JPS6316450A - テ−プレコ−ダの動作切換装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダの動作切換装置

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Publication number
JPS6316450A
JPS6316450A JP61159479A JP15947986A JPS6316450A JP S6316450 A JPS6316450 A JP S6316450A JP 61159479 A JP61159479 A JP 61159479A JP 15947986 A JP15947986 A JP 15947986A JP S6316450 A JPS6316450 A JP S6316450A
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JP
Japan
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slide base
plunger
cassette tape
gear
drive gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP61159479A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Tozaki
戸崎 典昭
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS6316450A publication Critical patent/JPS6316450A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は留守番電話機に好適なテープレコーダの動作切
換装置に関する。
(ロ)従来の技術 留守番電話機は例えば特公昭51−48724号公報に
記載されているように呼者へのメツセージの伝達に用い
られる第1テープと、呼者からのメツセージの録音に用
いられる第2テープとがあり、これら第1テープ及び第
2テープの駆動機構は全く独立に設けられていた。
くハ)発明が解決しようとする問題点 そこで第1テープの駆動機構と第2テープの駆動機構と
を同一シャーンに設け、且つ第1及び第2テープ録音再
生用のヘッドを1同一スライドベース上に取付け、駆動
歯車にロック部材を設けてロックしていたアームを利用
し前記スライドベースをスライドしていたが、従来は録
音再生又は巻戻し等の各モードごとに駆動歯車を設けて
いたので構造が複雑となった。
しかし本発明は駆動歯車に複数の欠歯部を設け、且つプ
ランジャーにて回動される口7クレバーにて移動されス
ライドベースの第1方向又は第2方向の移動を強制的に
阻止するベースガイド板をも設けることにより、プラン
ジャーへの通電時間を変えるのみで駆動歯車1つでもっ
て第1テープ又は第2テープの種々の動作が行えるよう
にし前記欠点を除去したテープレコーダの動作切換装置
を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明のテープレコーダの動作切換装置は第1及び第2
方向に摺動自在に取付けられ且つ向きを異にして磁気ヘ
ッドが取付けられたスライドベースと、該スライドベー
スに関連して移動される第1及び第2ピンチローラと、
前記第1及び第2ピンチローラに対向して設けられた第
1及び第2キャプスタンと、モータにて回転される回転
歯車に選択的に噛合わせるための複数の欠歯部を有し前
記スライドベースをスライドさせる駆動歯車と、プラン
ジャーに通電されている間のみ回転されるロックレバ−
と、該ロックレバ−にて移動され前記スライドベースの
第1方向及び第2方向の移動を強制的に阻止するベース
ガイド板とにより構成される。
(*)作用 本発明のテープレコーダの動作切換装置は上述の如き構
成をなすので、停止状態より駆動歯車の回転開始後直ち
にプランジャーへの通電を中断したときスライドベース
は第1方向に摺動し第1ピンチローラが第1カセットテ
ープを介して第1キャプスタンに圧接し、第1カセット
テープの録音再生を行い、第1カセットテープの録音再
生状態より駆動歯車の回転開始後直ちにプランジャーへ
の通電を中断したときスライドベースは第2方向に摺動
し第2ピンチローラが第2カセットテープを介し第2キ
ヤブスクンに圧接し、第2カセットテープの録音再生を
行い、停止状態よりプランジャーへの通電をスライドベ
ースの第1方向の移動終了前で且つ該スライドベースが
ベースガイド板に阻止されている際に中断したとき第1
カセットテープの巻戻し状態となし、停止状態よりスラ
イドベースの移動終了後もプランジャーに通電し続ける
とその後のプランジャーへの通電時間の差に応じ第2カ
セットテープを録音再生状態又は早巻取りあるいは巻戻
し状態にされる。
(へ)実施例 本発明のテープレコーダの動作切装置の実施例を図面に
従って説明すると、(1〉はシャーシ、(2)は前記シ
ャーシ(1)上に矢印Aで示す第1方向又は第1方向と
逆の矢印Bで示す第2方向に摺動自在に取付けられたス
ライドベースで、中央に前面のギャップが夫々前記矢印
A又は矢印Bに面するように第1及び第2録音再生ヘツ
ド(3)(4)と第1及び第2消去ヘツド(5)(6)
とが設けられ、又スライドベース(2)の対角線上に第
1及び第2ピンチローラ(7)(8)とが設けられてい
る。(9)(10)は前記スライドベース(1)上に設
けられたガイドの役目も兼用する係合ピン、(11)(
12)は前記第1録音再生ヘツド(3)及び第1消去ヘ
ツド(5)の前方に形成された第1カセツト収納室(1
3)に配置された第1カセットテープ用の巻取りリール
軸及び供給リール軸、(14)(15)は第2H音再生
へラド(4)及び第2消去ヘツド(6)の前方に形成さ
れた第2カセツト収納室(16)内に設けられた巻取り
リール軸と供給リール軸、(17)(18)は前記第1
及び第2ピンチローラ(7)<8)に夫々対向する第1
及び第2キャプスタン(19)(20)を有する第1及
び第2フライホイール、(21)はモータで該モータ(
21)の回転軸(22)より第1フライホイール(17
)、第1アイドラー(23)、第2フライホイール(1
8)及び第2アイドラー(24)の周縁に動力伝達用の
ベルト(25)が懸架されている。(26)は補助スラ
イドベースで、前記スライドベース(2)と同様にシャ
ーシ(1〉に摺動自在に設けられ、二叉状の加圧スプリ
ング(27)の元部が固着されており、妨らに8字状の
溝(28)(29)(30)を有する案内溝(31)が
形成されている。前記加圧スプリング(27)の二叉状
の端子間には補助スライドベース(26)の長孔(32
)を貫通された前記ピン(9)が位置され、且つスプリ
ング(33)で矢印A方向に付勢されている。(34)
は欠歯部(35)(36)(37〉を有する駆動歯車で
、前記補助スライドベース(26)に設けられた駆動ピ
ン(38)が嵌合される非円形の溝(39)が偏心して
形成され、又表面に3個の係止片(40)(41)(4
2)が形成され裏面に1個の係止片(43)が設けられ
ている。そして前記駆動歯車(34)は第1キヤブスク
ン(19)と同軸上の第1キャプスタン歯車(44)に
噛合う。(45)はプランジャーで、軸(46)に軸支
され扇状の係止長片(47)及び駆動歯車(34)の係
止片(40)(41)(42)に係合する係止端部(4
8)を有するロックレバ−(49)を回動する。
(50)は軸(51)に軸支された第1アイドラーアー
ムで、スライドベース(2)上のピン(52)が係合さ
れる長孔(53)を有し前記第1アイドラー(23)と
ともに第1供給リール軸(12)の第1供給リール歯車
(54)に噛合う第1アイドラー歯車(55)が取付け
られている。(56)は軸(57)に軸支された第2ア
イドラーアームで、第2アイドラー(24)と幀(58
)に同軸に第2アイドラー歯車(59)が設けられてい
る。
(60)は軸(61)に軸支された第1巻取りアームで
、該第1巻取りアーム(60〉上のスライド・\−ス(
2)の開口(62)に嵌合される軸(63)に大小径を
異にする第1及び第2巻取り歯車(64)(65)が設
けられている。(66)は軸(67)に回動自在に取付
けられた第2巻取りアームで、スライドベース(2)上
(7) 開Q(68)を貫通する軸(69)に第3、第
4巻取り歯車(7Q)(71)が設けられている。(7
2)は長孔(73)(73)を貫通するピン(74)(
74)により摺動自在に取付けられたベースガイド板で
、スライドベース(2)上のピン〈75)が係合するガ
イド窓(76〉が形成され該ベースガイド板(72〉上
に取付けられたガイドスプリング(77)にて前記ロッ
クレバ−(49)の係止長片(47)に連動される。(
78)はリーフスイッチで、スライドベース(2)が矢
印A方向にスライドされると第1カセットテープ(79
〉側の接片をオンし録音再生ヘッド(3)等を動作状態
にし、スライドベース(2)が矢印B方向にスライドさ
れると、第2カセットテープ(80)側の接片がオンし
録音再生ヘッド(4)等を動作状態にする。
次に本発明の動作について説明する。
先ず留守番電話機として使用するためには第1カセツト
収納室〈13)及び第2カセツト収納室(16)に夫々
応答用の第1カセットテープ(79)並びに録音再生用
の第2カセットテープ(80)を装着し待機状態にする
。斯る状態において駆動歯車(34)はスプリング(3
3)にて時計方向に回転しようとしているが、駆動歯車
(34)の係止片(40)にロックレバーク49〉の係
止端部(48)が係合し該駆動歯車(34)の回転を阻
止している(第10図)。
今呼出し者よりの呼出し信号が電話回線を介し受信され
ると、LSリレー(図示せず)が励磁される等して通話
状態にされプランジャー(45)に数秒間通電される。
前記プランジャー(45)に通電され該プランジャー(
45)が吸引動作されると、ロックレバ−(49)は反
時計方向に回動されるので、前記ロックレバ−(49)
の係止端部(48)と、係止片(40)との保合が解除
され駆動歯車(34)はスプリング(33)の付勢力で
多少時計方向に回転され、前記駆動歯車(34)は第1
キャプスタン歯車(44〉に噛合う。一方このときモー
タ(21)は通電され回転されているので、それに伴い
第1キャプスタン歯車(44)も回転され該第1キ〜ブ
スタン歯車(44)に噛合う駆動歯車(34)を時計方
向に回転させる。停止状態では第3図に示すように駆動
ピン〈38)は駆動歯車(34)の中心近辺に位置する
溝(39)の部分に嵌合されているが、駆動歯車(34
)の時計方向の回転に伴い周辺に位置する溝(39)の
部分へと移動されるため、補助スライドベース(26)
は矢印A方向にスライドされ、それに伴い加圧スプリン
グ(27)も矢印A方向に移動され係合ピン(9〉を押
圧するのでスライドベース(2)も矢印A方向に移動さ
れる。
すると第4図に示すように軸(63)がスライドベース
(2)に形成された開口(62)の傾斜面に沿って移動
され、第1巻取りアーム(60)を時計方向に回動し第
2アイドラー歯車(65)を第1キヤブスクン歯車(4
4)に噛合わせ、又第1アイドラー歯車(64)を第1
巻取り歯車(85)に夫々噛合わせるのでモータ(21
)の回転力はベルト(25)、第1フライホイール(1
7)、第1キ〜ブスタン歯車(34〉及び第1、第2ア
イドラー歯車(64)(65)を経て第1巻取り歯車(
85)に伝達され第1巻取りリール軸(11〉を回転す
る。これとともにスライドベース(1)上の第1ピンチ
ローラ(7〉も移動され、第1カセットテープ(79)
を介し第1キャプスタン(19)に圧着される。
一方この状態では駆動歯車(34)は欠歯部(37〉が
第1キャプスタン歯車(44)に面する位置まで回転さ
れるので、駆動歯車(34)と第1キャプスタン歯車(
44)の噛合いは解除され、且つロックレバ−(49〉
の係止端部(48)と係止片(42)とが係合し駆動歯
車(34〉は停止する。そして第1カセットテープ(7
9)は第1キヤブスクン(19)と第1ピンチローラ(
7)とで駆動され、第1録音再生へラド(3〉にて予め
録音されているメツセージを呼出し者へ伝達するととも
に駆動された第1カセットテープ(79)を前記第1巻
取り軸(11)に嵌合されているリールハブに巻取る(
第4図)。
前記メツセージの再生が終了し、そのメツセージの後に
録音されているビープトーンが再生されると、再びプラ
ンジャー(45)に数ミリ秒通電されるので、該プラン
ジャー(45)は吸引しロックレバ−(49)を回動し
係止端部(48)と係止片(42)との係止を解除する
とスプリング(27)の付勢力はスプリング(33)の
付勢力より大きいため駆動歯車(34〉を少しく時計方
向に回転させるので、駆動歯車(34)と第1キャプス
タン歯車(44)は噛合い該駆動歯車(34)を回転さ
せる。すると駆動ピン(38)は非円形の溝〈39)の
中心部方向に移動されるので、補助スライドベース(2
6)は矢印B方向にスライドされ、該補助スライドベー
ス(26)に伴って移動される加圧スプリング(27)
によって係合ピン(9)が押圧されスライドベース(2
)を矢印B方向にスライドし、第2ピンチローラ(8)
を第2キヤブスクン(20)に用件用の第2カセットテ
ープ(80)を介して圧着する。−力筒2キャプスタン
歯車(87)に第4巻取り歯車(71)が噛合い、又該
第4巻取り歯車(71)とともに回転する第3巻取り歯
車(70)に大径巻取り軸歯車(90)が噛合うので、
モータ(21〉よりの回転力はベルト(25)、第2フ
ライホイール(18)、第2キャプスタン歯車(87)
、第4巻取り歯車(71)及び第3巻取り歯車(70)
を介して大径巻取り軸歯車(90)に伝達され、巻取り
リール軸(14)に嵌合される巻取り側のリールハブを
回転する。従って前記第2キャプスタン(20)と第2
ピンチローラ(8)とで第2カセットテープは駆動され
、録音ヘッド(4〉に加えられる呼出し者よりのメツセ
ージを録音するとともにテープを巻取る(第6図)。
尚このときプランジャー(45)は通電されておらずス
プリング(92)の付勢力でロックレバ−(49)は時
計方向に回動されており、それに伴いU字状スプリング
(93)も時計方向に回動され該U字状スプリング(9
3)にピン(94)にて係合されている第2巻取りアー
ム(56)を反時計方向に回動させており、軸(58)
の先端がスライドベース(2)の角穴(95)に案内さ
れ前記補助スライドベース(2)が矢印B方向にスライ
ドされると、第2巻取りアーム(56〉上のガイドピン
(96)は補助スライドベース(26)の溝(29)に
案内され、第6図に示すように中立位置にされ第2アイ
ドラー歯車(59)はアイドラー歯車(98)より離脱
されている。さらにこのとき欠歯部(35)が第1キャ
プスタン歯車(44)に向合い、且つプランジャー(4
5)には最早通電されていないためロックレバ−(49
)はスプリング(92)にて時計方向に回動されており
、駆動歯車(34)の係止片(41)にロックレバ−(
49)の係止端部(48)が係合し駆動歯車(34)は
ロックされ停止する(第6図)。
メツセージの録音の終了を音声検出回路(図示せず)等
にて検出されると、再びプランジャー(45)に数ミリ
秒通電されロックレバ−(49)による駆動歯車(34
)のロックを解除し、スプリング(27)(33)の付
勢力により駆動歯車(34)を第1キ〜ブスタン歯車(
44)に噛合わせるので、駆動歯車(34)は再び欠歯
部(35)が第1キャプスタン歯車(44)に対向する
位置まで回転される。前記駆動歯車(34)が時計方向
に回転されるに伴い駆動ビン(38)が溝(39)の外
周部へと移動されるので、補助スライドベース(26)
は矢印A方向にスライドされ、該補助スライドベース(
26)に係合ピン(9)と加圧スプリング(27)にて
連動されるスライドベース(2〉も矢印A方向にスライ
ドされ、第3図の停止状態に復帰させる。
前述においては第1カセットテープの再生後に用件用の
第2カセットテープに録音する場合について説明したが
、停止状態から用件用の第2カセットテープを直接録音
状態又は再生状態にするには、スライドベース(2)の
動きによってオンオフされるリーフスイッチ(78)が
第1カセットテープ(79)側にオンされてからオフさ
れるまでプランジャー(45)に通電して吸引きせる。
この間口ツクレバ−(49)は反時計方向に回動され、
駆動歯車(34)の係止片(40)と係止端部(48)
との係合が解除され駆動歯車(34)を第1キャプスタ
ン歯車(44)に噛合わせる。それとともにロックレバ
−(49)の係止長片(47)がガイドスプリング(7
7)を介し、ベースガイド板(72)をスプリング(1
00)に抗して矢印C方向にスライドさせる。前記駆動
歯車(34)は第1キ〜ブスクン歯車(44)に噛合う
ことにより時計方向に回転され、前述と同様にして補助
スライドベース(26)を矢印A方向にスライドし、そ
れに伴いスライドベース(2)も矢印A方向にスライド
されるが、ベースガイド板(72)が矢印C方向にスラ
イドされているためスライドベース(2)のビン(75
)が前記ベースガイド板(72)のガイド窓(76〉の
係合部(101)に係合されスライドベース(2)の動
きを阻止する。従って駆動歯車(34)が第4図の位置
まで回転されても第1ピンチローラ(7)に第1キャプ
スタン(19)が接触することがなく、又第1巻取りア
ーム(60)はスライドベース(2)の開口(62)に
て阻止され第2巻取り歯車(63)が第1巻取りり一ル
軸歯車(85)に噛合うことがない。一方スライドベー
ス(2)のピン(52)が第1巻取りアーム(50)の
長孔(53)にそって移動し該第1巻取りアーム(50
)を時計方向に回動させ、第1アイドラー歯車(55)
と第1供給リール軸歯車(54)とを噛合わせる。
従ってモータ(21)よりの回転力はベルト(25)、
第1アイドラー(23)、第1アイドラー歯車(55)
及び第1供給リール軸(12)に伝達され該第1供給リ
ール軸(12)を高速逆回転きせる。又スライドベース
(2)は完全には第1方向にスライドされないため第1
ピンチローラ(7)と第1キャプスタン(19)とは圧
接されず第1カセットテープ(79)を早春戻しする(
第7図)。
前記早春戻し状態になったときプランジャー(45)へ
の通電を中止するとそのまま早春戻し状態が保持される
が、プランジャー(45〉への通電を続行するとロック
レバ−(49)は反時計方向に回動されており駆動歯車
(34)の係止片(40)にロックレバ−(49)の係
止端部(48)が係止されることがない。それ故に駆動
歯車(43)は回転し続は今度は補助スライドベース(
26)を矢印B方向にスライドさせる。
前記駆動歯車(43)が第4図の位置を通り過ぎて、そ
れまで第1カセットテープ(79)側にオン芒れていた
リーフスイッチ(78)がオフされたのを検出し通電を
停止するとプランジャー(45)の吸引力は消失し、ロ
ックレバ−(49)はスプリング(92)の付勢力で時
計方向に回転される。そのため前述のように補助スライ
ドベース(26)が矢印B方向にスライドされるのに伴
ってスライドベース(2)も矢印B方向にスライドされ
、第2カセットテープ(80)の録音(再生)状態にさ
れる位置まで駆動歯車(34〉が回転されると、係止片
(42)と係止端部(48)とが係止され駆動歯車(3
4)は停止される。斯様にして停止状態から第1カセッ
トテープ(79)が一時期平巻戻しされ次に第2カセッ
トテープ(80)の録音状態となる。
前述のようにして第2カセットテープに録音された呼者
よりのメツセージを遠隔操作でもって再生し聴取したい
ときがあるが、斯る場合先ず呼出し信号を送信し電話機
を起動しエンドレステープを再生状態にし、然る後リモ
コン信号を送信することによりカセットテープを巻戻す
必要があるが、本発明では斯る場合にプランジャー(4
5)ヘノ通電を巻戻し状態になるまで持続することによ
り達成される。即ち前述した第4図の第1カセットテー
プの再生状態にあるときリモコン信号を送信しプランジ
ャー(45)への通Tを行うと、係止片(41)と係止
端部(40)との係止が解除されて駆動歯車(34)は
多少回転し第1キャプスタン歯車(44)と噛合い、該
第1キャプスタン歯車(44)を回転させる。すると駆
動ピンク38)は溝<39)の最内周部から最外周部に
向って移動するので補助スライドベース(26)は矢印
B方向にスライドベース(2)とともにスライドされる
。一方ブランジャー(45)への通電が持続されるため
ロックレバ−(49)は反時計方向に回動された状態を
保持し、ベースガイド板(72)を矢印C方向にスライ
ドし続けるのでスライドベース(2)が矢印B方向にス
ライドされると、該スライドベース(2)に有するピン
(75)は第9図に示す如くベースガイド板(72)の
係止窓(76)の案内溝(101)に案内されスライド
ベース(2)が完全に第2方向にスライドされるのを阻
止し同時に、第2巻取りアーム(56〉はU字スプリン
グ(93)にて時計方向に回転させられているため、前
記スライドベースク2)が矢印B方向にスライドされる
と第2巻取りアーム(56)のピン(96)は溝(30
)に嵌合し、第2アイドラー歯車(59)と供給リール
軸(15)に取付けたリール軸歯車(102)とを噛合
わせる。従ってモータ(21)よりの回転力はベルト(
25)、アイドラー(24)、第2アイドラー歯車(5
9)及びリール軸歯車(102)を経て供給リール軸(
15)に伝達されて供給リール軸<15)を高速逆回転
させる。又スライドベース(2)は前述したように完全
には第2方向にスライドされないため、第2ピンチロー
ラ(8)と第2キャプスタン(20)とは圧接されずカ
セットテープを早春戻しする(第9図)。
停止状態から巻戻しを行うときも上述と同様にプランジ
ャー(45)に通電し続けることにより、ロックレバ−
(49)が反時計方向に回動され係止片(40)と係止
端部(48)との係止が解除され、駆動歯車(34)を
多少回転し第1キャプスタン歯車(44)に噛合わせ該
駆動歯車(34)を引続いて回転させる。
それにより補助スライドベース(26〉とともにスライ
ドベース(2)は矢印A方向にスライドされるが、ロッ
クレバ−(49)にてベースガイド板(72〉は矢印C
方向にスライドされておりピン(75)が係止窓(76
)の案内溝(101)にあたり、スライドベース(2)
の動きを阻止するので、第1ピンチローラ(7)に第1
キャプスタン(19)が圧接することなくして前述と同
様にしメツセージ用の第1カセットテープを1時期巻戻
し状態にする。(第7図)。この状態ではプランジャー
(45)には通電され続けているため、駆動歯車り34
)を引続いて回転させ、補助スライドベースは矢印B方
向にスライドしスライドベース(2)も矢印B方向にス
ライドしてくるが、ピン(78)がベースガイド板(7
2)の係止窓(76)の案内溝(101)に係止され、
且つ駆動歯車(34)の係止片(43)が係止端部(4
8)に阻止され、駆動歯車(43)の欠歯部(36)が
第1キャプスタン歯車(44)に面して巻戻し状態に保
持されている(第9図)。
従ってプランジャー(45)への通電を停止すると、ス
プリング(92)の力によってロックレバ−(49)を
時計回りに回転させ、係止端部(48)は係止片(43
〉から離れ駆動歯車(43)はフリーとなり加圧スプリ
ング(27)の付勢力で少し回転され第1キヤブスクン
歯車(44)に噛合い駆動歯車(34)をロックレバ−
(49)の係止端部(48)と係止片(43)の係止位
置まで回転させるので、スライドベースク2)は停止位
置までスライドされる。次に用件用の第2カセットテー
プを早送り状態にする動作について説明する。先ず、メ
ツセージ用カセットテープが再生状態にあるとき早巻取
り状態にするには、プランジャー(45)に通電するこ
とによりロックレバ−(49)が反時計方向に回動し係
上端部(48)と係止片(41)との係止を解除し駆動
歯車(34)を回転し第1キャプスタン歯車(44)に
噛合わせ引続いて駆動歯車(34)を回転きせると駆動
ピン(38)が溝(39)の外周から内周に移動される
ため補助スライドベース(26)は矢印B方向にスライ
ドし、それにより加圧スプリング(27〉が係合ピン(
9)を押圧しスライドベース(2)を矢印B方向にスラ
イドさせる。又このときプランジャー(45)が吸引さ
れることによりロックレバ−(49)が反時計方向に回
動されベースガイド板(72)は矢印C方向にスライド
されているため、ピン(75)がベースガイド板(72
)の係止窓(76)の案内溝(101)に導びかれ、前
記スライドベース(2)は第8図の位置で規制される。
そしてプランジャー(45)への通電を中止するとスプ
リング(92)によってロックレバ−(49)はU字ス
プリング(93〉とともに時計方向に回動し、第2巻取
りアーム(56)を反時計方向に回動させるので、軸(
57)は角穴(95)に嵌合されずフリーとなりガイド
ピン(96)は補助スライドベース(26)の溝(28
)に嵌合され、早巻取り歯車(24)をアイドラー歯車
(98)に噛合わせ該アイドラー歯車(98)を小径巻
取りリール軸歯車(103)に噛合わせるので、モータ
(21)の回転力はベルト(25)からアイドラー(2
4)、早巻取り歯車(97)及びアイドラー歯車(98
〉を経て巻取りリール軸(14)に伝達されて原券取り
リール軸(14)に嵌合されるハブを回転し、カセット
テープを早巻取りする。
停止状態から用件用カセットテープを早送りするときも
リーフスイッチ(78)の第2カセットテープ側の接片
がオンされるまで通電することにより、巻戻し時と同様
にメツセージ用カセットテープを1時期巻戻し許せ、第
2カセットテープを早送り状態にさせる。
前記補助スライドベース(26)をスライドし大径リー
ル歯車(90)をアイドラー歯車(97)に噛合わせる
位置まで駆動歯車(34)が回転されると、係止片(4
2)と係止端部(48)とが係止し且っ欠歯部(43)
が第1キャプスタン歯車(44〉に面するので、駆動歯
車(34〉は回転を停止し、早送り状態を保持する。早
送り状態より停止状態にするには数ミリ秒プランジャー
(45)に通電するとロックレバ−(49)が反時計方
向に回動され係止片(40)と係上端部(48)との係
止が解除され、駆動歯車(34)を少しく回転し、第1
キヤブスクン歯車(44)に噛合わせ該駆動歯車(34
)を回転し続ける。すると駆動ピン(38)が溝(39
〉の内周から外周へ移動するので補助スライドベース(
26)は矢印A方向にスライドしてスライドベース<2
)を停止位置に復帰させる。
最後にメツセージ用カセットテープを常に電話がかかっ
てきた時メツセージの最初から出るようにテープを最初
まで巻戻す必要がある。用件を録音した後スライドベー
ス(2〉を停止位置にするこの状態からリーフスイッチ
(78)のメツセージ用カセットテープ側の接片がオン
されるまで通電することにより、ロックレバ−(49)
を反時計方向に回動させ、前記ロックレバ−(49)の
係止端部(48)と係止片(40)の係合が解除され駆
動歯車(34)は多少時計方向に回転される。すると駆
動歯車(34)は第1キヤブスクン歯車(44)に噛合
い駆動歯車(34〉を回転させると駆動ピン(38)が
移動され補助スライドベース(26)は矢印A方向にス
ライドしそれにより加圧スプリング(27)が係合ピン
(9)を押圧しスライドベース(2)を矢印B方向にス
ライドさせ又このときプランジャー(45)が吸引され
ることによりロックレバ−(49)が反時計方向に回動
されベースガイド板(72)は矢印C方向にスライドさ
れているため、ピン(75)がベースガイド板(72)
の係止窓(76)の案内溝(101)に係合され、前記
スライドベース(2)の動きを阻止する。その直前スラ
イドベース(2)の動きによりピン(52)は第1巻取
りアーム(50)の長孔(53)に沿って第1巻取りア
ーム(50)を時計回りに回転させアイドラー(23)
と1体となった第1アイドラー歯車(55)を第1供給
リール軸歯車(54)に噛合わせるまで回転許せられて
スライドベース(2)は停止する。次にリーフスイッチ
(78)のメツセージ用カセットテープ側の接片がオン
された時プランジャー(45)への通電をやめるとロッ
クレバ−はスプリング(33)の力によって時計方向に
回動され、ロックレバ−(49)の係止端部(48)と
係止片(42)とが係合し駆動歯車(34)は停止する
。そしてモータ(21)の回転力はベルト(25)を介
して第1巻取りアイドラー(23)、早巻取り歯車(5
5)からリール軸歯車(54)、第1供給リール軸(1
2)を回転させ早春戻、しを行う。次にこの状態から停
止状態にするには前記のように第1カセットテープをプ
ランジャー(45〉のタイミングにより再生状態に数秒
させてから又プランジャー(45)を吸引して停止状態
にする。
以上の動作をまとめると、 A、停止状態よりプランジャー(45)に数百ミリ秒通
電すると第1テープの走行状態にされ、電気回路を切換
えることにより録音状態又は再生状態にされる。
B、停止状態又は第1テープ走行状態よりリーフスイッ
チ(78)の第1テープ側の接片がオフされるまでプラ
ンジャー(45)に通電すると第2カセットテープ定速
走行状態にされ電気回路の切換えにより録音状態又は再
生状態にされる。
C0停止状態又は第1テープ走行状態よりリーフスイッ
チ(78)の第2カセットテープ側の接片がオンされる
までプランジャー(45)に通電すると第2カセットテ
ープの早送り状態とされる。
D、停止状態又は第1テープ走行状態よりり一フスイッ
チ(78)の第2カセットテープ側の接片がオンされる
までブランジャーク45)に通電するとカセットテープ
の早送り状態となる。
E、停止状態又は第1テープ走行状態よりプランジャー
(45)に通電し続けると第2カセットテープは早春戻
し状態となる。
F、停止状態よりリーフスイッチ(78)の第1カセッ
トテープ側の接片がオンされるまでプランジャー(45
)に通電すると第1カセットテープの早春戻し状態とな
る。
(ト)発明の効果 本発明のテープレコーダの動作切換装置は上述したよう
に、駆動歯車に複数の欠歯部を形成し且つプランジャー
にて回動芒れるロックレバ−と、該ロックレバ−にて移
動されスライドベースの第1方向又は第2方向の移動を
強制的に阻止するベースガイド板とを設けたので、前記
プランジャーへの通電時間を変えるのみで第1カセット
テープ又は第2カセットテープの録音再生等各種の動作
を得ることができ、特に留守番電話機に好適である。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明のテープレコーダの動作切換装置に関す
るもので、第1図は全体の平面図、第2ずは全体の裏面
図、第3図は駆動歯車部分を中心にした停止状態の上面
図、第4図は同じく駆動歯車部分を中心にした第1テー
プの定速走行状態を示す上面図、第5図は駆動歯車部分
を中心にした第2テープの定速走行状態を示す上面図、
第6図は第2テープ定速走行状態を示す全体の上面図、
第7図は第1テープ巻戻し状態を示す全体の上面図、第
8図は第2テープ早送9状態を示す全体の上面図、第9
図は第2テープ巻戻し状態を示す全体の上面図、第10
図はプランジャーの非吸引状態を示す部分平面図、第1
1図はプランジャーの吸引状態を示す部分平面図、第1
2図はプランジャーの吸引状態を示す要部平面図である
。 (1)・・・シャーシ、(2)・・・スライドベース、
(7)・・・第1ピンチローラ、(8)・・・第2ピン
チローラ、 (19)・・・第1キヤブスクン、 (2
0)・・・第2キヤブスクン、(21)・・・モータ、
(34)・・・駆動歯車、(49)・・・ロックレバ−
1(72)・・・ベースガイド板、(79)・・・第1
カセットテープ、<80)・・・第2カセットテープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1及び第2方向に摺動自在に取付けられ且つ向
    きを異にして磁気ヘッドが取付けられたスライドベース
    と、該スライドベースに関連して移動される第1及び第
    2ピンチローラと、前記第1及び第2ピンチローラに対
    向して設けられた第1及び第2キャプスタンと、モータ
    にて回転される回転歯車に選択的に噛合わせるための複
    数の欠歯部を有し前記スライドベースを摺動させる駆動
    歯車と、プランジャーに通電されている間のみ回転され
    るロックレバーと、該ロックレバーにて移動され前記ス
    ライドベースの第1方向及び第2方向の移動を強制的に
    阻止するベースガイド板とよりなり、停止状態より駆動
    歯車の回転開始後直ちにプランジャーへの通電を中断し
    たときスライドベースは第1方向に摺動し第1ピンチロ
    ーラが第1カセットテープを介して第1キャプスタンに
    圧接し第1カセットテープの録音再生を行い、第1カセ
    ットテープの録音再生状態より駆動歯車の回転開始後直
    ちにプランジャーへの通電を中断したときスライドベー
    スは第2方向に摺動し第2ピンチローラが第2カセット
    テープを介し第2キャプスタンに圧接し第2カセットテ
    ープの録音再生を行い、停止状態よりプランジャーへの
    通電をスライドベースの第1方向の移動終了前で且つ該
    スライドベースがベースガイド板に阻止されている際に
    中断したとき第1カセットテープの巻戻し状態となし、
    停止状態よりスライドベースの第1方向の移動終了後も
    プランジャーに通電し続けるとその後のプランジャーへ
    の通電時間の差に応じ第2カセットテープを録音再生状
    態又は早巻取りあるいは巻戻し状態にすることを特徴と
    するテープレコーダの動作切換装置。
JP61159479A 1986-07-07 1986-07-07 テ−プレコ−ダの動作切換装置 Pending JPS6316450A (ja)

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