JP2828709B2 - カップ式自動販売機 - Google Patents

カップ式自動販売機

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JP2828709B2 JP33736489A JP33736489A JP2828709B2 JP 2828709 B2 JP2828709 B2 JP 2828709B2 JP 33736489 A JP33736489 A JP 33736489A JP 33736489 A JP33736489 A JP 33736489A JP 2828709 B2 JP2828709 B2 JP 2828709B2
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紘司 古賀
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、販売の指示があるとカップを送出してこの
カップの中に飲料を供給することで販売を行うカップ式
自動販売機に関する。
(ロ)従来の技術 カップ式自動販売機は、販売の指示があるとカップを
送出するとともに販売バルブを駆動させて、このバルブ
を含む供給経路を通しカップの中に冷却された飲料また
は暖められた飲料を供給することで販売を行うようにな
っている。そしてこのようなカップ式自動販売機では販
売の間隔が長くなると供給経路が外気温と同じになっ
て、冷たい飲料を販売するのが生温い飲料を販売した
り、或いは暖かい飲料を販売するのが冷めた飲料を販売
してしまう不具合がある。
そこで特開昭62−111389号公報には、販売と販売との
間に定期的に販売バルブを開放させて供給経路に残留す
る飲料水を排水する自動販売機についてが開示されてい
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら上記公報の従来装置によると、販売と販
売との間に定期的に飲料水を流すために排水する飲料水
の量が多くなる課題がある。特にこのようなカップ式の
自動販売機は職場や学校などに設置されることが多く、
休日使用されることがないときでも定期的に飲料を流す
のは不合理である。
したがって本発明は、長時間が経過して販売動作とな
ると、この販売動作においては、カップに飲料を供給す
るのに先立って販売バルブを一旦開放して飲料水を排出
するカップ式自動販売機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明によるカップ式自
動販売機は、商品販売の指示により、カップを送出する
とともに販売バルブを駆動して供給経路を開放させるこ
とで、このカップの中に冷却または暖められた飲料を注
出して販売を行うカップ式自動販売機において、前回の
販売動作からの経過時間を計るタイマと、外気温を検知
するセンサーと、商品販売の指示があったとき前記タイ
マの時間が基準時間を超過していることを条件にして、
商品販売の指示からカップの送出が終了するまでの間に
おいて、一定時間前記販売バルブの駆動を制御する制御
手段とを備え、制御手段はセンサーが検知した外気温に
基づき基準時間を決定するようにしたものである。
(ホ)作用 商品販売の指示により自動販売機はまずカップを送出
するが、このとき、制御手段は商品販売の指示があった
ときにタイマにて測定される前回の販売動作からの経過
時間が外気温に基づき決められる基準時間を超過してい
るかどうかにより、カップ送出が終了する前に販売バル
ブを一旦駆動して飲料を排出するかどうかを決定する。
そして前回の販売動作から経過時間が基準時間が経過し
ていると、制御手段はカップ送出が終了する前に販売バ
ルブを一旦駆動して飲料を排出する。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を冷却されたシロップ飲料を販
売する自動販売機で説明する。第2図において10はシス
ターンで、フロート11の水位制御により電磁弁12が解放
すると水道管13から水道水が供給される。14はシスター
ン10の貯留水をカーボネータ9に導くポンプ、18はこの
カーボネータ9内の水に炭酸ガスを含有させるととも
に、炭酸ガス圧を加えることでカーボネータ9内の炭酸
水を押し出すために設ける炭酸ガスボンベにして、炭酸
ガス圧は減圧弁8により調圧されてカーボネータ9に印
加されている。17はシロップを収納したシロップタンク
で、このシロップも炭酸ガス圧にて押し出すために、炭
酸ガスボンベ18はシロップタンク17にも接続されてい
る。6はカーボネータ9より押し出された炭酸水が通る
炭酸水管路で、カーボネータ9から炭酸水ノズル24に至
る間を管路形成するもので、炭酸水管路6の途中には冷
却コイル15が介挿されている。そして冷却水槽25に浸漬
されている冷却コイル15にて冷却された炭酸水は、更に
下流側に配した電磁式の販売バルブ16により制御され
て、炭酸水ノズル24から一定量の炭酸水が注出されるよ
うになっている。7はシロップタンク17より押し出され
たシロップが通るシロップ管路で、シロップタンク17か
らシロップノズル23に至る間を管路形成するもので、シ
ロップ管路7を途中にも冷却水槽25に浸漬された冷却コ
イル19が介挿されている。そしてシロップは、更に下流
側に配した電磁式の販売バルブ20により制御されて、シ
ロップノズル23から一定量のシロップが注出されるよう
になっている。
21はカップ送出装置であり、販売動作毎に収納カップ
を取り出し、カップシュート22を通して自動販売機の前
面パネルに設けた販売口27へ導入する。この販売口27に
は、カップ送出装置21から導入されたカップ25を支持す
るための指示部材26を配設している。そしてシロップノ
ズル23及び炭酸水ノズル24は、指示部材26にて支持され
ているカップ25にそれぞれシロップ及び炭酸水を供給す
るよう販売口27に配設されている。
第1図はこの発明の一実施例の制御回路の構成を説明
するためのブロック図である。同図において1はCPUで
あり、このCPU1にはデータバス2を介して動作用のプロ
グラムを格納しているROM3とRAM4とI/Oインタフェース
5とが接続されている。そしてI/Oインタフェース5に
は、カップ送出装置21と貨幣検知装置28と選択装置29と
炭酸水販売バルブ16とシロップ販売バルブ20とセンサー
30とが接続されている。
カップ送出装置21は、CPU1より制御信号が与えられる
と動作し収納カップを取り出して販売口27へ落下送出す
るものである。
貨幣検知装置28は、自動販売機に投入される貨幣を検
知してその貨幣額を表す貨幣信号をCPU1に出力する。
選択装置29はシロップのフレーバーの種類を選択する
ための複数の選択スイッチを含み、選択装置29は顧客に
より選択スイッチが操作されると、このスイッチに該当
する選択信号をCPU1に出力する。尚、第2図においては
シロップタンク17は一つしか示されていないが、本来は
フレーバーに応じて複数のシロップタンクが設けられ
る。
センサー30は、外気温に応じた信号をCPU1に出力す
る。
第3A図及び第3B図はROM3に記憶されているプログラム
にしたがってCPU1が行うカップ式自動販売機の制御動作
を示すフローチャートで、CPU1は、商品販売の指示があ
ってからカップの送出が終了するまでの間において一定
時間炭酸水販売バルブ16の駆動を制御する制御手段1A
と、タイマ1Bの機能を有するもので、以下の動作説明で
明かとなる。
先ず第3A図のフローチャートで説明すると、CPU1はス
テップS1では、自動販売機に貨幣が投入されたかを判別
する。自動販売機に貨幣が投入されると貨幣検知装置28
は貨幣信号を出力しており、CPU1は貨幣信号が入力する
と次のステップS2に進む。このステップS2では、CPU1は
貨幣信号に基づき投入金額を演算する。
次のステップS3においては、CPU1は顧客によって商品
の選択動作が行われたかを判別する。顧客は自動販売機
の前面に配設されている選択スイッチを押し圧すること
で好みのフレーバーを選択するが、選択装置29は選択ス
イッチが押し圧されるとこのスイッチに該当する選択信
号を出力する。したがってCPU1はこの選択信号が入力す
るとスイッチ4に進む。このステップS4では、CPU1は選
択されたフレーバーの飲料が販売可能であるかを判別す
る。RAM4は各フレーバー毎の飲料についての販売価格を
記憶しており、CPU1は選択されたフレーバーの販売価格
をRAM4から読み出して、これと投入金額との比較を行う
ことで販売の可能性を決定する。そして販売が可能であ
ると、CPU1の処理はステップS5に進む。このステップS5
では、CPU1はカップ送出装置21に制御信号を与え、これ
によりカップ送出装置21はカップの取り出し動作を行
う。
本例では、カップ送出装置21がカップを販売口27へ取
り出す間を利用して、炭酸水の販売バルブ16及びノズル
24が外気温によって暖められているかを判断し、暖めら
れていると判断したときは、この供給経路に冷却された
炭酸水を前もって流しておくことで、販売に先立って供
給経路を冷やしておこうとするものである。CPU1がカッ
プ送出装置21に制御信号を与えてから、カップ送出装置
21が多数積層して収納しているカップ列より1個のカッ
プを切り離し、切り離されたカップが落下して販売口27
にセットされるまでには約1.2秒かかる。したがって事
前に冷却する必要があるときは、この1.2秒の間を利用
して販売バルブ16を0.5秒開放し約20ccの炭酸水を流す
ことで、供給経路の冷却を行う。そしてこのような事前
冷却の必要性の反板は前回の販売動作からの経過時間に
よって決定される。第4図は外気温とこの外気温によっ
て供給経路が暖まる限度時間との関係を示す図であり、
例えば外気温が20℃の下では供給経路は約18分で冷却さ
れた飲料が通過するのに適さない温度にまで暖まってし
まうことが分かる。したがって外気温が20℃では前回の
販売動作から18分が経過すると、供給経路は冷却された
飲料が通過するのに適さない温度にまで上昇することに
なり、このことからROM3には、前回の販売動作からの経
過時間に基づき供給経路が「暖まっている」と判断する
ための基準時間として18分を設定している。
CPU1はステップS8では、タイマ1Bにて計時している前
回の販売動作からの経過時間とROM3にプログラムされて
いる基準時間とを比較することで、事前冷却の必要性を
判断する。そして経過時間が基準時間をオーバーしてい
る場合にはステップS9に進み、CPU1は販売バルブ16を0.
5秒開放して供給経路に炭酸水を流すことで冷却を行
う。このとき販売口27には未だカップが送出されていな
いために、供給経路の冷却のために流した炭酸水は販売
口27の底部に設けてある排水孔を通して排水される。
そして次のステップS10では、CPU1は販売バルブ16と
選択されたフレーバーのシロップに対応する販売バルブ
20とに対して駆動信号を与える。これにより販売口27に
セットされたカップ25にはノズル23,24を通してシロッ
プ及び炭酸水が供給され、カップ25内でのミキシングに
より調合された後に販売に供される。このとき販売バル
ブ16と販売バルブ20とを開放している時間は、カップ25
の容量及び調合比率によってあらかじめ決められてROM3
にプログラムされており、CPU1はこれら時間データに基
づき販売バルブ16,20の駆動時間を制御する。そして販
売の終了により、CPU1はタイマ1Bを新たにスタートさせ
て販売動作を終了する。
第3A図のフローチャートは基準時間を固定したときの
制御を示すものであるが、基準時間は外気温に応じて変
化させるのが好ましい。したがってこの例においては、
第4図の特性図に示されている外気温と基準時間との関
係をROM3にプログラムしている。この場合ステップS1か
らステップS5までの処理は第3A図の処理と同様である
が、CPU1は、ステップS5でカップ送出装置21に制御信号
を与えると、次はステップS6の処理となってセンサー30
の信号を入力する。そして次のステップS7においては、
CPU1はセンサー30からの信号値に基づき検出した外気温
に応じた基準時間をROM3から読み取る。ステップS8以後
の動作は再び第3A図の処理と同様となるが、但しステッ
プS8においては、CPU1はステップS7で読み出した基準時
間とタイマ1Bの経過時間とを比較して供給経路の事前冷
却の必要性を判定する。
(ト)発明の効果 本発明によれば、販売間隔が基準時間以上空いた場合
において商品の販売指示があった時に、冷却または暖め
られた飲料を供給経路に流すために、供給経路は飲料が
カップに供給される直前で冷却または暖められるので、
飲料をより適温で提供することができる。特に、カップ
送出の前に飲料を流す必要があるかないかの判断条件で
ある基準時間の設定を外気温により変えるので、不要な
飲料消費動作が無くなり、冷却または暖めに用いる飲料
の消費を極力少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカップ式自動販売機の制御回路の
構成をブロックにて示す図、第2図はカップ式自動販売
機の構成図、第3A図及び第3B図は動作を説明するための
フローチャート、第4図は外気温とこの外気温によって
供給経路が暖まる限度時間との関係を示す図である。 1A……制御手段、1B……タイマ、16……販売バルブ、30
……センサー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品販売の指示により、カップを送出する
    とともに販売バルブを駆動して供給経路を解放させるこ
    とで、このカップの中に冷却または暖められた飲料を注
    出して販売を行うカップ式自動販売機において、 前回の販売動作からの経過時間を計るタイマと、外気温
    を検知するセンサーと、商品販売の指示があったとき前
    記タイマの時間が基準時間を超過していることを条件に
    して、商品販売の指示からのカップの送出が終了するま
    での間において、一定時間前記販売バルブの駆動を制御
    する制御手段とを備え、当該制御手段は前記センサーが
    検知した外気温に基づき前記基準時間を決定することを
    特徴とするカップ式自動販売機。
JP33736489A 1989-12-26 1989-12-26 カップ式自動販売機 Expired - Lifetime JP2828709B2 (ja)

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JP7532786B2 (ja) * 2020-02-04 2024-08-14 富士電機株式会社 飲料製造装置

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