JPS63157877A - 電極ホルダ - Google Patents
電極ホルダInfo
- Publication number
- JPS63157877A JPS63157877A JP30465286A JP30465286A JPS63157877A JP S63157877 A JPS63157877 A JP S63157877A JP 30465286 A JP30465286 A JP 30465286A JP 30465286 A JP30465286 A JP 30465286A JP S63157877 A JPS63157877 A JP S63157877A
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- Japan
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- filament
- fixed
- plate
- electrode holder
- holder
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、真空蒸着装置等のフィラメントを固定する
ための電極ホルダに関するものである。
ための電極ホルダに関するものである。
半導体装置の電極には色々な金属材料が用いられている
。これらの金属は通常、真空蒸着法によリウエハに形成
されている。
。これらの金属は通常、真空蒸着法によリウエハに形成
されている。
第2図は従来より一般に最もよく使用されている抵抗加
熱式真空蒸着装置の概略構成を示す図である。この装置
を用いて金属材料を蒸着するには、まず装置下部に絶縁
碍子8により固定された電極ホルダ4に、フィラメンl
−5の両端を固定し、フィラメント5の中央凹部に蒸着
しようとする金属材料6を適量入れる。次にウェハ3を
第2図のように固定し、真空室2内の空気を真空ポンプ
(図示せず)で排気し、真空状態にする。その後、ある
定められた真空度になったら、電極ホルダ4の左右に接
続された電線7ie通し外部電源(図示せず)でフィラ
メント5に電流を流し、金属材料6を加熱溶解させて蒸
発させることによりウェハ3に金属材料6を蒸着させる
。
熱式真空蒸着装置の概略構成を示す図である。この装置
を用いて金属材料を蒸着するには、まず装置下部に絶縁
碍子8により固定された電極ホルダ4に、フィラメンl
−5の両端を固定し、フィラメント5の中央凹部に蒸着
しようとする金属材料6を適量入れる。次にウェハ3を
第2図のように固定し、真空室2内の空気を真空ポンプ
(図示せず)で排気し、真空状態にする。その後、ある
定められた真空度になったら、電極ホルダ4の左右に接
続された電線7ie通し外部電源(図示せず)でフィラ
メント5に電流を流し、金属材料6を加熱溶解させて蒸
発させることによりウェハ3に金属材料6を蒸着させる
。
ここで、第2図の従来の電極ホルダ4の構造の詳細を第
3図(a)および(b)に拡大して示す。
3図(a)および(b)に拡大して示す。
すなわち、第3図(a)、(b)はフィラメント5を固
定した状態の斜視図と正面図である。この電極ホルダ4
にフィラメン)・5を固定するには、まず、ねし11を
ゆるめて上ホルダ9を取り外す。
定した状態の斜視図と正面図である。この電極ホルダ4
にフィラメン)・5を固定するには、まず、ねし11を
ゆるめて上ホルダ9を取り外す。
次に下ホルダ10の上にフィラメンI−5を置き、その
上に上ホルダ9を置き、ねじ11でフィラメン)・5を
固定する。
上に上ホルダ9を置き、ねじ11でフィラメン)・5を
固定する。
上記第3図のような従来の電極ホルダ4を用いてフィラ
メント5を固定し、電流を流して加熱すると、フィラメ
ント5は通常タングステンまたはモリブデン等の薄板、
あるいはボロノナイトライ1−等の板でできているため
、熱膨張により全長が長くなったり、電流を切って冷却
すると長さが短くなる。つまり、熱により第3図(b)
に示す矢印方向に歪が生じる。そのため、タングステノ
製のフィラメン)・5の場合、第4図(b)のような歪
により変形し、金属材料6が片寄るため、溶は方にむら
ができたり、時には落下したりする。また、ボロンナイ
トライ1−等の場合には、歪によりフィラメント5が割
れたりする不都合が生じていた。
メント5を固定し、電流を流して加熱すると、フィラメ
ント5は通常タングステンまたはモリブデン等の薄板、
あるいはボロノナイトライ1−等の板でできているため
、熱膨張により全長が長くなったり、電流を切って冷却
すると長さが短くなる。つまり、熱により第3図(b)
に示す矢印方向に歪が生じる。そのため、タングステノ
製のフィラメン)・5の場合、第4図(b)のような歪
により変形し、金属材料6が片寄るため、溶は方にむら
ができたり、時には落下したりする。また、ボロンナイ
トライ1−等の場合には、歪によりフィラメント5が割
れたりする不都合が生じていた。
この発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、電流を流し加熱することにより発生するフィ
ラメントの歪を吸収し、金属材料の片寄りによる溶は方
のむら、またはフィラメントの割れをなくシ、常に同じ
状態で蒸着できるようにした真空蒸着装置の電極ホルダ
を得るとどな目的とする。
たもので、電流を流し加熱することにより発生するフィ
ラメントの歪を吸収し、金属材料の片寄りによる溶は方
のむら、またはフィラメントの割れをなくシ、常に同じ
状態で蒸着できるようにした真空蒸着装置の電極ホルダ
を得るとどな目的とする。
この発明に係る電極ホルダは、フィラメントの一端は固
定式とし、他端は半固定式としたものである。
定式とし、他端は半固定式としたものである。
この発明においては、フィラメン1−の一端を半固定式
としたため、フィラメントの熱膨張による歪が吸収でき
、フィラメンl−の変形や割れを防止することができる
。
としたため、フィラメントの熱膨張による歪が吸収でき
、フィラメンl−の変形や割れを防止することができる
。
第1図はこの発明の一実施例を示す電極ホルダの正面図
である。
である。
この図において、電極ホルダ4の一端(右側)は、下ホ
ルダ10の上に支持部12を設け、この支持部12の支
点13により押え板14を回動自在に支持し、下ホルダ
10と押え板14の間にコイルバネ15を設ける。押え
板14の右側を図中矢印A方向に付勢することにより、
押え板14の左側を矢印B方向に動作せしめ、押え板1
4の左側と下ホルダ1oとの間にフィラメント5を挾持
し、フィラメント5を半固定状態に保持する構造となっ
ている。なお、電極ホルダ4の他端(左側)は従来と同
様の固定式の構造となっている。
ルダ10の上に支持部12を設け、この支持部12の支
点13により押え板14を回動自在に支持し、下ホルダ
10と押え板14の間にコイルバネ15を設ける。押え
板14の右側を図中矢印A方向に付勢することにより、
押え板14の左側を矢印B方向に動作せしめ、押え板1
4の左側と下ホルダ1oとの間にフィラメント5を挾持
し、フィラメント5を半固定状態に保持する構造となっ
ている。なお、電極ホルダ4の他端(左側)は従来と同
様の固定式の構造となっている。
この実施例による電極ホルダ4へのフィラメント5の固
定方法は、まず、第1図の左側の部分は従来通り、上ホ
ルダ9と下ホルダ10でねじ11によりフィラメンl−
5の一端を固定する。次に、右側は、押え板14の右側
を上から矢印C方向に力を加え、ばね15を圧縮して押
え板14の左側を上昇せしめ、下ホルダ10との間にフ
ィラメント5の他端を入れる。そして、押え板14の右
側に加えている力を解放すると、ばね15が押え板14
を図中矢印A方向に付勢するため、押え板14の左側は
図中矢印B方向に力が加わり、フィラメント5を下ホル
ダ10との間に半固定に保持することができる。
定方法は、まず、第1図の左側の部分は従来通り、上ホ
ルダ9と下ホルダ10でねじ11によりフィラメンl−
5の一端を固定する。次に、右側は、押え板14の右側
を上から矢印C方向に力を加え、ばね15を圧縮して押
え板14の左側を上昇せしめ、下ホルダ10との間にフ
ィラメント5の他端を入れる。そして、押え板14の右
側に加えている力を解放すると、ばね15が押え板14
を図中矢印A方向に付勢するため、押え板14の左側は
図中矢印B方向に力が加わり、フィラメント5を下ホル
ダ10との間に半固定に保持することができる。
上記のようにして一端を固定式に、他端を半固定式に保
持された電極ホルダ4を用いてフィラメント5を電流を
流し加熱すると、フィラメンl−5の一端は固定されて
おり、他の一端は押え板14およびばね15の力により
半固定状態となっているため、熱膨張によりフィラメン
ト5の長さが変化しても、下ホルダ10と押え板14の
間ですべりが生じ歪が生じても吸収できるため、従来の
ように熱歪によるフィラメント5の変形がなくなる。
持された電極ホルダ4を用いてフィラメント5を電流を
流し加熱すると、フィラメンl−5の一端は固定されて
おり、他の一端は押え板14およびばね15の力により
半固定状態となっているため、熱膨張によりフィラメン
ト5の長さが変化しても、下ホルダ10と押え板14の
間ですべりが生じ歪が生じても吸収できるため、従来の
ように熱歪によるフィラメント5の変形がなくなる。
したがって、金属材料6の溶は方にむらが生じたり、落
下したりする事故をなくすことができる。
下したりする事故をなくすことができる。
なお、上記実施例における押え板14の形状およびばね
15の形状や強さ等は使用するフィラメント5の形状お
よび流す電流の大きさ等により決めればよい。
15の形状や強さ等は使用するフィラメント5の形状お
よび流す電流の大きさ等により決めればよい。
以上説明したように、この発明は、電極ホルダの一端を
固定し、他端を半固定としてフィラメン1−を支持する
構成としたので、フィラメン1−に熱膨張による歪が生
じてもこれを吸収することができ、フィラメントが変形
することがなくなる乙とから、蒸着する金属材料の溶は
方にむらが生じたり、落下したりすることがなく、安定
した蒸着作業が行える利点がある。
固定し、他端を半固定としてフィラメン1−を支持する
構成としたので、フィラメン1−に熱膨張による歪が生
じてもこれを吸収することができ、フィラメントが変形
することがなくなる乙とから、蒸着する金属材料の溶は
方にむらが生じたり、落下したりすることがなく、安定
した蒸着作業が行える利点がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す電極ホルダの正面図
、第2図は電極ホルダを用いた真空蒸着装置の概略構成
を示す図、第3図(aL (b)は、第2図の電極ホル
ダの詳細を拡大して示した斜視図および正面図、第4図
は電極ホルダに固定されたフィラメントが熱歪により変
形した様子を示す正面図である。 図において、4は電極ホルダ、5はフィラメント、6は
金属材料、9は上ホルダ、10は下ホルダ、11ばねし
、12は支持部、13は支点、14は押え板、15はば
ねである。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 (外2名)第1図 第2図
、第2図は電極ホルダを用いた真空蒸着装置の概略構成
を示す図、第3図(aL (b)は、第2図の電極ホル
ダの詳細を拡大して示した斜視図および正面図、第4図
は電極ホルダに固定されたフィラメントが熱歪により変
形した様子を示す正面図である。 図において、4は電極ホルダ、5はフィラメント、6は
金属材料、9は上ホルダ、10は下ホルダ、11ばねし
、12は支持部、13は支点、14は押え板、15はば
ねである。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 (外2名)第1図 第2図
Claims (1)
- 電流を流し、熱電子や熱を発生させるフィラメントを
所定の位置に保持し、このフィラメントに電流を供給す
るための電極ホルダにおいて、前記フィラメントの一端
は固定式とし、他端は半固定式としたことを特徴とする
電極ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30465286A JPS63157877A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 電極ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30465286A JPS63157877A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 電極ホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63157877A true JPS63157877A (ja) | 1988-06-30 |
Family
ID=17935605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30465286A Pending JPS63157877A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 電極ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63157877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1262093A1 (en) * | 2000-11-16 | 2002-12-04 | LG Electronics, Inc. | Apparatus for fixing an electrode in plasma polymerizing apparatus |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP30465286A patent/JPS63157877A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1262093A1 (en) * | 2000-11-16 | 2002-12-04 | LG Electronics, Inc. | Apparatus for fixing an electrode in plasma polymerizing apparatus |
US7004108B2 (en) * | 2000-11-16 | 2006-02-28 | Lg Electronics Inc. | Apparatus for fixing an electrode in plasma polymerizing apparatus |
EP1262093A4 (en) * | 2000-11-16 | 2006-08-02 | Lg Electronics Inc | DEVICE FOR FIXING AN ELECTRODE IN A PLASMA POLYMERIZATION DEVICE |
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