JPS6315734A - 繊維強化樹脂製筒状体 - Google Patents
繊維強化樹脂製筒状体Info
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- JPS6315734A JPS6315734A JP61160198A JP16019886A JPS6315734A JP S6315734 A JPS6315734 A JP S6315734A JP 61160198 A JP61160198 A JP 61160198A JP 16019886 A JP16019886 A JP 16019886A JP S6315734 A JPS6315734 A JP S6315734A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば油空圧用シリンダのチューブ、ト木・
げ設機械用ブーム又はアーム、クレーンのラチスプーム
川パイプ材等に用いて好適な繊維強化樹脂製筒状体に関
する。
げ設機械用ブーム又はアーム、クレーンのラチスプーム
川パイプ材等に用いて好適な繊維強化樹脂製筒状体に関
する。
従来、接着性の樹脂を含浸きせたm維材才゛Iを巻回し
て成形した繊維強化樹脂製筒状体は金属製筒状体に比較
して軽量、かつ、高強度であることから、次第に活用さ
れているが、この種繊維強化樹脂製筒状体を例えば油圧
シリンダ用チューブのように圧力容器として使用する場
合、該チューブの軸端側聞1−1は、従来第5図又は第
6図に示す方υ、で施蓋していた。
て成形した繊維強化樹脂製筒状体は金属製筒状体に比較
して軽量、かつ、高強度であることから、次第に活用さ
れているが、この種繊維強化樹脂製筒状体を例えば油圧
シリンダ用チューブのように圧力容器として使用する場
合、該チューブの軸端側聞1−1は、従来第5図又は第
6図に示す方υ、で施蓋していた。
第5図において、■はチューブ本体で、該チューブ本体
1は接着性の樹脂を含浸させた繊維材料を中空筒状に巻
回して成形したものからなっており、該チューブ本体l
の内周面lAには軸力向−側寄りに位置してリング溝2
が周設されている。
1は接着性の樹脂を含浸させた繊維材料を中空筒状に巻
回して成形したものからなっており、該チューブ本体l
の内周面lAには軸力向−側寄りに位置してリング溝2
が周設されている。
3はチューブ本体lの一端側開11を旋層するシリンタ
カパーで、該カバー3はチューブ本体1の内径と同じ外
径を有する厚肉円板からなっており、外周面3AにはO
リング4が嵌着されている。5は該カバー3をチューブ
本体l内に係11−するためにリング溝2に嵌合された
環状W板からなる11め輪で、該11−め輪5はカバー
3にかかる内圧を受承するようになっている。
カパーで、該カバー3はチューブ本体1の内径と同じ外
径を有する厚肉円板からなっており、外周面3AにはO
リング4が嵌着されている。5は該カバー3をチューブ
本体l内に係11−するためにリング溝2に嵌合された
環状W板からなる11め輪で、該11−め輪5はカバー
3にかかる内圧を受承するようになっている。
一方、第6図は他の従来技術に係る油圧シリンダ用チュ
ーブを示す。図において、11′は前記チューブ本体l
と同様に繊維強化樹脂によって成形したチューブ本体゛
で、該チューブ本体11の外゛周面11Aには一側の軸
端寄りに位置して雄ねじ12が形成されている。13は
チューブ本体11の一端側聞口を施蓋するシリンダカバ
ーで、該カバー13はチューブ本体11より大径の肉厚
円板状に形成され、内側面には環状のリング溝14が設
けられた本体部13Aと、該本体部13Aの内側面から
筒状に突出形成され、内周面には前記雄ねじ12に螺合
する雌ねじ15が形成された嵌合部13Bとからなって
いる。そして、該シリンダカバー13はリング溝14に
Oリング16を嵌合した状態でチューブ本体11に螺着
されており、雄ねじ12と雌ねじ15の螺合力によって
内圧を受承するようになっている。
ーブを示す。図において、11′は前記チューブ本体l
と同様に繊維強化樹脂によって成形したチューブ本体゛
で、該チューブ本体11の外゛周面11Aには一側の軸
端寄りに位置して雄ねじ12が形成されている。13は
チューブ本体11の一端側聞口を施蓋するシリンダカバ
ーで、該カバー13はチューブ本体11より大径の肉厚
円板状に形成され、内側面には環状のリング溝14が設
けられた本体部13Aと、該本体部13Aの内側面から
筒状に突出形成され、内周面には前記雄ねじ12に螺合
する雌ねじ15が形成された嵌合部13Bとからなって
いる。そして、該シリンダカバー13はリング溝14に
Oリング16を嵌合した状態でチューブ本体11に螺着
されており、雄ねじ12と雌ねじ15の螺合力によって
内圧を受承するようになっている。
而して、第5図に示した止め輪5を用いてカバー3を受
承する従来技術にあっては、チューブ本体1の内周面I
Aにリング溝2を形成するための溝加工を行うが、この
溝加工によってチューブlを形成している繊維材料が短
く切断されてしまうこと番どなる。この結果、繊維方向
には大きな強度を有する繊維強化樹脂の強度が部分的に
失われてしまうという欠点がある。また、チューブ本体
lは繊維材料を巻回して成形したものであるから、該チ
ューブ本体1にリング溝2を形成すると該溝2の部分か
ら居間剥離が起こり易く、信頼性に欠けるという欠点が
ある。
承する従来技術にあっては、チューブ本体1の内周面I
Aにリング溝2を形成するための溝加工を行うが、この
溝加工によってチューブlを形成している繊維材料が短
く切断されてしまうこと番どなる。この結果、繊維方向
には大きな強度を有する繊維強化樹脂の強度が部分的に
失われてしまうという欠点がある。また、チューブ本体
lは繊維材料を巻回して成形したものであるから、該チ
ューブ本体1にリング溝2を形成すると該溝2の部分か
ら居間剥離が起こり易く、信頼性に欠けるという欠点が
ある。
叙上の如く、樹脂を含浸させた繊維材$zIを巻回して
成形したチューブ本体lにリング溝2を形成することは
チューブ本体lの強度を失わせるものであり、このため
チューブの内圧を十分に1−げることかできないという
欠点がある。
成形したチューブ本体lにリング溝2を形成することは
チューブ本体lの強度を失わせるものであり、このため
チューブの内圧を十分に1−げることかできないという
欠点がある。
一方、第6図に示すようにカバー13をチューブ本体1
1に螺着する他の技術従来にあっても。
1に螺着する他の技術従来にあっても。
チューブ本体11の外周面11Aに雄ねじ12を形成す
る時にm!材料を切断するため、前述した従来技術と同
様の欠点がある。
る時にm!材料を切断するため、前述した従来技術と同
様の欠点がある。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなきれたもので
、カバー取付は部材、フランジ部材等のように相手方部
材を取付けるための取付は用部材をtl!tm材料を切
断することなく一体的に設けた繊維強化樹脂製筒状体を
提供するものである。
、カバー取付は部材、フランジ部材等のように相手方部
材を取付けるための取付は用部材をtl!tm材料を切
断することなく一体的に設けた繊維強化樹脂製筒状体を
提供するものである。
一上述した問題点を解決するために構成された本発明の
手段は、樹脂を含浸させた繊維材料を巻回して一成形し
た内筒と、該内筒の軸方向端部に嵌合され、外周面には
軸方向途中に位置して少なくともlの係合部が形成され
た筒状の取付は用部材と、樹脂を含浸させた繊維材料を
前記内筒から取付は用部材の少なくとも係合部にかけて
一体的に巻装してなる外筒とからなる。
手段は、樹脂を含浸させた繊維材料を巻回して一成形し
た内筒と、該内筒の軸方向端部に嵌合され、外周面には
軸方向途中に位置して少なくともlの係合部が形成され
た筒状の取付は用部材と、樹脂を含浸させた繊維材料を
前記内筒から取付は用部材の少なくとも係合部にかけて
一体的に巻装してなる外筒とからなる。
ここで、」二記繊維材料には炭素繊維、ガラス繊維、ア
ラミド繊維、アルミナm維、炭化珪素繊維等があり、該
繊維材料に含浸させる樹脂には、接着性を有するエポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエー
テルエ゛−チルケトン樹脂等の熱硬化性樹脂或いは熱可
塑性樹脂がある。
ラミド繊維、アルミナm維、炭化珪素繊維等があり、該
繊維材料に含浸させる樹脂には、接着性を有するエポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエー
テルエ゛−チルケトン樹脂等の熱硬化性樹脂或いは熱可
塑性樹脂がある。
また、前記m維材料の巻回方法と己ては、糸状繊維材料
を用いるフィラメントワインディング法、テープ状m維
材料を用いるテープワインディング法、織物状繊維材料
を用いるハンドレイアップ法、プリプレグを用いるロー
リングテーブル法等がある。
を用いるフィラメントワインディング法、テープ状m維
材料を用いるテープワインディング法、織物状繊維材料
を用いるハンドレイアップ法、プリプレグを用いるロー
リングテーブル法等がある。
更に、取付は用部材には金属材料、セラミック材料、短
繊維で強化した樹脂材料等によって成形したものがある
。
繊維で強化した樹脂材料等によって成形したものがある
。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づいて
詳述する。
詳述する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示す。図
において、21は油圧シリンダ用チューブ、22は該チ
ューブ21を構成する内筒で、該内筒22は熱硬化性樹
脂であるエポキシ樹脂を含浸させた炭素繊維からなる糸
状繊維材料をフィラメントワインディング法によって9
0°に近い一定の巻角、θ1−40〜85°で所定の厚
さになるまで交差巻付けした1層以−Lの巻回層からな
る筒体状に形成されている。 ゛ 23は前記内筒22の軸方向両端部(但し、他端部は図
示せず)に嵌合された金属製筒体からなるカバー取イ・
jけ部材を示す。該カバー増刊は部材23は1h11方
向−側に付置する厚肉円筒部24A、該厚肉円筒部24
Aから傾斜面24Bを介して軸方向他側に形成された薄
肉円筒部24C及び該薄肉円筒部74Cから傾斜面24
Dを介して軸方向他端側に形成された中肉円筒部24E
とからなる筒状本体24と、該筒状本体24の厚肉円筒
部24Aに・側端面から軸力向に穿設した複数の雄ね1
部25 、25 、・・・とから構成されている。かく
して、カバーJ[!I!伺は部材23の外周面23Aに
は軸方向途中に位置して保合四部26が環状に形成され
ている。
において、21は油圧シリンダ用チューブ、22は該チ
ューブ21を構成する内筒で、該内筒22は熱硬化性樹
脂であるエポキシ樹脂を含浸させた炭素繊維からなる糸
状繊維材料をフィラメントワインディング法によって9
0°に近い一定の巻角、θ1−40〜85°で所定の厚
さになるまで交差巻付けした1層以−Lの巻回層からな
る筒体状に形成されている。 ゛ 23は前記内筒22の軸方向両端部(但し、他端部は図
示せず)に嵌合された金属製筒体からなるカバー取イ・
jけ部材を示す。該カバー増刊は部材23は1h11方
向−側に付置する厚肉円筒部24A、該厚肉円筒部24
Aから傾斜面24Bを介して軸方向他側に形成された薄
肉円筒部24C及び該薄肉円筒部74Cから傾斜面24
Dを介して軸方向他端側に形成された中肉円筒部24E
とからなる筒状本体24と、該筒状本体24の厚肉円筒
部24Aに・側端面から軸力向に穿設した複数の雄ね1
部25 、25 、・・・とから構成されている。かく
して、カバーJ[!I!伺は部材23の外周面23Aに
は軸方向途中に位置して保合四部26が環状に形成され
ている。
27は内筒22の外周面22Aからカバー増刊は部材2
3の外周面23Aの全面にわたって形成された外筒で、
核外m27は内筒22と同様にエポキシ樹脂を含浸させ
た炭素繊維からなる糸状繊維材料をフィラメントワイン
ディング法によって第2図に示すように00に近い一定
の巻角、θ2−5〜20°で所定の厚さになるまで交差
巻イ・jけしだ1層以七の巻回層からなる筒体状に形成
されている。
3の外周面23Aの全面にわたって形成された外筒で、
核外m27は内筒22と同様にエポキシ樹脂を含浸させ
た炭素繊維からなる糸状繊維材料をフィラメントワイン
ディング法によって第2図に示すように00に近い一定
の巻角、θ2−5〜20°で所定の厚さになるまで交差
巻イ・jけしだ1層以七の巻回層からなる筒体状に形成
されている。
かくして、本実施例によるチューブ21は繊維強化樹脂
製の内筒22と、該内筒22の軸方向両側にit着され
た金属製のカバー増刊は部材23と、内筒22とカバー
増刊は部材23の外周面22A、23A全面に形成され
た繊維強化樹脂製の外部27とからS成されている。
製の内筒22と、該内筒22の軸方向両側にit着され
た金属製のカバー増刊は部材23と、内筒22とカバー
増刊は部材23の外周面22A、23A全面に形成され
た繊維強化樹脂製の外部27とからS成されている。
−力、28はチューブ21の軸方向−側聞日を閉塞する
ための金属製のシリンタカバーで、該カバー28は外筒
27と同じ外径に形成された厚肉円板状の本体部28A
と、該本体部28Aの内側面中央に位置して突出形成さ
れ、内筒22内に嵌入するようになった偏平円柱状の嵌
入部28Bと、該嵌入部28Bの外周側にイ装置し、本
体部28Aの周方向に離間して穿設された複数のポルト
挿通穴28C,28C、・・・とから構成されている。
ための金属製のシリンタカバーで、該カバー28は外筒
27と同じ外径に形成された厚肉円板状の本体部28A
と、該本体部28Aの内側面中央に位置して突出形成さ
れ、内筒22内に嵌入するようになった偏平円柱状の嵌
入部28Bと、該嵌入部28Bの外周側にイ装置し、本
体部28Aの周方向に離間して穿設された複数のポルト
挿通穴28C,28C、・・・とから構成されている。
また、29はシリンタカバー28と内筒22どの間をシ
ールすべく該カバー28の嵌入部28B外周而に嵌合さ
れた0リング、30゜30、・・・はシリンタカバー2
8をチューブ21に締着するための複数本のボルトであ
る。
ールすべく該カバー28の嵌入部28B外周而に嵌合さ
れた0リング、30゜30、・・・はシリンタカバー2
8をチューブ21に締着するための複数本のボルトであ
る。
本実施例はI−述の構成からなるが、次に実施例による
チューブ21の製造法について説明する。
チューブ21の製造法について説明する。
まず、製造すべきチューブ21の内径に等しい外径寸が
、を有し、表面精度を十分に出した型材(マンドレル)
を予め製作しておく。次に、内筒22を形成するために
エポキシ樹脂を含浸させた炭素m維からなる糸状繊維材
料を一定の巻角θ1で該型材の外周面に引張力をかけな
がらフィラメントワインディング状によって交差巻付け
し、所定の厚みの巻回層からなる筒状体を形成する。な
お、内筒22は周方向の内圧を最も受けるものであるか
ら、糸状繊維材料は内圧を受承するのに最も適した巻角
θ、=900に近い巻角θ1−40〜85°で巻回する
。
、を有し、表面精度を十分に出した型材(マンドレル)
を予め製作しておく。次に、内筒22を形成するために
エポキシ樹脂を含浸させた炭素m維からなる糸状繊維材
料を一定の巻角θ1で該型材の外周面に引張力をかけな
がらフィラメントワインディング状によって交差巻付け
し、所定の厚みの巻回層からなる筒状体を形成する。な
お、内筒22は周方向の内圧を最も受けるものであるか
ら、糸状繊維材料は内圧を受承するのに最も適した巻角
θ、=900に近い巻角θ1−40〜85°で巻回する
。
1−述の如くして筒状体を形成したら硬化炉内に入れて
エポキシ樹脂を熱硬化させることにより内筒22を形成
する。そして、該内筒22の外周面22Aにはカバー増
刊は部材23及び外筒27の接着性を高めると共に、該
内筒22の熱ひずみを除去するための機械加F−を施し
ておく。
エポキシ樹脂を熱硬化させることにより内筒22を形成
する。そして、該内筒22の外周面22Aにはカバー増
刊は部材23及び外筒27の接着性を高めると共に、該
内筒22の熱ひずみを除去するための機械加F−を施し
ておく。
次に、−1−述した内筒22の輔力向−側端には。
内周面に接着剤を塗71jシたカバー取(−1け部材2
3を嵌合し、固着させる。
3を嵌合し、固着させる。
而して、該接着剤が完全に硬化したら、内筒22とカバ
ー増刊は部材23の各外周面22A。
ー増刊は部材23の各外周面22A。
23A上に一体的に外筒27を形成する。ここで、該外
筒27は前記内筒22と同様に、エポキシ樹脂を含浸S
せた炭素繊維からなる糸状繊維材料を一定の巻角02で
、内筒22の外周面22Aからカバー地利は部材23の
外周面23A全面、即ち軸方向他側の中肉円筒部24E
から薄肉円筒部24Gを越えて軸方向・側の厚肉円筒部
24Aにいたるまで引張力をかけながらフィラメントワ
インディング法によって交差花信けし、所定の厚みの巻
回層からなる筒状体を形成する。
筒27は前記内筒22と同様に、エポキシ樹脂を含浸S
せた炭素繊維からなる糸状繊維材料を一定の巻角02で
、内筒22の外周面22Aからカバー地利は部材23の
外周面23A全面、即ち軸方向他側の中肉円筒部24E
から薄肉円筒部24Gを越えて軸方向・側の厚肉円筒部
24Aにいたるまで引張力をかけながらフィラメントワ
インディング法によって交差花信けし、所定の厚みの巻
回層からなる筒状体を形成する。
なお、外筒27は軸方向の曲げ応力を最も受けるもので
あるから、糸状繊維材料は軸方向の曲げ応力を受承する
のに最も適した巻角θ2=0°に近い巻角θ2−5〜2
0°で巻回する。また、糸状繊維材料を巻回する場合、
カバー取付は部材23の外周面23Aに予めエポキシ樹
脂を塗布しておくことにより、カバー取付は部材23と
外筒27との間に空隙が出来るのを防止でき、密着力を
高めることができる。
あるから、糸状繊維材料は軸方向の曲げ応力を受承する
のに最も適した巻角θ2=0°に近い巻角θ2−5〜2
0°で巻回する。また、糸状繊維材料を巻回する場合、
カバー取付は部材23の外周面23Aに予めエポキシ樹
脂を塗布しておくことにより、カバー取付は部材23と
外筒27との間に空隙が出来るのを防止でき、密着力を
高めることができる。
上述の如くして外筒27となる巻回層を形成したら、硬
化炉内に入れてエポキシ樹脂を熱硬化させることにより
外筒27が成形される。
化炉内に入れてエポキシ樹脂を熱硬化させることにより
外筒27が成形される。
叙1−の如くして、内筒22.カバー取付は部材”23
及び外筒27を一体的に形成したら、内筒22から型材
を引抜くことにより、内面精度が高く、周方向及び軸方
向の応力に対して十分な強度を備えたチューブ21が完
成する。しかる後、シリンダカバー28の各ボルト挿通
穴28Cに各ポル)30を挿入し、カバー取付は部材2
3の雌ねじ25に螺合することにより、シリンダカバー
28はチューブ21に締着される。
及び外筒27を一体的に形成したら、内筒22から型材
を引抜くことにより、内面精度が高く、周方向及び軸方
向の応力に対して十分な強度を備えたチューブ21が完
成する。しかる後、シリンダカバー28の各ボルト挿通
穴28Cに各ポル)30を挿入し、カバー取付は部材2
3の雌ねじ25に螺合することにより、シリンダカバー
28はチューブ21に締着される。
以」−詳述した如く、本実施例によれば内筒22の外周
には複数の雌ねじ部25 、25 、・・・を有する金
属製のカバー取付は部材23を接着剤によって固着し、
該カバー取付は部材23の外周には中肉円筒部24Eか
ら薄肉円筒部24Cを介して厚肉円筒部24Aにまで糸
状繊維材料を巻回することによって外筒27が形成し、
であり、しかも該糸状繊維材料は従来技術と異なって一
切の切断加工を行っていない。従って、カバー取付は部
材23が抜は出したり、或いは糸状m!I材料が引張り
力によって破断しない限り、チューブ21が内圧によっ
て破壊するのを防止できる。
には複数の雌ねじ部25 、25 、・・・を有する金
属製のカバー取付は部材23を接着剤によって固着し、
該カバー取付は部材23の外周には中肉円筒部24Eか
ら薄肉円筒部24Cを介して厚肉円筒部24Aにまで糸
状繊維材料を巻回することによって外筒27が形成し、
であり、しかも該糸状繊維材料は従来技術と異なって一
切の切断加工を行っていない。従って、カバー取付は部
材23が抜は出したり、或いは糸状m!I材料が引張り
力によって破断しない限り、チューブ21が内圧によっ
て破壊するのを防止できる。
また、前述の如く糸状tik維材料はその途中を切断し
ていないから、繊維本来の強度を基礎にチューブ21の
設計ができるし、内筒22、外筒27のいずれにも溝加
工による溝を形成していないから、繊維の切断によって
生じる層間剥離は完全に防止できる。
ていないから、繊維本来の強度を基礎にチューブ21の
設計ができるし、内筒22、外筒27のいずれにも溝加
工による溝を形成していないから、繊維の切断によって
生じる層間剥離は完全に防止できる。
更に、本実施例ではカバー取付は部材23は金属材料で
成形することにより、雌ねじ部25に七分な強度を持た
せることができる結果、シリンダカバー28はボルト3
0を介して該カバー取付は部材23に上方に締付1する
ことができ、油圧シリンダの液密性を向I−できるし、
油圧シリンダ全体の信頼性を高めることができる。なお
、カバー地利は部材23は金属材料に代えてセラミック
材料、短繊維を用いたla維強化樹脂を用いて成形して
もよい。また、カバー取付は部材は糸状繊維材料を巻角
θ3=90°で巻回するフープ巻きによって形成しても
よく、このフープ巻きで形成した場合にはボルト30に
対して最も強い引抜き強度を得ることができる。
成形することにより、雌ねじ部25に七分な強度を持た
せることができる結果、シリンダカバー28はボルト3
0を介して該カバー取付は部材23に上方に締付1する
ことができ、油圧シリンダの液密性を向I−できるし、
油圧シリンダ全体の信頼性を高めることができる。なお
、カバー地利は部材23は金属材料に代えてセラミック
材料、短繊維を用いたla維強化樹脂を用いて成形して
もよい。また、カバー取付は部材は糸状繊維材料を巻角
θ3=90°で巻回するフープ巻きによって形成しても
よく、このフープ巻きで形成した場合にはボルト30に
対して最も強い引抜き強度を得ることができる。
なお、カバー取付は部材23のうち外筒27の締伺は力
を最も受ける薄肉円筒部24Cの軸方向長さを実施例の
場合よりも長く形成することにより、カバー増刊は部材
を内筒22に一層密着させるようにしてもよい。
を最も受ける薄肉円筒部24Cの軸方向長さを実施例の
場合よりも長く形成することにより、カバー増刊は部材
を内筒22に一層密着させるようにしてもよい。
また、第3図に示すように、カバー取付は部材23の薄
肉円筒部24C外側に位置する保合四部26には樹脂を
含浸yせた糸状繊維材料を巻角θ4=90°で巻回した
フープ巻き部31を形成して該薄肉円筒部24Cを外周
側から締付けることにより、カバー取付は部材23と内
筒22の密着力を高めることができ、しかも内圧による
用張力に対する強度を一層高めることができる。更に、
内筒22の外周面22Aからカバー取付は部材23の外
周面23Aにかけて巻回する外筒27の糸状繊維材料は
、該カバー取付は部材23の中肉円筒部24Eから薄肉
円筒部24Cにかけて巻回した後、該薄肉円筒部24C
で折返して内筒22の外周面22A方向に巻回すること
により、厚肉円筒部24A外周には巻回しないようにし
てもよい。こうすることによって該糸状繊維材料がチュ
ーブ21の軸端側で切断されるのを避けることができる
から、外筒27の強度を一層高めることができる。
肉円筒部24C外側に位置する保合四部26には樹脂を
含浸yせた糸状繊維材料を巻角θ4=90°で巻回した
フープ巻き部31を形成して該薄肉円筒部24Cを外周
側から締付けることにより、カバー取付は部材23と内
筒22の密着力を高めることができ、しかも内圧による
用張力に対する強度を一層高めることができる。更に、
内筒22の外周面22Aからカバー取付は部材23の外
周面23Aにかけて巻回する外筒27の糸状繊維材料は
、該カバー取付は部材23の中肉円筒部24Eから薄肉
円筒部24Cにかけて巻回した後、該薄肉円筒部24C
で折返して内筒22の外周面22A方向に巻回すること
により、厚肉円筒部24A外周には巻回しないようにし
てもよい。こうすることによって該糸状繊維材料がチュ
ーブ21の軸端側で切断されるのを避けることができる
から、外筒27の強度を一層高めることができる。
次に、第4図は本発明の第2の実施例を示す。
本実施例の特徴とするところは、チューブ41を構成す
る内筒42は角柱状の型材を用いて中空角筒状に成形す
ることにより、該内筒42に嵌合するカバー取伺は部材
43も角筒状に成形し、従って内t542及びカバー取
伺げ部材43の外周に形成する外泊44も角形に形成し
て中空角筒状のチューブ41に構成したことにある。
る内筒42は角柱状の型材を用いて中空角筒状に成形す
ることにより、該内筒42に嵌合するカバー取伺は部材
43も角筒状に成形し、従って内t542及びカバー取
伺げ部材43の外周に形成する外泊44も角形に形成し
て中空角筒状のチューブ41に構成したことにある。
なお、本実施例においても、内筒42及び外筒44は第
1の実施例と同様に樹脂を含浸させた繊維材料の巻回層
によって成形するが、カバー取伺げ部材43は図・iり
するように角鋪体を一体的に形成したものでもよいし、
4枚の板材を内筒42の外側面に貼着し、該板材を外筒
で覆うように構成してもよいものである。
1の実施例と同様に樹脂を含浸させた繊維材料の巻回層
によって成形するが、カバー取伺げ部材43は図・iり
するように角鋪体を一体的に形成したものでもよいし、
4枚の板材を内筒42の外側面に貼着し、該板材を外筒
で覆うように構成してもよいものである。
なお、前述した各実施例では、内筒22゜42、力/ス
ー取イ・jけ部材23.43及び外筒26.44からな
るチューブ21.41を例に挙げたが、本発明において
内筒と外筒との間に設ける取イ・jけ用部材Iまフラン
ジ状部材でもよいし、増刊はブラケットないし増刊は輪
でもよい。また、本発明によるパイプは各実施例に述べ
た円筒状或いは角筒状のものに限られず、断面形状が楕
円形、五角形等の各種の閉断面形状のものでもよいもの
である。
ー取イ・jけ部材23.43及び外筒26.44からな
るチューブ21.41を例に挙げたが、本発明において
内筒と外筒との間に設ける取イ・jけ用部材Iまフラン
ジ状部材でもよいし、増刊はブラケットないし増刊は輪
でもよい。また、本発明によるパイプは各実施例に述べ
た円筒状或いは角筒状のものに限られず、断面形状が楕
円形、五角形等の各種の閉断面形状のものでもよいもの
である。
本発明は以1: 、iT述した如く構成したから、F記
の諸効果を奏する。
の諸効果を奏する。
■ 繊維材料を巻回して形成した内筒及び外筒には該繊
Mt材料を切断する従来技術におけるリング溝やねし溝
は一切設けない構成にしたから、鋪状体は繊維材本1本
来の強度を基にした安全性の高い設S1ができる。
Mt材料を切断する従来技術におけるリング溝やねし溝
は一切設けない構成にしたから、鋪状体は繊維材本1本
来の強度を基にした安全性の高い設S1ができる。
■ 」−8記■で述べたように、繊維材料はリング溝等
によって切断することがないから、切断箇所からの層間
剥離現象を完全に防1トすることができ、m維強化樹脂
製筒状体の1耐久に1を向トできる。
によって切断することがないから、切断箇所からの層間
剥離現象を完全に防1トすることができ、m維強化樹脂
製筒状体の1耐久に1を向トできる。
■ 取伺は用部材の外周には軸方向途中に位置して少な
くともlの係合部を設け、外筒を形成する繊維材料は該
係合部にまでは巻Hするように構成したから、該外筒は
取イζ]け用部材に掛かる軸力向の力を強固に受承する
ことができ、強lW性に優れた繊維強化樹脂製筒状体を
製造することができる。従って、外筒状体を油圧シリン
ダ用チューブのように圧力容器として使用する場合には
、その内圧を高く設定できる。
くともlの係合部を設け、外筒を形成する繊維材料は該
係合部にまでは巻Hするように構成したから、該外筒は
取イζ]け用部材に掛かる軸力向の力を強固に受承する
ことができ、強lW性に優れた繊維強化樹脂製筒状体を
製造することができる。従って、外筒状体を油圧シリン
ダ用チューブのように圧力容器として使用する場合には
、その内圧を高く設定できる。
■ 前記(>’+ IJjないし■項で述べたように本
発明による繊維強化樹脂製筒状体は安全性、耐久性、強
度に1に優れているから、設計の自由度が犬きくなるし
、限界設計が可能になる。
発明による繊維強化樹脂製筒状体は安全性、耐久性、強
度に1に優れているから、設計の自由度が犬きくなるし
、限界設計が可能になる。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は油圧シリンダ用チューブの部分縦断面図、第2図
は該チューブの部分外観図、第3図は第1図に示すチュ
ーブの変形例を示す部分縦断面図、第4図は本発明の第
2の実施例に係るチューブの外観斜視図、第5図は−・
の従来技術に係る油圧シリンダ用チューブの部分縦断面
図、第6図は他の従来技術に係る油圧シリンダ用チュー
ブの部分縦断面図である。 22.42・・・内筒、23.43・・・カバー取イリ
は部材、26・・・係合凹部、27.44・・・外筒。
1図は油圧シリンダ用チューブの部分縦断面図、第2図
は該チューブの部分外観図、第3図は第1図に示すチュ
ーブの変形例を示す部分縦断面図、第4図は本発明の第
2の実施例に係るチューブの外観斜視図、第5図は−・
の従来技術に係る油圧シリンダ用チューブの部分縦断面
図、第6図は他の従来技術に係る油圧シリンダ用チュー
ブの部分縦断面図である。 22.42・・・内筒、23.43・・・カバー取イリ
は部材、26・・・係合凹部、27.44・・・外筒。
Claims (1)
- 樹脂を含浸させた繊維材料を巻回して成形した内筒と、
該内筒の軸方向端部に嵌合され、外周面には軸方向途中
に位置して少なくとも1の係合部が形成された筒状の取
付け用部材と、樹脂を含浸させた繊維材料を前記内筒か
ら取付け用部材の少なくとも係合部にかけて一体的に巻
装してなる外筒とから構成した繊維強化樹脂製筒状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61160198A JPS6315734A (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | 繊維強化樹脂製筒状体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61160198A JPS6315734A (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | 繊維強化樹脂製筒状体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6315734A true JPS6315734A (ja) | 1988-01-22 |
JPH0511542B2 JPH0511542B2 (ja) | 1993-02-15 |
Family
ID=15709926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61160198A Granted JPS6315734A (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | 繊維強化樹脂製筒状体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315734A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03223520A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-02 | Shitsupu & Ooshiyan Zaidan | フランジ付繊維強化軸及びその製造方法 |
US8365502B2 (en) | 2006-12-02 | 2013-02-05 | The Boeing Company | Composite tube having co-bonded end fittings |
JP2016528063A (ja) * | 2013-06-05 | 2016-09-15 | ハチンソン | 接続ロッド、それを製造する方法、及びそれを含む航空機用の床構造体 |
WO2021172489A1 (ja) | 2020-02-27 | 2021-09-02 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ホース、ホースの製造方法、および、油圧式ポンプ |
-
1986
- 1986-07-08 JP JP61160198A patent/JPS6315734A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03223520A (ja) * | 1990-01-30 | 1991-10-02 | Shitsupu & Ooshiyan Zaidan | フランジ付繊維強化軸及びその製造方法 |
US8365502B2 (en) | 2006-12-02 | 2013-02-05 | The Boeing Company | Composite tube having co-bonded end fittings |
US8414724B2 (en) * | 2006-12-02 | 2013-04-09 | The Boeing Company | Composite tube having cobonded end fittings and method of making same |
US8713895B2 (en) | 2006-12-02 | 2014-05-06 | The Boeing Company | Composite tube having co-bonded end fittings |
JP2016528063A (ja) * | 2013-06-05 | 2016-09-15 | ハチンソン | 接続ロッド、それを製造する方法、及びそれを含む航空機用の床構造体 |
WO2021172489A1 (ja) | 2020-02-27 | 2021-09-02 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ホース、ホースの製造方法、および、油圧式ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511542B2 (ja) | 1993-02-15 |
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