JPH09135306A - データ送受信装置及びデータ伝送装置 - Google Patents

データ送受信装置及びデータ伝送装置

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JPH09135306A
JPH09135306A JP31475795A JP31475795A JPH09135306A JP H09135306 A JPH09135306 A JP H09135306A JP 31475795 A JP31475795 A JP 31475795A JP 31475795 A JP31475795 A JP 31475795A JP H09135306 A JPH09135306 A JP H09135306A
Authority
JP
Japan
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data
parallel
transmission
dividing
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP31475795A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Furuya
喜洋 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication of JPH09135306A publication Critical patent/JPH09135306A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速なアナログ通信回線において高速なデー
タ通信を行う装置を提供すること。 【解決手段】 送信すべきデータを複数のデータブロッ
クに分割するとともに、当該各データブックに分割前の
データ並びを示す順序情報を付与してなる分割成形手段
2と、分割成形手段2により分割成形された各データブ
ロックをそれぞれ変調し、伝送路に対してパラレルに送
信してなるパラレル送信手段3と、伝送路を介してパラ
レルに伝送された複数の変調データをそれぞれ各データ
ブロックに復調してなるパラレル受信手段4と、パラレ
ル受信手段4により復調した各データブロックを、デー
タブロック内の順序情報に基づいて分割前のデータに復
元してなる復元成形手段5とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最大データ伝送速
度が比較的低速な伝送路を利用するデータ通信の分野に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、一般公衆電話回線に代表
されるアナログ系の低速搬送回線を用いてデータ伝送を
行う場合、通常、データ処理端末のシリアルポートに接
続されたモデム(MODEM:MOdulation and DEModul
ation )によってデータの変調・復調を行うことにより
行っている。この場合のデータ伝送速度は、モデムの最
大データ伝送速度に依存しており、例えば、9600b
ps,14400bpsといった伝送速度を有するもの
から、近時においては、28800bpsといった最大
データ伝送速度を有するモデムも提供されている。
【0003】28800bpsのデータ伝送速度を有す
るモデムでは、例えば、MNP等のデータ圧縮を利用す
ることによって端末−モデム間のDTE速度を最大11
5200bps程度にまで上げることが可能となる。し
かし、この場合の一般公衆電話回線を介してのモデム間
データ伝送速度は、モデムにおける最大データ伝送速度
である28800bpsが限界であり、これ以上の高速
なデータ伝送は物理的に不可能である。また、一般公衆
電話回線に代表されるアナログ回線では、回線帯域の限
界及び回線エラーの関係から前述の28800bpsの
データ伝送速度がほぼ上限であると考えられる。
【0004】一方、ISDN(Integrated Services Di
gital Network )に代表されるディジタル系の高速搬送
回線では、例えば、64kbpsや1500kbpsと
いった伝送速度での通信が可能であり、アナログ通信回
線と比較して高速なデータ伝送が可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ伝送にあっては、前述したように、ア
ナログデータ伝送路である一般公衆電話通信回線を介し
てデータ伝送を行う場合、データ伝送速度はモデムの最
大データ伝送速度に依存することから、例えば、ディジ
タル通信回線を介して伝送されるデータ伝送経路中にア
ナログ通信回線が介在する場合、ディジタル通信回線に
おける高速データ通信の利点を生かすことができないと
いう問題点があった。すなわち、データ伝送経路中にア
ナログ通信回線が介在した場合、データ伝送速度はアナ
ログ通信回線及びモデムのデータ伝送速度により上限の
制約を受けることになる。
【0006】本発明の課題は、上記問題点を解消し、低
速なアナログ通信回線において高速なデータ通信を行う
データ送受信装置及びデータ伝送装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ送信装置
は、送信すべきデータを複数のデータブロックに分割す
るとともに、当該各データブロックに分割前のデータ並
びを示す順序情報をそれぞれ付与してなる分割成形手段
と、前記分割成形手段により分割成形された各データブ
ロックを複数の変調部を介して変調するとともに、当該
各変調データを伝送路に対してパラレルに送信してなる
パラレル送信手段と、を備えるように構成している。
【0008】本発明のデータ受信装置は、伝送路を介し
てパラレルに受信された複数の変調データをそれぞれ対
応する複数の復調部を介して各データブロックに復調し
てなるパラレル受信手段と、前記パラレル受信手段によ
り復調した各データブロックを、データブロック内の順
序情報に基づいて分割前のデータに復元してなる復元成
形手段と、を備えるように構成している。
【0009】本発明のデータ伝送装置は、例えば、デー
タ伝送経路中に低速データ伝送速度の伝送路を介在して
データ伝送を行うデータ伝送装置であって、送信すべき
データを複数のデータブロックに分割するとともに、当
該各データブックに分割前のデータ並びを示す順序情報
を付与してなる分割成形手段と、前記分割成形手段によ
り分割成形された各データブロックをそれぞれ変調し、
前記伝送路に対してパラレルに送信してなるパラレル送
信手段と、前記伝送路を介してパラレルに伝送された複
数の変調データをそれぞれ各データブロックに復調して
なるパラレル受信手段と、前記パラレル受信手段により
復調した各データブロックを、データブロック内の順序
情報に基づいて分割前のデータに復元してなる復元成形
手段と、を備えるように構成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明のデータ伝送装
置の概略構成を示すブロック図であり、ディジタル通信
回線(最大データ伝送速度は64kbpsの高速データ
回線)LDにおけるデータ通信経路中に一般公衆電話回
線(アナログ通信回線)LAによる通信経路が介在する
場合の通信経路を示す。
【0011】図1において、データ伝送装置1は、大別
して、高速データ回線LDからのデータを一般公衆電話
回線LAを介して送信するデータ送信装置1Sと、一般
公衆電話回線LAを介して受信したデータを再び高速デ
ータ回線LDに送信すべくデータを受信するデータ受信
装置1Rとから構成されている。そして、データ送信装
置1Sは、分割成形手段となる多重分離部2と、パラレ
ル送信手段となる複数の送信側モデム3とから構成さ
れ、また、データ受信装置1Rは、パラレル受信手段と
なる複数の受信側モデム4と、復元成形手段となる再成
部5とから構成されている。
【0012】図2は、多重分離部により送信側モデムに
送信データを転送する際のデータフォーマットの一例を
示す図である。多重分離部2は、図2に示すように、高
速データ回線LDから伝送される64kbpsの高速デ
ータを分割データ単位として128ビット単位毎に分割
して送信側モデム3の伝送速度(この場合、9600b
ps)に変換し、この分割データ部分をペイロード部P
Lとするとともに、ペイロード部PLにフレーム同期及
び順序制御用のオーバヘッド部OH及び誤り制御用ビッ
ト部EBとを付加したデータブロックを各送信側モデム
3に転送するものである。
【0013】なお、オーバヘッド部OHにおけるフレー
ム同期ビットは、対向側(すなわち、データ受信装置1
R側)におけるデータ再成時にペイロード部PLを識別
するためのビット情報であり、オーバヘッド部OHにお
ける順序制御用ビットは、一般公衆電話回線LA内の特
定回線が遅延した場合であっても、ペイロード部PLを
順序よく元のデータに戻すためのビット情報である。ま
た、誤り制御用ビット部EBは、一般公衆電話回線LA
において回線障害等によりデータが誤ったことを検出す
るためのビット情報であり、もし、1回線でもデータの
誤りを検出した場合には、高速データ回線LDが誤った
ものとして処理を行う。
【0014】送信側モデム3は、最大データ転送速度が
9600bpsのモデムであり、多重分離部2から転送
された各データブロックを変調して一般公衆電話回線L
Aに送信するものであり、受信側モデム4は、送信側モ
デム3と同様に、最大データ転送速度が9600bps
のモデムであり、一般公衆回線LAを介して受信した変
調データを元のデータブロックに復調し、再成部5に転
送するものである。再成部5は、各受信側モデム4から
転送された各ブロックデータ中の順序制御用ビットに基
づいて元の高速データを再成するものである。すなわ
ち、受信側では、送信側と逆の動作を実施することによ
り、元の64kbpsの高速データを再成する。
【0015】次に上述実施形態の作用について説明す
る。64kbpsの高速データ回線LD中に一般公衆電
話回線LAが介在する場合、通常、一般公衆電話回線L
Aでのデータ伝送速度が足かせとなって高速なデータ伝
送を行うことはできない。本発明では、この低速なアナ
ログ通信回線部分に複数のモデム及び複数の通信回線を
パラレルに用いることでスループットを高め、高速なデ
ータ伝送が可能となっている。
【0016】すなわち、本実施形態では、送信側モデム
3及び受信側モデム4に最大データ伝送速度が9600
bpsのモデムを使用しているので、送信側モデム3及
び受信側モデム4にそれぞれ7台(64kbps÷9.
6kbps≒6.67)のモデムを設け、通信時に7本
の一般公衆電話回線LAを用いることにより、64kb
psの高速データの伝送が可能となっている。
【0017】一般公衆電話回線は、ISDN等のディジ
タル通信回線と比較して回線網の普及率が高く、また、
利用エリアも広い。本発明は、このような既存のアナロ
グ低速搬送回線の資産を活用して高速データ伝送を実現
するものであり、資産の有効活用が可能となる。
【0018】なお、前述の実施形態では、9600bp
sのモデムを用いたため、送信側モデム3及び受信側モ
デム4にそれぞれ7台のモデムを設け、かつ、通信時に
は、7本のアナログ通信回線を利用するようになってい
るが、送信側モデム3及び受信側モデム4に最大データ
伝送速度が14.4kbpsのモデムを使用した場合
は、それぞれ5台のモデム及び5本の通信回線、同様に
して、28.8kbpsのモデムを使用した場合は、そ
れぞれ3台のモデム及び3本の通信回線で同様のシステ
ムが構築でき、この場合、通信時に利用するアナログ通
信回線の本数も低減することができ、資源の有効利用を
図ることができる。
【0019】また、前述の実施形態では、高速データの
分割単位として128ビット単位に分割していたが、こ
の単位は任意であり、同様に、オーバヘッド部OH及び
誤り制御用ビット部EBのビット長等も任意に設定可能
である。
【0020】
【発明の効果】本発明では、例えば、I SDN等の専用
高速回線を新たに付設することなく、例えば、一般公衆
電話回線等の既存の低速回線による高速データ伝送が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ伝送装置の概略構成を示すブロ
ック図。
【図2】多重分離部により送信側モデムに送信データを
転送する際のデータフォーマットの一例を示す図。
【符号の説明】
1 データ伝送装置 1S データ送信装置 1R データ受信装置 2 多重分離部(分割成形手段) 3 送信側モデム(パラレル送信手段) 4 受信側モデム(パラレル受信手段) 5 再成部(復元成形手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信すべきデータを複数のデータブロック
    に分割するとともに、当該各データブロックに分割前の
    データ並びを示す順序情報をそれぞれ付与してなる分割
    成形手段と、 前記分割成形手段により分割成形された各データブロッ
    クを複数の変調部を介して変調するとともに、当該各変
    調データを伝送路に対してパラレルに送信してなるパラ
    レル送信手段と、 を備えることを特徴とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】伝送路を介してパラレルに受信された複数
    の変調データをそれぞれ対応する複数の復調部を介して
    各データブロックに復調してなるパラレル受信手段と、 前記パラレル受信手段により復調した各データブロック
    を、データブロック内の順序情報に基づいて分割前のデ
    ータに復元してなる復元成形手段と、 を備えることを特徴とするデータ受信装置。
  3. 【請求項3】送信すべきデータを複数のデータブロック
    に分割するとともに、当該各データブックに分割前のデ
    ータ並びを示す順序情報を付与してなる分割成形手段
    と、 前記分割成形手段により分割成形された各データブロッ
    クをそれぞれ変調し、前記伝送路に対してパラレルに送
    信してなるパラレル送信手段と、 前記伝送路を介してパラレルに伝送された複数の変調デ
    ータをそれぞれ各データブロックに復調してなるパラレ
    ル受信手段と、 前記パラレル受信手段により復調した各データブロック
    を、データブロック内の順序情報に基づいて分割前のデ
    ータに復元してなる復元成形手段と、 を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
JP31475795A 1995-11-07 1995-11-07 データ送受信装置及びデータ伝送装置 Pending JPH09135306A (ja)

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JPH09135306A true JPH09135306A (ja) 1997-05-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002037831A1 (fr) * 2000-10-30 2002-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme et procede d"emission/reception d"informations et procede de compression d"informations manuscrites utilise pour ceux-ci

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002037831A1 (fr) * 2000-10-30 2002-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme et procede d"emission/reception d"informations et procede de compression d"informations manuscrites utilise pour ceux-ci

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