JP3047125U - 遊戯乗物 - Google Patents

遊戯乗物

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JP3047125U
JP3047125U JP1997008205U JP820597U JP3047125U JP 3047125 U JP3047125 U JP 3047125U JP 1997008205 U JP1997008205 U JP 1997008205U JP 820597 U JP820597 U JP 820597U JP 3047125 U JP3047125 U JP 3047125U
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boarding
boarding seat
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數夫 山田
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株式会社トーゴ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ばねを用いた簡単な構成で搭乗席
の落下の慣性力に対し確実に弾性力を発揮して搭乗席を
適確に跳ね上げることができ、子供達にカエルがピョコ
ピョコ跳ねる様な愉快な気分を十分味わえさせることが
でき、且つ設備の小型化が可能で、小規模な遊園地或い
はデパートやスーパーの屋上等に設置するのに最適とな
る遊戯乗物を提供することにある。 【解決手段】 基台1上に支柱4を立設し、遊戯者が乗
れる搭乗席10を支柱4に案内支持させて上下動自在に
設置し、この搭乗席10をコイルばね40を介してチェ
ーン21により懸吊した状態で上昇させ且つその上昇位
置から駆動力解除して該搭乗席10の所定ストロークず
つ段階的に自重落下を許容する駆動装置20を設け、そ
の搭乗席10が自重落下の慣性力に対し前記コイルばね
40が弾性力を発揮して該搭乗席10を跳ね上げる構成
とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遊園地やデパート等の屋内外の遊技場等に設置される比較的小型な 遊戯乗物に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊園地に設置されている遊戯施設としてタワー型落下遊戯乗物(通称タワーラ イド)がある。この種のものは、遊戯者を乗せて高いタワーに沿って上昇し、そ のまま垂直に急降下するものや、落下傘を開いて降下するものや、旋回しながら 降下する回転式のものがあり、多くの遊戯者がスリル感などを楽しんでいる。
【0003】 ところで最近、タワー型落下遊戯乗物として新しく開発されたニュータイプの ホッパー型の遊戯乗物がある。これは10名程度の多数の遊戯者が座って乗れる 搭乗席(座席)を、全高10メートル程度の高いタワーに沿って大型油圧ジャッ キによりロープを介し吊上げ(間接式油圧エレベータの駆動原理と同様)、その 上昇限で油圧弁の制御により油圧駆動力を解除しながら搭乗席を適当なストロー クずつ自重落下させ、その落下ストローク毎に搭乗席の慣性力に対しさ油圧系の 圧油と油圧ホースの膨らみ等による弾発力により該搭乗席を繰返し跳ね上げて上 下揺動せる構成である。
【0004】 この搭乗席の落下・跳ね上げの繰返しにより、その搭乗席に乗った遊戯者はカ エルがピョコピョコ跳ねる様な愉快な上下運動を味わえて大満足が得られる。こ の跳ね上がる様子から遊園地ではフロッグホッパー等と称されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述したフロッグホッパー等と称されるニュータイプのホッパー型 の遊戯乗物は規模が大きく、即ち10メートル程度の高いタワーを設置し、これ に10名程度を乗せる大きな搭乗席をロープで吊るして大型油圧ジャッキにより 上下動させる大規模設備であるため、設置現場への搬入・施工が面倒で設備費も 高く、小規模な遊園地或いはデパートやスーパーの屋内外等の遊戯場に子供達用 に簡易的に設置するには不向きで、そうした所ではもっと小規模タイプのホッパ ー型の遊戯乗物の要望が多い。
【0006】 しかしながら、その要望に応じるべく、前述した従来のホッパー型の遊戯乗物 をそのままの構造で小型化しても跳ね上がり等の機能が十分に得られない問題が あった。つまり、従来のホッパー型の遊戯乗物では、高いタワーに大型油圧ジャ ッキによりロープを介して搭乗席を吊持し、その搭乗席の落下の慣性力に対し大 型油圧ジャッキの油圧系の圧油と油圧ホースの膨らみ等による弾発力により該搭 乗席を繰返し跳ね上げて上下揺動させる構成であるから、そのまま小型化(タワ ーの高さを低く)した場合、それだけ小型な油圧ジャッキを用いなければならず 、この小型の油圧系では弾発力が足らず、搭乗席の落下の慣性力に対し十分な跳 ね上げ力が得られない。これではフロッグホッパー(カエルがピョコピョコ跳ね る様な愉快な上下運動)の機能が発揮できず、子供たちに満足を与えられない。
【0007】 本考案は上記事情に着目してなされたもので、従来のロープの弾性伸縮に頼ら ず、簡単な構成で搭乗席の落下の慣性力に対し確実に弾発力を発揮して該搭乗席 を適確に跳ね上げて上下揺動させることができ、子供達にカエルがピョコピョコ 跳ねる様な愉快な気分を十分味わえさせることが可能であると共に、設備の小型 化が可能で、設置現場への搬入・施工の簡便さや設備費の低減が図れ、小規模な 遊園地或いはデパートやスーパー等の屋内外等の遊戯場に設置するのに最適とな るホッパー型の遊戯乗物を提供することを目的とす。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の遊戯乗物は、基台上に支柱を立設すると共に、遊戯者が乗れる搭乗席 を前記支柱に案内支持させて上下動自在に設置し、この搭乗席をばね或いはその 他の弾性手段を介してチェーン或いは索状物により懸吊した状態で上昇させ且つ その上昇位置から駆動力解除して該搭乗席の所定ストローク自重落下を許容する 駆動装置を設け、その搭乗席が所定ストローク自重落下するとその慣性力に対し 前記ばね或いはその他の弾性手段により該搭乗席を跳ね上げて上下揺動させる構 成としたことを特徴とする。
【0009】 このようにばね或いはその他の弾性手段を介在し、搭乗席の自重落下の慣性力 に対し該ばね或いはその他の弾性手段により弾性力を発揮して搭乗席を跳ね上げ て上下揺動させるので、従来の大型油圧系の弾発力に頼る必要が無くなり、大型 油圧ジャッキが不要で、即ち全高を低くして設備の小型化を図っても、ホッパー 型の遊戯乗物として十分機能を発揮して、子供達にカエルがピョコピョコ跳ねる 様な愉快な気分を十分味わえさせることができるようになる。
【0010】 しいては、2〜3人程度の少人数の遊戯者が乗って楽しく遊べる小型のホッパ ー型の遊戯乗物が得られ、設置現場への搬入・施工が楽で、設備費が安く、小規 模な遊園地或いはデパートやスーパー等の屋内外の遊戯場に設置するのに最適と なる。
【0011】 なお、前記考案の遊戯乗物において、搭乗席とつるべ式に連動するバランスウ エートを備えていることが好ましい。
【0012】 これにて、搭乗席を上昇させて所定ストローク自重落下させる駆動装置の負荷 を大幅に低減できるようになって、小型低出力の駆動装置で楽に稼動でき、設備 費並びに経費の節減や設備全体の小型化がより一層可能となる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施の形態に係る小型のホッパー型の遊戯乗 物を説明する。まず、図1及び図2において、符号1は基台で、複数本の角鋼管 や鉄板等を溶接して架台の如く平面略H形状に組み立てた構成で、この基台1の 前後左右の各下部に高さ調整可能な台座2がそれぞれ設けられていると共に、そ の各台座2の近傍に各々キャスター3が設けられ、台座2を引き上げることによ り各キャスター3が接地して楽に移動可能となっている。
【0014】 前記基台1の中央部に角鋼管等よりなる高さ160cm程度の支柱4が垂直に 立設固定されている。この支柱4は前面側への倒れ防止用の控え棒5により支え られている。また、この支柱4の前面側に平行に上下に亘ってガイドレール6が 上下のブラケット7を介して取付られている。
【0015】 前記支柱4のガイドレール6に上下動自在に案内支持されて搭乗席10が設置 されている。この搭乗席10は遊戯者即ち、2〜3人程度の少人数の子供或いは 子供一人と大人一人が座って乗れる小規模な座席であって、FRP一体成形のシ ート11と、これを底部から背面に亘って支えるフレーム(鉄骨材)12とで構 成されている。
【0016】 このフレーム12の背面側縦長部12aの上下部にガイドシュー或いはガイド ローラ等の摺動子13が突設され、これら上下の摺動子13が前記支柱4のガイ ドレール6に離脱しない状態に摺嵌して搭乗席10全体が1メートル前後のスト ロークの範囲で上下動自在に案内支持させている。なお、遊戯者の安全を考慮し て搭乗席10のシート11には着座する人数分のシートベルト14が設けられて いる。
【0017】 一方、搭乗席10を支柱に沿って上昇させ且つその上昇位置から駆動力解除し て該搭乗席10の自重落下を許容する駆動装置20が前記基台1から支柱4に跨 って設けられている。つまり、駆動装置20は、前記搭乗席10を無端状のチェ ーン21を介して懸吊して上昇させるモータ22と、その上昇限から該モータ2 2の駆動力解除に伴う該搭乗席10の自重落下を所定ストロークずつ段階的に許 容するブレーキ23を備えた構成である。
【0018】 更に詳述すると、駆動装置20のモータ22は減速機付きモータ(ギヤドモー タ)で、前記基台1の下部中央一側寄りに設置されている。この出力軸22aと 同軸的に前記ブレーキ23が設けられている。このブレーキ23は負作動ブレー キで基台1の下部中央他側寄りに固定されている。なお、前記出力軸22aは基 台1に取付けた左右一対の軸受24により支えられている。
【0019】 前記出力軸22aの左右軸受24より内側に左右一対のスプロケット25が設 けられ、また前記支柱4の上端に左右一対の軸受26を介して従動軸27が設け られ、これに左右一対のスプロケット28が設けられている。そして、これら左 右一対ずつの上下のスプロケット25,28に前記左右2本の無端状のチェーン 21が掛装されている。
【0020】 この左右の無端状のチェーン21は、前側に後述するばね40を介在して前記 搭乗席10を懸吊支持し、その状態で前記モータ22により該搭乗席10を上昇 させる方向に回転駆動されると共に、その上昇限から該モータ22の駆動力解除 に伴う該搭乗席10の自重落下を所定ストロークずつ段階的に許容すべくブレー キ23により反転が間欠的に停止せしめられるようになっている。
【0021】 なお、この無端状のチェーン21は、途中で弛みやスプロケット25,28か らの離脱防止並びに適度な緩衝機能を持つように、前記支柱4の下端寄り部にそ れぞれ設けた左右一対のそらせ車29と、ばね等の付勢手段により押し出し力を 持つ左右一対のテンショナー30とに掛装されて、常に張った状態に保持されて いる。
【0022】 また、前記駆動装置20のモータ22及びブレーキ23の負荷を軽減すべく、 前記無端状の左右のチェーン21の後部側に連結した支持アーム31と左右の吊 ロッド32を介して左右一対ずつのバランスウエート33がそれぞれ吊設されて 、該チェーン21を介して搭乗席10とつるべ式に連動して上下動するになって いる。この左右のバランスウエート33の総重量は搭乗席10の重量(遊戯者の 体重を除く)と略等しくなるように設定されている。
【0023】 なお、その左右のバランスウエート33が横揺れ等せずにスムーズに上下動す るように一本の細長い案内棒34が支柱4の後側に上下ブラケットを介して垂直 に設けられ、これに前記アーム31と下部連結片35との穴が摺嵌されている。
【0024】 前記ばね40はコイルばねで、これらの上端が前記左右の無端状のチェーン2 1の前側部に連結した吊りアーム41の左右端にブラケットを介して掛止され、 それらの下端に前記搭乗席10のフレーム12の底部から後方に突出した支持プ レート42がブラケットを介して連結されている。
【0025】 つまり、搭乗席10と左右のチェーン21との間にコイルばね40が介在して 設けられ、搭乗席10が遊戯者を乗せてモータ駆動により上昇し、その上昇位置 からモータ駆動力解除に伴い該搭乗席10が所定ストローク自重落下してブレー キ23によりチェーン21の動きが止められると、該搭乗席10の落下慣性力に 対し該コイルばね40が弾性力を発揮して該搭乗席10を複数回繰返し跳ね上げ て上下揺動させる構成である。
【0026】 前記駆動装置20のモータ22及びブレーキ23を自動制御するために、図1 に示す如く、支柱4の後面側に上下のブラケットを介して垂直にセンサー支持板 50が設けられ、この支持板50に上下方向に所定間隔を存して5個のリミット スイッチ51,52,53,54,55が設けられている。その最下端に位置す るリミットスイッチ51は搭乗席10の上昇オーバーラン検知用、そのすぐ上の リミットスイッチ52は上昇限位置検知用、その上のリミットスイッチ53及び 54は中間停止位置検知用、最も上のリミットスイッチ55は下降限位置検知用 である。
【0027】 これらのリミットスイッチ51,52,53,54,55の作動子に前記バラ ンスウエート33の支持アーム31から突設したスイッチ動作子56が次々と当 たって該リミットスイッチ51乃至55を作動させ、それぞれ駆動装置20の制 御部に信号(搭乗席10の位置検出信号)を送るようになっている。
【0028】 なお、搭乗席10の支持プレート42から左右一対の細長いストッパーロッド 60が立設され、これらが前記吊りアーム41の穴に摺嵌されて、搭乗席10が 沈み込み過ぎた場合に、該左右のストッパロッド60の上部に設けたドグ60a が吊りアーム41に当たって、それ以上の沈み込みを規制する構造とされている 。また、支柱4の上端から前方に突出したブラケット61を介して上限ストッパ 62が設けられて、これに搭乗席10のフレーム12の背面側縦長部12aの上 端が当たって、これ以上の上昇を規制する構成とされている。
【0029】 以上図1及び図2で説明したホッパー遊戯乗物の搭乗席10を除いた各構成要 素は、図3及び図4に示す如く各種のカバーにより体裁良く覆い隠されている。 つまり、基台1は駆動装置20も含めてFRP一体成形品製の化粧カバー65に より覆われていると共に、支柱4やチェーン21やバランスウエート33は板金 製の化粧カバー66により覆われている。更に支柱上端のスプロケット28等は 電飾を設けた看板を兼ねるFRP成形品製の装飾カバー67により覆われている 。
【0030】 また、図3及び図4に示す如く、搭乗席10のFRP製のシート11の背凭れ 部11aは、子供達ちにカエルがピョコピョコ跳ねる様なフロッグホッパーとし てのイメージを強調すべく着色や造形により複数匹の親子カエルが模倣的に描か れている。更に、乗物全体の周りが外周柵68により囲まれて周囲の安全が図ら れている。
【0031】 また、図3及び図4に示す如く、化粧カバー65内の基台1からスタンド69 が片側前部に立設されてコインセレクター(コイン投入器)70が支持されてい る。これに搭乗者が所定のコインを投入することにより駆動装置のスタートスイ ッチがONしてタイマー制御により運転を開始するようになっている。
【0032】 しかして、前述した構成の動作を説明する。遊戯者が搭乗席10のシート11 に乗り込んで座り、シートベルト14を着用して、所定のコインをコインセレク ター70に投入する。これで駆動装置20のがタイマー制御によりスタートスイ ッチがONし、まず減速機付きモータ22が回転して、出力軸22a、スプロケ ット24を介し左右のチェーン21が回転駆動される。
【0033】 この左右のチェーン21の回転に伴い左右のコイルばね40を介して懸吊され た搭乗席10が遊戯者を乗せた状態でガイドレール6に沿って上昇する。この際 左右のバランスウエート33がチェーン21を介して搭乗席10とつるべ式に連 動して下降する。これで駆動装置20の負荷が少なく、モータ22が低出力で搭 乗席を上昇せしめるようになる。
【0034】 そして、バランスウエート33と共にスイッチ動作子56が下降して下から2 番目の上昇限位置検知用リミットスイッチ52を作動させると、前記モータ22 が切れる。このモータ22の駆動力解除に伴い左右チェーン21の回転がフリー となって搭乗席10が上昇限位置から遊戯者の体重でもって自重落下を始める。 そして所定ストローク落下したとき即ち、スイッチ動作子56が上昇して下から 3番目の中間停止位置検知用リミットスイッチ53を作動させると、駆動装置2 0のブレーキ23が作動して出力軸22aの回転を瞬時に停止し、左右のスプロ ケット25を介してチェーン21の移動を規制する。
【0035】 これで、搭乗席10が自重落下の慣性力により更に下降しようとし、これに対 し左右のコイルばね40が弾性力を発揮して該搭乗席10を一端沈みこんでから 跳ね上げる。この沈み込み・跳ね上げを複数回(2〜3回)繰返すことで概登場 席10を上下揺動させる。その間タイマー制御により稼動していたブレーキ23 が一定経時後に解除され、再びチェーン21の回転がフリーとなって搭乗席10 が中間位置から自重落下する。
【0036】 これで、搭乗席10が前回同様に所定ストローク自重落下して下から4番目の 中間停止位置検知用リミットスイッチ54が作動すると、ブレーキ23が作動し て左右のチェーン21の移動を規制し、前回同様に搭乗席10が左右のコイルば ね40の弾性力により複数回繰返して跳ね上げられる。これを最上の下降限位置 検知用リミットスイッチ55が作動するまで段階的に繰返して、最終的には搭乗 席10が最下位置で静止する。
【0037】 以上の動作で、搭乗した子供達は自分がカエルになってピョコピョコ跳ねる様 な愉快な気分を十分味わえるようになり、2〜3人程度の少人数の遊戯者が乗っ て楽しく遊べる小型のホッパー型の遊戯乗物として十分機能を発揮しえ、小規模 な遊園地或いはデパートやスーパー等の屋内外の遊戯場等に設置するのに最適と なる。また、搭乗席10のシート11には子供と一緒に大人も搭乗可能なので、 親子で安全に楽しむことがでるようになる。
【0038】 なお、本考案の遊戯乗物は、前述の実施の形態の構成のみに限定されることな く、例えば駆動装置20の左右のチェーン21の代わりにロープなどの索状物を 利用しても可である。また、コイルばね40に代えて板ばねを例えば支持フレー ム42のように設けて構成しても良い。更には、そうしたばね以外で、その他の 弾性手段例えば、エアーダンパー等を利用しても可である。
【0039】 また、駆動装置20のブレーキ23の制御により搭乗席10を所定ストローク ずつ段階的に自重落下させたが、一気に最下位置まで落下させて繰返し跳ね上げ たり、跳ね上げ回数等の選定は各種変更しても良い。
【0040】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したような構成としたから、従来の大型油圧系の弾発力に 頼らず、ばね或いはその他の弾性手段を介在した簡単な構成で搭乗席の落下の慣 性力に対し確実に弾性力を発揮して該搭乗席を適確に跳ね上げて上下揺動させる ことができ、子供達にカエルがピョコピョコ跳ねる様な愉快な気分を十分味わえ させ得ると共に、設備の小型化が可能で、設置現場への搬入・施工の簡便さや設 備費の低減が図れ、小規模な遊園地或いはデパートやスーパーの屋上等に設置す るのに最適となる遊戯乗物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係る遊戯乗物の主要構
成を示す一部断面した側面図。
【図2】同上主要構成の一部省略した正面図。
【図3】同上実施形態の遊戯乗物の全体的な外観を示す
側面図
【図4】同上外観の正面図。
【符号の説明】
1…基台 4…支柱 10…搭乗席 20…駆動装置 21…チェーン 22…減速機付きモータ 23…ブレーキ 33…バランスウエート 40…ばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に支柱を立設すると共に、遊戯者
    が乗れる搭乗席を前記支柱に案内支持させて上下動自在
    に設置し、この搭乗席をばね或いはその他の弾性手段を
    介してチェーン或いは索状物により懸吊した状態で上昇
    させ且つその上昇位置から駆動力解除して該搭乗席の所
    定ストローク自重落下を許容する駆動装置を設け、その
    搭乗席が所定ストローク自重落下するとその慣性力に対
    し前記ばね或いはその他の弾性手段により該搭乗席を跳
    ね上げて上下揺動させる構成としたことを特徴とする遊
    戯乗物。
  2. 【請求項2】 搭乗席とつるべ式に連動するバランスウ
    エートを備えていることを特徴とする請求項1記載の遊
    戯乗物。
JP1997008205U 1997-09-12 1997-09-12 遊戯乗物 Expired - Lifetime JP3047125U (ja)

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