JPS60262505A - 芝生シ−ト - Google Patents

芝生シ−ト

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Publication number
JPS60262505A
JPS60262505A JP59118588A JP11858884A JPS60262505A JP S60262505 A JPS60262505 A JP S60262505A JP 59118588 A JP59118588 A JP 59118588A JP 11858884 A JP11858884 A JP 11858884A JP S60262505 A JPS60262505 A JP S60262505A
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JP
Japan
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lawn
water
seeds
sheet
watering
Prior art date
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Pending
Application number
JP59118588A
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English (en)
Inventor
吉田 藤夫
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高吸水性樹脂を内蔵するとともに芝生の種子を
播種した芝生シートに関する。
従来の技術及びその問題点 近年、高層住宅においては、植物の栽培にはベランダ等
の限られた空間を利用する他ないが、ここに土壌等を持
ち込むことは手間が要ることであり、又、ベランダが汚
れる原因ともなる。
しかも、芝生のように入念な手入れを必要とするものは
、ベランダでの栽培には不向きであるとされていた。
一方、土壌の代わりに合成樹脂発泡体や植物性有機物等
を用いて苗床を形成しこれに播種することは公知で、例
えば特公昭47−28729号、実公昭49−3010
7号及び特開昭53−62635号があり、これらを芝
生の育成に用いることも考えられる。しかしながら、芝
生の育成には充分な水分の供給が必要で、青々とした芝
生を維持するには冬期でも1日2回の散水が不可欠であ
り、前述の合成樹脂発泡体等で形成した苗床は吸水性及
び保水性に難があるため頻繁に散水を行なわねばならな
い。このため、手軽さが要求されるベランダでの芝生栽
培には適さないものである。
さらに、芝生の種子を播種して芝生を生育さぜる目的と
しては美観を楽しむだけでなく、その上を歩き感触を楽
しむ目的もあり、そのためには人間の重量に耐える強度
を有する必要があるとともに重圧によっても水分が押し
出されることがないような優れた保水性が要求される。
しかしながら、従来品はその強度、加圧に対する保水性
においても芝生を生育させるシートとしては適していな
い。
問題点を解決するための手段 本発明者は、高吸水性樹脂の有する高吸水能及び高保水
能に着目するとともに、加圧時でも保水力が優れている
ことを見い出し本発明を提供するに至った。
すなわち、本発明の芝生シートは、透水性のシート素材
に高吸水性樹脂を配して吸水性シートを形成し、これに
芝生の種子を播種したことを特徴とする。
作 用 本発明は、土壌の代わりに高吸水性樹脂を内蔵したシー
トを用いたため、散水により充分な水分が速かに吸収さ
れ、しかも一度吸収されると長期間保持される。従って
、播種した芝生の発芽、育成に必要な水分を維持するの
に必要な散水の回数を著しく減少することができ、毎日
の散水の煩わしさから解放される。
又、高吸水性樹脂は吸水後に加圧されても、その保水力
が低下することがないため、散水時に又は単に感触を楽
しむために本発明の芝生シートの上を歩いても、重圧で
水分が押し出され含水量の少ない部分が生じることもな
い。
更に、高吸水性樹脂は日常生活の範囲では直射日光によ
る温度上昇があっても安定であり、その吸水・保水能力
は低下することがなく好ましい。
実施例 次に本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図において、(11)〜(15)は芝生
の根の進行を許すような繊維密度の小さい不織布であり
、本実施例ではそれぞれ約4馴の厚さで形成されている
。不織布(11)〜(15)は5層に重ねられており、
各層間には、適量の高吸水性樹脂(121が配されてい
る。最上層の不織布(11)の上には芝生の種子(1η
が播種されており、これら不織布(11)及び芝生の種
子(1ηは透水性を有する吸水紙(1B)で覆われてい
る。吸水紙(18)には、直径5馴の小孔(19)が縦
、横10の間隔で多数設けられており、散水時の水の通
過を許すとともに、発芽の際には新芽がこの小孔(19
)を通って芝生シー1− +10)の表面に現れる。従
って、芝生種子(1ηは小孔(19)から臨く位置に播
種しておくことが好ましい。(20)は防水マットで、
この上に前記不織布(11)〜(15)等が載置されて
おり、この防水マット(20)により水の流出が完全に
防止される。(21)は、高吸水性樹脂(16)が横方
向に不織布(11)〜(15)からはみ出すのを防止す
る防水布であり、防水マット(5))及び吸水紙(18
)に縫着されている。防水マット(21))及び防水布
011は合成繊維から成る織布に防水加工を施したもの
であり、水の通過を防止するとともに、コンクリート床
等との擦過に対する強度をも有している。芝生シート(
10)を使用場所の形状に合せて裁断する場合には、裁
断部分に防水布(21)のみを新たに縫着すれはよい。
高吸水性樹脂としては、自重の数百倍の水を吸収、保持
するものであればどのようなものでもよいが、本実施例
では、「アラソーブ」(商標:荒川化学工業株式会社製
)を用いた。このような高吸水性樹脂は速やかに水を吸
収するため、散水作業に要する時間を短縮できる。しか
も一度吸水すれば優れた保水能を示し、吸水最大量の水
を吸収させた場合には室温60 ’Cでも全水分が蒸発
するには200時間を要する。芝生自体の吸水能力もあ
るため本実施例の芝生シー ) (10)では10日に
1度の散水で夏場も充分耐え得るという結果を得ている
この保水力は加圧に対しても安定であり、常圧において
500!i’/9の保水率は、45Gで430El/E
l、160Gで3809/7を示す。これは、芝生シー
トの」−を人間が歩いてもシート中の含水量には悪影響
を及ぼさないということを示すものである。
又、温度−上昇に対しても吸水力、保水力は安定してお
り、150℃で初めて能力が低下する。
このことは、直射日光が当たったとしても通常の生活空
間での使用には充分耐え得るものであることを示してい
る。
尚、高吸水性樹脂に長期間紫外線を照射する実験で若干
の能力低下が見られたため、本実施例では最」一層の不
織布(Ill−,1−面に紫外線防止剤を塗布している
。紫外線防止剤としてはベンゾフェノン系の「セイカラ
イザー」(商標:大阪精化株式会社製)をベンゼンまた
はキシレンに溶解して塗布17ており、紫外線による吸
水・保水能力の低下を完全に防止可能である。このよう
な紫外線防止剤を用いれば、最」一層の不織布(11)
」―に高吸水性樹脂を載置した場合でも、高吸水性樹脂
自体に紫外線防止剤を塗布することにより能力低下を防
ぐことができる。
本実施例では不織布(11)〜(15)は窒素・リン酸
・カリを主体とする肥料を含有しており、芝生の発芽及
O・その後の生育に要する肥料はこれだけで充分である
。不織布(11)〜(15)に肥料を含有させる方法と
しては、不織布を肥料溶液に浸漬さぜる方法・不織布に
肥料溶液を塗布、する方法等種々考えられるが、本実施
例では、肥料水溶液に不織布(11)〜(15)を浸漬
させた後、水分を蒸発させ肥料成分のみを不織布(11
)〜(15)内に残している。
従って、散水により肥料成分が溶解して不織布(11)
〜(15)全体が肥料溶液で浸漬された状態となり、芝
生種子f+7)に適量の肥料分が供給される。
長期間芝生を育成するには、追肥が必要であるが、その
場合に、肥料水溶液の重量濃度を10%以下にすれば、
そのままの濃度で不織布(11)〜(15)及び高吸水
性樹脂(16)に吸収・保持されるため、肥料水溶液を
芝生シート(10)の」―から散布するだけで容易に施
肥できる。本実施例の芝生シートでは春・秋の年2回芝
生用肥料をシート1m2当たり30g追肥すれは充分で
ある。
本実施例では約4馴の厚さの不織布を5層重ねたが、不
織布層が全体として約2C11以」−の厚さを有するこ
とになるのであれは、各不織布の厚さ及び不織布層の数
はどのようなものでもよい。
芝生の種子(1ηは豆種子又は冬種子をそれぞれ単独で
播種してもよいが、本実施例では双方を配合して播種し
ている。従って、年間を通じて芝生の緑を楽しむことが
可能である。又、本実施例においては、芝生種子を澱粉
水溶液に分散さぜこの分散液を不織布01)上面に塗布
することにより播種しているため、澱粉の接着作用によ
り芝生種子+17)が不織布(11)より離脱すること
がなく、乾燥状態で運搬する際に種子が飛んでしまうこ
ともない。もちろん、澱粉水溶液のみを不縁布(Ill
 J−に塗布して、その液が乾燥する前に芝生の種子(
17)を播種するようにしてもよい。
本実施例の芝生シート(10)に適量を散水すると不織
布(11)〜(15)及び高吸水性樹脂(16)は水を
吸収保持するため、種子(17)は適度の水分を与えら
れ、冬期では約30日間、春から夏にかけては2週間、
夏から秋にかけては3週間で発芽する。その後、芝生の
発育に併ない、根が最下層の不織布(15)にまで達す
るとともに芝生シート+10)全体に強固に張ることと
なる。
効 果 本発明の芝生シートは、高吸水性樹脂の高吸水能及び高
保水能を利用しており、毎日の散水の煩わしさから解放
してくるものである。又、高吸水性樹脂は吸水と乾燥と
を可逆的に行なうものであり、その能力は回数に影響さ
れず常に一定であるため、本発明の芝生シートは、通常
、10日に1度の散水で半永久的に使用可能である。
更に、使用場所の形状に合わせて自在に裁断・縫着が可
能であるため、思いのままの緑のデザインが簡便に楽し
めるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は第
3図におけるI−I線に沿う断面図、第2図は第1図の
一部拡大図、第3図は平面図である。 符 号 の 説 明 (10)・・・芝生シート、(I6)・・・高吸水性樹
脂、(■η・・・芝生の種子。 特許出願人 吉 1) 藤 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高吸水性樹脂を内蔵するとともに芝生の種子を播種
    してなる芝生シート。 2、前記芝生の種子が豆種子及び/又は各種子であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の芝生シート
JP59118588A 1984-06-08 1984-06-08 芝生シ−ト Pending JPS60262505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59118588A JPS60262505A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 芝生シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59118588A JPS60262505A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 芝生シ−ト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60262505A true JPS60262505A (ja) 1985-12-25

Family

ID=14740297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59118588A Pending JPS60262505A (ja) 1984-06-08 1984-06-08 芝生シ−ト

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JP (1) JPS60262505A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63173526A (ja) * 1987-01-13 1988-07-18 セキソ株式会社 芝生育成方法,芝生土壌及び芝刈り装置
JPS63294711A (ja) * 1987-01-30 1988-12-01 Daiichi Engei Kk 空閑地の緑化方法
JPH0595735A (ja) * 1991-06-04 1993-04-20 Asanumagumi:Kk 植物植生用層状構造体
JPH0595734A (ja) * 1991-06-04 1993-04-20 Asanumagumi:Kk 植物植生用複合構造体

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JPH0595735A (ja) * 1991-06-04 1993-04-20 Asanumagumi:Kk 植物植生用層状構造体
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