JPS63159868A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

Info

Publication number
JPS63159868A
JPS63159868A JP61309446A JP30944686A JPS63159868A JP S63159868 A JPS63159868 A JP S63159868A JP 61309446 A JP61309446 A JP 61309446A JP 30944686 A JP30944686 A JP 30944686A JP S63159868 A JPS63159868 A JP S63159868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
developer
magnetic
particles
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61309446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2531651B2 (ja
Inventor
Yuji Sakami
裕二 酒見
Katsumi Kurematsu
克巳 榑松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61309446A priority Critical patent/JP2531651B2/ja
Publication of JPS63159868A publication Critical patent/JPS63159868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2531651B2 publication Critical patent/JP2531651B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は潜像を現像するビクトリアル・カラーにも適用
可能な現像方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、現像方法の一つとして、絶縁性磁性トナー又は非
磁性トナーを現像剤担持体表面に薄く塗布し、現像部に
おいてこの薄層化された現像剤の表面と潜像保持体表面
との間に空隙を形成し、この現像部に交互電界を印加し
て現像剤担持体上よりトナーを飛翔させて潜像保持体上
の静電潜像を現像する方法が特開昭55−18656号
公報に開示されている。
しかしながら、この様な現像方法には次のような問題が
あった。すなわち、現像剤担持体表面上のトナー粒子を
それぞれ確実に目的の極性に帯電しようとすると、どう
しても現像剤担持体表面上のトナ一層の厚みは薄くなっ
てしまい、ベタ黒部分の現像濃度は充分高い値が得られ
ないことである。
又、2成分現像剤を用いて、これを現像部で交互電界を
印加して現像する特開昭55−32060号公報や特開
昭55−153970号公報は、画質の向上や画像濃度
の向上には優れた効果を発揮するものと知られている。
しかし、この優れた現像方法でも高速現像を行うと、現
像部へ供給される現像剤の状態がある程度変化すると、
ベタ黒部のトナー濃度不足が見られた。
このベタ黒部のトナー濃度不足は、トナーとし′て樹脂
と磁性体より形成された磁性トナーを使って現像した時
よりも、主に樹脂から形成された非磁性トナーを使って
現像した時の方がより顕著である。したがって、白黒現
像よりもカラー現像を行う時により問題となることが判
明した。
特にビクトリアルカラーをねらった高画質現像のために
はエツジ効果や、ベタ黒部の濃度不足は重大な問題とな
る。
そこで、現像剤担持体表面上のトナ一層の厚みを厚くす
ると、特に1成分現像ではそれぞれのトナーは目的の極
性かつ帯電量に帯電されにくくなる。このため、非画像
部にも余分なトナーが付着するばかりでなく、得られる
トナー像も貧弱な悪質な画質となった。
さらに、この様な背景に鑑み、本出願人は現像方式のさ
らに優れたものとして特願昭60−1887号を出願し
た。その内容は潜像保持体と、背面に磁界発生手段を有
する現像剤担持体表面に、磁性粉を40wt%以上含有
する磁性粒子と、主に樹脂からなる非磁性粒子とが混合
された現像剤層を担持し、現像部において該現像剤担持
体背面の磁界発生手段の磁極間を潜像保持体に対向せし
め、現像剤担持体表面上の接線方向の磁界の強さを20
0ガウス以上に設定し、かつ上記現像剤層の厚みよりも
大きな現像間隙を保持し、上記現像間隙に交互電界を形
成して、磁性粒子を現像剤担持体表面に拘束しつつ、該
現像剤担持体上の現像剤層から潜像保持体へ画像領域、
非画像領域共に非磁性粒子を飛翔させる工程と、余分な
非磁性粒子を現像剤担持体に戻す工程とを交互に繰り返
えして現像を行う現像方法である。これに依れば、エツ
ジ効果が少なく、かつベタ黒濃度も充分で、均一なビク
トリアル・カラー用の現像にも適用可能な高画質な現像
像が得られる。また、交互電界を現像部に印加してもキ
ャリアである磁性粒子は潜像保持体に転移せず、常に安
定した鮮明な色の画質が得られる利点がある。
ところが、この優れた現像方法でも現像剤を小粒径とし
、高画質でしかも高速画像を実現しようとすると、画像
濃度が十分ではな(なり、これを解決しようとして、交
互電界゛の強度を高めたところ、静電像担持体の表面に
磁性キャリア粒子が付着し始め、現像容器内の現像剤の
濃度が大きく変化してしまい、現像像の濃度が制御でき
ないという不都合が発生した。
さらに高速化にした場合も濃度を増加させる為に現像剤
担持体であるスリーブの回転数を上げる必要が生じる。
この場合にも、回転数の増加に従って遠心力がキャリア
に働き、ドラム上にキャリアが耐着し易くなり上と同様
の問題が生じた。
以上の様に従来の方式で高速高解像の画像を長期に亘っ
て得ることは非常に困難であった。
〔発明の目的〕
本発明は上述従来例の欠点を除去し、エツジ効果の少な
い、かつベタ黒濃度も充分なビクトリアル・カラーにも
適用可能な高画質で高精細な画像を長期に亘って得るこ
とが出来、しかも高速化にも充分対応出来る現像方法を
提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するもので、潜像保持体と、
背面に磁界発生手段を有する現像剤担持体表面に磁性粒
子と顕画剤粒子とが混合された現像剤層を担持し、潜像
担持体との現像部において該現像剤担持体背面の磁界発
生手段の水平磁界を作用させると共に上記現像剤層の厚
みよりも大きな現像間隙を保持し、上記現像間隙に交互
電界を形成して磁性粒子を現像剤担持体表面に拘束しつ
つ潜像を現像する現像方法において、 現像剤担持体表面上の接線方向の磁界の強さの極大値が
現像剤担持体と潜像担持体の最近接部を挟んで2つ存在
し、 かつ該最近接部の近傍の接線方向の磁界の強さの極小値
の大きさが、極大値の大きさの90%以上である接線方
向の磁界強度分布を形成することを特徴とする現像方法
である。
さらに本発明の好ましい実施例を挙げれば顕画剤粒子と
して、平均粒径が7μm以下の粒子を前記磁性粒子とし
て、平均粒径が30μm以上90μm以下の粒子を用い
て、上記水平磁界を形成する該磁界発生手段の磁極位置
での現像剤担持体表面上の垂直方向の磁界の強さの極大
値をそれぞれ800ガウス以上にし、前記最近接部近傍
の現像剤担持体表面上の接線方向の磁界の強さの極大値
を700ガウス以上にすることである。
本発明によれば、高速現像時の現像剤担持体の高速回転
による磁性粒子の静電像担持体への付着を防止し、交互
電界の電界強度を強化したことによる磁性粒子の静電像
担持体への付着をも防止でき、かぶりの無い高画質の現
像像を高速現像で達成できる。
尚本発明者らによると、トナー粒子の粒径を小粒径でも
体積平均で7μm以下にすると、画像を形成する相互間
のトナー粒子が都合良(潜像電位に適切に対応してかぶ
りが無(なり、特にこれを平均4μm以上6μm以下の
範囲にしてやれば交互電界下の2成分税像で、かぶりが
なく、しかも印刷に近い画像が得られることが分った。
ただし、この場合には濃度を上げる為に交互電界のピー
ク値の値を通常の10μmトナーを現像する場合の1゜
5〜2倍程度に上げる必要があり、画質としては良質な
ものが得られる。しかし、現像バイアスが高い為に磁性
粒子もドラムに附着し易くなり、長期に亘って現像を行
なった場合、ドラムに附着した磁性粒子がドラム表面を
傷つけてしまい画像上に口による白ヌケが発生したり、
また現像機内のキャリアの量が変化してしまう。つまり
、このトナーを用いているにもかかわらず、その効果を
得ることができず、現像剤の濃度コントロールがうまく
働かなくなり、かぶりが発生したりするという問題があ
った。本発明に実施例においてはこれらの相互の問題を
も解決するものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
第3図は本発明の現像法を示す適用した現像装置の概略
図である。図中、lは静電潜像保持体で、llは背面電
極、12はこの上の静電潜像保持層であり絶縁体層であ
っても電子写真感光体層であってもよい。ここでは感光
ドラム1として示す。2は現像剤担持体であり、ここで
は非磁性体からなり矢印入方向に回転する導電性スリー
ブである。3はこのスリーブの内側に固定されて設けら
れた磁界発生手段で、この例では4極の磁極を有するマ
グネットローラである。4は樹脂中に磁性粉を含有する
磁性粒子と、これより平均粒径が小さくて主に樹脂から
なる非磁性粒子(トナー)とが混合された現像剤である
。矢印B方向に回転する感光ドラムlの背面電極11と
スリーブ2との間には、直流電源5及び交流電源6によ
り現像バイアスが印加されている。
7は弾性部材、8はトナー補給ローラで、9は現像剤層
厚規制部材であり、ここではドクターブレードを示して
いる。
表面に静電潜像を保有し、矢印B方向に回転する感光ド
ラムlに対向して、スリーブ2を100〜800μm好
ましくは200〜500μmの間隙で設置する。
表面に複数の凹部を有するトナー補給ローラ8は、感光
ドラム1の駆動ギアにかみ合ったスリーブ2の駆動ギア
の回動に伴ってゆっくり回転し、ホッパ一部9内にある
非磁性粒子(トナー)Tを弾性部材7により少しずつ下
の現像室内に落とし、トナー′rを供給する。
現像室に供給されたトナーTは、内部にマグネットロー
ラ3を有するスリーブ2の表面近くに存在する磁性粒子
M(樹脂中に磁性粉が含有された粒子)と混合される。
スリーブ2が矢印入方向に回動することによって、スリ
ーブ表面の現像剤4は矢印Cのように動き、この動きに
よって供給されたトナーは徐々にこの現像剤4の内部に
入ることによって混合される。
混合された現像剤4は、磁極N1とS、との磁極間に対
向してスリーブ2表面から約100〜550μm1好ま
しくは150〜450μm離して固定された非磁性体に
より形成されたドクターブレードlOによって適宜な厚
さ、例えば100〜600μm1好ましくは150〜5
00μmに規制され、スリーブ2の表面に塗布される。
この現像剤層厚は現像領域におけるドラム・スリーブ間
隙より小さく、従って現像剤層とドラム表面とは静止状
態で非接触である。塗布された現像剤4中の非磁性粒子
(トナー)Tは磁性粒子Mとの摩擦やスリーブ2との摩
擦で摩擦帯電され、この状態で、矢印入方向に回転する
スリーブ2との間の静電気力による付着及び、磁性粒子
との間の静電気力による付着により、磁性粒子と共にス
リーブ2の回転に伴ってスリーブ2に付着したまま現像
領域まで運ばれる。
現像領域はスリーブとドラムの最近接部を中心に現像剤
搬送上流側と下流側に分布すると考えられる。
現像領域、では、感光ドラムlに対してスリーブ2内部
のマグネットローラ3の磁極N、と磁極S、との磁極間
が対向して配置されている。このため、スリーブ2表面
の現像剤は、現像領域で穂立ちすることなく、均一な層
厚となっている。従って、感光ドラム表面12とスリー
ブ2との間は、現像剤層とドラム表面とを非接触に保っ
たままで、例えば約1 m m以上も離す必要はない。
ここで重要なことは、ドクターブレード10によって規
制された現像剤が現像位置に到達するまでに磁極位置を
通過しない様にドクターブレードと現像位置を同一の異
なる極性の磁極対がなす極間に設けることである。これ
は、磁界が水平成分を多く有している領域を意味する。
ドクターブレードを通過した現像剤がもし磁極位置を通
過すると、この磁極位置において一度現像剤が穂立ちし
てしまい、現像剤層としてほぐされたものになり層厚を
現像位置で薄くすることが難しい。これを解決するため
に、感光ドラムとスリーブとの間を広げて現像部で非接
触条件を保とうとすると、かえって現像部での現像剤の
拘束力が小さくなり キャリア付着と現像不良を招(。
また、一度穂立つことにより現像剤層に穂立ちムラが生
じそれが画像の特にベタ黒部にムラとして生じ、著しく
画像の印象を悪(してしまうからである。
さらに好ましいことは、層を均一化させる為にドクター
ブレードIOの規制位置がその上流側の磁極位置の中心
からの角度θ(第3図)で5°以上現像位置寄りに設け
ることが望ましい。
以上の条件を満たす様にするには、N極性の磁極N、と
S極性の磁極S1との磁極間が少なくとも45°以上、
好ましくは60°以上開いていることが好ましい条件で
ある。
さらに本発明の方式を用いる特徴として、高画質の現像
を行なう為に通常使用しているトナーよりも、粒径の小
さい平均粒子径7μm以下のトナーを使用する事が効果
的である。尚、その場合は濃度を充分に上げるために現
像時の交流電源のバイアスを通常よりも1.5〜2倍に
する必要があった。
この場合に、高速現像の遠心力も考慮して良好な現像を
行なうためには現像位置でのスリーブ表面上の水平方向
の磁界成分は700ガウス以上必要であった。これを実
現させる為にはN、、S、でのスリーブ表面上の垂直方
向の磁界の強さは実験により、およそ800ガウス以上
必要であった。もしこの水平方向磁力がこれより弱い場
合は、キャリアがドラムに耐着してしまい、画像を乱し
たり、また現像機内部のキャリアとトナーのバランスが
乱れかぶりが生じる、さらにドラムかキャリアにより傷
つき耐久性がない等の問題が生じた。従って、上記条件
が本発明の目的を達成するためには重要であることが理
解されよう。
ところで、これらの条件を満たす様に等方性の磁石を着
磁することは全(無理ではないが非常に高価である。そ
して、小型化を望まれる現像装置においては、所望の磁
界発生手段である磁極構成が得らないという場合もある
ことが判明した。このとき、等方性磁石に異方性磁石を
埋め込んで所望の磁力を出す事は可能であるが、この場
合垂直方向の磁界の強さが磁極の位置に集中する為に現
像剤の現像位置周辺部での搬送がうまくいかず、現像位
置で均一化したトナ一層が微妙に変化している場合があ
ることがあった。この点について発明者達はさらに詳し
く検討したところ、さらに好ましい条件を解明できた。
第2図は本発明に使用したマグネットロール上の磁界の
分布図であり、一般にスリーブ表面上の磁界の強さを表
わすのに使われている垂直磁界成分(磁極の強さ)を表
わしたものである。図ではドラムとスリーブの中心を結
んだ水平線を横軸として、ドラム対向部を00  とし
ている。この垂直成分とはスリーブ2の表面に垂直な方
向に磁界成分を示し、第2図はこの分布をスリーブ周囲
に亘って示した。
この図から磁極N1とSlの磁極間の垂直磁界成分はO
ガウスになっていることが分かる。
この図からだけではスリーブ表面上の垂直方向の磁界の
分布しか分からない。そこで第1図に、第2図の角度座
標軸を固定し、現像剤担持体2であるスリーブ表面上の
水平方向の磁界成分を表わした磁界分布図を示す。
第1図で示す実施例の場合N、、S、の磁極間で接線方
向の磁力の極大値が、スリーブのドラム最近接部を挟ん
で2つ存在する。
この場合極大値の間に極小値が存在する。通常はこの様
な場合にはスリーブ上の現像剤は接線方向の水平磁力の
極大値近傍の部分に強く吸着される傾向がある。例えば
第4図、第5図に示した様な磁界分布の場合にはその現
象が顕著である。第4図は垂直磁界成分の分布図で、第
5図はその磁石の水平方向の磁界成分の分布図である。
第4図、第5図の様な磁界分布を持つ磁石を使った場合
には、スリーブを回転させて現像剤を搬送すると、現像
剤は現像位置の現像剤搬送上流側の水平磁力の極大値か
ら、現像剤搬送下流側の極大値に飛び移り、その為に現
像位置で均一な現像剤層が得られない。数多くの実験の
結果、現像剤層が現像位置で均一な増を得るには、第4
図に示している様に、2つの極大値と現像位置近傍の極
小値との差が極大値の絶対値の大きさの10%以内に設
定することが必要であることが分かった。さらに、本実
施例の第4図の様に現像位置中心(ドラム、スリーブ最
近接部)を挟む形で水平磁界の極大値が存在すると、搬
送が安定した場合には、従来の水平磁界の極大値が一つ
の場合の磁石よりもさらに均一なベタ濃度が得られた。
この事は次の様に説明出来る。第6図、第7図には従来
の磁石の磁界成分の分布図を示す。。第6図は垂直磁界
成分で、第7図は水平磁界成分の分布図である。第7図
、第8図に示す様な磁界分布の場合には、現像剤の搬送
性は安定していて、さらにキャリアに対する拘束力も強
い為にキャリア付着もない良質な画像が得られる。しか
しながら現像位置でのキャリアに対する拘束力が強い為
に、ベタ画像を得ようとすると、均一性について少し不
充分だった。しかしながら本発明の特徴である第1図に
示す磁界分布を持つ磁石を使用した場合には、現像位置
で搬送性は安定しているがキャリアの拘束力は弱まって
いる。
その為に、現像バイアスを印加すると、キャリアの表面
だけでなく、キャリアの内側のスリーブ表面近(にある
トナーも現像される。その為にベタ濃度は均一なものが
得られる。さらに現像終了後には、現像位置下流側の水
平磁界の極大値の拘束力によりキャリアは拘束される為
に、キャリアが付着することもない。
以上説明した様に、現像位置(スリーブのドラム最近接
位置)を挟んで水平磁界成分の極大値が2つ存在する様
にし、さらに現像位置近傍の極小値の大きさを極大値の
90%以上にすることにより現像剤の搬送性を安定させ
、さらにベタ濃度が充分な均一な画像が得られることが
分かった。
次に現像時には現像領域に交互電界を形成するめ、スリ
ーブ2と感光ドラムlの背面電極11の間に交互電圧を
印加して現像を行なう。このとき直流電源5による直流
電圧と、交流電源6による交流電圧を重畳して現像を行
なう。またバイアス電圧を用いるのが最適である。また
交流電圧のみをバイアスとして用いてもよい。交流電圧
は必ずしも正弦波である必要はなく、矩形波であっても
よい。
用いる交流のピーク対ピーク値はVp−p=200〜−
I K V 、周波数はf = 100〜5 K Hz
がよい。
〔実施例I] lF#J像電位像電位子600v1背景電位V がOV
の時、現像バイアス電圧としてピーク対ピーク値too
ovpp、周波数1.6 K Hzの交流電圧に+15
0Vの直流電圧を重畳して現像を行なった。用いた非磁
性粒子は熱可塑性樹脂(ポリスチレン)を主成分とした
第8図(b)に示す粒径の分布を持つトナーであり、磁
性粒子に対して負極性に帯電する粒子である。正極性の
トナーを用い、直流電圧を適宜選べば、反転現像も行な
える。磁性粒子はスチレン・アクリル・アミノアクリル
共重合体樹脂を主成分とした樹脂中にマグネタイト(F
e304)の磁性粉を75重量%混練し、粉砕して作っ
た個数平均粒径50μmの粒子を用いた。なおこの二成
分の混合現像剤の中に帯電系列から見て2つの粒子の帯
電系列の間に位置するシリカ粒子を1重■%以下、混入
して用いると、より良い画質が得られる。
上記現像バイアス電圧を印加すると、スリーブの電位が
負極性の電圧位相で閾値を越えると、負極性に帯電して
いる非磁性粒子は、少な(ともドラムlとスリーブ2と
の最近接部では画像領域でも非画像領域(画像背景部)
でもスリーブ2上の現像剤層から感光ドラムlへ飛翔す
る。
しかし、上記とは逆極性の位相では、少なくとも余分な
非磁性粒子は逆転移してスリーブへ戻る。
この工程を複数回繰り返した後、ドラムとスリーブの間
隙が広がって交互電界が弱まって飛翔がなくなり、現像
が終了する。交互電界を弱めるためには印加する電圧を
弱めるようにしてもよい。
ここで大切なことは、磁性粒子を現像後スリーブ2の上
の現像剤層から感光ドラムlへ飛翔し転移させないこと
である。磁性粒子が転移すると、現像装置内の磁性粒子
が徐々に無(なってしまい、現像剤中の磁性粒子の数と
非磁性粒子の数の比が著しく(ずれてしまうからである
。この比(トナー/磁性数子)が著しくくずれると、背
景カブリの原因となる。そこで、磁性粒子を磁力によっ
てスリーブ表面上に拘束することが重要である。
さらに大切なことは、感光ドラムlとスリーブ2との距
離を離しすぎてぼけた画質にしないことである。現像領
域でドラムに磁極が対向していると、ブラシが穂立つの
でドラム・スリーブ間の距離を小さくすることが難しい
このため、ドラム・スリーブ間の距離を100〜800
μm1好ましくは200〜500μmに設定できるよう
、現像領域ではドラムに対してマグネットローラ3の磁
極間(N、とS、との間)を対向させることが重要であ
る。
本実施例ではスリーブ・ドラム間を300μm1現像領
域の現像剤層厚200μmとし、現像スリーブ表面上の
磁石の垂直、水平方向の磁力分布が第2図、第1図に示
す様な磁石を使用し、前記バイアスで現像を行なった所
、カブリのない良質な画像が安定して得られた。
またトナーとして、平均粒径は上記実施例と同一で、樹
脂中に磁性粒子を含んだ磁性粉を使用したが、この場合
も良質な画像が得られた。
上記の磁性キャリア粒子の粒径は平均30μm以上で平
均90μm以下が良い。また、磁性粒子の磁性粉含有率
は50重量%以」二が好ましい。磁性粒子全体が磁性体
で形成されているものも使用できるが絶縁性を奏するよ
うに樹脂のような絶縁材料を含むことが好ましい。
また磁性体を核として、その周囲に樹脂を被覆したもの
は、球形の粒子とし易く、かつトリポ帯電電荷が均一に
付与できる。また磁性粒子を構成している樹脂に顔料や
染料等の荷電制御剤を混入して、非磁性粒子(トナー)
を目的の極性かつ帯電量に帯電できるようにすると、よ
り良い高画質の現像が可能となる。
更に、トナーと磁性粒子の混合比が15wt%〜45w
t%の非常に広い範囲で地力ブリのない、現像濃度の高
い画像を得ることができた。したがって、トナー濃度の
制御が容易になる利点がある。混合比が15wt%以下
になると現像濃度が薄くなり、また45wt%以上にな
ると地力ブリが生じて好ましい結宋が得られない場合も
見られた。
なお、第3図の説明ではスリーブ2を矢印式方向に回転
させたが、矢印へとは逆方向に回転させても良好な画質
が得られた。
〔実施例2〕 感光ドラムlとスリーブ2との距離を300μmに設定
し、現像剤層の厚さを感光ドラムに最も接近する位置に
おいて200μmとなるようにドクターブレードで規制
した。現像剤には第8図(a)に示す粒径分布の非磁性
粒子と磁性粒子を混合したものを用い、非磁性粒子の濃
度比は15wt%にした。
なお、磁性粒子中の磁性粉の含有率は70wt%にし、
平均粒径50μmの粒子を用いた。更に、磁極の配置は
実施例1と同様のものを使用した。
かかる条件下で、画像部の潜像電位VDが負極性の一6
00V、背景電位vLがOvの時、非磁性粒子(トナー
)には正極性に帯電する粒子を用い、現像バイアス電圧
はV p −p = 1800 V 、 f = 4 
、0 K Hz (7)交流電圧に直流電圧−150V
を重畳して現像を行Vし なったところ、画像部(≠芋;)には比磁性粒子のみが
飛翔転移し、非画像部には非磁性粒子も磁性粒子も付着
しない、地力ブリのない良好な画像が得られた。
この場合トナーの粒径が小さくなった為にトナーと磁性
粒子の混合比の適正値も10wt%〜25wt%の範囲
に変化した。トナーと磁性粒子の混合比の適正値はトナ
ーと磁性粒子の粒径の比でそのつど決定される。
現像剤として小粒径のものを使用した為に画像は、きめ
細かく解像度も高く印刷に近いものが得られる。またバ
イアス電圧も高いが、磁力が強い為にキャリアがドラム
に耐着することなく長期に亘って、安定して高精細の画
像が得られた。
以上の説明は、非接触現像について述べたが接触させて
も、良好な画像が得られた。但しこの場合良質な画像を
得るトナーと磁性磁子のC昆合比の範囲が非接触より狭
くなるので、安定して画像を得ることは出来なくはない
が非常に難しかった。
向の磁界の強さの極大値が現像剤担持体と潜像担持体の
最近接部を挟ん、2つ存在し、かつ該最近接部の近傍の
接線方向の磁界の強さの極小値の大きさが、極大値の大
きさの909石以上になる様に接線方向の磁界強度分布
を形成することにより、均一な現像剤層を現像位置に形
成出来、はけ目がなくl\夕濃度も均一な良質な画像が
得られた。
さらに好ましくは、水平磁界を形成する、該磁界発生手
段の磁極位置での現像剤担持体表面上の垂直方向の磁界
の強さの極大値をそれぞれ800ガウス以上にし前記最
近接部近傍の現像剤担持体表面上の接線方向の磁界の強
さを700ガウス以上にすることによりトナー粒子が小
粒径でも長期に亘って安定した良質の画像が高速で得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の接線方向磁界分布を示す説明図
、第2図は第1図の垂直方向磁界分布を示す説明図、第
3図は第1図、第2図の磁界分布を形成し、本発明を適
用した現像装置の説明図、第4図乃至第7図は本発明に
至った経緯を説明するための説明図で、第4図、第6図
はマグネットローラの垂直方向の磁界分布図、第5図、
第7図はマグネットローラの水平方向の磁界分布図、第
8図(a)、第8図(b)  はそれぞれ使用したトナ
ー粒径の体積分布図(順に7μm以下、7μmより大)
である。 図において、lは感光ドラム、2はスリーブ、3はマグ
ネットローラ、4は現像剤、5,6は現像バイアス電源
、lOはドクターブレードを表わす。 ト弁3位雀 トサー(白、%

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潜像保持体と、背面に磁界発生手段を有する現像
    剤担持体表面に磁性粒子と顕画剤粒子とが混合された現
    像剤層を担持し、潜像保持体との現像部において該現像
    剤担持体背面の磁界発生手段の水平磁界を作用させ、上
    記現像間隙に交互電界を形成して磁性粒子を現像剤担持
    体表面に拘束しつつ潜像を現像する現像方法において、
    現像剤担持体表面上の接線方向の磁界の強さの極大値が
    現像剤担持体と潜像担持体の最近接部を挟んで2つ存在
    し、かつ該最近接部近傍の接線方向の磁界の強さの極小
    値の大きさが極大値の大きさの90%以上である接線方
    向の磁界強度分布を形成することを特徴とする現像方法
  2. (2)現像剤層の厚みより、現像間隙が大きい特許請求
    の範囲第1項記載の現像方法。
  3. (3)上記顕画剤粒子として平均粒径が7μm以下の粒
    子を、前記磁性粒子として平均粒径が30μm以上90
    μm以下の粒子を用いて、 上記水平磁界を形成する該磁界発生手段の磁極位置での
    現像剤担持体表面上の垂直方向の磁界の強さの極大値を
    それぞれ800ガウス以上で、前記最近接部の現像剤担
    持体表面上の接線方向の磁界の強さの極大値を700ガ
    ウス以上である特許請求の範囲第1項記載の現像方法。
JP61309446A 1986-12-24 1986-12-24 現像方法 Expired - Fee Related JP2531651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61309446A JP2531651B2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 現像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61309446A JP2531651B2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 現像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63159868A true JPS63159868A (ja) 1988-07-02
JP2531651B2 JP2531651B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=17993097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61309446A Expired - Fee Related JP2531651B2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24 現像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2531651B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258261U (ja) * 1988-10-18 1990-04-26
US5101237A (en) * 1991-03-22 1992-03-31 International Business Machines Corporation Toner metering apparatus with pressure equalization
US5532804A (en) * 1993-07-16 1996-07-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Device for developing an electrostatic image on an image member

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5495243A (en) * 1978-01-11 1979-07-27 Ricoh Co Ltd Magnetic brush developing device
JPS61160764A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Canon Inc 現像方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5495243A (en) * 1978-01-11 1979-07-27 Ricoh Co Ltd Magnetic brush developing device
JPS61160764A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Canon Inc 現像方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258261U (ja) * 1988-10-18 1990-04-26
US5101237A (en) * 1991-03-22 1992-03-31 International Business Machines Corporation Toner metering apparatus with pressure equalization
US5532804A (en) * 1993-07-16 1996-07-02 Fuji Xerox Co., Ltd. Device for developing an electrostatic image on an image member

Also Published As

Publication number Publication date
JP2531651B2 (ja) 1996-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0625734B1 (en) Method and apparatus for developing an electrostatic image using a two component developer
JPH03206473A (ja) 画像形成装置
JPH0126057B2 (ja)
JPS5837657A (ja) 現像装置
JPH09325613A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPS63159868A (ja) 現像方法
JPS61160764A (ja) 現像方法
JPH0583903B2 (ja)
JP2877163B2 (ja) 電子写真現像装置
JP2519422B2 (ja) 現像装置
JPS6332561A (ja) 現像方法
JP3328955B2 (ja) 多色記録方法及びその装置
JPH0132505B2 (ja)
JPS63278082A (ja) 現像装置
JPH03138674A (ja) 現像装置
JPH0359576A (ja) 現像装置
JPS6014263A (ja) 現像装置
JPS6332189B2 (ja)
JPH08137255A (ja) 現像装置
JPH03231761A (ja) 現像方法
JPS62141581A (ja) 現像装置
JPS60159771A (ja) 画像形成方法
JPH11184223A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH06337593A (ja) 画像形成装置
JPS6296979A (ja) 現像剤薄層形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees