JPH0416579Y2 - - Google Patents

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JPH0416579Y2
JPH0416579Y2 JP1987139870U JP13987087U JPH0416579Y2 JP H0416579 Y2 JPH0416579 Y2 JP H0416579Y2 JP 1987139870 U JP1987139870 U JP 1987139870U JP 13987087 U JP13987087 U JP 13987087U JP H0416579 Y2 JPH0416579 Y2 JP H0416579Y2
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JP
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pin
clamp body
steel
conductor
ground wire
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JP1987139870U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鉄塔頂部に取付けて架空地線を揺動可
能に配設する架空地線用塔頂型懸垂クランプに関
する。
〔従来の技術〕
この種の塔頂型懸垂クランプは、第4図及び第
5図に示す如く、地線を導体押え具14とでクラ
ンプするアルミ合金製クランプ本体10を、その
両U形取付部9,9でスタンド1の上部に対設さ
れた一対の支持アーム6,6に下方から嵌め込み
鋼製ピン15,15により支持アーム6,6に回
転可能に取付け、ピン15は、第5図に示す如く
導体押え具14側の端部に円形鍔部31を突設し
てクランプ本体10からのピン15の脱落を防止
すると共に、このピン15を止ねじ17によりU
形取付部9の内側軸受部16に固定していた。
従つて、止ねじ17が折れない限り、ピン15
はクランプ本体10と一体となつて支持アーム6
上で回転する。このピン15と支持アーム6は共
に鋼製でピン15は一般に熱処理されているか
ら、支持アーム6上でピン15が回転しても該箇
所に殆ど摩粍が生じない。又、U形取付部9の外
側軸受部32は内側軸受部16よりも幅が狭いけ
れども、止めねじ17によつてピン15が内方へ
引き込むことがないため、所要軸受面積が確保さ
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、止めねじ17はクランプ本体10と
ピン15との回転の際に剪断力をうけて折損する
ことがある。止ねじ17が折損すると、ピン15
とU形取付部9との連結が解かれ、ピン15とク
ランプ本体10のU形取付部9との相対運動が生
じ、ピン15は鋼製でクランプ本体10はアルミ
合金製であると、U形取付部9のピン取付孔20
が急速に摩粍し早期に交換しなければならない事
態が発生する。又、U形取付部9との連結を解か
れたピン15が内方へ引き込むことにより、外側
軸受部32のピン支持面積が減少し、軸受部32
にはその許容荷重を越える荷重によつて焼付きや
摩粍が発生する。
本考案は前記の点に鑑みてなされたもので、鋼
製ピンとアルミ合金製クランプ本体のU形取付部
とを連結子で連結しないで、U形取付部の軸受部
の鋼製ピンによる摩粍、焼付きを回避できるよう
にした架空地線用塔頂型懸垂クランプの提供を目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するための本考案の構成を第1
図〜第3図を用いて説明する。
地線を導体押え具14とでクランプするアルミ
合金製クランプ本体10の両U形取付部9,9を
鋼製スタンド1の一対の支持アーム6,6に鋼製
ピン15,15を介して回転可能に取付けるよう
にした架空地線用塔頂型懸垂クランプにおいて、
鋼製ピン15の一端部に非円形鍔部18を一体突
設すると共に、U形取付部9の外側軸受部32か
ら突き出した鋼製ピン15の他端部にストツパ2
2を設け、アルミ合金製クランプ本体10の両U
形取付部9,9の導体押え具14側には非円形鍔
部18を係止する段部19を形成する。
〔作用〕
ピン15はその非円形鍔部18でクランプ本体
10の段部19に係止されているため、クランプ
本体10が回転すると、クランプ本体10と一体
に回転する。従つて、ピン15とU形取付部9と
の相対運動が発生せず、鋼製のピン15によるア
ルミ合金製のU形取付部9の軸受部摩粍は殆ど生
じない。又、ピン15の導体押え具14側への移
動はストツパ22で阻止されるため、外側軸受部
32はピン支持面積の減少による摩粍、焼付きが
発生しない。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図及び第2図において、1は鉄塔頂部に取付け
る鋼製のスタンドで、ボルト2及びナツト3で鉄
塔頂部に取付ける方形ベース4の両側にそれぞれ
上部を支持アーム6で連接した両支持部5,5を
立設して二つの支持アーム6,6を対設する。
7はアルミ合金製の懸垂クランプで、上面中央
長手方向に導体案内溝8を形成しその両外側中央
部にU形取付部9,9を突設したクランプ本体1
0と、下面に導体案内溝8と対向させる導体押え
溝11を形成しその両外側に挿通するボルト12
及びナツト13でクランプ本体10に取付ける導
体押え具14からなり、両U形取付部9,9をス
タンド1の支持アーム6,6の中央部に下方から
挿入して鋼製のピン15,15により支持アーム
6,6に回転可能に取付ける。
ピン15は一端部に角形鍔部18を一体突設
し、他端部にストツパ22をピン23で固着す
る。一方、クランプ本体10のU形取付部9の導
体押え具14側には、U形取付部9から支持アー
ム6へ挿通したピン15の角形鍔部18を係止す
るための段部19を形成している(第1図〜第3
図)。
尚、ピン15は導体押え具14をクランプ本体
10に取付ける前にU形取付部9と支持アーム6
に挿入して角形鍔部18をクランプ本体の段部1
9に係合し、ついでピン15の他端部にストツパ
22を取付けている。又、本実施例ではクランプ
本体の段部で係止するピン15の鍔部は角形とし
ているが、本考案は角形に限定されるものではな
く、ピンの回転をクランプ本体の段部で阻止でき
る形状であればよく、切欠円、3角、だ円その他
の非円形のものを使用できる。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、スタンドにアルミ合金製クランプ本体のU形
取付け部を回転可能に取付けるようにした鋼製ピ
ンの一端部にU形取付部の段部に係合する非円形
鍔部を突設しているので、スタンドの支持アーム
に対して鋼製ピンはクランプ本体と一体に回転し
てU形取付部との相対運動が起きないため、鋼製
のピンによるアルミ合金製のU形取付部の摩粍は
殆ど生じない。また、U形取付部の外側軸受部よ
り突き出たピンの他端部にストツパを突設してい
るので、外側軸受部にはピン支持面積の減少によ
る摩粍、焼付きが発生しない。従つて、鋼製ピン
とアルミ合金製クランプ本体のU形取付部とを連
結子で連結することなしに、U形取付部の軸受部
の摩粍、焼付きを防止できる優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は同
一部断面した側面図、第3図は同実施例のクラン
プ本体の縦断面図、第4図は従来装置の一部断面
した側面図、第5図は同装置のクランプ本体の縦
断面図である。 1……スタンド、6……支持アーム、9……U
形取付部、10……クランプ本体、14……導体
押え具、15……ピン、18……非円形鍔部、1
9……段部、22……ストツパ、32……外側軸
受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地線を導体押え具とでクランプするアルミ合金
    製クランプ本体の両U形取付部を鋼製スタンドの
    一対の支持アームに鋼製ピンを介して回転可能に
    取付けるようにした架空地線用塔頂型懸垂クラン
    プにおいて、前記鋼製ピンの一端部に非円形鍔部
    を一体突設すると共に、前記U形取付部の外側軸
    受部から突き出した鋼製ピンの他端部にストツパ
    を設け、前記アルミ合金製クランプ本体の両U形
    取付部の導体押え具側には前記非円形鍔部を係止
    する段部を形成したことを特徴とする架空地線用
    塔頂型懸垂クランプ。
JP1987139870U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH0416579Y2 (ja)

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JPS6445427U JPS6445427U (ja) 1989-03-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4821186B1 (ja) * 1968-07-10 1973-06-27

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JPS4821186U (ja) * 1971-07-20 1973-03-10
JPH022021Y2 (ja) * 1981-05-06 1990-01-18

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