ界面
近傍位置でのメタル及びスラグの測定をなしたところそ
れぞれの特性を顕著に示した測定データを得ることがで
きた。下位測定部2と上位測定部3の離間距離lは、そ
の測定対象によって種々設定され、例えば下位測定部2
でメタル・スラグ界面近傍のメタルを、他方上位測定部
3でガス・スラグ界面近傍のスラグを測定する場合には
、両者の離間距離lはスラグ層の厚みに略一致させて2
00 am程度とすることが好ま、しい。又図示しない
が、測定部を3箇所以上設けることも可能で、例えば下
位測定部2と上位測定部3の間に中位測定部を新たに形
成し、下、中、上の各測定部が浸漬時にそれぞれメタル
層、スラグ層、ガス層の所定位置に位置づけられるよう
各測定部間の離間距離を設定することなども適宜採用さ
れる。
第1図として示されたプローブを用いて転炉的各層の測
定を行なうには、先ずプローブを転炉内に垂直方向に挿
入し、下位測定部2をメタルJ5Aに、又、上位測定部
3をスラグ層Bに位置づけるこの位置でプローブを所定
時間停止させ、下位測定部2のインサート4と真空ピン
サンプラー7と、でメタルの酸素分圧測定と試料採取を
行い、父上位測定部3の酸素濃淡電池8とサンプラー7
とでスラグの酸素分圧測定と試料採取を行なうものであ
る。このようにすることによって、メタル層Aとスラグ
層Bにおける酸素分圧測定及び試料採取は同時に可能と
なり、転炉的各層における化学反応の進行状態を複数層
同時に知ることができるものである。そしてこの結果、
転炉的各層の化学反応の相互の関連を知ることが可能と
なり、転炉内反応を総合的に把握する為の有用なデータ
の入手が可能となるものである。
〔発明の効果〕
本発明にかかる異層内物質同時測定方法は、長さ方向多
点位置に複数の測定部を設けたプローブを構成し、該プ
ローブを転炉内に垂直方向に挿入するとともに、各測定
部を異層の被測定対象に位置ヴけることにより、転炉内
高さ方向各層の物質、  を同時に複数層測定すること
としたので、時々刻々変化する転炉的各層の化学反応の
関連を知ることが可能となり、転炉内反応を総合的に把
握する為の有用なデータが得ることができるものである
又、異層白物質の成分測定が一回の浸漬作業で可能とな
るのでプローブの浸漬作業の回数を減らすこともできる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の異層内物質同時測定方法を実施する為
のプローブの断面説明図、第2図、第3図は本発明にか
かる異層内物質同時測定方法に基づいてプローブを転炉
的各層に浸漬した状態を示す説明図である。 A:メタル層、     Bニスラグ層、C:ガス層、 lニブローブ本体、  2:下位測定部、3:上位測定
部、   4:インサート、5:真空ビンサンプラー、 6:流入口、      7:サンプラー、8:酸素濃
淡電池、  9:溶鋼側電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)長さ方向多点位置に複数の測定部を有するプローブ
    を構成し、該プローブを転炉内に垂直方向に挿入すると
    ともに各測定部をそれぞれ異層の被測定対象に位置づけ
    、転炉内高さ方向異層に位置する物質の成分測定を複数
    層同時に行ってなる異層内物質同時測定方法。 2)測定部のうちの一つをメタル層に、他の一つをスラ
    グ層に位置づけてなる前記特許請求の範囲第1項記載の
    異層内物質同時測定方法。 3)測定部のうちの一つをスラグ層に、他の一つをガス
    層に位置づけてなる前記特許請求の範囲第1項記載の異
    層内物質同時測定方法。
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