JPS6315861A - 着色アルミニウム顔料の製造法 - Google Patents

着色アルミニウム顔料の製造法

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JPS6315861A
JPS6315861A JP15891786A JP15891786A JPS6315861A JP S6315861 A JPS6315861 A JP S6315861A JP 15891786 A JP15891786 A JP 15891786A JP 15891786 A JP15891786 A JP 15891786A JP S6315861 A JPS6315861 A JP S6315861A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良された着色アルミニウム顔料の製造法に
関するものであり、更に詳しくは赤外線カット効果を有
し、着色性に優れ、且つ顔料自体の沈殿、偏析、色分れ
、色むら等を生じない特に化粧料用として好適な着色ア
ルミニウム顔料を提供せんとするものである。
従来、一般に化粧料用として使用されている赤外線カッ
ト効果をもつ着色顔料としては、樹脂にアルミ蒸着を施
したのち細断したもの言わゆるラメ剤などがあったが、
これを例えばメークアップ化粧料に用いる場合、樹脂自
体の安全性の問題や、他成分との比重差による分散性の
問題、更にメタリック調の光沢が強く、顔面塗布時にギ
ラギラ感が出現し特にベースメーク料には不向きである
など、自から化粧料の製造上及び剤型上で制限を受のア
ルミニウム粉末は灰色〜灰黒色を呈していて、メークア
ップ化粧料に配合した場合、外観色、塗布色ともにくす
みを生じやすく、高彩度を有する良質なものが得られな
かった。同様に、アルミニウム粉末は粉塵爆発の危険性
から微粉末化が難しく、平均粒子径が13〜50μと大
きいのが通常であり、従ってメタリックな光沢を有し、
赤外線カット効果を明確に感じて温感な感じない濃度で
メークアップ化粧料に配合した場合、顔面上におけるメ
ーク色味の発色性が悪く、異様な光沢が出てしまい、メ
ークアップ効果を大きく損うものとなり必然的に使用し
得る濃度は0.1〜0.5%程度の低い配合濃度に留ま
り、赤外線カット効果に寄与しないものであった。
一方、これまで塗料等の着色剤を得るため、アルミニウ
ムを着色顔料化する技術も存在していた。
例えば特公昭53−4004号や特公昭55−5780
号には、好ましくはベーマイト処理をしたアルミニウム
粉末を弱アルカリ性の処理液で処理して着色アルミニウ
ム顔料を得る方法が既に開示されている。
然しなから、斯る方法によるアルミニウムの着色顔料化
は、アルミニウムが両性物質でしかも反応性の非常に高
い物質であるため、アルカリ処理液中で急激な溶解、突
沸が生じ、着色度(金属水酸化物の被覆率)のコントロ
ールが殆んど不可能であること、及び単位重量当りの表
面積は粒子径が小さくなる程太きくなる為、粒子径の小
さなもの(例えば13μ以下)のものを用いると上記の
溶解性の問題から着色化処理自体が困難となるなどの問
題があった。また、得られた着色アルミニウムについて
も、ベーマイト処理がアルミニウムの赤外線カット効果
の低下を招くこと、更にアルカリ条件下で金属水酸物処
理した着色アルミニウムは、黒変化し易く、きれいな高
彩度の色味がでにくいばかりか色調のコントロールも難
しいこと、且つ赤外線カット効果の一層の低下が著しい
ことなどの欠点があった。
そこで、本発明者らは、アルミニウムの有する赤外線カ
ット効果を損わず、着色性に優れ、しかも他の粉体や顔
料との分散性に優れて沈殿、偏析、色分れ、色むら等を
生じない着色アルミニウム顔料を得んと鋭意研究した結
果、本発明の完成に至ったものである。
すなわち、本発明は、フィーリングタイプ、ノンフィー
リングタイプ、金属アルミニウム単独のアルミニウム粉
末またはアルミニウム被覆無機粉末を金属塩とキレート
能を有する有機化合物と分散剤とを含む弱酸性乃至中性
のPH領領域有する溶液中に浸漬処理し、アルミニウム
粉末またはアルミニウム被覆無機粉末表面上に金属酸化
物層を沈着せしめた後、場合により撥水剤により撥水性
化処理を行なうことを特徴とする着色アルミニウム顔料
の製造法に関するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の方法に適用されるアルミニウム粉末としては、
ミネラルスピリットもしくは高級脂肪酸処理したもの、
またはそれらを除去した金属アルミニウム粉末であり、
ベーマイト処理したものは前述の如く赤外線カット効果
の低下や色味が黒味を帯びてくるので余り好ましくない
。同様に、アルミニウム被覆無機粉末としては、アルミ
ニウム被覆タルク、アルミニウム被覆セリサイト、アル
ミニウム被覆酸化チタン、アルミニウム被覆白雲母、ア
ルミニウム被覆カオリン等であり、基質は一般に汎用さ
れる無機粉末であれば良く、特にこれらに限定されるも
のでない。基質に対するアルミニウムの被覆方法自体は
、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンビーム法等の
常法の中で目的とする膜厚等に応じて適宜選択すれば良
い。
また、アルミニウム粉末またはアルミニウム被覆無機粉
末(以下、アルミニウム粉末等という)の平均粒子径に
ついては特に制限はないが、本発明の方法の特長を有利
に生かせる点では、5〜18μの範囲のものが好ましい
次に、金属塩としてはコバルト、マンガン、鉄等の水溶
性塩例えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩など、具体的には塩
化コバルト、塩化マンガン、塩化鉄、硫酸コバルト、硫
酸マンガン、硫酸鉄、硝酸コバルト、硝酸マンガン、硝
酸鉄等が例示されるが、塩酸塩や硫酸塩を用いる場合は
副生ずる希塩酸や希硫酸とアルミニウムとがゆっくりと
反応するので硝酸塩が有利に使用される。硝酸塩を用い
る場合には、副生する硝酸とアルミニウムとが不動体を
形成し易く、塩酸塩や硫酸塩を用いた場合と比較してア
ルミニウムの溶解速度の抑制が見込まれるためである。
また、キレート能を有する有機化合物としては、一般に
金属イオンと錯体を形成し得る各種有機化合物であれば
良く、例えばシーウ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、
クエン酸、フタル酸、グリセリン及びそれらの誘導体な
どを含む〇−配位キレート化剤、メチルアミン、エチル
アミン、エチレンジアミン四酢酸(F e −E D 
T A )などを含むN −配位キレート化剤、モノエ
タノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミン、グルタミン酸及びそれらの誘導体などを含む〇
−配位基とN−配位基を有するキレート化剤などが挙げ
られる。これらのキレート能を有する有機化合物は1種
または2種以」二が選択され、使用される金属塩の種類
、濃度及び目的とするアルミニウム粉末等表面上への金
属酸化物層の沈着量などに応じて必要量が添加され、金
属塩から金属酸化物への変換段階における金属イオンの
安定化を図るものである。
一方、分散剤については溶液中に浸漬処理されるアルミ
ニウム粉末等を溶液中に分散せしめ、アルミニウム粉末
等表面上に均一な金属酸化物層を形成させると共に、処
理時間の短縮化を図り前述のアルミニウムの溶解の問題
を低減させるために用いられるものであり、通常の水溶
性界面活性剤であれば全て使用が可能であり、特に限定
されない。また、その他の分散剤としては、低級アルコ
ール類例えばメタノール、エタノール、イソプロパツー
ルなどを使用しても良い。
本発明の方法では、上記した金属塩、キレート能を有す
る有機化合物ならびに分散剤を含む処理溶液を弱酸性乃
至中性のPH領領域具体的にはPH5以上〜8未満好ま
しくはPH6以上〜8未満の範囲に維持させておくこと
が重要である。このため、PH調整剤が必要とあれば、
水酸化アルカリ、アンモニア、アミン、炭酸アルカリ、
及びアルミン酸のアルカリ塩などを加えても良い。上記
範囲よりPHが犬、すなわちアルカリ性領域になると、
アルミニウム粉末等の溶解性が著しく進行し、時として
突沸等も生じるなど作業性も悲化し、また得られた着色
アルミニウム顔料は黒色味を帯びて彩やかな色彩を呈さ
す、且つ赤外線カット効果の低下も著しく、とても化粧
料用に適するものとは成り難い。反対に、PHが小、す
なわち酸性領域になると、処理溶液中における金属酸化
物の溶解性が増し、アルミニウム粉末等への着色度が低
く、特に高度な着色性(金属酸化物の沈着慶大)は望み
難くなる。
次に、アルミニウム粉末等の処理溶液への浸漬条件等に
ついては、金属塩の種類、濃度や目的とする金属酸化物
の沈着度合などに応じて変動させることは可能であるが
、通常は金属塩から金属酸化物に至る反応性などを踏ま
えて、溶液温度60〜100℃、浸漬時間5〜60分の
範囲下で適宜選択される。尚、5分より短い浸漬時間で
は、一部に未着色のアルミニウム粉末等が残存するので
避けた方が良い。
ここで、本発明の方法で得られる着色アルミニウム顔料
中には、沈着する金属酸化物層の含有率として着色アル
ミニウム顔料全体に対して10〜80重量%の範囲を維
持することが望ましい。その理由としては、下限の1o
M量%より少ない含有率ではアルミニウム粉末等の金属
光沢が消失せず、灰黒色味が残り、化粧料に用いた場合
にメークアップ効果を損う様になり、反対に80重置火
を越えると金属酸化物顔料化され、色味は強調されるも
ののアルミニウム粉末等のもつ赤外線カット効果が著し
く低下してしまうためである。
以上、本発明の方法に係る各種成分及び条件等について
述べてきたが、ここで更に詳しく本発明の詳細な説明す
るため、代表的な製造フローを以下に示しておく。
(1)精製水100〜1000 ml中にキレート剤0
.002〜0.2モルと金属塩o、ooi〜0,1モル
及び分散剤0.001〜1.3モルとを溶解し、これに
アミンを添加してP Hを0.7〜2.0の間に調整後
、アルミニウム粉末等を添加して5〜60分間加温攪拌
(P Hは8未満を維持)した後、精製水を100〜1
000ml 加え、濾過、水洗、乾燥する。
(2)精製水100〜1000 ml中にキレート剤0
.0001〜008モルと金属塩を浴解し、これにアル
カリ塩を徐々に添加してPHを0.7〜2゜00間に調
整後、分散剤0.001〜5%とアルミニウム粉末等を
添加して5〜60分間加温攪拌(PHは8未満を維持)
した後、精製水を100〜1000 Hz加え、濾過、
水洗、乾燥する。
本発明の方法でレエ、上記の如くして得られた着色アル
ミニウム顔料に対し、更に撥水性と肌への伺看性の向上
を図るため、場合により撥水剤による撥水性化処理が行
なわれる。
斯る場合に用いられる撥水剤としては、高級脂肪酸類例
えばラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ベヘニ
ン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウ
ンデシレン酸、ラノリン脂肪酸、トール油、インステア
リン酸、ダイマー酸などや、シリコンオイル例えばメチ
ルハイドロジエンポリシロキサン、ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン及びこれらの構造
類似物などが挙げられ、一種または二種以上の混合物と
して用いられる。
また具体的な泉水性比処理の方法としては、撥水剤を揮
発性有機溶媒19+1えはアセトン、酢酸エチル、イン
グロバノール、エタノール等の中に0.1〜20M量、
96程度溶解した浴液に着色アルミニウム顔料を5〜4
0重蓋%程度攪拌しながら徐々に添加して5分〜2時間
攪拌後、溶媒を攪拌下、必要ならは加温して揮散させ、
着色アルミニウム顔料の表面に1〜10μ程度の撥水剤
を被覆するか、また別法として撥水剤が高級脂肪酸類の
みの時は、着色アルミニウム顔料に対して高級脂肪酸類
0.1〜20軍量%を均一に混合した後、真空状態に減
圧し、60〜120℃で攪拌処理すると上述と同様の撥
水剤による被覆を行なうことができる。
本発明の方法によって得られた着色アルミニウム顔料し
よ、アルミニウム粉末等の表面に金属酸化物が均−且つ
強固に固着したもので、アルミニウム粉末等と金属酸化
物とが一体的に挙動し、偏析、色分れ、色むら等を生ぜ
ず、一方でkf脆弱で容易に微粉砕化され、他の化粧料
成分、塗料成分等と混練することにより解砕でき分散性
に優れ、粉砕工程を必要としないものである。同様に、
着色アルミニウム顔料は微粉末アルミニウム固有の付着
性の良さを残し、また金属アルミニウムのメタリックな
光沢を抑え、しかも赤外線カット効果をも維持している
。更に、用いる金属塩特に金属の種類により赤色系、緑
色系、黄色系等の幅広い色調が、また使用する金属塩濃
度により幅広い着色度が得られるものである。
また、着色アルミニウム顔料に対し撥水剤による処理を
行なった場合には、撥水性の向上は当然として、肌への
付着性の更なる向上が図られ、これは特に化粧料へ適用
した場合に好ましい結果を゛与え得る。
以下に、本発明の実施例を示す。当然のことながら、本
発明はこれらによって限定されるものではない。
実施例1゜ 硝酸第2鉄14.4I!、シュウ酸2.4gを精製水5
00 mlに溶解(PH1,22)t、、この溶液にト
リエタノールアミン18.25j1を注入してPH5,
09とした。この溶液中にミネラルスピリット、オレイ
ン酸で表面処理したアルミニウム被覆酸化チタン2!j
とエタノール43.3Nを加え、80〜83℃で13分
間、加温処理すると、この時点でPH7,15であり、
これに精製水500 mlを加え、濾過、水洗、乾燥し
てゴールドを呈した着色アルミニウム顔料2.66Fを
得た。
実施例2゜ 実施例1の方法により得られた着色アルミニウム顔料1
009を、ステアリン酸5y1メチルハイドロジエンポ
リシロキサン(信越化fKF99)5gを溶解したイン
プロパツール100g中に加え、15分間攪拌した後、
取り出し、イソプロパツールを揮散させた後、100℃
で5時間処理して撥水性を有する着色アルミニウム顔料
108.5gを得た。
実施例3゜ 硝酸第2鉄3.6FS酒石酸0.6.9ならびにP、0
゜Eソルビタンモノラウレー) 1.511を精製水1
50mt中に溶解(PH1,34)L、これに鉄−ED
TAキレ−)6.21gを加え攪拌した後、IN炭酸ナ
トリウム31.9 mlを加えてPH7,20とした。
次に、この溶液中にエタノール処理したアルミニウム粉
末2yを入れ、73〜75℃で6分間、加温処理すると
、この時点でP I−I 7.70であり、これに精製
水500 mlを加え、濾過、水洗、乾燥してゴールド
を呈した漸色アルミニウム顔料3゜0gを得た。
実施例4゜ 実施例3の方法により得られた着色アルミニウム顔料4
8gにミリスチン酸1yを均一に混合した後、エバポレ
ーターを用い真空状態にした後、100℃で2時間攪拌
した後、常温に戻し、取り出して撥水性を有する着色ア
ルミニウム顔料48゜8gを得た。
実施例5゜ 硝酸コバルト4.22.9.シュウ酸2.44.9なら
びに鉄−EDTAキレート3.57Fを精製水100m
t に溶解し、トリエタノールアミン7.861−入れ
P H7,08とした。次にIN水酸化ナトリウムを添
加してPH7,30とした後、この溶液中にアルミニウ
ム粉末2Iとエタノール50 mlを加え、85〜87
℃で10分間、加温撹拌すると、この時点でP H7,
89であり、これに精製水500mtを加え、濾過、水
洗、乾燥して緑色を呈した着色アルミニウム顔料3.5
4.!7を得た。
次に、前記の如くして得られた本発明の方法による着色
アルミニウム顔料を評価するため、実施例1〜5で得ら
れた着色アルミニウム顔料と比較品として従来の化粧品
用粉末(タルク、セリサイト、カオリン、セルロースパ
ウダー、酸化チタン)、未着色アルミニウム粉末、なら
びに特公昭53−4004号の方法で処理した着色アル
ミニウム粉とを用いて、本発明の方法における特徴であ
る赤外線カット効果の比較及び着色性の比較を行なった
iF価方法としては、カスドルオイル4部に対し各試験
粉末1部の割合で調整した試料をフーバーマーラで10
0回処理し、これをガラス板上に0゜5ミルのドクター
ブレードで塗布して標品とした。
この標品に対し40儒の高さから5分間赤外線ランプを
照射し、赤外部積算照度計(スガ試験機株式会社製)を
用いて赤外線カット効果を測定した。
同様に、この標品を用いてマンセル色票に従って測色な
行ない、着色性を評価した。その結果を表−1に示す。
表−1゜ 表−1の結果に示される如く、本発明の方法による着色
アルミニウム顔料は、アルミニウム粉末の有する赤外線
カット効果を殆ど損うことなく、且つ明度と彩度が高く
、彩やかさに優れた色味を呈することが明らかとなった
。これに対し、未着色アルミニウムは彩度が著しく低く
、明度も低く、灰色を呈しており、また特公昭4004
号に示された方法により得られた着色アルミニウム粉は
赤外線カント効果が著しく低下し、且つ明度、彩度とも
低く、くすんだ・汚れた色味になることが明らかとなっ
て、本発明の方法の優秀性が証明された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アルミニウム粉末またはアルミニウム被覆無機粉末
    を金属塩とキレート能を有する有機化合物と分散剤とを
    含む弱酸性乃至中性のPH領域を有する溶液中に浸漬処
    理し、アルミニウム粉末またはアルミニウム被覆無機粉
    末表面上に金属酸化物層を沈着せしめた後、場合により
    撥水剤による撥水性化処理を行なうことを特徴とする着
    色アルミニウム顔料の製造法。 2)金属塩が硝酸塩である特許請求の範囲第1)項記載
    の着色アルミニウム顔料の製造法。 3)PH領域がPH5以上〜8未満の範囲である特許請
    求の範囲第1)項記載の着色アルミニウム顔料の製造法
    。 4)金属酸化物層の含有率が着色アルミニウム顔料全体
    に対して10〜80重量%である特許請求の範囲第1)
    項記載の着色アルミニウム顔料の製造法。 5)撥水剤が高級脂肪酸類、シリコンオイルより選択さ
    れるものである特許請求の範囲第1)項記載の着色アル
    ミニウム顔料の製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2664160A1 (fr) * 1990-07-06 1992-01-10 Pola Chem Ind Inc Produit cosmetique contenant un agent colorant de base, agent colorant de base et son procede de production.
JPH05508424A (ja) * 1989-09-20 1993-11-25 シルバーライン マニュファクチャリング カンパニー インコーポレーテッド 着色した金属質の顔料
EP0806457A3 (en) * 1996-05-07 1999-05-06 Silberline Limited Gold bronze effect pigments
US7045212B2 (en) 2002-04-03 2006-05-16 Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha Color metallic pigment and resin composition containing color metallic pigment

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