JPS6317514Y2 - - Google Patents

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JPS6317514Y2
JPS6317514Y2 JP1981112028U JP11202881U JPS6317514Y2 JP S6317514 Y2 JPS6317514 Y2 JP S6317514Y2 JP 1981112028 U JP1981112028 U JP 1981112028U JP 11202881 U JP11202881 U JP 11202881U JP S6317514 Y2 JPS6317514 Y2 JP S6317514Y2
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JP
Japan
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vehicle
hydraulic pump
rail
hydraulic
foot pedal
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JP1981112028U
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JPS5817269U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 一般にロープ等の牽引部材で吊下げられて空中
を走行するリフトは楽しいものであるが、設置場
所が風景の優れた広大なところでなければならな
い等の制約がある。また、現代人は運動不足とな
りがちである。
本考案はこのような点に鑑みて考案されたもの
で、遊園地・スポーツセンター・観光地等に設置
して、種々のスリルを存分に味わいつつ、適度の
運動もできるようにすることを目的とする。
そこで、本考案の特徴とする処は、地面に障害
危険部を設けると共に該地面から所定高さに軌条
を設け、吊下装置によつて該軌条から乗り物を吊
下げると共に該乗り物は進行方向に直交する側方
から見て略円形の横倒円筒型とし、底面部に弾性
体ローラを付設し、かつ、該乗り物には足踏ペダ
ル及びこれによつて回転駆動される液圧ポンプを
設け、さらに、上記吊下装置は、乗り物を上方へ
弾発的に付勢するコイルスプリング等の弾発部
材、及び上記液圧ポンプと連通連結されて該乗り
物を上昇させる液圧シリンダを、備え、かつ、該
液圧ポンプと液圧シリンダを連通連結する液圧回
路の一部から分岐した環り配管を設けると共に、
該環り配管には、上記液圧ポンプからの液体の吐
出量が少量状態では、該液体をタンクに還流させ
るバイパス用の絞り弁を介装し、さらに、上記軌
条に沿つて強制駆動装置によつて走行するチエー
ンやロープ等の索引部材を設けて、上記乗り物を
強制的に走行させるように構成した点にある。
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳説す
る。
第1図及び第2図に於て、1は円筒容器状の乗
り物であり、リンク機構2と液圧シリンダ3とコ
イルスプリング4等から成る吊下装置5により、
空中に保持された軌条6から吊下げられている。
該軌条6は例えば第3図の横断面にて示すように
対向チヤンネル形状とし、上記吊下装置5の上端
に枢支軸7を介して一対のローラ8,8を枢着
し、該ローラ8,8を軌条6内に保持し長手方向
に転動自在とする。また、9…は地上所定高さに
軌条6を支持するための支脚であり、平面的に見
れば閉曲線状(ループ状)に軌条6が配設され、
その所定位置に1乃至2以上の乗降場10が設け
られる。
しかして、11は軌条6に沿つて配設されたチ
エーンやロープ等の牽引部材であり、図外の電動
モータと減速機と駆動輪等から成る強制駆動装置
により、軌条6の長手方向に引張られ、もつて乗
り物1…を矢印Aの如く軌条6に沿つて走行させ
る。そして、上記吊下装置5のリンク機構2は2
個の菱形を上下に有する形状で、上方菱形部内に
コイルスプリング4を配設して、乗り物1の自重
及び乗客の体重と釣合を保ち、また、下方菱形部
内の液圧シリンダ3が伸長すれば吊下装置5が短
縮し、逆にシリンダ3が短縮すれば吊下装置5が
伸びるように横方向に付設される。
ところで、第4図・第5図及び第1図に示すよ
うに乗り物1内には、走行方向Aの前後両側に対
向状座席12,12を設けると共に、両座席1
2,12の間の底部に共通クランク13を有する
足踏ペダル14,14…が、取付片15…により
回動自在に取付け、該足踏ペダル14を踏まない
ときには吊下装置5が伸長状態でかつ乗り物1が
下降位置にあり、該足踏ペダル14を踏めば吊下
装置5が短縮方向に作動して乗り物1を矢印Bの
如く上昇させ、もつて第2図の仮想線で示すよう
に、乗り物1が上行蛇行しながら走行するように
構成される。具体的には、液圧ポンプ16をクラ
ンク13の端部に連動連結し、該ポンプ16の液
圧を、可撓ホース17、及び絞り弁18付の逆止
弁19を有する配管20により、液圧シリンダ3
に送り、該シリンダ3を作動させ、リンク機構2
を介して乗り物1を上昇させる。そして、ポンプ
16と逆止弁19との間から分岐して、還り配管
21を上記配管20に付設し、該還り配管21に
は、別の絞り弁22付の逆止弁23、及び切換弁
24を並列に介装し、タンク25に連通させる。
切換弁24はON−OFF作動の1方弁で常時閉の
状態であると共に、座席12横のレバー26にて
開の状態とすることが出来る。そして上記絞り弁
18,22は可変絞りとするのが望ましい。さら
に、第5図中の2点鎖線で囲んだ部分は、第4図
中のタンクバルブユニツト27として乗り物1の
底部の適宜位置に設置され、かつ上記レバー26
とはプツシユプルワイヤ28等で該ユニツト27
内の切換弁24に連通連結される。
しかして、第5図と第4図の液圧回路の作用に
ついて説明すれば、乗り物1の座席12,12に
座つた乗客が足踏ペダル14を低速で回転させて
いる場合には、ポンプ16からは少量の吐出量の
みであるから、絞り弁22を通つてタンク25に
還流してしまつて、シリンダ3はほとんど伸長し
ない。ペダル14をしだいに高速で踏んだ場合に
は、絞り弁22からのバイパス量(還流分)より
も多量の液がポンプ16から吐出し、その分がホ
ース17、逆止弁19を通つてシリンダ3に送ら
れ、シリンダ3を伸長し、吊下装置5を短縮し
て、乗り物1を上昇させる。
ところで、第1図と第2図に示す如く、乗り物
1の底面部29には多数の弾性体ローラ30…を
付設し、かつ地面に接近して吊下げると共に、乗
り物1の走行対応部には、草池31、おばけや猛
獣模型32、凸隆状山部33、噴水34等の障害
危険部Eを地面に設けておく。乗り物1の中の乗
客は、強制的に牽引部材11にて矢印A方向に送
られてゆくから、順次上述のような種々の障害危
険部E…に接近する。そのとき、急いで足踏ペダ
ル14を踏むことにより吊下装置5が短縮し、乗
り物1が上昇して、上方に難を避けることが出
来、危険一発の難を避けるスリルをぞんぶんに味
わうことが出来るのである。このとき、第5図に
例示した回路としておけば、低速でペダル14を
踏んだだけでは絞り弁22から圧液がバイパスし
て乗り物1が上昇せず、乗客は一生懸命に踏まね
ばならず、十分に汗を流して遊ぶことが出来る。
なお、障害危険物Eとしては乗り物1が接近乃
至突入しても実害がないものを選定する。また、
山部33の場合には、乗り物1の底面部29のロ
ーラ30…が衝突時の緩衝の役目をなすと共にロ
ーラ30…が転動して軽快に山部33を乗越えさ
せる役目をなす。
次に、第6図に示すように吊下装置5として、
リンク機構2を一個の菱形とし、シリンダ3とコ
イルスプリング4を前後水平方向に配設するも自
由である。あるいは図示省略したが菱形個数を3
個以上として、シリンダ3の僅かの伸長短縮で大
きく上昇下降するように構成するも好ましい。
また、第7図に示すようにシリンダ3をもつて
直接に乗り物1を吊下げ、リンク機構を省略する
ことも出来る。そしてコイルスプリング4をシリ
ンダ3に内有させるも好ましい。また図示省略し
たが、リンク機構2としては種々変形可能なこと
は勿論、コイルスプリング4の代りに(又は併用
として、)ガススプリングやリーフスプリング等
を用いるも自由である。
なお、障害危険部Eを乗り越えた後、足踏ペダ
ル14を止めれば、絞り弁18,22からシリン
ダ3内の液はタンク25に還流し、シリンダ3が
収縮して、乗り物1は降下する。
本考案は上述の如く、吊下装置5により軌条6
から乗り物1を吊下げ、牽引部材11によつて該
乗り物1を該軌条6に沿つて走行させると共に、
該乗り物1内に足踏ペダル14を設け、該足踏ペ
ダル14を踏むことにより上記吊下装置5が短縮
方向に作動して該乗り物1を上昇させ、該乗り物
1が上下蛇行しながら走行するように構成された
アツプダウンリフトであるから、牽引部材11に
よる強制駆動力と、足踏ペダル14による人力と
を、巧妙に結合して、上下蛇行しつつ、種々の障
害危険物Eを避ける等の面白くスリルのある遊び
を新たに創り出すことが出来た。しかも設置すべ
き面積の広狭を問わず、濃縮した面白さと楽しさ
を十分に味わうことが可能となり、かつ、適度の
運動にもなり、現代人の運動不足をも知らず知ら
ずの内に解消出来るもので、その実用的効果は著
大である。
特に、従来、単に人力のみで軌条に沿つて走行
し、かつ人力にて上下動する自転車として、実開
昭49−85279号が公知であるが、このような従来
技術と比較すれば、本考案は、次のような著大な
効果を奏するものである。
地面に障害危険部Eを設ける構成と、吊下装
置5にて乗り物1を上下動する構成との結合に
よつて、乗客は夢中で足踏ペダル14を踏んで
危険を避けようとして、スリルを楽しむことが
出来る。
軌条6に沿つて乗り物1は強制駆動装置の強
制力で走行するから、地面上の障害危険部E
に、いやおうなしに接近して行き、一層、一生
懸命に足踏ペダル14を踏むこととなつて、十
分な運動を行なうことが出来る。
乗り物1は横倒円筒形でかつ底面部29に弾
性体ローラ30…を付設したから、(第2図に
示すように、)山部33等に衝突しても、衝撃
が小さく、巧妙にこれを越えて走行出来る。
液圧を用いるから機械構造上シンプルな乗り
物装置となる。
コイルスプリング4等の弾発部材によつて、
乗り物1の自重と乗客の体重と釣合が保たれ
て、円滑に上下運動出来る。
バイパス用の絞り弁22を有する還り配管2
1を設けたから、低速でペダル14を踏んだだ
けでは乗り物1は上昇せず、従つて、乗客は十
分に力を入れて速く踏む必要がある。そのため
に、十分に汗を流して遊ぶことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同正面図、第3図は要部拡大断面図、第4図
は要部斜視図、第5図は液圧回路図、第6図と第
7図は他の実施例を示す正面図である。 1……乗り物、5……吊下装置、6……軌条、
11……牽引部材、14……足踏ペダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地面に障害危険部Eを設けると共に該地面から
    所定高さに軌条6を設け、吊下装置5によつて該
    軌条6から乗り物1を吊下げると共に該乗り物1
    は進行方向に直交する側方から見て略円形の横倒
    円筒型とし、底面部29に弾性体ローラ30…を
    付設し、かつ、該乗り物1には足踏ペダル14及
    びこれによつて回転駆動される液圧ポンプ16を
    設け、さらに、上記吊下装置5は、乗り物1を上
    方へ弾発的に付勢するコイルスプリング4等の弾
    発部材、及び上記液圧ポンプ16と連通連結され
    て該乗り物1を上昇させる液圧シリンダ3を、備
    え、かつ、該液圧ポンプ16と液圧シリンダ3を
    連通連結する液圧回路の一部から分岐した環り配
    管21を設けると共に、該環り配管21には、上
    記液圧ポンプ16からの液体の吐出量が少量状態
    では、該液体をタンク25に還流させるバイパス
    用の絞り弁22を介装し、さらに、上記軌条6に
    沿つて強制駆動装置によつて走行するチエーンや
    ロープ等の牽引部材11を設けて、上記乗り物1
    を強制的に走行させるように構成したことを特徴
    とするアツプダウンリフト。
JP11202881U 1981-07-27 1981-07-27 アツプダウンリフト Granted JPS5817269U (ja)

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JP11202881U JPS5817269U (ja) 1981-07-27 1981-07-27 アツプダウンリフト

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JP11202881U JPS5817269U (ja) 1981-07-27 1981-07-27 アツプダウンリフト

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JPS5817269U JPS5817269U (ja) 1983-02-02
JPS6317514Y2 true JPS6317514Y2 (ja) 1988-05-18

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ID=29906368

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031083U (ja) * 1973-07-10 1975-04-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4985279U (ja) * 1972-11-11 1974-07-24

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031083U (ja) * 1973-07-10 1975-04-07

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JPS5817269U (ja) 1983-02-02

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