JPS6317381Y2 - - Google Patents

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JPS6317381Y2
JPS6317381Y2 JP110784U JP110784U JPS6317381Y2 JP S6317381 Y2 JPS6317381 Y2 JP S6317381Y2 JP 110784 U JP110784 U JP 110784U JP 110784 U JP110784 U JP 110784U JP S6317381 Y2 JPS6317381 Y2 JP S6317381Y2
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JP
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brush shaft
lid
brush
applicator
axis
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JP110784U
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JPS60113711U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえばマスカラ、液状アイライナ
ー等の液状化粧料を入れて使用するのに好適な液
状化粧料容器に関するものである。
一般に、マスカラ、液状アイライナー等の液状
化粧料を入れる容器は筆軸を有し、この筆軸の先
端に設けた塗布刷毛(塗布部)に化粧液を付着さ
せて睫毛に塗布する構造のものである。
ところで、従来のこの種の容器は、筆軸と塗布
部とがほぼ一直線に位置する構造のものであつ
た。このため、仮りに右ききの人が使用する際
は、右手に筆軸を持つて睫毛に塗るので、右目の
睫毛は自由に塗ることができるが、左目の睫毛に
塗る時は、筆軸が鼻に邪魔して上手に塗れない
上、時には筆軸が鼻に触れ鼻に化粧液を付けてし
まう場合がある。また、このような使用上の難点
を解決するため、筆軸の先端の塗布部を曲げた構
造のものもあるが、逆に右目の睫毛が塗りづらく
なる上、塗布部が曲折しているため、筆軸を容器
本体内に入れにくく、また強く筆軸を容器本体内
に押し込むため、筆軸をしごくしごき栓の寿命が
短かくなつてしまうなどの問題があつた。
このような不具合を解決する手段として本出願
人は先に実願昭58−133376号(実開昭60−40208
号)、実願昭58−137952号(実開昭60−44712号)
などを提案し、一応の解決をなしている。
本考案は、これらの技術をさらに改良したもの
で、塗布部(塗布棒)の曲り角度を段階的に調整
することができ、しかも、この塗布部の曲折角度
をより大きくすることを目的とするもので、この
ような目的を達するために、本考案は、先端に塗
布棒をもつた筆軸を蓋体にねじ結合し、この蓋体
と筆軸との相対回転によつて塗布棒を曲折する如
くしたものである。
以下、本考案を第1図ないし第5図に示す第1
実施例に基づいて説明する。
図中符号1は容器本体、2はこの容器本体1の
上端開口部を閉塞する蓋体、3はこの蓋体2内に
収納された筆軸であり、この筆軸3の先端には、
筆軸3の軸線X−X′線よりも長さlだけ偏心し
た位置に筆軸3の軸線X−X′線と平行に延びる
軸線Y−Y′線をもつ塗布棒4が設けられている
(第3図参照)。
前記容器本体1は、たとえば合成樹脂あるいは
金属などによつて有底円筒状に形成されており、
また、この容器本体1の口縁には蓋体2のめねじ
2aに螺合するおねじ5aを外周面に有する筒状
の連結用栓体5が固定的に嵌め込まれている。こ
の連結用栓体5は、その中央部外周面にフランジ
部6を有し、このフランジ部6の下面が容器本体
1の口縁に当接する位置まで容器本体1内に嵌め
込まれている。なお、この連結用栓体5の下端内
周面には有頭筒状の上部しごき栓7が、また下端
外周面には有底筒状の下部しごき栓8がそれぞれ
嵌め込まれている。これら2つのしごき栓7,8
は、全体としてゴムなどの適宜な弾性をもつ素材
で形成され、上部しごき栓7の頭部および下部し
ごき栓8の底部にそれぞれ筆軸3が貫通する円形
のしごき孔7a,8aが形成されている。なお、
前記下部しごき栓8は、容器本体1の内周面に緊
密に嵌合して化粧液Aの漏れを防止するいわゆる
パツキンとしての機能を有している。
一方、前記蓋体2は、連結用栓体5に螺合する
筒状の下蓋9と、この下蓋9の上端に凹凸嵌合に
よつて嵌め込まれた有頭筒状の上蓋10とから構
成されている。
この下蓋9は、合成樹脂などによつて全体が円
筒状に形成されており、この下蓋9のほぼ中央部
内周面には、半径方向内方へ向かつて環状の突出
部11が一体に突設されている。そして、この突
出部11より下側内周面には、前記連結用栓体5
のおねじ5aに螺合するめねじ2aが形成され、
また突出部11より上側内周面には、前記筆軸3
の外周面に形成されたおねじ3aに螺合するめね
じ9aが形成される。一方、前記突出部11の下
面からは、内部に筆軸3を収納する如くかつ容器
本体1内に出し入れ自在に挿入される有底筒状部
12が下方に向かつて一体に突出形成されてい
る。また、この筒状部12の底板12aには、筆
軸3の先端に取り付けた塗布棒4を貫通させるた
めの孔13が形成され、かつこの孔13の軸線W
−W′線は、第3図に示すように、塗布棒4の軸
線Y−Y′線に一致している。
また、上蓋10の天井面10aからは、内周面
に複数の縦溝(ガイド溝)15が形成された嵌合
筒部16が下方に向かつて突出形成されるととも
に、上蓋10の下部内周面には下蓋9の係止突条
17に嵌合する周溝18が形成されている。な
お、前記下蓋9と上蓋10とを嵌め合わせるこれ
ら係止突条17および周溝18は互いに逆に形成
する構成であつても良い。
さて、ここで、前記筆軸3について説明を加え
ておくと、この筆軸3は、前記筒状部12内に挿
入される長寸の小径軸部20と、この小径軸部2
0の上端に形成されかつこの小径軸部20よりも
大径で短寸の胴部21とを有し、この胴部21の
外周面には、下蓋9の上部内周面に形成されため
ねじ9aに螺合するおねじ3aが形成される。な
お、このおねじ3aとめねじ9aとのピツチにつ
いて説明を補足しておくと、このピツチは本実施
例では筆軸3を3回転させるとこの筆軸3が最上
昇位置と最下降位置とを往復動する大きさに設定
されている。
また、前記筆軸3の上部には、前記上蓋10の
嵌合筒部16内に嵌合する嵌合胴部22が形成さ
れ、この嵌合胴部22の外周面には、前記嵌合筒
部16の縦溝(ガイド溝)15に嵌合するガイド
リブ23が形成されている。そして、これら嵌合
筒部16のガイド溝15と筆軸3のガイドリブ2
3とによつて筆軸3を上下方向へ案内するガイド
機構Gが構成される。
また、この筆軸3の先端に設けた塗布棒3は、
可撓性のある材質から形成されており、塗布棒3
の先端には塗布刷毛26が設けられている。
以下、このように構成された液状化粧料容器の
作用について説明する。
第1図のように組み立てた状態において、下蓋
9と上蓋10とをもつて、たとえば上蓋10を
180゜回転させると、筆軸3はガイド機構Gに案内
されながら螺進し、塗布棒4が下方に移動する。
一方、この操作により、この塗布棒4の軸線Y−
Y′線と、筒状部12に形成した塗布棒貫通用の
孔13の軸線W−W′線とがずれ、これにより塗
布棒4は、第3図に示すように角度αだけ曲折さ
れる。
また、このようにして、塗布棒4が曲折させら
れた状態から、上蓋10を同一方向に180゜回転さ
せると、塗布棒4の軸線Y−Y′線と前記孔13
の軸線W−W′線とが一致し、再び塗布棒4は真
つ直ぐな状態に復帰する。次いで、さらに上蓋1
0を同一方向に180゜回転させると、前記筆軸3は
前述の曲折状態よりも1回転させられた分螺進し
て下降するから、塗布棒4の曲折角度は角度αよ
りも大きな角度βだけ曲折される(第3図参照)。
この状態からさらに上蓋10をまわして筆軸3
を同一方向に180゜回転させると、塗布棒4は再び
元の真つ直ぐな状態に復帰し、次いでまた筆軸3
を180゜回転させると、前回よりも筆軸3が下降す
るので、塗布棒4の曲折角度θは、前回の曲折角
度βよりも大きくなり、その曲折角度は最大とな
る。第2図はこのようにして、塗布棒4を最大に
折れ曲げた状態を示す中央縦断面図である。
このように、本実施例においては、筆軸3のお
ねじ3aのピツチによつて、塗布棒4を第1図に
示す真つ直ぐな状態から上蓋10を回す操作によ
つて徐々に(3回)曲折角度を大きくできるとい
う便利さがある。また、好みに応じた塗布棒4の
曲折角度が決まれば(たとえば2回目のときの角
度)、この状態で上蓋10を180゜ひねることによ
つて塗布棒4を曲げたり、真つ直ぐにしたりして
曲折角度を使い分けられる便利さもあり、より効
果的に使用できる利点もある。
しかして、本実施例では、このようにして塗布
棒4を曲げたり、真直ぐにしたりして塗布棒4の
角度を容易に調整することができるので、左右の
目の睫毛に筆軸(筒状部12)を邪魔にせず、化
粧液Aを塗布することができる。そして、塗布棒
4を容器本体1内に入れる際にも、この塗布棒4
を真直ぐな状態にして入れることができるので、
筆軸を収納した筒状部12の出し入れが容易で、
シゴキ栓7,8の寿命も長くすることができるの
である。
第6図は、本考案の第2実施例を示すもので、
筆軸3のおねじ3aのピツチを大きくし、筆軸3
を半回転させるだけで塗布棒4を最大に曲げる構
造としたものである。
また、第7図は、本考案の第3実施例を示すも
ので、第2実施例に示す構造の変形例である。こ
れは、下蓋10と筒状部12とを別部材によつて
構成したもので、下蓋10を容易に製造すること
ができるものである。そして、このような構造で
あつても、塗布棒4を真つ直ぐにしたり、曲げた
りすることができる。なお、図示例の塗布刷毛2
6は、歯ぶらし状に塗布棒4の一部に植設されて
いる。
次いで、第8図により、本考案の第4実施例に
ついて説明する。これは、上蓋をなくし、筆軸3
を直接回転させる構造としたもので、他の構造は
第1実施例と同一である。
筆軸3の胴部21の上端には、この胴部21よ
りも大径の大径筒状部30が一体に形成され、こ
の大径筒状部30の上部が下蓋10(本実施例で
は蓋体)の外径と同一径をもつたつまみ部31と
されている。なお、下蓋10の上部内周面および
前記大径筒状部30の外周面には、互いに係合し
て筆軸3の抜け止めをする抜止めリブ32,33
がそれぞれ形成される。
次いで、第9図を参照して本考案の第5実施例
について説明する。
これは、上蓋10の内周面に、筆軸3の胴部2
1外周面のおねじ3aに螺合するめねじ35を形
成し、下蓋9に筆軸3を上下に案内するガイド機
構Gを設けたものである。なお、前記めねじ35
のピツチは、前述した第2、第3実施例と同様、
大きく設定され、ひとひねりで、塗布棒4を最大
に曲折させる構造となつている。
以上説明したように、本考案は、先端に塗布棒
を設けた筆軸と、この筆軸を収納する有底筒状部
との相対回転によつて塗布棒の向きを容易に調整
することができ、しかもこの塗布棒を非常に大き
く曲折させることができるので、左右両睫毛への
塗布をきわめて容易に行なうことができ、またし
ごき栓の寿命も長くすることができるなどの種々
の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、本考案の第1実施例を
示すもので、第1図および第2図は中央縦断面
図、第3図は筆軸先端の拡大断面図、第4図およ
び第5図は有底筒状部を底面から見た平面図、第
6図は本考案の第2実施例を示す中央縦断面図、
第7図は本考案の第3実施例を示す中央縦断面
図、第8図は本考案の第4実施例を示す中央縦断
面図、第9図は本考案の第5実施例を示す中央縦
断面図である。 1……容器本体、2……蓋体、3……筆軸、3
a……おねじ、4……塗布棒、X−X′線……筆
軸の軸線、Y−Y′線……塗布棒の軸線、9a…
…めねじ、9……下蓋、13……孔、W−W′線
……孔の軸線、15……縦溝(ガイド溝)、23
……ガイドリブ、G……ガイド機構、30……大
径筒状部、31……つまみ部、35……めねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状の容器本体と、この容器本体の上端開
    口部を閉塞する蓋体と、この蓋体に設けられ前記
    容器本体内に出し入れ自在に挿入される有底筒状
    部と、前記蓋体に対してねじ結合されこの蓋体と
    の相対回転によつて前記有底筒状部内を往復動す
    る筆軸とを備え、この筆軸の先端には、筆軸の軸
    心より偏心した位置に筆軸の軸線と平行に延びる
    塗布棒が設けられ、さらに、前記筒状部の底板に
    は、塗布棒を貫通させるための孔が形成され、か
    つこの孔の軸線は塗布棒の軸線に一致しているこ
    とを特徴とする液状化粧料容器。
JP110784U 1984-01-09 1984-01-09 液状化粧料容器 Granted JPS60113711U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP110784U JPS60113711U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 液状化粧料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP110784U JPS60113711U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 液状化粧料容器

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Publication Number Publication Date
JPS60113711U JPS60113711U (ja) 1985-08-01
JPS6317381Y2 true JPS6317381Y2 (ja) 1988-05-17

Family

ID=30473547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP110784U Granted JPS60113711U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 液状化粧料容器

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Families Citing this family (8)

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JPS60113711U (ja) 1985-08-01

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