JPS63171351A - 差動型電界効果トランジスタ酸素センサ - Google Patents

差動型電界効果トランジスタ酸素センサ

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JPS63171351A
JPS63171351A JP62001673A JP167387A JPS63171351A JP S63171351 A JPS63171351 A JP S63171351A JP 62001673 A JP62001673 A JP 62001673A JP 167387 A JP167387 A JP 167387A JP S63171351 A JPS63171351 A JP S63171351A
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JP
Japan
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oxygen
fet
film
effect transistor
field effect
Prior art date
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Pending
Application number
JP62001673A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Miyahara
裕二 宮原
Keiji Tsukada
啓二 塚田
Hiroyuki Miyagi
宮城 宏行
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SEITAI KINOU RIYOU KAGAKUHIN SHINSEIZOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
SEITAI KINOU RIYOU KAGAKUHIN SHINSEIZOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明を差動型電界効果トランジスタ酸素センサに係り
、特に雑音に対して安定にでき、温度補償を容易にする
のに好適な差動型電界効果トランジスタ(以下FETと
記す)酸素センサに関するものである。
〔従来の技術〕
現在、医療用酸素センサとしてクラーク型酸素電極が広
く使用されており、プロシーデイングスオブザサードセ
ンサシンポジウム(1983)第21頁から第26頁(
Proc、 of the 3rd。
5ensor Symposium (1983) p
p 21〜26 )において半導体技術を用いて製作し
た小型なりラーク型酸素電極が述べられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来のクラーク型酸素電極の出力電流は、比較的大
きな温度依存性を持っており、この主な原因は、酸素透
過膜の酸素透過係数が大きな温度依存性を持っているこ
とによる。そして、酸素透過係数の温度依存性は、酸素
透過膜の材料や構造によって大きく異なり、従来のクラ
ーク型酸素電極では出力電流の温度補償が煩雑であると
いう問題点があった。
本発明の目的は、雑音に対して安定で、かつ、温度補償
が容易な差動型FETll1センサを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、酸素に応答する酸素FETと酸素に応答し
ない参照FETとを同−基枚に形成し。
それぞれのFETの出力電流または出力電圧の差動測定
を行うことによって達成するようにした。
〔作用〕
酸素FETの温度特性は、酸素解離反応に基づくゲート
電極/固体電解質界面の電位変化の温度特性と半導体物
性の温度特性によって決まる。一方、参照FETの温度
特性は、半導体物性の温度特性のみによって決まる。し
たがって、酸素PETと参照FETとをワンチップシリ
コン基板に形成すれば、FET特性のばらつきが小さく
なり、各々のFETの出力電流または出力電圧の差動測
定を行えば、半導体物性の温度特性は相殺され、差動出
力は酸素解離反応に基づく電位変化に温度特性のみとな
る。この温度特性は理論式から計算することができ、温
度補償が簡単になる。
〔実施例〕
)い□100.〜□3□オ、あ□、お よび第4図を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の差動型FET酸素センサの一実施例を
示す断面図である。第1図において、シリコン基板1に
不純物を拡散し、酸素FETのソース2、ドレイン3お
よび参照FETのソース4、ドレイン5を形成しである
。各FETのソース、ドレイン間のシリコン表面がチャ
ネルとなり、このチャネル上には絶縁膜6を形成し、そ
の上に固体電解質膜7を1!を層しである。固体電解質
膜7上の酸素FETのゲート電極8は、酸素解離反応の
触媒作用を有する導電体とし、参照FETのゲート電t
ij9は、酸素解離反応を生じさせない導電体としであ
る。
上記実施例の差動型FET酸素センサが良好な温度特性
を示すためには、酸素FETと参照FETをできるだけ
接近させて形成し、FETのしきい値電圧やトランスコ
ンダクタンスにばらつきが生じないようにする必要があ
る。また、本実施例の差動型FET酸素センサが酸素に
対して良好な応答特性を示すためには、酸素FETのゲ
ート電極8は、室温で高い触媒能力を特った材料である
必要があり、例えば、pt(白金)、Pd(パラジウム
)、Ir(イリジウム)、Au(金)等の貴金属あるい
は、上記金属のうちのいくつかを積層または合金とした
ものなどが好ましい、これらのゲート電w48上で酸素
分子が効率よく分解されるためには、ゲート電極8は多
孔性あるいは膜厚が、1000Å以下であることが望ま
しい、また、参照FETのゲート電極9は、例えば、A
Q (アルミニウム)やポリシリコンのような酸素解離
反応の触媒作用を有さない導電体かまたは上記した酸素
FETのゲート電極8と同じ材料で膜厚が1000Å以
上のものが好ましい。
第2図は本発明の他の実施例を示す第1図に相当する断
面図であり、第1図と同一部分は同で符号で示しである
。これは、シリコンオンサファイア(SOS)基板を用
いて製作した差動型FET酸素センサの断面構造を示し
ており、サファイア基板10上にシリコン層を一部エッ
チングしてシリコンアイランド11を形成し、その中に
不純物を拡散して酸素FETのソース2.ドレイン3お
よび参照FETの゛ソース4.ドレイン5を形成しであ
る。絶縁膜6.固体電解質膜7およびゲート電極8.9
は第1図の実施例と同じである。このようにSO8基板
10を用いると、酸素FETと参照FETを電気的に分
離することができ、クロストークをなくすことができる
第3図は本発明のさらに他の実施例を示す第1図に相当
する断面図である。第3図において、絶縁膜6、固体電
解質膜7およびゲート電極8,9の構造は第1図と同様
であるが、シリコン基板1の中にウェル12を礼成し、
このウェル12の中に不純物を拡散して酸素FETのソ
ース2.ドレイン3および参照FETのソース4.ドレ
イン5を形成しである。このように、ウェル12の中に
FETセンサを製作するようにしたので、酸素FETと
参照FETの間のクロストークをなくすことができる。
また、本実施例では、シリコン基板1を用いているので
、第2図の実施例より低価格のセンサを提供することが
できる。
本発明の第1図に示した実施例の差動型FET酸素セン
サを用いてセンサ特性を測定した。ただし、第1図にお
いて、絶縁膜6として厚さ500人の5iOz膜を形成
し、その上に厚さ1000人のSi3N4膜を積層し、
また、固体電解質膜7としてY z Oaを8モル%含
有したZr0z膜をスパッタリング法により1000人
積層した。酸素FETのゲート電極8は、スパッタリン
グ法により形成した厚さ100人の白金とし、参照FE
Tのゲート電極9は、真空蒸着法により形成した厚さ3
000人のアルミニウムとした。このセンサを暗箱中に
設置し、雰囲気ガス中の酸素分圧を0 、1 atm一
定とし、センサの温度を変化させたときの出力電圧を記
録した。第4図は各FETのドレイン電流を100μA
一定としたときのセンサの出力電圧と温度との関係を示
した線図である。
図中aの温度特性は本発明の実施例の差動型FET酸素
センサのもので、bの温度特性は酸素FETのみを用い
た場合である。37℃付近の温度係数は、aの特性で−
0,2mV/”C、bの特性で−1,2mV/’Cであ
った。このように、本発明゛の実施例の差動型FET酸
素センサを用いることにより、酸素FETを単独で用い
た場合より温度特性を大幅に改善することができる。
(発明の効果〕 以上説明したように1本発明によれば、酸素FETと参
照FETとがワンチップに形成しであるので、各FET
のしきい値電圧や伝達コンダクタンス等のばらつきが少
なく、各FETの出力電流または出力電圧の差動測定を
行うことにより。
温度特性の優れた酸素センサとすることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の差動型FET酸素センサの一実施例を
示す断面図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の他の実
施例を示す第1図に相当する断面図、第4図は第1図に
示す実施例の効果を説明するための線図である。 ■・・・基板、2・・・酸素FETのソース、3・・・
酸素FETのドレイン、4・・・参照FETのソース、
5・・・参照FETのドレイン、6・・・絶縁膜、7・
・・固体電解質膜、8・・・酸素FETのゲート電極、
9・・・参照FETのゲート電極、10・・・サファイ
ア、11・・・シリコンアイランド、12・・・ウェル
。 代理人 弁理士 小川勝馬   −゛ も 2 口 も30 f−3L+−図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリコンの表面または表面近傍に所定間隔をおいて
    該シリコンとは異なる伝導形の領域を2個設けてそれぞ
    れソースとドレインとし、前記2個の領域の間のシリコ
    ン表面に絶縁膜を形成してこれをゲート絶縁膜とし、該
    ゲート絶縁膜上に固体電解質膜を積層し、該固体電解質
    膜上にゲート電極を設けてなる電界効果トランジスタ2
    個を同一基板に形成し、そのうちの1個の電界効果トラ
    ンジスタを酸素分子を解離する反応の触媒効率が高いゲ
    ート電極を有する酸素電界効果トランジスタとし、他の
    1個の電界効果トランジスタを酸素解離反応の触媒効率
    が低いゲート電極を有する参照電界効果トランジスタと
    したことを特徴とする差動型電界効果トランジスタ酸素
    センサ。 2、前記ゲート絶縁膜は、SiO_2膜あるいはSiO
    _2膜上にSi_3N_4膜を積層した膜である特許請
    求の範囲第1項記載の差動型電界効果トランジスタ酸素
    センサ。 3、前記固体電解質膜は、Y_2O_3またはCaOを
    ドーピングしたZnO_2膜あるいはLaF_3膜ある
    いはSrまたはEnをドーピングした LaF_3膜である特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の差動型電界効果トランジスタ酸素センサ。 4、前記酸素電界効果トランジスタのゲート電極の電極
    材料は、Pt、Pd、Ir、Auのいずれかまたはこれ
    らのうちの複数個を合金としたものであり、該ゲート電
    極の構造は、多孔質または10〜1000Åの膜厚であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項または第3項記載
    の差動型電界効果トランジスタ酸素センサ。 5、前記参照電界効果トランジスタのゲート電極の電極
    材料は、AlまたはポリシリコンまたはPt、Pd、I
    r、Auのいずれかまたはこれらのうちの複数個を合金
    としたものであり、膜厚が1000Å以上である特許請
    求の範囲第1項または第2項または第3項または第4項
    記載の差動型電界効果トランジスタ酸素センサ。
JP62001673A 1987-01-09 1987-01-09 差動型電界効果トランジスタ酸素センサ Pending JPS63171351A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010029805A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 国立大学法人岡山大学 ガスセンサ
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