JPS63161073A - 潤滑ベース油の製造方法 - Google Patents

潤滑ベース油の製造方法

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JPS63161073A
JPS63161073A JP62311167A JP31116787A JPS63161073A JP S63161073 A JPS63161073 A JP S63161073A JP 62311167 A JP62311167 A JP 62311167A JP 31116787 A JP31116787 A JP 31116787A JP S63161073 A JPS63161073 A JP S63161073A
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catalytic
distillation
unit
oil
distillate
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JP62311167A
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English (en)
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ヘンリカス・ヨハネス・アントニウス・ヴアン・ヘルデン
ニールズ・フアブリシウス
ヘンリカス・ミカエル・ヨゼフ・バイワード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G65/00Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
    • C10G65/02Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
    • C10G65/12Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including cracking steps and other hydrotreatment steps

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、潤滑ベース油(lubricating b
aseoil )の製造用の改良法およびそれにより製
造された潤滑ベース油に関する。本発明は、さらに、潤
滑ベース油と共にガス油および/またはケロシンを製造
するための改良法および潤滑ベース油と共に製造された
ガス油および/またはケロシンに関する。
発明の背景 潤滑4−ス油は、通常、適当な石油供給材料から、特に
、(減圧)留出物または脱アスフアルト化した減圧残油
またはこれらの混合物から製造される。製品品質を向上
させるため周知の条件および物理的および/ま九は接触
(catalytlc )処理を含む周知の技術を用い
る高品りのベース油の辺造を達成する多くの方法が何年
間にもわたり発展してきた。
石油供給原料から潤滑ベース油を製造する従来の方法で
は、原油から得られ、所望のベー”ス油範囲(各範囲は
、別個の粘度範囲を有する)で沸騰する留分を適当な溶
剤で個々に処理して、留分に存在していてその性質に影
響を与える主に所望されない芳香族化合物を除去するよ
うにする。その潤滑ベース油の製造の慣用的でない方法
は、適当な供給原料の接触水素化処理(eatalyt
ichydrotreatment )を含んでいる。
このような接触水素化処理は、通常、やや苛酷な条件で
、たとえばいくつかの例として、モリブデン、タングス
テン、ニッケルおよびコ・ぐルトのような金属に基づく
適当な触媒の存在下で温度!rOO℃以下、圧力、20
0パール以下で行なわれる。接触水素化処理は、高い粘
度指数を有する潤滑ベース油の製造を可能とする。供給
原料に存在する窒素および硫黄の量も、かなシ、典型的
にはり0チを越える量で減ぜられ得る。
通潜、潤滑油供給原料としてのノやラフイン系粗原料に
対しては、脱環処理は、溶剤抽出プロセスまたは水素化
ゾロセスの後に行い、得られる潤滑ベース油の流動点を
下げる。溶剤脱環と接触脱環の両者を適用してもよい。
これまで、酸処理および/またはクレー処理を用いて、
生成物の酸化に対する抵抗を向上させ、さらに、最終生
成物の色と色安定性とを向上させるようにしていた。こ
の意味では、ラフィネートのやや穏和な水素化(しばし
ば・・イドロフニツシングと呼ばれる)を適用してもよ
い。
製造すべき潤滑ベース油の7つまたはそれ以上の性質を
さらに向上させるべく本分野で多大な努力が払われてき
た。たとえば、多溶剤抽出−水素化法(multi−s
olvent extraction−hydroge
nationproee88 )が米国特許第3.2j
乙、775号に記載されておシ、向上した粘度指数潤滑
ベース油を製造する組合せ溶剤抽出−説蝋一ハイドロフ
ニツシング法が、米国特許第3,702.f / 7号
に記載されている。欧州特許第46.乙♂/号には組合
せ接角虫脱環−接触水素化処理が記載されている。得ら
れる混合物の酸化安定性を向上させるため7回またはそ
れ以上の(予備)処理を受けた異なる潤滑ベース油をブ
レンドする方法は、たとえば英国特許第2.024t、
I 32号に記載しであるように有利に使用される。製
造すべき潤滑ベース油の所望の粘度に関連する溶剤抽出
および接触水素化処理の必要条件に合う進歩した方法が
、欧州特許第771.710号に記載されてる。
潤滑ベース油の品質を上げる改良のための前進しつつあ
る探求にもかかわらず、良好な潤滑ベース油の製造用の
供給原料としての特に残留性の重質材料の適性に関し、
受は入れられる収量だけをとってみても、比較的僅かな
進歩しかなされていない。これまで、重質残留性材料は
、燃料として、またはピッチの製造用の供給原料として
使用されてきた。
発明の詳細な説明 残油変換処理(res(due convarsion
 treatment)を受けた減圧残油(vacuu
m residue )力)ら得た重質材料が良好な潤
滑ベース油の製造での供給材料として使用できることが
、ここに提案される。粗原料からの潤滑ベース油の収量
の実質的な増加が、このように達成される。
すなわち、本発明は、炭化水素供給原料を水素の存在下
で高められた温度と圧力で接触処理し、得られる材料の
重質留分の少なくとも一部を脱環する潤滑ベース油の製
造方法において、残油変換法により製造したフラッシュ
ド留出物(flashsddlstillato )を
含む炭化水素供給原料が用いられることを特像とする潤
滑ベース油の製造方法に関する。
潤滑ベース油の製造での変換された減圧残油から得られ
るフラッシュド留出物を使用することにより、低品質材
料が、精製断操作の融通性を本質的に拡大する高価値生
成物に変えられる。
変換された減圧残油から得られるフラッシュド留出物の
他に、変換プロセスにかけてないフラッシュド留出物た
とえば減圧蒸留法で通常得られるフラッシュド留出物を
かなシの量で含む供給原料を使用することが可能である
。また、常圧蒸留法で通常得られるフラッシュド留出物
を使用すること、または常圧蒸留法で得られたフラッシ
ュド留出物と、接触水素化処理への供給材料の一部とし
て減圧蒸留法で得られるフラッシュド留出物との両者を
含む混合物を使うこともできる。フラッシュド留出物を
得た減圧残油の量は、接8”を水素化処理に対する供給
材料として用いられる全量のフラツシュド留出物の70
〜乙O容量チの範囲に好ましくはある。
本発明に従う製造方法で使用されるべき供給原料は、残
油変換法で得られるフラッシュド留出物に基づいている
;すなわち、供給材料は、残油変換法からの流出物の一
部または全てを蒸留処理して、特に減圧下で蒸留処理し
て得られる沸点範囲320℃〜乙OO℃、特に3!O℃
〜320℃を有する蒸留生成物を含んでいる。
潤滑ベース油の製造で供給原料として用いられるフラッ
シュド留出物を製造するのに有効な残油変換法は、熱分
解の如き熱変換法、水素変換法(hydroconv@
rslon procss+s )の如き接触変換法ま
たは熱変換と水素接触変換(hydroeatalyt
icconvsrslon )との両者が起こる方法を
含む。熱分解法は、触媒活性物質の実質的な不在下で、
温度37!r℃〜!;7J−℃、特に1l−000G−
12J−℃−t’、通常はi、toパールを越えない圧
力で変換される供給原料としての減圧残油を用いて通常
は行われる。
通常は、熱分解は、20重量%未満、好ましくは10重
量%未満のC7炭化水素が生ずるような条件下で行われ
よう。  ゛ アスファルテン含有減圧残油中に存在する重金属、特に
ニッケルおよびバナジウムの量および/または硫黄の量
および減圧残油中の低程度の窒素を実質的に下げる7回
またはそれ以上の前処理と組合せて行われ得る炭化水素
変換法は、通常、適当な支持された触媒を用い、温度3
00℃〜jf00℃、特VC330℃〜4130℃、圧
力6o〜300パール、特に7よ〜200パール、空間
速度O,O,X〜10kg・kg−1・h−1、特に0
. /〜、2 kl;J・k!9−1・h−1、水素/
供給原料比/ 00−00−3−0ON17’ 、特に
オ00−.2000 Nl 7kg−’で水素の存在下
で行われる。
水素変換法を行うための適当な触媒は、ニッケルとコバ
ルトによ多形成される群から選択される少なくとも7種
類の金属およびこれに加え、キャリヤー、特に相当量の
アンモニア、たとえば少なくとも4tOX量チのアンモ
ニアを含むキャリヤーに担持させたタングステンおよび
モリブデンによ多形成された群から選択される少なくと
も7種類の金属を含む触媒である。
水素変換法で使用される適当な金属の量は、広い頓で変
化してよく、本分野の当業者に公知である。
ニッケルおよびバナジウム含量がj Oppmvを越え
るアスファルテン含有炭化水素残油は、好ましくは脱金
属処理を行うようにすることが注目されるべきである。
このような処理は、相当量たとえば少なくとも♂O重量
%のシリカを含む触媒を用いて水素の存在下で適切に行
われる。所望なら、水素化活性を有する7種類またはそ
れ以上の金属または金属化合物たとえばニッケルおよび
/または・々ナジウムを脱金属触媒に存在させてもよい
このような接触脱金属および水素変換法は、同じ条件下
で行なってよいので、2つのプロセスが、1つまたはそ
れ以上の水素変換触媒床の上に位置させた7つまたはそ
れ以上の脱金属触媒床を有する同一の反応器内で非常に
適切に行われ得る。
残油変換法により得たフラッシュド留出物は、残油変換
法にかけなかった常圧残油(atmosphericr
esldue )の減圧下での蒸留処理から得られるフ
ラッシュド留出物と好ましくは共に、水素の存在下での
接触処理を受けるようにする。水素の存在下での接触処
理は、さまざまなプロセス条件下で行われ得る。主に水
素化である処理から主に水素化分解である処理まで幅の
ある範囲での処理の厳密性は、処理すべきフラッシュド
留出物の性質および処理すべき潤滑油の種類に依存しよ
う。好ましくは、水素の存在下での接触処理は、フラッ
シュド留出物の水素化分解を有利にするような条件下で
行われる。
適用すべき適当な水素化分解法の条件は、温度範囲を2
!O”C,−300℃、圧力を300パール以下、空間
速度を供給材料0./〜10kg/触媒/l/時とする
。ガス/供給材料比は1oo7soo。
Nl/供給材料/ klilが、適切に用いられ得る。
好ましくは、水素化分解処理は、温度を300℃〜t、
tzo℃、圧力を23−200パール、空間速度を供給
材料0.2〜3kfl/触媒/l/時として行う。
好ましくは、がス/供給材料比は、!!θ〜200θを
適用する。
十分に確立した非晶質水素化分解触媒は、ゼオライト系
水素化分解触媒(ゼオライトに基づく水素化分解触媒の
性能を向上させるため、各種の椴焼とアンモニウムイオ
ン交換のような方法により適合するようにされていても
よい)と同様に適切に適用できる。
水素化分解触媒の製造用の出発材料として特に適するゼ
オライトは、公知の合成ゼオライ)Yおよびそのよシ最
近の改良種たとえば各種の超安定(ultra−sta
ble )ゼオライトYを含む。使用ゼオライトが、少
なくともf nmの直径を有する相当量の孔からなる孔
容積を有する改良Y系水素化分解触媒の使用が好ましい
。ゼオライト系水素化分解触媒は、他の活性成分たとえ
ばシリカ−アルミナならびにバインダー材料たとえばア
ルミナを含んでいてもよい。
加水分解触媒は、■族金属を含んでなる少なくとも7つ
の水素化成分および/または■族金属を含んでなる少な
くとも7つの水素化成分を含んでいる。適切には、触媒
組成物は、ニッケルおよび/またはコバルトを含んでな
る7種またはそれ以上の成分およびモリブデンおよび/
またはタングステンを含んでなる7種またはそれ以上の
成分または白金および/またはパラジウムを含んでなる
7種またはそれ以上の成分を包含してなる。触媒組成物
中の水素化成分の量は、全触媒の100重量部当シの金
属として計算して、適切には、■族金属成分o、or〜
10重量%および■族金属成分λ〜IAO重jlチの範
囲である。触媒組成物中の水素化成分は、酸化物の形態
および/または硫化物の形態でありでよい。少なくとも
■族と■族の金族成分の組み合せが、(混合した)酸化
物として存在するなら、この組合せは、水素化分解での
適切な使用に先立って硫化物化(sulphiding
 )処理を受ける。
所望なら、本発明に従う製造方法で、単一の水素化分解
反応器を使用することができ、との場合、残油変換法を
受けてない常圧残油の減圧蒸留で得たフラッシュド留出
物も共に処理され得る。残油変換法で製造したフラッシ
ュド留出物を含む供給原料を、第2の水素化分解器で、
常圧残油の減圧留出物から得たフラッシュド留出物を含
む供給原料と並行して処理することも可能である。水素
分解器は、同一のプロセス条件または異なるプロセス条
件で操作してよく、流出物は、さらに処理する前に一緒
にしてよい。
水素化分解処理で得た重質材料の少なくとも一部は、良
好な品質の潤滑ベース油を得るために脱塩処理をする。
溶剤脱塩および接触脱離の両者とも適切に適用できる。
水素接触処理した( hydrocalalytica
llytreated )流出物のいくらかを、溶剤脱
塩し、いくらかは、特に高沸点流出物は、接触脱離する
ことも可能である。
溶剤脱塩は、2種の溶剤を用いることにより通常行われ
、溶剤の一方は、油を溶解し、低温(たとえばトルエン
)での流動性を保持し、他方の溶剤は、低温で蝋をほと
んど溶解せず、蝋沈澱剤(たとえばメチルエチルケトン
)として働く。通常、脱環されるべき生成物は、使用溶
剤と混合され、溶液を確保するために熱せられる。この
混合物は、次に濾過温度まで、通常は、−io’c〜−
4tO℃の範囲まで、冷却される。次に冷却した混合物
は、濾過し、分離した蝋は、冷却した溶剤で洗浄する。
最後に、溶剤は、脱環済油からおよび分離した蝋から、
濾過と、溶剤のプロセスへの再循環とにより回収される
一体化したプロセスの観点から、多量の溶剤を加熱し、
冷却し、運搬することに起因する溶剤脱塩での多大なエ
ネルギー費用の点で、接触脱塩処理が好ましいことが認
識されよう。接触脱離は、水素存在下で、水素接触処理
からの流出物の一部または全てを、適当な触媒と接触さ
せるととにょシ適切に行われる。適当な触媒は、結晶性
珪酸アルミニウムたとえばZSM−jおよび関連化合物
、たとえば、ZSM−f、ZSM−//、ZsM−,2
3オよびZSM−3夕さらにフェリエライト形化合物を
含む。各種結晶構造が存在すると思われる複合結晶性珪
酸アルミアルミニウムを用いて良好な結果が得られる。
通常、接触脱酸触媒は、■族および/または■族化合物
のような金属化合物を含んでなるであろう。
接触水素脱蝋(catalytic hydrodew
axlng )は、温度を、2よθ℃〜!OO℃、水素
圧力を!〜200パール、空間速度を0.7〜j kg
/供給材料/l/時および水素/供給材料比を/ 00
−.23;0ON1/供給材料/に9として非常に適切
に行われよう。好ましくは、接触水素脱蝋は、温度を2
7!j−0C〜≠!O℃、水素圧力を70〜/10パー
ル、空間速度を0.2〜3に9/l/時および水素/供
給材料比を、200−2000 Nl/供給材料/に9
として行われる。
接触親戚は、同一の条件下または異なる条件下で操作し
てよい1つまたはそれ以上の接触脱蝋ユニット内で行わ
れ得る。前記したように2台の接触水素化処理ユニット
を、異なるフラッシュド留出物の処理に用いると、処理
された特定の流出物(またはその一部)に適合する、お
よび/または製造すべき潤滑ベース油の品質に適合する
異なるプロセス条件下で好ましくは働く2台の接触水素
脱蝋ユニットを操作することが有利であろう。
接触脱蝋処理は、少なくとも320℃の有効カットポイ
ントを有する7つまたはそれ以上の水素化処理ユニット
からの流出物を用いて適切に行われる。好ましくは、少
なくとも370℃の有効カットポイントを有する水素接
触処理済材料の一部を接触親戚させ、残りを好ましくは
、接触水素化処理ユニットに再循環させる。本発明に従
う製造方法を並行した水素化処理態様で行う場合、接触
水素化処理ユニットからの一緒にした流出物を接融脱環
することが有利であろう。
生成物の品質をさらに向上させる点で、接触水素化処理
からの流出物をさらに水素化処理することが好都合であ
ろう。この追加の水素化処理は、脱蝋段階、特に接触脱
蝋段階に先立って行なってもよいが、(接触)脱蝋処理
を行なった後、行うことも当然好ましい。この追加の水
素化処理は、(脱環済)材料に存在する不飽和成分を主
に水素化するために、温度2夕O℃〜373℃、圧力1
1、!〜、2!Oパールで適切に行われる。追加の水素
化処理に適切に適用される触媒は、適当な支持体たとえ
ばシリカまたはシリカ−アルミナに支持させた■族金属
、特に■旅費金属を含む。好ましい触媒系は、シリカ−
アルミナに支持させた白金を含んでなる。
本発明に従う製造方法は次の点で特に有利である;使用
されるべき供給原料(すなわち、供給原料として減圧残
油を用い残油変換法により得たフラッシュド留出物)K
対し給源として働くばかりではなく共に処理されるべき
追加のフラッシュド留出物(残油変換法により得たもの
でない)に対する給源としても働く常圧残油からの直接
的な良質潤滑油の製造への一体的な方法を可能とする。
使用接触水素化処理の厳密性に依存して、潤滑油を製造
するように(接触)脱蝋段階を受けていない材料からケ
ロシンおよび/またはガス油が共に製造され得ることも
注目されるべきである。
本発明を第1〜≠図により以下さらに説明することにす
る。第1図では、残油変換法により得たフラッシュド流
出物の接触水素化処理と、このようにして得た生成物の
(接触)脱塩とKよる潤滑4−ス油の製造方法が示しで
ある。
第2図では、2種類の異なる接触水素化処理が用いられ
、さらに、−緒にした流出物の接触親戚と、得た脱環済
材料の蒸留とが後続している方法を示しである。
第3図では、減圧残油から出発するケロシンおよび/ま
たはガス油の、同時製造のためのもう7つの方法の例が
示しである。
第弘図では、原油から出発してケロシンおよび/または
ガス油と共に各種潤滑油留分を製造するための一体化し
た製造方法体系を示しである。この方法では、2回の接
触水素化処理と2台の接触脱蝋ユニットとが使用できる
好ましくは、本発明に従う製造方法は、原油を常圧蒸留
して、ケロシンおよび/またはガス油の製造に適する7
種類またはそれ以上の種類の常圧留出物と、常圧残油と
を製造し、該常圧残油は、減圧下で蒸留して、がス油の
製造に適する軽質留出物と、水素の存在下の触媒(分解
)処理を受けるようにしてもよいフラッシュド留出物と
、7種類またはそれ以上の種類のガス油および水素の存
在下での接触(分解)処理にかけることになるフラッシ
ュド留出物を製造する接触残油変換法で少なくとも一部
が供給原料として用いられる減圧残油とを製造するもの
であシ、一方?)ム留分の一部または全てを残油変換ユ
ニットに再循環させてよいものであシ、接触処理済材料
は、蒸留処理をしてケロシンおよび7種類またはそれ以
上の種類のガスを得るようにし、一方得られる重質材料
を(接触)脱蝋し、後続する水素化処理にかけ、製造さ
れる潤滑ベース油留分を蒸留により水素化処理済材料か
ら分離させるようにして行われる。
減圧下で蒸留により得たフラッシュド留出物と、接触残
油変換法により得たフラッシュド留出物とを同一の反応
器で水素の存在下で接触分解処理をすることかさらに好
ましい。重質留出物留分と。
分解材料の蒸留後に得られるyj?)ム留分(の一部)
とを、異なる接触脱蝋処理することがさらに好ましい。
別個の接触脱蝋処理が行なわれたなら、接触脱蝋した材
料を一緒にして水素化処理することが好ましい。
第1図では、水素化分解ユニット10、接触脱蝋ユニッ
ト20および水素化処理ユニット3oを含むプロセスを
示しである。水素化処理ユニット30は、本発明に従う
製造方法では任意に用いてもよい。残油変換法を経て製
造されたフラッシュド留出物は、ライン/を経て水素化
処理ユニットIOへ送られる。気体物質を除く処理を受
けてもよい水素化分解ユニット10からの流出物は、ラ
イン2を経て接触脱蝋ユニット、20に導入される。
接触脱蝋ユニット20からの生成物は、潤滑ベース油と
してよい。接触脱蝋ユニット!0からの生成物は、また
、ユニット30で水素化処理を受けてライン弘を介して
水素化処理をされた潤滑ベース油を製造するようにして
もよい。
第2図では、2つの水素化分解ユニットIOA。
10B、接触脱蝋ユニット、20、水素化処理ユニット
30および蒸留ユニットt1tOを含むプロセスが示し
である。残油変換ユニットを介して製造されたフラッシ
ュド留出物は、ラインlを介して水素化分解ユニット1
0Bへ送られ、常圧残油の減圧蒸留を経て得たフラッシ
ュド留出物は、水素化分解ユニット10kへラインjを
介して送られる。
水素化分解器IOA 、10Bからの流出物(気体物質
を除去する処理を受けてもよい)は、ライン2、乙、7
を経て接触脱蝋、zニツ)、20に導入される。接触脱
蝋ユニット20からの生成物は、ライン3を経て水素化
処理ユニット30へ導入され°る。水素化処理ユニット
30からの流東物は、ライン≠を介し蒸留ユニット弘0
で蒸留して参照付号fA、♂B、、jCで示すような各
種の潤滑ベース油を製造する。
第3図では、水素化分解ユニットlO1接触脱蝋ユニッ
ト20、蒸留ユニット弘0、残油変換、ユニット!Oお
よび蒸留ユニット60を含むプロセスが示しである。減
圧残油を、任意には後記するようなライン/7./2を
介した再循環蒸留残油と混合させた後、ライン//、/
3を経て残油変換ユニットからの流出物(気体物質を除
く処理を受けてもよい)は、ライン/弘を介し蒸留ユニ
ット乙Oへ送シ、ライン/jを介してガス油留分。
ライン/乙を介して水素化処理ユニットへ送られるフラ
ッシュド留出物、およびライン/2を介し残油変換ユニ
ットへ一部再循環されてもよく、またライン/♂を介し
て他の目的に用いてもよい蒸留残油/7を製造する。残
油変換ユニット!oを介して製造されたフラッシュド留
出物は、任意には、ライン2!、/9を経た再循環蒸留
残油と混合した後、水素化分解ユニット10に導入する
水素化分解wニットIOからの流出物(気体物質を除く
処理を受けてもよい)は、ライン2/を介し蒸留ユニッ
ト70に導入し、ライン22を介してケロシン留分、ラ
イン23を介してガス油留分、ライン、2≠を介して重
質ガス油留分(適切には320〜3り0℃で沸騰)およ
び一部をライン/りを経て水素化分解ユニット10へ再
循環されてもよく、少なくとも一部がライン、2乙を経
て接触脱蝋ユニット20へ送られるライン2!を介する
蒸留残油を製造する。320℃〜370℃留分の一部は
、ライン27を経て除去してもよく、この留分の残シま
たは全ては、ライン2tを介して接触脱蝋ユニット20
へ送る。接触脱蝋ユニット20への供給材料は、ライン
26.2F、2を介して該ユニット20へ導入するよう
Kする。接触脱蝋ユニット、20からの流出物(気体物
質を除くように処理を受けてもよい)は、ライン2りを
介して蒸留ユニット弘Oへ送シ、lrA、ざB 、lr
C。
fDで示すように各種の潤滑ベース油を製造する。
第グ図に示すプロセスは、2つの水素化分解ユニットI
OCおよび10D (このユニットは、この図に示しで
あるようにこのプロセスでは任意に設けてもよい)、一
つの接触脱蝋ユニツ)、20Aおよび20B(このユニ
ットは、この図に示しであるようにこのプロセスでは任
意に設けてもよい)、2つの水素化処理ユニット30に
および30B(このユニットはこの図に示しであるよう
にこのプロセスでは任意に設けてもよい)、蒸留ユニッ
ト≠O1残油変換ユニット30.2つの追加の蒸留ユニ
ット乙0,70.常圧蒸留ユニットgOおよび減圧蒸留
ユニットタOを含んでいる。原油は、ライン30を介し
て常圧蒸留ユニット♂0へ導入され、常圧蒸留ユニット
♂Oからは、ライン32を介し気体材料、ライン33を
介しケロシン留分、ライン34tを介しガス油留分およ
びライン3.5″を介して減圧蒸留ユニットタ0へ送ら
れる常圧残油が得られ、減圧蒸留ユニットタOからは、
ライン36を介し所望に応じてガス油留分、後記するよ
うな水素化分解を受けるライン37を介したフラッシュ
ド留出物留分、およびライン3♂を介する減圧残油が得
られる。ライン3gの減圧残油は、ライン3りを介する
再循環された蒸留残油と一緒にしてラインIAIを経て
残油変換ユニット!Oへ送る。所望なら、残油変換ユニ
ットへの供給材料の一部(再循環された材料と混合する
前または混合した後)は、ライン4t、2を介して系か
ら引きだして他の目的に用いてもよい。残油変換ユニッ
ト!Oからの流出物(気体物質を除去する処理を受けて
もよい)は、ライン弘3を介し蒸留ユニット60で蒸留
して、ライン4tIl−を介する第3のガス油留分、ラ
イン/を介し水素化分解を受けることになるフラッシュ
ド留出物および一部または全部が残油変換ユニット!Q
へ再循環される蒸留残油4tjを製造する。この蒸留残
油の一部の除去は、ライン弘乙を介して達成され得る。
第4図に示したようなプロセスが、7つの水素化分解ユ
ニット(IOC)を用いて行われるとき、この水素化分
解ユニットIOCに対する一緒にした供給材料は、ライ
ン≠りを介して集められ、残油変換ユニットjOを介し
得られライン/を経て搬送され後記するように再循環さ
れた蒸留残油をラインj2を介し含んでいてよいフラッ
シュド留出物と、ライン37.4t♂を通じて搬送され
る減圧蒸留ユニットタQから得られるフラッシュド留出
物と、を含んでなる。水素化分解ユニツ) IOCから
の流出物(気体物質を除去する処理を受けてもよい)は
、蒸留ユニット70ヘライン!3Aを介して送られる。
第4図に示すプロセスを、2つの水素化分解ユニットi
oc 、ioDを用いて行うとき、残油変換ユニットよ
Oを経て得られるフラッシュド留出物は、後記するよう
にライン!2を介する再循環された蒸留残油を含んでも
よいライン/およびライン≠りを経て水素化分解ユニッ
トIOCに送られ、減圧蒸留ユニットタOで得られるフ
ラッシュド留出物はライン37.3;/を介して水素化
分解ユニット10Dへ送られる。減圧蒸留ユニットタO
を介して得たフラッシュド蒸留物の一部は、所望なら、
水素化分解ユニットIOCへライン37、グ♂を介して
送ってもよい。水素化分解ユニットIOC,10Dから
の流出物(気体物質を除去するため処理を受けてもよい
)は、ライン63A、!3Bを介し蒸留ユニット70へ
送られる。
蒸留ユニット70を介してラインj4tを通じてケロシ
ン留分が得られ、ライン!jを通じて第2のガス油留分
が得られ、ラインj乙を通じて320℃〜370℃留分
が得られ、そしてライン!7を通じて蒸留残油留分(こ
れは、一部、ライン!コを介して水素化分解ユニット1
0Cへ再循環してもよく、少なくとも一部はラインj♂
を介し接触脱蝋ユニット20Bでの接触脱蝋処理へ送ら
れる)が得られる。第4図に示すようなプロセスが、単
一の接触脱蝋ユニット20Bを用いて行われるとき、ラ
インj乙およびラインjりを介し蒸留ユニット70で得
られる3 20 ’C〜370℃留分とラインよ♂を介
した蒸留残油!7の一部(または全て)との両者は、−
緒にされてライン2を介して接触脱蝋ユニット20Bへ
送られる。第弘図に示すようなプロセスがλつの接触脱
蝋ユニツ) 、20A 。
JOBを用いて行われるとき、蒸留ユニツ)7(1)を
介して得られる3、20℃〜370℃留分け、ライン!
乙、乙/を介して接触脱蝋ユニット20にへ適切に送ら
れ、蒸留残油37の一部(または全て)は、接触脱蝋ユ
ニツ)、20Bへラインj♂、2を介して送られる。
所望なら、蒸留ユニット70を介し得られる310℃〜
370℃留分は、ラインタフ、jり。
2を介して接触脱蝋ユニット20T3へ送ってもよい。
並行水素化分解態様(これは、2つの別個の水素化分解
脱蝋水素化処理系列で操作する選択を含む)で操作する
ときλつの蒸留ユニツ)(70A。
70B)を使用することが当然可能であるが、1つの蒸
留ユニットと7つの接触分解ユニットを用いる一体的な
方法を通常は好ましいであろう。
第μ図に示すようなプロセスが、2つの水素化処理ユニ
ット30A 、30Bを用いて行われるとき、接触脱蝋
ユニット20Bからの流出物(気体物質を除くための処
理を受けてもよい)は、ライン乙λ、3を介して水素化
処理ユニット30Aに送られ、接触脱蝋ユニット20A
からの流出物(気体物質を除くための処理を受けてもよ
い)は、ライン乙3.乙≠を介して水素化処理ユニット
30Bへ送られる。所望なら、ラインz3の流出物の一
部は、ライン6j、3を介して水素化処理ユニット30
にへ送られてよい。第4図に示すようなプロセスが、7
つの水素化ユニット30Aを用いて行われるとき、接触
脱蝋ユニツ)、20Aからの流出物(気体物質を除くた
めの処理を受けてもよい)は、ライン62,3を介して
水素化処理ユニット30Aへ送られる。2つの接触脱蝋
ユニットが操作されているとき、接触脱蝋ユニット20
kからの流出物(気体物質を除くための処理を受けても
よい)は、ライン1,3.lzJ″、3を介して水素化
処理ユニット30Aへ送られる。
水素化処理ユニット30Aからの流出物は、ライン4t
Aを介して蒸留ユニット弘Oへ送られ、水素化処理ユニ
ット30B(操作されている場合)からの流出物は、ラ
イングB(ラインl/lAと一緒にされてもよい)を介
して蒸留ユニットlAOへ送られて参照符号どA、♂B
、♂C,rDで示すように各種の潤滑ベース油が製造さ
れる。
以下、本発明を例を示してさらに説明する。
例 中東産から得た常圧残油を、接触残油変換法、接触水素
化処理および脱蝋段階を経て潤滑ベース油、ケロシンお
よびガス油に変換する実験を行なった。
以下に記載する各種のストリームおよび容器の数字は、
第3図に示すように参照し易いように同じとしである。
蒸留ユニット乙Oは、下記に示すように減圧蒸留ユニッ
トおよび常圧蒸留ユニットとしてこの例に記載した実験
のために構成しであることが注目されるべきである。
中東産の常圧残油100重量部をライン//。
/3を介して接触残油変換ユニットjOに導入した。使
用触媒は、シリカに担持させたモリブデンとし、ユニッ
トは、≠3j℃、水素分圧/夕0バールで操作した。残
油変換段階の間、水素3..2重量部を、接触残油変換
ユニット!Oに用いた。供給原料は、空間速度0.4L
j kgA9 、 hで処理した。
接触残油変換ユニット!Oの流出物を、ライン1iLO
を介して蒸留ユニット乙Oへ送り、IA7重量部の硫化
水素およびアンモニア、70M、11部のナフサ範囲未
満で沸騰する気体生成物、乙3重量部のナフサ、/L♂
重量部のケロシン、30.2重量部のガス油(ライン/
jを介して得た)およびj 3.7 !置部の&)ム留
分〔これは、減圧蒸留にかけ26.7重量部の合成フラ
ッシュド留出物およびA、ON重量部減圧残油(ライン
/7./♂を介して捨て、再循環させない)を得た〕を
得た。接触残油変換ユニット!0により製造され、接触
水素化ユニット10のための供給原料として使用される
合成フラッシュド留出物の性質を次に示す:密度(/よ
/4L):0.♂り;水素含量:/22重量%;硫黄含
量:0.!重量%;窒素含量:0.2重量%;コンラド
ソン炭素残量: (0,J″重isおよび合成フラッシ
ュド留出物の中間沸点(midboiling pol
nt ) : ’A 4’ !; ℃。合成フラッシュ
ド留出物は、アルミナに担持させたニッケル/タングス
テンをベースとする触媒を含む接触氷菓化ユニット10
ヘライン/乙を介して送った。接触水素化処理を、温度
110夕℃、水素分圧/30パールおよび空間速度O0
♂≠鴎勺・hで行なった。
接触水素化ユニット/Qからの流出物は、ライン2乙を
介して常圧蒸留ユニット70へ送り、062重量部の硫
化水素およびアンモニア、7.0重量部のナフサ−マイ
ナス(naphtha−m1nus )、lA3重量部
のナフサ、乙3重量部のケロシン(ライン2コを介して
得た)、6.3重量部のガス油(ライン23を介して得
た)、および72重量部の蒸留残油〔これは、脱蝋ユニ
ット20で脱蝋処理をし、ライン2乙、2を介しくライ
ン/りを介する再循環は行なわなかった)該ユニットに
送った〕を製造した。脱蝋ユニット、20では、接触水
素化ユニットが貴金属としてパラジウムを含む複合結晶
性¥ノーシリケート脱蝋触媒を用いて行われた。接触脱
蝋は、温度3よ夕℃、水素分圧弘Oバール、空間速度/
、 0 ’に9A9・lで行なった。
脱蝋すべき供給材料は、典型的に2.2重量%の蝋を含
んでいた。脱蝋ユニット20からの流出物は、ライン2
りを介し蒸留ユニット410へ送シ、次に示す組成−3
乙♂重量部の♂Oニュートラル(Neutral ) 
、 、2 A、り重量%の/2タニュートラル、23.
7重量%の、2!0ニユートラルおよび/9.2重量−
の500ニュートラル−の潤滑ベース油を得た留出物の
全粘度範囲の潤滑ベース油よ2重量部を製造した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、残油変換法により得たフラッシュド留出物の
接触水素化処理と、このようにして得た生成物の(接触
)脱蝋とによる潤滑ベース油の製造方法を示しである。 第2図は、2種類の異なる接触水素化処理が用いられ、
さらに、−緒にした流出物の接触脱蝋と、得た脱蝋済材
料の蒸留とが後続している方法を示しである。 第3図は、減圧残油から出発するケロシンおよび/″!
たはガス油の同時製造のためのもう7つの方法の例が示
しである。 第弘図は、原油から出発してケロシンおよび/またはガ
ス油と共に各種潤滑油留分を製造するだめの一体化した
製造方法体系を示しである。 10.10A 、10B 、/QC,10D・・・水素
化分解ユニット、20.20A、、20B・・・接触脱
蝋ユニット、30.30A、30B・・・水素化処理ユ
ニット、≠O・・・蒸留ユニット、りO・・・残油変換
ユニット、乙0,70・・・蒸留ユニット、♂O・・・
常圧蒸留ユニット、り0・・・減圧蒸留ユニット。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭化水素供給原料を水素の存在下で高められた温
    度と圧力で接触処理し、得られる材料の重質留分の少な
    くとも一部を脱蝋する潤滑ベース油の製造方法において
    、残油変換法により製造したフラッシュド留出物を含む
    炭化水素供給原料が用いられることを特徴とする潤滑ベ
    ース油の製造方法。
  2. (2)使用供給原料が、残油変換法により製造したフラ
    ッシュド留出物10〜60容量%を含む特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。
  3. (3)接触残油変換法により製造したフラッシュド留出
    物が使用される特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載の製造方法。
  4. (4)常圧残油の減圧蒸留により得たフラッシュド留出
    物をも含む供給原料が用いられる特許請求の範囲第1項
    〜第3項のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. (5)炭化水素供給原料の接触処理が水素の存在下での
    接触分解を含む特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれ
    か1項に記載の製造方法。
  6. (6)接触分解が、単一の反応器中で行われる特許請求
    の範囲第5項記載の製造方法。
  7. (7)残油変換法により製造したフラッシュド留出物を
    含む供給原料が、常圧残油の減圧蒸留により得たフラッ
    シュド留出物を含む供給原料を並行して接触処理される
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  8. (8)得られる重質留分の少なくとも一部を接触脱蝋す
    る特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載
    の製造方法。
  9. (9)少なくとも320℃の有効カットポイントを有す
    る処理済材料を接触脱蝋する特許請求の範囲第1項〜第
    8項のいずれか1項に記載の製造方法。
  10. (10)少なくとも370℃の有効カットポイントを有
    する接触処理済材料の一部を接触脱蝋し、残りを接触処
    理反応器へ再循環させる特許請求の範囲第9項記載の製
    造方法。
  11. (11)一緒にした処理済材料を接触脱蝋する特許請求
    の範囲第7項記載の製造方法。
  12. (12)得た接触処理済材料を好ましくは異なる脱蝋条
    件下で別々に接触脱蝋する特許請求の範囲第7項記載の
    製造方法。
  13. (13)処理済材料を水素化処理する特許請求の範囲第
    1項〜第12項のいずれか1項に記載の製造方法。
  14. (14)接触分解した材料の接触脱蝋の後に水素化処理
    を行う特許請求の範囲第13項記載の製造方法。
  15. (15)水素化処理を温度250℃〜375℃、圧力4
    5バール〜250バールで行い(脱蝋済)材料中に存在
    する不飽和成分を水素化する特許請求の範囲第13項ま
    たは第14項に記載の製造方法。
  16. (16)常圧残油を減圧下で蒸留して、残油変換法用の
    供給原料として使用する減圧残油およびフラッシュド留
    出物を製造する特許請求の範囲第1項〜第15項のいず
    れか1項に記載の製造方法。
  17. (17)ケロシンおよび/またはガス油が、(接触)脱
    蝋してない接触処理済材料から共に製造される特許請求
    の範囲第1項〜第15項のいずれか1項に記載の製造方
    法。
  18. (18)原油を常圧蒸留して、ケロシンおよび/または
    ガス油の製造に適する1種類またはそれ以上の種類の常
    圧留出物と、常圧残油とを製造し、該常圧残油は、減圧
    下で蒸留して、水素の存在下の触媒(分解)処理を受け
    るようにしてもよいフラッシュド留出物と、所望なら1
    種類またはそれ以上の種類のガス油および水素の存在下
    での接触(分解)処理にかけることになるフラッシュド
    留出物を製造する接触残油変換法で少なくとも一部が供
    給原料として用いられる減圧残油とを製造するものであ
    り、一方ボトム留分の一部または全てを残油変換ユニッ
    トに再循環させてよいものであり、接触処理済材料は、
    蒸留処理をしてケロシンおよび1種類またはそれ以上の
    種類のガス油を得るようにし、一方得られる重質材料を
    (接触)脱蝋し、後続する水素化処理にかけ、製造され
    る潤滑ベース油留分を蒸留により水素化処理済材料から
    分離させる特許請求の範囲第17項に記載の製造方法。
  19. (19)減圧下で蒸留により得たフラッシュド留出物と
    、接触残油変換法により得たフラッシュド留出物とを同
    じ反応器内で水素の存在下に接触分解する特許請求の範
    囲第18項記載の製造方法。
  20. (20)分解した材料の蒸留の後に得たボトム留分(の
    一部)と、重質留出物留分とを異なる接触脱蝋処理にか
    ける特許請求の範囲第19項記載の製造方法。
  21. (21)接触脱蝋処理を個々の接触脱蝋ユニット中で行
    ない、一緒にした接触脱蝋済材料を水素化処理する特許
    請求の範囲第20項記載の製造方法。
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