JPS63176036A

JPS63176036A - 通信装置

Info

Publication number: JPS63176036A
Application number: JP62007437A
Authority: JP
Inventors: Naoki Kobayashi; 直樹小林; Kiyoshi Sugiyama; 精杉山; Yuichi Sato; 裕一佐藤
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1987-01-17
Filing date: 1987-01-17
Publication date: 1988-07-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、音声帯域内に２つ以上の情報を周波数分割
により多重化して伝送を行う通信装置に関するものであ
る。

（従来の技術）従来、音声帯域内に２つ以上の情報を周波数分割により
多重化し、伝送を行う通信装置としては、描画通信装置
があった。従来の描画通信装置での多重化方式を第４図
に示す。

第４図において、グラフの横軸は周波数を示し、縦軸は
パワースペクトルを表わしている。ここで、Ａは音声情
報のスペクトル、Ｂは描画伝送モデムのスペクトルを示
す。従来、この種の装置では、第４図に示されるように
、３００〜１６００Ｈｚ、１９００〜３４００Ｈｚを音
声の伝送用帯域として使用し、また、１６００〜１９０
０Ｈ２の間を描画伝送用のモデム帯域として使用してい
る。さらにモデムはＣＣＩＴＴ　　Ｖ２１準処の３００
ビット／秒のものを使用しており、１７５０±１００Ｈ
ｚを使った周波数変調のモデムである。

第３図は従来のこの種の装置のブロック図を示したもの
である。１は描画装置本体の制御部であり、２は入力パ
ッド、３は表示部である。制御部１では、入力パッド２
からの座標信号を処理して、表示メモリ上で図形を作り
、表示部３に表示させたり、座標情報を３００ビット１
秒の周波数変調モデム（以下、モデムという）４および
多重分離回路５を通して通信を行ったりする。６Ａはス
イッチであり、多重分離回路５を用いて音声・座標情報
の同時通信する場合と、音声のみの通信をする場合とを
切り換えることができるようになっている。７は電話機
、８は回線を示している。

多重分離回路５では、モデム４の変調信号に対しては１
６００〜１９００Ｈｚのバンドパスフィルタ９を通し、
また、音声に耐しては３００〜１６００Ｈｚ、１９００
〜３４００Ｈｚのバンドエリミネートフィルタ１０を通
し、これらを増幅器１１で合成して周波数分割された信
号を作っている。また、受信時には同様にバンドパスフ
ィルタ９とバンドエリミネートフィルタ１０で分離され
た変調信号と音声信号を各々復調器および電話機７のハ
イブリット回路１２に人力している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記従来の通信装置では、モデム４の伝送スピ
ードは３００ビット／秒でしか、音声と描画信号を同時
には送れず、描画信号をもっと速く送りたい場合や、ド
ツトイメージの表示されている画像のように大量の情報
を伝送するには、伝送時間が大きいという欠点があった
。

この発明の目的は、従来では、３００ビット／秒でしか
、音声との同時通信が行えなかった点を解決し、さらに
多量の情報を多重化した通信装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる通信装置は、第１の周波数帯域幅で規
定される変調速度ｎビット／秒に対して、２′″　（ｍ
≧２）に多値化した振幅位相変調ならびに受信した振幅
位相変調された信号の復調を行う振幅位相変復調モデム
を具備し、ｎｘｍビット／秒の伝送速度で第１の情報を
振幅位相変復調モデムを用いて第１の周波数帯域内で伝
送し、この第１の周波数帯域以外の第２の周波数帯域を
用いて第２の情報を伝送するものである。

〔作用〕

この発明においては、高速で伝送する情報は振幅位相変
復調モデムを用いて行い、その他の情報は３００ビット
／秒の周波数変調のモデムを用いて行う。

〔実施例〕

第２図はこの発明の一実施例を説明する図であって、第
２図（ａ）は、振幅位相変調のモデムおよび音声の情報
を多重化して伝送する場合のパワースペクトルの例を示
したものである。ここで、音声の帯域には、他の情報で
多重化することもできる。

また、第２図（ｂ）は振幅位相変調の配置図を示したも
ので１６値の例を示している。この例では、変調スピー
ドを３００ビット／秒とし、１６値のＡＭでは４倍の１
２００ビット／秒までの伝送を行うこととなる。この場
合に必要な帯域幅Δｆは、変調スピードの周期をＴとす
ると、そのスピット７秒の場合にはΔｆ　’：：３００
　Ｈｚとなる。

このため第２図（ａ）の例では第４図と同様３゜Ｏ〜１
８００Ｈｚ、１９００〜３４００Ｈｚを音声で使用し、
１８００〜１９００Ｈｚをモデム用に使用して多重化を
行っている。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。

６Ａは第３図の従来の装置と同様、同時通信時と音声の
みの伝送とを切り換えるスイッチである。その他第３図
と同じ符号は同じものを示す。６Ｂは同時通信時のモデ
ムを切り換えるスイッチであり、従来の装置と通信する
場合は３００ビット／秒のモデム４を選択し、高速に座
標情報を送る場合や、画像情報の伝送をする場合には振
幅位相変復調モデム１３を選択する。

振幅位相変復調モデム１３は、符号分離回路１４、パル
ス発生器１５．低域フィルタ１６．変調器１７．検波器
１８．低域フィルタ１９．自動等止器２０．識別回路２
１．符号合成回路２２等から構成される。

振幅位相変復調モデム１３は第２図（ｂ）のような信号
点配置をもち、例えば、バンドパスフィルタ９の帯域内
で１２００ビット／秒の伝送を可能としている。なお、
第２図はサンプル時点における信号の振幅・位相を２次
元上に表わした図である。

制御部１を介して送られたデータ信号は、符号分離回路
１４．パルス発生器１５．低域フィルタ１６を通り、変
調器１７で位相変調を受けて多重分離回路５に送出され
る。多重分離回路５ではバンドパスフィルタ９を通した
変調信号とバンドエリミネータ１０を通した音声信号を
多重化して、回線８に伝送する。

一方、受信時には、多重化された信号を多重分離回路５
で音声と変調信号に分離し、分離された変調信号は振幅
位相変復調モデム１３の検波器１８、低域フィルタ１９
、さらに自動等止器２０での補正および識別回路２１を
通し、符号合成回路２２から制御部１に符号を送る。

なお、この実施例で、伝送速度が速くなるため、イメー
ジスキャナ２３を制御部１につけて伝送することも可能
である。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明では、第１の周波数帯域幅
で規定される変調速度ｎビット／秒に対して、２′″　
（ｍ≧２）に多値化した振幅位相変復調モデムを具備し
たので、３００ビット／秒の周波数帯域内で１２００ビ
ット／秒以上の変調信号を伝送し、音声と高速変調信号
の同時伝送を周波数分割多重化により実現することがで
きる。このため、この発明では、３００ビット／秒と１
２００ビット／秒の伝送速度の切り換えを、モデムの切
り換えのみで実現し、多重分離回路の共通化がはかれる
ため、コストをあまりあげずに、同時伝送時の高速化が
図れる。

また、この高速化により音声と表示画像の同時伝送や、
高速の座標点伝送と音声との同時伝送が行える。さらに
、音声コーデックにかけた音声信号を変調信号にのせ、
音声を多重に伝送することも可能となる等の利点がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の描画通信装置の一実施例を示すブロ
ック図、第２図はこの発明の多重化方式を説明するため
の図、第３図は従来の描画通信装置のブロック図、第４
図は従来の多重化方式を説明するための図である。図において、１は描画装置本体の制御部、２は入力パッ
ド、３は表示部、４はモデム、５は多重分離回路、６Ａ
、６Ｂはスイッチ、７は電話機、８は回線、９はバンド
パスフィルタ、１０はバンドエリミネートフィルタ、１
１は増幅器、１２はハイブリッド回路、１３は振幅位相
変復調モデム、１４は符号分離回路、１５はパルス発生
器、１６は低域フィルタ、１７は変調器、１日は検波器
、１９は低域フィルタ、２０は自動等化器、２１は識別
回路、２２は符号合成回路、２３はイメージスキャナで
ある。第２図（ａ）　　　　　　（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

第１および第２の情報を音声帯域内に周波数分割多重化
して伝送を行う通信装置において、第１の周波数帯域幅
で規定される変調速度ｎビット／秒に対して、２＾ｍ（
ｍ≧２）に多値化した振幅位相変調ならびに受信した振
幅位相変調された信号の復調を行う振幅位相変復調モデ
ムを具備し、ｎ×ｍビット／秒の伝送速度で第１の情報
を前記振幅位相変復調モデムを用いて前記第１の周波数
帯域内で伝送し、この第１の周波数帯域以外の第２の周
波数帯域を用いて第２の情報を伝送することを特徴とす
る通信装置。