JPS63162447A - 無菌充填方法 - Google Patents

無菌充填方法

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JPS63162447A
JPS63162447A JP30792886A JP30792886A JPS63162447A JP S63162447 A JPS63162447 A JP S63162447A JP 30792886 A JP30792886 A JP 30792886A JP 30792886 A JP30792886 A JP 30792886A JP S63162447 A JPS63162447 A JP S63162447A
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JP
Japan
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filling
bag
steam
spout
inner stopper
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JP30792886A
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裕孝 角田
潤一 黒木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) [産業上の利用分野] 本考案は、乳製品やジュース等の流動飲食物等を容器に
収容する無菌充填方法に関する。
[従来技術] 無菌充填システムの容器形態は通常バックインボックス
と呼ばれ、プラスチックフィルムをヒートシールした袋
をダンボール箱に入れて流通させるものであり、缶や瓶
に替わる業務用容器として注目されているものである。
さらに、この無菌充填システムは液体食品の中でも特に
熱により品質劣化を起こし易い牛乳、クリーム、オレン
ジジュース等の業務用容器として利用が広がっている。
従来のバックインボックス無菌充填システムは、γ線に
より殺菌した注出口付密封袋の注出口を無菌チャンバー
内に入れ、内容物充填後の密封を行う中栓を袋の外側に
外し、このチャンバー内で内容物を無菌的に充填するも
のであった。従って、外した中栓の無菌性を維持するな
めにはこの中栓もチャンバーに入れておかねばならない
。そのためには大きなチャンバーが必要となり、充填機
全体の価格が高価となる不都合があった。
また、一方、注出口の殺菌を蒸気で行いチャンバーの中
に中栓を外すシステムもあるが、これも装置としては高
価であり、また、充填能力が低下するなど経済的に好ま
しいものではながった。
そこで、第4図、第5図に示すような二枚のプラスチッ
クフィルムの周縁をシールして密封袋1とし、その一枚
のプラスチックフィルムに注出口2を、他のプラスチッ
クフィルムに中栓3をそれぞれ取り付け、注出口2に中
栓3が密封袋1の内側から嵌合するように構成した袋を
使用し、充填ノズルの下側に注出口2を装着し、蒸気で
注出口2を殺菌した後、袋1の内側に中栓3を外し、充
填を行う方法が行われている。この方法は、高温の蒸気
で注出口を殺菌するので、短時間に高い殺菌効果が得ら
れ、また、充填ノズルの下が従来の無菌チャンバーと同
様な作用をなしており、無菌チャンバーを設ける必要が
なく、装置が小さくてすみ、経済的となる。
この充填システムの工程を第6図により説明する。
この充填システムは、充填ノズル4下端に注出口2、中
栓3を装着し、蒸気Sにて注出口2、中栓3を殺菌する
殺菌工程(第6図C参照);注出口2から中栓3を外し
、中栓3を袋1の中に下げ中栓3を開き、さらに充填ノ
ズル4を開いて内容物を袋の中に入れる充填工程(第6
図C参照);次に、中栓3に蒸気Sを吹きつけ、洗浄を
行う洗浄工程(第6図C参照)の後で中栓3を注出口2
に嵌合し充填は終了する(第6図り参照);そして、中
栓3と注出口2の嵌合により、袋1の外側と袋1の内側
が遮断され、γ線殺菌を行った袋の無菌性を維持してい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 充填工程が終了した時、充填ノズル4下端および中栓3
の周囲には、第6図Bで斜線で示しているように内容物
が充満している。その後の工程の洗浄工程で蒸気Sを導
入するが、蒸気は内容物に吸収されてしまい、充填ノズ
ル4まで蒸気が到達するためには長時間かかり、洗浄効
率が悪がった。
また、長時間高温の蒸気を袋の中に吹込むので内容物に
よっては品質が激しく変化したり、低下させる不都合が
あった。さらに、高温の蒸気が長時間袋面に接触するの
で、袋を形成しているプラスチックフィルムが収縮した
り、ブロッキングするダメージを受け、好ましくないと
いう問題点かあった。
そこで本発明は蒸気で注出口を殺菌し、その後充填をお
こなう無菌充填方法において、注出口および充填ノズル
先端のチャンバー内の洗浄性の効率を向上させる充填方
法を提供するものである。
(発明の構成) [問題点を解決するための手段] 内容物が付着した充填ノズルの下端および中栓の蒸気に
よる洗浄効果を向上させるため、充填終了後、洗浄のた
めの蒸気を導入する前に充填ノズル先端のチャンバー内
に無菌エアを導入する工程を設けることにより前記問題
点を解決しようとするものである。
「作用」 充填ノズル下端および中栓を蒸気で洗浄する前に、無菌
エアを導入することにより、本来は充填ノズル中に充満
している内容物を押し出し、充填ノズル表面、中栓表面
を露出させるので、洗浄工程で用いる蒸気のエネルギー
は内容物に吸収されて無駄となることなく、効率よい洗
浄を行うことができる。
[実施例] 本発明の実施例を第1図ないし第3図により説明する。
充填機には充填ノズル4、注出口2をホールドする装置
(図示せず)、メンプレムフィルタ5などが装備されて
いる。そして、配管6により蒸気、無菌エアおよび内容
物が充填ノズル4に導入されるようになっている。蒸気
Sは、管6内を通って充填ノズル4下端に導入され、管
6内およびメンプレムフィルタ5と充填ノズル4下端と
を殺菌する。無菌エアaは、コンプレッサーエア(圧力
0゜5〜4kg/ cm”)をメンプレムフィルタ5で
除菌することにより得られ、充填ノズル4下端に導がれ
る。
蒸気S、無菌エアa、内容物充填のそれぞれの作動タイ
ミングは第3図に示すように制御されている。
すなわち、蒸気Sが管6内に導入されている時は、内容
物の充填および無菌エアaの導入は停止している。蒸気
S導入を停止すると同時に充填ノズル4から内容物の充
填を開始する。充填終了と同時に無菌エアaの導入を開
始し、無菌エアaを停止してから、蒸気Sの導入を再度
開始するタイミングとなっており、蒸気導入停止により
、1サイクルが終了する。
次に、充填機により、袋内に内容物を無菌充填する工程
を説明する。
■ 第1工程・・・・充填機の充填ノズル4下端に袋1
の注出口2が密着するように袋1を装着して、120°
Cの蒸気Sを3秒間充填ノズル4に流し、注出口2、中
栓3表面の殺菌を行う。
■ 第2工程・・・・充填ノズル4を開き中栓3を袋内
方に外し、無菌的に濃縮オレンジジュース(粘度40θ
0cps )を10Ω袋の中に充填する(6秒)。
■ 第3工程・・・・無菌エアaを0.5秒、充填ノズ
ル4下端に導入し、充填ノズル4中の内容物を袋の中に
押し出す。
■ 第4工程・・・・蒸気Sを導入し注出口2、中栓3
の表面についている内容物を洗浄する(1秒)。
■ 第5工程・・・・・中栓3を注出口2に嵌合し、無
菌充填は終了となる。
以上の全充填工程に要する時間は15秒である。
上記の本発明の無菌充填方法による充填に対して、充填
終了後、無菌エアを導入せずに、蒸気を導入し洗浄を行
う従来の充填方法は、洗浄にかかった時間は8秒であり
、その結果、1袋当たりの充填時間は22秒であった。
以上のように本発明による充填方法によれば約30%の
、充填時間の短縮となる。  ゛(発明の効果) 本発明は、無菌エアにより管内および充填ノズル内の充
填物を袋内に吹飛ばして、充填ノズル、注出口、中栓等
の表面を露出させているので、次工程の蒸気による殺菌
はそれぞれの表面に付着している内容物だけを洗浄すれ
ばよく、高温の蒸気を当てる時間が短時間ですみ、内容
物の品質の低下や、袋を損傷することがなく、かつ、充
填時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無菌充填方法の工程順説明図、第2図
は無菌充填機の配管説明図、第3図は蒸気、内容物充填
、無菌エアのタイミングテーブル、第4図は密封袋の斜
視図、第5図は密封袋の説明断面図、第6図は従来の充
填工程の説明図、である。 1・・・・袋、    2・・・・注出口、3・・・・
中栓、  4・・・・充填ノズル、5・・・・メンプレ
ムフィルタ、a・・・・無菌エア、S・・・・蒸気。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 充填ノズル下端に装着する密封袋の注出口と中栓を蒸気
    殺菌する殺菌工程、注出口から中栓を外し、充填ノズル
    から内容物を袋に充填する充填工程、充填ノズル下端か
    ら中栓部分までを洗浄する洗浄工程よりなる無菌充填方
    法において、前記充填工程と前記洗浄工程との間に、充
    填ノズル下端の密封袋装着部分への無菌エア導入工程を
    設けたことを特徴とする無菌充填方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63248604A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 凸版印刷株式会社 袋への流体の無菌充填方法
JPS63248605A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 凸版印刷株式会社 袋への流体の無菌充填方法
JP2006341928A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Indag Ges Fuer Industriebedarf Mbh & Co Betriebs Kg 注ぎ口が付いたフォイル・バッグに液体を充填する方法および装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62503164A (ja) * 1985-07-08 1987-12-17 テトラ ラヴァル ホールディングス アンド ファイナンス エス.アー. 閉鎖可能なバツグ及びその無菌的な充填方法と装置

Patent Citations (1)

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