JPS63316Y2 - - Google Patents

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JPS63316Y2
JPS63316Y2 JP1981104163U JP10416381U JPS63316Y2 JP S63316 Y2 JPS63316 Y2 JP S63316Y2 JP 1981104163 U JP1981104163 U JP 1981104163U JP 10416381 U JP10416381 U JP 10416381U JP S63316 Y2 JPS63316 Y2 JP S63316Y2
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JP
Japan
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horse
power transmission
transmission mechanism
rail
machine frame
Prior art date
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JP1981104163U
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English (en)
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JPS5810790U (ja
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイクル馬車に関する。
従来、動力装置を有する遊戯乗り物は知られて
いるが、子供が興味を持つて身体を動かして汗を
流して楽しく遊ぶことの出来る安全な乗り物が得
難い。例えば、従来、大正14年実用新案出願公告
第18578号公報に記載の木馬は知られているが、
遊園地等ではどこを走るか分らず衝突の心配が
ある、機械的動力損失が大で現実にはスムース
に走り得ない、動力伝達機構のリンク部材があ
ちらこちらに露出していて危険である、木馬に
またがつて乗るために乗客は前後に体が揺れて母
親や老人が子供と共に乗ることが困難である、
長距離をゆつくり走つて楽しむことが難しい、等
の多大の欠点を有している。
他方、従来から軌条走行自転車として実開昭54
−31866号等は公知であるので、この軌条走行自
転車を上記木馬と組合わせることも考えられない
ことではない。しかし、次のような問題点が残つ
ている。即ち、軌条走行自転車は地上かなり高
い所に支脚にて支持された軌条に沿つて走るか
ら、揺動する木馬では不安定で危険性がある。
軌条は平面的に見て単一線であるから、横転防止
のために大型の横案内ローラ等を必要として、機
体の重量が増大して軽快に走行出来ない。馬が
揺動しても乗客に衝突することがないようにする
には、機体の全長が著しく増加する。このように
多くの問題点を残していた。
本考案は、このような実状に鑑みて考案された
全く新しいサイクル式の馬車であつて、子供の興
味を強く引くことが出来て、楽しく汗を流して健
康を増進出来、交通事故の心配もなく安全に遊ぶ
ことが出来るようにすることを目的とする。そこ
で、本考案の特徴とする処は、略全面にわたつて
平坦な床部を張設した機枠を備え、該機枠の前方
中央部に支柱を立設し、該支柱の上端に支軸を介
して上下揺動自在に揺動腕を枢着すると共に馬の
腹部を該揺動腕に取付けて該馬を上記機枠の前部
に揺動自在に枢支し、かつ該機枠の後部の左右に
人が座る一対の座部を設け、平面的に見て上記馬
と該座部とを三角形の頂点に配設し、さらに、平
坦面上に一本の軌条を敷設し該軌条と該平坦面を
もつて走行用軌道とし、上記機枠に、該軌条に沿
つて案内され転動する一個の前輪、及び該軌条の
左右近傍の上記平坦面上を転動する左右一対の後
輪を付設し、かつ、該後輪の内の一方を駆動する
人力ペダル及び動力伝達機構を設けると共に、該
動力伝達機構から分岐した別の副動力伝達機構に
より上記馬を上下揺動させるように連動連結し、
さらに、上記一対の人力ペダルは上記床部の前後
中間位置の左右端部から突出状に設けられると共
に、上記動力伝達機構はその大半部分が該床部の
下方に配設されると共に該人力ペダルへの連結部
分は保護用カバー体にて被覆され、かつ、上記副
動力伝達機構は上記馬の下方に対応する床部の一
部に形成した孔部を介して、床部の下方の動力伝
達機構の一部と、上記馬の腹部の揺動腕とを、連
結すべく、該馬の下方に隠れるように設けられて
いる。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説す
る。
第1図と第2図に於て、1は機枠であつてパイ
プ等を彎曲・熔接連結等して形成され、平面的に
見れば前方中央部が幅狭に突出して先端部2とさ
れ、この先端部2の横桁3から支柱4が立設さ
れ、支軸5を介して上下揺動自在に揺動腕6が該
支柱4の上端に枢着され、該揺動腕6に馬7の腹
部が固着され、結局、第1図の実線と仮想線にて
示す如く、機枠1の前部に馬7が上下揺動自在と
して枢支されている。さらに、8は1本の軌条で
あり、地面等に敷設され、該軌条8に沿つて案内
され転動する1個の前輪9が、前記横桁3に取付
けられている。この前輪9は第3図のように外鍔
10,10を有する固定式の車輪であつて、軌条
8に沿つて誘導される。
しかして、11は機枠1の後部に設けられた座
席であつて、その座部11aの左右側面を側壁1
2にて包囲し、かつ背部11bの左右側面も同じ
側壁12にて被覆してなる。具体的にはこの座席
11は2人掛けであつて、座席11の左右端には
ブレーキレバー13,13が立設される。また、
14,14は左右一対の後輪であり、第3図のよ
うに軌条8を中央としてその左右の平坦面15上
を転動する。そして16は該後輪14の車軸であ
り、座席11の下方位置にて機枠1に枢着されて
いる。
17は、座席11に座つた人の足先に対応する
位置に於て機枠1に取付けられる人力ペダルであ
り、具体的には、第2図に示す機枠1のほぼ全面
にわたつて平坦な床部18を張設し、その床部1
8の前後中間位置の左右端部に上方凸状の彎曲部
材19,19を突設し、これにペダル17,17
の軸20,20を回動自在に枢着する。かつ該軸
20,20と、後輪14,14の一方とを、動力
伝達機構Aにて連動連結してなる。
該動力伝達機構Aは、図例では、軸20に鎖車
21を固着し、かつ床部18の裏面側に横架され
た伝動横軸22に別の鎖車23,23を固着し、
上方の鎖車21と下方の鎖車23とをチエーン2
4を掛けて連結し、伝動横軸22にさらに別の鎖
車25を固着すると共に、一方の後輪車軸16に
のみ鎖車26を固着し、両鎖車25,26を相互
にチエーン27を掛けて連結して、構成されてい
る。
28はチエーン24用のテンシヨナー、29は
チエーン27用のテンシヨナーであり、夫々の弛
みを防止している。また、38は、平坦な床部1
8から上方に突出状に付設された軸20の一部、
鎖車21及びチエーン24等を被覆するカバー体
であつて、該カバー体38にて、ペダル17を踏
む時に足やズボンが鎖車21やチエーン24に接
触する危険を防止する。そして、伝動横軸22
は、機枠1を構成する横桁30の略真下に平行に
配設されているから該横桁30から下方に突設の
取付片(図示省略)にて容易に回動自在に枢支出
来る。また、動力伝達機構Aの一部として、例え
ば鎖車26等に後輪14の前進方向への動力を伝
える一方向クラツチを内有させる。
31はデイスク式ブレーキを例示し、車軸1
6,16の少くとも一方に付設し、前述のブレー
キレバー13とプツシユプルワイヤ等にて連動連
結している。また、機枠1の先端部2から前方に
シヨツクアブソーバ32が突設されると共に、機
枠1の後端縁には帯板状のバンパー33が付設さ
れ、両者の高さを同一として、一本の軌条8に沿
つて複数のサイクル馬車が走行し、衝突した場合
の衝撃を緩和する。
しかして、動力伝達機構Aから分岐して、副動
力伝達機構Bを付設し、この副動力伝達機構Bに
よつて前記馬7を支軸5廻りに上下揺動させるよ
うに構成されている。即ち、図例では、伝動横軸
22の中間に歯車34を固着し、機枠1の一部に
回動自在に枢着した歯車35をこの歯車34に噛
合させ、該歯車35と前記揺動腕6とを、連結杆
36にて連結する。歯車35が回転すれば、連結
杆36を押引して、揺動腕6を支軸5廻りに揺動
させ、もつて馬7を上下揺動させるのであり、こ
の歯車34,35と連結杆36にて上記副動力伝
達機構Bが構成される。
なお、図示省略したが副動力伝達機構Bとし
て、歯車34,35に代えて鎖車とチエーンを用
いるも好ましく、あるいは、伝動横軸22にカム
を取付け、揺動腕6からはこのカムに掛合して揺
動する被案内レバーを突設しても自由である。
〔考案の効果〕
本考案は上述の構成により次のような著大な効
果を奏する。
走行用軌道は地面に簡単に設けることが出
来、馬が上下揺動しても横転しにくく安全であ
る。
座部11a,11aは左右に有りその中間に
馬7が配置されて、機体1の全長を短くコンパ
クトにまとめることが出来、かつ軽量化を図つ
て軽快に走り得る。
平坦な床部18が張設されており、緩やかな
下り坂を楽な姿勢で(この上に足を置いて)自
走出来る。
動力伝達機構Aは平坦床部18の下方、及び
保護カバー体38内に有るから、乗客の身体を
巻込んでけがをさせる危険の無い、安全性の高
い乗り物が得られた。
さらに、副動力伝達機構Bは、馬7の下方に
設けられ、乗客の足が接触することを防止し
て、一層、安全性を高め得た。
後輪14,14の内の一方のみを駆動するか
ら差動装置を省略出来る。
前輪9と一本の軌条8にて所定の走行路を誘
導案内されるから、他のサイクル馬車と衝突し
たり横転する危険がない。
馬7は揺動腕6にその腹部にて取付けられて
おり、馬の上方及び前後左右から見た場合に、
その支持機構及び駆動機構がほとんど見えず、
意匠上も好ましい。
馬7は一般に中空プラスチツク等の強度的に
弱い材質で作られるが、この馬7を下方から腹
部で支持するため、強度及び耐久性の面で優れ
た支持構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は要部の同平面図、第3図は要部簡略正面図で
ある。 A……動力伝達機構、B……副動力伝達機構、
7……馬、8……軌条、9……前輪、11……座
席、14……後輪、15……平坦面、17……ペ
ダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略全面にわたつて平坦な床部18を張設した機
    枠1を備え、該機枠1の前方中央部に支柱4を立
    設し、該支柱4の上端に支軸5を介して上下揺動
    自在に揺動腕6を枢着すると共に馬7の腹部を該
    揺動腕6に取付けて該馬7を上記機枠1の前部に
    揺動自在に枢支し、かつ該機枠1の後部の左右に
    人が座る一対の座部11a,11aを設け、平面
    的に見て上記馬7と該座部11a,11aとを三
    角形の頂点に配設し、さらに、平坦面15上に一
    本の軌条8を敷設し該軌条8と該平坦面15をも
    つて走行用軌道とし、上記機枠1に、該軌条8に
    沿つて案内され転動する一個の前輪9、及び該軌
    条8の左右近傍の上記平坦面15上を転動する左
    右一対の後輪14,14を付設し、かつ、該後輪
    14,14の内の一方を駆動する人力ペダル1
    7,17及び動力伝達機構Aを設けると共に、該
    動力伝達機構Aから分岐した別の副動力伝達機構
    Bにより上記馬7を上下揺動させるように連動連
    結し、さらに、上記一対の人力ペダル17,17
    は上記床部18の前後中間位置の左右端部から突
    出状に設けられると共に、上記動力伝達機構Aは
    その大半部分が該床部18の下方に配設されると
    共に該人力ペダル17,17への連結部分は保護
    用カバー体38,38にて被覆され、かつ、上記
    副動力伝達機構Bは上記馬7の下方に対応する床
    部18の一部に形成した孔部を介して、床部18
    の下方の動力伝達機構Aの一部と、上記馬7の腹
    部の揺動腕6とを、連結すべく、該馬7の下方に
    隠れるように設けられていることを特徴とするサ
    イクル馬車。
JP10416381U 1981-07-13 1981-07-13 サイクル馬車 Granted JPS5810790U (ja)

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JP10416381U JPS5810790U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 サイクル馬車

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JPS63316Y2 true JPS63316Y2 (ja) 1988-01-06

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431866B2 (ja) * 1974-07-19 1979-10-09
JPS5711806U (ja) * 1980-06-24 1982-01-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711806Y2 (ja) * 1977-08-03 1982-03-08

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JPS5431866B2 (ja) * 1974-07-19 1979-10-09
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