JPS63174803A - 金属切削加工のための切削工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特許請求の範囲第１項の上位漿念に記載の金属
刃ロエのための切削工具に関する。

従来の技術 ＤＩ−Ｃ！　−２３０９４４３号に記載されたこの種の
公知工具では、すくい面の隆起が琢セグメント状の突起
部によって形成され、これがチップブレーカとして作用
する。しかしチップブレーカとしての有効性は、送り賃
、侠言すればチップ（切屑）厚に著しく依存するため、
ある限度でしか生じない。

本発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、送り量、若しくはチツゾ厚補 並びに切削Ｍ度が著しく異なっていても、頒演された良
好なチップ形成が保証されるよりな冒頭に述べた形式の
切Ｆ５１ｊ工具を提供することにめる。

問題点を解決するための手段 上記課題を解決した本発明の要旨は、金属切削加工のた
めの切削工具であって、シャンクと、これに交換可能に
固定される、場合によっては斜方形の表面を備えた、硬
質の刃物材料から成る刃部とから成っており、刃部の少
なくとも片方の表面がすくい面を、かつ囲シの側面が逃
げ面を形成しておシ、すくい面が切刃領域に、それぞれ
対応する逃げ面に対してはぼ直角に向けている形式のも
のにおいて、（イ）切刃に対して直角寓すくい面ランド
に続くすくい面領域では、すくい角が３０°より大きく
、このすくい角がすくい面ランドから遠ざかるにつれて
小さくなり、かつすくい面ランドからすくい面ランド幅
の少なくとも６倍に相応する間隔だけ離れたところでは
Ｕｏとなっておシ、（ロ）刃部の角隅領域間に位置する
すくい面領域内では、すくい面ランドからほぼすくい面
ランド幅に相応する間隔だけ離れたところからはじまっ
てチップ排出方向で延びている複数のすくい面リブが相
互の側方間隔をおいてすくい面から突起しておシ、すく
い面リブの上面が、すくい面ランドへ続くすくい面領域
のすくい角に比して小さな、特にこのすくい角のほぼ半
分のすくい面リブすくい角を形成しており、かつ、すく
い面リブの切刃軸の前縁がほぼすくい面ランドの高さま
ですくい面から突起しておシ、（ハ）すくい面リブ間に
位置するすくい面領域にチップ排出方向で続くすくい面
領域がランプ隆起部を備えており、その乗上げランプが
すくい面からチップ排出方向でほぼすくい面ランドの高
さレベルまで上昇していることにある。

本発明の作用・効果 本発明によれば、チップ排出方向で互いに平行で上方へ
突起したすくい面リブが形成されていることによって、
排出されるチップが部分的にしかすくい面に接触しない
。そのため、強いチップ加熱、ひいてはチップ材料の硬
化が生じる。それゆえ、チップ材料はもろくなシ、引続
くチップの破砕が最良に行なわれる。本来のチップの破
砕はすくい面リブから間隔をおいて位置するランプ隆起
部によって行なわれる。チップはすくい面リブ上を排出
されるさいに、すくい面リブ間に存在するすくい面領域
の範囲内ですでにある程度溝底部へ向かって変形される
。

要するにチップはチップ排出方向に対して直角に若干波
をうつ。この波状の変形はランプ隆起部によって反対方
向に負荷される。これによって、排出されるチップは排
出方向に延びる軸線回りにねじられる。このねじシ作用
は変形度を高め、一層確実にチップの破砕を生じる。す
くい面リブとすくい面ランドとの間隔の存在によって、
チップは切込み時にすくい面リブの前縁に衝突して上方
へ曲げられる。送シ若しくはチップ厚がわずかな場合に
はここですでにチップが破砕される。送シ若しくはチッ
プ厚が大きい場合には、チップは切込み後すくい面リブ
の表面若しくは背面上へ乗上げ、これによってすくい面
ランドとの接触から離れる。これによって、連続運転中
送り若しくはチップ厚が大きい場合、すくい面ランドが
庇護される。

特許請求の範囲第２項〜第８項に記載の構成によγしば
本発明の機能原理の詳細が示される。

特許請求の範囲第９項〜第１１項は本発明の別の構成を
示す。すくい面ランドとランプ隆起部との間の丁くい面
領域の選択された表面構成はチップと刃部のすくい面と
の接触面金減少せしめ、かつこれによって所望のチップ
形成若しくはチップの破砕を効果的にする。特許請求の
範囲第１２項の特徴によ扛ば刃部の両方の表面を本発明
に基づき形成し、これによって刃部を裏返して使用する
ことができる。その場合、刃部表面の領域内ですくい面
ランドと同じ高さの、ランプ隆起部の上面領域が、前述
のすくい面ランドと一緒に、使用位置にない刃部衣ｍｌ
の支持面金形成する。

実施例 本発明Ｖこ基づく切削工具の刃部は硬質の刃物材料から
成り、斜方形のプロフィールを有している。その表面は
すくい面１を、その周シの側面は逃げ面２を形成してい
る。すくい面１は切刃領域に、それぞれ対応する逃げ面
２に対してほぼ直角に向いていて切刃３に対して平行に
延びるすくい面ランド４を備えている。切刃３に対して
直角に、換言すればチップ排出方向ですくい面ランド４
に続くすくい面領域ではすくぃ角７は３０’より大きく
、有利にはほぼ３５°であり、このすくい角７はすくい
面ランド４がら遠ざかるにつれて減少し、少なくともす
くい面ランド幅の３倍だけすくい面ランド４から離れた
ところでは零となる。１実施例ではすぐり面ランド幅は
はぼ０．１５０である。刃部の角隅領域５，５間に位置
するすくい面領域６はほぼすくい面ランド幅８に相応す
る間隔９だけすくい面ランド４から離れたところからは
じまって、チップ排出方向、要するに切刃３に対して直
角な方向に延びるすくい面リブ１１が相互の側方間隔１
０をおいてすくい面１から突起しており、その平らな上
面１２はすくい面１のすくい角７のはぼ半分のすくい面
リブすくい角１３を形成しており、かつその切刃側の前
縁１４はすくい面からほぼすくい面ランド４の高さまで
突起している。すくい面リブ１１間に位置するすくい面
領域１５にチップ排出方向で続くすくい面領域はランプ
隆起部１６として形成されておシ、これはすくい面１か
らチップ排出方向でほぼすくい面ランド４の高さレベル
まで上昇した乗上げう／プ１７を備えている。図示した
如く、すくい面リブ１１及びランプ隆起部１６の側面は
腑め面取シされている。これにより、一般に焼、詰プ°
レス法で硬質金属から製作される刃部の離型が容易とな
る。すくい面リブ１１間の側方間隔１０はすくい面リブ
１１自体の幅１８にほぼ相応している。すくい面リブの
上面１２はチップ排出方向で直線状の延びを有している
。この上面は特別に平らに形成されている。チップ排出
方向で乗上げランプ１７に続く、ランプ隆起部１６の上
面領域１９はすくい面ランド４に対してはぼ同一平面内
に位置している。乗上げランプ１７はすくい面１が逃げ
面２に対してはぼ直角に延びている領、或からチップ排
出方向で上昇している。

切刃３は刃部の角隅領域５，５間で軽度に凹状の延びを
有している。角隅領域５のすくい面は少なくとも１つの
尾根状の隆起部２０を備えており、その尾根長手軸線２
１は切刃３とのその交点２２における接線に対してほぼ
直角に延びている。

第２図に基づく斜方状の刃部では鋭角を成す角隅領域５
にそれぞれ６つの尾根状の隆起部２０が設けられており
、その両側の２つの隆起部の長手軸線はすくい面リブ１
１に対して平行に延びている。

第５図に基づく構成ではすくい面リブが設けらｎていな
い。すくい面ランド４とう／７°隆起部１６との間のす
くい面領域は波状に形成されており、その波形はチップ
排出ならびにこれに対して直角な方向で有効である。こ
の波形は互いに並んで配置されたいぼ状の隆起部２３に
よって形成されている。第５図に基づく構成では刃部の
角隅領域５内にもそれぞれ１つのランプ隆起部１６が設
けられている。しかしこのランプ隆起部は、それらの間
に位置するすくい面領域６．内に設けられたランプ隆起
部１６に比して切刃３かられずかな間隔を有してｈる。

刃部の角隅領域５に配置されたランプ隆起部１６は角隅
領域５へ向くと共にこの領域の両側に続くすくい面領域
６へも向いている。第５図及び第６図に基づく構成では
、チップ排出方向で乗上げランプ１７に続く、ランプ隆
起部１６の上面領域１９はすくい面ランド４に対して平
行である−と共に刃部の角隅領域５ならびにすくい面領
域６内ではすくい面ランド４を越えて突起している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の刃部の斜視図、第２図は
第１図の矢印■の方向から見た平面図、第６図は第２図
の種々の断面を示す図であって、断面Ａ−Ａは第２図の
３Ａ−３Ａ線、断面Ｂ−Ｂは第２図の３Ｂ−３Ｂ線、断
面Ｃ−Ｃは第３図の断面Ｂ−ＢのＣ−Ｃ線、断面Ｄ−Ｄ
は第２図の３Ｏ−３Ｄ線、断面Ｅ−Ｅは第３図の断面Ｄ
−Ｄのｇ−Ｅ線、断面Ｐ−Ｐは第２図の３Ｐ−３ｐ線、
断面Ｒ−Ｒは第３図の断面ｐ−ｐのＲ−Ｒ線に沿ったそ
れぞれの断面を示し、第４図は第２図の種々の断面金示
す図であって、断面Ｈ−Ｈは８ｇ２図の４Ｈ−４Ｈ線、
断面に−には第４図の断面Ｈ−Ｈのに−Ｋｉ＃、断面Ｌ
−Ｌは第２図の４Ｌ−４Ｌ線、断面Ｍ−Ｍは第４図の断
面Ｌ−ＬのＭ−Ｍ線、断面Ｎ−Ｎは第２図の４Ｎ−４Ｎ
線、断面０−０は第４図の断面Ｎ−Ｎの０−０線に沿っ
たそれぞれΩ断面を示し、第５図は本発明の第２実施例
の平面図、第６図は第５図の矢印ｖ１の方向から見た側
面図、第７図は第５図の種々の断面を示す図であって、
断面Ａ−Ａは第５図の７Ａ−７Ａ線、断°面Ｂ−Ｂは第
５図の７Ｂ−７Ｂ線、断面〇−Ｃは第７図の断面Ｂ−Ｂ
のＣ−Ｃ線、断面１）−Ｄは第５図の７Ｄ−７Ｄ線、断
面Ｅ−Ｅは第７図の断面Ｄ−ＤのＥ−Ｅ線、断面Ｌ−Ｌ
は第５図の７Ｌ−７Ｌ線、断面Ｎ−Ｎは第５図の７Ｎ−
７Ｎ線、断面Ｐ−Ｐは第７図の断面Ｎ−ＮのＰ−Ｐ線に
沿った断面を示し、第８図は第５図の種々の断面金示す
図であって、断面Ｃ）−Ｇは第５図の８Ｇ　−ｓ　ＧＩ
ｆＭ％断面Ｈ−Ｈは第５図の８Ｈ−８Ｈ線、断面Ｊ−Ｊ
は第５図の８Ｊ−８Ｊ線、断面に−には第５図の８に−
３に線、断面Ｍ−Ｍは第５図の８Ｍ−８Ｍ線に沿った断
面を示すものである。 １・・・すくい面、２・・・逃げ面、３・・・切刃、４
・・・すくい面ランド、５・・・角隅領域、６・・・す
くい面領域、７・・・すくい角、８・・・すくい面ラン
ド幅、９・・・間隔、１０・・・側片間隔、１１・・・
すくい面リブ、１２・・・上面、１３・・・すくい面リ
デナくい角、１４・・・前縁、１５・・・すくい面領域
、１６・・・ランプ隆起部、１７・・・乗上げランプ、
１８・・・幅、１９・・・上面領域、２０・・・隆起部
、２１・・・尾根長手軸線、２２・・・交点、２３・・
・隆起部、１　　・・・・・　すくい面 Ｍ−Ｍ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属切削加工のための切削工具であつて、シャンク
   と、これに交換可能に固定される、場合によつては斜方
   形の表面を備えた、硬質の刃物材料から成る刃部とから
   成つており、刃部の少なくとも片方の表面がすくい面（
   １）を、かつ囲りの側面が逃げ面（２）を形成しており
   、すくい面（１）が切刃領域に、それぞれ対応する逃げ
   面（２）に対してほぼ直角に向けられ切刃（３）に対し
   て平行に延びるすくい面ランド（４）とその後方に位置
   する隆起部分凹設部を備えている形式のものにおいて、
   （イ）切刃（３）に対して直角にすくい面ランド（４）
   に続くすくい面領域では、すくい 角（７）が３０°より大きく、このすくい角（７）がす
   くい面ランド（４）から遠ざか るにつれて小さくなり、かつすくい面ラン ド（４）からすくい面ランド幅の少なくと も３倍に相応する間隔だけ離れたところで は０°となつており、 （ロ）刃部の角隅領域（５）間に位置するすくい面領域
   （６）内では、すくい面ランド （４）からほぼすくい面ランド幅（８）に 相応する間隔（９）だけ離れたところから はじまつてチップ排出方向で延びている複 数のすくい面リブ（１１）が相互の側方間 隔（１０）をおいてすくい面（１）から突 起しており、すくい面リブ（１１）の上面 （１２）が、すくい面ランド（４）へ続く すくい面領域のすくい角（７）に比して小 さな、特にこのすくい角（７）のほぼ半分 のすくい面リブすくい角（１３）を形成 しており、かつ、すくい面リブ（１１）の 切刃側の前縁（１４）がほぼすくい面ラン ド（４）の高さまですくい面（１）から突 起しており、 （ハ）すくい面リブ（１１）間に位置するすくい面領域
   にチップ排出方向で続くすくい面 領域がランプ隆起部（１６）を備えており、その乗上げ
   ランプ（１７）がすくい面（１）からチップ排出方向で
   ほぼすくい面ランド （４）の高さレベルまで上昇していること を特徴とする金属切削加工のための切削工 具。 ２、すくい面リブ（１１）間の側方間隔（１０）がほぼ
   すくい面リブ（１１）の幅（１８）に相応している特許
   請求の範囲第１項記載の刃部。 ３、すくい面リブの上面（１２）がチップ排出方向で直
   線状の延びを有しており、特に、平らに形成されている
   特許請求の範囲第１項又は第２項記載の刃部。 ４、ランプ隆起部（１６）が、チップ排出方向で乗上げ
   ランプ（１７）に続いていてすくい面ランド（４）とほ
   ぼ同じ平面に位置する上面領域（１９）を有している特
   許請求の範囲第１項記載の刃部。 ５、すくい面（１）が刃部の逃げ面（２）に対してほぼ
   直角に延びるすくい面領域から乗上げランプ（１７）が
   チップ排出方向で上昇している特許請求の範囲第１項又
   は第４項記載の刃部。 ６、刃部の角隅（５）間の切刃（３）が軽度の凹状の延
   びを有している特許請求の範囲第１項から第５項までの
   いずれか１項記載の刃部。 ７、刃部の角隅領域（５）のすくい面（１）が少なくと
   も１つの尾根状の隆起部（２０）を備えており、その尾
   根長手軸線（２１）が、切刃（３）とのその交点（２２
   ）で切刃（３）に接する接線に対してほぼ直角に延びて
   いる特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１
   項記載の刃部。 ８、斜方形状の表面を備えた刃部において、刃部の鋭角
   的な角隅領域（５）内に３つの尾根状の隆起部（２０）
   が互いに並んで配置されており、そのうちの外側の２つ
   の隆起部の尾根長手軸線（２１）がこれらに隣合うすく
   い面リブ（１１）に対して平行に延びていることを特徴
   とする刃部。 ９、すくい面ランド（４）とランプ隆起部（１６）との
   間のすくい面領域が、チップ排出方向ならびにこれに対
   して直角に波打つた表面形状を有している特許請求の範
   囲第１項から第８項までのいずれか１項記載の刃部。 １０、刃部の角隅領域（５）内にもランプ隆起部（１６
   ）が配置されており、かつそこではその間に位置する領
   域（６）に比して切刃（３）に対してわずかな間隔を有
   している特許請求の範囲第９項記載の刃部。 １１、刃部の角隅領域（５）内に配置されたランプ隆起
   部（１６）が、角隅領域ならびにその場所で狭くなるよ
   うに延びる切刃（３）へ向かつて延びる乗上げランプ（
   １７）を有している特許請求の範囲第１０項記載の刃部
   。 １２、ランプ隆起部（１６）の、チップ排出方向で乗上
   げランプ（１７）に続く上面領域（１９）が刃部の角隅
   領域（５）のすくい面ランド （４）と同一平面上に位置している特許請求の範囲第１
   項から第１１項までのいずれか１項記載の刃部。