JPS63173526A - 芝生育成方法,芝生土壌及び芝刈り装置 - Google Patents

芝生育成方法,芝生土壌及び芝刈り装置

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JPS63173526A
JPS63173526A JP62007286A JP728687A JPS63173526A JP S63173526 A JPS63173526 A JP S63173526A JP 62007286 A JP62007286 A JP 62007286A JP 728687 A JP728687 A JP 728687A JP S63173526 A JPS63173526 A JP S63173526A
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JP
Japan
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lawn
water
topsoil
soil
wall surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP62007286A
Other languages
English (en)
Inventor
鎌田 精三
薙野 末雄
勝敏 大河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKISO KK
Original Assignee
SEKISO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築物の垂直壁や道路分離帯に芝生を植える
方法、そのために使用する芝生土壌及び成長した芝生を
手入れする芝刈り装置に関する。
〔従来の技術〕
建築物の垂直壁は、これまで無垢のコンクリート表面が
露出し、いかにも人工的な感じを与えるものであった。
そこで、この垂直壁に蔦を這わせることが一部で行われ
ているが、蔦が欝蒼と繁るようになると、却って逆に9
1陶しい感じを与えるものとなっていた。
また、道路の中央分離帯は、これまでコンクリートブロ
ック等により境界線が表示されている。
このような分離帯にあっては、コンクリートブロック等
を大きくすることにより、遮光を完全なものとすること
ができるが、車輌が分離帯に乗り入れた場合の緩衝作用
に劣るものである。そこで、このコンクリートブロック
等がもつ人工的な感触を無くすと同時に、遮光及び緩衝
を充分に行うため、盛り土をし、そこに木を植えたもの
が分離帯として一部で使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このように蔦を這わせた壁面や木を植えた分
離帯にあっては、その手入れが面倒である。たとえば、
木を植えた分離帯の場合、成長した木の高さを揃えるた
め、剪定を定期的に行う必要がある。しかし、1本づつ
独立した木であること、及び分離帯の長さが大きなもの
であるため、その剪定作業に多くの作業者と時間がかか
ることになる。そのため、ややもすると木が成長するま
まに放置され、かえって見苦しい景観を呈する原因にな
っていた。
そこで、本発明は、この垂直方向に延びる壁面に対して
芝生を植えることにより、植物の成長に伴う手入れを容
易にし、しかも芝生の緑によって環境の美化を図ること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の芝生育成方法は、その目的を達成するため、上
部が開放された溝部を形成する複数の水平方向に延びる
突起を壁面に形成し、該壁面上に故紙を混入した土壌又
は吸水性の不織布を表土として設け、該表土又は不織布
に芝生を植え付けることを特徴とする。
また、この方法において使用する芝生土壌は、吸水性の
不織布の一面側に芝生の苗又は種子を混入し、他面側に
吸水性粒子を混入したことを特徴とする。
更に、このようにして植え付けされた芝生の手入れを行
う芝刈り装置は、芝生が植え付けられた壁面の形状に沿
った刈り刃を備え、芝生長手方向に関して移動可能に前
記壁面に配置されていることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、道路の中央分離帯に本発明を適用した例を示
す。
本実施例においては、道路の中央分離帯を示す敷石1の
上に、一対の基板2を相互に凭れ掛かるようにして立て
る。この基板2には、上向きに屈曲した複数の突起3が
所定の間隔で設けられている。この突起3は、基板2の
長手方向、すなわち第1図において紙面と直角な方向に
延びている。
また、突起3に被いかぶさるように、表土4が基板2上
に盛り上げられる。なお、基板2の設は方としては、こ
のように一対の基板2を組み合わせることの外に、逆V
字型に成形した基板を敷石1或いは敷石1内の盛り上玉
に載置する方法、或いは凹型に基板を構築する方法も採
用できる。
この表土4としては、新聞紙等の故紙を混入した土壌或
いは吸水性の不織布が使用される。土壌に混入される故
紙は、その繊維質が土壌を結束する作用をもつので、図
に示したような傾斜状態にあっても表土4を充分に維持
することができる。
また、故紙は、表土4に植え付けた芝生5が成長すると
きの栄養源となる。他方、不織布にあっては、その繊維
の絡み合いにより、傾斜状態で保持されることに有利で
ある。このとき、突起3の先端を鋭利にし、不織布を突
き刺して止めるようにすることもできる。なお、この不
織布に、適当量の栄養源を含ませておくことが好ましい
第1図の例にあっては、基[2で囲まれた内部空間を空
洞にしている。しかし、これは、本発明を何等拘束する
ものではない、たとえば、この分離帯に車輌が衝突した
ときに、多少の強度をもち緩衝作用を与えるために、内
部空間に適宜の補強材を取り付けても良いことは勿論で
ある。
また、この内部空間には、本実施例の分離帯で成長する
芝生5に、育成に必要な水を補給する配管6を配置して
いる。この配管6の先端は、基板2の頂部に配置された
横方向に延びる枝管6aに接続されている。この枝管6
aの適宜の個所に給水ノズルが開口されており、該給水
ノズルを介して芝生5に給水が行われる。或いは、給水
ノズルに代えて、スプリンクラ−を取り付けることも可
能である。
この給水にあたり、表土4の湿潤状態を適宜の湿度計で
検出し、その検出値に応じて給水弁7を開く、これによ
って、道路下に敷設されている水道本管8から水を送り
、表土4に給水することができる。この給水操作は、適
宜のプログラムを組んだマイクロコンピュータを使用す
ることによって、容易に自動化されるものである。なお
、給水機構としては、この例に限られることなく、その
他種々の形態が採用される。たとえば、分離帯の側方に
スプリンクラ−を設け、このスプリンクラ−により芝生
5面に向けて水を噴射させることも可能である。
このようにして供給された水は、基板2の頂部から順次
下方に向かって流下する。第2図は、この水の流れを説
明する図である。上方から流れ落ちる水は、突起3と基
板2表面で形成される堰9に一時的に蓄えられる。この
堰9内の水は、毛細管現象によって当該突起3とその上
の突起3との間にある表土4に滲み出す、これにより、
芝生5の成長に必要な水が表土4に保持される。この毛
細管現象による表土4の湿潤を効果的に行うためには、
基板2の傾斜角度にもよるが、隣接する突起3の相互間
隔を10〜50C11程度とすることが好ましい、また
、上段側の堰9を溢れた水は、下段側の堰9に受は止め
られ、基板2の高さ方向に沿って流下していく過程で効
率良く芝生5の成長に使用される。
なお、第2図においては、表土4の?W潤を円滑に行う
ため、鹿沼上、山砂、パーライト海綿。
スポンジ等の吸水性材料を保水NIOとして設け、これ
を金網11で押さえている。この保水N10を設けると
き、堰9から表土4に対する水の補給が、隣接する突起
3間で均一なものとなり、芝生5が一様に成長する。
第3図は、本実施例において表土4として使用される不
織布を示す、この不織布21は、吸水性に優れた繊維2
2を絡み合わせて、適宜の大きさに裁断している。そし
て、この不織布21の内部に、芝生の苗又は種子23を
埋め込んでいる。この不織布21は、繊維22の絡み合
いがあるために、第1図に示した基板2の突起3に突き
刺すことにより、基板2の傾斜面上で確実に保持するこ
とが可能である。更に、この不織布21を基板2面上に
あてがったときに下方となる側に、吸水性の粒子24を
埋め込んでおくことにより、第2図で示したような保水
層10の作用を持たせることもできる。
植付は直後においては、芝生5の安定性は若干劣る。し
かし、この間は、故紙を混入した土壌にあっては故紙が
土壌を結束し、不織布21を使用して表土4を形成した
場合にあっては繊維22の絡み合いによって、表土4が
確実に保持される。そして、芝生5が成長すると、その
根が充分に表土4に張り巡らされるため、基板2から表
土4が剥離す・るようなことが防止される。
このようにして植え付けられた芝生5は、基板2の形状
に沿って成長する。そのため、この芝生5を刈る作業は
、その芝生5表面形状に沿った芝刈り機を使用して容易
に行うことができる。第4図は、この目的で設計された
芝刈り機を示す。
この芝刈り機は、芝生を植えた土壌とほぼ相似のフレー
ム31を備え、このフレーム31に刈り刃32を進退自
在に設けている。そして、フレーム31の下方には、路
面33を転勤する車輪34が設けられている。また、こ
の車輪34と敷石1との間の距離を一定に維持するよう
に、敷石1の側面を転勤する案内ロール35を設けるこ
とが好ましい、また、敷石l上を車輪34が転勤するよ
うに構成しても良いことは勿論である。このとき、敷石
1の角部に沿って移動する形状の車輪を使用すると、案
内ロールを省略することができる。
このような芝刈り機を道路の中央分離帯に付設しておき
、芝生5がある程度成長したときに、敷石1に沿って芝
刈り機を駆動させることにより、芝刈り作業は極めて簡
単に行われる。これは、本実施例における芝生5が基板
2上に設けた土壌に沿って植えられている効果である。
以上においては、道路の分離帯に芝生を植え付けた場合
を例にとって説明した。しかし、これに限らず、たとえ
ば建築物の垂直壁に対しても、分離帯の場合と同様にし
て芝生を植え付けることができるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によるとき、従来芝生を
植え付けることが考えられていなかった建築物の壁面や
道路の中央分離帯等に対して、芝生を植え付け、その成
長に必要な水を随時補給することができる。また、この
芝生は、植付は基板からほぼ一様な高さで成長するため
、定期的な芝刈りも極めて容易なものとなる。そのため
、植え付けられた芝生は、繁り過ぎることなく、常に新
鮮な状態に保たれる。このように、本発明は、天然の緑
によって環境の美化を図ることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を道路の分離帯に適用した例を示し、第
2図はその部分拡大図、第3図はその例において使用す
る不織布を示し、第4図は芝の手入れを行う芝刈り装置
を第1図の分離帯に取り付けた状態を示す。 l:敷石   2;基板    3:突起4:表土  
 58芝生    6:配管7:給水弁  8:水道本
管  9:堰10:保水層  11:金網    21
:不織布22:繊維   23:種子    24:吸
水性の粒子31:フレーム 32:刈り刃   33:
路面34:車輪   35:案内ロール 第  1  図 第 2 図 第 3 図 丁 4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部が開放された溝部を形成する複数の水平方向に
    延びる突起を壁面に形成し、該壁面上に故紙を混入した
    土壌又は吸水性の不織布を表土として設け、該表土又は
    不織布に芝生を植え付けることを特徴とする芝生育成方
    法。 2、吸水性の不織布の一面側に芝生の苗又は種子を混入
    し、他面側に吸水性粒子を混入したことを特徴とする芝
    生土壌。 3、芝生が植え付けられた壁面の形状に沿った刈り刃を
    備え、芝生長手方向に関して移動可能に前記壁面に配置
    されていることを特徴とする芝刈り装置。
JP62007286A 1987-01-13 1987-01-13 芝生育成方法,芝生土壌及び芝刈り装置 Pending JPS63173526A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06141670A (ja) * 1992-11-11 1994-05-24 On:Kk 緑化資材及びその製造方法
JP2010110311A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Toshiyuki Kobayashi 温暖化防止・芝板

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