JPS63164765A - 画質補償装置 - Google Patents

画質補償装置

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JPS63164765A
JPS63164765A JP61312269A JP31226986A JPS63164765A JP S63164765 A JPS63164765 A JP S63164765A JP 61312269 A JP61312269 A JP 61312269A JP 31226986 A JP31226986 A JP 31226986A JP S63164765 A JPS63164765 A JP S63164765A
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signal
video signal
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amplitude
compensation
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Susumu Tsujihara
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機等において映像の輝度変
化部分で映像信号の波形変化特性を変化させて輪郭を補
償するとともに、電子ビームの走査速度を映像の輝度変
化部分で変調することにより映像の輪郭を鮮明にするよ
うに補償するようにした画質補償装置に関するものであ
る。
従来の技術 テレビジジン受像機において、たとえば第9図に示す様
な白黒臼のパターンを受信してCRT上に映出する場合
、映像信号が第10図人の様に輝度変化部分で急峻な立
上り立下りをもったものであれば映像の画質の良いもの
となるが、一般的には映像信号は受像機の周波数特性等
によって、同図Bに示す様な輝度変化部分で緩慢な立上
り立下りを有するものとなり、明瞭な輪郭を示さない不
鮮鋭なものとなっている。そこで鮮鋭度の低下を補償す
る方法として電気的な輪郭補償量調整回路(以下画質調
整回路と呼ぶ)がある。この回路は同図Bのような映像
信号を2次微分を行い同図Cの様な信号を作成しこの信
号Cをもとの映像信号Bに重畳して同図りに示す様な立
上り立下りが急峻になった映像信号を得て、CRTに供
給するものである。しかしながらこの方法による場合に
は信号のピークの部分でビーム電流がより増加すること
によってビームスポットサイズが一層大きくなり、いわ
ゆるプルーミング現象をおこし鮮鋭度はそれほど向上さ
れない。これに対してこの様に映像信号の波形を直接補
正することなく鮮鋭度の低下を補償する方法として走査
速度変調方式がある。
第11図に走査速度変調の原理を示す。第11図人に示
すもとの映像信号S1を一次微分することによって同図
Bの様な信号S2を得、これを例えば水平及び垂直偏向
コイルとは別に設けた補助偏向ヨークに供給して同図C
の曲線1で示す様に水平偏向磁界を信号S1の立上り立
下りに対応する時点で補正し、Cれにより画面上でのビ
ームの走査速度を同図りの曲線2で示す様に変調する方
法が提案されている。上記の走査速度変調の方法によれ
ば、画面上でのビームの走査速度は信号S1が立下り始
めた直後の位置では遅くなるので画面上の対応する点で
の発光量は急激に増加し、その後ビームの走査速度が早
くなるので画面上の対応する点での発光量は少なく抑え
られる。一方信号S1の立上り側ではこれと対称な形に
なるので結局画面上の水平方向においての発光量は同図
Eに示す様に変化し、水平方向の鮮鋭度を向上させるこ
とができる。しかるに走査速度変調を行うための磁界を
生ずるには比較的大きな電力を必要とする。
上記2つの鮮鋭度改善法を共用して効果的に輪郭補償を
行なう方法が考えられる。その−例のブロック図を第1
2図に示す。図において1は高周波増巾回路、2は周波
数変換回路、3は映像中間周波数増巾回路、4は映像検
波回路、9.は画質調整回路、6は映像増巾回路、6は
走査速度変調回路、7は補助偏向ヨーク、8ばCRTで
ある。ただし通常の偏向回路は特に関係がないので図示
を省略している。ここで映像検波回路4から映像信号を
走査速度変調回路6に加え、走査速度変調回路6で加え
られた映像信号を一次微分を行い増巾して補助偏向ヨー
クに走査速度変調電流を流して走査速度変調による輪郭
補償を行なう。
一般にこの様な走査速度変調は輝度が明るい程よく利く
特性を示す。以下その理由を数式を用いて説明する。
遅延線の終端を短絡しその反射を利用して一次微分する
場合、入力さnた映像信号は終端で反射され、再び入力
端に逆極性で2τ遅れて返ってくる。したがっていま入
力信号Kinが Ein =人0011ωt  (ム:振巾、  ω=2
πf。
f:入力信号周波数) であった時、遅延線入力端での電圧iCTはx、=ムc
ogωt −Acosω(t−2r)=2ムsinωr
 、 sinω(r −t )  ・−・−(1)とな
る。
信号波形は走査速度変調電流とのタイミング関係からτ
だけ遅れた信号にする必要がある。したがって信号波形
はACOSω(t−τ)である。
主偏向ヨークおよび補助偏向ヨークによって生じる偏向
波形Waは式(1)を用いて Wd = αt + 2Asinr、 gin (1)
 (τ−t )で示される但しαは水平偏向速度である
画面上の輝度は映像信号に比例し、偏向速度に反比例す
るから、輝度りは = (K+Acosω(t−r))/ C(1−2ムω
Sinωf。
cosω(を−τ)〕        ・・・・・・(
2)但しKは信号の直流バイアス となる。一般にα〉ムωS工nωτ が成立するので、式(2)のテーラ−展開の一次項をと
って L=!=  (K+ムOO!!(1)(t−r ))−
(α+2人ωsinωr−cosω(を−τ)〕 となる、−1≦CO5ω(を−τ)≦1であるからLm
ax= (K+A)(α+2人ωginωr)Lmin
 = (K−ム)(α−2ムω5ina+r )Lma
x −Lmin = 4にムωsinωr     −
・・・(31となり、画面上での輝度変化(LIIIL
X−Lmin)はKに比例して大きくなる。すなわち走
査速度変調は高Ili’tたビームスポットサイズが小
さい高精細度な表示はどよく利くわけである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では高輝度および高精細
度表示になるとまた画質調整による補正量をふやすと一
般にプルーミングが増しビームスポットサイズが大きく
なるので前記の効果がそこなわれるという問題点を有し
ていた。
本発明はかかる点に鑑み高輝度また高精細度の表示すな
わち映像信号の周波数帯域が広いほど走査速度変調によ
る輪郭補償量をふやし、プルーミングによる劣化のない
画質補償装置を提供するものである。すなわち、第4図
の回路構成では高輝度でかつ高精細度の信号の時、走査
速度変調独特の高輝度になるほど輪郭補償効果があると
いう利点がプルーミングのためにそこなわれてしまうの
で、本発明ではこの点を解消するため、高輝度時でかつ
高精細度の表示には走査速度変調による輪郭補償量を増
し、かつ電気的な画質補償量を減らしてプルーミングの
ない鮮明画像をCRT上に表示するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は映像信号の輝度変化部分の波形変化特性を変化
させて、映像の輪郭を電気的に補償する電気的輪郭補償
手段と、前記映像信号の輝度変化部分で発生させた輪郭
補償偏向電流を陰極線管に設けた補助偏向コイルに流し
て電子ビームの走査速度を変調することにより、映像の
輪郭を補償する走査速度変調手段と、前記入力映像信号
の周波数帯域を検出する周波数検出手段と、前記入力映
像信号の振幅レベルを検出する振幅検出手段と、前記周
波数検出手段と前記振幅検出手段からの検出信号により
、前記二つの輪郭補償手段の補償量を制御するための制
御信号を作成する作成手段と、前記作成手段からの制御
信号によシ映像信号の周波数帯域が広くかつ振幅レベル
が大きい時に、走査速度変調による補償量を増加させか
つ電気的輪郭補償による補償量を減少させるように前記
電気的輪郭補償手段と前記走査速度変調手段における補
償量を相反するように制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする画質補償装置である。
作用 上記のように構成することによってCRTのプルーミン
グを低減させ、高輝度、高精細度表示での走査速度変調
の効果を大きくすることにより、プルーミングのない鮮
明画像を得ることができる。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例における画質補償装置の
ブロック図を示すものである。第1図において第6図と
同じ動作をするものは同じ番号で示し説明は省略する。
第1図において、11は映像信号の振幅を調整するため
のコントラスト回路、12は映像信号を2次微分する2
次微分波形作成回路、16は映像信号を1次微分する1
次微分波形作成回路、13は前記2次微分信号の利得を
制御する利得制御回路、14は前記利得制御された2次
微分信号と映像信号とを加算するための加算回路、17
は前記1次微分信号の利得を制御する利得制御回路、1
9は映像信号の振幅を検出する振幅検出回路、22は映
像信号の周波数帯域を検出する周波数検出回路、23は
前記雨検出信号より利得制御を行なうための制御信号を
作成する制御信号作成回路、18は前記利得制御された
1次微分信号を増巾する増巾回路である。また20は前
記2次微分波形作成回路12と利得制御回路13と加算
回路14とで構成された電気的輪郭補償回路、21は前
記1次微分波形作成回路16と利得制御回路18と増巾
回路18とで構成された走査速度変調回路である。
以上のように構成された本実施例の画質補償装置につい
て以下その動作を説明するため第2図の動作波形図と第
3図の特性図を用いる。入力端子には第2図gに示す映
像信号が入力され、その信号はコントラスト回路11に
供給され、0RTBに加わる映像信号電圧の振幅を制御
している。コントラスト回路11からの信号は2次微分
波形作成回路12,1次微分波形作成回路16と周波数
検出回路22と振幅検出回路19に供給さnる。
2次微分波形作成回路12では第2図すに示すように入
力映像信号の2次微分信号を作成している。
1次微分波形作成回路16では第2図gに示すように入
力映像信号の1次微分信号を作成している。
2次微分波形作成回路12からの2次微分信号の利得制
御回路13に、1次微分波形作成回路16からの1次微
分信号は利得制御回路17に供給される。周波数検出回
路22では映像信号の周波数帯域を検出する。たとえば
第3図に示す周波数特性の帯域通過フィルタ(BPF)
により映像信号の周波数成分を検出し、第2図fの破線
に示すような信号が抽出される。この抽出された信号を
たとえば最大及び最小値検出を行なうことにより、最大
値検出時は第2図fの実線に示すVMAX電圧が得られ
、最小値検出時は第2図fの一点鎖線のVMrN電圧が
得られる。振幅検出回路19では映像信号の振幅を検出
する。たとえば第2図gに示す映像信号の振幅を比較電
位v1  と比較して検出している。したがって振幅検
出回路19からは第2図d、eの実線に示す検出信号が
出力される。実際には応答、外来雑音等があるため第2
図d、eの破線に示すように積分さnた信号が出力され
る。
前記振幅検出回路1eと周波数検出回路22から検出信
号は制御信号作成回路23に供給され、利得制御を行な
うための制御信号を作成している。
制御信号作成回路23では、前記周波数検出回路22か
らの周波数帯域情報と前記振幅検出回路19からの振幅
情報をふまえて重みづけを行ない、第2図gに示すよう
な制御信号が出力さnる。第2図gの一点鎖線Vc2電
圧は利得制御回路13に供給して利得制御を行なうこと
により、第2図りに示すように映像信号の周波数帯域が
高いレベル(第3図に示す周波数ft  )でかつ、映
像信号の振巾の高いレベルでの2次微分信号の利得を下
げ、また周波数帯域が低いレベル(第3図に示す周波数
fz  )でかつ、振巾の低いレベルでの2次微分信号
の利得を上げている。利得制御回路13からの映像信号
の周波数帯域及び振巾に応じて利得制菌された2次微分
信号は加算回路14に供給されて映像信号と加算さnる
。加算回路14からは第2図コに示すように映像信号の
周波数帯域及び振巾の低いレベルでは輪郭補償量が増え
、高いレベルでは輪郭補償量が減ったすなわちダイナミ
ック的に輪郭補償が行なわれた映像信号が出力される。
第2図gの実態のVat電圧は利得制御回路17に供給
して利得制御を行なうことにより、第2図1に示すよう
に映像信号の周波数帯域が高いレベルf1でかつ、映像
信号の振巾の高いレベルでの1次微分信号の利得を上げ
、また周波数帯域が低い1/ ”’: ルf 2でかつ
、振巾の低いレベルでの1次微分信号の利得を下げて、
ダイナミック的な走査速度変調を行なっている。利得制
御回路17がらの周波数帯域及び振巾に応じて利得制御
された1次微分信号を増巾回路18に供給して、増巾し
た後たとえばCRT8のネック部に設けた補助偏向ヨー
クに加え、その1次微分の補助偏向電流によシミ子ビー
ムの走査速度を変化させることにより、走査速度変調に
よる輪郭補償が行なわれる。
以上のように本実施例によれば、映像信号の周波数帯域
及び振巾に応じて、電気的輪郭補償量と走査速度変調に
よる補償量を制御して、映像信号の周波数帯域、振巾の
高いレベルでは走査速度変調による補償量を増し、かつ
電気的輪郭補償量を減らすことにより、CRTの高輝度
及び高精細度の時のブルーミングを低減させて高輝度及
び高精細度の表示での走査速度変調の効果を犬きくする
ことにより、輪郭が充分に鮮鋭な画像を得ることができ
る。
第4図は本発明の第2の実施例における画質補償装置の
ブロック図である。同図において2oは電気的輪郭補償
回路、21は走査速度変調回路で、以上は第1図の構成
と同様なものである。第1図の構成と異なるのは振幅検
出回路19からの検出信号のみによシ利得制御回路13
.17を制御して前記電気的輪郭補償回路2oと走査速
度変調回路21の補償量を制御した点である。
前記のように構成された第2の実施例の画質補償装置に
ついて以下その動作を説明するため第6図の動作波形図
を用いる。入力端子10に第6図aに示す映像信号が入
力されその信号はコントラスト回路11に供給されCR
Tsに加わる映像信号電圧の振巾を制御している。コン
トラスト回路11からの信号は2次微分波形作成回路1
2.1次微分波形作成回路16と振幅検出回路19に供
給される。2次微分波形作成回路12では第5図すに示
すように入力映像信号の2次微分信号を作成している。
1次微分波形作成回路1θでは第5図Cに示すように入
力映像信号の1次微分信号を作成している。2次微分波
形作成回路12からの2次微分信号は利得制御回路13
に、1次微分波形作成回路16からの1次微分信号は利
得制御回路17に供給される。振巾検出回路19では映
像信号の振幅を検出する。たとえば第5図aに示す映像
信号の振幅を比較電位v1と比較して検出している。し
たがって振幅検出回路19からは第5図doに示す検出
信号が得られる。第5図eに示す検出信号は利得制御回
路13に供給して利得制御を行なうことにより、第5図
rに示すように映像信号の振巾の高レベルでの2次微分
信号の利得を下げ、また低レベルでの2次微分信号の利
得を上げている。利得制御回路13からの振巾レベルに
応じて利得制御された2次微分信号は加算回路14に供
給されて映像信号と加算される。加算回路14からは第
5図すに示すように映像信号の振巾の低レベルでは輪郭
補償量が増え、高レベルでは輪郭補償量が減ったすなわ
ちダイナミック的輪郭補償が行なわれた映像信号が出力
される。
第6図dに示す検出信号は利得制御回路17に供給して
利得制御を行なうことにより、第5図gに示すように映
像信号の振巾の高レベルでの1次微分信号の利得を上げ
、また低レベルでの1次微分信号の利得を下げてダイナ
ミック的な走査速度変調を行なっている。
以上のように本実施例によれば、映像信号の振巾レベル
に応じて、電気的輪郭補償量と走査速度変調による補償
量を制御して、映像信号の振巾の高レベルでは走査速度
変調による補償量を増し、かつ電気的輪郭補償量を減ら
すことにより、CjRTによるブルーミングを低減させ
て、高輝度での走査速度変調の効果を大きくすることに
より、輪郭が充分に鮮鋭な画像を得ることができる。
第6図は本発明の第3の実施例における画質補償装置の
ブロック図である。同図において2oは電気的輪郭補償
回路、21は走査速度変調回路で以下は第1図の構成と
同様なものである。第1図の構成と異なるのは周波数検
出回路22からの検出信号のみにより前記利得制御回路
13.17を制御して、前記電気的輪郭補償回路20と
前記走査速度変調回路21の補償量を制御した点である
前記のように構成さnた第3の実施例の画質補償装置に
ついて以下その動作を説明するため第7図の動作波形図
及び第8図の特性図を用いる。入力端子に第7図aに示
す映像信号が入力され、その信号はコントラスト回路1
1に供給され、CRTsに加わる映像信号電圧の振巾を
制御している。
コントラスト回路11からの信号は2次微分波形作成回
路12.1次微分波形作成回路16と周波数検出回路2
2に供給さnる。2次微分波形作成回路12では第7図
すに示すように入力映像信号の2次微分信号を作成して
いる。1次微分波形作成回路16では第7図Cに示すよ
うに入力映像信号の1次微分信号を作成している。2次
微分波形作成回路12からの2次微分信号は利得制御回
路13に、1次微分波形作成回路16からの1次微分信
号は利得制御回路17に供給される。周波数検出回路2
2では映像信号の周波数帯域を検出する。たとえば第8
図に示す周波数特性の帯域通過フィルタ(BPF)によ
り映像信号の周波数成分を検出し、第7図dの破線に示
すような信号が抽出さ扛る。この抽出された信号をたと
えば最大及び最小値検出を行なうことにより、最大値検
出時は第7図dの実線に示すVMA!電圧が得られ、最
小値検出時は第7図dの一点鎖線に示すVMIN電圧が
得られる。第7図dの一点鎖線のVMIN電圧は利得制
御回路13に供給して利得制御を行なうことにより、第
7図eに示すように映像信号の周波数帯域が高いレベル
(たとえば第8図に示す周波数f1 )での2次微分信
号の利得を下げ、また低レベル(第8図の示す周波数f
z)での2次微分信号の利得を上げている。利得制御回
路13からの映像信号の周波数帯域に応じて利得制御さ
れた2次微分信号は加算回路14に供給されて映像信号
と加算される。加算回路14からは第7図gに示すよう
に映像信号の周波数帯域の低いレベルでは輪郭補償量が
増え、高いレベルでは輪郭補償量が減ったすなわちダイ
ナミック的に輪郭補償が行なわれた映像信号が出力され
る。第7図dの実線のVMAX電圧は利得制御回路17
に供給して利得制御を行なうことにより、第7図fに示
すように映像信号の周波数帯域が高いレベルf1での1
次微分信号の利得を上げ、また低いレベルでの1次微分
信号の利得を下げて、ダイナミック的な走査速度変調を
行なっている。
以上のように本実施例によれば、映像信号の周波数帯域
に応じて、電気的輪郭補償量と走査速度変調による補償
量を制御して、映像信号の周波数帯域の高いレベルでは
走査速度変調による補償量を増し、かつ電気的輪郭補償
量を減らすことにより、CRTの高精細度の表示の時の
CRTによるブルーミングを低減させて、高精細度な表
示での走査速度変調の効果を犬きくすることにより、輪
郭が充分に鮮鋭な画像を得ることができる。
なお、第1の実施例において、利得制御回路13゜17
は制御信号作成回路23からの制御信号により電気的輪
郭補償量と走査速度変調による補償量を制御したが、振
巾情報に関しては、入力映像信号及び各微分信号に非直
線振巾特性を持たせてもよい。また周波数情報に関して
は電気的輪郭補償回路の強調周波数帯域を走査速度変調
回路の強調周波数帯域に比べ低く設定しておいてもよい
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、CRTのブルーミ
ングを低減させて、高輝度、高精細度表示での走査速度
変調の効果を大きくすることにより、ブルーミングのな
い鮮明画像を得ることができ、その実用的効果は大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画質補償装置のブロ
ック図、第2図は同実施例の動作波形図、第3図は同実
施例の特性図、第4図は本発明の他の実施例における画
質補償装置のブロック図、第5図は同実施例の動作波形
図、第6図は本発明の他の実施例における画質補償装置
のブロック図、第7図は同実施例の動作波形図、第8図
は同実施例の特性図、第9図はCRT上に表示された画
像の一例を示す図、第10図は電気的輪郭補償回路の動
作を示す波形図、第11図は走査速度変調の動作を示す
波形図、第12図は従来の画質補償装置のブロック図で
ある。 12・・・・・・2次微分波形作成回路、16・・・・
・・1次微分波形作成回路、13.17・・・・・・利
得制御回路、19・・・・・・振巾検出回路、22・・
・・・・周波数検出回路、23・・・・・・制御信号作
成回路、20・・・・・・電気的輪郭補償回路、21・
・・・・・走査速度変調回路、7・・・・・・補助偏向
ヨーク。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 h)−許十廿一呂一 第2図 第3図 第5図 第7図 第11図 、t、       恢    塚 へ ″        ″     Q 、       CQ       (J     ’
。 し−(

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)映像信号の輝度変化部分の波形変化特性を変化さ
    せて、映像の輪郭を電気的に補償する電気的輪郭補償手
    段と、前記映像信号の輝度変化部分で発生させた輪郭補
    償偏向電流を陰極線管に設けた補助偏向コイルに流して
    電子ビームの走査速度を変調することにより、映像の輪
    郭を補償する走査速度変調手段と、前記入力映像信号の
    周波数帯域を検出する周波数検出手段と、前記入力映像
    信号の振幅レベルを検出する振幅検出手段と、前記周波
    数検出手段と前記振幅検出手段からの検出信号により、
    前記二つの輪郭補償手段の補償量を制御するための制御
    信号を作成する作成手段と、前記作成手段からの制御信
    号により映像信号の周波数帯域が広くかつ振幅レベルが
    大きい時に、走査速度変調による補償量を増加させかつ
    、電気的輪郭補償による補償量を減少させるように前記
    電気的輪郭補償手段と前記走査速度変調手段における補
    償量を相反するように制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする画質補償装置。
  2. (2)作成手段は、振幅検出手段からの検出信号だけで
    作成されたことを特徴とする特許請求範囲第1項記載の
    画質補償装置。
  3. (3)作成手段は、周波数検出手段からの検出信号だけ
    で作成されたことを特徴とする特許請求範囲第1項記載
    の画質補償装置。
JP61312269A 1986-12-26 1986-12-26 画質補償装置 Expired - Lifetime JPH07118780B2 (ja)

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JP61312269A JPH07118780B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 画質補償装置

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JP61312269A JPH07118780B2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 画質補償装置

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JPS63164765A true JPS63164765A (ja) 1988-07-08
JPH07118780B2 JPH07118780B2 (ja) 1995-12-18

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