JPH0716045Y2 - 内燃機関点火用配電器 - Google Patents

内燃機関点火用配電器

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JPH0716045Y2
JPH0716045Y2 JP1987170985U JP17098587U JPH0716045Y2 JP H0716045 Y2 JPH0716045 Y2 JP H0716045Y2 JP 1987170985 U JP1987170985 U JP 1987170985U JP 17098587 U JP17098587 U JP 17098587U JP H0716045 Y2 JPH0716045 Y2 JP H0716045Y2
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JP
Japan
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distributor
waterproof
combustion engine
internal combustion
advance
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JP1987170985U
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JPH0174374U (ja
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誠樹 児玉
芳邦 藤田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関点火用配電器に関するものである。
〔従来の技術〕 第3図は内燃機関点火用配電器の縦断面図を示す。図に
おいて(1)は配電器ハウジング、(2)は配電器キヤ
ツプ、(3)は内燃機関と同期して回転するシヤフト、
(4)は遠心進角機構、(5)はシヤフト(3)に回転
可能に装着された進角スリーブ、(6)は進角スリーブ
(5)に取り付けられた配電ロータ、(8)は真空進角
機構(図示せず)により回動される真空進角盤、(9)
は真空進角盤(8)に装着された点火時期検出センサ、
(10)は進角スリーブ(5)と共に回転する磁気リラク
タ、(11)は配電ロータ(6)に設けられて下方に突出
したリブ、(12)は換気出口、(13)は進角部等から配
電部を区分している防水・耐リークカバー、(14)はパ
ツキンである。このパツキン(14)は配電器キヤツプ
(2)を防水・耐リークカバーへ合わせたときその隙間
から水等が侵入しないように防水している。
磁気リラクタ(10)および配電ロータ(6)を担持した
進角スリーブ(5)は、シヤフト(3)により回転せし
められるが、遠心進角機構(4)により回転速度に応じ
てシヤフト(3)に対して相対的に動かされることで進
角せしめられる。また、点火時期検出センサ(9)の回
動位置は真空進角機構(図示せず)により進角せしめら
れる。かくして、磁気リラクタ(10)は内燃機関の最も
好ましい回転角度位置において点火信号を点火時期検出
センサ(9)より発生させるようになつている。
この点火信号によりイグニツシヨンコイル(図示せず)
の一次側が断続されて二次側に高圧を発生させる。この
高圧は配電器キヤツプ(2)の中央電極(16)を通つて
配電ロータ(6)に供給される。
配電ロータ(6)に設けられた可動電極(18)と配電器
キヤツプ(2)に設けられた複数個の固定電極(17)と
の間で発生するスパークにより生ずるノツクス(NOx)
等の有害なガス(内部機材を劣化させる)から進角部等
を保護したり、進角部等への落雷を防止したり、更に進
角部等から配電部内へ水が侵入するのを防止したりする
ために防水・耐リークカバー(13)が配電器キヤツプ
(2)と配電器ハウジング(1)との間に設けられてい
る。このことを更に詳しく説明すると、配電ロータ
(6)の回転と共にリブ(11)は回転して配電部内の空
気を中央部より周辺部へ絶えず運び、配電部内の空気は
換気出口(12)より排出される。そして防水・耐リーク
カバー(13)の中央部の孔を通してその下部の遠心進角
部より空気を吸い込み、この空気は一例として設けられ
た配電部の壁の開口(19)を通つて補われる。かくして
大気が進角部から配電部へと進んで配電器内部を換気す
る換気構造になされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の換気出口(12)は配電器キヤツプ(2)の上面の
周辺に設けられていた。そのため配電器の全長が長くな
りエンジンルーム内で余分な空間を占めていた。これを
解消すべく第3図において点線で示すように配電器キヤ
ツプ(2)の側面に設けようとすると、配電器キヤツプ
の成型が困難になり、しかもイグニツションコイル内蔵
型内燃機関点火用配電器に対してはその高圧タワー等の
レイアウトに制限を与え、配電器キヤツプの汎用性が乏
しくなるのである。
この考案はかかる問題点を解消すべくなされたもので、
エンジンルーム内で無駄な空間を占めずコンパクトでか
つ実施容易な構造の内燃機関点火用配電器を得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る内燃機関点火用配電器においては、換気
出口が防水・耐リークカバーに形成された通気管により
進角部をバイパスして配電器ハウジングの外部に通ずる
ようにしたものである。
〔作用〕
この考案においては、換気出口が防水・耐リークカバー
に形成された通気管により進角部をバイパスして配電器
ハウジングの外部に通ずるようにしているので、従来配
電器キヤツプ(2)に設けられていた換気出口(12)は
不要となり内燃機関点火用配電器の全長が短くなる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であり、
(1)〜(6),(8)〜(11),(13),(14),
(16)〜(19)は従来と同じである。すなわち、本考案
においては配電器キヤツプ(2)に設けられていた換気
出口(12)はなく、その代わりに防水・耐リークカバー
(13)の周辺部において下方に延びた通気管(20)が形
成され、この通気管(20)に連通するように配電器ハウ
ジング(1)に換気管(21)が形成されている。
かくして内燃機関の動作中の空気の流れは矢印で示す如
く生じる。かかる構成は配電器の側面に長手方向に沿う
もので実質的に配電器の横寸法を増すことなく、かつ内
燃機関点火用配電器の全長は従来のものよりも短くコン
パクトになり、しかも配電器キヤツプ(2)の他の機種
への汎用性が高まる。
更に防水・耐リークカバー(13)から下方へ一体的に延
びた通気管(20)は、比較的防水レベルの低い進角部等
から配電部内への水侵入を防ぐラビリンス構造の効果を
有している。
第2図は本考案による他の実施例を示す。この図におい
ては、防水・耐リークカバー(13)に形成された通気管
(20)は配電器ハウジング(1)の壁に設けられた開口
を通つて配電器ハウジングの外部に突出しており、これ
にラビリンスのキヤツプ(23)が取り付けられている。
このキヤツプ(23)はあつても、なくても良い。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、換気出口が防水・耐リ
ークカバーに形成された通気管により進角部をバイパス
して配電器ハウジングの外部に通ずる構造となしたの
で、従来配電器キヤツプ(2)に設けられていた換気出
口は不要で、内燃機関点火用配電器の全長が短くなり、
その上配電器キヤツプの汎用性が広がるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図はこ
の考案の他の実施例を示す断面図、第3図は従来の構造
を示す断面図である。 図において、(1)は配電器ハウジング、(2)は配電
器キヤツプ、(13)は防水・耐リークカバー、(20)は
通気管、(21)は換気管である。 なお、各図面中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−4869(JP,A) 実開 昭60−102472(JP,U) 実開 昭59−574(JP,U) 実開 昭61−1666(JP,U) 実開 昭60−30369(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電器ハウジングと、配電器キャップと、
    上記配電器ハウジングおよび上記配電器キャップからな
    る配電器内部空間を、配電部と進角部とに区分する防水
    ・耐リークカバーと、この防水・耐リークカバーに形成
    され上記進角部方向に延設されるとともに上記進角部を
    迂回して外部に連通する通気管と、上記進角部に設けら
    れた開口と、シャフトに同期して回転する配電ロータに
    設けられ、上記配電部内の空気を配電部の中心部から外
    周部に移送する羽根部材とを備えたことを特徴とする内
    燃機関点火用配電器。
JP1987170985U 1987-11-09 1987-11-09 内燃機関点火用配電器 Expired - Lifetime JPH0716045Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0174374U JPH0174374U (ja) 1989-05-19
JPH0716045Y2 true JPH0716045Y2 (ja) 1995-04-12

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