JPS63159876A - 複写機における現像液供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、複写機の湿式現像装置に関するものであり、
白黒コピーを行ないうるカラー複写機に適する現像液供
給装置に関するものである。

（従来の技術） 白黒コピーを行ないうるカラー複写機の湿式現像装置に
おいて、白黒コピーの場合、単一色現像タンクからの現
像液を現像部とクリーニング部に供給し、カラーコピー
の場合、現像部にはカラー液貯蔵部におけるブルー、グ
リーン、し・ノドに相当する現像液及びクリアー液を順
次切換えて供給し、クリーニング部には単一色現像液を
併結している。

このような腹写既の現像液供給手段として、従来、単一
色現像タンクの現像液を現像部とりＩＪ−ニング部に供
給するため、それぞれに対応するポンプを設け、現像部
−・の液の供給切換を駆動モータとポンプ軸との間に設
けたギヤの係脱、クラ・ノチの切換により行なっており
、また、カラー液貯蔵部における多液を現像部に切換え
供給するために、多液に対応するポンプと駆動モータと
の間に、ギヤーの係脱、クラッチの切換の手段を設：す
ておリ、切換機構が複雑であり、現像タンクとして現像
部とクリーニング部へ供給するポンプを有していること
により、コスト的にも高価になり、大型化せざるをえな
い欠点を有している。

（発明の目的） 本発明は、従来の欠点を解消することを目的とし、単−
免税（環タンク、カラー液貯蔵部の内部に配置したポン
プの駆動を停止することなく、現像部への供給に必要な
現像液をポンプと現像部との間に配設した管路を接・断
することにより切換えることができる現像液供給装置を
提供することを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明は、前記目的を達成するため、複写機の現像液供
給装置として、単一色の現像タンクの現像液を現像部と
クリーニング部に、または複数色の現像タンクの複数の
現像液を現像部に夫々供給するものであり、現像部に現
像液を供給する管路の一部に、管路を現像部側と現像タ
ンク側に切換えろる挿脱自在の接続管を設け、該接続管
を現像液の供給・遮断に応じて制御しうる手段を設け、
駆動源としてのポンプの作動を停止することなく、現像
液の供給を制御しうろことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例について説明する。

第１図は、本発明の現像液供給装置を適用することがで
きる複写機における各現像タンクからの現像液・クリー
ナー液の循環系統を示したものである。

感光体ドラム１の周囲に、静電潜像を可視像にするため
の現像部２と現像液を転写紙に転写機感光体ドラム１を
クリーニングするクリーニング部３が設けられ、白黒コ
ピー用の現像タンク４内の現像液は、図示されていない
白黒コピー用のプリントボタンの押圧により、径路ａを
通り現像部２に供給され、現像部２の底部から径路ｄを
経て現像タンク４に戻されると共に、径路すを通りクリ
ーニング部３に供給され、クリーニング部３の底部から
径路ｅを経て現像タンク４に戻される。１０は現像液補
充タンクである。

カラーコピーを得るには、白黒コピー用現像タンク４か
ら現像部２に至る径路ａを送られる現像液（ま遮断され
ると共に、現像部２の底部に設けられる切換部６の通路
は図示されていない電磁バルブ等により径路ｄを閉じ、
径路ｆを開くように設定される。この吠熊で、現像部２
のクリーニングのため、カラー液貯蔵用現１象タンク５
内のクリアー液タンク５Ｄからクリアー液が径路Ｃを経
て現像部２に供給され、現像部２の底部より径路ｆを通
り、且つ排液切換部７はカラー液貯蔵用現像タンク５内
の選択された液により電磁バルブ等により切換えられる
ため、排液切換部７を経てクリアー液タンク５Ｄ内に戻
される。現像Ｂ２のクリーニングが終了した後、カラー
コピーはプリントレディの状態とＰす、排液切換部７は
カラー液貯蔵用現像タンク５内の赤色、青色、緑色の各
現像タンク５Δ、５Ｂ、５Ｃのいずれかの選択された色
の排液径路に電磁バルブ等により切換えられる。

ここで、カラー用プリントボタンの抑圧により、現像タ
ンク４の現像液は径路すを経てクリーニング部３に供給
され、カラー液貯蔵用現像タンク５の赤色、青色、緑色
の各現像タンク５Ａ、５Ｂ。

５Ｃから順次現像液は径路Ｃを経て現像部２に供給され
、現像部２の底部から径路ｆを経て′ＪＪ換部７を介し
て選択された各色のタンクに戻される。

第２図（イ）は、本発明の現像液供給装置を白黒コピー
用現像タンク４側に設けた実施例を示す。

図示されていない白黒コピー用現１象クンク４内には、
−個のポンプ８が配置され、ポンプ８から送り出される
現像液は第１図における経路ａ、ｂを経て現像部２とク
リーニング部３に供給される。

現像部２に接続される管路９は、一部を分断しており、
その分断部分に接続管１１を介入せしめることにより、
現像液は管路９を通って現像部２に供給され、接続管１
１を管路９から切離すことにより、現像液は分断部分の
一端面９ａから現１象クンク４側に戻される。

接続管１１はソレノイド１２の作動杆１２ａに回動自在
のレバー杆体１３を介して取付けられており、ソレノイ
ド１２に通電されることによりソレノイド１２の作動杆
１２ａは右方に吸引され、ピン１２ｂとスリット１３ｂ
連結により、く字状をしたレバー杆体１３はその軸部１
３ａを中心に時計方向に回動し、レバー杆体１３のスリ
ット１３ＣにピンＩＩｃを連結した接続管１１は図示の
管路９から離開した位置から、管路９に嵌合する位置に
切換り、管路９は現像液を現像部２に供給することがで
きる。１４は一端をレバー杆体１３に取付け、他端を本
体側板２５に取付けた引張発条であり、通常この引張発
条１４によりレバー杆体１３は軸部１３ａを中心に反時
計方向に回動され、管路９の分断位置に後退している。

この実施例において管路９の分断面９ａ、９ｂはテーパ
ー状に形成され、接続管１１の接合面１１ａ、１１ｂの
テーパー状と嵌合して密閉性を保証している。

第２図（ロ）は、第２図（イ）における管路９と接続管
１１の他の実施例を示し、接続管１１は軸部１５を中心
に回動自在であり、通常引張発条１４により、レバー杆
体１３は反時計方向に回動し、図示のように管路９は遮
断され、現像液は管路９の一端面９ａより現像タンク４
側に戻され、ソレノイド１２の作動によりレバー作動杆
１２ａの右方向の移動により、ピン１２ｂ、スリット１
３ｂを介して、レバー杆体と一体の接続管１１は軸部１
５を中心に矢印方向に回動して、管路９を接続して現像
液を現１象部２に供給することができる。

第３図の実施例においては、管路９の一端面９ａに対し
て、管路９の他端に伸縮管１７を介して接続管１６を取
付け、接続管１６の接合面にゴム等の弾性体によるシー
ル部材１８を設けており、伸縮管１７を制御することに
より、管路９の一端９ａと接続管１６のシール部材１８
とを接合、分離して、現像液の供給、停止を行なうもの
である。

シール部材を第１図、第２図における接続管１１の接合
面に設けることができることは明らかである。

以上の本発明の構成により、白黒コピーを行なう場合、
白黒コピー用の現１象タンク４から現像部２とクリーニ
ング部３に現像液が供給されるため、管路９は接続管１
１．１６により連結される。しかしカラーコピーを行な
うに際し、管路９と接続管１１．１６とは離れた位置に
あり、ポンプ８の回転にかかわらず、現像液は現像部２
へ送られず、管路９の一端面９ａから現像タンク４に戻
され、現像液はクリーニング部３に供給される。現像部
２ｊ＝：ま、カラー液貯蔵用現像タンク５からの所定の
現像液が供給されることになる。

次に、本発明の現像液供給装置をカラー液貯蔵用現像タ
ンク５に適用した場合の実施例について説明する。

第４図には、単一モータ１９によりカラー液貯蔵用現像
タンク５内に配置した赤色用現像タンク５　Ａ　、青色
用現像タンク５　Ｂ、緑色用現像タンク５Ｃの各ポンプ
２ＯＡ、２０Ｂ、２０Ｃを駆動し、選択された現像液を
現像部２に供給するように構成したものである。

タンク５Δ、５Ｂ、５Ｃ内に設けられたポンプ２ＯＡ、
２０Ｂ、２０Ｃの各軸２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃは単一の
モータ１９の回転をベルト２２Δ。

２２Ｂ、２２Ｃに伝えて駆動されている。各ポンプ２Ｏ
Ａ、２０Ｂ、２０Ｃからの各現像液は、順次径路Ｃ（第
１図）を通り現像部２に供給され、且つ現像＠Ｓ２の底
部から径路ｆを通り、各現像タンク５Ａ、５Ｂ、５Ｃに
夫々戻される。

この場合、各現像液を順次切換えて現像部２に供給する
ため、各管路２３Ａ、２３Ｂ、２３Ｃには、接続管２４
Δ、２４Ｂ、２４Ｃが設けられている。このため、モー
タ１９がオンになると、各ポンプ２０Δ、２０Ｂ、２０
Ｃは同時に回転するが、切換部である接続管２４Ａ、２
４Ｂ、２４Ｃがオフ状態（管路２３Ａ、２３Ｂ、２３Ｃ
の夫々と係合状態でない場合）であれば、現像液の供給
は行なわれない。

色の選択がなされ、プリントの指示があれば、その選択
された現像タンクの接続管を管路に係合せしめてオン状
態に切換えて、現像部へ選択された現像液が順次供給さ
れることになる。

なお、管路に対する接続管のオン・オフ制御は、第２図
の実施例と同様であり、電磁的制御のほか、流体制御等
の公知の切換手段によることも可能である。

（発明の効果） 本発明の構成によれば、複写機における現像液供給装置
として、各現像タンク内に設けたポンプの回転した状態
において必要な現像液を現像部に供給、停止することが
できる利点を有し、また、従来、複数モータにより複数
ポンプを駆動し、一つの現１象タンク内に二つのポンプ
を駆動していたが、夫々単一モータで複数ポンプを駆動
し、一つの現像タンク内に一つのポンプを駆動して、現
像液の供給を可能とするため、装置の小型化に寄与し、
コストの低減化にもつながる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の現像液供給装置が適用される複写機
の概略図を示し、第２図（イ）、（ロ）は、本発明の現
像液供給装置の第−実施例及びその変形例であり、第３
図は、本発明の現像液供給装置の第二実施例であり、第
４図は、本発明の現像液供給装置をカラー現像タンクに
適用した断面図である。 ２・・・現像部、３・・・クリーニング部、４・・・白
黒コピー用現像タンク、５・・カラー用現像タンク、９
゜２３Ａ、２３Ｂ、２３Ｃ・・・管路、１１，２４Δ。 ２４Ｂ、２４Ｃ・・・接続管、１６．１７・・・伸縮接
続管。 特許出願人　　　株式会社　リ　コ　−第１図 げ） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 単一色の現像タンクの現像液を現像部とクリーニング部
   に、または複数色の現像タンクの複数の現像液を現像部
   に、夫々供給する複写機における現像液供給装置におい
   て、現像部に現像液を供給する管路の一部に、管路を現
   像部側と現像タンク側に切換えうる挿脱自在の接続管を
   設け、該接続管を現像液の供給・遮断に応じて制御しう
   る手段を設け、駆動源としてのポンプの作動を停止する
   ことなく、現像液の供給を制御しうることを特徴とする
   複写機における現像液供給装置。