JPS63198001A - レプリカレンズ - Google Patents
レプリカレンズInfo
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- JPS63198001A JPS63198001A JP63011882A JP1188288A JPS63198001A JP S63198001 A JPS63198001 A JP S63198001A JP 63011882 A JP63011882 A JP 63011882A JP 1188288 A JP1188288 A JP 1188288A JP S63198001 A JPS63198001 A JP S63198001A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/28—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material
- C03C17/32—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material with synthetic or natural resins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00009—Production of simple or compound lenses
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B3/00—Simple or compound lenses
- G02B3/02—Simple or compound lenses with non-spherical faces
- G02B3/04—Simple or compound lenses with non-spherical faces with continuous faces that are rotationally symmetrical but deviate from a true sphere, e.g. so called "aspheric" lenses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0805—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
- B29C2035/0827—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using UV radiation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は屈折面、例えば球面あるいは非球面の屈折面を
有するガラスレンズ本体を具えるレプリカレンズに関す
るものである。
有するガラスレンズ本体を具えるレプリカレンズに関す
るものである。
前記屈折面は硬化した合成樹脂から成るレプリカ皮膜を
具える。レプリカ皮膜は補正皮膜である。
具える。レプリカ皮膜は補正皮膜である。
補正皮膜の自由表面は所望の普通極めて正確な光学的形
状を有する。レプリカレンズ及びレプリカ皮膜という用
語は製造方法、すなわちレプリカ法または複製法に由来
する。
状を有する。レプリカレンズ及びレプリカ皮膜という用
語は製造方法、すなわちレプリカ法または複製法に由来
する。
この方法では、例えば金属またはガラスから製造した基
材を使用する。この基材は、収縮補正を別とすれば、前
記方法によって製造される光学部品、特にレンズの所望
の屈折面の正確なネガである表面を有する。ガラスレン
ズ本体はプレフォームあるいはサブストレートと呼ばれ
ることがある。
材を使用する。この基材は、収縮補正を別とすれば、前
記方法によって製造される光学部品、特にレンズの所望
の屈折面の正確なネガである表面を有する。ガラスレン
ズ本体はプレフォームあるいはサブストレートと呼ばれ
ることがある。
ガラスレンズ本体は少量の液状硬化性合成樹脂組成物に
よって屈折面例えば球面上に取付ける0例えば、光硬化
性または熱硬化性の合成樹脂組成物(ラッカー)の液滴
を屈折面上に付ける。ラッカーの液滴が付いているレン
ズ本体を基材表面に押付けて基材とレンズ本体との間に
ラッカーを拡げると、最後の状態においてレンズ本体の
全屈折面が液状ラッカー組成物でおおわれる。別法とし
て、ラッカーの液滴を基材表面上に付けてもよい、この
液滴を拡げた後に、例えば加熱により、あるいは露光例
えば透明レンズ本体を介して露光することにより、液状
合成樹脂組成物を硬化させる。最後に基材を除去する。
よって屈折面例えば球面上に取付ける0例えば、光硬化
性または熱硬化性の合成樹脂組成物(ラッカー)の液滴
を屈折面上に付ける。ラッカーの液滴が付いているレン
ズ本体を基材表面に押付けて基材とレンズ本体との間に
ラッカーを拡げると、最後の状態においてレンズ本体の
全屈折面が液状ラッカー組成物でおおわれる。別法とし
て、ラッカーの液滴を基材表面上に付けてもよい、この
液滴を拡げた後に、例えば加熱により、あるいは露光例
えば透明レンズ本体を介して露光することにより、液状
合成樹脂組成物を硬化させる。最後に基材を除去する。
生成するレプリカレンズはガラスレンズ本体を具え、ガ
ラスレンズ本体はその屈折面に硬化合成樹脂組成物の補
正皮II(レプリカ皮膜)を有し、その自由表面は所望
の光学的形状を有し、基材表面のネガとなっている。
ラスレンズ本体はその屈折面に硬化合成樹脂組成物の補
正皮II(レプリカ皮膜)を有し、その自由表面は所望
の光学的形状を有し、基材表面のネガとなっている。
上述のレプリカ法は簡単に実施できる。この方法の重大
な利点は、比較的簡単な形状を有しかつ/または簡単な
方法で製造されたガラスレンズ本体を使用できることで
ある。このようなガラスレンズ本体の一例は、簡単な押
圧プロセスによって製造され、しかもその屈折面例えば
球面あるいは非球面の屈折面が研削処理及び研磨処理の
一方または両方を受けていないガラスレンズ本体である
。
な利点は、比較的簡単な形状を有しかつ/または簡単な
方法で製造されたガラスレンズ本体を使用できることで
ある。このようなガラスレンズ本体の一例は、簡単な押
圧プロセスによって製造され、しかもその屈折面例えば
球面あるいは非球面の屈折面が研削処理及び研磨処理の
一方または両方を受けていないガラスレンズ本体である
。
圧縮プロセスによって製造されたレンズ本体は、概して
、光学的に完全な屈折面を有していない。
、光学的に完全な屈折面を有していない。
このレンズ本体の表面には形のずれ及び非平坦性例えば
ピットが存在することがある。レプリカ皮膜を用いるこ
とにより、レンズ本体の屈折面は光学的に完全な最終形
状になる。
ピットが存在することがある。レプリカ皮膜を用いるこ
とにより、レンズ本体の屈折面は光学的に完全な最終形
状になる。
本発明においては、レプリカ法によって製造されたレン
ズが屈折面になお許容できない正確でない部分を有する
ことを確かめた。レンズ本体の形のずれ及び反射面にお
ける非平坦性は、液状樹脂組成物を使用しても、合成樹
脂組成物が硬化の際に収縮するので、完全には補正ある
いは平滑化されない。
ズが屈折面になお許容できない正確でない部分を有する
ことを確かめた。レンズ本体の形のずれ及び反射面にお
ける非平坦性は、液状樹脂組成物を使用しても、合成樹
脂組成物が硬化の際に収縮するので、完全には補正ある
いは平滑化されない。
この結果、硬化合成樹脂組成物層の自由表面に意図しな
い望ましくない非平坦性が生じる。・レンズ本体自体の
形のずれ及び屈折面における非平坦性は弱められている
が硬化ラッカ一層の(光学的)自由表面に伝えられる。
い望ましくない非平坦性が生じる。・レンズ本体自体の
形のずれ及び屈折面における非平坦性は弱められている
が硬化ラッカ一層の(光学的)自由表面に伝えられる。
この自由表面がレプリカレンズの重要な屈折面になる。
本発明者の指摘したこれらの問題を回避するには、主な
原因を取り除(必要があり、従って不規則性例えば非平
坦性がガラスレンズ本体の屈折面例えば球面に生じない
よう保証する必要がある。
原因を取り除(必要があり、従って不規則性例えば非平
坦性がガラスレンズ本体の屈折面例えば球面に生じない
よう保証する必要がある。
しかし、これは極めて細心の研削処理及び研磨処理が必
要であることを意味するの!、連続生産は容易でないか
、そうでないにしても非常にコスト高の製品を製造する
ことになる。
要であることを意味するの!、連続生産は容易でないか
、そうでないにしても非常にコスト高の製品を製造する
ことになる。
本発明は上述の問題に対し解決を提供する。
本発明の目的は、形のずれ、例えばガラス本体の屈折面
の非平坦性が光学的に補正されているレプリカレンズを
提供することにある。
の非平坦性が光学的に補正されているレプリカレンズを
提供することにある。
本発明の他の目的は、ガラスレンズ本体の製造中に精密
な研削処理あるいは研磨処理を必要としない連続生産に
適した方法によって製造される光学的品質の優れたレプ
リカレンズを提供することにある。
な研削処理あるいは研磨処理を必要としない連続生産に
適した方法によって製造される光学的品質の優れたレプ
リカレンズを提供することにある。
本発明においては、屈折率n、のガラスレンズ本体及び
該レンズ本体の屈折面上に設けられた屈折率n3のレプ
リカ皮膜を具え、前記レプリカ皮膜は硬化の際に収縮係
数にの収縮を示す硬化した合成樹脂から製造されている
レプリカレンズにおいて、前記レンズ本体及び前記レプ
リカ皮膜の屈折率が 次式: %式%) で示される関係を満たすことを特徴とするとするレプリ
カレンズによっ′て、上述の目的を達成する。
該レンズ本体の屈折面上に設けられた屈折率n3のレプ
リカ皮膜を具え、前記レプリカ皮膜は硬化の際に収縮係
数にの収縮を示す硬化した合成樹脂から製造されている
レプリカレンズにおいて、前記レンズ本体及び前記レプ
リカ皮膜の屈折率が 次式: %式%) で示される関係を満たすことを特徴とするとするレプリ
カレンズによっ′て、上述の目的を達成する。
実用に適した本発明のレプリカレンズの好適例では、ガ
ラスレンズ本体の屈折率はレプリカ皮膜の屈折率及び収
縮係数に対して上述の式で示されれ関係に合致している
。この逆も可能であるのは勿論である。
ラスレンズ本体の屈折率はレプリカ皮膜の屈折率及び収
縮係数に対して上述の式で示されれ関係に合致している
。この逆も可能であるのは勿論である。
このことは、実際には、先ずレプリカ皮膜に適した材料
を、例えば、レプリカ皮膜の所望の光学的品質、光沢お
よび硬さの少な(とも一つに基づいて選定することを意
味する。例えば、紫外線硬化アクリレート合成樹脂のよ
うな光硬化アクリレート合成樹脂を、レプリカ皮膜の材
料として使用するのが好ましい0次に、ガラスレンズ本
体としては、レプリカ皮膜として選択された合成樹脂の
屈折率及び収縮係数に対して、上述の式で示される関係
に合致する屈折率を有するタイプのガラスを使用する。
を、例えば、レプリカ皮膜の所望の光学的品質、光沢お
よび硬さの少な(とも一つに基づいて選定することを意
味する。例えば、紫外線硬化アクリレート合成樹脂のよ
うな光硬化アクリレート合成樹脂を、レプリカ皮膜の材
料として使用するのが好ましい0次に、ガラスレンズ本
体としては、レプリカ皮膜として選択された合成樹脂の
屈折率及び収縮係数に対して、上述の式で示される関係
に合致する屈折率を有するタイプのガラスを使用する。
本発明のレプリカレンズは投写型テレビジラン用の光学
装置に使用するのに特に適している。この用途では、比
較的大きい直径例えばl0CIIの直径を有するレンズ
を使用する。レプリカレンズは光路の長さの差に関する
許容差の極めて小さい、高い光学的品質を有することが
必要である。このような要件は本発明のレプリカレンズ
によって満たされる。また、本発明のレプリカレンズは
他の用途、例えば光デイスク読取り装置、及びビデオカ
メラ用ズームレンズにも使用することができる。
装置に使用するのに特に適している。この用途では、比
較的大きい直径例えばl0CIIの直径を有するレンズ
を使用する。レプリカレンズは光路の長さの差に関する
許容差の極めて小さい、高い光学的品質を有することが
必要である。このような要件は本発明のレプリカレンズ
によって満たされる。また、本発明のレプリカレンズは
他の用途、例えば光デイスク読取り装置、及びビデオカ
メラ用ズームレンズにも使用することができる。
本発明のレプリカレンズの他の好適例では、圧縮ガラス
レンズ本体を使用する。圧縮レンズ本体は比較的安価な
製品で、特に連続生産に使用するのに適している。この
ような圧縮生成物の屈折面における形のずれは本発明の
手段によって補正および補償されるので、光学的に高い
品質を有するレプリカレンズが得られる。
レンズ本体を使用する。圧縮レンズ本体は比較的安価な
製品で、特に連続生産に使用するのに適している。この
ような圧縮生成物の屈折面における形のずれは本発明の
手段によって補正および補償されるので、光学的に高い
品質を有するレプリカレンズが得られる。
次に本発明を図面を参照して例について説明する。第1
図はガラスレンズ本体の屈折面の正確でない区域におけ
る本発明のレプリカレンズの拡大断面図を示し、レプリ
カレンズの合成樹脂が硬化していない場合が第1A図で
あり、この合成樹脂が硬化している場合が第1B図であ
る。
図はガラスレンズ本体の屈折面の正確でない区域におけ
る本発明のレプリカレンズの拡大断面図を示し、レプリ
カレンズの合成樹脂が硬化していない場合が第1A図で
あり、この合成樹脂が硬化している場合が第1B図であ
る。
第1A図において、符号lは圧縮ガラスレンズ本体を示
し、その屈折面2は例えば球面の形をしている。第1図
は著しく拡大されているので、屈折面2は直線によって
示されている。この屈折面はピット3の形態の正確でな
い部分を有し、ピットの深さは例えばlOOμ−である
。アクリレート、特にl、1′−イソプロピレン−ビス
(p−フェノキシエチルメタクリレート)を主成分とす
る液状紫外線硬化性合成樹脂(ラッカー)の層4を屈折
面2上に設ける。この例では、この層の厚さは500μ
−である。この液状硬化性組成物は硬化の際に6%の収
縮を示す。硬化した組成物の屈折率は1.58である。
し、その屈折面2は例えば球面の形をしている。第1図
は著しく拡大されているので、屈折面2は直線によって
示されている。この屈折面はピット3の形態の正確でな
い部分を有し、ピットの深さは例えばlOOμ−である
。アクリレート、特にl、1′−イソプロピレン−ビス
(p−フェノキシエチルメタクリレート)を主成分とす
る液状紫外線硬化性合成樹脂(ラッカー)の層4を屈折
面2上に設ける。この例では、この層の厚さは500μ
−である。この液状硬化性組成物は硬化の際に6%の収
縮を示す。硬化した組成物の屈折率は1.58である。
ラッカ一層4を有するレンズ本体lをガラスまたは金属
から作った基材5に押付ける。基材表面6は予め極めて
正確に研削または研磨しておく。この表面は製造される
レンズの所要の光学的表面のネガになる0表面6は例え
ば、非球面の形をしている。著しく拡大されているので
、該表面は図面では直線で示されている。
から作った基材5に押付ける。基材表面6は予め極めて
正確に研削または研磨しておく。この表面は製造される
レンズの所要の光学的表面のネガになる0表面6は例え
ば、非球面の形をしている。著しく拡大されているので
、該表面は図面では直線で示されている。
次いで、硬化性組成物(ラッカー)のN4を紫外線に露
光することにより硬化させる。紫外線はレンズ本体1を
経て層4上に集束させる。また、紫外線は基材5が紫外
線を透過する場合には基材5を経て層4上に集束させる
ことができる。露光後に基材を除去し、第1B図に示す
レプリカレンズを製造する。
光することにより硬化させる。紫外線はレンズ本体1を
経て層4上に集束させる。また、紫外線は基材5が紫外
線を透過する場合には基材5を経て層4上に集束させる
ことができる。露光後に基材を除去し、第1B図に示す
レプリカレンズを製造する。
第1B図では、第1A図と同じ符号を用いる。
硬化によって生じる収縮の結果、ラッカ一層4の自由表
面は深さにΔd(ただし、kは収縮係数、Δdはピット
3の深さ)のくぼみを有する。ラッカ一層4の自由表面
は基材5の表面6の正確な複製である。
面は深さにΔd(ただし、kは収縮係数、Δdはピット
3の深さ)のくぼみを有する。ラッカ一層4の自由表面
は基材5の表面6の正確な複製である。
本発明においては、ガラスレンズ本体の屈折率n1は
次式: %式%) (上式において、n2は硬化したラッカ一層の屈折率(
=1.58) 、kはラッカーの収縮係数(−0,06
)を示す)で示される関係を満たす必要がある。
次式: %式%) (上式において、n2は硬化したラッカ一層の屈折率(
=1.58) 、kはラッカーの収縮係数(−0,06
)を示す)で示される関係を満たす必要がある。
従って、ガラスレンズ本体の屈折率は次の値に等しいこ
とが必要である: n + =1.58 (1−0,06)+0.06=1
.545 レンズ本体として屈折率1.545のガラスを使用した
場合には、くぼみ7の外側における光ビームとくぼみ7
の区域における光ビームとの光路の長さの差は零に等し
くなるので、くぼみ7はレプリカレンダの光学的品質に
全く影響を与えない。
とが必要である: n + =1.58 (1−0,06)+0.06=1
.545 レンズ本体として屈折率1.545のガラスを使用した
場合には、くぼみ7の外側における光ビームとくぼみ7
の区域における光ビームとの光路の長さの差は零に等し
くなるので、くぼみ7はレプリカレンダの光学的品質に
全く影響を与えない。
くぼみ7の外側における光路の長さは第1B図にライン
8で示す。くぼみ7の区域における光路の長さはライン
9で示す。
8で示す。くぼみ7の区域における光路の長さはライン
9で示す。
光路の長さ8は次式で示される:
nt (1−k) 4+nl ・Δd
ただし、nl ”ガラスの屈折率(=1.545)、k
=収縮係数(=0.06)、 Δd=ピット3の深さく=100 μ−)。
=収縮係数(=0.06)、 Δd=ピット3の深さく=100 μ−)。
従って、くぼみ7の外側における光路の長さ8は次の値
になる: 1.58(1−0,06)・500・10−’+1.5
45・100・10−h冨897・10−6 くぼみ7の区域における光路の長さ9は次式で示される
: K・Δd + n t(1−k) (d+Δd)ただし
、式中のn++ng+に++dtおよびΔdは上述のも
のと同一のものおよび同一の値を示す)従って、くぼみ
7の領域における光路の長さ9は次の値になる: 0.06−100−10−b+1.58(1−0,06
) (500−10−”+100・10−’) =89
7・10−’光路の長さの差はこの値から分iように実
際上零に等しい□。
になる: 1.58(1−0,06)・500・10−’+1.5
45・100・10−h冨897・10−6 くぼみ7の区域における光路の長さ9は次式で示される
: K・Δd + n t(1−k) (d+Δd)ただし
、式中のn++ng+に++dtおよびΔdは上述のも
のと同一のものおよび同一の値を示す)従って、くぼみ
7の領域における光路の長さ9は次の値になる: 0.06−100−10−b+1.58(1−0,06
) (500−10−”+100・10−’) =89
7・10−’光路の長さの差はこの値から分iように実
際上零に等しい□。
第1図は本発明のレプリカレンズの一例の拡大断面図で
あって、第1A図はレプリカレンズの合成樹脂が未硬化
である場合を示し、第1B図はレプリカレンズの合成樹
脂が硬化している場合を示す。 l・・・ガラスレンズ本体 2・・・屈折面 3・・・ピット4・・・合
成樹脂層(ラッカ一層) 5・・・基材 6・・・基材表面7・・・
くぼみ 8・・・くぼみ7の外側における光路の長さを示すライ
ン(光路の長さ) 9・・・くぼみ7の区域における光路の長さを示すライ
ン(光路の長さ) 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファブリケン
あって、第1A図はレプリカレンズの合成樹脂が未硬化
である場合を示し、第1B図はレプリカレンズの合成樹
脂が硬化している場合を示す。 l・・・ガラスレンズ本体 2・・・屈折面 3・・・ピット4・・・合
成樹脂層(ラッカ一層) 5・・・基材 6・・・基材表面7・・・
くぼみ 8・・・くぼみ7の外側における光路の長さを示すライ
ン(光路の長さ) 9・・・くぼみ7の区域における光路の長さを示すライ
ン(光路の長さ) 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイ
ランペンファブリケン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、屈折率n_1のガラスレンズ本体及び該レンズ本体
の屈折面上に設けられた屈折率n_2のレプリカ皮膜を
具え、前記レプリカ皮膜は硬化の際に収縮係数kの収縮
を示す硬化した合成樹脂から製造されているレプリカレ
ンズにおいて、 前記レンズ本体及び前記レプリカ皮膜の屈 折率が 次式: n_1=n_2(1−k)+k で示される関係を満たすことを特徴とするレプリカレン
ズ。 2、前記ガラスレンズ本体の屈折率は、前記レプリカ皮
膜の屈折率及び収縮係数に対して、請求項1記載の式で
示される関係に合致している請求項1記載のレプリカレ
ンズ。 3、前記レプリカ皮膜は光例えば紫外線によって硬化す
るアクリレート合成樹脂から製造されている請求項1ま
たは2記載のレプリカレンズ。 4、前記ガラスレンズ本体は圧縮ガラスレンズ本体であ
る請求項1〜3のいずれか一つの項に記載のレプリカレ
ンズ。 5、投写型テレビジョン用の光学装置に使用する請求項
1〜4のいずれか一つの項に記載のレプリカレンズ。
Applications Claiming Priority (2)
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