JPS63171957A - 高所作業現場の資材等運搬法及び装置 - Google Patents

高所作業現場の資材等運搬法及び装置

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JPS63171957A
JPS63171957A JP201787A JP201787A JPS63171957A JP S63171957 A JPS63171957 A JP S63171957A JP 201787 A JP201787 A JP 201787A JP 201787 A JP201787 A JP 201787A JP S63171957 A JPS63171957 A JP S63171957A
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澤谷 重義
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DAIICHI KOGYO KK
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高所作業現場への資材等の搬入と、該現場内
での資材等の搬送とを含む高所作業現場の資材等の運搬
法及び装置に関する。
(従来の技術) 建設現場等においては、左官工事・タイル工事・石工率
等が高所で行われることが多く、これら高所作業・工事
・施工等を行い易いように、例えば鋼管単管足場あるい
は枠組鋼管足場等を仮設し、該足場上で作業することが
一般的に行なわれている。上述されるような高所作業現
場等の仮設設備は、工事のできばえの皇子、安全性、経
済性等を左右するものであり、これらの点を十分に配慮
して仮設設備工作を行うことが要請される。
斯る仮設設備には、地上の外壁材、タイル、セメント等
の資材及び工具等を高所作業現場に荷揚する荷揚設備が
不可欠であり、その荷重が比較的軽いものである場合、
第6図に示されるような巻上機、即ち例えば電動ホイス
トを足場等に設置して用いることが一般的である。  
− 第6図は電動ホイストの足場への設置状態を示す図であ
り、鋼管製主柱(201)と、該主柱(201)にブラ
ケット(203)を介して固定される足場板(205)
  とを備える鋼管足場(20?) に電動ホイスト(
211)を設置するに際し、従来では、前記主柱(20
1)に取着・固定される衝止用ブラケット(213)の
横メンバ(215)先端のクランプ(217)に、電動
ホイスト(211)上端のフック(09)を係合してい
た。
資材等の高所作業現場への搬入は、前述の如く設置され
る電動ホイスト(211)のワイヤ(220)に、地上
の資材等を取付けて巻上げることにより行われるが、こ
の従来の高所作業現場への資材等搬入法には、以下に説
明するような問題点を有していた。
(発明が解決しようとする問題点) 即ち高所作業現場の資材等の運搬は、地上での巻上位置
への資材搬送が不可欠であり、巻上位置に搬送された資
材は資材巻上げにより作業現場へ搬入され更に該作業現
場内で作業中箇所へ搬送される。
しかしながら、前述の如〈従来では、電動ホイスト(2
11)を主柱(201)に固着される衝止用ブラケット
(213)に係合させるため、ホイスト(211)の位
置即ち巻上位置は、ブラケット(213)の位置に固定
される。従って、巻上位置を、地上での資材搬送距離が
最少となるように設定すると、高所作業現場内での資材
搬送距離が長くなり、該作業現場内での資材搬送作業員
が多数必要となるばかりでなく、高所作業現場内での資
材搬送は非常に困難且つ危険であるため、事故が多発す
る恐れがある。
また、巻上位置を高所作業現場内での資材搬送距離が最
小となるように設定すると、地上での資材搬送距離が長
くなり搬送作業員を多数必要とするばかりでなく、作業
中箇所が移動すれば、巻上位置を移動させる必要があり
、そのつと衝止用ブラケット(213)及び電動ホイス
ト(211)の付は換え等を行なわなければならず、そ
の作業が煩雑であった。
本発明は、斯る現状に鑑みなされたものであり、その目
的は、ホイスト等の巻上機の位置をその付は換えなしに
自在に移動し、似りてホイスト等の付換作業の省略及び
地上での資材搬送の省力化を図り、更には高所作業現場
内での資材搬送を省力化するとともに安全なものとする
資材運搬法と、その方法を最も有利に実現し得る装置と
を提−供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上説明した従来の高所作業現場での資材運搬法の問題
点を解決し、本発明の目的を達成するには、以下に説明
するような方法、及び装置が有利である。
即ち、本発明の高所作業現場の資材運搬法は、該作業現
場にそって横架される軌条と、該軌条を走行する走行機
とを設け、前記走行機に取着される巻上機により、地上
の資材等を巻上げて前記作業現場に搬入し、前記走行機
を前記軌条にそって横移動せしめ、前記資材等の前記巻
上位置の設定及び搬入後の資材等の前記作業場内での搬
送を行うことを特徴とする。
本発明の方法を最も有効に行い得る実施態様としては、
前記高所作業現場を囲周する如く前記軌条を設ける方法
を挙ることができる。
また、本発明の高所作業現場の資材等運搬装置は、高所
作業現場にそって横架され、パイプ状主−軌条と、該主
軌条と平行して配設されるガイド軌条とから成る軌条を
設けるとともに、前記主軌条外周上方に当接する主ロー
ラと、前記ガイド軌条を挟持する少くとも1対のガイド
ローラとを有する走行機を併設して成る。
また、本発明の装置においては、前記軌条は、別途該軌
条脣取付けられる取付手段にて固定されて前記作業現場
に横架され、前記走行機は、下方に巻上機を取付られる
とともに、前記軌条上を走行することを特徴とする。
本発明の走行機においては、前記主軌条外周下方に当接
して該主軌条を前記主ローラに当接する如く保持する補
助ローラを設けても良い。
また、本発明の前記軌条において−5その好ましい実施
態様として、前記軌条が、端部に着脱自在な連結部を有
する、直線状単位軌条及び曲線状単位軌条を、任意の数
及び順序で連結して成るものを例示できる。
(作用) 前述の従来技術の問題点を解決し、本発明の目的を達成
するには、高所作業現場の資材等運搬法及び装置を以上
のような構成とすることが有利である。
即ち、本発明の高所作業現場の資材運搬法は、該作業現
場にそって軌条を横架し、該軌条を走行する走行機を該
軌条に取付け、更に該走行機に巻上機を取着したものを
用いるため、巻上機の取は換えなしに軌条にそフた任意
の場所を地上の資材等の啓上位置として設定でき、巻上
位置膜゛定作業を簡略化し更に地上搬送距離を最少のも
のとして地上での資材搬送作業員数を最少限に押えるこ
とが可能となる。
また、巻き上げた資材等を、走行機を軌条にそって走行
させてそのまま横穆動せしめ、高所作業現場内での作業
中箇所に該資材を搬送するようにしたため、搬送時にお
ける資材の荷重は、軌条が支えることとなり、危険な高
所作業現場での資材等搬送作業の省力化及び安全化を図
ることができる。
本発明による地上での資材搬送作業の省力化、高所作業
現場での資材搬送作業の省力化及び安全化等を最も有利
に達成するものとしては、前記軌条を高所作業現場が囲
周される如く設ける方法が例示できる。
また、本発明の高所作業現場の資材運搬装置は、上記方
法を有効に実施し得るものである。即ち本発明の装置は
、前記軌条をパイプ状主軌条及びガイド軌条から成る極
めて軽量なものとし、更にその走行機も構造が簡単で安
価であるばかりでなく軽量であり、該装置取付作業が容
易で、取付場所である足場等への荷重負担が少くてすむ
更に、走行機は、ガイド軌条を挟持するガイドローラを
配設して左右方向の揺れを防止するとともに、例えば補
助ローラを設けることによって前後方向の揺れ及び主軌
条の主ローラからの掛は外れを防止しているため、軌条
での走行が円滑である。
更にまた、本発明によれば前記軌条を端部に着脱自在な
連結部を有する、直線状単位軌条及び曲線状単位軌条を
組み合せて構成できるため、作業現場の形状に合せて軌
条の形状を変化させることが可能であり、特に高所作業
現場を囲周する如く軌条を設けることが容易である。
(実施例) 以下、本発明の高所作業現場の資材等運搬装置及びその
装置を用いた資材運搬方法を実施例に基づき説明する。
即ち、本実施例の高所作業現場の資材運搬装置は、第5
図に示されるような軌条を備える。即ち、第5図は、本
実施例の軌条(2)の構成を説明するための斜視図であ
り、図からも明らかなように、本実施例の軌条(2)は
、直線状単位軌条(21)。
(21)と、曲線状単位軌条(23)とを連結して成る
直線状単位軌条(21)は、夫々平行する上パイプ(2
5)と、主軌条をなす下パイプ(27)と、ガイド板(
31)と、三者(25) 、 (27) 、 (31)
を連結する縦メンバ(33) 、 (33) 、 (3
3)からなり、上・下パイプ(25)。
(27)は、一方の端部に雄型連結部(35) 、 (
35)を、他端に雌型連結部(37) 、 (37)を
備えている。
又、曲線状単位軌条(23)は、夫々同一の曲率及び角
度で屈曲して平行する上・下パイプ(39)。
(41)及びガイド軌条(43)と三者(39) 、 
(41) 、 (43)を連結する縦メンバ(45) 
、 (45)からなり、上・下パイプ(39) 、 (
41)は、一方の端部に雄型連結部(35)。
(35)を他端に雌型連結部(37) 、 (37)を
備えている。
従って、夫々の単位軌条(21) 、 (23)は夫々
の雄型連結部(35) 、 (35)を前方の軌条(2
3) 、 (21)の雌型連結部(37) 、 (37
)に挿入・嵌合して連結されるものであり、これらの単
位軌条(21) 、 (23)を任意の数及び順序で連
結することにより、任意の型状の軌条(2)を構成でき
る。
斯る軌条(2)を走行する走行機は、第3図及び第4図
に示されるような構造を有す、る、即ち、第3図は、本
実施例の走行機を前記軌条に取着した状態での縦断面図
であり、第4図はその側面図である。
第3図からも明らかなように、本実施例の走行機(51
)は、左右の半休(53) 、 (55)からなる本体
(57)を備えている。
左右半休(53)、(55)は、ボス部(59) 、 
(81)を有しており、該ボス部(s+) 、 ([1
1)には1対の主ローラ取付軸(63) 、 (83)
が本体(57)内側より夫々嵌合されている。該主ロー
ラ取付軸(63) 、 (63)は、本体(57)外側
に突出したネジ部(67) 、 (69)にワッシャ(
71) 、 (71)を取付け、ナツト(7s) 、 
(75)を螺合して夫々左右半休(53) 、 (55
)に固定されている。
主ローラ取付軸(63) 、 (83)の先端部には、
ボルト(79) 、 (79)によりテーバ面(81)
を有する主ローラ(83) 、 (83)が取着される
。この主ローラ(83)。
(83)の主ローラ取付軸(63) 、 (83)への
取付けは、左半休(53)の主ローラ(83)断面から
明らかなように、ボス部(59)内周より大きな外周を
有するスリーブ(84)と、主ローラ(83)内周面に
固着されるボールベアリング(85)とを前記軸(63
)に順次嵌合し、更に軸(63)端に円板状ホルダ(8
7)をボルト(79)で締着することにより行なわれる
斯る主ローラ(83) 、 (83)は、軌条(2)の
下パイプ(27)の外周上方に先端のテーバ面(81)
を当接して走行機(51)にかかる荷重を負担する。更
に、主ローラ(23) 、 (23)を左右1対として
夫々別個に回転するようにしたため、軌条(2)が屈曲
した場所においてもその走行が妨げられない。
また左右半休(53)、(55)には、前記ボス部(5
9) 、 (61)下方に補助ローラ取付穴部(87)
 、 (89)を備えており、該穴部(87) 、 (
89)には、補助ローラ軸(91)の両端が夫々嵌合さ
れている。補助ローラ軸(91)は、該軸(91)の本
体(57)外側に突出するネジ部(93) 、 (95
)にワッシャ(97) 、 (97)を取付け、ナツト
(99) 、 (99)を螺合して固定される。この補
助ローラ軸(91)は、第4図に示されるように主ロー
ラ軸(63)の下方に前後1対設けられる。
補助ローラ(101)は、該ローラ(101)内周面に
固着されるボールベアリング(103)を、スリーブ(
105) 、 (107)で挟持されており補助ローラ
軸(91)に回動自在に固定されている。
断る補助ローラ(91)、(91)は、走行機(51)
の前後方向の揺れ、及び主ローラ(83) 、 (83
)からの下パイプ(27)の掛は外れを下パイプ(27
)外周下方に当接して防止している。
また、左右半休(53) 、 (55)の主ローラ取付
ボス部(51)、(61)上方には、本体内側に突設さ
れ、二枚−組の補強板(ltt) 、 (111) 、
 (113) 、 (113)により補強されるガイド
ローラ取付部材(115) 、(117)を備えている
。ガイドローラ取付部材(115) 、 (117)に
は、垂直にナツト(121) 、(121)で該部材(
115)。
(117)に固定される軸(123) 、(123)を
介してガイドローラ(125) 、 (125)が回動
自在に取付られている。
この1対のガイドローラ(125) 、 (125)は
、軌条(2)のガイド板(33)を左右方向より挟持し
ており、走行機の左右方向の揺れを防止している。また
、該左右1対のガイドローラ(125) 、 (125
)は、第4図に示される如く前後2組設けられる。
更に、左右半休(53) 、 (55)は主ローラ取付
ボス部(s9) 、 (61)直下且つ補助ローラ軸取
付穴部(87) 、 (89)より下方に取付金具取付
穴部(121)。
(122)を設けており、該穴部(121) 、 (1
22)には、取付金具軸(125)の両端が嵌合されて
いる。該軸(125)は、本体外部に突出するネジ部(
127) 。
(129)にワッシャ(131) 、(131)を取り
付け、ナツト(133) 、 (133)を螺合して固
定されており、前記補助ローラ軸(91) 、 (91
)と該取付金具軸(125)とを固定することにより左
右半休(53) 、 (55)は一体化され、本体(5
7)を構成する。
また、取付金具軸(125)は取付金具(135)のボ
ス部(137)に該金具(135)が揺動可能となるよ
うに嵌合されており、ピン(139) 、 (139)
により軸(125)中央部に位置するようその左右方向
の摺動を規制されている。
取付金具(135)は、下方に延出される巻上機取着部
(141)と、前後に延出される紐体締結部(143)
 、 (143)とを備えており、巻上機取着部(14
1)端部には、巻上機のフックを係合する長大(145
)が、紐体締結部(143) 、 (143) 4部に
は紐体締結用穴部(147) 、 (147)がそれぞ
れ設けられている。
また、本体(57)外側には、ネジ(iss)により前
記主ローラ釉(83) 、 (+13) 、前記補助ロ
ーラ軸(91) 、 (91)及び取付金具軸(125
)端面にて締着される左右カバー(151) 、 (1
53)が設けられる。
斯る構造を有する高所作業現場の資材運搬装置を、第1
図に示されるように設置した。第1図は、本実施例の装
置の取付状態図であり、第1図に示されるように、軌条
(2)は、ブラケット(161)を介して足場主柱(1
63)に取着される。即ち、ブラケット(161)は垂
直部(165)と水平部(167)とから成り、両者(
165) 、 (167)は筋かい部(169)により
補強されている。斯るブラケット(161)は、垂直部
(165)のクランプ(171)にて主柱(163)に
締結され、下部保合部(173)を該主柱(163)に
当接させて主柱(163)に固着される。また、軌条(
2)は水平部(167)先端のクランプ(175)で、
上パイプをはさみ、該クランプ(175)をボルト(1
77)締めして取付・固定される。
軌条(2)には、前記走行機(51)が取付られており
、該走行機(51)の取付金具(141)の長大(16
5)には、電動ホイスト(179)上部のフック(18
1)が係合されており、紐体締結用穴部(147) 、
 (147’)には紐体(183) 、 (184)が
締結されている。走行機(51)は、上記紐体(183
) 、 (184)を牽引することにより軌条(2)を
走行する。
以上説明したような、軌条及び走行機から成る資材運搬
装置を用いた、高所作業現場の資材運搬法の好−実施例
を第2図に基づき説明する。
第2図(a) 、 (b) 、 (C)は、本発明の資
材運搬法に係わる実施例を説明するための模式平面図で
あり、本実施例において、前記軌条(2)は、建設現場
(1)を所定高さで囲周する如く設けられ、該軌条(2
)に前述の如く前記走行機(51)を取付た。資材の運
搬は、先ず第2図(a)に示される如く行なわれた。
即ち、地上(5)の資材集積所(7)に最も近い場所を
資材巻上位置(8)とし、走行機(51)を移動せしめ
、更にこの場所(8)への資材(6)搬送を行い、走行
機(51)に取付された電動ホイストにより巻上作業を
行った。
しかる後、資材(6)を巻上げたまま、該走行機(51
)を軌条(2)にそって図中矢示の方向に移動し、作業
中箇所(9)への資材(6)搬送を行った。
斯る資材(6)運搬作業により、地上での巻上位置への
資材(6)搬送距離を最短なものとし、更に高所作業現
場での資材(6)搬送作業の省力化、安全化を達成する
ことができた。
また、第2図(b)に示されるように、地上(5)の資
材集積所(7)が、左方に移動した位置(7°)となっ
た場合、走行機(51)を軌条(2)にそフて左方に移
動して資材巻上位置(8)を地上(5)での資材(6)
搬送が最短となる位置(8°)に移動せしめ、電動ホイ
スト等の付換え作業なしに、前述と同様に資材(6)運
搬することができた。
更に、第2図(b)に示されるように、工事作業が進行
して作業中箇所(9)が新たな位置(9°)に移動した
場合、走行機(51)を更に新たな作業箇所(9°)近
傍まで移動させれば、前述と同様に資材運搬できた。
また、資材の2つの作業中箇所(9) 、 (9°)間
での搬送することも、作業中箇所(9) 、 (9°)
間で走行機(51)を往復移動させることにより効率よ
く行える。更に高低差のある作業中箇所間においても、
走行機(51)に取着された巻上機により資材(6)を
上下移動させることにより、資材(6)搬送が効率よく
行えた。
尚、第2図、(a) 、 (b) 、 (c)において
は、同様の箇所、機材には同一の番号を付し、その説明
をはふいた。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の高所作業現場の資材
等運搬法は、建設現場等の高所作業現場への外壁材等の
資材等の荷上げ及び該作業現場内での資材等の搬送に有
利である。即ち、本発明によれば、高所作業現場にそっ
て横架された軌条に取付られる走行機を、軌条にそった
任意の位置に移動し、走行機に取付けられる巻上機の位
置をその付換えなしに自在に移動するため、地上での資
材搬送の省力化を達成できる。更には巻上げた資材を走
行機とともに横移動させることができるため、地上から
巻上げた資材の作業中箇所への搬送及び2つ以上の作業
中箇所間での資材搬送等、高所作業現場内での資材搬送
作業の省力化、安全化を実現できる。
特に、作業中箇所間の資材搬送においては、走行機に取
着される巻上機を利用して、上下高低差のある作業中箇
所間での荷上げ、荷下し等をも行えるため、例えば、外
壁材施工作業において走行機により資材を横移動し、巻
上機により資材を上下移動させることにより外壁部全面
にわたって資材の搬送を行える。また、例えば作業現場
が屋上等の平面状であり、その作業中箇所がこの平面全
体に点在あるいは移動する場合には、これら作業中箇所
及びその移動方向にそって軌条を張り巡らせることも可
能である。
また、本発明の高所作業現場の資材等運搬装置によれば
、その軌条をパイプ状主軌条及びガイド軌条から成る軽
量・簡単なものとしたため安価で、取付場所である足場
等への荷重負担が少くてすむ。
更に、走行機は、主ローラ、ガイドローラからなり、ガ
イドローラにより左右の揺れを防止し、更には補助ロー
ラを設けて前後の揺れを有効に防止することができ円滑
に軌条を走行でき、更にその構造が簡単であり、軽量安
価である。
また、軌条を単位軌条を連結して構成するようにでき、
且つその組立・分解作業が容易なため、任意の形状の現
場で使用できるばかりでなく、反復使用することが可能
であり、仮設設備として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る高所作業現場の資材等運搬装置
の取付状態図であり、第2図は、本発明の資材等運搬法
の実施状態を説明するための模式図であり、第3図は、
本発明の装置に係る走行機の軌条に取付られた状態での
縦断面図であり、第4図はその側面図であり、第5図は
本発明の装置に係る軌条の斜視図であり、第6図は従来
の電動ホイスト取付状態図である。 尚、図中(2)は軌条、(21) 、 (23)は上パ
イプ、(27) 、 (41)は下パイプ、(31) 
、 (43)はガイド軌条、(33) 、 (45)は
縦メンバ、(51)は走行機、(83)は主ローラ、(
101)は補助ローラである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高所作業現場において、該作業現場にそって横架
    される軌条と、該軌条を走行する走行機とを設け、 前記走行機に取着される巻上機により、地上の資材等を
    巻上げて前記作業現場に搬入し、 前記走行機を前記軌条にそって横移動せしめ、前記資材
    等の前記巻上位置の設定及び搬入後の資材等の前記作業
    場内での搬送を行うことを特徴とする高所作業現場の資
    材等運搬法。
  2. (2)前記軌条は、前記高所作業現場を囲周する如く設
    けられることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の高所作業現場の資材等運搬法。
  3. (3)高所作業現場にそって横架され、パイプ状の主軌
    条と、該主軌条と平行して配設されるガイド軌条とから
    成る軌条と、 前記主軌条外周上方に当接する主ローラと、前記ガイド
    軌条を挟持する少くとも1対のガイドローラとを有し、
    下方に巻上機が取付られ前記軌条を走行する走行機とを
    備えることを特徴とする高所作業現場の資材等運搬装置
  4. (4)前記走行機は、前記主軌条外周下方に当接して該
    主軌条を前記主ローラに当接する如く保持する補助ロー
    ラを有することを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
    載の高所作業現場の資材等運搬装置。
  5. (5)前記軌条は、端部に着脱自在な連結部を有する、
    直線状単位軌条及び曲線状単位軌条を、任意の数及び順
    序で連結して成ることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項又は第4項のいずれか1項に記載の高所作業現場の資
    材等運搬装置。
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