JPS63163997A - 飲料自動販売機の自動洗浄制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カップ容器に飲料を吐出して販売を行なうい
わゆるカップ式の自動販売機における飲料注出系路の洗
浄方式に関する。

従来の技術 従来の飲料供給ラインの自動洗浄方法は、あらかじめ定
められた所定のタイムチャートに従って、設定された時
間だけ各飲料供給ラインの洗浄動作を行なう際、それぞ
れの飲料供給ラインの電磁弁を開くだけであった。

発明が解決しようとした問題点 ところが、このような洗浄方式では、現在の洗浄動作が
タイムチャートのどのステップに当たるのか、また、そ
れぞれの電磁弁がいつ開いて、いつ閉じるのかが把握し
にくく、そのうえ洗浄動作中は常にタイムチャートによ
り動きを見ていなくてはいけないので、洗浄中に別の仕
事を行なうことができない問題点があった。また、洗浄
完了がいつ行なわれたのか把握しにくいなどの問題点も
ぎった。

よって、本発明は１．上記問題点に鑑み、タイムチャー
ト上の洗浄動作のステップ及び洗浄動作の完了が容易に
わかる飲料自動販売機の自動洗浄制御方式を提供するこ
とを目的としたものである。

問題点を解決するだめの手段 従って、本発明は前記問題点に鑑み、各飲料供給ライン
の洗浄動作において電磁弁を開く際及び洗浄動作におい
て電磁弁を開く際及び洗浄を完了した場合にブザーによ
り音を鳴らすのである。

作　　用 上記手段により所定のタイムチャートによる洗浄動作の
過程及び完了が容易に把握でき、しかも洗浄動作中に別
の仕事を行なうなど、常に洗浄動作を見る必要がないの
である。

実施例 以下本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。

第１図は本カップ式の飲料自動販売機の飲料注出用の供
給ライン系統を示す図である。

図において、１は水道２より給水を受けだ水を貯留させ
る水リザーバであり、ここから送水ポンプ３を経て、飲
料水供給ライン４が引き出されている。また、飲料水供
給ライン４の途中に備えた三方電磁弁６から分岐して、
更にカーボネータ６を介して炭酸水供給ライン７が引出
されている。なお８はライン７に挿入した炭酸水電磁弁
である。

周知のようにカーボネータ６には炭酸ガス圧力ボンベ９
が接続していて、炭酸ガスの雰囲気中に水を噴霧するこ
とにより炭酸水を得るよう構成されており、かつ炭酸水
はガスボンベ９のガス圧を利用して加圧送液される。ま
た前記とは別個に、シロップ飲料の原料である濃縮シロ
ップを収容したシロップタンク１０ａ、１０ｂからは、
シロップ供給ライン１１ａ、１１ｂが引用されている。

１２ａ、１２ｂは’／　０７プ供給ライフ　１１　ａ　
、　１１　ｂに介挿したシロップ電磁弁である。シロッ
プはガスボンベ９のガス圧を利用して加圧送液するよう
にガスボンベ９とシロップタンク１ｏａ、１０ｂとの間
をガスライン１３で接続している。なおシロップタンク
１０ａ、１０ｂは液が空になれば新たなシロップタンク
と交換することから、その作業性を考慮してシロップタ
ンク１０　ａ　、　１０　ｂ　トシロップ供給ライン１
１ａ、１１ｂおよびガスライン１３との間はそれぞれ着
脱自在な接続継手１４ａ、１４ｂ、１５ａ、１６ｂを介
して接続されている。更に前記した各ライン４，７およ
び１１ａ、１１ｂの終端ノズルは、飲料カップ１６が搬
出されるペンドステージ１７の上方に臨んでまとめて開
口配置されている。なお１８はベンドステージ１７にこ
ぼれた液体を回収するドレン容器である。

また、１９は塩素などの洗浄用の薬剤を投入する投入口
であり、２０は投入口１９よシ投入された薬剤を飲料供
給ラインに流すことを制御する薬剤投入弁である。

第２図は第１図の供給ライン系統を制御するコントロー
ル部のブロック回路図である。Ａ１〜Ａｎは洗浄時間設
定用のスイッチ、Ｂは送水′ポンプ３を制御するリレー
、Ｃは三方電磁弁６を制御するリレー、Ｄは炭酸水電磁
弁８を制御するリレー、Ｅａ。

Ｅｂはシロップ電磁弁１２ａ、１２ｂを制御するリレー
、Ｅ、は薬剤投入弁２ｏを制御するリレー、Ｈは電磁弁
が開いた場合と洗浄を完了した場合に音を発するブザー
である。

（Ｆｍは販売動作及び洗浄動作を行うマイクロコンピュ
ータ（以後ＣＰＵと呼ぶ）で、スイッチＡ１〜Ａｎが入
力として接続され、リレーＢ、Ｃ，Ｄ、Ｅａ。

Ｅｂ・Ｅｂ、Ｅ、、Ｈが出力として接続されている。

ＧはスイッチＡ１〜Ａｎで設定された洗浄時間を記憶す
るメモリー（以後ＲＡＭと呼ぶ）で、ＣＰＵ■の内部に
ある。

第３図は本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ートである。第４図は本発明の一実施例の各供給ライン
の洗浄動作タイミングを示す？タイムチャートである。

次に、上記構成を有するカップ式の自動販売機の飲料注
出系路の洗浄動作について説明する。洗浄動作を行なう
には、まず、スイッチＡ１〜Ａｎにて、各供給ライン４
，７，１１ａ。

１１ｂの汚れに応じて薬剤での洗浄時間と水での洗浄時
間の設定を行なう（第３図５ＴＥＰ１）。

設定された時間はＲＡＭＱに記憶される。そして、マイ
クロコンピュータ（ト）は、前記設定された時間から、
所定のタイムチャートにより洗浄動作を行うのである。

今、所定のタイムチャートは、例えば第４図に示すよう
な、薬剤の洗浄においては、飲料水供給ライン４の洗浄
を行ない、次に炭酸水供給ラインＴの洗浄を、続いてシ
ロップ供給ライン１１ａ、１１ｂの洗浄を順番に行なっ
ていき、また、水の洗浄の場合も同様にして行なってい
くものである。

各供給ラインの洗浄時間の設定が完了すると、ＣＰＵ（
Ｆ）は所定のタイムチャートに従って、薬剤投入による
各供給ラインの洗浄動作を開始する（第３図５ＴＥＰ２
　）。このとき、カーボネータ６、シロップタンク１０
ａ、１０ｂには洗浄用の薬剤（塩素水など）が入ってい
る。今、所定のタイムチャートとして、第４図に示すも
のに従って洗浄動作を行なうとして、まず、飲料水供給
ライン４の薬剤による洗浄は、薬剤投入弁２０を開くこ
とにより（このとき、水道２から給水は止める−、リザ
ーバ１に薬剤を入れた後、送水ポンプ３をオンし、三方
電磁弁Ｓを切換えることにより、薬剤を飲料水供給ライ
ン４に流す。

この場合、薬剤投入弁２ｏと三方電磁弁５を開いたとき
にブザーを各１回鳴らす。（第３図５ＴＥＰ３）また、
炭酸水供給ライン７の薬剤による洗浄は炭酸水電磁弁８
をオンすることにより行い、シロップ供給ライン１１ａ
、１１ｂの洗浄はシロップ電磁弁１２ａ、１２ｂをオン
することにより行う。

この場合も各電磁弁が開いたときにブザーを各１回鳴ら
す（第３図５ＴＥＰ４）。そして、ＣＰＵ（Ｆ）は各設
定された時間になるまで薬剤による洗浄を続け、設定さ
れた時間に達した供給ラインから、各供給ラインの洗浄
開始の動作とは逆にリレーをオフすることにより順次完
了して行くのである。

前記薬剤による洗浄が完了すると、ＣＰＵ（Ｆ）は水に
よる各供給ラインの洗浄動作を開始する。このトキ、カ
ーボネータ６、シロップタンク１０ａ。

１０ｂには洗浄用の水が入っている。まず、飲料水供給
ライン４の水による洗浄は、水道２から水を給水し、リ
ザーバ１に水を入れた後、送水ポンプ３をオンし、三方
電磁弁６を切換えることにより、水を飲料水供給ライン
４に流す。また、炭酸水供給ライン７の水による洗浄は
炭酸水電磁弁８をオンすることにより行い、シロップ供
給ライン１１ａ、１１ｂの洗浄はシロップ電磁弁１２ａ
。

１２ｂをオンすることにより行う。

この場合も各電磁弁が開いた場合にブザーを一回鳴らす
（第３図５ＴＥＰｓ　）。そして、ＣＰＵ（ト）は各設
定された時間になるまで水による洗浄を続け、設定され
た時間に達した供給ラインから、各供給ラインの洗浄開
始の動作とは逆にリレーをオフすることにより順次完了
して行くのである。そして、全て完了した場合は、ブザ
ーを電磁弁が開いた場合と区別するために数回鳴らした
後（第３図５ＴＥＰ６）通常販売動作に戻る（第３図５
ＴＥＰ７　）。

以上のように、各供給ラインごとの薬剤及び水の洗浄時
間設定後、洗浄動作が開始されて各電磁弁が開いた際に
ブザーを鳴らすことにより、タイムチャート上の各ライ
ンの洗浄動作の過程が容易に把握でき、しかも洗浄動作
が完了した場合にもブザーを鳴らすことにより、離れた
場所からも洗浄動作の動きや完了がわかるので、常に洗
浄動作を見ている必要がないので別の仕事を行ないなが
らでも洗浄ができるのである。

発明の効果 以上の説明からも明らかなように本発明は、飲料を調合
して販売するカップ式の自動販売機において、その飲料
注出系路に当る各飲料供給ラインの洗浄を各供給ライン
ごとに薬剤及び水の洗浄時間を設定して後、洗浄動作を
開始して各電磁弁が開いた際及び洗浄が完了した場合に
ブザーを鳴らすことにより、洗浄動作の過程及び完了が
容易に把握できるので、離れた場所から洗浄動作を確認
できたり、別の仕事を行いながら洗浄動作を行うなどの
効率の良い洗浄ができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の自動販売機の飲料注出用の供
給ラインを示す系統図、第２図は供給ライン系統を制御
するコントロール部のブロック回路図、第３図はマイク
ロコンピュータの制御内容を示すフローチャート、第４
図は本発明一実施例の各供給ラインの洗浄タイミングを
示すタイムチャートである。 ４・・・・・・飲料水供給ライン、５・・・・・・三方
電磁弁、７・・・・・炭酸水供給ライン、８・・・・・
・炭酸水電磁弁、１０　ａ　、　１０　ｂ・・・・・・
シロップタンク、１１ａ。 １１ｂ・・・・・・シロップ供給ライン、１２ａ　、１
２ｂ・・・・・・シロップ電磁弁、１９・・・・・・薬
剤投入弁、Ａ１〜Ａｎ・・・・・・洗浄時間設定スイッ
チ、Ｆ・・・・・マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）、Ｈ
ｌ・・・・・ブザー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）飲料を貯える数種類のタンクと、前記タンクごと
   に設置され前記タンクからの飲料原料及び洗浄用の水又
   は薬剤が流れる飲料供給ラインと、前記飲料供給ライン
   ごとに設置され、前記飲料供給ラインからの液体を注出
   制御する電磁弁と、前記飲料供給ラインごとに薬剤での
   洗浄時間と水での洗浄時間を設定するスイッチと、前記
   電磁弁が開いた場合および洗浄動作が完了した場合に音
   を発するブザーと、前記電磁弁、スイッチ及びブザーを
   制御するマイクロコンピュータとより成り、各飲料供給
   ラインごとに前記スイッチにて薬剤での洗浄時間と水で
   の洗浄時間を設定した後、その設定された時間に従って
   各飲料供給ラインの洗浄動作が開始され、各電磁弁が開
   いた際にブザーにて音を出すことを特徴とした飲料自動
   販売機の自動洗浄制御方式。
2. （２）設定された時間により各飲料供給ラインの洗浄動
   作が行なわれ完了した際にブザーにて音を出すことを特
   徴とした特許請求の範囲第１項記載の飲料自動販売機の
   自動洗浄制御方式。