JPS6317415Y2 - - Google Patents

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JPS6317415Y2
JPS6317415Y2 JP19781781U JP19781781U JPS6317415Y2 JP S6317415 Y2 JPS6317415 Y2 JP S6317415Y2 JP 19781781 U JP19781781 U JP 19781781U JP 19781781 U JP19781781 U JP 19781781U JP S6317415 Y2 JPS6317415 Y2 JP S6317415Y2
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JP
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suction port
air passage
brush body
chamber
suction
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JP19781781U
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JPS58100757U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電気掃除機の吸込口体に係り、吸塵空
気流によつてタービンを回転させて回転刷子を回
転させ、被掃除面に付着されている塵埃を浮上さ
せてこの浮上した塵埃を吸引する吸込口体に関す
る。
(従来の技術) この種電気掃除機の吸込口体は、第1図、第2
図に示すように、吸込室に回転刷子体1を吸込口
2に向かつて進退自在に軸架し、吸込口体が被掃
除面3から浮上した際には回転刷子体1は自重で
吸込口2側に向かつて下降し、回転刷子体1の周
面に植設した刷毛4が吸込口2の縁部5,6に接
触し、回転刷子体1の回転を制動して吸込空気流
によつて回転され回転刷子体1を回転させるター
ビンの回転数を下げ、タービンの回転騒音を低下
させ、また吸込口体が被掃除面3に接触されたと
きに回転刷子体1は押し上げられて刷毛4が吸込
口2の縁部5,6から離反し、刷毛4が被掃除面
3を摺擦するようにした構造が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記第1図、第2図に示す従来の吸込口体の構
造では、刷毛4が擦り切れるおそれがあり、また
摺擦熱によつて吸込口2の縁部5,6が熱変形す
る問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、吸
込口体が被掃除面から浮上した時に回転刷子体の
刷毛が面接触状に内壁に接触され、騒音を低下さ
せるとともに刷毛の擦り切れが少なく、吸込口の
縁部の熱変形を防止できる電気掃除機の吸込口を
提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機の吸込口体は、吸込口を下
面に開口した吸込室を形成するとともにこの吸込
室に連通した風路室とを形成した吸込口本体ケー
スと、このケースの風路室に回転自在に軸支され
この風路室を流動する空気流によつて回転される
タービンと、前記吸込室に前記吸込口に向かつて
進退自在に軸支され吸込口から突出する刷毛を周
面に植設した回転刷子体とを具備し、前記吸込室
の内壁に前記ケースの被掃除面からの浮上時に吸
込口に向かつて進出した回転刷子体の刷毛と面接
触する円弧状の接触面を形成したことを特徴とす
るものである。
(作用) 本考案の電気掃除機の吸込口体は、タービンが
吸込空気流によつて回転されると、回転刷子体が
回転され、この回転刷子体の刷毛が被掃除面を摺
擦し、被掃除面から浮上した塵埃は吸込口から吸
込まれる。この掃除時に吸込口体が被掃除面から
浮上したとき、回転刷子体は下降され、回転刷子
体の刷毛は吸込室の内壁の円弧状の接触面に接触
され、回転刷子体の回転抵抗が増大し、回転刷子
体の回転数が低下される。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構成を図面第3図乃至
第11図について説明する。
10は吸込口本体ケースで、上部ケース部材1
1と下部ケース部材12とにて構成され、このケ
ース10内には下面後部に吸込口13を開口した
吸込室14とこの吸込室14の前側に隣接され吐
出口15を開口した風路室16とが形成され、こ
の風路室16の一側端には軸支部17,17が形
成され、この風路室16の一側に位置してタービ
ン18が配設され、このタービン18の一端に突
出した回転軸19の軸受部20が前記軸支部1
7,17に軸支され、このタービン18は風路室
16を通過する吸込風によつて回転されるように
なつている。またこの回転軸19の一端にはプー
リ21が設けられている。
また22は回転刷子体で、略円筒状に形成さ
れ、この回転刷子体22の外周面には螺旋状に刷
毛23が植設され、この回転刷子体22は前記吸
込室14に配設され、この回転刷子体22の両端
に突設した支軸25が吸込室14の両端に回転自
在に軸支され、この一方の軸支25にはプーリ2
4が設けられている。そしてこのプーリ24と前
記タービン18の回転軸19に設けたプーリ21
とにベルト26が懸回され、タービン18の回転
で回転刷子体22が連動回転されるようになつて
いる。
また前記吸込室14に軸架された回転刷子体2
2の刷毛23は前記吸込口13から突出され、被
掃除面を摺擦するようになつている。
また前記吸込室14と風路室16との間を仕切
る仕切壁27には前記吸込室14と風路室16と
を連通させる通気口28が形成されている。この
通気口28は前記タービン18に対向する一側は
高さの低い小面積の小通気部29となつており、
タービン18の他側空間部30に対応する他側は
小通気部29と幅は略同一で高さの高い大面積の
大通気部31となつている。
また32は前記仕切壁27に沿つて摺動自在に
設けられた風路面積切換板で、この風路面積切換
板32の中間部には前記仕切壁27の通気口28
の大通気部31に対応する通気開口33が形成さ
れている。またこの風路面積切換板32の一端部
と通気開口33の他端部は閉塞部34,35に形
成され、他端部には後方に向つて操作部36が形
成されている。この操作部36の下面には前記風
路室16の他側に形成された案内条37に係合さ
れる係合案内部38が形成され、この操作部36
の操作で風路面積切換板32は仕切壁27に沿つ
て摺動され、閉塞部34にて通気口28の小通気
部29を閉塞し、通気開口33が大通気部31に
合致してタービン18を非回転とし、また通気開
口33を通気口28の小通気部29に合致させ、
大通気部31を閉塞部35にて閉塞し、タービン
18をジエツト噴流で回転させるように設定でき
る。
また39は風路構成部材で、前記風路面積切換
板32の前面に連結部40を介して前方に向つて
一体的に設けられている。そしてこの連結部40
は前記仕切壁27の下縁に沿つて移動されるよう
になつており、この風路構成部材39は前記風路
室16に前記タービン18の軸方向に移動可能に
配設されている。またこの風路構成部材39はタ
ービン18に嵌合し得る内径の嵌合孔41が形成
され、前記風路面積切換板32の通気開口33が
通気口28の大通気部31と合致しているときに
風路構成部材39はタービン18の他端部に位置
させ、風路室16のタービン18の他端面と風路
室16の他端との間に風路を形成し、また風路面
積切換板32の通気開口33が通気口28の小通
気部29と合致しているときに風路構成部材39
は嵌合孔41がタービン18を嵌合して移動して
タービン18の一端部に位置されるようになつて
いる。
また前記回転刷子体22の両端支軸25は軸受
42に回転自在に保持され、この両軸受42は前
記ケース10の吸込室14の両端に吸込口13に
向つて形成した一対の平行なリブ43,43間に
移動自在に係合され、この軸受42はスプリング
49にて吸込口13側に附勢されている。
また前記吸込室14の内壁としての前壁44の
吸込口13側には吸込口13の開口縁13aまで
回転刷子体22が吸込口13に向つて進出した状
態で刷毛23が面接触する接触面45が刷毛23
の回転軌跡と略同一弧状に突出形成され、ケース
10が被掃除面46より浮上した際回転刷子体2
2が下降し、刷毛23が接触面45に接触して制
動されるようになつている。
また接触面45は吸込室14の前壁44に限ら
ず後壁47に接触面48を形成して回転刷子体2
2の制動に前壁44および後壁47の両方の接触
面45,48を併用してもよく、前記吸込室14
の後壁47の接触面48は刷毛23の回動方向に
沿つた櫛歯状の凹凸面48aに形成してもよい。
次にこの実施例の作用について説明する。
じゆうたんなどの掃除に際しては第6図に示す
ように操作部36の操作で風路面積切換板32を
摺動させ、閉塞部35で通気口28の大通気部3
1を閉塞するとともに小通気部29に通気開口3
3を一致させると、風路構成部材39も風路面積
切換板32とともに移動し、風路構成部材39の
嵌合孔41はタービン18の外周に嵌合移動し、
通気口28の小通気部29に通気開口33が一致
した状態時に風路構成部材39はタービン18の
一側端に位置し、タービン18の回転軸19の軸
受部20を覆う。この状態で掃除機本体の電動送
風機を駆動すると、吸込口13、吸込室14、風
路面積切換板32の通気開口33、仕切壁27の
通気口28の小通気部29、風路室16および吐
出口15の風路Aによつてタービン18が回転さ
れ、このタービン18の回転でベルト26を介し
て回転刷子体22が回転され、回転刷子体22の
刷毛23が被掃除面を摺擦し、被掃除面から浮上
した塵埃は吸込まれる。そして風路室16を通過
した塵埃は風路構成部材39にて覆われているタ
ービン18の軸受部20側に回り込むことがな
く、塵埃が回転軸19、軸受部20に附着するこ
とがない。
この掃除時に第7図に示すようにケース10が
被掃除面46から浮上したとき回転刷子体22に
は吸込側から内方に押圧する押圧力がなくなり、
軸受42はスプリング49に押動されて回転刷子
体22は吸込口13側に押動され、刷毛23は接
触面45に接触され、回転刷子体22の回転する
抵抗は最大となり、回転数は最低となる。
また例えば7mm程度の毛足の短いじゆうたん上
では回転刷子体22はやや吸込口13より内方に
後退され、回転刷子体22の回転抵抗は減少さ
れ、じゆうたん上の塵埃を浮上させるには必要な
回転数すなわち回転トルクが得られる。
また例えば15乃至25mm以上の毛足の長いじゆう
たん上では第8図に示すように回転刷子体22の
刷毛23は第7図に示すように完全に接触面45
から離反する状態に回転刷子体22は吸込口13
から離反し、回転刷子体22に対する抵抗がなく
なり、最大の回転トルクで回転し、じゆうたんの
毛のなかに附着している塵埃を浮上させて吸引す
ることができる。
また吸込室14の内壁としての後壁47の接触
面48を凹凸面48aに形成した場合は回転刷子
体22の刷毛23は凹凸面48aに接触して刷毛
23に附着した塵埃がはらい落される。
また畳面、床面などの掃除に際しては操作部3
6の操作で風路面積切換板32を摺動させ、閉塞
部34で通気口28の小通気部29を閉塞し、大
通気部31に通気開口33を一致させると、風路
構成部材39の嵌合孔41はタービン18の他側
端に嵌合された状態となり、タービン18の他端
側に空間部30によつて風路構成部材39で仕切
られた風路Bが第5図に示すように形成される。
この状態で掃除機本体の電動送風機を駆動する
と、吸込口13、吸込室14、風路面積切換板3
2の通気開口33、仕切壁27の通気口28の大
通気部31、風路室16の空間部30および吐出
口15の風路Bによつて塵埃が吸込まれて掃除機
本体側に吐出される。このとき仕切壁27の通気
口28の小通気部29は風路面積切換板32の閉
塞部34にて閉塞されているためタービン18は
回転されず、また空間部30の風路Bは風路断面
積が小となり、風速は大きくなり、比較的重量の
大きい塵埃も吐出される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、吸込室の内壁に吸込口体のケ
ースの被掃除面からの浮上時に吸込口に向かつて
進出した回転刷子体の刷毛が接触する円弧状の接
触面を形成したので、回転刷子体が吸込口側に進
出して回転刷子体の制動をかける時に、刷毛は接
触面に面接触となり、刷毛が擦り切れるなどのお
それがなく、また接触音も小さくなり、刷毛の耐
久性を向上でき、じゆうたんに応じた適宜の回転
トルクで回転刷子体を回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の吸込口体の回転刷子体
部の断面図、第3図は本考案の一実施例を示す吸
込口体の底面側斜視図、第4図は同上上部ケース
を外した状態の斜視図、第5図、第6図は同上そ
れぞれ異なる掃除態様時の平面図、第7図は同上
回転刷子体の進出時の状態を示す一部の断面図、
第8図は同上回転刷子体の後退時の状態を示す一
部の断面図、第9図は同上回転刷子体の軸受部の
縦断正面図、第10図は同上縦断側面図、第11
図は風路面積切換板の斜視図である。 10……吸込口本体ケース、13……吸込口、
14……吸込室、16……風路室、18……ター
ビン、22……回転刷子体、23……刷毛、44
……吸込室14の前壁、45……接触面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 吸込口を下面に開口した吸込室を形成するとと
    もにこの吸込室に連通した風路室とを形成した吸
    込口本体ケースと、このケースの風路室に回転自
    在に軸支されこの風路室を流動する空気流によつ
    て回転されるタービンと、前記吸込室に前記吸込
    口に向かつて進退自在に軸支され吸込口から突出
    する刷毛を周面に植設した回転刷子体とを具備
    し、 前記吸込室の内壁に前記ケースの被掃除面から
    の浮上時に吸込口に向かつて進出した回転刷子体
    の刷毛と面接触する円弧状の接触面を形成したこ
    とを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
JP19781781U 1981-12-28 1981-12-28 電気掃除機の吸込口体 Granted JPS58100757U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19781781U JPS58100757U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 電気掃除機の吸込口体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19781781U JPS58100757U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 電気掃除機の吸込口体

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Publication Number Publication Date
JPS58100757U JPS58100757U (ja) 1983-07-08
JPS6317415Y2 true JPS6317415Y2 (ja) 1988-05-17

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ID=30111021

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JP19781781U Granted JPS58100757U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 電気掃除機の吸込口体

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JPS58100757U (ja) 1983-07-08

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