JPS63173257A - 磁気テ−プ再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ビデオテープレコーダ、オーディオテープレ
コーダ等の磁気テープ再生装置に関する。

（従来の技術） 第２図は従来の磁気テープ再生装置の構成の一例を示す
図で、２１は発光ダイオードとフォトトランジスタによ
り構成した磁気テープ（以下、単にテープという）の始
端を検知するテープ始端検知回路、２２はトランジスタ
Ｑｌ、Ｑ２により構成した制御回路、２３はトランジス
タＱ３によるスイッチ回路、２４はスイッチＳによるテ
ープ装着検知回路、２５はモノマルチバイブレータ（以
下、ＭＭと記す）回路２６とトランジスタＱ４により構
成した制御回路、２７はトランジスタＱ５によるスイッ
チ回路、２８はキースイッチ回路、２９はモード指示回
路、３０は再生回路である。

このように構成された従来の磁気テープ再生装置は次の
ように動作する。

まず、テープが装着されると、テープ装着検知回路２４
が装着を検出し、その検出出力によって制御回路２５が
駆動され、スイッチ回路２７がオンにされ、モード指示
回路２９を動作し、再生回路３０によって、上記テープ
を再生する。

そのテープが最後まで再生されると、テープは始端まで
巻戻され、テープ始端検知回路２１がテープ始端の白テ
ープを検出、その出力で制御回路２２が駆動され、スイ
ッチ回路２３がオンにされ、モード指示回路２９が動作
してテープは排出（エジェクト）される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記した従来の磁気テープ再生装置では
、テープが始端まで巻戻されている状態（以下、この状
態を始端の状態という）でテープを装着すると、テープ
装着検知回路２４とテープ始端検知回路２１とが同時に
動作し、そのため、テープは排出され、再生できないと
いう欠点があった。

本発明は上記の欠点を排除し、テープを始端の状態で装
着するときの、誤動作を防止した磁気テープ再生装置の
提供を目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記の目的を、磁気テープ再生装置においてテ
ープ装着を検出して動作するモノマルチバイブレータ回
路を設け、テープ装着により起こる一定期間の出力変化
を利用してテープ始端検知回路の出力回路を保留する構
成として解決する。

（作　用） 上記の構成を有する本発明は、テープを通常に装着する
だけで、その装着が検知されて自動的に再生動作になさ
れ、終端までの再生が終わると始端まで巻戻され、しか
も、始端の状態でテープを装着しても、テープ装着検知
回路出力が印加されて、一定期間、テープ始端検知回路
出力で動作するテープ排出のための制御回路をオフにす
るので、従来のような誤動作をなくすることができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す回路構成図で、１は発
光ダイオードとフォトトランジスタにより構成したテー
プの始端を検知するテープ始端検知回路、２はトランジ
スタＱ′ｌ、Ｑ２により構成した制御回路、３はトラン
ジスタＱ３によるスイッチ回路、４はスイッチＳによる
テープ装着検知回路、５はＭＭ（モノマルチバイブレー
タ）回路６とトランジスタＱ４により構成した制御回路
、７はトランジスタＱ５によるスイッチ回路、８はキー
スイッチ回路、９はモード指示回路、１０は再生回路、
モして１１は本発明の構成に特徴のスイッチングダイオ
ードである。

このように構成した本発明は、まず、テープを装着する
と、それを検知してテープ装着検知回路４のスイッチＳ
がオンとなり、その出力はローレベルＬどなってＭＭ回
路６に印加され、それによりＭＭ回路６の入力端子Ｂは
ハイレベルＨからローレベルＬに変化する。そのため、
第１の出力端子Ｑには端子Ｔｌ、Ｔ２に接続したＲ、Ｃ
（抵抗。

コンデンサ）による時定数で決る時間幅Ｈの出力パルス
が得られ、そのパルスによってトランジスタＱ４がオン
にされ、スイッチ回路７のトランジスタＱ５もオンにな
る。

トランジスタＱ３．Ｑ５のコレクタの抵抗Ｒ１゜抵抗Ｒ
２およびキースイッチ回路８の抵抗Ｒ３゜抵抗Ｒ４，抵
抗Ｒ５はコンデンサＣ２とともに。

モード指示回路９に加えるパルス幅を設定し、モード指
示回路９はそれぞれに対応してモード指示を行う。

まず、再生モードは抵抗Ｒ２により設定され、トランジ
スタＱ５がオンになると再生状態になされる。再生し終
わるとテープはテープ始端まで巻戻され、白テープ部分
を検知すると、テープ始端検知回路１の出力はローレベ
ルＬとなって、トランジスタＱ１はオフにされ、コレク
タ電圧はハイレベルＨとなる。したがって、トランジス
タＱ２゜Ｑ３がオンになる。

また、テープ排出モードは、抵抗Ｒ１によって設定され
る。トランジスタＱ３がオンするとモード指示回路９が
動作してテープを排出する。

ところで、テープが始端の状態で装着された場合、前述
のようにテープ装着検知回路４が装着を検知して再生し
ようとするが、同時にテープ始端検知回路１がテープ始
端を検知し、そのため出力はローレベルＬで、トランジ
スタＱ１のコレクタ端子はハイレベルＨとなるため、従
来のようにテープを排出しようとするが、テープ装着検
知回路４の出力によってＭＭ回路６の第２の出力端子子
は一定時間ローレベルＬになされており、そのためスイ
ッチングダイオード１１によりトランジスタＱ１のコレ
クタ端子はローレベルＬとされ、そのためスイッチ回路
３がオフになりモード指示回路９は入力がないのでテー
プの排出を指示せず。

したがって、テープの排出を禁止し、ＭＭ６回路の出力
端子ＱからのハイレベルＨによりスイッチ回路７がオン
して再生状態となる。

以上、一実施例によって説明して明らかなように本発明
は、テープ装着検知回路の出力によって駆動される、モ
ノマルチバイブレータ（ＭＭ）回路６の第２の出力で、
テープ始端検知回路１の出力で動作する制御回路の動作
を一時停止させる回路を設けてテープ装着時の誤動作を
防止するものである。

（発明の効果） 本発明によれば、簡単な操作でテープの動作再生、自動
排出を可能とし、しかも誤動作がないのでオーディオ装
置の普及に一段と貢献する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は従
来の磁気テープ再生装置の一例を示す図である。 １・・・テープ始端検知回路、　　２・・・制御回路、
３・・・スイッチ回路、　４・・・テープ装着検知回路
、　５・・・制御回路、　６・・モノマルチバイブレー
タ（ＭＭ）回路、　　７・・・スイッチ回路、　　８・
・・キースイッチ回路、　　９・・・モード指示回路、
　１０・・・再生回路、　１１・・・スイッチングダイ
オード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープ装着検知回路の出力によって駆動されるモノマル
   チバイブレータ回路と、その出力により動作するスイッ
   チ回路と、テープ始端検知回路の出力で動作する制御回
   路と、およびスイッチ回路とを備え、上記モノマルチバ
   イブレータ回路の第２の出力によって上記制御回路の動
   作を一時停止させるように構成したことを特徴とする磁
   気テープ再生装置。