JPS63162966A - 内燃機関用配電器 - Google Patents

内燃機関用配電器

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JPS63162966A
JPS63162966A JP30846186A JP30846186A JPS63162966A JP S63162966 A JPS63162966 A JP S63162966A JP 30846186 A JP30846186 A JP 30846186A JP 30846186 A JP30846186 A JP 30846186A JP S63162966 A JPS63162966 A JP S63162966A
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internal combustion
ventilation
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Hiroshi Fujiwara
博志 藤原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関用配電器に係り、更に詳細には機関に
対しはゾ水平に取付ける方式の配電器に適した配電器の
換気構造に関するものである。
〔従来の技術〕
内燃機関用配電器においては、配電部における高電圧放
電により多量のオゾン、窒素酸化物示発生し、これらの
ガスが配電器構成部品を腐蝕させる要因となるため、従
来より例えば実公昭48−45523号、実公昭52−
9943号公報等に開示されるように、配電器本体側壁
の一部に換気用の通気穴を配設して、オゾン、窒素酸化
物等の有害ガスを外部に排出する手段が講じられている
。また、配電器内部の高電圧部品を水から守るために、
配電キャップとハウジング間にパツキン等のシール部材
を組込んで外部からの水の浸入を防止する配慮がなされ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の配電器は前述したように通気穴、シー
ル部材等を設けて、配電器内部の換気及び耐水性の向上
化を図っているが、シール機能の低下等によって万がい
ち外部から水が浸入した時の排水に対しては充分な配慮
がなされておらず、排水手段を講じることが望まれてい
た。特に機関に対してほゞ水平に取り付けられる配電器
(水平設置方式配電器)においては、配電器内部に万が
いち水が浸入すると、この浸入した水が配電キャップの
電極側に流れて高電圧リークが発生するおそれがあるた
め、有効な排水手段を設けろことが望まれていた。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、配電器内部に万がいち水が浸入して
もこの水をスムーズに外部に排水することができ、且つ
配電器内部の換気及び防爆機能をも有効に発揮できる通
気手段を備えた内燃機関用配電器を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、配電器軸が内燃機
関に対してほゞ水平に取り付けられる水平設置方式の配
電器に次の手段を講じたものである。なお、本発明の内
容の理解を容易にするため、第1図の実施例の符号を引
用しながら説明する。
すなわち、本発明は、配電器ハウジング1と嵌合する配
電キャップ14の開口端部17に、内径寸法が配電キャ
ップ14の胴部14a内径より大きく、且つ配電器ハウ
ジング1の配電キャップ嵌合部19外径より大きい大径
部21を設け、この大径部21−の内側と配電器ハウジ
ング1の配電キャップ嵌合部19の一部とで配電器内部
に窪みSを形成し、更に大径部21には、配電器を内燃
機関に対し水平に配置した時に地側に向く位置に排気及
び排水に用いるための通気穴27を穿設し、且つこの通
気穴27は、一端が配電器外部に他端が−前記窪みSに
通じると共に、その通気穴27の通路一部が曲折して消
炎構造を呈するようにしたものである。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、通気穴27は
通常は配電器内部に生じるオゾン、窒素酸化物等の有害
ガスを排気する換気穴として働く。
また、配電器内部の配電キャップ14と配電器ハウジン
グ1の嵌合部から万がいち水が浸入した場合には、その
水が水平に設置された配電器の大径部22の内側(y!
!みS)の地側に溜り1通気穴27を介して配電器外部
に速やかに排水される。従って浸入した水が配電キャッ
プ内の側電極に流れて高電圧がリークするという不具合
を防止すると共に、内部部品の錆劣化も防止することが
できる。
また、配電器内部に万がいち外部から可燃ガスが侵入し
て内部爆発を起した場合でも、通気穴27が曲折構造を
呈じて消炎機能を発揮するから、この消炎作用により外
部可燃ガスへの引火を防止する。換言すれば、本発明に
おける通気穴27は防爆作用をも行うものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。図中
、1は椀状の配電器ハウジング(以下、ハウジングと略
記する)、2は機関により回転駆動される配電器軸、3
は配電器軸2に遊嵌されるカム筒、4はカム筒3一端に
取り付けたタイミングレバー、5はタイミングレバー4
に係合するウェイト、6は配電器軸2に固着した基板で
、このタイミングレバー4.ウェイト5.基板6で遠心
進角機構7が構成される。8は断続器91回動ベース1
0.固定ベース11等からなる断続機構で、断続機構8
はハウジング1内部に固定配置されている。
12は絶縁樹脂で成形された配電ロータで、配電ロータ
12は配電電極13を有し、且つ配電キャップ14寄り
のカム筒3一端に取り付けられている。
14は絶縁樹脂で椀状に成形された配電キャップで、中
心電極15及び複数個の側電極16を一体に有している
。配電キャップ14は、その開口部17をハウジング1
の開口端部18に設けた配電キャップ嵌合部19に嵌合
−て、ハウジング1に被着されるもので、この被着によ
り配電キャップ14の中心電極15がカーボン接触子2
0を介して配電ロータ12側の配電電極13に接続され
ている。
また、上記構成よりなる配電器は、内燃機関に対して配
電器軸2が水平方向に取り付けられ、そのためハウジン
グ1及び配電キャップ14よりなる配電器本体も機関に
対して水平に横たわるように据付設置され、本実施例で
は図面に向かって左側が地側となる。そして、本実施例
ではこのような水平設置方式の配電器において、ハウジ
ング1に対する配電キャップ14の被着構造や通気穴構
造を次のようにしである。
まず、配電キャップ14の開口端部17には、内径寸法
がキャップ14の円筒状胴部14aの内径寸法より大き
く、且つハウジング1の配電キャップ嵌合部19の外径
寸法より充分に大きくした大径部21が形成されている
。一方、ハウジング1の配電キャップ嵌合部19の一部
外周面にはフランジ部22が設けである。そして、配電
キャップ14の大径部21をハウジング1側の配電キャ
ップ嵌合部19に嵌合して、ハウジング1にキャップ1
4を被着し、大径部21とフランジ部22との間に環状
のバッキング23を介在させてシールを行うものである
。また、配電キャップ被着時に大径部21の内側面とフ
ランジ22の一部とで囲まれる窪みSが配電器本体内部
に形成される6次に換気機構は次のように構成される。
前述した大径部21の地側には、その肉厚の一部がハウ
ジング1#のフランジ部22よりも外側に突出する厚肉
部24が形成され、この厚肉部24に配電器軸2と平行
な穴25(穴25は外部に通じる)と、大径部21内側
より穿孔され穴25と連通する斜穴26が設けられ、こ
の斜穴26及び穴25とにより一端が窪部Sに通じ、他
端が外部に通じるV字状通気穴27が構成される。28
はハウジング1の一部に設けたL字形の通気穴で、通気
穴28はハウジング1の軸受部周辺の肉厚の一部に配置
されている。そして、これらの通気穴27.28とで換
気機構を構成するもので、通気穴27が排気穴2通気穴
28が吸気穴として機能するものである。
29は換気用フィンで、配電ロータ12に一体に形成さ
れている。
次に本実施例の動作を説明する。
配電器軸2が回転すると進角機構7を介してカム筒3が
一体に回転し、断続器9を作動させると共に、配電電極
13が各側電極16に点火電圧を配電する。この配電時
において電極13と16間に火花放電が発生し、この放
電によって、オゾン。
窒素酸化物が生成される。これらのガスは〔従来の技術
〕の項で既述したように内部構成部品を劣化させる有害
なものである。
これらのガスぼ、V字状通気穴27及びL字状通気穴2
8によって外部の新鮮な空気と置換され有害ガスによる
構成部品の劣化は解消される。すなわち、カム筒3.配
電ロータ12.換気用フィン29等の回転遠心力によっ
て、配電器内部の有害ガスが内部空気共に通気穴27か
ら外部に排出され、通気穴28から新鮮な外部空気が導
入される。
また、バッキング23はハウジング1と配電キャップ1
4との嵌合部よりの水の浸入を防止するシール作用を行
うものである。しかし、何らかの原因によって万がいち
水が浸入した時本実施例では次のようにして排水作用が
なされる。すなわち、シール部23のシール機能の低下
等に起因して配電器内部に水が浸入した場合には、この
水は大径部21の地側の窪みSに溜り、かつV字状通気
穴27が地側にあるので速やかにV字状通気穴27より
外部に排出される。従って、側電極16への水によるリ
ーク通路の形成を防止できる。
更に通気穴27及び28は、V字状及びL字状の通路構
造を呈しているため、万がいち燃料ホース等の外れによ
って外部可燃ガスが配電器内に侵入し、配電器内部が高
電圧火花により内部爆発を起した場合においても1通気
穴27,28のV字状、L字状の通路構造の特性により
通気穴27゜28内に消炎機能が働き、その結果配電器
内部の炎が配電器外部の可燃ガスに印加して爆発すると
いった最悪の事態を未然に防止することができる。
なお、従来の通気穴は、一般に直穴で配電器内外を連通
しているが、このような通路構造では、上記したような
防爆(消炎)機能を発揮することはできない。
しかして、本実施例によれば、通気穴27が配電器内部
ガスを外部に排出する換気機能と、内部に水が浸入した
場合の排水機能と、防爆機能とを有効に発揮できる効果
を奏し得る。また、V字状通気穴27は開口端部に形成
しであるため、側電極16とハウジング1間の絶縁距離
に大きな変化を与えず、かつ換気用フィン29の撹拌に
よる空気圧を有効に利用できるという効果がある。又、
配電キャップ1゛4に通気穴27を一体に形成すること
により、部品点数を増やすことなく換気、排水、防uA
機能を発揮し得るという効果がある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、換気、排水、防爆機能を
共通の通気穴を用いて有効に発揮でき、ひいてはこの種
配電器の耐久性、信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦所面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、配電器ハウジング、前記配電器ハウジングの開口端
    に嵌合状態で被着される配電キャップ、前記配電器ハウ
    ジングに軸支される配電器軸等を具備し、且つ前記配電
    器軸が内燃機関に対してほゞ水平に取り付けられる水平
    設置方式の内燃機関用配電器において、前記配電器ハウ
    ジングと嵌合する前記配電キャップの開口端部に、内径
    寸法が該配電キャップの胴部内径より大きく、且つ前記
    配電器ハウジングの配電キャップ嵌合部外径より大きい
    大径部を設け、該大径部の内側と前記配電器ハウジング
    の配電キャップ嵌合部の一部とで配電器内部に窪みを形
    成し、更に前記大径部には、配電器を内燃機関に対し水
    平に配置した時に地側に向く位置に換気及び排水に用い
    るための通気穴を穿設し、且つ該通気穴は、一端が配電
    器外部に他端が前記窪みに通じると共に、その通気穴の
    通路一部が曲折して消炎構造を呈してなることを特徴と
    する内燃機関用配電器。 2、特許請求の範囲第1項において、前記大径部は地側
    に向く位置に厚肉部を有し、前記通気穴は、一端が配電
    器外部に通じ且つ前記配電器軸に対して平行となるよう
    に前記厚肉部に設けた穴と、該穴に連通するように前記
    大径部の内側より穿設された斜穴とを組合せたV字状通
    気穴よりなる内燃機関用配電器。
JP30846186A 1986-12-26 1986-12-26 内燃機関用配電器 Granted JPS63162966A (ja)

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JPS63162966A true JPS63162966A (ja) 1988-07-06
JPH0541832B2 JPH0541832B2 (ja) 1993-06-24

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115863A (en) * 1980-02-15 1981-09-11 Mitsubishi Electric Corp Distributor for ignition of engine
JPS57196266U (ja) * 1981-06-09 1982-12-13
JPS62116172U (ja) * 1986-01-13 1987-07-23

Patent Citations (3)

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