JPS63165138A - 難燃性ポリエステルフイルム - Google Patents

難燃性ポリエステルフイルム

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JPS63165138A
JPS63165138A JP31367386A JP31367386A JPS63165138A JP S63165138 A JPS63165138 A JP S63165138A JP 31367386 A JP31367386 A JP 31367386A JP 31367386 A JP31367386 A JP 31367386A JP S63165138 A JPS63165138 A JP S63165138A
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polyester film
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polyester
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良彰 越後
糸井 栄一
邦夫 村上
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、優れた離燃性を有するポリエステルフィルム
に関するものである。
(従来の技術) 従来、ポリエステルフィルムを難燃化する方法としては
、(1)ポリマーの重合時に難燃剤を含有せしめる方法
、(2)フィルムの溶融押出工程で難燃剤を添加して混
練押出す方法、(3)フィルムの表面に難燃性組成物を
コーティングする方法等が知られている。しかしながら
、 (11,(21の方法で得られるポリエステルフィ
ルムは、溶融押出工程で難燃剤が熱分解するためにフィ
ルムの物性低下が避けられなかった。(3)の方法は、
熱分解による物性の低下を避は得る方法であるが、この
方法で得られるポリエステルフィルムにも次のような問
題があった。
例えば、特開昭52−150474号公報には。
中心面平均粗さが0.3〜0.8μmのポリエステルフ
ィルムの表面にテトラブロモビスフェノールA等のハロ
ゲン系難燃剤を、ブチルエーテル化メラミン樹脂をバイ
ンダーとしてポリエステルフィルムに塗布した後硬化さ
せる難燃性ポリエステルフィルムの製造法が、また、特
開昭60−158273号公報には、線状飽和共重合ポ
リエステル。
アルキルエーテル化メラミン初期縮合物、融点60℃以
上のハロゲン化合物及び重縮合触媒作用を有する有機リ
ン化合物からなる組成物をポリエステルフィルムに塗布
した後硬化させる難燃性ポリエステルフィルムの製造法
が開示されている。
しかしながら、これらの方法は、いずれも有機ハロゲン
化合物を難燃剤として使用する方法であるため、これら
の方法で得られたポリエステルフィルムは9表面に難燃
剤が析出してフィルム表面の外観が悪くなるとか、析出
した有機ハロゲン化合物が分解して生ずるハロゲンガス
により周囲の金属が腐蝕されるとか、燃焼時に有毒ガス
が発生するといった問題があったのである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記のような問題を解決した難燃性ポリエス
テルフィルムを提供せんとするものである。
すなわち9本発明の第1の目的は、難燃剤のにじみ出し
がなく1表面外観の優れた難燃性ポリエステルフィルム
を提供せんとするものである。
本発明の第2の目的は、燃焼時にハロゲン系の有毒ガス
を発生することのない難燃性ポリエステルフィルムを提
供せんとするものである。
本発明の第3の目的は、金属腐蝕の問題を起こさない難
燃性ポリエステルフィルムを提供せんとするものである
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、このような問題を解決するために鋭意検
討の結果、特定のメラミン系樹脂、亜リン酸エステル及
びポリエステル樹脂からなる組成物の硬化層をポリエス
テルフィルムの表面に形成させることにより、上記の目
的を達成し得ることを見出して本発明に到達した。
すなわち2本発明は、 (A)軟化点200℃以下のポ
リエステル樹脂、 (B)非アルキルエーテル化メラミ
ン系樹脂及び(C)亜リン酸エステルからなる組成物の
硬化層がポリエステルフィルムの少なくとも片面に積層
されていることを特徴とする難燃性ポリエステルフィル
ムを要旨とするものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明におけるポリエステルフィルムの素材は。
ジカルボン酸成分とグリコール成分との重縮合反応によ
って得られる従来公知のポリエステル、あるいは、それ
らのポリエステルの2以上の組成物である。
ポリエステルを構成するジカルボン酸成分としては1例
えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸等の芳香族ジカルボン酸。
アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸あるい
は、これらの混合物が挙げられる。また。
ポリエステルを構成するグリコール成分としては。
例えば、エチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル等の脂肪族アルキレングリコール、ビスフェノールA
のジグリシジルエーテル、ポリアルキレンエーテルのグ
リコール、ビスフェノールA。
ハイドロキノン等の芳香族ジオールあるいは、これらの
混合物が挙げられる。また、かかるポリエステルには、
バラオキシ安息香酸やラクトンあるいは、炭酸誘導体等
の第3成分を共重合成分として含んでいてもよい。
ポリエステルの具体例としては3例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、テレフ
タル酸、イソフタル酸及びビスフェノールAからなるボ
リアリレート、ビスフェノールAのポリカーボネート等
が挙げられる。
本発明におけるポリエステルフィルムの素材としては、
上記のジカルボン酸とグリコール成分とから得られるポ
リエステルばかりでなく、ポリアミド、ポリスチレン、
ABS、AS、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
クリル酸メチル、ポリビニルアルコール、ポリスルホン
、ポリスルフィド、ポリアセクール、ポリケトン等の熱
可塑性樹脂を、ポリエステルの性質を損なわない範囲で
配合した組成物であってもよい。
本発明に用いられるポリエステルフィルムの素材には、
必要に応じて安定剤、添加剤、増量剤。
染顔料及び架橋剤等を配合してもよい。
本発明に用いるポリエステルフィルムは、上記の素材を
用いて、溶融押出法、カレンダー法、キャスティング法
等の公知の方法によって製造される。
本発明に用いるポリエステルフィルムは、未延伸フィル
ムであってもよいし、−軸あるいは二輪方向に延伸され
たものであってもよい。
本発明に用いられるポリエステルフィルムは。
コロナ放電処理、マント化処理、水蒸気処理、アルカリ
処理等の物理的あるいは化学的手段によって表面処理さ
れたものであってもよいし9表面に。
文字9図形、模様等が描かれていてもよい、また。
表面改質層が設けられていてもよい。
本発明に用いるポリエステルフィルムの厚みは。
いかなるものでもよい。
本発明において、硬化処理されることにより硬化層を形
成する組成物は、 (A)軟化点200℃以下のポリエ
ステル樹脂(以下、 (A)成分という。)、(B)非
アルキルエーテル化メラミン系樹脂(以下、 (B)成
分という。)及び(C)亜リン酸エステル(以下、 (
C)成分という。)からなる組成物である。
(A)成分はジカルボン酸成分とグリコール成分とから
得られる軟化点200モ以下のポリエステル樹脂である
が、この(A)成分は、ポリエステルフィルムと硬化層
との接着性や硬化層の可とう性を向上させるために用い
られるものである。
(A)成分を構成するジカルボン酸としては。
例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカ
ルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸等の脂肪族ジカルボン酸あるいは、これらの混合物
が挙げられる。また、グリコール成分としては9例えば
、エチレングリコール。
プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘプタンジオ
ール、ヘキサンジオール、2−メチル−1゜3−プロパ
ンジオール、ネオペンチルグリコール。
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール。
2.2,4.4−テトラメチルシス−ブタンジオール、
トリメチロールプロパンあるいは、これらの混合物が挙
げられる。
軟化点が200℃を越えるポリエステル樹脂を用いた場
合には、 (A)成分、 (B)成分及び(C)成分か
らなる組成物の硬化層をポリエステルフィルムの表面に
積層させるにあたり5組成物が溶融しにくくなるので、
硬化層を均一に積層させることが難しくなる。
(B)成分は、メラミンとグアナミン系化合物とをアル
デヒド類の存在下に重合させて得られるものである。
(B)成分を構成するグアナミン系化合物は。
メラミンの少な(とも一つのアミノ基が水素原子。
炭素数1〜10の脂肪族炭化水素及び炭素数6〜20の
芳香族炭化水素からなる群から選ばれる基で置換された
化合物であり2例えば、ホルモグアナミン、アセトグア
ナミン、ベンゾグアナミン等が挙げられる。
アルデヒド類としては1例えば、ホルムアルデヒドやア
セトアルデヒド等が好ましいが、ホルマリンやパラホル
ムアルデヒド等の形態をとったホルムアルデヒドの他、
フルフラール等のように分解してホルムアルデヒドを発
生する化合物であってもよい。
(C)成分は、亜リン酸エステルであるが、具体的には
9例えば、亜リン酸トリメチル、亜リン酸トリエチル、
亜リン酸トリブチル、亜リン酸トリフェニル等が挙げら
れる。
(B)成分に対する(A)成分の割合は1重量比で0.
1〜1.特に0.2〜0.6が好ましい。
CB)成分に対する(A)成分の割合が2重量比で0.
1より小さい場合には、硬化層のポリエステルフィルム
に対する接着性が悪くなり、lを越える場合には、硬化
層の耐溶剤性が低下する。
(C)成分の配合割合は、 (B)成分に対して10〜
150重景%、特重量0〜100重量%が好ましい。
(C)成分の配合割合が10ftffi%より少ない場
合には、難燃効果が少なくなり、150重遺%を越える
場合には1組成物の硬化性が悪くなる。
本発明の難燃性ポリエステルフィルムは、ポリエステル
フィルムの表面に(A)成分、(B)成分及び(C)成
分からなる組成物を塗布した後。
硬化処理を行うことにより硬化層を形成させて得ること
ができる。効果的に硬化処理を行うためには、ポリエス
テルフィルムが変形しない温度で組成物が溶融し、かつ
、硬化反応が進行することが好ましいので、ポリエステ
ルフィルムと組成物とをそのような組合せになるように
選ぶべきである。
硬化層はポリエステルフィルムの片面のみに施してもよ
いし1両面に施してもよい。
(A)成分、(B)成分及び(C)成分からなる組成物
を硬化処理して得られた硬化層は、単層であってもよい
し、 (A)成分、(B)成分及び(C)成分の割合の
異なる組成物を複数回塗布して硬化させることによって
得られた複数の硬化層であってもよい。
また、 (A)成分、 (B)成分及び(C)成分から
なる組成物には1本発明の目的を損なわない範囲で(B
)成分以外の熱硬化性樹脂を配合せしめてもよい。
本発明の難燃性ポリエステルフィルムにおける硬化層の
厚さは、o、oi〜50μm、特に0.1〜20μmが
好ましい。
硬化層の厚さが0.01μm未満では、ポリエステルフ
ィルムの表面に均一な硬化層を形成させることが難しい
し、50μmを越える場合には、得られた難燃性ポリエ
ステルフィルムの可とう性が悪くなったり、硬化層にク
ランクが起こり易くなる。
(A)成分、(B)成分及び(C)成分からなる組成物
をポリエステルフィルムの表面に塗布する方法としては
9例えば1組成物を溶剤に溶解してドクターナイフ、バ
ーコーター、グラビアロールコータ−、カーテンコータ
ー、ナイフコーター及びスピナー等の公知の塗布器具を
用いて塗布する方法、浸漬法、溶融法及び静電塗装法等
の公知の方法を採用することができる。
<A)成分、(B)成分及び(C)成分からなる組成物
の溶剤としては、ポリエステルフィルムを溶解せず、し
かも塗布後に容易に除去できるものが望ましく1例えば
、メタノール、メチルセロソルブ、トルエンとメチルセ
ロソルブとの混合?8剤等があげられる。
(A)成分、(B)成分及び(C)成分からなる組成物
の溶液には、必要に応じて硬化触媒、接着促進剤、ぬれ
改質剤、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、滑剤、消泡剤、
増量剤及び染顔料等の添加剤を含ませることができる。
本発明における硬化層は、 (A)成分、(B)成分及
び(C)成分からなる組成物をポリエステルフィルムの
表面に塗布した後、硬化処理することによって得られた
ものであるが、かかる硬化処理は2例えば1組成物の溶
液を塗布した場合、塗布後、40〜130℃で30秒〜
20分間乾燥した後、100〜300℃、特に150〜
200℃の温度で、1秒〜20分間、特に5秒〜3分間
加熱することによって行なわれる。
本発明において、 (A)成分、 (B)成分及び(C
)成分からなる組成物をポリエステルフィルムの表面に
塗布した後硬化処理すると、得られた難燃性ポリエステ
ルフィルムのブロッキングを防止できるばかりでなく、
難燃性が向上するといった効果がある。
なお、硬化層を片面だけに施した場合には、他面に他の
樹脂層や金属層を施してもよい。
(実施例) 以下に本発明を実施例によって具体的に説明する。
参考例1 11の3つロフラスコにベンゾグアナミン92g、メラ
ミン10g。37重量%のホルマリン260g、塩化カ
ルシウム4.2g、 フッ化カリウム2.9g及び水4
0gを室温で仕込み、攪拌しながら60分かけて75℃
まで加熱した後、この温度で40分間攪拌を続けたとこ
ろ、樹脂のエマルジョンを得た。
次いでフラスコの内容物を30℃まで冷却し。
0.51の水を加えた後上澄み液を除去し、下層の微小
球状化した樹脂を水洗して風乾し、減圧下(5mmHg
)に50〜60℃で3時間乾燥して球状メラミン系樹脂
粒子を得たく以下、この樹脂粒子を樹脂入という。)。
この樹脂粒子の平均粒径は約40μmであり。
ゲル化時間は20秒であった。
実施例1 樹脂A10g、亜すン酸トリフェニル8g、ポリエステ
ル樹脂2.0g (ユニチカ(復製、エリーチルUE−
3300.軟化点139℃)、ポリエスチル樹脂0.5
g (ユニチカ■製、エリ−チルXA−6023,軟化
点156℃)をトルエンとメチルセロソルブとの2対1
 (重量比)の混合溶剤60gに溶解し、50℃で3時
間攪拌した後、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの片面にバーコーターを用いてコーティン
グし。
110℃で40秒間乾燥した後、温度を180℃に上げ
て1分間加熱したところ、厚さ6μmの硬化層の積層さ
れたポリエチレンテレフタレートフィルムを得た(以下
、このフィルムをフィルムAという。)。
比較例1 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(積木化学工業(構製
、エスレックA)をメチルエチルケトンと酢酸エチルと
トルエンとからなる混合溶媒(ただし、混合比率は2重
量比で1対1対1)に20重量%となるように溶解し、
この溶液70重量部にテトラブロモビスフェノールA1
00重量部、硬化触媒であるリン酸ジブチル0.2重量
部及びブチルエーテル化メラミン樹脂(日立化成01屯
 メラン20)120重量部を室温で加えて1時間攪拌
した。
この溶液を実施例1で用いたのと同じポリエチレンテレ
フタレートフィルムに実施例1と同様にコーティングし
、160℃で2分間加熱して厚さ6μmの硬化層の積層
されたポリエチレンテレフタレートフィルムを得た(以
下、このフィルムをフィルムBという。)。
比較例2 ポリエステル樹脂(東洋紡績01唱バイロン30P、軟
化点160℃)とブチルエーテル化メラミン樹脂(日立
化成allll製ラメ20)とを4対6(重量比)で混
合し、トルエンとメチルエチルケトンと酢酸エチルとか
らなる混合溶媒(ただし。
混合比率は2重量比で1対1対1)に30重冊%となる
ように溶解し、この溶液に、テトラブロモビスフェノー
ルAとブチルアシッドフォスフェートとを、ポリエステ
ル樹脂分に対して各々80重量%と20重量%の割合に
なるように添加して溶解した。
この溶液を実施例1で用いたのと同じポリエチレンテレ
フタレートフィルムに実施例1と同様にコーティングし
、130℃で1分間加熱して厚さ6μmの硬化層の積層
されたポリエチレンテレフタレートフィルムを得た(以
下、このフィルムをフィルムCという。)。
参考例2 実施例1.比較例1.2で得られたフィルムA〜C及び
厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(
以下、フィルムDという。)の難燃性をUL−94のV
TM法に準じて測定して評価した。
また、これらのフィルムを200℃で1週間放置した後
のフィルムの外観を目視で観察してブルーミングの有無
を調べた。
さらにまた、硬化層とポリエチレンテレフタレートフィ
ルムとの接着性を調べるため、セロテープ剥離テストを
行った。セロテープ剥離テストは。
24mm巾のニチバンセロテープにチバン■製)を硬化
層に貼り合わせ、セロテープを急激に剥離した時の硬化
層の剥離状態を目視で観察した。
結果を第1表に示した。
第1表 第1表から、フィルムAは、VTM−0のランクにあっ
て、優れた難燃性を有している。また。
200℃で1週間放置した後におけるブルーミングも認
められなかった。さらにまた、硬化層とポリエステルフ
ィルムとの接着性も優れていた。
(発明の効果) 本発明の難燃性ポリエステルフィルムは、ポリエステル
フィルムの特性を損なうことなく難燃化されたポリエス
テルフィルムであるが、t1燃剤のブリードアウトがな
いとか、燃焼時にハロゲン系の有毒ガスを発生すること
がないとか、金属腐蝕を起こさないといった特長がある
本発明の難燃性ポリエステルフィルムは、このような特
長を生かして、メンブレンスイッチやフレキシブルプリ
ント回路基板等の電気、電子分野や農業用ハウス等の建
材分野に使用される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)軟化点200℃以下のポリエステル樹脂、
    (B)非アルキルエーテル化メラミン系樹脂及び(C)
    亜リン酸エステルからなる組成物の硬化層がポリエステ
    ルフィルムの少なくとも片面に積層されていることを特
    徴とする難燃性ポリエステルフィルム。
JP31367386A 1986-12-26 1986-12-26 難燃性ポリエステルフイルム Granted JPS63165138A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6433045B1 (en) * 1997-06-13 2002-08-13 Polyplastics Co., Ltd. Flame-retardant thermoplastic polyester resin composition
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