JPS62237598A

JPS62237598A - 飲料自動販売機の自動洗浄制御方式

Info

Publication number: JPS62237598A
Application number: JP8062186A
Authority: JP
Inventors: 志水　豊和
Original assignee: Matsushita Refrigeration Co
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-04-08
Filing date: 1986-04-08
Publication date: 1987-10-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、カップ容器に飲料を吐出して販売を行なう
方式のいわゆるカップ式の自動販売機における飲料注出
系路の洗浄方式に関する。

従来の技術従来の飲料注出系路の洗浄は、まず、洗浄を行なうべき
各飲料注出系路の洗浄用の薬剤での洗浄時間と洗浄のた
めの水の投入時間を設定した後、その設定された時間で
各飲料注出系路の洗浄を行っていたＯ発明が解決しようとする問題点ところが、このような洗浄方式では、もし、薬剤での洗
浄時間が設定され、水での洗浄時間が設定されなかった
場合、つまり水での洗浄が０時間であった場合に洗浄を
行なうと、その飲料注出系路には薬剤が水で流されずに
残ったままとなり。

そのまま洗浄を完了し販売状態になったならば販売飲料
中に薬剤が混ざるという問題があった。

問題点を解決するだめの手段従って、本発明は前記問題点に鑑み、マイクロコンピュ
ータにて水での洗浄時間の設定時間の有無を判定し、洗
浄時間設定において薬剤での洗浄時間が設定されて水で
の洗浄時間が設定されなかった場合は、その飲料注出系
路の洗浄を行なわないよう構成したものである。

作　　用上記手段により飲料注出系路の洗浄後に薬剤が残ること
がなく、その後販売状態になっても問題無く飲料販売が
できるのである。

実施例以下本発明の一実施例を添付図面に従い説明する。

第１図は本カップ式の飲料自動販売機の飲料注出用の供
給ライン系統を示す図である。

図において、１は水道２より給水を受けた水を貯留させ
る水リザーバであり、ここから送水ポンプ３を経て飲料
水供給ライン４が引出されている。

また飲料水供給ライン４の途中に備えた三方電磁弁６か
ら分岐して、更にカーボネータ６を介して炭酸水供給ラ
イン７が引出されている。なお８はライン７に挿入した
炭酸水電磁弁である。周知のようにカーボネータ６には
炭酸ガス圧力ボンベ９が接続していて、炭酸ガスの雰囲
気中に水を噴霧することにより炭酸水を得るよう構成さ
れており、かつ炭酸水はガスボンベ９のガス圧を利用し
て加圧送液される。また前記とは別個に、シロップ飲料
の原料である濃縮シロップを収容したシロップタンク１
０ａ、１０ｂからは、シロップ供給ライン１１ａ、１１
ｂが引用されている。１２ａ。

１２ｂはシロップ供給ライン１１ａ、１１ｂに介挿した
シロップ電磁弁である。シロップはガスボンベ９のガス
圧を利用して加圧送液するようにガスボンベ９とシロッ
プタンク１０ａ、１０ｂとの間をガスライン１３で接続
している。なおシロップタンクＩＱａ、１０ｋｌは液が
空になれば新たなシロップタンクと交換することから、
その作業性を考慮してシロップタンク１ｏａ、１ｏｂと
シロップ供給ライン１１ａ、１１ｂおよびガスライン１
３との間はそれぞれ着脱自在な接続継手１４ａ。

１４ｂ、１６ａ、１５ｂを介して接続されている。

更に前記した各ライン４，７および１１ａ、１１ｂの終
端ノズルは、飲料カップ１６が搬出されるベンドステー
ジ１７の上方に臨んでまとめて開口配置されている。な
お１８はベンドステージ１７にこぼれた液体を回収する
ドレン容器である。また、１９は塩素等の洗浄用の薬剤
を投入する投入口であり、２０は投入口１９より投入さ
れた薬剤を飲料供給ラインに流すことを制御する薬剤投
入弁である。

第２図は第１図の供給ライン系統を制御するコントロー
ル部のブロック回路図であるＯＡ１〜Ａｎは洗浄時間設
定用のスイッチ、Ｂは送水ポンプ３を制御するリレー、
Ｃは三方電磁弁６を制御するリレー、Ｄは炭酸水電磁弁
８を制御するリレー、Ｅａ。

Ｅｂはシロップ電磁弁１２ａ、１２ｂを制御するリレー
Ｅｃは薬剤投入弁２０を制御するリレー、Ｆは販売動作
及び洗浄動作を行うマイクロコンピュータ（以後ＣＰＵ
と呼ぶ）で、スイッチＡ１〜Ａｎが入力として接続され
、リレーＢ　、　Ｃ、Ｄ　、Ｅａ。

Ｅｂ、Ｅｃが出力として接続されている。Ｇはスへッチ
入１〜八〇で設定された洗浄時間を記憶するメモリー（
以後ＲＡＭと呼ぶ）で、ＣＰ　Ｕ　（Ｆ）の内部にある
。第３図は本発明の一実施例の制御内容を示すフローチ
ャートである。

次に上記構成を有するカップ式の自動販売機の飲料注出
系路の洗浄動作について説明する。

洗浄動作を行うには、まず、スイッチＡ１〜Ａｎにて、
各供給ライフ４，７，１１ａ、１１ｂの汚れに応じて薬
剤投入時間と水での洗浄時間の設定を行う（第３図５ｔ
ｏｐ　１　）ｏ設定された時間はＲＡＭ（Ｇ）に記憶さ
れる。今、前記設定された時間はゼロではないとして、
各供給ラインの洗浄時間の設定が完了すると、ＣＰＵ（
Ｆ）は薬剤投入による各供給ラインの洗浄動作を開始す
る（第３図５ｔｏｐ　３　）　ｏこのとき、カーボネー
タ６、シロップタンク１０ａ、１ｏｂには洗浄用の薬剤
（塩素水など）が入っている。まず、飲料水供給ライン
４の薬剤による洗浄は、薬剤投入弁２０を開くことによ
り（このとき、水道２から供水は止める。）、リザーバ
１に薬剤を入れた後、送水ポンプ３をオンし、三方電磁
弁６と切換えることにより、薬剤を飲料水供給ライン４
に流す。また、炭酸水供給ライン７の薬剤による洗浄は
炭酸水電磁弁８をオンすることにより行い、シロップ供
給ライフ　１１　＆　。

１１ｂの洗浄はシロップ電磁弁１２ａ、１２ｂをオンす
ることにより行う。このようにして各供給ラインの薬剤
による洗浄がＣＰ　Ｕ　（Ｆ）の制御により開始される
。そして、ＣＰ　Ｕ　（Ｆ）は各設定された時間になる
まで薬剤による洗浄を続け、設定された時間に達した供
給ラインから、各供給ラインの洗浄開始の動作とは逆に
リレーをオフすることにより順次完了して行くのである
。

前記薬剤による洗浄が完了すると、ＣＰ　Ｕ　（Ｆ）は
水による各供給ラインの洗浄動作を開始する（第３図５
ｔｏｐ４）。このとき、カーボネータ６、シロップタン
ク１０ａ、１ｏｂには洗浄用の水が入っている。まず、
飲料水供給ライン４の水による洗浄は、水道２から水を
給水し、リザーバ１に水を入れた後、送水ポンプ３をオ
ンし三方電磁弁６を切換えることにより、水を飲料水供
給ライン４に流す。また、炭酸水供給ライン７の水によ
る洗浄は炭酸水電磁弁８をオンすることにより行い、シ
ロップ供給ライン１１ａ、１１ｂの洗浄はシロップ電磁
弁１２ａ、１２ｂをオンすることにより行う。このよう
にして各供給ラインの水による洗浄がＣＰ　Ｕ　（Ｆ）
の制御により開始される。そして、ＣＰ　Ｕ　（Ｆ）は
各設定された時間になるまで水による洗浄を続け、設定
された時間に達した供給ラインから、各供給ラインの洗
浄開始の動作とは逆にリレーをオフすることにより順次
完了して行くのである。そして、全て完了した場合は通
常販売動作に戻る（第３図５ｔｏｐ　６　）。ところで
、前記洗浄時間の設定において、薬剤投入時間が設定さ
れ、水での洗浄時間が設定されない供給ラインがあった
場合（設定値がゼロの場合）には、ＣＰ　Ｕ　（Ｆ）が
この状態を判定してたとえ全ての設定が完了しても洗浄
動作には行かないのである（第３図５ｔｏｐ２）。

以上のように、各供給ラインごとの洗浄時間設定におい
て、薬剤での洗浄時間が設定され、水での洗浄時間が設
定されなかった場合は洗浄を行わないので、あやまって
水での洗浄時間を設定しないで洗浄を行うことがないの
で、洗浄後に供給ラインに薬剤が残るということがない
のである。

発明の効果以上の説明からも明らかなように本発明は、飲料を調合
して販売するカップ式の自動販売機において、その飲料
注出系路に当る各飲料供給ラインの洗浄を各ラインごと
に薬剤による洗浄時間と水による洗浄時間を設定して後
に洗浄動作を行う際、もし、薬剤による洗浄時間が設定
され、水による洗浄時間が設定されない供給ラインがあ
れば洗浄動作を行わないので、洗浄動作完了後に供給ラ
インに薬剤が残らないので、洗浄後すぐに販売動作を行
っても問題なく飲料販売ができるという効果が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の自動販売機の飲料注出用の供
給ラインを示す系統図、第２図は供給ライン系統を制御
するコントロール部のブロック回路図、第３図はマイク
ロコンピュータの制御内容を示す７０−チャートである
。１０　ａ〜１０ｂ・・・・・・シロップタンク、４・・
・・・・飲料水供給ライン、７・・・・・・炭酸水供給
ライン、１１ａ〜１１ｂ・・・・・・シロップ供給ライ
ン、６・・・・・・三方電磁弁、８・・・・・・炭酸水
電磁弁、１２ａ〜１２ｂ・・・・・・シロップ電磁弁、
１９・・・・・・薬剤投入弁、Ａ１〜Ａｎ・・・・・・
洗浄時間設定スイッチ、Ｆ・・・・・・マイクロコンピ
ュータ（ＣＰＵ）。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図

Claims

【特許請求の範囲】飲料を貯える数種類のタンクと、前記タンクごとに設置
され前記タンクからの飲料原料及び洗浄用の水又は薬剤
が流れる飲料供給ラインと、前記飲料供給ラインごとに
設置されて前記飲料供給ラインからの液体を注出制御す
る電磁弁と、前記飲料供給ラインごとに薬剤を投入する
電磁弁と、前記飲料供給ラインごとに薬剤での洗浄時間
と水での洗浄時間を設定するスイッチと、前記電磁弁と前記スイッチを制御するマイクロコンピュ
ータとより成り、各飲料供給ラインごとに前記スイッチ
にて薬剤での洗浄時間と水での洗浄時間を設定して前記
飲料供給ラインを洗浄する際前記マイクロコンピュータ
にて前記水での洗浄時間の設定の有無を判定し、薬剤で
の洗浄時間が設定され、水での洗浄時間が設定されなか
った場合は、その飲料供給ラインの洗浄を行なわないこ
とを特徴とした飲料自動販売機の自動洗浄制御方式。