JPS63165673A - 空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法 - Google Patents

空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法

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JPS63165673A
JPS63165673A JP30967486A JP30967486A JPS63165673A JP S63165673 A JPS63165673 A JP S63165673A JP 30967486 A JP30967486 A JP 30967486A JP 30967486 A JP30967486 A JP 30967486A JP S63165673 A JPS63165673 A JP S63165673A
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JP
Japan
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membrane
air
taping
materials
longitudinal direction
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Pending
Application number
JP30967486A
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English (en)
Inventor
豊 村田
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エアドーム等の空気膜構造構築物の主材料の
1つである膜材相互の接合方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、大スパン構築物の構造方式の1つとしての空気膜
構造を採用したエアドーム等が注目を集めている。
該空気膜構造の構築物は、一体成形された空気膜により
密閉空間を作り、内部にエアー圧を供給して空気膜を浮
上支持させドーム等を形成するもので、内部に供給され
る大容量のエアー圧そのもので荷重を支える構成である
しかして、該空気膜を構成する膜材としては、恒久建築
物用には耐火性の問題に対処しうる、4ふっ化エチレン
(テフロン)をコーティングしたガラス繊維布が用いら
れているが、短期間のみの使用を目的としたようなもの
では、他の材質の膜材も使用されている。
いずれにせよ、大スパンの空気膜は1枚ものの膜材で形
成することは困難であり、所定幅でロール状に成形され
た各膜材を製作場所において相互に並行して敷設し、相
互の接合部を気密性、水密性を持たせて確実に接合する
必要かある。
しかして、従来一般的に行なわれている接合手段として
は、第5図に示すように、隣接する膜材1、l相互を所
定幅分重合させ、その間に膜材自身よりも融解点の低い
材質の樹脂シート2を介在させて、所定加熱手段により
該接合部を加熱し、前記樹脂シートを上下の膜材に溶着
することにより、連続した大面積の空気膜を形成してい
く方法が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる接合方法ては、接合部の気密性や
水密性をシングルの樹脂シート2にのみ頼っているため
、経年変化により、あるいは製作時の不具合個所の発生
により、空気漏れや、漏水のおそれがあるという欠点を
有していた。
また、一旦樹脂シートが破損等すると、その部分のみを
再度溶着するのは不可能であり、保守面でも問題があっ
た。
本発明は、かかる従来の問題点を解消し、作業性が良好
で、気密性、水密性に優れ、メインテナンス作業も容易
な空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係る空気膜構造構築
物における膜材相互の接合方法は、空気膜構造にて形成
される構築物の膜材相互の接合方法において、所定幅の
各膜材を敷設し、接合部分を相互に所定幅分だけ重合さ
せて立上げ、該立上げ部分の先端近傍を長手方向に沿っ
て第1テーピング材にて一体に貼着し、しかる後に前記
立上げ部分を前記先端から順次巻込み、長手方向に連続
して鎖巻込み部を第2テーピング材にて膜材本体に一体
に貼着接合してなることを特徴とするものである。
(作用) 本発明は上記のように構成されており、接合部はテーピ
ング材により二重にシールされることとなるので水密性
、気密性が格段に向上する。
また、外部に面するテーピング材か経年的に劣化等した
場合ても溶着手段を採ってないため、再度新しいテーピ
ング材に貼り替えることができる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すものであり
、本実施例に係る接合方法においては。
まず第5図に示す如く、あらかじめ工場等において、所
定幅て長尺に成形されロール巻きされた各単位膜材1O
110を各々巻き戻し、図中点線で示す上下に分割され
た反円形の分割膜PI 、 P2を形成すべく、相互に
並行して所定枚数分敷設し、各単位膜材10の相互に当
接する長手方向の接合部を、例えば高周波溶着等の手段
にて一体に接合しておき、さらに、前記点線位置に沿っ
て切断して、一対の分割膜PI 、P2を形成しておく
ものである。
しかして、該一対の分割膜PI 、P2を施工現場まで
搬送し、該施工現場においてはJ第1図及び第5図に示
すように、一対の分割膜PI 、 P2が円形の膜を形
成するように敷設する。
なお、本実施例では、膜材10はポリ塩化ビニールシー
トて成形されている。
次に、第2図に示すように接合すべき部分を相互に引き
寄せ、所定幅分だけ重合させて立上げる。
なお、第1図に示すように各膜材10には、前記重合、
立上げ部分11の寸法を明確にし、作業性を向上させる
ために、あらかじめ立上げ部分11の基端位置を示すマ
ーキング12が長手方向に沿って連続して表示されてい
る。
よって、該マーキング12を目安にして作業を進めれば
よい。
次に、第2図に示すように、重合された前記立上げ部分
11の先端近傍を、所定幅で長手方向に連続する例えば
農業用テープ等のテーピング材13にて、前記長手方向
に沿って貼着、一体化していく。
しかる後に、第3図に示すように、テーピング材13に
より先端が一体化された前記立上げ部分11を、該先端
から図中時計回り方向に順次巻込んていくと、前記マー
キング12の位置までの巻込み部14か形成される。
次に、該巻込み部14を充分に下方に押えながら、第4
図に示すように、上記と同材質の第2テーピング材15
にて巻込み部14と膜材lO本体とを長手方向に連続し
て貼着、一体化していけばよい。
なお、本実施例では図中時計回り方向に巻込み部14を
形成したため、第4図において、巻込み部14は図中右
側の膜材lO本体と接合するのみてよい。
」−記手順により、分割膜PI 、P2相互の接合部C
が形成されて、一体化された膜が完成するものである。
なお、本実施例に係る膜を施工位置にてエアーアップさ
せると、第5図において仮想線Fて示す位置が外周端部
となるように膨出し、膜材自体の所定の延びにより、平
面的な膜材が立体形状に形成されるようになっている。
しかして、本実施例に係る接合方法においては、第1テ
ーピング材13により、初期に接合部分がシールされた
後に、さらに第2テーピング材15により再度シールが
なされるものであるため、いわゆる二重シール方式とな
り、気密性、水密性の外、接合部の耐久性が格段に向上
する。
しかも、巻込み部14が形成されているため、たとえ、
第2テーピング材15の一部から雨水が侵入したとして
も、該巻込み部14により雨返し機能が働き、容易に内
部には侵入不可能であり、さらに上記の如く第1テーピ
ング材13により、接合部はさらにシールされているた
め、防水性はより完全なものとなる。
また、現場接合においては溶着手段を一切採用していな
い為、外部に面する第2シール材15が経年的に劣化等
した際には、再度新しいテーピング材に貼り替えること
が容易に可能であり、保守管理の負担が軽減化される。
なお、膜材10としては、本実施例のようにポリ塩化ビ
ニール製のものが、テーピング材13.15との接着性
能の面等で好ましいが、条件によっては他の材質のもの
であってもよく、また、テーピング材13.15の材質
も、前記農業用テープの他に適宜材質のものを使用可能
である等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
形例が可能であることは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、第1及び第2テ
ーピング材による二重シール機能と、巻込み部による雨
返し機能により、防水性、気密性に優れ、保守管理も容
易な空気膜を安価に提供しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は各々本発明の一実施例に係る接合方
法を示す説明図、第5図は膜全体の接合態様を示す概念
的平面図、第6図は従来の接合方法を示す説明図である
。    ′ lO・・・膜材、     11・・・立上げ部分、1
2・・・マーキング、  13・・・第1テーピング材
、14・・・巻込み部、   15・・・第2テーピン
グ材、C・・・接合部、  PI 、P2・・・分割膜
。 特許出願人 有限会社 村田豊建築事務所(外1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 空気膜構造にて形成される構築物の膜材相互の接合方法
    において、所定幅の各膜材を敷設し、接合部分を相互に
    所定幅分だけ重合させて立上げ、該立上げ部分の先端近
    傍を長手方向に沿って第1テーピング材にて一体に貼着
    し、しかる後に前記立上げ部分を前記先端から順次巻込
    み、長手方向に連続して該巻込み部を第2テーピング材
    にて膜材本体に一体に貼着接合してなることを特徴とす
    る空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法。
JP30967486A 1986-12-26 1986-12-26 空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法 Pending JPS63165673A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30967486A JPS63165673A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法

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JP30967486A JPS63165673A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 空気膜構造構築物における膜材相互の接合方法

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JP (1) JPS63165673A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194663A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Kubo Seisakusho:Kk シート状物の接合構造および接合方法
JP2012012894A (ja) * 2010-07-03 2012-01-19 Taiyo Kogyo Corp 膜体、およびこの膜体を用いた多重膜構造体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194663A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Kubo Seisakusho:Kk シート状物の接合構造および接合方法
JP4699603B2 (ja) * 2000-12-25 2011-06-15 株式会社久保製作所 シート状物の接合構造および接合方法
JP2012012894A (ja) * 2010-07-03 2012-01-19 Taiyo Kogyo Corp 膜体、およびこの膜体を用いた多重膜構造体

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