JPS6316624B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316624B2 JPS6316624B2 JP55126929A JP12692980A JPS6316624B2 JP S6316624 B2 JPS6316624 B2 JP S6316624B2 JP 55126929 A JP55126929 A JP 55126929A JP 12692980 A JP12692980 A JP 12692980A JP S6316624 B2 JPS6316624 B2 JP S6316624B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shaft
- input
- transmission
- main transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 68
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はトラクタの如き移動農機における後
退走行を行うための走行逆転機構に関するもので
ある。あらゆる種類の農作業に使用できるように
走行変速を多段でしかも前後進を同一段数とした
構造のものも要求されるようになり、又、動力取
出軸も多段に変速できる仕様のものが要求されて
いる現状である。
退走行を行うための走行逆転機構に関するもので
ある。あらゆる種類の農作業に使用できるように
走行変速を多段でしかも前後進を同一段数とした
構造のものも要求されるようになり、又、動力取
出軸も多段に変速できる仕様のものが要求されて
いる現状である。
そこで本発明はかゝる要求に鑑み、エンジン1
の動力を車輪23に伝える入力軸3、逆転出力軸
4及び主変速軸24はこの順序に直列的に設けら
れ、エンジン1の動力を作業機に伝える動力取出
軸7は上記の軸3,4,24に並行に設けられ、
その動力取出軸7にエンジン側において遊嵌され
た2段のバツク入力ギヤ10の入力側10aは入
力軸3に固着された入力ギヤ3aに常に噛合され
ると共に、他の出力軸10bはバツクカウンタギ
ヤ17を介してバツクギヤ15に噛合され、逆転
出力軸4に設けられた逆転クラツチ18は入力ギ
ヤ3a及びバツクギヤ15に選択的に係合するよ
うに設けられ、主変速軸24の部位において動力
取出軸7に遊嵌された多段ギヤ27のうちの入力
歯軸27aは逆転出力軸4の末尾に設けられたギ
ヤー4aに噛合されるとともに、他のギヤ27
b,27c……は主変速軸24に設けられた主変
速ギヤ28,29……に噛合されて主変速軸24
に設けられた主変速クラツチ31,32が選択的
にギヤー4a、主変速ギヤ28,29……に係合
するように設けられていることを特徴とする移動
農機における走行逆転機構を提供せんとするもの
である。そして、その構成を図示の1実施例にも
とづいて説明すれば、エンジン1に主クラツチ2
を介して連結された入力軸3の後部に逆転出力軸
4をベアリング5にて軸支すると共にこの逆転出
力軸4の後部はベアリング6にてミツシヨンケー
スへ軸支し、入力軸3と平行に配設した動力取出
軸7をベアリング8,9にてミツシヨンケースに
軸支する。そして歯部10a,10bを備えてい
るバツク入力ギヤ10は動力取出軸7上に遊転さ
せ、入力軸3の後部に形成した小径の入力ギヤ3
aを歯部10aに噛合せると共に、この入力ギヤ
3aとは外径の異なるPTO入力ギヤ11を入力
ギヤ3aよりも前位にて入力軸3を嵌着し、
PTO入力ギヤ11と動力取出軸7上に遊転させ
たPTOカウンタギヤ12とを噛合せ、動力取出
軸7へ軸方向にのみ移動自在に嵌合したPTOク
ラツチシフタ13は、このPTOカウンタギヤ1
2とバツク入力ギヤ10の歯部10aとに夫々設
けたクラツチ爪12a,10cに択一的に係合で
きるようにしてPTOミツシヨン機構14として
いる。又、逆転出力軸4上に遊転させたバツクギ
ヤ15は、ミツシヨンケースに固定している固定
軸16上を遊転させたバツクカウンタギヤ17を
介してバツク入力ギヤ10の歯部10bに噛合
せ、逆転出力軸4へ軸方向にのみ移動自在に嵌合
した逆転クラツチ18は、入力ギヤ3aとバツク
ギヤ15とに夫々設けたクラツチ爪3b,15a
に択一的に係合できるようにして逆転ミツシヨン
機構19としている。
の動力を車輪23に伝える入力軸3、逆転出力軸
4及び主変速軸24はこの順序に直列的に設けら
れ、エンジン1の動力を作業機に伝える動力取出
軸7は上記の軸3,4,24に並行に設けられ、
その動力取出軸7にエンジン側において遊嵌され
た2段のバツク入力ギヤ10の入力側10aは入
力軸3に固着された入力ギヤ3aに常に噛合され
ると共に、他の出力軸10bはバツクカウンタギ
ヤ17を介してバツクギヤ15に噛合され、逆転
出力軸4に設けられた逆転クラツチ18は入力ギ
ヤ3a及びバツクギヤ15に選択的に係合するよ
うに設けられ、主変速軸24の部位において動力
取出軸7に遊嵌された多段ギヤ27のうちの入力
歯軸27aは逆転出力軸4の末尾に設けられたギ
ヤー4aに噛合されるとともに、他のギヤ27
b,27c……は主変速軸24に設けられた主変
速ギヤ28,29……に噛合されて主変速軸24
に設けられた主変速クラツチ31,32が選択的
にギヤー4a、主変速ギヤ28,29……に係合
するように設けられていることを特徴とする移動
農機における走行逆転機構を提供せんとするもの
である。そして、その構成を図示の1実施例にも
とづいて説明すれば、エンジン1に主クラツチ2
を介して連結された入力軸3の後部に逆転出力軸
4をベアリング5にて軸支すると共にこの逆転出
力軸4の後部はベアリング6にてミツシヨンケー
スへ軸支し、入力軸3と平行に配設した動力取出
軸7をベアリング8,9にてミツシヨンケースに
軸支する。そして歯部10a,10bを備えてい
るバツク入力ギヤ10は動力取出軸7上に遊転さ
せ、入力軸3の後部に形成した小径の入力ギヤ3
aを歯部10aに噛合せると共に、この入力ギヤ
3aとは外径の異なるPTO入力ギヤ11を入力
ギヤ3aよりも前位にて入力軸3を嵌着し、
PTO入力ギヤ11と動力取出軸7上に遊転させ
たPTOカウンタギヤ12とを噛合せ、動力取出
軸7へ軸方向にのみ移動自在に嵌合したPTOク
ラツチシフタ13は、このPTOカウンタギヤ1
2とバツク入力ギヤ10の歯部10aとに夫々設
けたクラツチ爪12a,10cに択一的に係合で
きるようにしてPTOミツシヨン機構14として
いる。又、逆転出力軸4上に遊転させたバツクギ
ヤ15は、ミツシヨンケースに固定している固定
軸16上を遊転させたバツクカウンタギヤ17を
介してバツク入力ギヤ10の歯部10bに噛合
せ、逆転出力軸4へ軸方向にのみ移動自在に嵌合
した逆転クラツチ18は、入力ギヤ3aとバツク
ギヤ15とに夫々設けたクラツチ爪3b,15a
に択一的に係合できるようにして逆転ミツシヨン
機構19としている。
又、図示の移動農機はこの逆転ミツシヨン機構
19の後部に主変速機構20と副変速機構21、
超低速変速機構22とを設けて後車輪23,23
を駆動するように構成している。
19の後部に主変速機構20と副変速機構21、
超低速変速機構22とを設けて後車輪23,23
を駆動するように構成している。
即ち、主変速機構20は、主変速軸24を逆転
出力軸4の後部とミツシヨンケースとに夫々ベア
リング25,26にて軸支し、動力取出軸7へ遊
転した主変速カウンタギヤ27の歯部27aは逆
転出力軸4のギヤ4aに噛合せ、主変速軸24に
夫々遊転した主変速ギヤ28,29,30は主変
速カウンタギヤ27の歯部27b,27c,27
dに噛合せ、主変速軸24へ軸方向にのみ移動自
在に嵌入した主変速クラツチ31はギヤ4a又は
主変速ギヤ28の夫々のクラツチ爪に択一に係合
できるように、又、他の主変速クラツチ32は主
変速ギヤ29又は30の夫々のクラツチ爪に択一
に係合できるよう構成している。次に副変速機構
21は、副変速軸33を主変速軸24の後部とミ
ツシヨンケースへ夫々、ベアリング34,35に
て軸支し、動力軸7へ遊転した副変速カウンタギ
ヤ36の歯部36aは主変速軸24のギヤ24a
に噛合せ、又、副変速軸33へ遊転した副変速ギ
ヤ37を副変速カウンタギヤ36の歯部36bに
噛合せ、副変速軸33へ軸方向にのみ移動自在に
嵌合した副変速クラツチ38は、ギヤ24a又は
副変速ギヤ37の夫々のクラツチ爪に択一に係合
できるよう構成している。
出力軸4の後部とミツシヨンケースとに夫々ベア
リング25,26にて軸支し、動力取出軸7へ遊
転した主変速カウンタギヤ27の歯部27aは逆
転出力軸4のギヤ4aに噛合せ、主変速軸24に
夫々遊転した主変速ギヤ28,29,30は主変
速カウンタギヤ27の歯部27b,27c,27
dに噛合せ、主変速軸24へ軸方向にのみ移動自
在に嵌入した主変速クラツチ31はギヤ4a又は
主変速ギヤ28の夫々のクラツチ爪に択一に係合
できるように、又、他の主変速クラツチ32は主
変速ギヤ29又は30の夫々のクラツチ爪に択一
に係合できるよう構成している。次に副変速機構
21は、副変速軸33を主変速軸24の後部とミ
ツシヨンケースへ夫々、ベアリング34,35に
て軸支し、動力軸7へ遊転した副変速カウンタギ
ヤ36の歯部36aは主変速軸24のギヤ24a
に噛合せ、又、副変速軸33へ遊転した副変速ギ
ヤ37を副変速カウンタギヤ36の歯部36bに
噛合せ、副変速軸33へ軸方向にのみ移動自在に
嵌合した副変速クラツチ38は、ギヤ24a又は
副変速ギヤ37の夫々のクラツチ爪に択一に係合
できるよう構成している。
さらに超低速変速機構22はドライブピニオン
軸39を副変速軸33の後部とミツシヨンケース
へ夫々ベアリング40,41,42にて軸支し、
動力取出軸7へ遊転した超低速カウンタギヤ43
の歯部43aは副変速軸33のギヤ33aに噛合
せ、ドライブピニオン軸39へ遊転した超低速変
速ギヤ44は超低速カウンタギヤ43の歯部43
bに噛合せ、ドライブピニオン軸39へ軸方向に
のみ移動自在に嵌合した超低速クラツチ45は、
ギヤ33a又は超低速変速ギヤ44の夫々のクラ
ツチ爪に択一に係合できるよう構成している。
又、ドライブピニオン軸39は差動ギヤ機構46
を介して後車輪23,23を夫々、独立して駆動
し、夫々の後車輪23,23にはブレーキ機構4
7,47を設けている。なお、動力伝達後位側か
らみて入力軸3が左廻りに回転する仕様の場合、
即ち、第2図のようにバツク入力ギヤ10の歯部
10bが右廻り回転となる場合には、同図のよう
にバツクカウンタギヤ17を左側に配置すること
とし、図示外のようにこの入力軸3が後位からみ
て右廻りに回転する仕様の場合にはバツクカウン
タギヤ17は右側に配置すれば、バツクギヤ15
と歯部10bがバツクカウンタギヤ17に与える
噛合力は、上述した夫々の位置とは逆位置にこの
バツクカウンタギヤ17を軸架する場合の噛合力
よりも著しく小さくなるので、固定軸16に及ぼ
す軸直角方向の力を軽減できるので、このバツク
カウンタギヤ17は第2図の外に、入力軸3の回
転方向に応じて同図の右側にバツクカウンタギヤ
17を軸架することになる。
軸39を副変速軸33の後部とミツシヨンケース
へ夫々ベアリング40,41,42にて軸支し、
動力取出軸7へ遊転した超低速カウンタギヤ43
の歯部43aは副変速軸33のギヤ33aに噛合
せ、ドライブピニオン軸39へ遊転した超低速変
速ギヤ44は超低速カウンタギヤ43の歯部43
bに噛合せ、ドライブピニオン軸39へ軸方向に
のみ移動自在に嵌合した超低速クラツチ45は、
ギヤ33a又は超低速変速ギヤ44の夫々のクラ
ツチ爪に択一に係合できるよう構成している。
又、ドライブピニオン軸39は差動ギヤ機構46
を介して後車輪23,23を夫々、独立して駆動
し、夫々の後車輪23,23にはブレーキ機構4
7,47を設けている。なお、動力伝達後位側か
らみて入力軸3が左廻りに回転する仕様の場合、
即ち、第2図のようにバツク入力ギヤ10の歯部
10bが右廻り回転となる場合には、同図のよう
にバツクカウンタギヤ17を左側に配置すること
とし、図示外のようにこの入力軸3が後位からみ
て右廻りに回転する仕様の場合にはバツクカウン
タギヤ17は右側に配置すれば、バツクギヤ15
と歯部10bがバツクカウンタギヤ17に与える
噛合力は、上述した夫々の位置とは逆位置にこの
バツクカウンタギヤ17を軸架する場合の噛合力
よりも著しく小さくなるので、固定軸16に及ぼ
す軸直角方向の力を軽減できるので、このバツク
カウンタギヤ17は第2図の外に、入力軸3の回
転方向に応じて同図の右側にバツクカウンタギヤ
17を軸架することになる。
この発明に係る走行逆転機構は上述のように構
成しているので、逆転クラツチ18のクラツチ爪
を入力ギヤ3aのクラツチ爪3bに係合させれ
ば、入力軸3と逆転出力軸4とは直結状態となつ
て、後位の主変速機構20、副変速機構21など
を夫々の変速位置に操作することにより、所定の
回転速度にて後車輪23,23が前進方向に回転
駆動されることになる。
成しているので、逆転クラツチ18のクラツチ爪
を入力ギヤ3aのクラツチ爪3bに係合させれ
ば、入力軸3と逆転出力軸4とは直結状態となつ
て、後位の主変速機構20、副変速機構21など
を夫々の変速位置に操作することにより、所定の
回転速度にて後車輪23,23が前進方向に回転
駆動されることになる。
これに対し逆転クラツチ18のクラツチ爪をバ
ツクギヤ15のクラツチ爪15aに係合させれ
ば、入力軸3は入力ギヤ3a、歯部10aを介し
てバツク入力ギヤ10を駆動し、バツクカウンタ
ギヤ17によつて回転方向が反転されてバツクギ
ヤ15は逆転出力軸4を逆方向に回転駆動するこ
とになり、主変速機構20、副変速機構21など
の夫々の変速操作によつて定まる回転速度にて後
車輪23,23が後進方向に回転駆動されるので
ある。
ツクギヤ15のクラツチ爪15aに係合させれ
ば、入力軸3は入力ギヤ3a、歯部10aを介し
てバツク入力ギヤ10を駆動し、バツクカウンタ
ギヤ17によつて回転方向が反転されてバツクギ
ヤ15は逆転出力軸4を逆方向に回転駆動するこ
とになり、主変速機構20、副変速機構21など
の夫々の変速操作によつて定まる回転速度にて後
車輪23,23が後進方向に回転駆動されるので
ある。
そして、この発明では上述のように主変速機構
19や副変速機構21などの各種変速機構の伝動
前位に逆転ミツシヨン機構19を設けているの
で、前進方向及び後進方向共に同一の変速段数が
得られたのである。そして又、PTOクラツチ1
3をPTOカウンタギヤ12のクラツチ爪12a
に係合させれば、PTO入力ギヤ11とPTOカウ
ンタギヤ12との噛合にて定まる回転速度にて動
力取出軸7が駆動されることになり、これに対し
てPTOクラツチ13をバツク入力ギヤ10のク
ラツチ爪10cに係合すれば、入力ギヤ3aと歯
部10aとの噛合にて定まる回転速度にて動力取
出軸7が駆動されるのであつて、このように逆転
ミツシヨン機構19の入力側のギヤである入力ギ
ヤ3aとバツク入力ギヤ10との噛合を利用する
ことによつて動力取出軸7の変速段数を1個、増
すことができたのである。又、このように逆転ミ
ツシヨン機構19を各種変速機構の伝動前位に設
けたので、図示は省略したが上述したと同様な構
造の副変速機構と超低速変機構との間に上述の如
き逆転ミツシヨン機構を設けている通常の移動農
機に比べて、各種ギヤなどの回転速度が高いので
各種ギヤの歯幅などを小さく形成しても充分なト
ルクを伝達できることになり、製作コストは低廉
となる。さらに又、後進速度段数が前進速度段数
よりも少い上述した通常の移動農機の仕様へ仕様
変更するには、この発明における逆転ミツシヨン
機構19を副変速機構21と超低速変速機構22
との間に挿着するように変更すれば良いのであつ
て、この逆転ミツシヨン機構19をユニツト化し
て構成しておけば、かかる仕様変更も容易となる
のである。
19や副変速機構21などの各種変速機構の伝動
前位に逆転ミツシヨン機構19を設けているの
で、前進方向及び後進方向共に同一の変速段数が
得られたのである。そして又、PTOクラツチ1
3をPTOカウンタギヤ12のクラツチ爪12a
に係合させれば、PTO入力ギヤ11とPTOカウ
ンタギヤ12との噛合にて定まる回転速度にて動
力取出軸7が駆動されることになり、これに対し
てPTOクラツチ13をバツク入力ギヤ10のク
ラツチ爪10cに係合すれば、入力ギヤ3aと歯
部10aとの噛合にて定まる回転速度にて動力取
出軸7が駆動されるのであつて、このように逆転
ミツシヨン機構19の入力側のギヤである入力ギ
ヤ3aとバツク入力ギヤ10との噛合を利用する
ことによつて動力取出軸7の変速段数を1個、増
すことができたのである。又、このように逆転ミ
ツシヨン機構19を各種変速機構の伝動前位に設
けたので、図示は省略したが上述したと同様な構
造の副変速機構と超低速変機構との間に上述の如
き逆転ミツシヨン機構を設けている通常の移動農
機に比べて、各種ギヤなどの回転速度が高いので
各種ギヤの歯幅などを小さく形成しても充分なト
ルクを伝達できることになり、製作コストは低廉
となる。さらに又、後進速度段数が前進速度段数
よりも少い上述した通常の移動農機の仕様へ仕様
変更するには、この発明における逆転ミツシヨン
機構19を副変速機構21と超低速変速機構22
との間に挿着するように変更すれば良いのであつ
て、この逆転ミツシヨン機構19をユニツト化し
て構成しておけば、かかる仕様変更も容易となる
のである。
斯くして、本発明は簡潔な構成で、前進と後進
の変速段数が同数の変速装置が得られるのであ
る。
の変速段数が同数の変速装置が得られるのであ
る。
第1図はこの発明の1実施例を示す動力伝達系
統線図、第2図は第1図におけるA−A矢視図で
ある。 符号説明、1……エンジン、2……主クラツ
チ、3……入力軸、3a……入力ギヤ、4……逆
転出力軸、4a,24a,33a……ギヤ、5,
6,8,9,25,26,34,35,40,4
1,42……ベアリング、7……動力取出軸、1
0……バツク入力ギヤ、10a,10b,27
a,27b,27c,27d,36a,36b,
43a,43b……歯部、11……PTO入力ギ
ヤ、12……PTOカウンタギヤ、3b,10c,
12a,15a……クラツチ爪、13……PTO
クラツチ、14……PTOミツシヨン機構、15
……バツクギヤ、16……固定軸、17……バツ
クカウンタギヤ、18……逆転クラツチ、19…
…逆転ミツシヨン機構、20……主変速機構、2
1……副変速機構、22……超低速変速機構、2
3……後車輪、24……主変速軸、27……主変
速カウンタギヤ、28,29,30……主変速ギ
ヤ、31,32……主変速クラツチ、33……副
変速軸、36……副変速カウンタギヤ、37……
副変速ギヤ、38……副変速クラツチ、39……
ドライブピニオン軸、43……超低速カウンタギ
ヤ、44……超低速変速ギヤ、45……超低速ク
ラツチ、46……差動ギヤ機構、47……ブレー
キ機構。
統線図、第2図は第1図におけるA−A矢視図で
ある。 符号説明、1……エンジン、2……主クラツ
チ、3……入力軸、3a……入力ギヤ、4……逆
転出力軸、4a,24a,33a……ギヤ、5,
6,8,9,25,26,34,35,40,4
1,42……ベアリング、7……動力取出軸、1
0……バツク入力ギヤ、10a,10b,27
a,27b,27c,27d,36a,36b,
43a,43b……歯部、11……PTO入力ギ
ヤ、12……PTOカウンタギヤ、3b,10c,
12a,15a……クラツチ爪、13……PTO
クラツチ、14……PTOミツシヨン機構、15
……バツクギヤ、16……固定軸、17……バツ
クカウンタギヤ、18……逆転クラツチ、19…
…逆転ミツシヨン機構、20……主変速機構、2
1……副変速機構、22……超低速変速機構、2
3……後車輪、24……主変速軸、27……主変
速カウンタギヤ、28,29,30……主変速ギ
ヤ、31,32……主変速クラツチ、33……副
変速軸、36……副変速カウンタギヤ、37……
副変速ギヤ、38……副変速クラツチ、39……
ドライブピニオン軸、43……超低速カウンタギ
ヤ、44……超低速変速ギヤ、45……超低速ク
ラツチ、46……差動ギヤ機構、47……ブレー
キ機構。
Claims (1)
- 1 エンジン1の動力を車輪23に伝える入力軸
3、逆転出力軸4及び主変速軸24はこの順序に
直列的に設けられ、エンジン1の動力を作業機に
伝える動力取出軸7は上記の軸3,4,24に並
行に設けられ、その動力取出軸7にエンジン側に
おいて遊嵌された2段のバツク入力ギヤ10の入
力側10aは入力軸3に固着された入力ギヤ3a
に常に噛合されると共に、他の出力側10bはバ
ツクカウンタギヤ17を介してバツクギヤ15に
噛合され、逆転出力軸4に設けられた逆転クラツ
チ18は入力ギヤ3a及びバツクギヤ15に選択
的に係合するように設けられ、主変速軸24の部
位において動力取出軸7に遊嵌された多段ギヤ2
7のうちの入力歯軸27aは逆転出力軸4の末尾
に設けられたギヤー4aに噛合されるとともに、
他のギヤ27b,27c……は主変速軸24に設
けられた主変速ギヤ28,29……に噛合されて
主変速軸24に設けられた主変速クラツチ31,
32が撰択的にギヤー4a、主変速ギヤ28,2
9……に係合するように設けられていることを特
徴とする移動農機における走行逆転機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55126929A JPS5751052A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Backing mechanism for movable agricultural machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55126929A JPS5751052A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Backing mechanism for movable agricultural machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5751052A JPS5751052A (en) | 1982-03-25 |
JPS6316624B2 true JPS6316624B2 (ja) | 1988-04-09 |
Family
ID=14947387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55126929A Granted JPS5751052A (en) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Backing mechanism for movable agricultural machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5751052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07192328A (ja) * | 1993-12-02 | 1995-07-28 | Lg Electron Inc | 光磁気記録媒体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188223U (ja) * | 1982-05-21 | 1983-12-14 | 株式会社クボタ | トラクタ用トランスミツシヨン |
JP3444294B2 (ja) * | 2001-09-25 | 2003-09-08 | 井関農機株式会社 | トラクタの動力伝達構造 |
JP5847050B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2016-01-20 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS592980Y2 (ja) * | 1976-12-09 | 1984-01-27 | 井関農機株式会社 | 大型トラクタにおけるグランドptoの回転動力の取出装置 |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP55126929A patent/JPS5751052A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07192328A (ja) * | 1993-12-02 | 1995-07-28 | Lg Electron Inc | 光磁気記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5751052A (en) | 1982-03-25 |
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