JPS63172000A - 防水シートの固定方法 - Google Patents
防水シートの固定方法Info
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- JPS63172000A JPS63172000A JP63005501A JP550188A JPS63172000A JP S63172000 A JPS63172000 A JP S63172000A JP 63005501 A JP63005501 A JP 63005501A JP 550188 A JP550188 A JP 550188A JP S63172000 A JPS63172000 A JP S63172000A
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Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆工
コンクリートとの間に配設されて、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側に浸出するの
を防止する防水シートを一次覆工コンクリート内周壁に
固定する防水シートの固定方法に関する。
コンクリートとの間に配設されて、一次覆工コンクリー
ト側からの湧水が二次覆工コンクリート側に浸出するの
を防止する防水シートを一次覆工コンクリート内周壁に
固定する防水シートの固定方法に関する。
従来、トンネル覆工部においては、第1図に示すように
、地山a側に一次覆工コンクリートbを打設すると共に
、この一次覆工コンクリートbに防水シートCをボルト
、コンクリート釘等により打ちつけ固定し、更にこの防
水シートCに二次覆工コンクリートdを打設することが
行なわれておリ、防水シートCを一次及び二次覆工コン
クリートb、d間に介装することにより、−次覆工コン
クリートb側からの湧水が二次覆工コンクリートd側に
浸出することを防止している。
、地山a側に一次覆工コンクリートbを打設すると共に
、この一次覆工コンクリートbに防水シートCをボルト
、コンクリート釘等により打ちつけ固定し、更にこの防
水シートCに二次覆工コンクリートdを打設することが
行なわれておリ、防水シートCを一次及び二次覆工コン
クリートb、d間に介装することにより、−次覆工コン
クリートb側からの湧水が二次覆工コンクリートd側に
浸出することを防止している。
この施工においては、多数の防水シートをトンネルの長
さ方向に沿って順次−次覆工コンクリート内周壁に固定
しながら連結する必要があるが、この場合防水シートの
固定及び連結は水密的になされなければならず、これら
が水密的になされていないと、一次覆工コンクリート側
からの湧水が二次覆工コンクリート側に漏出する。
さ方向に沿って順次−次覆工コンクリート内周壁に固定
しながら連結する必要があるが、この場合防水シートの
固定及び連結は水密的になされなければならず、これら
が水密的になされていないと、一次覆工コンクリート側
からの湧水が二次覆工コンクリート側に漏出する。
従来は、防水シートとして一般には第2図に示すように
、その−面に通水路eを形成すると共に、他面にその長
さ方向に沿って幅狭の合成樹脂シートfの一縁部を貼着
したものを用いて、これを釘gにより一次覆工コンクリ
ートbに釘止めし、更に釘止め部における漏水を防止す
るため、釘止め部を覆って前記幅狭のシートfの他縁部
を防水シートに加熱溶着して防水ポケットhを形成して
いる。しかし、上記防水シートの固定方法による場合に
は、防水ポケットhを形成するためバーナーを用いてシ
ートfの他縁部と防水シートとの溶着を行なわなければ
ならず、しかも溶着箇所は極めて多数であるので、手間
を要し1面倒で作業性が悪いという問題がある。
、その−面に通水路eを形成すると共に、他面にその長
さ方向に沿って幅狭の合成樹脂シートfの一縁部を貼着
したものを用いて、これを釘gにより一次覆工コンクリ
ートbに釘止めし、更に釘止め部における漏水を防止す
るため、釘止め部を覆って前記幅狭のシートfの他縁部
を防水シートに加熱溶着して防水ポケットhを形成して
いる。しかし、上記防水シートの固定方法による場合に
は、防水ポケットhを形成するためバーナーを用いてシ
ートfの他縁部と防水シートとの溶着を行なわなければ
ならず、しかも溶着箇所は極めて多数であるので、手間
を要し1面倒で作業性が悪いという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、釘等の固定部
材の打ち込み箇所の防水施工を簡単に能率よく行なうこ
とができ1作業性が良好である上。
材の打ち込み箇所の防水施工を簡単に能率よく行なうこ
とができ1作業性が良好である上。
該打込み箇所からの漏水を確実に防止することができる
防水シートの固定方法を提供することを目的とする。
防水シートの固定方法を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、トンネルの一次覆工
コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に配設され
、一次覆工コンクリート側からの湧水が二次覆工コンク
リート側に浸出するのを防止する防水シートを一次覆工
コンクリートに固定するに際し、防水シートの一面を一
次覆工コンクリート内周壁面に向けて当接させると共に
、防水シートの他面に熱可熔性物質層を形成し、次いで
熱可熔性物質層側からこの熱可熔性物質層及び防水シー
トを順次貫通して一次覆工コンクリート壁に釘等の固定
部材を打込むことにより前記釘等の固定部材の頭部の一
部もしくは全部を前記熱可熔性物質層中に埋設せしめ、
その後熱可熔性物質層を加熱して熱可熔性物質層で釘等
の固定部材頭部を覆うようにしたものである。
コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に配設され
、一次覆工コンクリート側からの湧水が二次覆工コンク
リート側に浸出するのを防止する防水シートを一次覆工
コンクリートに固定するに際し、防水シートの一面を一
次覆工コンクリート内周壁面に向けて当接させると共に
、防水シートの他面に熱可熔性物質層を形成し、次いで
熱可熔性物質層側からこの熱可熔性物質層及び防水シー
トを順次貫通して一次覆工コンクリート壁に釘等の固定
部材を打込むことにより前記釘等の固定部材の頭部の一
部もしくは全部を前記熱可熔性物質層中に埋設せしめ、
その後熱可熔性物質層を加熱して熱可熔性物質層で釘等
の固定部材頭部を覆うようにしたものである。
この場合、熱可溶性物質としてはホットメルト接着剤が
好適に用いられる。また、固定部材としてはコンクリー
ト釘等が用いられる。
好適に用いられる。また、固定部材としてはコンクリー
ト釘等が用いられる。
本発明の防水シートの固定方法によれば、防水シートの
他面に熱可熔性物質層を形成し、次いで熱可熔性物質層
側からこの熱可熔性物質層及び防水シートを順次貫通し
て一次覆工コンクリート壁に釘等の固定部材を打込むこ
とにより、前記釘等の固定部材の頭部の一部もしくは全
部を前記熱可熔性物質層中に埋設せしめ、その後熱可熔
性物質層を加熱して熱可熔性物質層で釘等の固定部材頭
部を覆うようにしたので、釘等の固定部材の打込み部を
完全に覆うことができ、これにより釘等の固定部材の打
込み部からの漏水を確実に防止し得ると共に、固定部材
を打ち込んだ後、熱可熔性物質層を加熱するだけで固定
部材打込み部の防水施工がなされるので、操作性1作業
性に優れているものである。
他面に熱可熔性物質層を形成し、次いで熱可熔性物質層
側からこの熱可熔性物質層及び防水シートを順次貫通し
て一次覆工コンクリート壁に釘等の固定部材を打込むこ
とにより、前記釘等の固定部材の頭部の一部もしくは全
部を前記熱可熔性物質層中に埋設せしめ、その後熱可熔
性物質層を加熱して熱可熔性物質層で釘等の固定部材頭
部を覆うようにしたので、釘等の固定部材の打込み部を
完全に覆うことができ、これにより釘等の固定部材の打
込み部からの漏水を確実に防止し得ると共に、固定部材
を打ち込んだ後、熱可熔性物質層を加熱するだけで固定
部材打込み部の防水施工がなされるので、操作性1作業
性に優れているものである。
以下1本発明の一実施例につき第3図乃至第5図を参照
して説明する。
して説明する。
図中1は本発明の実施に使用する防水シートの一例を示
すもので、この防水シート1は合成樹脂製の基体2の一
面に互にほぼ等間隔ずつ離間して複数個の山型突起3を
一体に突設してあり、これら突起3間に溝状通水路4が
形成されている。
すもので、この防水シート1は合成樹脂製の基体2の一
面に互にほぼ等間隔ずつ離間して複数個の山型突起3を
一体に突設してあり、これら突起3間に溝状通水路4が
形成されている。
本実施例においては、上記防水シート1の突起3を形成
した面を一次覆工コンクリート5側に向けて、防水シー
ト1を一次覆工コンクリート5内周壁に当接させると共
に、突起3を形成していない他面の前記突起3に対応す
る位置に熱可溶性物質シート6を積重し、このシート6
の表面から、シート6、防水シート1を貫通して一次覆
工コンクリート5に釘7を打込むものである。第4図は
このようにして釘7が打込まれた状態を示しており、こ
の場合釘はその頭部8が熱可溶性物質シート6内に埋没
せしめられている。
した面を一次覆工コンクリート5側に向けて、防水シー
ト1を一次覆工コンクリート5内周壁に当接させると共
に、突起3を形成していない他面の前記突起3に対応す
る位置に熱可溶性物質シート6を積重し、このシート6
の表面から、シート6、防水シート1を貫通して一次覆
工コンクリート5に釘7を打込むものである。第4図は
このようにして釘7が打込まれた状態を示しており、こ
の場合釘はその頭部8が熱可溶性物質シート6内に埋没
せしめられている。
なお、熱可溶性物質シートとしてはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合物等を原料とするホットメルト接着剤シートや
生ゴムシート、合成ゴムシート等が好ましい。また、釘
7としてはコンクリート打込用釘が好適に使用できる。
ル共重合物等を原料とするホットメルト接着剤シートや
生ゴムシート、合成ゴムシート等が好ましい。また、釘
7としてはコンクリート打込用釘が好適に使用できる。
次いで、上記のようにして防水シート1の他面に積重さ
れた熱可溶性物質シート6は加熱熔融される。この加熱
処理により熱可溶性物質シート6は流動化されて自然に
釘7の頭部を覆うと共に。
れた熱可溶性物質シート6は加熱熔融される。この加熱
処理により熱可溶性物質シート6は流動化されて自然に
釘7の頭部を覆うと共に。
防水シート1に溶着して、防水シニト1及び釘7と一体
化される。
化される。
その後、前記加熱熔融部を放冷することにより、熔融部
は同化を起し、これにより第5図に示すように釘7の頭
部8を内部に埋設してなる水密性の良好な被覆層9が形
成される。
は同化を起し、これにより第5図に示すように釘7の頭
部8を内部に埋設してなる水密性の良好な被覆層9が形
成される。
ここで、上記熱可溶性物質シート6の加熱はバーナーや
鏝を用いて行なうことができるが1作業性等の点からバ
ーナーを用いる加熱方法を採用することが好ましい。
鏝を用いて行なうことができるが1作業性等の点からバ
ーナーを用いる加熱方法を採用することが好ましい。
このようにして、防水シート1は山型突起3を一次覆工
コンクリート5側に向け、かつ山型突起3の長さ方向を
トンネルの周方向と一致させて固定される。この場合、
一次覆工コンクリート5側からの湧水は通水路4を通っ
て流れ落ちる。
コンクリート5側に向け、かつ山型突起3の長さ方向を
トンネルの周方向と一致させて固定される。この場合、
一次覆工コンクリート5側からの湧水は通水路4を通っ
て流れ落ちる。
なお、各防水シート相互間の連結は各シートの縁部を加
熱熔着する等の公知の連結方法が適宜選択される。
熱熔着する等の公知の連結方法が適宜選択される。
この固定方法は防水シート1に熱可溶性物質シート6を
積重して釘を打込み1次いでシート6を加熱熔着させる
ようにしたので操作が簡単で、かつトンネル内の任意の
コンクリート壁の部分に防水シート1を簡単に固定でき
、操作性の良いものである。そして、熱可溶性物質シー
ト6は可撓性があるため、これを貫通して釘を打込む場
合、その頭部8は自然にシート6内に一部もしくは全部
が埋没され、この状態でシート6を加熱すると。
積重して釘を打込み1次いでシート6を加熱熔着させる
ようにしたので操作が簡単で、かつトンネル内の任意の
コンクリート壁の部分に防水シート1を簡単に固定でき
、操作性の良いものである。そして、熱可溶性物質シー
ト6は可撓性があるため、これを貫通して釘を打込む場
合、その頭部8は自然にシート6内に一部もしくは全部
が埋没され、この状態でシート6を加熱すると。
シート6が流動化され、この流動化したシート6により
自然に頭部8が被覆されると共に、防水シート1及び頭
部8等が融着され、これを放冷すると被覆層9が形成さ
れるが、このものは水密性の極めて良好なもので、一次
覆工コンクリート5側からの湧水が釘7を打込んだ部分
を通り二次覆工コンクリート側に漏出する事故を確実に
防止するものである。更に、熱可溶性物質シート6をホ
ットメルト接着剤で形成した場合には、加熱熔融が簡単
であると共に、接着力が大きく、上記効果を確実に奏す
るものである。
自然に頭部8が被覆されると共に、防水シート1及び頭
部8等が融着され、これを放冷すると被覆層9が形成さ
れるが、このものは水密性の極めて良好なもので、一次
覆工コンクリート5側からの湧水が釘7を打込んだ部分
を通り二次覆工コンクリート側に漏出する事故を確実に
防止するものである。更に、熱可溶性物質シート6をホ
ットメルト接着剤で形成した場合には、加熱熔融が簡単
であると共に、接着力が大きく、上記効果を確実に奏す
るものである。
なお、本実施例においては熱可溶性物質シート6に1個
の釘7を打込むようにしたがこれに限られず、複数本の
釘7を打込むようにしても良く、また防水シートも上記
形状のものに限定されるものではなく、更に本実施例に
おいては防水シートに熱可溶性物質シートを積重するよ
うにしたが、本発明はこれに限定されず、例えば熱可溶
性物質は必ずしもシート状としなくともよく、要は釘、
ボルト等の固定部材を打設した際、その頭部の一部もし
くは全部を埋設させ、加熱により該頭部を覆うように熱
可熔性物質層を形成するようにすればよく、またこのよ
うな熱可熔性物質層を予め形成した防水シートを用いる
ようにしても良く、これによっても本発明の目的を効果
的に達成でき、その信奉発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して差支えない。
の釘7を打込むようにしたがこれに限られず、複数本の
釘7を打込むようにしても良く、また防水シートも上記
形状のものに限定されるものではなく、更に本実施例に
おいては防水シートに熱可溶性物質シートを積重するよ
うにしたが、本発明はこれに限定されず、例えば熱可溶
性物質は必ずしもシート状としなくともよく、要は釘、
ボルト等の固定部材を打設した際、その頭部の一部もし
くは全部を埋設させ、加熱により該頭部を覆うように熱
可熔性物質層を形成するようにすればよく、またこのよ
うな熱可熔性物質層を予め形成した防水シートを用いる
ようにしても良く、これによっても本発明の目的を効果
的に達成でき、その信奉発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して差支えない。
以下、具体例により本発明を更に詳しく説明する。
[
長さ30m、@1.8m、厚さ3Iで、その−面に通水
路を形成した防水シートをトンネルの一次覆工コンクリ
ート内周壁に当接し、縦、横各ioam、厚さ3nll
l大のホットメルト接着剤シートを重ね、この接着剤シ
ートの上からコンクリート尾灯を一次覆工コンクリート
に打込んだ。この場合、コンクリート尾灯はその頭部が
ホットメルト接着剤シート内に埋没された状態にあった
。次いで、バーナーを用いてホットメルト接着剤シート
を加熱熔融させた。接着剤シートはこれにより流動して
コンクリート釘を自然に被覆した。放冷すると上記加熱
部分は固化し、このようにして形成された被覆層は水密
性に富み、かつ丈夫なものであった。
路を形成した防水シートをトンネルの一次覆工コンクリ
ート内周壁に当接し、縦、横各ioam、厚さ3nll
l大のホットメルト接着剤シートを重ね、この接着剤シ
ートの上からコンクリート尾灯を一次覆工コンクリート
に打込んだ。この場合、コンクリート尾灯はその頭部が
ホットメルト接着剤シート内に埋没された状態にあった
。次いで、バーナーを用いてホットメルト接着剤シート
を加熱熔融させた。接着剤シートはこれにより流動して
コンクリート釘を自然に被覆した。放冷すると上記加熱
部分は固化し、このようにして形成された被覆層は水密
性に富み、かつ丈夫なものであった。
A3J3−灸
長さ17m、Itll、8m、厚さ3■の防水シートの
他面に長さ方向の両側縁部に沿って50C11間隔に外
径4cm、内径3.5国、厚さ5Iの表面を螢光塗料で
着色したポリエチレン製枠体を熱融着した。次いで、前
記融着した枠体内にホットメルト接着剤を熔融して充填
し、放冷固化させた。このようにして製造した防水シー
トの一面をトンネルの一次覆工コンクリート内周壁に当
接し、前記充填したホットメルト接着剤の上から、コン
クリート尾灯を一次覆工コンクリートに打込んだ。この
釘はコンクリート尾灯の頭部に螢光塗料を混練したホッ
トメルト接着剤を塗布したもので、この釘を前記充填し
たホットメルト接着剤の上からこれを貫通して一次覆工
コンクリートに打込むと、その頭部は充填したホットメ
ルト接着剤シート内に埋没された状態にあった。この状
態でバーナーを用いて充填したホットメルト接着剤及び
釘の頭部に塗布したホットメルト接着剤を加熱熔融させ
た。接着剤はこれにより流動してコンクリート釘を被覆
した。放冷すると、上記加熱部分は固化し、このように
して形成された被覆層は水密性に富み。
他面に長さ方向の両側縁部に沿って50C11間隔に外
径4cm、内径3.5国、厚さ5Iの表面を螢光塗料で
着色したポリエチレン製枠体を熱融着した。次いで、前
記融着した枠体内にホットメルト接着剤を熔融して充填
し、放冷固化させた。このようにして製造した防水シー
トの一面をトンネルの一次覆工コンクリート内周壁に当
接し、前記充填したホットメルト接着剤の上から、コン
クリート尾灯を一次覆工コンクリートに打込んだ。この
釘はコンクリート尾灯の頭部に螢光塗料を混練したホッ
トメルト接着剤を塗布したもので、この釘を前記充填し
たホットメルト接着剤の上からこれを貫通して一次覆工
コンクリートに打込むと、その頭部は充填したホットメ
ルト接着剤シート内に埋没された状態にあった。この状
態でバーナーを用いて充填したホットメルト接着剤及び
釘の頭部に塗布したホットメルト接着剤を加熱熔融させ
た。接着剤はこれにより流動してコンクリート釘を被覆
した。放冷すると、上記加熱部分は固化し、このように
して形成された被覆層は水密性に富み。
かつ丈夫なものであった。
この場合、枠体及び釘の頭部に蛍光塗料を塗布しである
ので比較的薄暗いトンネル内においても釘の打込み場所
が容易に確認でき1作業性の良いものであった。
ので比較的薄暗いトンネル内においても釘の打込み場所
が容易に確認でき1作業性の良いものであった。
また、頭部に接着剤を塗布していない釘を用いる場合に
は、釘の頭部が汚れていると、その部分に接着剤が接着
し難い場合があるが、本実施例の場合には釘の頭部に予
め螢光塗料を混練した接着剤を塗布しであるため、釘の
頭部のホットメルト接着剤の接着性は良好なものであっ
た。
は、釘の頭部が汚れていると、その部分に接着剤が接着
し難い場合があるが、本実施例の場合には釘の頭部に予
め螢光塗料を混練した接着剤を塗布しであるため、釘の
頭部のホットメルト接着剤の接着性は良好なものであっ
た。
A生涯主
具体例2において用いたシートの一面の前記枠体に対応
する位置に、更に直径4al、厚さ3mのホットメルト
接着剤シートを溶着させた防水シートを用いて、実施例
2と同様の操作でこれを一次覆工コンクリートに固定し
た。この場合には、バーナーの熱は釘を通して一面のホ
ットメルト接着剤に伝わり、防水シートを熔かすことな
く、−面のホットメルト接着剤を熔融し、これにより釘
とホットメルト接着剤シートとが一面にお%s”(も接
着された。このようにして固定された防水シートの釘打
込み部分の水密性は更に良好なものであった。
する位置に、更に直径4al、厚さ3mのホットメルト
接着剤シートを溶着させた防水シートを用いて、実施例
2と同様の操作でこれを一次覆工コンクリートに固定し
た。この場合には、バーナーの熱は釘を通して一面のホ
ットメルト接着剤に伝わり、防水シートを熔かすことな
く、−面のホットメルト接着剤を熔融し、これにより釘
とホットメルト接着剤シートとが一面にお%s”(も接
着された。このようにして固定された防水シートの釘打
込み部分の水密性は更に良好なものであった。
而して、本発明方法は上述したように構成したので、極
めて簡単に、かつ任意の一次覆工コンクリート内周壁部
分に防水シートを固定し得、その操作性は良好なもので
ある。そして、防水シートの固定部材打込み部は熱可溶
性物質で被覆されているため、この部分からの漏水を確
実に防止し得る等の特長を有する。
めて簡単に、かつ任意の一次覆工コンクリート内周壁部
分に防水シートを固定し得、その操作性は良好なもので
ある。そして、防水シートの固定部材打込み部は熱可溶
性物質で被覆されているため、この部分からの漏水を確
実に防止し得る等の特長を有する。
第1図は防水シートが配設されるトンネル覆工部の断面
側面図、第2図は従来の一次覆工コンクリートへの防水
シートの取付状態を示す一部省略拡大断面平面図、第3
図は本発明に用いられる防水シートの一例を示す一部省
略斜視図、第4図は本発明の実施に際し、防水シートを
釘で一次覆工コンクリート内周壁に取り付けた状態を示
す一部省略拡大断面側面図、第5図は本発明の実施によ
り一次覆工コンクリート内周壁に防水シートが固定され
た状態を示す一部省略拡大断面側面図である。 1・・・防水シート、 5・・・−次覆工コンクリー
ト、6・・・熱可溶性物質シート、 7・・・釘。 8・・・頭部。 出願人 藤 森 工 業 株式会社 代理人 弁理士 小 島 隆 司 第3図
側面図、第2図は従来の一次覆工コンクリートへの防水
シートの取付状態を示す一部省略拡大断面平面図、第3
図は本発明に用いられる防水シートの一例を示す一部省
略斜視図、第4図は本発明の実施に際し、防水シートを
釘で一次覆工コンクリート内周壁に取り付けた状態を示
す一部省略拡大断面側面図、第5図は本発明の実施によ
り一次覆工コンクリート内周壁に防水シートが固定され
た状態を示す一部省略拡大断面側面図である。 1・・・防水シート、 5・・・−次覆工コンクリー
ト、6・・・熱可溶性物質シート、 7・・・釘。 8・・・頭部。 出願人 藤 森 工 業 株式会社 代理人 弁理士 小 島 隆 司 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆工コンク
リートとの間に配設され、一次覆工コンクリート側から
の湧水が二次覆工コンクリート側に浸出するのを防止す
る防水シートを一次覆工コンクリート内周壁に固定する
防水シートの固定方法において、防水シートの一面を一
次覆工コンクリート内周壁面に向けて当接させると共に
、防水シートの他面に熱可熔性物質層を形成し、次いで
熱可熔性物質層側からこの熱可熔性物質層及び防水シー
トを順次貫通して一次覆工コンクリート壁に釘等の固定
部材を打込むことにより前記釘等の固定部材の頭部の一
部もしくは全部を前記熱可熔性物質層中に埋設せしめ、
その後熱可熔性物質層を加熱することにより熱可熔性物
質層で釘等の固定部材頭部を覆うことを特徴とする防水
シートの固定方法。 2、熱可熔性物質層がホットメルト接着剤層である特許
請求の範囲第1項記載の固定方法。 3、固定部材がコンクリート釘である特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63005501A JPS63172000A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 防水シートの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63005501A JPS63172000A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 防水シートの固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172000A true JPS63172000A (ja) | 1988-07-15 |
JPS6362639B2 JPS6362639B2 (ja) | 1988-12-02 |
Family
ID=11612963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63005501A Granted JPS63172000A (ja) | 1988-01-13 | 1988-01-13 | 防水シートの固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63172000A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0438400A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-07 | K F C:Kk | トンネル防水シートの垂れ回避施工法 |
JP2010222901A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 止水構造及び止水方法 |
-
1988
- 1988-01-13 JP JP63005501A patent/JPS63172000A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0438400A (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-07 | K F C:Kk | トンネル防水シートの垂れ回避施工法 |
JP2010222901A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 止水構造及び止水方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6362639B2 (ja) | 1988-12-02 |
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