JPS6316598A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波加熱装置の略隔室内の４気部品の冷却構
造に関するものである。

従来の技術 従来の高周波加熱装置の冷却構造は、第３図をもとに説
明すると、本体１内に加熱室２と加熱室２に隣接して略
隔室３を設け、この略隔室３内の底板に高圧印加トラン
ス４を配し、加熱室２の側面に導波管５を介して高周波
発生装置６を設け、高圧印加トランス４と高周波発生装
置６の両方を冷却するファンユニット７を後部に配し、
高圧コンデンサ８やヒユーズ９等は全て底板面に配した
ものであった。

発明が解決しようとする問題点 このため、冷却のためのファンユニット７からの冷却用
空気は底面部に配した高圧コンデンサ８やヒユーズ９等
を十分に冷却されず、上方の排気部側への空気流れを形
成する。そのため高温状態となり、各部品が故障したり
、耐久性の劣化を生じる等の問題があった。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、電気部品を十分な冷却空気通路内に配し、温度上昇を
防止すると共に、本体構造の強化と安全性向上を図るこ
とを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱装置は、
加熱室に隣接した略隔室の上部に多数の通気孔を有する
仕切り板を設けその仕切り板に電気部品を配するととも
に、その上方に排気通路を介してボディを覆う構成とし
たものである。

作　　用 本発明の高周波加熱装置は、略隔室の上部に多数の通気
孔を有する仕切り仮を設け、その略隔室側に種々の電気
部品を配したもので、略隔室内に配した冷却用のファン
ユニットからの空気流れを上方に向わせて、仕切り板の
通気孔より噴出させ、仕切り板上部の排気通路へ導き、
外部へ排気するもので、電気部品が十分に空気流れ中に
依存しているために電気部品の自己発熱および他からの
輻射熱等も防ぎ、温度上昇を極めて少なくし、冷却効果
が得られる。また、略隔室を溝或する前板とＩＪ！板を
上面で仕切り板により固定するために、本に＊溝構造強
化が図らｎると共に、高圧の重量部を仕切り板により覆
うために安全性がｉ呆されるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
。

第１図、第２図において、２ｏは＾周波加熱装置の本体
で、前板２１と裏板２２と底板２３に箱状の曲げ板を組
合せて加熱室２４を構成させ、加熱室２４に隣接して上
部に多数の通気孔２５を有した仕切り板２６を覆って略
隔室２７を設けている。本体２０の外周はボディ２８で
覆い仕切り板２６との間に排気通路２９を構成し、上部
前面のグリル３０に連結されている。略隔室２７の前部
には操作部３１を装着し、前記略隔室２７内の底板２３
には高周波発生装置３２を、裏板２２には高圧印加トラ
ンス３３を配し、前記高周波発生装置３２と高圧印加ト
ランス３３の両方を冷却するためのファンユニット３４
を裏板２２と底板２３の間に偏けて取付けている。、ｌ
ｖｉ、２２のファンユニット３４の後部には吸気口３５
を設けている。

３６は高周波発生装置３２の手前に配したエアガイドで
仕切り板２６に接読され、高周波発生装置３２のエアガ
イド３６の対向側にはエアガイド３７を設は加熱室２４
に連通している。前記仕切り板２，６の略隔室２７側に
は、電気部品である高圧コンデンサａ８をバンド３９に
より装着し、ヒユーズ４０はヒユーズ金具４１により装
着さｎている。

上記構成において、加熱室２４に被加熱物を入れ、高圧
印加トランス３３に通電し、高周波発生装置３２を駆動
発振させ、高周波電波を導波管に導き、加熱室２４に放
射し調理を行なう。この際、高圧印加トランス３３．高
周波発生装置３２は高温度に上昇するため、ファンユニ
ット３４を駆動させ、裏板２２に設けた吸気口３５より
矢印で示す冷却空気を導入し、一部は高圧印加トランス
３３に沿って上昇し、高圧コンデンサ３８表面を通り仕
切り板２６の通気孔２５より排気通路２９に導かれる。

一方、高周波発生装置３２を冷却するために冷却空気も
矢印で示す様に一部はエアガイド３７を通り加熱室２４
内に導かれ他はエアガイド３６からの一部と合体してヒ
ユーズ４０表面を通り仕切り板２６の通気孔２５より排
気通路２９に導かれ、本体２０の前面のグリル３０より
排出される。このように、冷却空気が上部に流れる通路
を構成させ上部の仕切り板２６上に配した電気部品に直
接空気流を当てることにより、温度上昇を極めて少なく
できる。また、前板２１と裏板２２を仕切り板２６によ
り固定するために、重量物である高圧印加トランス３２
を取付けている裏板２２は衝撃に対して弱いものである
が十分な剛体としての補強となり、振動音などを吸収で
きる。また、前面に配したグリル２９等は燃えやすい樹
脂等で作られており、熱による変形や溶けに対して弱く
、この場合、仕切り板２６による覆いにより略隔室２７
Ｆ３のＭｉｌ１部に直接触れられない構成がＦａ保でき
るものである。

発明の効果 以上のように、本体の略隔室上部に仕切り板を配しボデ
ィとの間に排気通路を構成させたことにより、次の効果
を奏する。

（１）略隔室内の′１電気品が十分な空気流れの中に依
存できるために、電気部品の温度上昇を防止し、冷却特
性の向上が図られ、部品の故障が少なくなり、耐久性の
向上が１尋られる。

（２）゛略隔室内はかなりの重量物を搭載しており、上
部で仕切り板により前板と裏板を固定するために本体構
造の補強と・なり、電気部品の振動や異常音を解消でき
る。

（３）仕切り板により略隔室を通気孔を残して遮閉する
ことにより、略隔室内の電気部品の重電部に触れること
がなくなり、安全性の向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における高周波加熱２４・・
・・・・加熱室、２５・・・・・・通気孔、２６・・・
・・・仕切り板、２７・・・・・・略隔室。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名２４
−−一カロタ些１Ｌ 第２図 Ａ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱室に隣接する、電気部品および制御部品を収納する
   略隔室の上方に多数の通気孔を有する仕切り板を設け、
   その仕切り板の前記略隔室側の面に電気部品を装着させ
   、前記仕切り板の上方に排気通路を構成してなる高周波
   加熱装置。