JP2000109857A - 水素化処理及び水素化分解一体化法 - Google Patents
水素化処理及び水素化分解一体化法Info
- Publication number
- JP2000109857A JP2000109857A JP11273699A JP27369999A JP2000109857A JP 2000109857 A JP2000109857 A JP 2000109857A JP 11273699 A JP11273699 A JP 11273699A JP 27369999 A JP27369999 A JP 27369999A JP 2000109857 A JP2000109857 A JP 2000109857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- zone
- hydrocracking
- stream
- hydrocarbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G65/00—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
- C10G65/02—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G65/00—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
- C10G65/02—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
- C10G65/12—Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including cracking steps and other hydrotreatment steps
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
分解処理法を提供する。 【解決手段】 炭化水素原料油は、水素を含む高温水素
化分解ゾーンからの流出液の再循環流と組み合わせるこ
とにより、水素化処理及び水素化分解一体法において転
化され、その混合物は硫化水素およびアンモニアが生成
されるための脱窒素および脱硫反応ゾーンに送られ、そ
れによって新しい原料油が清浄化される。その結果得ら
れる流出液は、水素ストリッピングされ、生成した液体
炭化水素流の一部が水素化分解ゾーンに送られて、高温
水素化分解流出液の再循環流が生成され、それが水素化
処理ゾーンに送り返される。
Description
ン燃料、デーゼル燃料、および中間蒸留物として知られ
るその他の生成物など、例えば原油を起源とする炭化水
素原料油を水素化分解してナフサおよびガソリンなど低
沸点の液体炭化水素などの望ましい生成物が良く製造さ
れている。最も良く水素化分解を受ける原料油は、蒸留
で原油から回収される軽油および沸点の高い軽油であ
る。一般的に沸点の高い軽油は、371℃(700°F)を超
えて沸騰する基本的部分の炭化水素成分を含み、通常は
少なくとも約50重量パーセント含んでいる。一般的な減
圧軽油の、通常における沸点は315〜565℃(600〜1050
°F)の範囲の沸点を有する。
化水素成分の分布した生成物が得られるように、水素が
存在した高温、高圧の条件下で、適切な水素化分解触媒
で処理できるようにして、水素化分解反応容器またはゾ
ーンに軽油またはその他の原料油を接触させて達成され
る。水素化分解反応装置の中の作動条件および水素化分
解触媒は、水素化分解される生成物の収率に影響を与え
る。
ー方式、操業条件および触媒が市場で活発に用いられて
いるが、低コストで液体生成物の高い収率を提供する新
しい水素化分解方法に対する需要が常にある。一般的に
知られている高められた生成物の選択性は、触媒の水素
化分解ゾーンを通るパス当りの低い転化率(新しい原料
油の転化率60〜90%)で達成できる。しかしながら、こ
れまでの考えでは1回のパス当り約60%より低い転化率
での操業では無視できる程度の利点しか得られないか、
あるいは、処理量が減少するだけだと考えられていた。
パス1回当りの転化率が低いと一般的にコストが高くな
るが、しかしながら、本発明ではパス工程当りの低転化
率の経済的利点を非常に改善され、予想外の利点が提供
される。
い収率、特にタービン燃料およびデーゼル油の高い収率
を提供する触媒による水素化分解処理法である。本発明
の処理法は、装置の経済性を犠牲にすることなく、パス
・オペレーション当りの低い転化率に伴う収率上利点を
提供する。パス・オペレーション当り低転化率の別の利
点は、再循環する液体の流速が速いと触媒反応を開始さ
せるため付加的に工程を加熱することおよび反応熱を吸
収させるため付加的に熱吸収を行う事になるため、床内
水素急冷の必要性がなくなること、及び新しい原料油の
予熱が最小になるなどの点を含んでいる。燃料ガスおよ
び水素の消費量全体にわたる低減及び低沸点目的生成物
を得ることができるという利点もある。最後に、パス・
オペレーション当りの転化率が低いと、触媒体積が小さ
くて済む。
原料油の水素化分解するための処理法に関するものであ
り、処理法は、(a)炭化水素原料油および水素を、触
媒による脱窒素および脱硫反応ゾーンに、204〜482℃
(400〜900°F)の温度、3.5〜17.3mPa(500〜2500psi
g)の圧力、0.1〜10hr- 1の炭化水素原料油の液空間速
度、触媒を用いることを含む反応条件で通過させて脱窒
素化反応および脱硫反応ゾーンの流出液をそこから回収
する工程と;(b)流出液を高温の水素リッチなストリ
ッピングガスを使用して、高温、高圧ストリッパーに直
接通して、水素、炭化水素原料油の沸点範囲より低い温
度で沸騰する炭化水素化合物、硫化水素およびアンモニ
アを含む第1の蒸気流、および炭化水素原料油の沸点範
囲で沸騰する炭化水素化合物を含む第1の液流を製造す
る工程と;(c)水素化分解触媒を含む水素化分解ゾー
ンに第1の液流の少なくとも一部を通して、204〜482℃
(400〜900°F)の温度、3.5〜17.3mPa(500〜2500psi
g)の圧力、0.1〜15hr- 1の液空間速度で作動させて、水
素化分解ゾーンにある流出液をそこから回収する工程
と;(d)脱窒素および脱硫反応ゾーンに水素化分解反
応ゾーンの流出液を通過させる工程と;(e)工程
(b)で回収された第1の蒸気流の少なくとも一部を濃
縮し、炭化水素原料油の沸点範囲より低い温度で沸騰す
る炭化水素化合物を含む第2の液流、および水素および
硫化水素を含む第2の蒸気流を製造するための工程と;
そして(f)第2の蒸気流の少なくとも一部を水素化分
解ゾーンに再循環させる工程を処理法が含むことを特徴
とする炭化水素原料油を水素化分解するための処理法で
ある。
記の第1の実施形態における炭化水素原料油を水素化分
解するための処理法に関するものであり、第2の蒸気流
の少なくとも第2の部分がストリッパーの上端部に配置
さている還流熱交換ゾーンで行われ還流物を製造し;そ
して第2の蒸気流の第2の部分が還流熱交換ゾーンから
取り出され、ストリッパーの下側端部に導入されてスト
リッピング媒質を供給することを含む処理法に関係す
る。
上記の第1の実施形態における炭化水素原料油を水素化
分解するための処理法に関するものであり、工程(b)
で回収された第1の蒸気流の少なくとも一部が、後処理
水素化反応ゾーンに送られて芳香族化合物を飽和させ;
そして後処理水素化反応ゾーンから得られた流出液の少
なくとも一部が濃縮され、炭化水素原料油の沸点範囲よ
り低い温度で沸騰する炭化水素化合物を含む第2の液流
の少なくとも一部且つ水素および硫化水素を含む第2の
蒸気流の少なくとも一部を製造することを含む処理法に
関係する。
明は、炭化水素原料油の水素化分解するための処理法に
関し、(a)炭化水素原料油および水素を、脱窒素およ
び脱硫触媒反応ゾーンに204〜482℃(400〜900°F)の
温度、3.5〜17.3mPa(500〜2500psig)の圧力、0.1〜10
hr- 1の炭化水素原料油の液空間速度、触媒を用いること
を含む反応ゾーン条件で通過させて、脱窒素化反応およ
び脱硫反応ゾーンからの流出液をそこから回収する工程
と、(b)流出液を高温の水素リッチなストリッピング
・ガスを使用して、高温、高圧ストリッパーに直接通し
て、水素、炭化水素原料油の沸点範囲より低温で沸騰す
る炭化水素化合物、硫化水素およびアンモニアを含む第
1の蒸気流、および炭化水素原料油の沸点範囲で沸騰す
る炭化水素化合物を含む第1の液流を製造する工程と;
(c)水素化分解触媒を含む水素化分解ゾーンに第1の
液流の少なくとも一部を通して、204〜482℃(400〜900
°F)の温度、3.5〜17.3mPa(500〜2500psig)の圧
力、0.1〜15hr- 1の液空間速度で作動させて、水素化分
解ゾーンからの流出液を回収する工程と;(d)脱窒素
および脱硫反応ゾーンに水素化分解反応ゾーンの流出液
を通過させる工程と;(e)工程(b)で回収された第
1の蒸気流の少なくとも一部を後処理水素化反応ゾーン
に通して芳香族化合物を飽和させる工程と;(f)後処
理水素化反応ゾーンから得られる流出液の少なくとも一
部を濃縮し、炭化水素原料油の沸点範囲より低い温度で
沸騰する炭化水素化合物を含む第2の液流、および水素
および硫化水素を含む第2の蒸気流を製造するための工
程と;(g)第2の蒸気流の少なくとも第1の部を水素
化分解ゾーンに再循環させる工程と;(h)第2の蒸気
流の少なくとも第2の部分をストリッパーの上端に配置
された還流熱交換器に導入して還流物を生成する工程
と;そして(i)第2の蒸気流の第2の部分を還流熱交
換ゾーンから取り出し、加熱して、第2の蒸気流の第2
の部分をストリッパーの下側端部に導入し、ストリッピ
ング媒質を供給する工程を含む炭化水素原料油の水素化
分解するための処理法に関するものである。
コストが上に述べた水素化処理および水素化分解一体化
法で達成享受可能であることが分かった。
はその他の有機材料を含む炭化水素油を水素化分解して
低い平均沸点および小さい平均分子量の炭化水素および
/またはその他の有機物質を製造する際に特に有用であ
る。本発明によって水素化分解を受ける炭化水素原料油
は、全ての鉱油および合成油(例えばシェール油、ター
ルサンド油など)およびその留分が含まれる。表示した
炭化水素原料油は、常圧軽油、減圧軽油、脱アスファル
ト、真空、および常圧残留物の水素化処理または軽度の
水素化分解した残留油、コークス蒸留物、直接蒸留物、
溶媒―脱アスファルト油、熱分解―誘導油、高沸点合成
油、循環油および接触分解蒸留物など288℃(550°F)
の温度を超える沸点の成分を含むものである。好ましい
水素化分解原料油は、軽油または望ましい生成物の終点
を超える温度で沸騰する水素化分解原料油の成分を、少
なくとも50重量%、通常は75重量%以上を有する他の炭
化水素留分であり、重ガソリンの場合終点の範囲は通常
193〜216℃(380〜420°F)である。最も好ましい軽油
原料油の1つは、288℃を超える沸点を有する炭化水素
成分を含み、最も良い結果は316〜538℃(600〜1000°
F)の範囲で沸騰する成分を少なくとも25容積%を含む
原料油で達成され、特に好ましい原料油の沸点は232〜5
66℃(450〜1050°F)の範囲である。
(300〜800°F)で沸騰する石油蒸留物もこれに含まれ
ている。この石油蒸留物を処理して、軽ガソリン留分
(例えば沸点範囲が10〜85℃(50〜185°F)および重
ガソリン留分(例えば沸点範囲が85〜204℃(185〜400
°F)が共に製造される。本発明は、中間蒸留生成物を
含む液体生成物の収率を最大にするには特に適切なもの
である。
応条件で触媒による脱窒素および脱硫反応ゾーン中に高
温の水素化分解ゾーンからの流出液と共に導入される。
好ましい脱窒素および脱硫反応条件または水素処理反応
条件は、204〜482℃(400〜900°F)の温度、3.5〜17.
3mPa(500〜2500psig)の圧力、0.1〜10hr- 1の炭化水素
原料油の液空間速度、水素化処理触媒または水素化処理
触媒の化合物を用いることを含んでいる。
用語は、水素を含む処理ガスが、硫黄および窒素などヘ
テロ原子物質の除去および芳香族を一部に水素化するた
めに非常に活性のある適切な触媒の存在下で用いられる
プロセスを指している。本発明で使用する適切な水素化
処理触媒は、従来の水素化処理触媒として周知のもので
あり、VIII族金属のうちの少なくとも1つ、好ましくは
鉄、コバルトおよびニッケル、より好ましくはコバルト
および/またはニッケルおよび少なくとも1つのVI族金
属、好ましくはモリブデンおよびタングステン、表面積
の大きな担体材料、好ましくはアルミナから構成された
ものを含んでいる。その他の適切な水素化処理触媒は、
ゼオライト触媒および、パラジウムおよび白金から選択
される貴金属触媒などである。2種類以上の水素化処理
触媒が同一反応容器内に使用されることは、本発明の範
囲内である。VIII族金属は、一般的に2〜20重量%、好
ましくは4〜12重量%が存在している。VI族金属は、一
般的に1〜25重量%、好ましくは2〜25重量%が存在し
ている。
流出液は、大きな熱変換を受けることなく(冷されない
で)移送させ、特に脱窒素および脱硫反応ゾーンと等し
い圧力を維持した高温、高圧ストリッピング・ゾーンに
導入される、その高圧ストリッピングゾーンは、水素リ
ッチガス流で向流ストリップされ、371℃(700°F)の
温度より低い温度で沸騰する炭化水素化合物を含む第1
のガス炭化水素流および371℃(700°F)の温度より高
い温度で沸騰する炭化水素化合物を含む第1の液体炭化
水素流を製造する。好ましくはストリッピング・ゾーン
は232〜468℃(450〜約875°F)範囲の温度が維持され
ている。脱窒素および脱硫反応ゾーンからの流出液はス
トリッピング前には基本的に冷やされず、反応ゾーンか
らストリッピングゾーンに移送中に熱損失を避けること
ができないため、温度が多少低下することになる。スト
リッピングする前に脱窒素および脱硫反応ゾーンの流出
液に冷却が行われる場合は、56℃(100°F)以下にす
るのが好ましい。脱窒素および脱硫反応ゾーンと基本的
に等しい圧力でストリッピングゾーンの圧力を維持する
とは、どのような圧力差も反応ゾーンからストリッピン
グゾーンに流出液流を流すため必要な圧力降下が要因と
なることを示唆する。圧力降下は、690kPa(100psig)
より低いことが好ましい。好ましくはこの水素リッチガ
ス流は炭化水素原料油のストリッピングゾーンに対して
約1重量%より大きな割合でストリッピングゾーンに供
給される。1つの実施の形態において、ストリッピング
・ゾーンのストリッピング媒質として用いられる水素リ
ッチガス流は、最初にストリッピングゾーンの上端部に
配置された還流熱交換ゾーンに導入され、そのための還
流物を生成し、次にその結果として生じる加熱された水
素リッチガス流がストリッピング・ゾーンの下側端部に
導入されて、ストリッピング機能が達成される。
1℃(700°F)より高い温度で沸騰する炭化水素化合物
を含む第1の炭化水素流の少なくとも一部が付加水素と
共に水素化分解ゾーンに直接導入される。水素化分解ゾ
ーンは、同じ触媒あるいは違った触媒による1つか複数
の触媒床を含むことが出来る。1つの実施の形態におい
て、好ましい生成物が中間蒸留物である場合、好ましい
水素化分解触媒は、アモルファス担体又は低水準の担体
に1つまたは複数のVIII族金属あるいはVIB金属水素化
成分化合物が用いられる。別の実施の形態において、好
ましい生成物がガソリン沸騰範囲にある場合、水素化分
解ゾーンは、一般的に、わずかの量のVIII族金属水素化
成分が析出する結晶性ゼオライト分解担体を構成する触
媒を含む。追加的な水素化成分はゼオライト担体で取り
込むためのVIB金属から選択することができる。ゼオラ
イト分解担体はこの技術分野で分子ふるいと呼ばれ、通
常は、シリカ、アルミナ、およびナトリウム、マグネシ
ウム、カルシウム、希土類金属などイオン交換能のある
1つまたは複数の陽イオンから構成される。それらの物
質は、さらに4〜14オングストローム(10- 10メート
ル)の範囲の比較的均一な径の結晶性細孔を特徴として
いる。好ましくは、3〜12の範囲の比較的に高いシリカ
/アルミナのモル比を有するゼオライトが用いられる。
適切なゼオライトは、例えば、モルデナイト、ステルバ
イト、ヘウランダイト、フェリエライト、ダチアルダイ
ト、カバザイト、エリオナイト、およびファージャサイ
トなど天然に見出されるものである。適切な合成ゼオラ
イトは、例えばB,X,YおよびL結晶性のもの、つま
り合成ファージャサイトおよびモルデナイトなどであ
る。好ましいゼオライトは、8〜12オングストローム
(10- 10メートル)範囲の結晶性細孔径を有し、シリカ
/アルミナのモル比は4対6である。好ましいグループ
に属するゼオライトの主な実例は合成Y分子ふるいであ
る。
ウム形状、アルカリ土類金属形状またはその混合形状で
見出される。合成ゼオライトは通常はナトリウム形状で
調製されている。いずれにせよ、分解処理担体として使
用するためには、元のゼオライト性一価金属のほとん
ど、あるいはすべてが多価金属及び/又はアンモニウム
塩とイオン交換され、その後、加熱によりゼオライトに
結合しているアンモニウム・イオンを分解させ、さらに
水を除去することにより実際に脱カチオン化されている
水素イオン、および/または交換部位をその位置にその
ままにしておくことが好ましい。水素またはこの天然性
の『脱イオンYゼオライト』は米国特許出願No.3,130,0
06により詳細に述べられている。
ンモニウム塩とイオン交換され、次に一部多価金属と逆
交換され、その後焼成して調製してもよい。合成モルデ
ナイトの例などいくつかの実例では、水素形状をアルカ
リ金属ゼオライトの直接酸処理で調製できる。好ましい
分解処理担体は、イオン交換開始能から、金属陽イオン
が少なくとも10%、好ましくは少なくとも20%不足して
いるものである。特に望ましく安定したゼオライトの種
類は、イオン交換能力の少なくとも約20%が水素イオン
によって達成されるものである。
分解触媒で用いられる活性金属は、VIII族の金属、すな
わち、鉄、コバルト、ニッケル、ルテニウム、ロジウ
ム、パラジウム、オスミウム、イリジウム及び白金など
である。これらの金属に加えて、その他の促進剤とし
て、VIB族の金属、たとえばモリブデン及びタングステ
ンを含む金属を共に用いることもできる。触媒中の水素
化金属の量は広い範囲の中で変えることができる。一般
的には、0.05〜30重量%の範囲のどの量でも使用でき
る。貴金属の場合、通常好ましくは、0.05〜2重量%の
範囲で使用する。水素化金属を組み込むための好ましい
方法は、ゼオライト担体材料を陽イオン形状で存在する
望ましい金属の適切な化合物の水溶液と接触させること
である。選択された金属あるいは金属類の添加に続い
て、得られた触媒粉末を必要であれば潤滑剤、結合剤な
どを加えてろ過し、乾燥させ、ペレット形状にし、大気
中で、例えば371〜648℃(700〜1200°F)の温度で焼
成して、触媒を活性化させると共にアンモニウム・イオ
ンを分解させる。あるいは、ゼオライト成分を最初ペレ
ット状にして、その後水素化成分を加え、焼成して活性
化してもよい。上記の触媒は、希釈せずに用いることも
できるし、また粉末状ゼオライト触媒を5〜90重量%の
範囲の割合で、アルミナ、シリカゲル、シリカ−アルミ
ナ同時ゲル、活性白土など、その他の比較的活性の低い
触媒、希釈剤または結合剤と混合し、共同ペレット形状
にして使用することもできる。これらの希釈剤としてVI
B族金属またはVIII族金属などを用いることができ、ま
たこれらは、VIB族金属またはVIII金属などが僅かな割
合で付加された水素化金属を含んでいてもよい。
えばアルミノホスフェート分子ふるい、結晶性クロモシ
リケイトおよびその他の結晶性シリケイトを含む本発明
のプロセスにおいても利用することができる。結晶性ク
ロモシリケイトについては米国特許出願No.4,363,718に
詳細に述べられている。
料油の水素化分解は、水素の存在下で行われ、、好まし
くは、232〜468℃(450〜875°F)の温度、3.5〜20.8m
Pa(500〜3000psig)の圧力、0.1〜30hr- 1の液空間速度
(LHSV)および355〜444l(2000〜25,000std ft3/
バレル)の水素循環速度を含む水素化分解反応条件であ
る。本発明おいては、『低沸点の生成物への基本的な転
化率』と言う用語は、新しい原料油の少なくとも5容量
%の転化率を意味している。好ましい実施の形態におい
て、水素化分解ゾーンのパス1回当りの転化率は15〜45
%の範囲である。より好ましくは、パス1回当りの転化
率は20〜40%である。
い温度で沸騰する炭化水素化合物、水素、硫化水素およ
びアンモニアを含むストリッピング・ゾーンからの第1
のガス性炭化水素流は、好ましくは、全蒸気相を後処理
水素化反応ゾーンに導入され、中間蒸留物の品質、特に
ジェット燃料の改善のために芳香族化合物の少なくとも
一部を水素化する。この後処理水素化反応ゾーンは、作
動モードとして下降流、上昇流または放射流モードで行
うことができ、周知の水素化触媒を使用することができ
る。後処理水素化反応ゾーンから得られる流出液は、好
ましくは、4〜60℃(40〜140°F)範囲の温度まで冷
却されて第2の液体炭化水素流がつくられ、この第2の
液体炭化水素流が回収、分留されて望ましい炭化水素生
成物流が生成され、あるいは第2の水素を豊富に含んだ
ガス流がつくりだされ、このガス流が分留されて、上に
述べた水素化分解ゾーンに導入される付加水素の少なく
とも一部と、上記ストリッピング・ゾーンに導入される
第1の水素リッチガス流の少なくとも一部を提供する。
新たに補給された水素はどの好適な位置の任意の工程に
でも導入することができるが、好ましくは、ストリッピ
ング・ゾーンに導入される。上記の第2の水素リッチガ
ス流が水素化分解ゾーンに導入される前に、少なくとも
かなりの部分、例えば、少なくとも約90重量%の硫化水
素が、周知の従来の方法によって除去、および回収され
る。好ましい実施の形態において、水素化分解ゾーンに
導入される水素リッチガス流は、50wppm以上の硫化水素
は含んでいない。
図により示しており、ポンプ、計測器、熱交換および熱
回収回路、圧縮機および同様のハードウエアの詳細につ
いては、本発明を理解するためには重要でないので、図
示を省略した。
を含む供給原料流はライン1を介しプロセスに導入さ
れ、ライン32を介し移送される水素化分解ゾーン31から
の上記流出液に添加混合される。得られる添加混合物
は、ライン2を介して水素化処理ゾーン3に移送され
る。水素化処理ゾーン3から得られた流出液はライン4
を介して移送され、ストリッピング・ゾーン5に導入さ
れる。炭化水素および水素を含む蒸気流はストリッピン
グ・ゾーンの上方向に通り、熱交換器25に接触し、少な
くともその一部がライン7を介しストリッピングゾーン
5から除去され、後処理水素化処理ゾーン8に導入され
る。液体炭化水素流は、ライン6を介してストリッピン
グ・ゾーン5から取り出され、ライン6およびライン30
を介して水素化分解ゾーン31に導入される。ガス流出液
流は、ライン9を介して後処理水素化処理ゾーン8から
取り出され、熱交換器10に導入される。熱交換器10から
得られ冷却された流出液は、ライン11を介して移送さ
れ、蒸気―液体の分離機12に導入される。酸性ガス化合
物を含む水素リッチガス流はライン17を介して蒸気―液
体の分離機12から取り出され、酸性ガス回収ゾーン18に
導入される。希薄な溶媒はライン35を介して酸性ガス回
収ゾーン18に導入され、酸性ガスを溶かすために水素リ
ッチガス流を接触させる。酸性ガスを含む溶媒はライン
36を介して酸性ガス回収ゾーン18に除去、回収される。
酸性ガスの濃度が減少した水素リッチガス流はライン19
を介して酸性ガス回収ゾーン18から取り出され、ライン
20を介して導入される新しい補足水素と付加混合され
る。得られた付加混合物はライン21を介して移送され、
コンプレッサ22に導入される。その結果得られる圧縮さ
れた水素リッチガス流はライン23を介して移送され、少
なくともその一部がライン29およびライン30を介して水
素化分解ゾーン31に再循環される。水素リッチガス流の
その他の部分はライン24を介して移送され、熱交換器25
へ導入される。その結果加熱された水素リッチガス流
は、ライン26を介して熱交換器25から取り出され、熱交
換器27に導入される。その結果加熱された水素リッチガ
ス流は、熱交換器27から取り出され、ライン28を介して
移送され、ストリッピングゾーン5に導入される。水溶
液流は、ライン33を介して導入され、ライン9を流れる
流体と接触させて、その結果上に述べたように蒸気―液
体の分離機12に導入される。水−溶解性塩を含む水溶性
流はライン34を介して蒸気−液分離機12から取り出され
回収される。炭化水素化合物を含む液流はライン13を介
して蒸気−液分離機12から取り出され、圧力を低くし
て、分離ゾーン14に導入される。水素および通常のガス
状炭化水素はライン15を介して分離ゾーン14から取り出
される。炭化水素を含む液流はライン16を介して分離ゾ
ーン14から取り出され回収される。
施例によっても示される。以下のデータの全ては、本発
明の現実の性能により得られたものではないが、本発明
の予測される性能示しているものと考える。
の原料油の一部は、表2で示す操作条件で従来の単一段
階の水素化分解装置で水素化分解され、表3に述べる生
成物を生成させる。同じ水素化分解反応装置の原料油の
その他の部分は、表2に示す操作条件である従来法と同
一の種類の触媒を用いて、本発明の水素化分解装置で水
素化分解され、表3に述べる生成物を生成させる。収率
は操作条件の開始で新しい原料油に基づいて計算され
る。
(1700psig)つまり従来法の4分の3以下の圧力で操作
できること、そして約30%少ない内容積および20%少な
い触媒量を有する水素化分解反応装置を利用できること
は明らかである。本発明における水素化分解反応装置ゾ
ーンの操作の厳密さが低いため、パス1回当りの転化率
が60〜30%に減少する。本発明によるこうした変化は、
低コストの水素化分解処理法を提供すると共に中間蒸留
生成物の全収量を増加してくれる。本発明は又、化学的
水素消費率が8.89std m3/m3(50SCFB)と低く、
燃料ガスに対する水素の消失も50%少ない。
純化して示す工程図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 次の各工程からなる炭化水素原料油を水
素化分解するための処理法。 (a)炭化水素原料油(1)および水素を脱窒素および脱
硫触媒反応ゾーン(3)に、204〜482℃(400〜900°F)
の温度、3.5〜17.3mPa(500〜2500psig)の圧力、0.1〜
10hr- 1の前記炭化水素原料油の液空間速度を含む反応条
件にて通して脱窒素反応および脱硫反応ゾーンの流出液
(4)をそこから回収する工程 (b)流出液(4)を高温水素リッチストリッピング・ガ
ス(28)を用いて、高温、高圧なストリッパー(5)に直接
通して、水素、前記炭化水素原料油の沸点範囲より低い
温度で沸騰する炭化水素化合物、硫化水素およびアンモ
ニアを含む第1の蒸気流(7)、および炭化水素原料油の
沸点範囲で沸騰する炭化水素化合物を含む第1の液流
(6)を製造する工程 (c)水素化分解触媒を含む水素化分解ゾーン(31)に前
記第1の液流(6)の少なくとも一部を通して、204〜482
℃(400〜900°F)の温度、3.5〜17.3mPa(500〜2500p
sig)の圧力、0.1〜15hr- 1の液空間速度を含む反応条件
で反応させて、水素化分解ゾーンにある流出液(32)をそ
こから回収する工程 (d)上記脱窒素および脱硫反応ゾーン(3)に前記水素
化分解反応ゾーンの流出液(32)通す工程 (e)工程(b)で回収された前記第1の蒸気流(7)の
少なくとも一部を濃縮(10)し、前記炭化水素原料油の沸
点範囲より低い温度で沸騰する炭化水素化合物を含む第
2の液流(34)、および水素および硫化水素を含む第2の
蒸気流(17)を製造するための工程 (f)前記第2の蒸気流(17)の少なくとも一部を前記水
素化分解ゾーン(31)に再循環させる工程。 - 【請求項2】 水素および硫化水素を含む前記第2の蒸
気流(17)が処理されて少なくても一部の硫化水素が除去
されることを特徴とする請求項1記載の処理法。 - 【請求項3】 結果として生じた水素リッチな気体流の
硫化水素の含量が、50wppm未満である請求項2の処理
法。 - 【請求項4】 前記炭化水素原料油の沸点範囲が232〜5
66℃(450〜1050°F)である請求項1の処理法。 - 【請求項5】 前記高温、高圧ストリッパー(5)は、前
記脱窒素および脱硫反応ゾーンの流出液(4)と本質的に
等しい温度、および圧力で作動される請求項1の処理
法。 - 【請求項6】 工程(e)で回収される水素および硫化
水素を含む前記第2の蒸気流(17)の少なくとも一部が、
前記高温、高圧のストリッパー(5)中のストリッピング
・ガス(28)として使用する請求項1の処理法。 - 【請求項7】 前記水素化分解ゾーンは中間体としての
水素ガス急冷点がなく作動される請求項1の処理法。 - 【請求項8】 前記第2の蒸気流(17)の少なくとも第2
の部分が、前記ストリッパー(5)の上端に配置されてい
る還流熱交換ゾーン(25)に導入されて還流をつくりだ
し、前記第2の蒸気流の前記第2の部分が前記還流熱交
換ゾーン(5)から取り除かれ、加熱(27)され、前記スト
リッパー(5)に導入(28)されてストリッピング媒質を供
給する請求項1の処理法。 - 【請求項9】 工程(b)で回収される前記第1の蒸気
流(7)の少なくとも一部は、後処理水素添加反応ゾーン
(8)に通して芳香族化合物を飽和させ、前記後処理水素
化反応ゾーン(8)から得られる流出液(9)の少なくとも
その一部が濃縮され、前記炭化水素原料油の沸点範囲よ
り低い温度で沸騰する炭化水素化合物を含む第2の液流
の少なくとも一部、および水素および硫化水素を含む第
2の蒸気流の少なくとも一部を生成する請求項1の処理
法。 - 【請求項10】 前記蒸気流の少なくとも一部が、前記
高温、高圧のストリッパーとして利用される請求項9の
処理法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/162620 | 1998-09-29 | ||
US09/162,620 US5980729A (en) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | Hydrocracking process |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000109857A true JP2000109857A (ja) | 2000-04-18 |
JP4424791B2 JP4424791B2 (ja) | 2010-03-03 |
Family
ID=22586423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27369999A Expired - Fee Related JP4424791B2 (ja) | 1998-09-29 | 1999-09-28 | 水素化処理及び水素化分解一体化法 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5980729A (ja) |
EP (1) | EP0990693B1 (ja) |
JP (1) | JP4424791B2 (ja) |
KR (1) | KR100577134B1 (ja) |
AT (1) | ATE257854T1 (ja) |
AU (1) | AU748725B2 (ja) |
BR (1) | BR9904376B1 (ja) |
CA (1) | CA2281429C (ja) |
DE (1) | DE69914145T2 (ja) |
EG (1) | EG21691A (ja) |
ES (1) | ES2212471T3 (ja) |
ID (1) | ID23330A (ja) |
RU (1) | RU2214442C2 (ja) |
SG (1) | SG81302A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121019A (ja) * | 2002-03-21 | 2008-05-29 | Chevron Usa Inc | 重質軽油から高品質留出油を生産するための新しい水素化分解法 |
JP2008523207A (ja) * | 2004-12-08 | 2008-07-03 | ユーオーピー エルエルシー | 炭化水素転化プロセス |
JP2009270045A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Uop Llc | 低硫黄ディーゼルと高オクタン価ナフサを製造する方法 |
KR101054200B1 (ko) | 2002-04-05 | 2011-08-04 | 바스프 카탈리스트 엘엘씨 | 탄화수소 공급원료의 수소화방법 |
Families Citing this family (56)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5980729A (en) * | 1998-09-29 | 1999-11-09 | Uop Llc | Hydrocracking process |
RU2158623C1 (ru) * | 1999-06-16 | 2000-11-10 | Цегельский Валерий Григорьевич | Способ сжатия и подачи под давлением углеводородосодержащих газообразных сред (варианты) |
US6402935B1 (en) * | 1999-11-23 | 2002-06-11 | Uop Llc | Hydrocracking process |
US6379532B1 (en) | 2000-02-17 | 2002-04-30 | Uop Llc | Hydrocracking process |
US6676828B1 (en) | 2000-07-26 | 2004-01-13 | Intevep, S.A. | Process scheme for sequentially treating diesel and vacuum gas oil |
US6726832B1 (en) * | 2000-08-15 | 2004-04-27 | Abb Lummus Global Inc. | Multiple stage catalyst bed hydrocracking with interstage feeds |
US6596155B1 (en) | 2000-09-26 | 2003-07-22 | Uop Llc | Hydrocracking process |
CN1476475A (zh) * | 2000-09-26 | 2004-02-18 | 环球油品公司 | 加氢裂化方法 |
US6387245B1 (en) | 2000-09-26 | 2002-05-14 | Uop Llc | Hydrocracking process |
US6444116B1 (en) * | 2000-10-10 | 2002-09-03 | Intevep, S.A. | Process scheme for sequentially hydrotreating-hydrocracking diesel and vacuum gas oil |
US6432297B1 (en) | 2000-10-23 | 2002-08-13 | Uop Llc | Method to produce lube basestock |
US6379533B1 (en) | 2000-12-18 | 2002-04-30 | Uop Llc | Hydrocracking process for production of LPG and distillate hydrocarbons |
US7128828B1 (en) | 2001-01-12 | 2006-10-31 | Uop Llc | Process for producing food grade wax |
US6451197B1 (en) | 2001-02-13 | 2002-09-17 | Uop Llc | Process for hydrocracking a hydrocarbonaceous feedstock |
US6517705B1 (en) | 2001-03-21 | 2003-02-11 | Uop Llc | Hydrocracking process for lube base oil production |
US7041211B2 (en) * | 2001-06-28 | 2006-05-09 | Uop Llc | Hydrocracking process |
US6623623B2 (en) | 2001-06-28 | 2003-09-23 | Uop Llc | Simultaneous hydroprocessing of two feedstocks |
FR2833020B1 (fr) * | 2001-11-30 | 2004-10-22 | Inst Francais Du Petrole | Utilisation d'alliages d'aluminium quasi-cristallins dans des applications du raffinage et de la petrochimie |
US6787025B2 (en) * | 2001-12-17 | 2004-09-07 | Chevron U.S.A. Inc. | Process for the production of high quality middle distillates from mild hydrocrackers and vacuum gas oil hydrotreaters in combination with external feeds in the middle distillate boiling range |
EP1456327A1 (en) * | 2001-12-20 | 2004-09-15 | Uop Llc | A method to produce lube basestock |
ES2242546B2 (es) * | 2002-07-02 | 2006-07-01 | Uop Llc | Procedimiento de hidrocraqueo mejorado. |
WO2004005436A1 (en) * | 2002-07-02 | 2004-01-15 | Uop Llc | An improved hydrocracking process |
US7015035B2 (en) * | 2002-11-05 | 2006-03-21 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | RD114-based retroviral packaging cell line and related compositions and methods |
US7074321B1 (en) * | 2002-11-12 | 2006-07-11 | Uop Llc | Combination hydrocracking process for the production of low sulfur motor fuels |
US7087153B1 (en) * | 2003-02-04 | 2006-08-08 | Uop Llc | Combination hydrocracking process for the production of ultra low sulfur diesel |
US20040159582A1 (en) * | 2003-02-18 | 2004-08-19 | Simmons Christopher A. | Process for producing premium fischer-tropsch diesel and lube base oils |
US7094332B1 (en) * | 2003-05-06 | 2006-08-22 | Uop Llc | Integrated process for the production of ultra low sulfur diesel and low sulfur fuel oil |
US20040238343A1 (en) * | 2003-05-28 | 2004-12-02 | Joseph Kuo | Membrane distillation method |
US7108779B1 (en) * | 2003-09-25 | 2006-09-19 | Uop Llc | Hydrocarbon desulfurization process |
US8137531B2 (en) | 2003-11-05 | 2012-03-20 | Chevron U.S.A. Inc. | Integrated process for the production of lubricating base oils and liquid fuels from Fischer-Tropsch materials using split feed hydroprocessing |
US7238277B2 (en) * | 2004-12-16 | 2007-07-03 | Chevron U.S.A. Inc. | High conversion hydroprocessing |
US7842180B1 (en) | 2005-12-14 | 2010-11-30 | Uop Llc | Hydrocracking process |
CA2657780C (en) * | 2006-07-19 | 2012-02-07 | Uop Llc | A hydrocarbon desulfurization process |
US20080023372A1 (en) * | 2006-07-27 | 2008-01-31 | Leonard Laura E | Hydrocracking Process |
US7686941B2 (en) * | 2006-09-11 | 2010-03-30 | Uop Llc | Simultaneous hydrocracking of multiple feedstocks |
US7906013B2 (en) | 2006-12-29 | 2011-03-15 | Uop Llc | Hydrocarbon conversion process |
US20090065401A1 (en) * | 2007-09-12 | 2009-03-12 | Petri John A | Atmospheric fractionation for hydrocracking process |
US7799208B2 (en) * | 2007-10-15 | 2010-09-21 | Uop Llc | Hydrocracking process |
US8008534B2 (en) * | 2008-06-30 | 2011-08-30 | Uop Llc | Liquid phase hydroprocessing with temperature management |
US8999141B2 (en) * | 2008-06-30 | 2015-04-07 | Uop Llc | Three-phase hydroprocessing without a recycle gas compressor |
US9279087B2 (en) | 2008-06-30 | 2016-03-08 | Uop Llc | Multi-staged hydroprocessing process and system |
US8518241B2 (en) * | 2009-06-30 | 2013-08-27 | Uop Llc | Method for multi-staged hydroprocessing |
US8221706B2 (en) * | 2009-06-30 | 2012-07-17 | Uop Llc | Apparatus for multi-staged hydroprocessing |
US8894839B2 (en) * | 2010-02-22 | 2014-11-25 | Uop Llc | Process, system, and apparatus for a hydrocracking zone |
CN102234540B (zh) * | 2010-05-07 | 2013-09-11 | 中国石油化工集团公司 | 一种裂解汽油中心馏分加氢方法和装置 |
WO2012134838A2 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Uop Llc | Process and apparatus for producing diesel |
US8540949B2 (en) * | 2011-05-17 | 2013-09-24 | Uop Llc | Apparatus for hydroprocessing hydrocarbons |
US9359563B2 (en) | 2013-04-15 | 2016-06-07 | Uop Llc | Hydroprocessing initializing process and apparatus relating thereto |
US8999256B2 (en) | 2013-06-20 | 2015-04-07 | Uop Llc | Process and apparatus for producing diesel from a hydrocarbon stream |
US9752085B2 (en) | 2013-06-20 | 2017-09-05 | Uop Llc | Process and apparatus for producing diesel from a hydrocarbon stream |
WO2017093534A1 (en) * | 2015-12-02 | 2017-06-08 | Haldor Topsøe A/S | Single stage process combining non-noble and noble metal catalyst loading |
CN105647576A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-06-08 | 何巨堂 | 一种高芳烃高压气提分离后组合加氢改质方法 |
RU2703724C1 (ru) * | 2016-02-05 | 2019-10-22 | Юоп Ллк | Способ получения дизельного топлива из потока углеводородов |
CN107177376B (zh) * | 2016-03-10 | 2019-01-25 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种直馏柴油加氢裂化生产喷气燃料的方法 |
CN106642989B (zh) * | 2016-12-20 | 2022-08-16 | 杭氧集团股份有限公司 | 一种用于分离混合气的深冷分离系统 |
CN113845935B (zh) * | 2021-11-22 | 2022-09-30 | 中化长和科技有限责任公司 | 一种应用于加氢裂化开工的液氨上料机构 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3047490A (en) * | 1958-11-04 | 1962-07-31 | Phillips Petroleum Co | Hydrocracking process |
US3328290A (en) * | 1965-03-30 | 1967-06-27 | Standard Oil Co | Two-stage process for the hydrocracking of hydrocarbon oils in which the feed oil ispretreated in the first stage |
US3487005A (en) * | 1968-02-12 | 1969-12-30 | Chevron Res | Production of low pour point lubricating oils by catalytic dewaxing |
US4469590A (en) * | 1983-06-17 | 1984-09-04 | Exxon Research And Engineering Co. | Process for the hydrogenation of aromatic hydrocarbons |
US4801373A (en) * | 1986-03-18 | 1989-01-31 | Exxon Research And Engineering Company | Process oil manufacturing process |
US5000839A (en) * | 1990-02-14 | 1991-03-19 | Mobil Oil Corp. | Hydrocracking process for producing a high density jet fuel |
US5110444A (en) * | 1990-08-03 | 1992-05-05 | Uop | Multi-stage hydrodesulfurization and hydrogenation process for distillate hydrocarbons |
US5114562A (en) * | 1990-08-03 | 1992-05-19 | Uop | Two-stage hydrodesulfurization and hydrogenation process for distillate hydrocarbons |
US5846406A (en) * | 1996-03-22 | 1998-12-08 | Texaco Inc | Selective hydrodesulfurization of cracked naphtha using novel manganese oxide octahedral molecular sieve supported catalysts |
CA2223285A1 (en) * | 1996-04-09 | 1997-10-16 | Chevron U.S.A. Inc. | Process for reverse staging in hydroprocessing reactor systems |
US5720872A (en) * | 1996-12-31 | 1998-02-24 | Exxon Research And Engineering Company | Multi-stage hydroprocessing with multi-stage stripping in a single stripper vessel |
US5846405A (en) * | 1997-07-18 | 1998-12-08 | Exxon Research And Engineering Company | Process oils and manufacturing process for such using aromatic enrichment and two pass hydrofinishing |
US5980729A (en) * | 1998-09-29 | 1999-11-09 | Uop Llc | Hydrocracking process |
-
1998
- 1998-09-29 US US09/162,620 patent/US5980729A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-06-23 US US09/338,612 patent/US6296758B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-03 CA CA002281429A patent/CA2281429C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-09-06 SG SG9904370A patent/SG81302A1/en unknown
- 1999-09-06 EP EP99307073A patent/EP0990693B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-06 ES ES99307073T patent/ES2212471T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-06 DE DE69914145T patent/DE69914145T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-06 AT AT99307073T patent/ATE257854T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-09-17 ID IDP990869A patent/ID23330A/id unknown
- 1999-09-27 EG EG119999A patent/EG21691A/xx active
- 1999-09-28 JP JP27369999A patent/JP4424791B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-09-28 AU AU50172/99A patent/AU748725B2/en not_active Ceased
- 1999-09-28 RU RU99120700/04A patent/RU2214442C2/ru not_active IP Right Cessation
- 1999-09-28 BR BRPI9904376-9A patent/BR9904376B1/pt not_active IP Right Cessation
- 1999-09-28 KR KR1019990041426A patent/KR100577134B1/ko active IP Right Grant
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008121019A (ja) * | 2002-03-21 | 2008-05-29 | Chevron Usa Inc | 重質軽油から高品質留出油を生産するための新しい水素化分解法 |
JP4672000B2 (ja) * | 2002-03-21 | 2011-04-20 | シェブロン ユー.エス.エー. インコーポレイテッド | 重質軽油から高品質留出油を生産するための新しい水素化分解法 |
KR101054200B1 (ko) | 2002-04-05 | 2011-08-04 | 바스프 카탈리스트 엘엘씨 | 탄화수소 공급원료의 수소화방법 |
JP2008523207A (ja) * | 2004-12-08 | 2008-07-03 | ユーオーピー エルエルシー | 炭化水素転化プロセス |
JP4929183B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2012-05-09 | ユーオーピー エルエルシー | 炭化水素転化プロセス |
JP2009270045A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Uop Llc | 低硫黄ディーゼルと高オクタン価ナフサを製造する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR9904376A (pt) | 2000-10-17 |
AU748725B2 (en) | 2002-06-13 |
ATE257854T1 (de) | 2004-01-15 |
SG81302A1 (en) | 2001-06-19 |
DE69914145D1 (de) | 2004-02-19 |
CA2281429C (en) | 2009-06-30 |
ID23330A (id) | 2000-04-05 |
KR20000023470A (ko) | 2000-04-25 |
AU5017299A (en) | 2000-03-30 |
JP4424791B2 (ja) | 2010-03-03 |
US6296758B1 (en) | 2001-10-02 |
EP0990693A2 (en) | 2000-04-05 |
ES2212471T3 (es) | 2004-07-16 |
EP0990693A3 (en) | 2000-05-03 |
DE69914145T2 (de) | 2004-11-25 |
KR100577134B1 (ko) | 2006-05-09 |
EG21691A (en) | 2002-02-27 |
RU2214442C2 (ru) | 2003-10-20 |
CA2281429A1 (en) | 2000-03-29 |
EP0990693B1 (en) | 2004-01-14 |
BR9904376B1 (pt) | 2010-11-16 |
US5980729A (en) | 1999-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4424791B2 (ja) | 水素化処理及び水素化分解一体化法 | |
KR100776932B1 (ko) | 개질된 하이드로크래킹 방법 | |
CA2344953C (en) | Improved hydrocracking process | |
RU2405024C2 (ru) | Способ гидрокрекинга | |
KR20130079652A (ko) | 탄화수소 전환 방법 | |
JP2008524386A (ja) | 高転化率水素化処理 | |
JP4649068B2 (ja) | 2原料油の同時水素処理方法 | |
US7842180B1 (en) | Hydrocracking process | |
CA2423946A1 (en) | Hydrocracking process | |
EP1752511B1 (en) | A hydrocracking process for the production of ultra low sulfur diesel | |
CN1266256C (zh) | 一种改进的加氢裂化方法 | |
KR100731659B1 (ko) | 2종 공급 원료의 동시 수소화처리 | |
CN1912064B (zh) | 生产超低硫柴油的加氢裂化方法 | |
CN103102983A (zh) | 一种页岩油延迟焦化—加氢精制工艺方法 | |
CA2525650C (en) | A hydrocracking process for the production of ultra low sulfur diesel | |
AU783493B2 (en) | Simultaneous hydroprocessing of two feedstocks |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060906 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090721 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |