JPS5921096Y2 - 自動車におけるボ−ルスタツドとセンタリンク等との結合構造 - Google Patents
自動車におけるボ−ルスタツドとセンタリンク等との結合構造Info
- Publication number
- JPS5921096Y2 JPS5921096Y2 JP13843578U JP13843578U JPS5921096Y2 JP S5921096 Y2 JPS5921096 Y2 JP S5921096Y2 JP 13843578 U JP13843578 U JP 13843578U JP 13843578 U JP13843578 U JP 13843578U JP S5921096 Y2 JPS5921096 Y2 JP S5921096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- taper
- pole stud
- pole
- mating member
- same
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0695—Mounting of ball-joints, e.g. fixing them to a connecting rod
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車の例えばステアリング系あるいはサス
ペンション系において、ポールスタッドと相手部材例え
ばセンタリンクあるいはナックルアームとの間にテーパ
ー型のコーンを介在せしめて、くさび効果を大きくする
ようにした結合構造の改良に関するものである。
ペンション系において、ポールスタッドと相手部材例え
ばセンタリンクあるいはナックルアームとの間にテーパ
ー型のコーンを介在せしめて、くさび効果を大きくする
ようにした結合構造の改良に関するものである。
従来、実開昭50−120121号公報から明らかな如
くこのポールスタッドとセンタリンクとの結合構造は、
第1図に示すように、下端の球状部1をソケット2によ
って保持されたポールスタッド3のテーパ一部4は、こ
れと同じテーパー角度を有するセンタリンク5のテーパ
ー穴6に挿入せられ、プレーンワッシャ7を介してナツ
ト8で締付は結合し、さらに割ピン9で固定した結合構
造となっているが、ポールスタッド3のテーパ一部4は
機械加工の精度上盛ずしもその全長でテーパー穴6に密
着することが困難であり、そのため締付は後に初期弛み
を起したり、道路の縁石乗上げ時に発生する大荷重によ
ってテーパ一部4にヘタリを生じ、ナツト8の破断やポ
ールスタッド3の折損変形等を誘発するおそれがあった
。
くこのポールスタッドとセンタリンクとの結合構造は、
第1図に示すように、下端の球状部1をソケット2によ
って保持されたポールスタッド3のテーパ一部4は、こ
れと同じテーパー角度を有するセンタリンク5のテーパ
ー穴6に挿入せられ、プレーンワッシャ7を介してナツ
ト8で締付は結合し、さらに割ピン9で固定した結合構
造となっているが、ポールスタッド3のテーパ一部4は
機械加工の精度上盛ずしもその全長でテーパー穴6に密
着することが困難であり、そのため締付は後に初期弛み
を起したり、道路の縁石乗上げ時に発生する大荷重によ
ってテーパ一部4にヘタリを生じ、ナツト8の破断やポ
ールスタッド3の折損変形等を誘発するおそれがあった
。
本考案は、このポールスタッド3とテーパー穴6との間
にテーパーコーンを挿入することにより、上記した技術
の欠点等を解消するとともにテーパ一部の結合力を高め
、ステアリング系あるいはサスペンション系の信頼性を
向上させることを目的としたもので゛ある。
にテーパーコーンを挿入することにより、上記した技術
の欠点等を解消するとともにテーパ一部の結合力を高め
、ステアリング系あるいはサスペンション系の信頼性を
向上させることを目的としたもので゛ある。
次に本考案のサスペンション系における実施例を第2図
について説明する。
について説明する。
なお第1図と第2図において同一符号は同一部材を示す
ものとする。
ものとする。
第2図において、センタリンク5には、下部にポールス
タッド3と同一テーパー角度とした第1テーパ一部10
と、さらにその上部にはこの第1テーパ一部10と逆向
きのテーパー角度とした第2テーパ一部11とを形成す
る。
タッド3と同一テーパー角度とした第1テーパ一部10
と、さらにその上部にはこの第1テーパ一部10と逆向
きのテーパー角度とした第2テーパ一部11とを形成す
る。
12は本考案のテーパーコーンで、リング状に形成しか
つその軸線の方向にスリット13を有し、さらにその内
周面14は上記ポールスタッド3のテーパ一部4と同一
のテーパー角度となし、外周面15は上記センタリンク
5の第2テーパ一部11と同一のテーパー角度とする。
つその軸線の方向にスリット13を有し、さらにその内
周面14は上記ポールスタッド3のテーパ一部4と同一
のテーパー角度となし、外周面15は上記センタリンク
5の第2テーパ一部11と同一のテーパー角度とする。
なおこの内周面14のテーパー角度はポールスタッド3
のテーパ一部4と同様に%〜%のテーパーとし、外周面
15のテーパー角度は、センタリンク5の第2テーパ一
部11と同様に内周面14のテーパー角度より大きい%
、5〜3Aとすることが適当であって、これはナツト8
を締付ける時に有効かつ十分な締付は座面を確保するた
めである。
のテーパ一部4と同様に%〜%のテーパーとし、外周面
15のテーパー角度は、センタリンク5の第2テーパ一
部11と同様に内周面14のテーパー角度より大きい%
、5〜3Aとすることが適当であって、これはナツト8
を締付ける時に有効かつ十分な締付は座面を確保するた
めである。
またこのテーパーコーン12の材料は炭素鋼または合金
鋼等を使用し、焼入、焼戻しを行ない少なくともセンタ
リンク5の硬さ以上(HRC30以上)に処理してヘタ
リを少なくし、さらにこの時のセンタリンク5の第2テ
ーパ一部11の長さはセンタリンク5の厚さHに対して
%〜2AHが必要である。
鋼等を使用し、焼入、焼戻しを行ない少なくともセンタ
リンク5の硬さ以上(HRC30以上)に処理してヘタ
リを少なくし、さらにこの時のセンタリンク5の第2テ
ーパ一部11の長さはセンタリンク5の厚さHに対して
%〜2AHが必要である。
以上説明したように本考案はポールスタッドと相手部材
との結合に当り、この両者の接触部にテーパーコーンを
介在せしめることにより、ナツト締付けの際スリットが
もたらすフレキシビリティにより、テーパーコーンは自
動的にポールスタッドと相手部材との両者に対し最良の
接触面積を与えるとともに、そのクサビ効果により両者
の固着力を著しく向上せしめ、さらに道路その他の状況
によるポールスタッド頭部に作用する繰返し荷重、特に
ポールスタッドの抜は方向に働く荷重に対しては、これ
らの部材に対する応力が分散せられ、ナツト座面および
ナツトネジ部付近の応力が軽減されるので、ナツトネジ
山のせん断(従ってポールスタッドの相手部材からの抜
け)やナツト座面のへタリ (即ちナツトの弛み)が防
止されるとともに、従来構造の如きキャッスルナツト、
割ピンおよびポールスタッドのピン孔加工等が不要とな
る。
との結合に当り、この両者の接触部にテーパーコーンを
介在せしめることにより、ナツト締付けの際スリットが
もたらすフレキシビリティにより、テーパーコーンは自
動的にポールスタッドと相手部材との両者に対し最良の
接触面積を与えるとともに、そのクサビ効果により両者
の固着力を著しく向上せしめ、さらに道路その他の状況
によるポールスタッド頭部に作用する繰返し荷重、特に
ポールスタッドの抜は方向に働く荷重に対しては、これ
らの部材に対する応力が分散せられ、ナツト座面および
ナツトネジ部付近の応力が軽減されるので、ナツトネジ
山のせん断(従ってポールスタッドの相手部材からの抜
け)やナツト座面のへタリ (即ちナツトの弛み)が防
止されるとともに、従来構造の如きキャッスルナツト、
割ピンおよびポールスタッドのピン孔加工等が不要とな
る。
第1図は従来構造によるポールスタッドとセンタリンク
との結合構造の縦断面図、第2図は本考案による結合構
造の一実施例の縦断面図、第3図イはテーパーコーンの
縦断面図、同図口は同平面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・球状部、2・・・・・・ソケット、3・
・・・・・ポールスタッド、4・・・・・・テーパ一部
、5・・・・・・センタリンク、6・・・・・・テーパ
ー穴、7・・・・・・プレーンワッシャ、8・・・・・
・ナツト、9・・・・・・割ピン、10・・・・・・第
1テーパ一部、11・・・・・・第2テーパ一部、12
・・・・・・テーパーコーン、13・・・・・・スリッ
ト、14・・・・・・内周面、15・・・・・・外周面
、H・・・・・・センタリンクの厚さ。
との結合構造の縦断面図、第2図は本考案による結合構
造の一実施例の縦断面図、第3図イはテーパーコーンの
縦断面図、同図口は同平面図をそれぞれ示す。 1・・・・・・球状部、2・・・・・・ソケット、3・
・・・・・ポールスタッド、4・・・・・・テーパ一部
、5・・・・・・センタリンク、6・・・・・・テーパ
ー穴、7・・・・・・プレーンワッシャ、8・・・・・
・ナツト、9・・・・・・割ピン、10・・・・・・第
1テーパ一部、11・・・・・・第2テーパ一部、12
・・・・・・テーパーコーン、13・・・・・・スリッ
ト、14・・・・・・内周面、15・・・・・・外周面
、H・・・・・・センタリンクの厚さ。
Claims (1)
- 自動車において、テーパ一部とネジ部とを有するポール
スタッドと、このポールスタッドのテーパー角度と同一
のテーパー角度とした第1テーパ一部とこの第1テーパ
一部と逆向きのテーパー角度とした第2テーパ一部とよ
りなる透孔を形成した相手部材と、別にリング状に形成
しかつその軸線の方向にスリットを有しさらに内周面は
上記ポールスタッドのテーパ一部と同一のチー バー
角度となし、外周面は上記相手部材の第2テーパ一部と
同一のテーパー角度としたテーパーコーンをポールスタ
ッドと相手部材との間に挿入しナツトにより緊締してな
る自動車におけるポールスタッドと相手部材との結合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13843578U JPS5921096Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 自動車におけるボ−ルスタツドとセンタリンク等との結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13843578U JPS5921096Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 自動車におけるボ−ルスタツドとセンタリンク等との結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5553667U JPS5553667U (ja) | 1980-04-11 |
JPS5921096Y2 true JPS5921096Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=29111612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13843578U Expired JPS5921096Y2 (ja) | 1978-10-06 | 1978-10-06 | 自動車におけるボ−ルスタツドとセンタリンク等との結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921096Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-06 JP JP13843578U patent/JPS5921096Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5553667U (ja) | 1980-04-11 |
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