JPS6316894Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316894Y2 JPS6316894Y2 JP1983163044U JP16304483U JPS6316894Y2 JP S6316894 Y2 JPS6316894 Y2 JP S6316894Y2 JP 1983163044 U JP1983163044 U JP 1983163044U JP 16304483 U JP16304483 U JP 16304483U JP S6316894 Y2 JPS6316894 Y2 JP S6316894Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- side member
- hole
- bush
- bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 241001232202 Chrysothamnus stylosus Species 0.000 claims 1
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建設機械等に使用されるピンの取付
構造に関し、詳しくは大型の移動式トラツククレ
ーンにおけるテレスコープ型の伸縮ブームや全溶
接格子構造のラチスブーム(以下、ブームと称
す。)のブーム基端部を旋回体フレームに回転可
能に取付ける際に好適なピンの取付け構造、殊に
無給油ブツシユを採用し、該ブツシユのピンとの
摺接面を保護するようにしたピンの取付け構造に
関する。
構造に関し、詳しくは大型の移動式トラツククレ
ーンにおけるテレスコープ型の伸縮ブームや全溶
接格子構造のラチスブーム(以下、ブームと称
す。)のブーム基端部を旋回体フレームに回転可
能に取付ける際に好適なピンの取付け構造、殊に
無給油ブツシユを採用し、該ブツシユのピンとの
摺接面を保護するようにしたピンの取付け構造に
関する。
従来、上記したような大型クレーンにおけるブ
ーム基端部(ブームフツト)のピンの取付け構造
は、例えば、実開昭57−117406号公報にも見られ
る如く、ピンとブツシユとの同心度を確保するよ
うに種々工夫されているが、ブームやピンが重量
物であるため、ピンの取付け取り外し作業は、そ
れらをクレーンで吊り上げて行わねばならず、依
然としてピンとブツシユとの同心度を確保するこ
とは困難である。
ーム基端部(ブームフツト)のピンの取付け構造
は、例えば、実開昭57−117406号公報にも見られ
る如く、ピンとブツシユとの同心度を確保するよ
うに種々工夫されているが、ブームやピンが重量
物であるため、ピンの取付け取り外し作業は、そ
れらをクレーンで吊り上げて行わねばならず、依
然としてピンとブツシユとの同心度を確保するこ
とは困難である。
また、上記ピンの取付け部は潤滑性が要求され
る部位であるので、頻繁に給油乃至グリースの供
給が必要であるが、該部位は外部に露出している
部分もあることから、砂や塵等が付着し易く、ブ
ツシユの早期摩耗が生じると言う問題があつた。
る部位であるので、頻繁に給油乃至グリースの供
給が必要であるが、該部位は外部に露出している
部分もあることから、砂や塵等が付着し易く、ブ
ツシユの早期摩耗が生じると言う問題があつた。
これらを回避すべく、ブツシユの軽量化として
樹脂製ブツシユとすると共に、その内周表面に固
体潤滑材を被覆し、外部からの給油等をなくすと
言つた工夫が成されるようになつてきた。
樹脂製ブツシユとすると共に、その内周表面に固
体潤滑材を被覆し、外部からの給油等をなくすと
言つた工夫が成されるようになつてきた。
ところが、上記樹脂製ブツシユはその硬度がピ
ンより低いために、ピンをブツシユに挿入する
際、芯合わせが不完全な状態であると、ブツシユ
の内周表面、殊にその角がピンにより削られてバ
リが発生し、そのバリがピンとブツシユとの間に
かみ込み、ブツシユ内周表面を損傷し、円滑な潤
滑が果たせなくなり、所謂無給油ブツシユを提供
できないと言う問題点を有していた。
ンより低いために、ピンをブツシユに挿入する
際、芯合わせが不完全な状態であると、ブツシユ
の内周表面、殊にその角がピンにより削られてバ
リが発生し、そのバリがピンとブツシユとの間に
かみ込み、ブツシユ内周表面を損傷し、円滑な潤
滑が果たせなくなり、所謂無給油ブツシユを提供
できないと言う問題点を有していた。
また、前記従来技術においては、一応の同心度
を確保することは可能ではあるが、ピンが固定側
部材のフレームの穴に食い付き、回転側部材のブ
ツシユに入り込み始めた状態においては、固定側
部材の穴が隙間の大きな穴であること並びに該固
定側部材と前記回転側部材との隣接間隔が大きい
こととが相まつて、依然としてピンの角がブツシ
ユの内周表面に当接した状態を呈するので、上記
問題点は解消されない。
を確保することは可能ではあるが、ピンが固定側
部材のフレームの穴に食い付き、回転側部材のブ
ツシユに入り込み始めた状態においては、固定側
部材の穴が隙間の大きな穴であること並びに該固
定側部材と前記回転側部材との隣接間隔が大きい
こととが相まつて、依然としてピンの角がブツシ
ユの内周表面に当接した状態を呈するので、上記
問題点は解消されない。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、ピンとブ
ツシユとの同心度にかかわりなく、ピンの角でブ
ツシユの内周表面が損傷されるのを防止すること
をその技術的課題とするものであり、該課題を解
決する為の技術的手段として、前記ブツシユのピ
ン挿入側端部内面に、前記ブツシユの内径より大
きい内径を有する鋼製の保護リングを装着したも
のである。
ツシユとの同心度にかかわりなく、ピンの角でブ
ツシユの内周表面が損傷されるのを防止すること
をその技術的課題とするものであり、該課題を解
決する為の技術的手段として、前記ブツシユのピ
ン挿入側端部内面に、前記ブツシユの内径より大
きい内径を有する鋼製の保護リングを装着したも
のである。
即ち、ピンが挿入されてきた時に、たとえ同心
度が正確でなくとも、第3図に示すように、固定
側部材の穴に案内されてはいても、まず前記保護
リングにピンの角が当接する。その後、ピンの先
端テーパがこれに案内されるので、もはやピンの
角がブツシユの内周表面に当接することがない。
度が正確でなくとも、第3図に示すように、固定
側部材の穴に案内されてはいても、まず前記保護
リングにピンの角が当接する。その後、ピンの先
端テーパがこれに案内されるので、もはやピンの
角がブツシユの内周表面に当接することがない。
従つて、ブツシユの内周表面に存在する固体潤
滑材を損傷することがないので、所謂無給油ブツ
シユが達成できる。
滑材を損傷することがないので、所謂無給油ブツ
シユが達成できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は、本考案が適用される機械式クローラ
クレーンのブーム基端部の平面図、第2図は本考
案の部分側断面図、第3図は本考案の作用を説明
する図で、図中同一物を同一符号で示している。
クレーンのブーム基端部の平面図、第2図は本考
案の部分側断面図、第3図は本考案の作用を説明
する図で、図中同一物を同一符号で示している。
第1図において、1はブームで、それ自体は公
知の構造であり、1a,1bはブーム1の基端部
で、ブーム中心線より左右に分岐しており、基端
部1a,1bは旋回体2に固定された2組の取付
けブラケツト2a,2bにそれぞれピン3,3’
により回転可能に連結されるものである。本考案
はこのような箇所に適用されるものであるが、そ
の構造は第2図に示す通りである。
知の構造であり、1a,1bはブーム1の基端部
で、ブーム中心線より左右に分岐しており、基端
部1a,1bは旋回体2に固定された2組の取付
けブラケツト2a,2bにそれぞれピン3,3’
により回転可能に連結されるものである。本考案
はこのような箇所に適用されるものであるが、そ
の構造は第2図に示す通りである。
即ち、第2図において、回転側部材としてのブ
ーム基端部1aのピン穴4には、グラスフアイバ
ーのような樹脂製のブツシユ5が内嵌されてお
り、そのブツシユ5の内面にはテフロン繊維より
なる固体潤滑材層6がコーテイングされている。
ーム基端部1aのピン穴4には、グラスフアイバ
ーのような樹脂製のブツシユ5が内嵌されてお
り、そのブツシユ5の内面にはテフロン繊維より
なる固体潤滑材層6がコーテイングされている。
またブーム基端部1aのピン挿入側端部内面に
は、鋼製の保護リング7が設けられており、その
内径はブツシユ5の内径より大きい径を有するよ
うに形成されている。この保護リング7は、その
内面端部を好ましくは図示の如く、テーパ状7a
に形成したり、曲面状に形成することによつて、
第3図のような同心度の悪い状態でピン3を挿入
する際にも、まず前記保護リングにピンの角が当
接し、その後、ピンの先端テーパがこれに案内さ
れるので、もはやピンの角がブツシユの内周表面
に当接することがなく、ブーム基端部1aの荷重
を保護リング7で支持しながら、該ピン3を案内
してブツシユ5内にスムースに挿入され、上記固
体潤滑材層6を損傷することがない。
は、鋼製の保護リング7が設けられており、その
内径はブツシユ5の内径より大きい径を有するよ
うに形成されている。この保護リング7は、その
内面端部を好ましくは図示の如く、テーパ状7a
に形成したり、曲面状に形成することによつて、
第3図のような同心度の悪い状態でピン3を挿入
する際にも、まず前記保護リングにピンの角が当
接し、その後、ピンの先端テーパがこれに案内さ
れるので、もはやピンの角がブツシユの内周表面
に当接することがなく、ブーム基端部1aの荷重
を保護リング7で支持しながら、該ピン3を案内
してブツシユ5内にスムースに挿入され、上記固
体潤滑材層6を損傷することがない。
以上のように本考案では、保護リングを付加す
るだけの簡単な構造でもつて、ブツシユとピンと
の同心度が差ほど正確でなくともブツシユ内面の
固体潤滑材層6の損傷が防止できるので、無給油
ブツシユが達成でき、ピンの着脱作業が容易にか
つ迅速に行い得る効果を奏し、実用上極めて有利
なピンの取付け構造を提供することができる。
るだけの簡単な構造でもつて、ブツシユとピンと
の同心度が差ほど正確でなくともブツシユ内面の
固体潤滑材層6の損傷が防止できるので、無給油
ブツシユが達成でき、ピンの着脱作業が容易にか
つ迅速に行い得る効果を奏し、実用上極めて有利
なピンの取付け構造を提供することができる。
第1図は本考案が適用される一例を示す平面
図、第2図は本考案の実施例を示す部分側断面
図、第3図は本考案の作用を説明する図である。 1a,1b……基端部(回転側部材)、2a,
2b……取付けブラケツト(固定側部材)、3,
3’……ピン、5……ブツシユ、7……保護リン
グ。
図、第2図は本考案の実施例を示す部分側断面
図、第3図は本考案の作用を説明する図である。 1a,1b……基端部(回転側部材)、2a,
2b……取付けブラケツト(固定側部材)、3,
3’……ピン、5……ブツシユ、7……保護リン
グ。
Claims (1)
- 固定側部材の穴と、回転側部材の穴とにピンを
挿入し、該回転側部材を前記固定側部材に対して
回転可能に取付けるようにしたピンの取付け構造
において、前記回転側部材の穴に、挿入されるピ
ンとの摺接面が固体潤滑材で被覆された樹脂製の
ブツシユを内嵌すると共に、そのピン挿入側端部
内面に、前記ブツシユの内径より大きい内径を有
する鋼製の保護リングを装着したことを特徴とす
るピンの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16304483U JPS6069817U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | ピンの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16304483U JPS6069817U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | ピンの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069817U JPS6069817U (ja) | 1985-05-17 |
JPS6316894Y2 true JPS6316894Y2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=30357861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16304483U Granted JPS6069817U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | ピンの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6069817U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6174284B1 (ja) * | 2017-03-06 | 2017-08-02 | 株式会社エス・エス・ケイ | 連結ピン挿入ジグ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5528450Y2 (ja) * | 1977-05-18 | 1980-07-07 | ||
JPS53162497U (ja) * | 1977-05-26 | 1978-12-19 | ||
JPS5932734Y2 (ja) * | 1981-01-14 | 1984-09-13 | 日立建機株式会社 | 継手構造 |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP16304483U patent/JPS6069817U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6069817U (ja) | 1985-05-17 |
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