JPS63162727A - 摺動材料 - Google Patents
摺動材料Info
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- JPS63162727A JPS63162727A JP31511786A JP31511786A JPS63162727A JP S63162727 A JPS63162727 A JP S63162727A JP 31511786 A JP31511786 A JP 31511786A JP 31511786 A JP31511786 A JP 31511786A JP S63162727 A JPS63162727 A JP S63162727A
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Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
髪1旦亘五里分団
この発明は、軸受材料やギヤ材料等として有用な摺動材
料に関する。
料に関する。
炙米の返歪
摺動材料としては、いろいろなものが知られている。最
も典型的なものは、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂中に潤
滑剤を分散せしめてなるようなものである。しかしなが
ら、このような、いわゆる樹脂系の摺動材料は、大ぎな
機械的負荷に絶え難いという問題がある。
も典型的なものは、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂中に潤
滑剤を分散せしめてなるようなものである。しかしなが
ら、このような、いわゆる樹脂系の摺動材料は、大ぎな
機械的負荷に絶え難いという問題がある。
樹脂系摺動材料の上記欠点を解決するために、それに炭
素繊維やガラス繊維を分散せしめて、機械的強度を向上
させることも知られている。しかしながら、炭素繊維や
ガラス繊維を使用すると、補強効果は顕著でおるものの
、相手材の摩耗が激しくなるという問題がある。
素繊維やガラス繊維を分散せしめて、機械的強度を向上
させることも知られている。しかしながら、炭素繊維や
ガラス繊維を使用すると、補強効果は顕著でおるものの
、相手材の摩耗が激しくなるという問題がある。
一方、日本経済新聞社刊、雑誌「日経メカニカルj、1
985年9月9日号、第195〜201頁には、熱硬化
性樹脂中に数%程度の極く少量のポリアラミド繊維を分
散せしめると、耐摩耗性が向上するという記載がある。
985年9月9日号、第195〜201頁には、熱硬化
性樹脂中に数%程度の極く少量のポリアラミド繊維を分
散せしめると、耐摩耗性が向上するという記載がある。
しかしながら、これを実施してみると、熱硬化性樹脂と
ポリアラミド繊維との組み合せでは、ポリアラミド繊維
の分散性が悪く、均質な摺動材料にならないつ七明が解
決しようとする問題点 この発明の目的は、従来のl言動材料、特に熱硬化性樹
脂とポリアラミド繊維とを複合してなる摺動材料の欠点
を解決し、均質で、しかも耐摩耗性等の機械的特性が優
れているばかりか、相手材が、アルミニウム合金などの
、硬度が比較的低いものでおってもその摩耗を著しく低
減することができる活動材料を提供するにある。
ポリアラミド繊維との組み合せでは、ポリアラミド繊維
の分散性が悪く、均質な摺動材料にならないつ七明が解
決しようとする問題点 この発明の目的は、従来のl言動材料、特に熱硬化性樹
脂とポリアラミド繊維とを複合してなる摺動材料の欠点
を解決し、均質で、しかも耐摩耗性等の機械的特性が優
れているばかりか、相手材が、アルミニウム合金などの
、硬度が比較的低いものでおってもその摩耗を著しく低
減することができる活動材料を提供するにある。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するためのこの発明は、ポリフェニレン
サルファイドと、5〜50重量%の潤滑剤と、5〜30
重量%の、平均繊維長1〜25mmのポリアラミド繊維
とを複合してなる活動材料を特徴とするものである。
サルファイドと、5〜50重量%の潤滑剤と、5〜30
重量%の、平均繊維長1〜25mmのポリアラミド繊維
とを複合してなる活動材料を特徴とするものである。
この発明においては、いわゆる母材として、ポリフェニ
レンサルファイド(PPS)を使用する。
レンサルファイド(PPS)を使用する。
PPSは、耐熱性や、強度、靭性などの機械的特性や、
寸法安定性や、成形性といった特性を総合的にみたとき
、摺動材料の母材として大変優れている。
寸法安定性や、成形性といった特性を総合的にみたとき
、摺動材料の母材として大変優れている。
潤滑剤は、活動材料に主として潤滑効果を与えるもので
あるが、それは、通常、使用されているものでよい。固
体であるか液体でおるかは問わない。たとえば、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)粉末、ポリエチレン
粉末、グラファイト粉末、二硫化モリブデン粉末、シリ
コーンなどを使用することかできる。これらは、単独で
用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。粗み合わ
せて用いる場合、PTFE扮末とシリコーンの組み合せ
は、相手材の摩耗を特に低減させるので好ましい。
あるが、それは、通常、使用されているものでよい。固
体であるか液体でおるかは問わない。たとえば、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)粉末、ポリエチレン
粉末、グラファイト粉末、二硫化モリブデン粉末、シリ
コーンなどを使用することかできる。これらは、単独で
用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。粗み合わ
せて用いる場合、PTFE扮末とシリコーンの組み合せ
は、相手材の摩耗を特に低減させるので好ましい。
上述した潤滑剤は、摺動材料中に5〜50重量%含まれ
ている必要がおる。すなわち、5重量%未満では十分な
潤滑効果が得られない。また、50重量%を越えると、
摺動材料の機械的強度が大きく低下してくる。好ましい
範囲は、15〜40重間%である。
ている必要がおる。すなわち、5重量%未満では十分な
潤滑効果が得られない。また、50重量%を越えると、
摺動材料の機械的強度が大きく低下してくる。好ましい
範囲は、15〜40重間%である。
ポリアラミド繊維は、摺動材料の、主としては域内強度
を向上させるものでおる。しかして、ポリアラミド繊維
は、芳香族ジアミンと芳香族カルボン酸もしくはその誘
導体との縮合によって合成されるポリマーの繊維である
。なかでも、耐熱性が良好で、しかも母材の補強効果が
高いポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維でおるの
が最も好ましい。
を向上させるものでおる。しかして、ポリアラミド繊維
は、芳香族ジアミンと芳香族カルボン酸もしくはその誘
導体との縮合によって合成されるポリマーの繊維である
。なかでも、耐熱性が良好で、しかも母材の補強効果が
高いポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維でおるの
が最も好ましい。
ポリアラミド繊維の量は、5〜30重捕%でなければな
らない。5重量%未満では、十分な摺動特性や機械的強
度が得られない。また、30重量%を越えると、成形が
難しくなるという製造上の理由から、やはり機械的強度
が大きく低下してくるし、表面の平滑性も大きく低下し
てくる。好ましい範囲は、10〜20重量%である。
らない。5重量%未満では、十分な摺動特性や機械的強
度が得られない。また、30重量%を越えると、成形が
難しくなるという製造上の理由から、やはり機械的強度
が大きく低下してくるし、表面の平滑性も大きく低下し
てくる。好ましい範囲は、10〜20重量%である。
ポリアラミド繊維の平均繊維長は、1〜25mmでなけ
ればならない。すなわち、1mm未満では補強効果が小
さく、十分な機械的強度が得られない。
ればならない。すなわち、1mm未満では補強効果が小
さく、十分な機械的強度が得られない。
また、25mmを越えるような長いものを使用すると、
成形が著しく困難になる。すなわち、ポリアラミド繊維
の1〜25mmという平均繊維長の範囲は、摺動材料と
して必要な機械的強度と、成形性とのバランスから決め
られる。好ましい平均繊維長は、3〜’lQmmである
。
成形が著しく困難になる。すなわち、ポリアラミド繊維
の1〜25mmという平均繊維長の範囲は、摺動材料と
して必要な機械的強度と、成形性とのバランスから決め
られる。好ましい平均繊維長は、3〜’lQmmである
。
この発明の活動材料は、たとえば次のようにして製造す
る。
る。
すなわち、まず、ポリアラミド繊維のロービングに、ク
ロスへラドダイ等を用いてPPSを被覆した後、所望の
長さに切断してペレットとする。
ロスへラドダイ等を用いてPPSを被覆した後、所望の
長さに切断してペレットとする。
ロービングは300〜6000デニ一ル程度の太ざをも
ら、かつ撚のかかっていないものであるのが好ましい。
ら、かつ撚のかかっていないものであるのが好ましい。
次に、PPSのペレットと、所望量の潤滑剤とを、たと
えば2軸スクリユー押出はを用いて線状に溶融押出した
後、所望の長さに切断してペレットとする。
えば2軸スクリユー押出はを用いて線状に溶融押出した
後、所望の長さに切断してペレットとする。
次に、上記2種類のペレットを所望の割合で混合し、た
とえばスクリューインライン型射出成形機を用いて所望
の形に成形する。
とえばスクリューインライン型射出成形機を用いて所望
の形に成形する。
次に、実施例および比較例に基いて基いてこの発明をさ
らに詳細に説明する。
らに詳細に説明する。
実施例1
PPSとして東し・フィリップス社MGR○1を、潤滑
剤として旭硝子株式会社製PTFE粉末L169Jを、
ポリアラミド繊維として米国デュポン社製”Kavla
r” −49(2840デニール、1333フイラメン
ト)をそれぞれ準備した。
剤として旭硝子株式会社製PTFE粉末L169Jを、
ポリアラミド繊維として米国デュポン社製”Kavla
r” −49(2840デニール、1333フイラメン
ト)をそれぞれ準備した。
次に、300’Cに設定した押出機を用い、上記ポリア
ラミド繊維に上記PPSを被覆し、さらに長さ5mmに
切断してペレットを1qだ。
ラミド繊維に上記PPSを被覆し、さらに長さ5mmに
切断してペレットを1qだ。
一方、2軸スクリユー押出はを用い、上記PPSとPT
FE粉末とを溶融押出し、ざらに長さ3mmに切断して
ペレットとした。
FE粉末とを溶融押出し、ざらに長さ3mmに切断して
ペレットとした。
次に、上記2種類のペレットを、PPSが75重量%、
PTFEが15徂量%、ポリアラミド繊維が10重量%
になるように混合し、シリンダ温度が300’C1金型
温度が100’Cの射出成形機を用い、外径が25.4
mmで、底面積が2cm2である摩耗試験片を成形した
。
PTFEが15徂量%、ポリアラミド繊維が10重量%
になるように混合し、シリンダ温度が300’C1金型
温度が100’Cの射出成形機を用い、外径が25.4
mmで、底面積が2cm2である摩耗試験片を成形した
。
次に、上記試験片について、銘木式摩耗試験機を用い、
面荷重が10KMcm2で、速度が60m/分という条
件で、アルミニウム合金を相手材とする摩耗試験を行っ
たところ、摩擦係数は0.23で、摩耗量は7μm/時
であった。
面荷重が10KMcm2で、速度が60m/分という条
件で、アルミニウム合金を相手材とする摩耗試験を行っ
たところ、摩擦係数は0.23で、摩耗量は7μm/時
であった。
実施例2
2種類のペレットを、PPSが65重量%、PTFEが
25重量%、ポリアラミド繊維が10重量%になるよう
に混合したほかは実施例1と全く同様にして、実施例1
と同様の摩耗試験片を成形した。
25重量%、ポリアラミド繊維が10重量%になるよう
に混合したほかは実施例1と全く同様にして、実施例1
と同様の摩耗試験片を成形した。
この試験片について、実施例1と同様の試験をしたとこ
ろ、摩擦係数は0.19で、摩耗量はわずかに1μm/
時であった。
ろ、摩擦係数は0.19で、摩耗量はわずかに1μm/
時であった。
実施例3
2種類のペレットを、PPSが65重呈%、PTFEが
15重徂%、ポリアラミド繊維が20重量%になるよう
に混合したほかは実施例1と全く同様にして、実施例1
と同様の摩耗試験片を成形した。
15重徂%、ポリアラミド繊維が20重量%になるよう
に混合したほかは実施例1と全く同様にして、実施例1
と同様の摩耗試験片を成形した。
この試験片について、実施例1と同様の試験をしたとこ
ろ、摩擦係数は0.22で、摩耗量は8μm/時であっ
た。
ろ、摩擦係数は0.22で、摩耗量は8μm/時であっ
た。
土校旦ユ
将滑剤を使用しなかったほかは実施例1と同様にして、
PPSが80重呈%で、ポリアラミド繊維が20重量%
である、実施例1と同様の摩耗試験片を得た。
PPSが80重呈%で、ポリアラミド繊維が20重量%
である、実施例1と同様の摩耗試験片を得た。
この試験片について、実施例1と同様の試験をしたとこ
ろ、摩慨係数は0.41で、摩耗量は142μm/時と
極めて高かった。
ろ、摩慨係数は0.41で、摩耗量は142μm/時と
極めて高かった。
比較例2
ポリアラミド繊維を使用しなかったほかは実施例1と同
様にして、PPSが75重量%で、PTFEが25@量
%である、実施例1と同様の摩耗試験片を得た。
様にして、PPSが75重量%で、PTFEが25@量
%である、実施例1と同様の摩耗試験片を得た。
この試験片について、実施例1と同様の試験をしたとこ
ろ、摩擦係数は0.36で、摩耗量は225μm/時と
極めて高かった。
ろ、摩擦係数は0.36で、摩耗量は225μm/時と
極めて高かった。
発明の効果
この発明の摺動材料は、PPSと、5〜50重量%の潤
滑剤と、5〜30重量%の、平均繊維長1〜25mmの
ポリアラミド繊維とを複合してなるものであるから、実
施例にも示したように、耐摩耗性が大変高く、かつ相手
材がアルミニウム合金のように硬度が比較的低いもので
あってもその摩耗を大きく低減することができる。しか
も、この発明の摺動材料は、いわゆる母材として、耐熱
性や、強度、靭性などの機械的特性や、寸法安定性や、
成形性といった面で総合的に優れたPPSを使用してい
るから、これらの特性面でも従来のものにくらべて優る
とも劣らない。
滑剤と、5〜30重量%の、平均繊維長1〜25mmの
ポリアラミド繊維とを複合してなるものであるから、実
施例にも示したように、耐摩耗性が大変高く、かつ相手
材がアルミニウム合金のように硬度が比較的低いもので
あってもその摩耗を大きく低減することができる。しか
も、この発明の摺動材料は、いわゆる母材として、耐熱
性や、強度、靭性などの機械的特性や、寸法安定性や、
成形性といった面で総合的に優れたPPSを使用してい
るから、これらの特性面でも従来のものにくらべて優る
とも劣らない。
Claims (1)
- ポリフェニレンサルファイドと、5〜50重量%の潤滑
剤と、5〜30重量%の、平均繊維長1〜25mmのポ
リアラミド繊維とを複合してなる摺動材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31511786A JPS63162727A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 摺動材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31511786A JPS63162727A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 摺動材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162727A true JPS63162727A (ja) | 1988-07-06 |
Family
ID=18061613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31511786A Pending JPS63162727A (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 | 摺動材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63162727A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2274844A (en) * | 1993-02-09 | 1994-08-10 | T & N Technology Ltd | Plain bearing material |
CN1064693C (zh) * | 1996-05-15 | 2001-04-18 | 梁主宇 | 注射用聚四氟乙烯、聚全氟乙丙烯和聚苯硫醚共混改性聚苯硫醚纤维复合材料造粒工艺方法 |
JP2007025434A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Bando Chem Ind Ltd | 滑り軸受 |
JP2007119638A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Chubu Electric Power Co Inc | ポリアリーレンスルフィド系成形材料及びpps系成形品 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP31511786A patent/JPS63162727A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2274844A (en) * | 1993-02-09 | 1994-08-10 | T & N Technology Ltd | Plain bearing material |
GB2274844B (en) * | 1993-02-09 | 1996-01-03 | T & N Technology Ltd | Plain bearing material |
CN1064693C (zh) * | 1996-05-15 | 2001-04-18 | 梁主宇 | 注射用聚四氟乙烯、聚全氟乙丙烯和聚苯硫醚共混改性聚苯硫醚纤维复合材料造粒工艺方法 |
JP2007025434A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Bando Chem Ind Ltd | 滑り軸受 |
JP4687299B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2011-05-25 | バンドー化学株式会社 | 滑り軸受 |
JP2007119638A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Chubu Electric Power Co Inc | ポリアリーレンスルフィド系成形材料及びpps系成形品 |
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