JPS6316218A - 光干渉角速度計及びこれに用いられる位相変調器 - Google Patents
光干渉角速度計及びこれに用いられる位相変調器Info
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- JPS6316218A JPS6316218A JP61161457A JP16145786A JPS6316218A JP S6316218 A JPS6316218 A JP S6316218A JP 61161457 A JP61161457 A JP 61161457A JP 16145786 A JP16145786 A JP 16145786A JP S6316218 A JPS6316218 A JP S6316218A
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- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は例えば光ファイバなどで構成された環状の光
学路に右廻り光と左廻り光とを伝搬させ、それら両光間
に生じた位相の差を検出して光学路に印加された角速度
を計測する光干渉角速度計に関する。
学路に右廻り光と左廻り光とを伝搬させ、それら両光間
に生じた位相の差を検出して光学路に印加された角速度
を計測する光干渉角速度計に関する。
「従来の技術」
第8図は従来の光干渉角速度計の例を示す図である。レ
ーザなどの光源11からの光12が光分配結合器13に
より右廻り光14と左廻り光15とに分配され、これら
の光14.15は少なくとも一周する光学路16の両端
に入射され、光学路16をそれぞれ右廻り、左廻りに通
って光学路16から出射光17.18として出射され、
これら出射光17.18は光分配結合器13により結合
され゛、互いに干渉し、干渉光19として光電変換回路
21に受光される。
ーザなどの光源11からの光12が光分配結合器13に
より右廻り光14と左廻り光15とに分配され、これら
の光14.15は少なくとも一周する光学路16の両端
に入射され、光学路16をそれぞれ右廻り、左廻りに通
って光学路16から出射光17.18として出射され、
これら出射光17.18は光分配結合器13により結合
され゛、互いに干渉し、干渉光19として光電変換回路
21に受光される。
光学路16は例えば光ファイバを複数回ループ状に巻い
たもので構成される。光学路16にその周方向の角速度
が印加されない状態においては出射光17及び18の位
相差ははりゼロであるが、光学路16の軸芯回りに角速
度Ωが印加されると、この角速度によっていわゆるサニ
ヤック効果が生じ、光学路16を伝搬した出射光17.
18の間に位相差Δφ。が生ずる。この位相差Δφ9は
、Δφ。=(4πRL/cλ)・Ω ・・・・・・(
11で表される。ここでRはループ状に構成された光学
路16の半径、Lはループ状に構成された光学路16の
長さ、λは光源11の光波長、Cは光の速度を示す。ま
た干渉光19の光強度I0は1゜oc 1−cosΔφ
9 ・・・・・・・・・(2)となる。従って干
渉光19の強度I0を測定することにより角速度Ωを検
出すること′ができる。
たもので構成される。光学路16にその周方向の角速度
が印加されない状態においては出射光17及び18の位
相差ははりゼロであるが、光学路16の軸芯回りに角速
度Ωが印加されると、この角速度によっていわゆるサニ
ヤック効果が生じ、光学路16を伝搬した出射光17.
18の間に位相差Δφ。が生ずる。この位相差Δφ9は
、Δφ。=(4πRL/cλ)・Ω ・・・・・・(
11で表される。ここでRはループ状に構成された光学
路16の半径、Lはループ状に構成された光学路16の
長さ、λは光源11の光波長、Cは光の速度を示す。ま
た干渉光19の光強度I0は1゜oc 1−cosΔφ
9 ・・・・・・・・・(2)となる。従って干
渉光19の強度I0を測定することにより角速度Ωを検
出すること′ができる。
しかしこの場合、入力角速度が小さい場合には位相差Δ
φ。が小さく 、cosΔφΩの変化が僅かなので感度
が極端に低くなる。
φ。が小さく 、cosΔφΩの変化が僅かなので感度
が極端に低くなる。
このような点から従来より入力感度を最適化するために
、第9図に示すように光学路16の一端と光分配結合器
13との間に位相変調器22を直列に挿入し、変調信号
源23からの駆動信号f0により互いに逆方向に伝搬す
る光14.15を位相変調する方法がとられている。こ
の場合、干渉光の強度I0は 1o= C(1−cosΔφ、(JO(X)+2Jz(
X )cos 2ωJ ’ + ・、 −、。
、第9図に示すように光学路16の一端と光分配結合器
13との間に位相変調器22を直列に挿入し、変調信号
源23からの駆動信号f0により互いに逆方向に伝搬す
る光14.15を位相変調する方法がとられている。こ
の場合、干渉光の強度I0は 1o= C(1−cosΔφ、(JO(X)+2Jz(
X )cos 2ωJ ’ + ・、 −、。
+2Jz*(X )cos 2 mω′t+・・・・・
・)−sinΔφa (2J+ (X )sin ωt
’+2Js(X)sin 3ωt゛+・・・・・・+2
Jz*−+(X)sin(2m−1ン ω t’+−)
)・・・ ・・・ ・・・(3) となる。
・)−sinΔφa (2J+ (X )sin ωt
’+2Js(X)sin 3ωt゛+・・・・・・+2
Jz*−+(X)sin(2m−1ン ω t’+−)
)・・・ ・・・ ・・・(3) となる。
ここで、C:定数
Jfi:n次のベッセル関数<n=0.1,2.3.・
−・・・)X : 2 As1nπf、r A;変調指数 τ:光学路16を通る光の伝搬時間 108位相変調器22の駆動周波数 t’:t−τ/2 式(3)から明らかなように、干渉光19の強度I0に
は、CO3Δφ9に比例する項と、sinΔφ。に比例
する項とが含まれている。
−・・・)X : 2 As1nπf、r A;変調指数 τ:光学路16を通る光の伝搬時間 108位相変調器22の駆動周波数 t’:t−τ/2 式(3)から明らかなように、干渉光19の強度I0に
は、CO3Δφ9に比例する項と、sinΔφ。に比例
する項とが含まれている。
これに関する先行技術として、特願昭59−70452
号に述べられているように、Δφ。が±mπ。
号に述べられているように、Δφ。が±mπ。
(m =0.1,2,3.・・・・・・)に対し、約±
π/4の範囲で高感度化するために、光電変換回路21
の出力を同期検波手段24において駆動信号B23の周
波数2foを1/2分周器25で分周した変調信号r0
により同期検波してsinΔφ。に比例する成分の内、
位相変調器22の駆動周波数f9と同一成分■、を取り
出し、更にΔφ。が士(2m+1)・(π/2L(m
=0.L2.3.・・・・・・)に対し約±π/4の範
囲で高感度化するため、光電変換回路21の出力を他の
同期ヰ★波手段26において駆動信号源23の周波数2
foにより同ル1検波してcosΔφ。に比例する成分
の内、位相変iEr 2322の駆動周波数f0の2倍
波成分■2を取り出している。ここで、 V+ =に+J+(X)sinΔφo ”’ ”
’ ”’ +41V2 =KzJz(X)cosΔφ、
−−−451に+、Kz:定数 である。
π/4の範囲で高感度化するために、光電変換回路21
の出力を同期検波手段24において駆動信号B23の周
波数2foを1/2分周器25で分周した変調信号r0
により同期検波してsinΔφ。に比例する成分の内、
位相変調器22の駆動周波数f9と同一成分■、を取り
出し、更にΔφ。が士(2m+1)・(π/2L(m
=0.L2.3.・・・・・・)に対し約±π/4の範
囲で高感度化するため、光電変換回路21の出力を他の
同期ヰ★波手段26において駆動信号源23の周波数2
foにより同ル1検波してcosΔφ。に比例する成分
の内、位相変iEr 2322の駆動周波数f0の2倍
波成分■2を取り出している。ここで、 V+ =に+J+(X)sinΔφo ”’ ”
’ ”’ +41V2 =KzJz(X)cosΔφ、
−−−451に+、Kz:定数 である。
±mπ、(m =0.1,2,3.・・・・・・)に対
し:π/4の範囲では、同期検波手段24の出力■、を
角速度計の出力として取り出すと共に、:=(2m+1
)π/2゜(m =0.1,2.3.・・・・・・)に
対し±π/4の範囲では他の同期検波手段26の出力■
2をジャイロ出力として取り出し、■、及び■2の切り
換え回数mを計数することで、角速度情報Ωが 4πRL により求められる。
し:π/4の範囲では、同期検波手段24の出力■、を
角速度計の出力として取り出すと共に、:=(2m+1
)π/2゜(m =0.1,2.3.・・・・・・)に
対し±π/4の範囲では他の同期検波手段26の出力■
2をジャイロ出力として取り出し、■、及び■2の切り
換え回数mを計数することで、角速度情報Ωが 4πRL により求められる。
この方法では、広い範囲にわたって高感度に、しかも直
線性良く角速度を測定することができる。
線性良く角速度を測定することができる。
第10図は他の従来例を示す図で、零位法の光干渉角速
度計の構成例を示す図である。光学路16への一方の人
出射路に光の周波数を偏移させることができる周波数シ
フタ27を設け、その周波数シフタ27により光をΔf
だけ周波数偏移させると、右廻り光(CW)が光学路1
6を周回した後に受ける位相偏移φ。は となる。一方、左廻り光(CCW)の受ける位相偏移φ
ccwは 2πnL φcc11#−(1/2)Δφ。+□ν−−−・−−+
8ンに こで、ν;光源から出射された光の周波数Δφ。;サグ
ナック効果による位相差 となる。従って、右廻り光と左廻り光との間に牛する位
相差Δφ。は Δφe=φC讐−φεC讐 =Δφ。+(2πnL/c)Δf ・・・・・・・・・
(9)となる。
度計の構成例を示す図である。光学路16への一方の人
出射路に光の周波数を偏移させることができる周波数シ
フタ27を設け、その周波数シフタ27により光をΔf
だけ周波数偏移させると、右廻り光(CW)が光学路1
6を周回した後に受ける位相偏移φ。は となる。一方、左廻り光(CCW)の受ける位相偏移φ
ccwは 2πnL φcc11#−(1/2)Δφ。+□ν−−−・−−+
8ンに こで、ν;光源から出射された光の周波数Δφ。;サグ
ナック効果による位相差 となる。従って、右廻り光と左廻り光との間に牛する位
相差Δφ。は Δφe=φC讐−φεC讐 =Δφ。+(2πnL/c)Δf ・・・・・・・・・
(9)となる。
l!11ち、1吹成分の同期検波出力■1 は式(4)
からV + = K +L(X)sin(ΔφO+ (
2πn L /c)Δf)・・・ ・・・ ・・・ ・
・・αω が得られる。
からV + = K +L(X)sin(ΔφO+ (
2πn L /c)Δf)・・・ ・・・ ・・・ ・
・・αω が得られる。
この例では、サグナック効果により位相差Δφ9が生じ
ても、光学路16の一端に設けた周波数シフタ27によ
り2つの光の間に位相差Δφ、(=(2πnL/c)Δ
で)が生ずるようにし、弐〇fllに示す位相項、Δφ
。+(2πnL/c)Δfが常に零となるよう負帰還回
路を構成した光干渉角速度計である。
ても、光学路16の一端に設けた周波数シフタ27によ
り2つの光の間に位相差Δφ、(=(2πnL/c)Δ
で)が生ずるようにし、弐〇fllに示す位相項、Δφ
。+(2πnL/c)Δfが常に零となるよう負帰還回
路を構成した光干渉角速度計である。
即ち・同期検波手段24の出力は積分器28で積分され
、その積分出力は電圧制御発振器29に供給され、電圧
制御発振器29は積分出力に応じた発振出力Δrを周波
数シフタ27に供給する。つまり、この光干渉角速度計
の出力は周波数シフタ27に加える周波数を監視するこ
とにより光学路16が受ける角速度Ωを知ることができ
る。即ち、Δφ、 + (2πn L /C)Δf=0
式(1)からΔφ9−(4πRL/cλ)Ωであり、従
ってΩ=(nλ/2R)Δf ・・・川α0のように
求めることができる。
、その積分出力は電圧制御発振器29に供給され、電圧
制御発振器29は積分出力に応じた発振出力Δrを周波
数シフタ27に供給する。つまり、この光干渉角速度計
の出力は周波数シフタ27に加える周波数を監視するこ
とにより光学路16が受ける角速度Ωを知ることができ
る。即ち、Δφ、 + (2πn L /C)Δf=0
式(1)からΔφ9−(4πRL/cλ)Ωであり、従
ってΩ=(nλ/2R)Δf ・・・川α0のように
求めることができる。
「発明が解決しようとする問題点:
光テ渉角速度計における光源11は光学路16として用
いられる光フアイバ中の後方レイリー散乱及び光フアイ
バ中の光の偏波変動等により光干渉角速度計の出力が変
動するのを避けるために例えば第11図へに示すような
シングル縦モードの光源を使わず、例えば第11図Bの
実線に示すような広帯域縦モードの光源を用いている。
いられる光フアイバ中の後方レイリー散乱及び光フアイ
バ中の光の偏波変動等により光干渉角速度計の出力が変
動するのを避けるために例えば第11図へに示すような
シングル縦モードの光源を使わず、例えば第11図Bの
実線に示すような広帯域縦モードの光源を用いている。
しかし、光干渉角速度計の出力は式(6)及び式aDに
示されるように、用いられる光の波長λに関係している
。
示されるように、用いられる光の波長λに関係している
。
従って、光干渉角速度計の光源として広帯域縦モードの
光源を使用した場合、その出力は様々な光の波長による
光干渉角速度計の出力を併せたものとなる。
光源を使用した場合、その出力は様々な光の波長による
光干渉角速度計の出力を併せたものとなる。
ところで、航空機などに採用されている慣性航法装置(
INS)では使用される角速度計はドリフトとして0.
01°/Hr或いはそれ以下で、スケールファクタ安定
性として10ppm或いはそれ以下の性能が要求される
。然るに、広帯域縦モードの光源が出す光の波長はGa
AfAs/Ga As′系の半導体を使ったものでは
約500ppm/” Cの温度係数を持ち、温度コント
ロールにより±0.1°Cの精度に維持しても、高精度
角速度計(ジャイロ)に要求される入出力のスケ−シフ
1クタ安定性10pp+++以下を得ることは難しい。
INS)では使用される角速度計はドリフトとして0.
01°/Hr或いはそれ以下で、スケールファクタ安定
性として10ppm或いはそれ以下の性能が要求される
。然るに、広帯域縦モードの光源が出す光の波長はGa
AfAs/Ga As′系の半導体を使ったものでは
約500ppm/” Cの温度係数を持ち、温度コント
ロールにより±0.1°Cの精度に維持しても、高精度
角速度計(ジャイロ)に要求される入出力のスケ−シフ
1クタ安定性10pp+++以下を得ることは難しい。
また、シングルモード光源の波長を一定に保つために使
用されるファプリペロー干渉計を広帯域縦モード光源の
波長を一定に保ために使用したとしても、広帯域縦モー
ド光源の光パワースペクトラム分布は中心波長に対し必
ずしも対称ではありえない事や、温度によってこのスペ
クトラム分布が変動する等の現象があり、光干渉角速度
計のスケールファクタを決定する一要素としての平均波
長を一定に保つ事が困難なことが挙げられる。
用されるファプリペロー干渉計を広帯域縦モード光源の
波長を一定に保ために使用したとしても、広帯域縦モー
ド光源の光パワースペクトラム分布は中心波長に対し必
ずしも対称ではありえない事や、温度によってこのスペ
クトラム分布が変動する等の現象があり、光干渉角速度
計のスケールファクタを決定する一要素としての平均波
長を一定に保つ事が困難なことが挙げられる。
又、実際の光干渉角速度計は光分配結合器、位相変調器
、偏光子及び光ファイバなどの光部品により構成されて
いる。これらの光部品はそれぞれに波長特性を持ってい
る。従って、光源から出射した時の光パワースペクトラ
ム分布(例えば第11図Bの実線で示す)は、充電変換
器に達した時には、光部品の光波長特性による影響を受
け、例えば第11図Bの点線に示すように異なった分布
を示すようになる。
、偏光子及び光ファイバなどの光部品により構成されて
いる。これらの光部品はそれぞれに波長特性を持ってい
る。従って、光源から出射した時の光パワースペクトラ
ム分布(例えば第11図Bの実線で示す)は、充電変換
器に達した時には、光部品の光波長特性による影響を受
け、例えば第11図Bの点線に示すように異なった分布
を示すようになる。
更に、光部品の波長特性は温度によっても変動し、たと
え、光源から出射された時の平均波長が一定に保たれた
としても、光電変換器に達した時は、その中心波長やパ
ワースペクトラム分布は変わっており、光干渉角速度計
のスケールファクタの安定性に影響を与える。
え、光源から出射された時の平均波長が一定に保たれた
としても、光電変換器に達した時は、その中心波長やパ
ワースペクトラム分布は変わっており、光干渉角速度計
のスケールファクタの安定性に影響を与える。
また、位相変調器22には例えば電歪振動子に光学路1
6の光ファイバを巻きつけておき、駆動信号によりその
電歪振動子を駆動して巻きつけられた光ファイバを伸縮
させ、その光ファイバを通る光に位相変化を与えるよう
にしている。このような位相変調器では電歪振動子を効
率良く伸縮させるために電歪振動子の共振点に駆動周波
数f、を合わせているが、この共振周波数f0は温度に
より変化する。つまり変調指数が温度により大きな影響
を受ける。また光ファイバはテンションがかかった状態
で電歪振動子に巻き付けであるので、光ファイバと電歪
振動子との熱膨張率の差から温度が変化すると所定の最
適なテンション状態からずれ、初期の設定動作から外れ
てしまったり、両者の間にあるシリコーンやウレタンな
どの緩衝層によるダンパ効果なども変動するなど種々の
問題がある。
6の光ファイバを巻きつけておき、駆動信号によりその
電歪振動子を駆動して巻きつけられた光ファイバを伸縮
させ、その光ファイバを通る光に位相変化を与えるよう
にしている。このような位相変調器では電歪振動子を効
率良く伸縮させるために電歪振動子の共振点に駆動周波
数f、を合わせているが、この共振周波数f0は温度に
より変化する。つまり変調指数が温度により大きな影響
を受ける。また光ファイバはテンションがかかった状態
で電歪振動子に巻き付けであるので、光ファイバと電歪
振動子との熱膨張率の差から温度が変化すると所定の最
適なテンション状態からずれ、初期の設定動作から外れ
てしまったり、両者の間にあるシリコーンやウレタンな
どの緩衝層によるダンパ効果なども変動するなど種々の
問題がある。
この発明は以上の点に鑑み成されたもので、温度や経時
変化などの外部要因により光源の波長や光部品の波長特
性が変動しても、その変動に影響されない光干渉角速度
針を提供するものである。
変化などの外部要因により光源の波長や光部品の波長特
性が変動しても、その変動に影響されない光干渉角速度
針を提供するものである。
「問題点を解決するための手段」
光電変換回路からの電気信号を、位相変調器に供給され
る基本周波数の隣接する奇数倍又は隣接する偶数倍の互
いに異なる周波数により同期検波し、干渉光に含まれる
第1種へ7セル関数の隣接する奇数次又は隣接する偶数
次の相互の差により光源の光波長変動分を補正する。
る基本周波数の隣接する奇数倍又は隣接する偶数倍の互
いに異なる周波数により同期検波し、干渉光に含まれる
第1種へ7セル関数の隣接する奇数次又は隣接する偶数
次の相互の差により光源の光波長変動分を補正する。
第2光源を設け、その第2光源からの光を第2゜第3光
学路に分岐供給する。この第2光学路上には、第1の光
学路が位相変調器により受ける物理作用と同じ物理作用
を受ける物理作用検出用光学路を設け、この第2光学路
と第3光学路を伝搬してきた光を互いに干渉させて電気
信号に変換し、この電気信号を位相変調器に供給した凸
本周波数成分の隣接する奇数倍または隣接する偶数倍の
互いに異なる周波数で同M検波し、その検波出力に含ま
れる奇数次または偶数次のベッセル関数相互が実質的に
等しくなるように第1位相変調器の駆動状態を制御する
負帰還ループを構成して第1の光学路に対する位相変調
器による物理作用が一定になるように制御21する。
学路に分岐供給する。この第2光学路上には、第1の光
学路が位相変調器により受ける物理作用と同じ物理作用
を受ける物理作用検出用光学路を設け、この第2光学路
と第3光学路を伝搬してきた光を互いに干渉させて電気
信号に変換し、この電気信号を位相変調器に供給した凸
本周波数成分の隣接する奇数倍または隣接する偶数倍の
互いに異なる周波数で同M検波し、その検波出力に含ま
れる奇数次または偶数次のベッセル関数相互が実質的に
等しくなるように第1位相変調器の駆動状態を制御する
負帰還ループを構成して第1の光学路に対する位相変調
器による物理作用が一定になるように制御21する。
「実施例」
第1図はこの発明による光干渉角速度計の構成例を示す
図である。第8図乃至第10図と対応する部分には同じ
符号を付けて示し、説明は簡単にとどめる。
図である。第8図乃至第10図と対応する部分には同じ
符号を付けて示し、説明は簡単にとどめる。
第1光源11から出射した光は光分配結合器13Aによ
り2つの光に分岐され一方の分岐光は偏光子28を通っ
て光分配結合器13Bに供給され、右廻り光14と左廻
り光15との2つの光に分岐され、これらの光14.1
5は少なくとも一周する光学路16を互いに逆の方向に
周回する。
り2つの光に分岐され一方の分岐光は偏光子28を通っ
て光分配結合器13Bに供給され、右廻り光14と左廻
り光15との2つの光に分岐され、これらの光14.1
5は少なくとも一周する光学路16を互いに逆の方向に
周回する。
光学路16からの取り出された右廻り光17と左廻り光
18とは再び光分配結合器13Aで1つの光に結合され
、その干渉光19は光電変換回路21で電気信号1rに
変換される。
18とは再び光分配結合器13Aで1つの光に結合され
、その干渉光19は光電変換回路21で電気信号1rに
変換される。
この発明では、この電気信号I、は第1同期検波手段2
4及び第2同期検波手段31に供給され、異なる検波周
波数で同期検波される。即ち、これら第1.第2同期検
波手段24.31には、位相変調器22の駆動周波数f
0の隣接する奇数倍(2m+l、2m+3H以下mは0
,1,2,3. ・・・・・・)の周波数信号または隣
接する偶数倍(2m +2.2m +4)の周波数信号
が与えられ、この周波数信号により電気信号1.を同期
検波する。
4及び第2同期検波手段31に供給され、異なる検波周
波数で同期検波される。即ち、これら第1.第2同期検
波手段24.31には、位相変調器22の駆動周波数f
0の隣接する奇数倍(2m+l、2m+3H以下mは0
,1,2,3. ・・・・・・)の周波数信号または隣
接する偶数倍(2m +2.2m +4)の周波数信号
が与えられ、この周波数信号により電気信号1.を同期
検波する。
また、この実施例では、他の同期検波手段26に、その
隣接する奇数倍または偶数倍の周波数(8号の中間の偶
数倍(2m+2)または奇数倍(2m+3)の周波数信
号が与えられ、その周波数信号で、光電変換回路21か
らの電気信号が同期検波されるように構成した例である
。
隣接する奇数倍または偶数倍の周波数(8号の中間の偶
数倍(2m+2)または奇数倍(2m+3)の周波数信
号が与えられ、その周波数信号で、光電変換回路21か
らの電気信号が同期検波されるように構成した例である
。
またこの発明の光干渉角速度計では、哉皐波長を発光す
る第2の光源32が設けちれ、その第2光源32からの
光が入射する第2光学路33及び第3光学路34で構成
されるマツハツエンダ干渉計により、第1の光学路16
が位相変調器22から受ける物理作用を検出する。
る第2の光源32が設けちれ、その第2光源32からの
光が入射する第2光学路33及び第3光学路34で構成
されるマツハツエンダ干渉計により、第1の光学路16
が位相変調器22から受ける物理作用を検出する。
先ず最初に、この発明の光干渉角速度計において、第2
の光′fA32からの基準光が入射されるマツハツエン
ダ干渉計の作用について説明する。
の光′fA32からの基準光が入射されるマツハツエン
ダ干渉計の作用について説明する。
第2光′tA32は、例えばシングルモード光源が用い
られ、この基準光源32からは一定の波長を維持した基
準光λrが出射される。基準光λ7は光分配結合器35
で部分され、一方の分岐光は第2光学路33に入射され
、他方の分岐光は第3光学路34に入射される。第2光
学路33上には、位相変調器22から第1光学路16が
受ける物理作用を検出する物理作用検出用光学路33A
が設けられる。この位相変調器22は第2図に示すよう
に、例えば円筒状の電歪振動子22Aに光学路16への
一方の人出射路の光ファイバ16Aを巻き付けたもので
ある。電歪振動子22 Aは駆動信号源23から駆動信
号f。が供給され、その径方向の寸法が駆動信号f0に
応じて振動的に変化する。
られ、この基準光源32からは一定の波長を維持した基
準光λrが出射される。基準光λ7は光分配結合器35
で部分され、一方の分岐光は第2光学路33に入射され
、他方の分岐光は第3光学路34に入射される。第2光
学路33上には、位相変調器22から第1光学路16が
受ける物理作用を検出する物理作用検出用光学路33A
が設けられる。この位相変調器22は第2図に示すよう
に、例えば円筒状の電歪振動子22Aに光学路16への
一方の人出射路の光ファイバ16Aを巻き付けたもので
ある。電歪振動子22 Aは駆動信号源23から駆動信
号f。が供給され、その径方向の寸法が駆動信号f0に
応じて振動的に変化する。
この径方向の振動的変化により、その円筒周面に巻き付
けられた光ファイバ16Aが応動的に伸縮されることに
より光路長が変化するので、その光ファイバ16Aを通
る光の位相を変調することが可能とされる。この発明の
場合、第1光学路16が電歪振動子22Aにより伸縮す
る量を精度良く検出するために、その物理作用検出用に
第2光学路33を構成する光ファイバ33Aが光ファイ
バ16Aと連動して伸縮するように構成される。
けられた光ファイバ16Aが応動的に伸縮されることに
より光路長が変化するので、その光ファイバ16Aを通
る光の位相を変調することが可能とされる。この発明の
場合、第1光学路16が電歪振動子22Aにより伸縮す
る量を精度良く検出するために、その物理作用検出用に
第2光学路33を構成する光ファイバ33Aが光ファイ
バ16Aと連動して伸縮するように構成される。
第3図及び第4図はこのように構成された光ファイバの
例を示す図である。この例では第1光学路16の光ファ
イバ16Aと第2光学路33の物理作用検出用光ファイ
バ33Aとが平行に配列され一体に融着され、この一体
化されたファイバが電歪振動子22Aに巻きつけられて
構成された例である。光ファイバ16A及び33Aは、
光を伝搬するコア36外周のクラフト層37が互いに融
着され、その融着部37Δにより2本の光ファイバ16
A及び33Aは一体とされ、更にその周回を被覆層38
により被覆された例である。このように、この発明の位
相変調器22は2木の光ファイバが一体構造にされたた
め、光ファイバ16A及び33Aは電歪振動子22Aか
らの振動的伸縮作用を等しく受けるように構成される。
例を示す図である。この例では第1光学路16の光ファ
イバ16Aと第2光学路33の物理作用検出用光ファイ
バ33Aとが平行に配列され一体に融着され、この一体
化されたファイバが電歪振動子22Aに巻きつけられて
構成された例である。光ファイバ16A及び33Aは、
光を伝搬するコア36外周のクラフト層37が互いに融
着され、その融着部37Δにより2本の光ファイバ16
A及び33Aは一体とされ、更にその周回を被覆層38
により被覆された例である。このように、この発明の位
相変調器22は2木の光ファイバが一体構造にされたた
め、光ファイバ16A及び33Aは電歪振動子22Aか
らの振動的伸縮作用を等しく受けるように構成される。
第3光学路34上には第2の位相変調器39が設けられ
、第3光学路34に入射した光は第2の位相変調器39
により位相偏移を受は出射端から出射される。
、第3光学路34に入射した光は第2の位相変調器39
により位相偏移を受は出射端から出射される。
第2.第3光学路33.34の各出射端には第2干渉手
段41が設けられ、第2.第3光学路33゜34からの
出射光はこの第2干渉手段41により一つの光に結合さ
れ互いに干渉し合う。その干渉光は第2光電変換回路4
2に与えられ電気信号に変換され、更に第3同期検波手
段43及び第4同期検波手段44に供給される。
段41が設けられ、第2.第3光学路33゜34からの
出射光はこの第2干渉手段41により一つの光に結合さ
れ互いに干渉し合う。その干渉光は第2光電変換回路4
2に与えられ電気信号に変換され、更に第3同期検波手
段43及び第4同期検波手段44に供給される。
この電気信号に変換される干渉光の光強度■、は次の式
で表される。
で表される。
IP=C(1+C03(Δφ+P、(t)))= C(
1+ cos (Jo (X r)+(2ΣJZFI(
X r)cos 2 n ω、t)+sinΔφ(2Σ
Jz、l−+ (X r)sin(2n ” 1) ω
st) )イ。5、。8やッ ゛°゛
町°°”Δφ:マフマツェンダ干渉計の位相差 pr(t) :位相調整量。
1+ cos (Jo (X r)+(2ΣJZFI(
X r)cos 2 n ω、t)+sinΔφ(2Σ
Jz、l−+ (X r)sin(2n ” 1) ω
st) )イ。5、。8やッ ゛°゛
町°°”Δφ:マフマツェンダ干渉計の位相差 pr(t) :位相調整量。
P、(t)−((2inΔl1r)/λ) sinω、
tX1言2πnΔI!、、/λ。
tX1言2πnΔI!、、/λ。
Δ12.:位相変調に伴う伸縮検出用光ファイバの最大
伸び長 λ2:基準光源の波長(一定) ω9:変調角周波数 ω、:変調角周波数 n8光フアイバの屈折率 Jn(Xr):第1種ベッセル関数 第3同期検波手段43及び第4同期検波回路44には駆
動信号源23から位相変調器22に供給される駆動周波
数f、の隣接する奇数倍の互いに異なる周波数の交番信
号又は隣接する偶数倍の互いに異なる周波数の交番信号
が与えられ、光電変換回路42から供給される電気信号
をそれぞれ同期検波する。この例では、第3同期検波手
段43には周波数f0の交番信号が与えられ、その第3
同期検波手段43からは電気信号のsinΔφに比例す
る成分の内2位相変調器22の駆動周波数f0に比例す
る成分VP+が出力され、第4同期検波手段44には周
波数3toの交番信号が与えられ、sinΔφ。に比例
する成分の内2周波数3Lに比例する成分Vr3が出力
される。またこの例では他の同期検波手段45に周波数
2foの交番信号が与えられ、cosΔφ。に比例する
成分の内1周波数2fゆに比例する成分Vrffiが出
力される。これらの出力■、〜VrlはVr+= Kr
+ J +(Xr)sinΔφ ・・・・・・a暑V
rffi = K rz J z(X r)cosΔ
φ ・・・・・・αOV rs = K P3 J
s(X r)sinΔφ ・・・・・・a9K rl
、 K rz、K t3:定数で表される。この第3同
期検波手段43から出力された検波出力■7.は差動増
幅2S46の正側入力端に供給され、第4同!IJJ検
波手段44の検波出力v1.)よ負側入力端に供給され
る。
伸び長 λ2:基準光源の波長(一定) ω9:変調角周波数 ω、:変調角周波数 n8光フアイバの屈折率 Jn(Xr):第1種ベッセル関数 第3同期検波手段43及び第4同期検波回路44には駆
動信号源23から位相変調器22に供給される駆動周波
数f、の隣接する奇数倍の互いに異なる周波数の交番信
号又は隣接する偶数倍の互いに異なる周波数の交番信号
が与えられ、光電変換回路42から供給される電気信号
をそれぞれ同期検波する。この例では、第3同期検波手
段43には周波数f0の交番信号が与えられ、その第3
同期検波手段43からは電気信号のsinΔφに比例す
る成分の内2位相変調器22の駆動周波数f0に比例す
る成分VP+が出力され、第4同期検波手段44には周
波数3toの交番信号が与えられ、sinΔφ。に比例
する成分の内2周波数3Lに比例する成分Vr3が出力
される。またこの例では他の同期検波手段45に周波数
2foの交番信号が与えられ、cosΔφ。に比例する
成分の内1周波数2fゆに比例する成分Vrffiが出
力される。これらの出力■、〜VrlはVr+= Kr
+ J +(Xr)sinΔφ ・・・・・・a暑V
rffi = K rz J z(X r)cosΔ
φ ・・・・・・αOV rs = K P3 J
s(X r)sinΔφ ・・・・・・a9K rl
、 K rz、K t3:定数で表される。この第3同
期検波手段43から出力された検波出力■7.は差動増
幅2S46の正側入力端に供給され、第4同!IJJ検
波手段44の検波出力v1.)よ負側入力端に供給され
る。
自動電圧調整器47は差動増幅器46の正の信号により
位相変調器22に印加する駆動周波数f0の信号電圧を
増加させ、差動増幅器46の負の信号によって位相変調
器22に印加する駆動周波数f、の信号電圧を小さくす
る。このような自動制御ループが構成されることにより
、この装置は、差動増幅器46の出力がゼロ、即ち、V
rl ” V rffのとき(但し、K、、、に、、
lは予め等しくなるように調整されているものとする。
位相変調器22に印加する駆動周波数f0の信号電圧を
増加させ、差動増幅器46の負の信号によって位相変調
器22に印加する駆動周波数f、の信号電圧を小さくす
る。このような自動制御ループが構成されることにより
、この装置は、差動増幅器46の出力がゼロ、即ち、V
rl ” V rffのとき(但し、K、、、に、、
lは予め等しくなるように調整されているものとする。
)第1種ペアセル関数J+ (X 、)とJi(X−)
との値が同じ値になるように制御される。第5図は第1
種ベッセル関数の関数曲線を示す図、第6図は第5図に
示すA点付近の詳細を示すプロット図である。第1種の
1次ベフセル関数Jl(Xr)の値はX=2の付近で極
大になり、それ以降は減少し、X=5の付近で極小とな
り、それ以降また増加するというように、極大値と極小
値とを交互にもつ関数である。2次、3次、・・・・・
・ベッセル関数も同様に増派を繰り返す関数であること
が示される。この図から判るように、A点。
との値が同じ値になるように制御される。第5図は第1
種ベッセル関数の関数曲線を示す図、第6図は第5図に
示すA点付近の詳細を示すプロット図である。第1種の
1次ベフセル関数Jl(Xr)の値はX=2の付近で極
大になり、それ以降は減少し、X=5の付近で極小とな
り、それ以降また増加するというように、極大値と極小
値とを交互にもつ関数である。2次、3次、・・・・・
・ベッセル関数も同様に増派を繰り返す関数であること
が示される。この図から判るように、A点。
つまりX=3.054付近では1次ヘフセル関数Jl(
X、)は減少傾向にあり、3次ベッセル関敗Jff(X
、)は増加傾向にあって互いに交叉している。即ち、こ
の発明では、Xlの値が約3.054(第5図のA点)
になるように自動電圧調整器47によって位相変調器2
2に印加される電圧が調整される。
X、)は減少傾向にあり、3次ベッセル関敗Jff(X
、)は増加傾向にあって互いに交叉している。即ち、こ
の発明では、Xlの値が約3.054(第5図のA点)
になるように自動電圧調整器47によって位相変調器2
2に印加される電圧が調整される。
今、何等かの原因1例えばマツハツエンダ干渉計の伸縮
長検出用光ファイバの最大伸縮長Δlrが増大し、その
結果としてXの値が大きくなったとすると、第5図のA
点に示すように、Jl(X、)の値は小さくなり、J、
(X 、)の値は大きくなる。その結果、第6図に示す
J、 (X 、) −J3(X 、)曲線のように、A
点の右側では差動増幅器46は負の信号を自動電圧調整
器47に供給するようになり、従って、位相変調器22
への印加電圧が減少し、伸縮検出用光ファイバの最大伸
縮長Δ1fは減少する。
長検出用光ファイバの最大伸縮長Δlrが増大し、その
結果としてXの値が大きくなったとすると、第5図のA
点に示すように、Jl(X、)の値は小さくなり、J、
(X 、)の値は大きくなる。その結果、第6図に示す
J、 (X 、) −J3(X 、)曲線のように、A
点の右側では差動増幅器46は負の信号を自動電圧調整
器47に供給するようになり、従って、位相変調器22
への印加電圧が減少し、伸縮検出用光ファイバの最大伸
縮長Δ1fは減少する。
一方最大伸縮長Δl、、が減少し、その結果としてXや
の値が小さくなったとすると、第5図から判るように、
1次ベッセル関D J I < x 、 ) の値は太
き(なり、3次ベフセル関数J3(X、)の値は小さく
なる。従って、第6図のJl(X、) −J3(X、
)曲線のように、A点の左側では差動増幅器46は正の
信号を自動電圧調整器47に供給するようになり、位相
変調器22への駆動信号の印加電圧が増加し、伸縮長検
出用光ファイバの最大伸縮長Δ1.は増大する。このよ
うにXlの値を変えるような外部作用が働いてもマンノ
1ツエンダ干渉計はX7の値を常に一定に維持すること
ができ、即ち、最大伸縮長Δ1..が一定の大きさに保
持されるように制御される。
の値が小さくなったとすると、第5図から判るように、
1次ベッセル関D J I < x 、 ) の値は太
き(なり、3次ベフセル関数J3(X、)の値は小さく
なる。従って、第6図のJl(X、) −J3(X、
)曲線のように、A点の左側では差動増幅器46は正の
信号を自動電圧調整器47に供給するようになり、位相
変調器22への駆動信号の印加電圧が増加し、伸縮長検
出用光ファイバの最大伸縮長Δ1.は増大する。このよ
うにXlの値を変えるような外部作用が働いてもマンノ
1ツエンダ干渉計はX7の値を常に一定に維持すること
ができ、即ち、最大伸縮長Δ1..が一定の大きさに保
持されるように制御される。
一方、他の同期検波手段45の検波出力VPZは積分器
48に供給され、その積分出力は第3光学路34上に設
けられた第2の位相変調器39に制?il ft号とし
て供給される。
48に供給され、その積分出力は第3光学路34上に設
けられた第2の位相変調器39に制?il ft号とし
て供給される。
この制御系はこの同期検波手段45の出力v、、2がゼ
ロになるような負帰還ループを構成し、この負帰還ルー
プによりマツハツエンダ干渉計の第2゜第3光学路33
.34の位相差が補正される。
ロになるような負帰還ループを構成し、この負帰還ルー
プによりマツハツエンダ干渉計の第2゜第3光学路33
.34の位相差が補正される。
例えば、周囲温度などの変動によりマツハツエンダ干渉
計を構成する2つの光学路33.34に光路差Δφが生
じても、その位相差Δφをt目殺するような光路長の変
化が位相変調器39により第3光学路34に加えられる
。即ち、位相差ΔφはΔφ=(π/ 2 ) (2m
+ 1 )但しmは整数 を満足するように調整され、従ってcosΔφはゼロに
維持される。そのため sinΔφ=1or−1 となる、つまり式a簿及び式α9から判るように、ベッ
セル関数の変数値X1を安定させるのに用いる検波信号
V rl+ V r3は最も大きい信号出力になり、第
1の位相変調器22の効果的な制御が実現される。
計を構成する2つの光学路33.34に光路差Δφが生
じても、その位相差Δφをt目殺するような光路長の変
化が位相変調器39により第3光学路34に加えられる
。即ち、位相差ΔφはΔφ=(π/ 2 ) (2m
+ 1 )但しmは整数 を満足するように調整され、従ってcosΔφはゼロに
維持される。そのため sinΔφ=1or−1 となる、つまり式a簿及び式α9から判るように、ベッ
セル関数の変数値X1を安定させるのに用いる検波信号
V rl+ V r3は最も大きい信号出力になり、第
1の位相変調器22の効果的な制御が実現される。
この位相差Δφを補正しない場合は、検波出力V 、、
、 V r3の振幅が温度により変動してしまうこと
になり、温度条件によっては検波出力V、、、V、3は
ゼロ或いはゼロに近い値になることもある。このように
検波出力Vr1.Vr3がゼロ或いはゼロに近い値の範
囲でしか変化しないと、差動増幅器46からは効果的な
差動出力を得ることはできず、従って、Xlを安定に維
持すること、つまりΔ!、を一定に保つ機能を果たせな
くなる。
、 V r3の振幅が温度により変動してしまうこと
になり、温度条件によっては検波出力V、、、V、3は
ゼロ或いはゼロに近い値になることもある。このように
検波出力Vr1.Vr3がゼロ或いはゼロに近い値の範
囲でしか変化しないと、差動増幅器46からは効果的な
差動出力を得ることはできず、従って、Xlを安定に維
持すること、つまりΔ!、を一定に保つ機能を果たせな
くなる。
次に、第1の光学路16からの信号出力の処理手段に戻
り、その説明を続ける。第1.第2同期検波手段24.
31には第1の位相変調器22の駆動周波数f0の隣接
する奇数倍または偶数倍の交番信号が供給され、第1の
光電変換手段21の電気信号を同期検波し、他の同期検
波手段26は周波数f0の偶数倍または奇数倍で、第1
.第2同期検波手段24.31に供給される各検波周波
数に挟まれる周波数が供給され、電気信号を同期検波す
る。
り、その説明を続ける。第1.第2同期検波手段24.
31には第1の位相変調器22の駆動周波数f0の隣接
する奇数倍または偶数倍の交番信号が供給され、第1の
光電変換手段21の電気信号を同期検波し、他の同期検
波手段26は周波数f0の偶数倍または奇数倍で、第1
.第2同期検波手段24.31に供給される各検波周波
数に挟まれる周波数が供給され、電気信号を同期検波す
る。
即ち、この例では第1及び第2同期検波手段24及び3
1には駆動信号源23から第1の位相変調器22の駆動
周波数f0の周波数信号f0及び3倍の周波数信号3f
、が供給され、電気信号のsinΔφ。
1には駆動信号源23から第1の位相変調器22の駆動
周波数f0の周波数信号f0及び3倍の周波数信号3f
、が供給され、電気信号のsinΔφ。
に比例する成分のうち、第1.第2同jfI検波手段2
4.31は周波数信号f0及び3r、に比例する成分■
、及びV、を出力する。また、第5同+1JI検波回路
26は周波数信号2r、が供給され、電気信号のcos
Δφ9に比例する成分のうち1周波数イ3号2f。
4.31は周波数信号f0及び3r、に比例する成分■
、及びV、を出力する。また、第5同+1JI検波回路
26は周波数信号2r、が供給され、電気信号のcos
Δφ9に比例する成分のうち1周波数イ3号2f。
に比例する成分Vrtが出力される。これらの信号v、
、v、、v、はマツハツエンダ干渉計のところで説明し
たように V + =K +J+(X)sinΔφo ”・
”” Q:I ’Vz =KzJz(X)cosΔφo
・・・”・θ41’V s = K 3J3(X
)sinΔφ。・・・・・・09′に+、Kz、に3
’定数 である。
、v、、v、はマツハツエンダ干渉計のところで説明し
たように V + =K +J+(X)sinΔφo ”・
”” Q:I ’Vz =KzJz(X)cosΔφo
・・・”・θ41’V s = K 3J3(X
)sinΔφ。・・・・・・09′に+、Kz、に3
’定数 である。
検波出力■1は差動増幅器51のプラス入力端に供給さ
れ、検波出力■3はマイナス入力端に供給される。この
差動出力は光源ドライブ電流fftll 2’8回路5
2に供給され、その光源ドライブ電流制御回路52の出
力により第1光tA11の光の波長を:1.り御する。
れ、検波出力■3はマイナス入力端に供給される。この
差動出力は光源ドライブ電流fftll 2’8回路5
2に供給され、その光源ドライブ電流制御回路52の出
力により第1光tA11の光の波長を:1.り御する。
郡ち、この第1光源は先に説明した理由から、広帯域縦
モードの光源で構成され、このような半導体レーザや発
光ダイオードなどは、周VB 温度の変動によりそのバ
ンドギャップや素子構造などが変化してしまい、従って
その発光波長が変わって(る。また供給される電流によ
る発熱で素子の温度が上昇し、発光波長が変化する。
モードの光源で構成され、このような半導体レーザや発
光ダイオードなどは、周VB 温度の変動によりそのバ
ンドギャップや素子構造などが変化してしまい、従って
その発光波長が変わって(る。また供給される電流によ
る発熱で素子の温度が上昇し、発光波長が変化する。
この発明では、光源ドライブ電流制御回路52は差動増
幅器51の正の信号により第1光源11に流れるドライ
ブ電流を減少させて第1光應11から出射される光の波
長λが小さくなるようにし、差動増幅器51の負の信号
により第1光源11に流れる電流を増大させて第1光源
11から出射される光の波長λが大きくなるように自動
制御ループが構成される。この例では差動増幅器51の
出力がゼロ、即ち、第5図のA点に示すように、第1!
!ヘツセル関数の1次と3次へ7セル関数Jl(X)。
幅器51の正の信号により第1光源11に流れるドライ
ブ電流を減少させて第1光應11から出射される光の波
長λが小さくなるようにし、差動増幅器51の負の信号
により第1光源11に流れる電流を増大させて第1光源
11から出射される光の波長λが大きくなるように自動
制御ループが構成される。この例では差動増幅器51の
出力がゼロ、即ち、第5図のA点に示すように、第1!
!ヘツセル関数の1次と3次へ7セル関数Jl(X)。
Js(X)の値が、X=3.054のときに等しくなる
ように光源ドライブ電流制御回路52により第1光源1
1の発光波長λを制御する。ここで、XはX = 2
As1nifoτ 4πnΔe = si口πf、τ ・・・
・・・・・・Qlilλ n:光ファイバの屈折率 ΔIl:光ファイバの最大伸長量 λ:光源の波長 fo:位相変調器22の駆動周波数 で:光が第1光学路16を周回するにようする時間 (τ=nL/C,L:第1光学路 16の長さ) である。
ように光源ドライブ電流制御回路52により第1光源1
1の発光波長λを制御する。ここで、XはX = 2
As1nifoτ 4πnΔe = si口πf、τ ・・・
・・・・・・Qlilλ n:光ファイバの屈折率 ΔIl:光ファイバの最大伸長量 λ:光源の波長 fo:位相変調器22の駆動周波数 で:光が第1光学路16を周回するにようする時間 (τ=nL/C,L:第1光学路 16の長さ) である。
また、マツハツエンダ干渉計の位相変調の動作点は第5
図に示すA点に保持されているからX=X1となる。従
って 角速度検出用の第1光学路16のファイバ16Aと物理
作用検出用光学路33Aとは融着されており、第1位相
変調器22の変調作用に連動して伸縮するのでΔl=Δ
2.とみなせる。故に、第1光源11の波長λは λ82λ、 sinπfoτ ・・・・・・・・・
aS+となる。このa線式から、角速度計が第5図のA
点で動作していて、基卓光tA32の波長λ、が一定で
あるなら、第1光学路16を通る光の伝搬時間τの温度
依存性は非常に小さいものとなり、従って、第1光源1
6が出射する出射光の波長λをぼり一定に保ことができ
る。また、これまでは光源の発光波長を制御するのに、
光源に供給する電流を制御していたが、光源をヒータで
コントロールすることにより直接的に光源の温度を変え
るような自動制御ループを構成してもよい。
図に示すA点に保持されているからX=X1となる。従
って 角速度検出用の第1光学路16のファイバ16Aと物理
作用検出用光学路33Aとは融着されており、第1位相
変調器22の変調作用に連動して伸縮するのでΔl=Δ
2.とみなせる。故に、第1光源11の波長λは λ82λ、 sinπfoτ ・・・・・・・・・
aS+となる。このa線式から、角速度計が第5図のA
点で動作していて、基卓光tA32の波長λ、が一定で
あるなら、第1光学路16を通る光の伝搬時間τの温度
依存性は非常に小さいものとなり、従って、第1光源1
6が出射する出射光の波長λをぼり一定に保ことができ
る。また、これまでは光源の発光波長を制御するのに、
光源に供給する電流を制御していたが、光源をヒータで
コントロールすることにより直接的に光源の温度を変え
るような自動制御ループを構成してもよい。
第7図はこの発明の変形例である。同図に示すようにマ
ツハツエンダ干渉計の第2.第3光学路33.34の出
射側端面53,54に反射コーティングを施し、それら
端面53,54においてそれぞれの入射端から伝搬して
きた光を反射させ、その反射光に再度、第1または第2
位相変調器22または39により位相変調を与え、光分
配結合器35により結合して干渉させることもできる。
ツハツエンダ干渉計の第2.第3光学路33.34の出
射側端面53,54に反射コーティングを施し、それら
端面53,54においてそれぞれの入射端から伝搬して
きた光を反射させ、その反射光に再度、第1または第2
位相変調器22または39により位相変調を与え、光分
配結合器35により結合して干渉させることもできる。
このときの位相変i111 P r (t ) はPr
(t)=4inΔ1r/λ? ・・・−・・(19
+である。従って、第1光源11光の波長λはλ=λr
sinπf0τ ・・・・・・・・・四となる。第
1光学路11を光が周回するに要する時間τはτ=nL
/cに示すように第1光学路16の屈折率n、ファイバ
長しの温度係数に依存するが、ここで、5infcfo
τ=1となるように第1光学路16の長さしに対して位
相変調器22の駆動周波数f0を適宜に設定すると、第
1光学路16を周回するに要する光の伝搬時間での温度
変動があっても式9Illのλの値に殆ど影響を与えろ
ことがない。
(t)=4inΔ1r/λ? ・・・−・・(19
+である。従って、第1光源11光の波長λはλ=λr
sinπf0τ ・・・・・・・・・四となる。第
1光学路11を光が周回するに要する時間τはτ=nL
/cに示すように第1光学路16の屈折率n、ファイバ
長しの温度係数に依存するが、ここで、5infcfo
τ=1となるように第1光学路16の長さしに対して位
相変調器22の駆動周波数f0を適宜に設定すると、第
1光学路16を周回するに要する光の伝搬時間での温度
変動があっても式9Illのλの値に殆ど影響を与えろ
ことがない。
つまり、光干渉角速度計で使用する広帯域縦モード光源
の平均波長λはマツハツエンダ干渉計の基皐光源32の
波長λ、に保つことができる。
の平均波長λはマツハツエンダ干渉計の基皐光源32の
波長λ、に保つことができる。
今までの例では1次ベッセル関数J’、 (X )と3
次ベフセル関数J3(X)とが等しくなるように動作さ
せるように説明したが、2次ベッセル関数J2(X)と
4次ベッセル関数Jオ(X)とが等しくなるように湘1
111 シてもよい。この場合には、第5図に示すB点
が動作ポイントとなり、位相変調器22の駆動周波数f
0の2倍及び4倍の周波数信号2r、及び4f。
次ベフセル関数J3(X)とが等しくなるように動作さ
せるように説明したが、2次ベッセル関数J2(X)と
4次ベッセル関数Jオ(X)とが等しくなるように湘1
111 シてもよい。この場合には、第5図に示すB点
が動作ポイントとなり、位相変調器22の駆動周波数f
0の2倍及び4倍の周波数信号2r、及び4f。
で同期検波し、得られた出力V、、V4を差動増幅器5
1に供給し、その差動出力により光源ドライブ電流制御
回路52に供給して第1光allを制御する。この場合
、sinΔφ9に比例する角速度計の出力は第5図のB
点であるから特性の安定している3次ベッセル関数J
3 (X )を取り出すようにする。
1に供給し、その差動出力により光源ドライブ電流制御
回路52に供給して第1光allを制御する。この場合
、sinΔφ9に比例する角速度計の出力は第5図のB
点であるから特性の安定している3次ベッセル関数J
3 (X )を取り出すようにする。
同様に、マツハツエンダ干渉計に関しても、2次ヘフセ
ル関数J t (X )と4次ヘフセル関数J、(X)
とが等しくなるように制御することもできる。
ル関数J t (X )と4次ヘフセル関数J、(X)
とが等しくなるように制御することもできる。
以上の例では各同期検波手段の検波出力を差動増幅器等
に供給して、自動制御ループを構成するようにしたが、
更に他の例として、2つの同期検波出力■1 と■3と
の値から、Xの値の初1υ] 4riからのズレ量を演
算により求め、その演算量により、温度変化などのため
の角速度計の出力変動を補正することもできる。
に供給して、自動制御ループを構成するようにしたが、
更に他の例として、2つの同期検波出力■1 と■3と
の値から、Xの値の初1υ] 4riからのズレ量を演
算により求め、その演算量により、温度変化などのため
の角速度計の出力変動を補正することもできる。
つまり、■、と■、との和及び差との比は、K。
−に3 として、
V、+kVs Jl(X)+kJi(X)である、
k =2.203に選ぶと、先願で示したようにX =
3.054の近辺では上式の分母、 Jl(X)+kJ
3(X)は殆ど一定を示すことが分かっている。従って
、式(21)を解(ことによりJ l(X )及びJl
(X)との差が精度良く演算され、Xの値を求めること
ができる。
k =2.203に選ぶと、先願で示したようにX =
3.054の近辺では上式の分母、 Jl(X)+kJ
3(X)は殆ど一定を示すことが分かっている。従って
、式(21)を解(ことによりJ l(X )及びJl
(X)との差が精度良く演算され、Xの値を求めること
ができる。
また、これまでは各同期検波出力をそのまま光干渉角速
度計の出力として利用する構成の例で説明してきたが、
この発明は例えば第9図に示す第1の従来例及び第10
図に示す第2の従来例の光干渉角速度計に対しても容易
に適用できる。また、位相変調器を使用する光干渉角速
度計やマツハツエンダ干渉計を利用した各種センサにも
適用できることはいうまでもない。
度計の出力として利用する構成の例で説明してきたが、
この発明は例えば第9図に示す第1の従来例及び第10
図に示す第2の従来例の光干渉角速度計に対しても容易
に適用できる。また、位相変調器を使用する光干渉角速
度計やマツハツエンダ干渉計を利用した各種センサにも
適用できることはいうまでもない。
「発明の効果」
温度の変化、振動及び経時変化などの外部要因により、
光源の波長の変化や光部品の波長特性の変化がもたらさ
れようとしても、この発明によれば、ぞの変化を第1及
び第2干渉手段かみ?)られる18号から読取り一定に
維持或いは補正することができ、また、ジャイロのスケ
ールファクタの安定性に影響をあたえる波長変動を抑制
することができる。
光源の波長の変化や光部品の波長特性の変化がもたらさ
れようとしても、この発明によれば、ぞの変化を第1及
び第2干渉手段かみ?)られる18号から読取り一定に
維持或いは補正することができ、また、ジャイロのスケ
ールファクタの安定性に影響をあたえる波長変動を抑制
することができる。
また・位相変調器が光学路に与える物理作用を直接検出
し、その物理作用を所定の値に制御することができる。
し、その物理作用を所定の値に制御することができる。
第1図はこの発明の光干渉角速度計の実施例を示す構成
図、第2図乃至第4図はこの発明の位相変調器で、第1
光学路の受ける物理作用の検出を可能とした位相変調器
及びその構成例を示す図、第5図は第1種ベッセル関数
の1次乃至4次ベッセル関数の関数曲線を示す図、第6
図は第5図に示すA点付近の詳細を示すプロット図、第
7図はこの発明の光干渉角速度計の他の実施例を示す図
、第8図は光干渉角速度計の基本構成を示す図、第9図
は従来の光干渉角速度計の例を示す図、第1Q図は他の
従来例を示す図、第11図は光源の波長分布特性曲線の
例を示す図である。 11:第1光源、12:出射光、13:光分配結合器、
14:右廻り入射光、15;左廻り入射光、16:光学
路、17:右廻り出射光、18:左廻り出射光、1り:
干渉光、21:光電変換器、22:第1位1″I]変調
器、23:変調信号源、24:第1同期検波手段、25
:+A分周器、26:(第5)同期検波手段、27;周
波数シフタ、28:積分器、29:電圧制御発振器、3
1:第2同期検波回路、32:第2光源、33:第2光
学路、34:第3光学路、35:光結合分配器、36:
光ファイバのコア、37:クラ7ド、3日:被覆層、3
9:第2位相変調器、41:第2光分配結合器、42:
第2充電変換器、43:第3同期検波手段、44:第4
同期検波手段、45:同期検波回路、46:差動増幅器
、47:自動電圧調整器、48:積分器、51:差動増
幅器、52:光源ドライブ電流制御回路、53゜54:
出射端。 特許出願人 日本航空電子工業株式会社代 理 人
草 野 卓21
72 図 オ 3 z 分 4 図 11)A i −1,Ot p 62 岸 8 ズ 士 9 Z 才11 図A 第11 1D B 工
図、第2図乃至第4図はこの発明の位相変調器で、第1
光学路の受ける物理作用の検出を可能とした位相変調器
及びその構成例を示す図、第5図は第1種ベッセル関数
の1次乃至4次ベッセル関数の関数曲線を示す図、第6
図は第5図に示すA点付近の詳細を示すプロット図、第
7図はこの発明の光干渉角速度計の他の実施例を示す図
、第8図は光干渉角速度計の基本構成を示す図、第9図
は従来の光干渉角速度計の例を示す図、第1Q図は他の
従来例を示す図、第11図は光源の波長分布特性曲線の
例を示す図である。 11:第1光源、12:出射光、13:光分配結合器、
14:右廻り入射光、15;左廻り入射光、16:光学
路、17:右廻り出射光、18:左廻り出射光、1り:
干渉光、21:光電変換器、22:第1位1″I]変調
器、23:変調信号源、24:第1同期検波手段、25
:+A分周器、26:(第5)同期検波手段、27;周
波数シフタ、28:積分器、29:電圧制御発振器、3
1:第2同期検波回路、32:第2光源、33:第2光
学路、34:第3光学路、35:光結合分配器、36:
光ファイバのコア、37:クラ7ド、3日:被覆層、3
9:第2位相変調器、41:第2光分配結合器、42:
第2充電変換器、43:第3同期検波手段、44:第4
同期検波手段、45:同期検波回路、46:差動増幅器
、47:自動電圧調整器、48:積分器、51:差動増
幅器、52:光源ドライブ電流制御回路、53゜54:
出射端。 特許出願人 日本航空電子工業株式会社代 理 人
草 野 卓21
72 図 オ 3 z 分 4 図 11)A i −1,Ot p 62 岸 8 ズ 士 9 Z 才11 図A 第11 1D B 工
Claims (2)
- (1)A、第1光源と、 B、少なくとも一周する第1光学路と、 C、第1光源からの光をその第1光学路に対し右廻り光
及び左廻り光を通す手段と、 D、その第1光学路を伝搬してきた右廻り光と左廻り光
とを互いに干渉させる第1干渉手段と、E、その第1干
渉手段と上記第1光学路の一端との間に配されて右廻り
光と左廻り光とに位相変化を与える第1位相変調器と、 F、上記干渉光の光強度を電気信号として検出する第1
光電変換回路と、 G、この第1光電変換回路からの電気信号を上記第1位
相変調器における光変調周波数に関連した周波数で同期
検波手段により検波し、その検波出力から第1光学路に
加えられた角速度を測定する光干渉角速度計において、 H、上記第1光電変換回路からの電気信号を上記光変調
周波数に関連した基本周波数の奇数倍または偶数倍の異
なる周波数で同期検波する第1、第2同期検波手段と、 I、上記第1、第2同期検波手段により検波され、上記
干渉光に含まれる係数である第1種ベッセル関数の奇数
次のベッセル関数相互または偶数次のベッセル関数相互
の差から第1光源の光波長の変動分を補正する補正手段
と、 J、第2光源と、 K、第2光学路と、 L、第3光学路と、 M、上記第2光学路と上記第3光学路とに第2光源の光
を分岐する光分配結合器と、 N、上記第2光学路上に設けられ、上記第1位相変調器
によって第1光学路が受ける物理作用と同じ効果を受け
るように上記第1光学路と一体化された光学路をもつ物
理作用検出用光学路と、O、上記第2光学路と第3光学
路を伝搬してきた光を互いに干渉させる第2干渉手段と
、 P、上記第2干渉手段からの干渉光の光強度を電気信号
として検出する第2光電変換回路と、Q、この第2光電
変換回路によって電気信号に変換された信号を上記第1
位相変調器における光変調周波数に関連した基本周波数
成分の奇数倍または偶数倍の互いに異なる周波数で同期
検波する第3、第4同期検波手段と、 R、上記第3、第4同期検波手段により検波され、上記
第2干渉手段からの光に含まれる係数である第1種ベッ
セル関数の奇数次のベッセル関数相互または偶数次のベ
ッセル関数相互が実質的に等しくなるよう上記第3、第
4同期検波手段からの出力で上記第1位相変調器の駆動
状態を補正する補正手段とを具備する光干渉角速度計。 - (2)第1光学路の光ファイバと物理作用検出用光学路
としての光ファイバとを互いに平行配列状態で融着又は
接着により一体化し、第1光学路の光ファイバと物理作
用検出用光学路とが等しく物理作用を受けるように構成
された光干渉角速度計に用いられる位相変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61161457A JPS6316218A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 光干渉角速度計及びこれに用いられる位相変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61161457A JPS6316218A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 光干渉角速度計及びこれに用いられる位相変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316218A true JPS6316218A (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=15735471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61161457A Pending JPS6316218A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 光干渉角速度計及びこれに用いられる位相変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0221213A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計及び慣性装置 |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP61161457A patent/JPS6316218A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0221213A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計及び慣性装置 |
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