JPS63162332A - 農用トラクタ - Google Patents

農用トラクタ

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Publication number
JPS63162332A
JPS63162332A JP61309352A JP30935286A JPS63162332A JP S63162332 A JPS63162332 A JP S63162332A JP 61309352 A JP61309352 A JP 61309352A JP 30935286 A JP30935286 A JP 30935286A JP S63162332 A JPS63162332 A JP S63162332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
transmission
drive
driving
clutch
Prior art date
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Pending
Application number
JP61309352A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Okada
誠 岡田
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Priority to KR1019870004842A priority patent/KR900009096B1/ko
Publication of JPS63162332A publication Critical patent/JPS63162332A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−にの利用分野〕 本発明は、操向操作自在な前輪への伝動系に、後輪駆動
速度と略等しい駆動速度で伝動する標準駆動状態と、後
輪駆動速度より大きい駆動速度で伝動する増速駆動状態
とに切換えるクラッチ式の前輪変速装置を備えると共に
、操縦ハンドルと前輪変速装置とを連係させて、設定角
度以上の操向操作によって前輪変速装置が増速駆動側に
切換操作されるように構成し、且つ、左右の後輪を各々
独立に制動可能なサイドブレーキを備えた農用トラクタ
に関する。
〔従来の技術〕
近年では四輪駆動型の農用トラクタにおいて前述のよう
に前輪変速装置を装備した機種が現れてきており、旋回
時にこの前輪変速装置を増速駆動側に操作すると地面を
荒らすことなく、又、軟弱な地面でも容易に急旋回が行
えるのである。
これは、次のような理由による。つまり、一般の四輪車
において旋回の際には後輪の旋回半径よりも前輪の旋回
半径が大きくなって、いわゆる内外輪差が生ずる。従っ
て、四輪駆動車が円滑に旋回するには、前輪の駆動速度
を内外輪差に応じて後輪の駆動速度よりも速くすること
が好ましい。
しかし、通常の四輪駆動型の農用トラクタにおいては前
後輪の駆動速度は等しいので、前輪の駆動速度は先の旋
回に適した駆動速度よりも遅いものとなってしまい見か
け上、前輪に制動が掛けられて前輪と地面との間で抵抗
が発生した状態となる。そこで、前輪の駆動速度を増速
し前輪で機体を積極的に引張って行くようにすることに
よって、円滑に旋回が行えるのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
左右後輪を各々独立に制動可能なサイドブレーキを備え
た農用トラクタにおいては、このサイドブレーキで片方
の後輪に制動をかけることによっても急旋回が行えるの
であり、このサイドブレーキに加えて前述の前輪増速作
用を利用することによって、さらに小さい旋回半径で急
旋回が行えることが期待できるのであるが、サイドブレ
ーキと前輪増速作用を利用しての急旋回の内外輪差は機
体のホイルベース長近くの非常に大きいものになってし
まう。
以上のような場合には従来の前輪増速作用だけでは不足
であり、先に述べたように機体前部の旋回速度に比べて
前輪の駆動速度が遅いものとなって、地面と前輪との間
で抵抗が発生する状態となり円滑に急旋回が行えない。
そこで、従来の前輪変速装置に前輪の操向操作とサイド
ブレーキとを併用した急旋回時に適した増速状態も加え
て、3状態に切換可能に構成することも考えられるが、
構造の複雑化及び製作コストの上昇を伴うので必ずしも
よい手段とは言えない場合がある。
ここで本発明は前述の点に着目して、構造の複雑化等を
避けながら前輪の操向操作とサイドブレーキとを併用し
た急旋回を円滑に行えるように構成することを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴は冒記した農用トラクタにおいて、前輪変
速装置の増速駆動側クラッチを多板式の摩擦クラッチに
構成すると共に、前記サイドブレーキにより一方の後輪
に制動を掛け、且つ、操縦ハンドルを設定角度以上に操
向操作しての旋回作動によって前輪が前輪変速装置から
の増速駆動速度よりも速い対地逆駆動力を受けたとき、
前記増速駆動側クラッチがスリップするようにそのトル
ク伝達容量を設定してあることにあり、その作用及び効
果は次のとおりである。
〔作 用〕
前輪の操向操作とサイドブレーキとを併用しての急旋回
時には機体前部の旋回速度と前輪の駆動速度との速度差
により、前輪と地面との間で抵抗が発生している状態で
ある。この状態から、前輪に動力を伝達している増速駆
動側クラッチが地面からの逆駆動力によって増速側にス
リップすると、機体前部の旋回速度と前輪の駆動速度と
の速度差は小さくなる。これにより、前輪と地面との間
でのみ発生していた抵抗が減少すると共に、増速駆動側
クラッチでスリップによる抵抗が発生する。
そして、前輪と地面との間で発生していた抵抗の減少分
に比べて、増速駆動側クラッチで発生する抵抗の方が十
分に小さいので、この旋回時に機体が受ける抵抗の総和
は小さくなるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、前輪の操向操作とサイドブレーキとを併
用しての急旋回時に発生する抵抗を少なくすることがで
き、円滑な急旋回が可能となり旋回性が向上することと
なった。
そして、以上の構成も前輪変速装置における増速駆動側
クラッチの許容伝達トルクの設定のみでよく、大きな改
造等が必要ないので、製作コストの面で有利な構成であ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例の一つである四輪駆動型の農用ト
ラクタについて、図面に基づいて説明する。
第3図に示すように、操向自在な左右一対の前輪(1a
) 、 (lb)及び後輪(2a) 、 (2b)を駆
動可能に備えた機体後部に各種作業装置を昇降自在に連
結するリフトアーム(3)及び、前記作業装置に動力を
伝達するPTO軸(4)を設けて四輪駆動型の農用トラ
クタを構成している。
機体後部のミッションケース(5)下部に前輪(1a)
 、 (lb)に対する前輪変速装置(6)を設けてい
るが、この構成について詳述すると第2図及び第3図に
示すように、後輪(2a) 、 (2b)のデフ駆動軸
(図外)から動力を受は取る出力ギヤ(7)に対し、伝
動軸(10)に固定された第1駆動ギヤ(8)が咬合い
、伝動軸(10)他端に第2駆動ギヤ(11)が固定さ
れている。前記伝動軸(10)に対して前輸出力軸(1
4)が並設されると共に、前記第1・第2駆動ギヤ(8
) 、 (11)と咬合う第1・第2従動ギヤ(9) 
、 (13)を前輸出力軸(14)に遊転外嵌している
そして、第1・第2従動ギヤ(9) 、 (13)の間
にスリーブ(15)が固定され、このスリーブ(15)
にシフト部材(16)がスプライン嵌合されている。
このシフト部材(16)と第1従動ギヤ(9)との間で
咬合式クラッチ(18)を構成すると共に、シフト部材
(16)と第2従動ギヤ(13)の間で多板式の摩擦ク
ラッチ(12)を構成している。前記シフト部材(16
)をスライド操作して第1従動ギヤ(9)に咬合させる
と、前輪(1a) 、 (lb)と後輪(2a) 。
(2b)の駆動速度が略等しい標準駆動状態で動力が前
輸出力軸(14)から前輪デフ機構(19)に伝達され
、シフト部材(16)を逆方向にスライド操作してシフ
ト部材(16)により摩擦クラッチ(12)を押圧入り
操作すると、前輪(1a) 、 (lb)の駆動速度が
後輪(2a) 、 (2b)よりも増速された増速駆動
状態で動力が前輪デフ機構(19)に伝達されるのであ
る。
次に、前輪変速装置(6)と操縦ハンドル(32)との
連係構造について詳述すると、第1図及び第2図に示す
ように、前記シフト部材(16)をスライド操作するシ
フター(17)の操作部(20)に対して複動型の油圧
シリンダ(21)が設けられると共に、前記操作部(2
0)がバネ(33)により標準駆動側(A)に付勢され
ている。一方、前輪(1a) 。
(1b)を操向操作するピットマンアーム(23)に対
して一対のリミットスイッチ(24)が配置してあり、
リミットスイッチ(24)と制御装置(25)とが接続
されている。
前輪(1a) 、 (lb)を設定角度以上に操向操作
して前記リミットスイッチ(24)からの信号が制御装
置(25)に入力されると、制御値!(25)から油圧
シリンダ(21)に対する制御弁(22)に操作信号が
発せられ収縮操作側に切換操作される。そして、油圧シ
リンダ(21)によって操作部(20)が増速駆動側(
B)、つまり摩擦クラッチ(12)がシフト部材(16
)によって押圧入り操作されるのである。又、走行用の
主変速レバー(26)の4速位置、及び副変速レバー(
27)の高速位置にもリミットスイッチ(2B) 、 
(29)が設けられ制御装置(25)に接続されており
、主変速レバー(26)を4速位置、副変速レバー(2
7)を高速位置に操作しての高速走行時には、前輪(1
a) 、 (lb)の設定角度以上の操向操作にもかか
わらず、制御弁(22)に操作信号が発せられないよう
にして安全性を確保している。
第1図に示すように、左右の後輪(2a) 、 (2b
)の各々に制動可能なサイドブレーキ(30a) 、 
(30b)が設けられ、左右のブレーキペダル(31a
) 、 (31b)により両サイドブレーキ(30a)
 、 (30b)を各々独立に制動可能に構成している
。そして、同図に示すように左後輪(2a)に制動を掛
けながら、前輪(1a) 、 (lb)を左側に設定角
度以上に操向操作して前輪変速装置(6)が増速駆動側
(B)に切換操作されると、前輪変速装置(6)の摩擦
クラッチ(12)が地面からの逆駆動力によってスリッ
プし、前輪(1a) 、 (lb)がさらに増速して行
くのである。
前記摩擦クラッチ(12)の許容伝達トルクは油圧シリ
ンダ(21)に対する供給圧力、摩擦クラッチ(12)
の接触面積等により変更調節可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る農用トラクタの実施例を示し、第1
図は前輪変速装置の操作制御系を示す概略平面図、第2
図は前輪変速装置の縦断側面図、第3図は農用トラクタ
の全体側面図である。 (1a)、(1b)・・・・・・前輪、(2a) 、 
(2b) ・・ー後輪、(6)・・・・・・前輪変速装
置、(12)・・・・・・増速駆動側クラッチ、(30
a) 、 (30b)・・・・・・サイドブレーキ、(
32)・・・・・・操縦ハンドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 操向操作自在な前輪(1a)、(1b)への伝動系に、
    後輪駆動速度と略等しい駆動速度で伝動する標準駆動状
    態と、後輪駆動速度より大きい駆動速度で伝動する増速
    駆動状態とに切換えるクラッチ式の前輪変速装置(6)
    を備えると共に、操縦ハンドル(32)と前輪変速装置
    (6)とを連係させて、設定角度以上の操向操作によっ
    て前輪変速装置(6)が増速駆動側に切換操作されるよ
    うに構成し、且つ、左右の後輪(2a)、(2b)を各
    々独立に制動可能なサイドブレーキ(30a)、(30
    b)を備えた農用トラクタであって、前輪変速装置(6
    )の増速駆動側クラッチ(12)を多板式の摩擦クラッ
    チに構成すると共に、前記サイドブレーキ(30a)、
    (30b)によりー方の後輪(2a)、(2b)に制動
    を掛け、且つ、操縦ハンドル(32)を設定角度以上に
    操向操作しての旋回作動によって前輪(1a)、(1b
    )が前輪変速装置(6)からの増速駆動速度よりも速い
    対地逆駆動力を受けたとき、前記増速駆動側クラッチ(
    12)がスリップするようにそのトルク伝達容量を設定
    してある農用トラクタ。
JP61309352A 1986-07-21 1986-12-26 農用トラクタ Pending JPS63162332A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61309352A JPS63162332A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 農用トラクタ
KR1019870004842A KR900009096B1 (ko) 1986-07-21 1987-05-16 4륜 구동형 트랙터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61309352A JPS63162332A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 農用トラクタ

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Publication Number Publication Date
JPS63162332A true JPS63162332A (ja) 1988-07-05

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ID=17991970

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61309352A Pending JPS63162332A (ja) 1986-07-21 1986-12-26 農用トラクタ

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JP (1) JPS63162332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310937A (ja) * 1989-06-08 1991-01-18 Ishikawajima Shibaura Kikai Kk 四輪駆動車輌の操向輪駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310937A (ja) * 1989-06-08 1991-01-18 Ishikawajima Shibaura Kikai Kk 四輪駆動車輌の操向輪駆動装置

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