JPS6316818A - 板金製歯車状部品の成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、円筒状素材のリム部に歯形を絞り加工して歯
車およびタイミングプーリ等の板金製歯車状部品を形成
づる板金製歯車状部品の成形方法に関するものである。

（従来技術） 従来から、例えば特開昭５９−４２１４４号公報に示さ
れるように、円板材をプレス加圧することによって底板
とその外周から起立するリム部とからなるカップ状素材
を形成し、このカップ状素材をパンチによりノランジ部
側からダイス内に１１入し、ダイスの内周面に設けられ
た成形歯に応じて所定形状の歯形を上記リム部に絞り加
ｆすることが行なわれている。

しかし、上記円板材は通常鋼板材をＩ抜き加にすること
によって形成される！こめ、第７図に示すように、剪断
仙小を受ける円板材１３の周縁部に破断部Ａが形成され
ることがある。したがって、第８図に示Ｉにうに、上記
破断部△を有する円板材をプレス加工することによ−）
゛（カップ状素材１４を形成し、このカップ状素材１４
のリノ＼部１５に歯形を絞り加工する揚台、第９図に示
すように、］−記破断部八に応力が集中してリム部１５
の歯面に割れＢが生じることがあった１゜ （発明の目的） 本発明は、上記の技術的ａ！題を解決するためになされ
たものであり、曲中な構成で歯車の歯面に割れを生じる
こと＜’ｃ　＜、所定形状の歯形を形成することができ
る板金製南中状部品の成形す法を提供するものである７
゜ （発明の構成） 本発明に係る板金製南中状部品の成形７３法は、円板月
をプレス加［ｉＪることに、１；つ−（内周７ランジ部
と、この内周ノランジ部の外周に連設されたリム部と、
このリム部の先端部に連設された外周ノランジ部とを備
えＩＣＦｌ　筒状寒村を形成し、この円筒状木材のリム
部をパンチにより上記内周７ランジ部側からダイス内に
１１人し、ダイスの内周面に形成された成形歯に応じて
リム部に歯形を絞り加［するようにしＩＣらのである。

上記の構成によれば、円板材を打抜き加工する際に破断
部が形成された場合で・ｂこの破断部が外周フランジ部
の周縁部に位ｄりることとなるので、１−記外周フラン
ジ部の内りに４；ｔ　’ＩＩＩするリム部に歯形を絞り
加工した場合におい（も、上記破断部に応力が集中する
ことがシ１く、割れの発生が防止されることとなる。

（実施例） 第１図は鋼板材を図外のプレス機によって打ち抜き加１
する等の手段で形成された円板材１を示しくいる。この
円板材１は第２図に示すように、中央部に位置決め孔２
が形成された内周フランジ部３と、この内周７ランジ部
３の外周から上方に起立するリム部４と、このリム部４
の先端部から側方に向けて突出する外周フランジ部５と
を備えた円筒状素材６にプレス加工される。

第３図は、上記円筒状素材６のリム部４に歯形を形成す
るために使用されるプレス型構造を示している。このプ
レス型構造は、上記円筒状素材６の内周７ランジ部３を
Ｆ下から挟持するパンチ７およびホルダー８と、この円
筒状Ｘｔ４６が圧入されるダイス９とを備えている。上
記パンチ７は下端部が１配円筒状素材６のリム部４内に
嵌入し得る大ぎさに形成され、かつ上記を端部の外周面
には、第４図に示すように、歯車の歯面および歯底に対
応した形状の凹溝１０が所定の間隔で形成されている。

また、１−記ホルダー８は、ダイス９内に冒降自もに支
りされ、かつその１端向には上記−ノランジ部３の位置
決め孔２内に嵌入されるボス１１が形成されｌいる。

」：記ダイス９は、内径が円筒状素材６の外径よりも小
さく設定されＩＣ筒状に形成され、その内周１１１１に
は上記パンｆ７の１１目＃！＋１０に対向した突条から
なる成形ｖ１４１２が周７ｊ向に所定のＩＮ隔で配設さ
れている。

以上のように構成されたプレス型構造を用いて歯車状部
品をプレス成形１するに番、シ、第５図に示すように［
記円筒状素七４６０内）＾１フランジ部３をパンデフと
ホルダー８とで挟持した状態で図外の駆動部によってパ
ン−１７を押土げ、円筒状素材６のリム部４を内周フラ
ンジ部３側からダイス９内に押込む。この結束、第６肯
に示すように、リム部４の南面部分および歯底部分が成
形歯１２によって内方に押ルされて変形し、パンチ７の
凹溝１０に圧接されつつ所定形状の南面および歯底が形
成される。またリム部４の歯先部分は、パンチ７の内周
面によって内方に押圧されて変形し、パンチ５の外Ｉ？
；１面に圧接されつつ所定の外径を有する歯先が形成さ
れる。

このように鋼板材から打抜き加工された円板材１によっ
て内周フランジ部３とリム部４と外周フランジ部５とを
備えた円筒状素材６を形成し、この円筒状素材６のリム
部４をダイス９内に圧入してその局面に歯形を絞り加工
するようにしたため、上記円板材１をＩ抜き加工する際
に生じる剪断荷重によって破断部が形成された場合にお
いてもこの破断部が外周７ランジ部５の周縁部に位置し
た状態でその内方に位置するリム部４に歯形が形成され
ることとなる。したがって１−記歯形を絞り加工する際
に生じる応力は、上記破断部にまで及ぶことがなく、こ
の破断部に応力が集中することによる割れの発生を防止
することができる。

まＩこ、Ｆ２歯形の絞り加工に際してリム部４の歯底部
分が歯先部分に比べて著しく変形するために大ぎな変形
抵抗を受１プ、上記リム部４の歯底部分とダイス９との
聞に生じる１ｍ抵抗によってリム部４が歯幅方向に大き
な引張り荷重を受（Ｊることとなるが、リム部４の先端
部に連設された上記外周フランジ部５の０右によってリ
ム部４の歯底部分の伸びが抑制される。したがって、１
−記リム部４の歯底部分に人さな引張り荷重が作用する
にも拘らず、この部分のみが大きく引伸ばされて歯幅方
向の長さが不揃いに４するのを防止することがぐきる。

（発明の効果） 以上説明しＩＣように本発明は、円板材をプレス加工す
ることによって内ＩＦａフランジ部と、この内周フラン
ジ部の外周に連設されたリム部と、このリム部の先端部
に連設された外周フランジ部とからなる円筒状Ｉｋ＠を
形成し、この円筒状素材のリム部を内周フランジ部側か
らダイス内に１１人してリム部に歯形を絞り加ｒりるよ
うにしたため、−り２円板材を１１扱ぎ加］−，’Ｊ’
　６　ＷＡに破断部が形成されＩＣ場合においてもこの
破断部が上記外周７ランジ部の周縁部に位置Ｊることと
なり、この破断部に上記歯形を絞り加■りる際に生じる
応力が集中するのを抑制することができ、したがって上
記破断部に応力が集中することによる割れの発生を簡単
な構成で防止することができる。

また、上記外周フランジ部を設番ノることによる補強効
果によって歯車の歯底部分と歯先部分との歯幅が不揃い
になることが防止され、上記歯幅を均一に揃えるための
仕上げ加工等を必要とすることなく所定形状の歯形を形
成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は円板材の実施例を丞Ｊ斜視図、第２図は円筒状
素材の実施例を示づ斜視図、第３図は本発明を実ｗＭす
るために用いるプレス型構造の実施例を示す断面図、第
４図は第３図のＩＶ　−ＩＶ線断面図、第５図は歯形を
絞り加［した状態を示す断面図、第６図は第５図のＶｌ
−Ｖｌ線断面図、第７図乃〒第９図は従来例を示す断面
図および斜視図である。 １・・・円板材、３・・・内周７ランジ部、４・・・リ
ム部、５・・・外周ノランジ部、６・・・円筒状素材、
７・・・パンチ、９・・・ダイス、１２・・・成形歯。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、円板材をプレス加工することによつて内周フランジ
   部と、この内周フランジ部の外周に連設されたリム部と
   、このリム部の先端部に連設された外周フランジ部とを
   備えた円筒状素材を形成し、この円筒状素材のリム部を
   パンチにより上記内周フランジ部側からダイス内に圧入
   し、ダイスの内周面に形成された成形歯に応じてリム部
   に歯形を絞り加工するようにしたことを特徴とする板金
   製歯車状部品の成形方法。