JPS63174007A - プラスチツクネジ及びその形成方法 - Google Patents
プラスチツクネジ及びその形成方法Info
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- JPS63174007A JPS63174007A JP661887A JP661887A JPS63174007A JP S63174007 A JPS63174007 A JP S63174007A JP 661887 A JP661887 A JP 661887A JP 661887 A JP661887 A JP 661887A JP S63174007 A JPS63174007 A JP S63174007A
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Links
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はカメラのレンズ鏡胴のへリコイド等において好
適に適用されるプラスチックネジ及びその形成方法に関
するものである。
適に適用されるプラスチックネジ及びその形成方法に関
するものである。
従来の技術
近年、プラスチックへリコイドはカメラ一体型VTRの
発展とともに、軽量化、低コスト化を達成する手段とし
て強く望まれている。
発展とともに、軽量化、低コスト化を達成する手段とし
て強く望まれている。
以下図面を参照しながら、従来のへリコイドの一例につ
いて説明する。第6図、第6図は従来のへリコイドの断
面図を示すものである。第5図において1はオネジであ
り、2はメネジである。オ組合せで用いられ、摩擦力減
衰には、グリースおよび固体潤滑剤がネジ表面に塗布さ
れていた。
いて説明する。第6図、第6図は従来のへリコイドの断
面図を示すものである。第5図において1はオネジであ
り、2はメネジである。オ組合せで用いられ、摩擦力減
衰には、グリースおよび固体潤滑剤がネジ表面に塗布さ
れていた。
そして、オネジ1かメネジ2の一方を回転しないように
固定し、他のネジを回転させて直進させ1、焦点を合わ
せている。
固定し、他のネジを回転させて直進させ1、焦点を合わ
せている。
発明が解決しようとする問題点
ところが、以上のような構成では第6図に示すように、
ネジ山側面(フランク面)3とこのフランク面3と接触
しながら直進するフランク面4の摩擦抵抗を小さくする
ために、これらフランク面3,4間にグリースおよび固
体潤滑剤を塗布し、摩擦力の減衰をはかっているが、グ
リースの粘性抵抗によるトルクの増大、固体潤滑膜の耐
久性という問題を有していた。
ネジ山側面(フランク面)3とこのフランク面3と接触
しながら直進するフランク面4の摩擦抵抗を小さくする
ために、これらフランク面3,4間にグリースおよび固
体潤滑剤を塗布し、摩擦力の減衰をはかっているが、グ
リースの粘性抵抗によるトルクの増大、固体潤滑膜の耐
久性という問題を有していた。
また樹脂成形品では、金型に溶融樹脂を流し込んでキャ
ビティ形状を転写し冷却固化過程において、収縮を正じ
るためネジ部の有効径のバラツキ。
ビティ形状を転写し冷却固化過程において、収縮を正じ
るためネジ部の有効径のバラツキ。
ピッチ誤差、フランク角度誤差など、精度にバラツキが
有り、オネジのフランク面3とメネジのフランク面4の
スジストガタ△Xおよびラジアルガタ6へYが生じると
いう問題を有していた。
有り、オネジのフランク面3とメネジのフランク面4の
スジストガタ△Xおよびラジアルガタ6へYが生じると
いう問題を有していた。
したがってプラスチックネジの寸法公差が大きいため、
オネジとメネジを精度良く組合せることが出きないとい
う問題が光学的精度低下の大きな因子となっていた。
オネジとメネジを精度良く組合せることが出きないとい
う問題が光学的精度低下の大きな因子となっていた。
本発明は上記の問題点を鑑み、へりコイドネジにおける
スラスト方向およびラジアル方向のガタを無理なく確実
に解消し得るプラスチックネジ及びその形成方法を提供
するものである。
スラスト方向およびラジアル方向のガタを無理なく確実
に解消し得るプラスチックネジ及びその形成方法を提供
するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記の問題点を解決するために、本発明のプラスチック
ネジとその形成方法は、スラスト方向およびラジアル方
向にクリアランスを大きく設けたプラスチックネジ基材
にさらに、摩擦減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂を用
いて、前記ネジ成形品の表面に基準山形の転写ネジ部を
形成したもので構成される。
ネジとその形成方法は、スラスト方向およびラジアル方
向にクリアランスを大きく設けたプラスチックネジ基材
にさらに、摩擦減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂を用
いて、前記ネジ成形品の表面に基準山形の転写ネジ部を
形成したもので構成される。
作 用
本発明は上記した構成によって、初期の製作誤差が二回
目の成形によって修正が可能であり、ネジ結合による心
出し精度が向上する。又、摩擦減衰機能を有する紫外線
硬化型樹脂を用いて成形することによって、摩擦減衰機
能に優え、かつプラスチックネジ基材にて強度の高いプ
ラスチックネジを得ることが出来る。
目の成形によって修正が可能であり、ネジ結合による心
出し精度が向上する。又、摩擦減衰機能を有する紫外線
硬化型樹脂を用いて成形することによって、摩擦減衰機
能に優え、かつプラスチックネジ基材にて強度の高いプ
ラスチックネジを得ることが出来る。
実施例
以下本発明の一実施例のプラスチックへリコイドについ
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第1実施例におけるプラスチックへ
リコイドのネジ10半断面図を示すもの・である。第1
図において、1oは熱可塑性または熱硬化材料を用いて
成形加工および切削加工にて製作したプラスチックネジ
基材、11は摩擦減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂を
用いて形成した転写ネジ部、12はネジ山部である。第
2図はヘリコイドのオネジ1とメネジ2を組合せた局部
断面図である。2はメネジでオネジ1と組合わされ、隣
り合うフランク面13.14問および山頂と谷底間の距
離の寸法誤差は転写ネジ部11にて吸収され、回転運動
が生じた時、オネジ1のフランク面13とメネジのフラ
ンク面14で滑り合う構造でちる。
リコイドのネジ10半断面図を示すもの・である。第1
図において、1oは熱可塑性または熱硬化材料を用いて
成形加工および切削加工にて製作したプラスチックネジ
基材、11は摩擦減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂を
用いて形成した転写ネジ部、12はネジ山部である。第
2図はヘリコイドのオネジ1とメネジ2を組合せた局部
断面図である。2はメネジでオネジ1と組合わされ、隣
り合うフランク面13.14問および山頂と谷底間の距
離の寸法誤差は転写ネジ部11にて吸収され、回転運動
が生じた時、オネジ1のフランク面13とメネジのフラ
ンク面14で滑り合う構造でちる。
以上のような本実施例の構造によれば表面のみ高潤滑材
料が可能であり、潤滑性材料を混合した複合材料を用い
た成形品と比較して、強度が向上しグリースが不要とな
る効果がある。
料が可能であり、潤滑性材料を混合した複合材料を用い
た成形品と比較して、強度が向上しグリースが不要とな
る効果がある。
以上のように構成されたプラスチックへリコイド知おい
て、以下第3図、第4図を用いて前記へリコイドの製造
方法について説明する。
て、以下第3図、第4図を用いて前記へリコイドの製造
方法について説明する。
第3図は、プラスチックネジ基材10を透明性の型20
に入れた状態を示す断面図である。型おけ紫外線を用い
るため光透過率90%以上の材質が必要であり、型加工
時、または成形後の離型時に変形をおよぼさないように
剛性の高いガラス等材料が望まれる。プラスチック基材
10を型2Qに入れた状態でネジ部分の精度を出すため
に、プラスチックネジ基材10の内周を型ベース21の
位置決め突部21aの外周に嵌合させて位置決めする。
に入れた状態を示す断面図である。型おけ紫外線を用い
るため光透過率90%以上の材質が必要であり、型加工
時、または成形後の離型時に変形をおよぼさないように
剛性の高いガラス等材料が望まれる。プラスチック基材
10を型2Qに入れた状態でネジ部分の精度を出すため
に、プラスチックネジ基材10の内周を型ベース21の
位置決め突部21aの外周に嵌合させて位置決めする。
型ベース21の下にはモータ22が連結され、回転しな
がら紫外線ランプ23から紫外線を照射し注入した紫外
線硬化型液状樹脂を硬化する。
がら紫外線ランプ23から紫外線を照射し注入した紫外
線硬化型液状樹脂を硬化する。
以上のように構成された成形装置を用いて製作されたプ
ラスチックへリコイドについて、形成方法を図4図を用
いて説明する。
ラスチックへリコイドについて、形成方法を図4図を用
いて説明する。
型20にプラスチックネジ基材10を組み込み、型ベー
ス21の位置決め突部21aにて型2oとプラスチック
ネジ基材1oとの共軸精度を出す。
ス21の位置決め突部21aにて型2oとプラスチック
ネジ基材1oとの共軸精度を出す。
次に、潤滑機能を有する紫外線硬化型樹脂16をプラス
チックネジ基材1oと型20のスキマへ、注入手段16
を用いて注入し、その後気泡を除去した後、モータ22
にて回転しながら紫外線ランプ23から紫外線を照射し
て樹脂を硬化せしめ、硬化後成形品を回転しながら離型
する。
チックネジ基材1oと型20のスキマへ、注入手段16
を用いて注入し、その後気泡を除去した後、モータ22
にて回転しながら紫外線ランプ23から紫外線を照射し
て樹脂を硬化せしめ、硬化後成形品を回転しながら離型
する。
以上のような本発明の実施例によれば、初期ネジの製作
誤差を二回目の成形で修正可能であり、ネジ連結による
共軸精度が向上し、光学的精度が高まる。さらに二材質
成形のため、強度保持と耐摩耗性、摩擦特性が向上する
。
誤差を二回目の成形で修正可能であり、ネジ連結による
共軸精度が向上し、光学的精度が高まる。さらに二材質
成形のため、強度保持と耐摩耗性、摩擦特性が向上する
。
発明の効果
以上のように本発明は、プラスチックネジ基材の表面に
摩擦減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂からなる転与ネ
ジ部を設けていることにより、寸法誤差を吸収し無理の
ない回転駆動を行なうことが出来、光学精度を向上させ
ることができる。
摩擦減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂からなる転与ネ
ジ部を設けていることにより、寸法誤差を吸収し無理の
ない回転駆動を行なうことが出来、光学精度を向上させ
ることができる。
第1図は本発明の一実施例におけるオネジの半断面図、
第2図は同オネジとメネジを組み合わせた状態の局部拡
大断面図、第3図は本発明の実施例におけるプラスチッ
クネジ製造装置の概略構成を示す一部欠栽斜視図、第4
図は本発明の実施例におけるプラスチックネジの転写ネ
ジ部の形成方法を示す断面図、第5図は従来のへりコイ
ドネジを示す半断面図、第6図は従来のヘリコイドネジ
の局部拡大断面図である。 1・・・・・・オネジ、2・・・・・・メネジ、1o・
・・・・・プラスチックネジ基材、11・・・・・・転
写ネジ部、15・・・・・・紫外線硬化型樹脂、23・
・・・・・紫外線ランプ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第3図 第4図
第2図は同オネジとメネジを組み合わせた状態の局部拡
大断面図、第3図は本発明の実施例におけるプラスチッ
クネジ製造装置の概略構成を示す一部欠栽斜視図、第4
図は本発明の実施例におけるプラスチックネジの転写ネ
ジ部の形成方法を示す断面図、第5図は従来のへりコイ
ドネジを示す半断面図、第6図は従来のヘリコイドネジ
の局部拡大断面図である。 1・・・・・・オネジ、2・・・・・・メネジ、1o・
・・・・・プラスチックネジ基材、11・・・・・・転
写ネジ部、15・・・・・・紫外線硬化型樹脂、23・
・・・・・紫外線ランプ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第3図 第4図
Claims (2)
- (1)螺旋状の溝を形成した送り用ネジのオネジまたは
メネジの一方もしくは両方のネジ基材の表面に、摩擦減
衰機能を有する紫外線硬化型樹脂を用いて、基準山形の
形状を転写した転写ネジ部を設けたことを特徴とするプ
ラスチックネジ。 - (2)プラスチックネジ基材の山形部のスラスト方向と
ラジアル方向に紫外線硬化型樹脂の充てん部を形成し、
このネジ基材を、紫外線透過率の高い材質の型材に基準
山形を形成した型に挿入し、その後前記充てん部に摩擦
減衰機能を有する紫外線硬化型樹脂を注入し、紫外線を
照射して成形するプラスチックネジの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP661887A JPS63174007A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | プラスチツクネジ及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP661887A JPS63174007A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | プラスチツクネジ及びその形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63174007A true JPS63174007A (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=11643350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP661887A Pending JPS63174007A (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 | プラスチツクネジ及びその形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63174007A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02209614A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-21 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | ゆるみ止め部品の製造方法 |
JPH06300159A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-28 | Carl Freudenberg:Fa | 電磁作動式の弁 |
WO1995009378A1 (fr) * | 1993-09-30 | 1995-04-06 | Citizen Watch Co., Ltd. | Projecteur a cristaux liquides |
JP2010276677A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Fujifilm Corp | 摺動部材構造及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP661887A patent/JPS63174007A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02209614A (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-21 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | ゆるみ止め部品の製造方法 |
JPH06300159A (ja) * | 1993-03-25 | 1994-10-28 | Carl Freudenberg:Fa | 電磁作動式の弁 |
WO1995009378A1 (fr) * | 1993-09-30 | 1995-04-06 | Citizen Watch Co., Ltd. | Projecteur a cristaux liquides |
US5842761A (en) * | 1993-09-30 | 1998-12-01 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal projector |
JP2010276677A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Fujifilm Corp | 摺動部材構造及びその製造方法 |
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